JP2001323300A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JP2001323300A
JP2001323300A JP2000143070A JP2000143070A JP2001323300A JP 2001323300 A JP2001323300 A JP 2001323300A JP 2000143070 A JP2000143070 A JP 2000143070A JP 2000143070 A JP2000143070 A JP 2000143070A JP 2001323300 A JP2001323300 A JP 2001323300A
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cleaning
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Koji Hanaoka
幸司 花岡
Eiichi Hoshino
栄一 星野
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散安定性に優れ、経時安定性の高い洗浄剤
組成物を提供する。 【解決手段】 非水溶性物質を水中に乳化又は分散させ
てなる洗浄剤組成物であって、1分子中のピルビン酸基
含有量が、3.0〜6.0重量%であり、純分が75重
量%以上であるキサンタンガムを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散性に優れ、経
時安定性の高い洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】非水溶
性物質を水に乳化・分散させてなる洗浄剤組成物は種々
提案されているが、このような洗浄剤組成物において
は、経時安定性を満足するために分散安定性を向上させ
る必要があった。そこで、各種の分散剤を添加すること
が試みられているが、従来提案されている分散剤では、
未だ十分な分散安定性が得られていないのが現状であ
る。
【0003】従って、本発明の目的は、分散安定性に優
れ、経時安定性の高い洗浄剤組成物を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、非水溶性物質
を水中に乳化又は分散させてなる洗浄剤組成物であっ
て、1分子中のピルビン酸基含有量が、3.0〜6.0
重量%であり、純分が75重量%以上であるキサンタン
ガムを含有する洗浄剤組成物を提供することにより、前
記目的を達成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一実施形
態について説明する。本発明の洗浄剤組成物は、非水溶
性物質を水中に乳化・分散させてなる洗浄剤組成物であ
って、特定のキサンタンガムを含有することを特徴とす
る。
【0006】本発明の洗浄剤組成物において用いられる
前記非水溶性物質としては、固形成分、液体成分が挙げ
られ、使用に際しては、何れか一方又は両者を混合して
用いることができる。
【0007】前記固形成分としては、無機粉体、有機粉
体等が挙げられる。具体的には、前記無機粉体として
は、シリカ又は多孔質シリカ、ケイ酸ナトリウムガラ
ス、ソーダ石灰ガラス粉末、アルミノシリケート、炭化
珪素、層状シリケート、石英砂、酸化アルミニウム、酸
化マグネシウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、燐酸カ
ルシウム、酸化クロム、エメリー、ドロマイト、雲母粉
末、珪石、珪藻土、カオリナイト、ハロイサイト、モン
モリロナイト、イライト、バーミキュライト、ヘクトラ
イト、ベントナイト、ヒドロキシアパタイト等が挙げら
れる。前記有機粉体としては、ポリメタクリレート、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ナイロ
ン、キチン粉末、キトサン粉末、ポリオルガノシルセス
キオキサン等が挙げられる。前記固形成分は、上述の具
体的に例示した物質の中でも、その真比重が、0.5〜
2.5であるのが本発明の所望の効果を発揮させる点で
好ましく、粒子径が、0.1〜10μmであるのが本発
明の所望の効果を発揮させる点で好ましい。
【0008】前記液体成分としては、オイル成分等が挙
げられ、具体的には、n−パラフィン、ケロシン、石油
ベンジン、シクロヘキサン、キシレン、n−ヘキサン、
ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルシリコーンオ
イル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル、フッ化
変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、
アルコール変性シリコーンオイル、アルキル変性シリコ
ーンオイル等が挙げられる。前記液体成分は、上述の具
体的に例示した物質の中でも、その比重が、0.76〜
1.10であるのが本発明の所望の効果を発揮させる点
で好ましい。
【0009】前記非水溶性物質の配合は、通常の配合量
で良く、具体的には洗浄剤組成物全体中0.1〜40重
量%とするのが好ましく、0.5〜30重量%とするの
が更に好ましい。また、前記固形成分と前記液体成分と
を混合して用いる場合、前記固形成分と前記液体成分と
の配合比は、固形成分100重量部に対して、液体成分
10〜1000重量部とするのが好ましい。
【0010】そして、本発明の洗浄剤組成物において用
いられる前記の特定のキサンタンガムは、1分子中のピ
ルビン酸基含有量(キサンタンガム1分子のピルビン酸
基含有率;重量%)が、3.0〜6.0重量%、好まし
くは3.5〜4.5重量%であり、純分が75重量%以
上、好ましくは80重量%以上、更に好ましくは82〜
85重量%であるキサンタンガムである。前記ピルビン
酸基含有量が、3.0重量%未満であると、配合される
前記非水溶性物質が洗浄剤組成物中で経時安定的に分散
しなくなる。6.0重量%を超えると、必要以上に洗浄
剤組成物の粘度が上昇し、清浄時の作業性が悪くなる。
また、前記純分が、75重量%未満であると、配合され
る前記非水溶性物質が洗浄組成物中で経時安定的に分散
しなくなる。ここで、前記純分は、下記のように定義さ
れる。 純分(重量%)=100−〔乾燥減量(重量%)+灰分
(重量%)〕
【0011】また、前記キサンタンガムの灰分は、5〜
15重量%、更には6〜12重量%であるのが、配合さ
れる前記非水溶性物質の経時的分散安定化の点で好まし
い。また、前記キサンタンガムの乾燥減量は、9重量%
以下、更には7重量%以下であるのが、配合する前記非
水溶性物質の経時的分散安定化の点で好ましい。ここ
で、前記灰分及び前記乾燥減量は、それぞれ下記の測定
方法により測定される。 <灰分> 1.あらかじめ精秤したルツボにサンプルを3g精秤す
る。 2.600〜650℃でサンプルを灰化させる。 3.デシケータ中で室温まで冷却し、灰化したサンプル
の入ったルツボを精秤し、下記式により算出する。 灰分(重量%)=〔{灰化したサンプルの入ったルツボ
の重量(g)−ルツボの重量(g)}/サンプルの重量
(3g)〕×100 <乾燥減量> 1.あらかじめ精秤したペトリ皿にサンプルを1g精秤
する。 2.105℃/2時間30分でサンプルを乾燥させる。 3.デシケータ中で室温まで冷却し、乾燥したサンプル
の入ったペトリ皿を精秤する。 乾燥減量(重量%)=[{乾燥前のサンプル重量(g)
−乾燥後のサンプル重量(g)}/{乾燥前のサンプル
重量(g)}]×100
【0012】前記ピルビン酸基含有量と前記純分とを満
足するキサンタンガムとしては、下記の化合物等が挙げ
られる。「ロディーゲルクリア」(商品名、ローヌプー
ラン社製)、「エコーガムT」(商品名、第日本製薬社
製)等
【0013】前記キサンタンガムの配合量は、前記非水
溶性物質100重量部に対して、0.1〜50重量部と
するのが好ましく、1〜10重量部とするのが更に好ま
しい。前記配合量を、50重量部以下とすることによ
り、必要以上に洗浄剤組成物の粘度が上昇して洗浄時の
作業性が悪化することがない。0.1重量部以上とする
ことにより、配合させる前記非水溶性物質が洗浄剤組成
物中でより経時安定的に分散される。
【0014】本発明の洗浄剤組成物において、前記非水
溶性物質及び前記キサンタンガム以外の成分は、水であ
り、また、必要に応じて、他の一般的にこの種の洗浄剤
組成物に添加混合される成分を、本発明の所望の効果を
阻害しない範囲で、特に制限なく添加混合して用いるこ
とができる。
【0015】本発明の洗浄剤組成物は、前記非水溶性物
質を水中に乳化・分散させてなるものであり、一般の洗
浄剤組成物と同様に乳化物又は分散剤の形態で用いられ
る。そして、本発明の洗浄剤組成物の特徴である優れた
経時安定性を十分に発揮させる形態としては、本発明の
洗浄剤組成物が基体に含浸された形態(含浸物品)であ
る。即ち、本発明によれば、前記の本発明の洗浄剤組成
物が基体に含浸されている洗浄剤組成物含浸物品が提供
される。
【0016】前記基体としては、可撓性を有し、前記洗
浄剤組成物を含浸可能なものであり、使用時に十分な強
度を有し、くず等の発生の無いものが用いられる。その
ような基体としては、繊維状材料から構成される繊維構
造体、例えば、各種紙、不織布、織布若しくは編布及び
パルプシートが挙げられる。これらの繊維構造体を構成
する繊維状材料としては、例えば、セルロース系繊維、
変性セルロース系繊維、合成繊維及びこれらの二種以上
の混合物等が挙げられる。前記セルロース系繊維として
は、例えば木材系パルプや綿、麻等の天然繊維、テンセ
ル、ビスコースレーヨンやアセテート等のセルロース系
化学繊維が挙げられる。一方、前記合成繊維としては、
例えば、ポリエチレン系繊維、ポリプロピレン系繊維、
ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリアクリロ
ニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維及びこれ
らの合成繊維の少なくとも二種を芯鞘型等に複合化した
繊維、並びにこれらの合成繊維の少なくとも二種を混合
した繊維等が挙げられる。
【0017】また、樹脂からなる多孔質構造体(例え
ば、スポンジ状構造体)も前記基体として使用できる。
この場合、該多孔質構造体の形状としては、例えばシー
ト状や柱状、直方体等が挙げられるが、これらに限定さ
れるものではない。また、前記多孔質構造体は、そのセ
ル数が10〜100セル/2.5cm(即ち、前記多孔
質構造体の任意の部分に2.5cmの直線を引いたとき
に横切るセルの数が10〜100個)、特に30〜50
セル/2.5cmであることが、前記洗浄剤組成物の含
浸性、並びに被洗浄面への適正な量の洗浄剤組成物の放
出及び塗布等の点から好ましい。前記多孔質構造体を構
成する材料としては、セルロース系樹脂、合成樹脂及び
これらの二種以上の混合物等が挙げられる。前記セルロ
ース系樹脂としては、ビスコースレーヨンやアセテート
等が挙げられる。一方、合成樹脂としては、例えば、ポ
リエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリロニトリル系
樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ウレタン系樹脂等
が挙げられる。
【0018】特に、基体への前記洗浄剤の含浸性、並び
に前記洗浄剤組成物を用いた含浸物品の使用感及び操作
性の点から、前記基体として、紙、不織布、織布、編
物、パルプシート又は多孔質構造体(スポンジ状構造
体)を用いることが好ましい。また、前記基体として、
網状シートの片面又は両面に、繊維ウエブの繊維絡合で
形成された不織布状の繊維集合体が、その構成繊維間の
絡合と共に該網目状シートに対して絡合状態で一体化さ
れたシートを用いることも好ましい。前記基体は、前記
洗浄剤組成物の基体への含浸性及び必要量の洗浄剤組成
物を含浸させるための容量の点から、その坪量が25〜
200g/m2 であることが好ましく、50〜150g
/m2 であることが更に好ましい。また、前記基体は、
前記洗浄剤組成物を用いた含浸物品の操作性及び使用感
の点から、シート状である場合には、その0.5g/c
2 荷重下における厚みが0.5〜5mmであることが
好ましく、1〜3mmであることが更に好ましい。
【0019】前記洗浄剤組成物は、無荷重下において前
記基体の重量に対して50〜5000重量%含浸される
ことが好ましく、100〜1000重量%含浸されるこ
とが等に好ましく、300〜500重量%含浸されるこ
とが一層好ましい。該洗浄剤組成物の含浸量が50重量
%に満たないと必要量以下の洗浄剤組成物しか被洗浄面
に施用できない。5000重量%を超えると必要量以上
の洗浄剤が被洗浄面に施用されてしまうので、前記範囲
内とするのが好ましい。
【0020】また、乳化・分散させる方法としては、通
常のこの種の洗浄剤組成物における乳化方法及び分散方
法を特に制限なく用いて行うことができる。また、本発
明の洗浄剤組成物は、ガラスや床磨き用洗剤等の住宅用
洗剤、金属さび落とし用洗剤、カーワックス等に好適で
ある。
【0021】
【実施例】以下、実施例により、本発明の洗浄剤組成物
を更に具体的に説明するが、本発明はかかる実施例に限
定されるものではない。尚、以下の例中、%は特に断ら
ない限り、重量%を意味する。
【0022】〔実施例1〕 <洗浄剤組成物の配合処方>〔表1〕記載の成分を〔表
1〕記載の割合で配合して、本発明の洗浄剤組成物を調
整した。なお、キサンタンガム1〜3については、〔表
3〕に示す。次いで、得られた洗浄剤組成物を用いて、
下記のように洗浄剤組成物含浸物を調製した。 <洗浄剤組成物含浸物の調製>サイズ30×30cm、
坪量55g/m2 で、0.5g/cm2 加重下の厚みが
0.9mmであるハビックス製乾式パルプシート(解繊
・積層されたパルプ繊維をバインダーで接着し、シート
状に形成したもの)を前記洗浄剤組成物中に浸漬した。
該洗浄剤組成物が十分に含浸された後、該乾式パルプシ
ートを引き上げ、過剰の洗浄剤組成物をマングルを用い
て除去して、洗浄剤組成物含浸物を得た。得られた洗浄
剤組成物含浸物品における該洗浄剤組成物の含浸量は、
該乾式パルプシートの重量に対して300〜500%で
あった。
【0023】得られた洗浄剤組成物並びに洗浄剤組成物
含浸物の経時安定性を以下に記載する方法で評価した。
結果を〔表2〕に示す。洗浄剤組成物の経時安定性は、
洗浄剤組成物保存促進評価にて、また洗浄剤組成物含浸
物の経時安定性は、含浸物での保存促進評価でそれぞれ
評価した。 <洗浄剤組成物保存促進評価> 1.試験管(φ16×125mm)に洗浄剤組成物を1
5ml注入する。 2.遠心分離器(日立製、商品名「CT4D」)にセッ
トし、1000r/minで10分間処理する。 3.試験管上部及び底部に出現する分離層の層厚を定規
で測定する。 4.試験管上部に出現する分離層厚が2mm以下及び試
験管底部に出現する分離層厚が4mm以下であれば、一
般使用条件下において不都合なく使用できる。
【0024】<含浸物品での保存促進評価> 1.調整された洗浄剤組成物含浸物を4つ折りにし、ア
ルミラミフィルムにてつくられた保存用袋に封入し密閉
保存する。保存温度は50℃で、保存期間は3ヶ月とし
て、水平状態にて放置保存した。 2.保存期間終了後、洗浄剤組成物含浸物を水平方向上
面と下面に2つに切り分け水平方向上面と下面での清掃
性能差異を下記に示す清掃性能評価法で評価した。 <清掃性能評価> 1.評価用ガラス(フラットで且つ透明なソーダ石灰ガ
ラス)を雨水の直接当たらない北側の場所に3ヶ月放置
した後、該評価用ガラスの表面を該洗浄剤組成物含浸物
で拭き、続いて該表面をキッチンペーパー(ハビックス
製)で乾拭きした。 2.清掃性低下による被洗浄面の光沢度の低下を利用し
て、洗浄後の被洗浄面の光沢度をミノルタ製光沢度計、
商品名「9M−268」により、測定角度85°の条件
で測定した。光沢度はその数値が大きいほど、清掃性が
高いことを意味し、110以下になると目視にて清掃低
下が認識できる。尚、放置前(即ち、清掃面)の光沢度
は115であった。
【0025】〔実施例2〜5〕それぞれ〔表1〕記載の
成分を〔表1〕記載の割合で配合して、洗浄剤組成物を
調整した。次いで、それぞれ洗浄剤組成物含浸物も調製
し、実施例1と同様に評価を行った。その結果をそれぞ
れ〔表2〕に示す。
【0026】〔比較例1−1、1−2〕実施例1におけ
る洗浄剤組成物において、キサンタンガム1に代えて、
〔表3〕記載のキサンタンガム2(比較例1−1)又は
キサンタンガム3(比較例1−2)を使用した以外はそ
れぞれ実施例1と同様にして洗浄剤組成物を調整し、次
いで同時に洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例1と同
様に評価を行った。その結果をそれぞれ〔表2〕に示
す。
【0027】〔比較例2−1、2−2〕実施例2におけ
る洗浄剤組成物において、キサンタンガム1に代えて、
〔表3〕記載のキサンタンガム2(比較例1−1)又は
キサンタンガム3(比較例1−2)を使用した以外はそ
れぞれ実施例2と同様にして洗浄剤組成物を調整し、次
いで同時に洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例2と同
様に評価を行った。その結果をそれぞれ〔表2〕に示
す。
【0028】〔比較例3−1、3−2〕実施例3におけ
る洗浄剤組成物において、キサンタンガム1に代えて、
〔表3〕記載のキサンタンガム2(比較例1−1)又は
キサンタンガム3(比較例1−2)を使用した以外はそ
れぞれ実施例3と同様にして洗浄剤組成物を調整し、次
いで同時に洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例3と同
様に評価を行った。その結果をそれぞれ〔表2〕に示
す。
【0029】〔比較例4−1、4−2〕実施例4におけ
る洗浄剤組成物において、キサンタンガム1に代えて、
〔表3〕記載のキサンタンガム2(比較例1−1)又は
キサンタンガム3(比較例1−2)を使用した以外はそ
れぞれ実施例4と同様にして洗浄剤組成物を調整し、次
いで同時に洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例4と同
様に評価を行った。その結果をそれぞれ〔表2〕に示
す。
【0030】〔比較例5−1、5−2〕実施例5におけ
る洗浄剤組成物において、キサンタンガム1に代えて、
〔表3〕記載のキサンタンガム2(比較例1−1)又は
キサンタンガム3(比較例1−2)を使用した以外はそ
れぞれ実施例5と同様にして洗浄剤組成物を調整し、次
いで同時に洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例5と同
様に評価を行った。その結果をそれぞれ〔表2〕に示
す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】〔実施例6〕実施例1において用いたジメ
チルポリシロキサンに代えて、非水溶性物質としての液
体成分として、〔表4〕に示す液体成分をそれぞれ用い
た以外は実施例1と同様にして洗浄剤組成物を調整し、
次いで洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例1と同様に
評価を行った。その結果を〔表4〕に示す。
【0035】
【表4】
【0036】〔実施例7〕実施例1において用いたn−
パラフィンに代えて、非水溶性物質としての液体成分と
して、〔表5〕に示す液体成分をそれぞれ用いた以外は
実施例1と同様にして洗浄剤組成物を調整し、次いで洗
浄剤組成物含浸物も調製し、実施例1と同様に評価を行
った。その結果を〔表5〕に示す。
【0037】
【表5】
【0038】〔実施例8〕実施例2において用いたシリ
コーンパウダーに代えて、非水溶性物質としての固形成
分として、〔表6〕に示す固形成分をそれぞれ用いた以
外は実施例1と同様にして洗浄剤組成物を調整し、次い
で洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例2と同様に評価
を行った。その結果を〔表6〕に示す。
【0039】
【表6】
【0040】〔実施例9〕実施例3において用いたシリ
コーンパウダーに代えて、非水溶性物質としての固形成
分として、〔表7〕に示す固形成分をそれぞれ用いた以
外は実施例1と同様にして洗浄剤組成物を調整し、次い
で洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例3と同様に評価
を行った。その結果を〔表7〕に示す。
【0041】
【表7】
【0042】〔実施例10〕実施例3において用いたジ
メチルポリシロキサンに代えて、非水溶性物質としての
液体成分として、〔表8〕に示す液体成分をそれぞれ用
いた以外は実施例1と同様にして洗浄剤組成物を調整
し、次いで洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例3と同
様に評価を行った。その結果を〔表8〕に示す。
【0043】
【表8】
【0044】〔実施例11〕実施例3において用いたn
−パラフィンに代えて、非水溶性物質としての液体成分
として、〔表9〕に示す液体成分をそれぞれ用いた以外
は実施例1と同様にして洗浄剤組成物を調整し、次いで
洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例3と同様に評価を
行った。その結果を〔表9〕に示す。
【0045】
【表9】
【0046】〔実施例12〕実施例4において用いたジ
メチルポリシロキサンに代えて、非水溶性物質としての
液体成分として、〔表10〕に示す液体成分をそれぞれ
用いた以外は実施例1と同様にして洗浄剤組成物を調整
し、次いで洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例4と同
様に評価を行った。その結果を〔表10〕に示す。
【0047】
【表10】
【0048】〔実施例13〕実施例5において用いたシ
リコーンパウダーに代えて、非水溶性物質としての固形
成分として、〔表11〕に示す固形成分をそれぞれ用い
た以外は実施例1と同様にして洗浄剤組成物を調整し、
次いで洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例5と同様に
評価を行った。その結果を〔表11〕に示す。
【0049】
【表11】
【0050】〔実施例14〕実施例5において用いたジ
メチルポリシロキサンに代えて、非水溶性物質としての
液体成分として、〔表12〕に示す液体成分をそれぞれ
用いた以外は実施例1と同様にして洗浄剤組成物を調整
し、次いで洗浄剤組成物含浸物も調製し、実施例5と同
様に評価を行った。その結果を〔表12〕に示す。
【0051】
【表12】
【0052】〔表2〕、〔表4〕〜〔表12〕に示す結
果から明らかなように、非水溶性物質を水中に乳化又は
分散させてなる洗浄剤組成物であって、特定のピルビン
酸含有量及び純分を有するキサンタンガムを配合してな
る本発明の洗浄剤組成物(実施例1〜14の洗浄剤組成
物)は、比較例1−1〜5−2に比べて、分散安定性に
優れ、経時安定性の高いものであることがわかる。ま
た、本発明の洗浄剤組成物(実施例1〜14の洗浄剤組
成物)は、シート状基体に含浸させて用いた場合におい
ても、経時における洗浄成分としての非水溶性物質がシ
ート基体中で分離、偏析せず、その結果、経時において
も高い洗浄性能が維持されていることがわかる。
【0053】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、分散安定性に
優れ、経時安定性の高いものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非水溶性物質を水中に乳化又は分散させ
    てなる洗浄剤組成物であって、 1分子中のピルビン酸基含有量が、3.0〜6.0重量
    %であり、純分が75重量%以上であるキサンタンガム
    を含有する洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記キサンタンガムの灰分が、5〜15
    重量%である請求項1記載の洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記キサンタンガムの乾燥減量が、9重
    量%以下である請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の洗浄剤組成物が基体
    に含浸されている洗浄剤組成物含浸物品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005026308A1 (ja) * 2003-09-12 2005-03-24 Fumakilla Limited 塵埃除去用組成物
CN107674767A (zh) * 2016-08-02 2018-02-09 北京昊天鸿运化工科技有限公司 汽车三元催化器清洗剂及其制备方法

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