JP2001321219A - 鞄 - Google Patents
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- JP2001321219A JP2001321219A JP2000145879A JP2000145879A JP2001321219A JP 2001321219 A JP2001321219 A JP 2001321219A JP 2000145879 A JP2000145879 A JP 2000145879A JP 2000145879 A JP2000145879 A JP 2000145879A JP 2001321219 A JP2001321219 A JP 2001321219A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】物品の取り出しが容易で、横方向への膨らみを
抑えて持ちやすく、置いたり抱えたりすることなく物品
の出し入れできる鞄を提供することにある。 【解決手段】上下に少なくとも2つに区画された上側収
納領域及び下側収納領域と、上側収納領域の上方及び下
側収納領域の側方にそれぞれ設けられた開口とを備え、
開口を介して各収納領域ごとに物品を出し入れできるこ
とを特徴とする。
抑えて持ちやすく、置いたり抱えたりすることなく物品
の出し入れできる鞄を提供することにある。 【解決手段】上下に少なくとも2つに区画された上側収
納領域及び下側収納領域と、上側収納領域の上方及び下
側収納領域の側方にそれぞれ設けられた開口とを備え、
開口を介して各収納領域ごとに物品を出し入れできるこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポーツバックや
アタッシュケースなどの鞄に関する。
アタッシュケースなどの鞄に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鞄は、上下に伸びる仕切によって
左右の収納領域に区切られた複数の収納領域を有してい
る。そして、物品を出し入れするための開口は、該収納
領域の上方に設けられている。また、鞄を把持したり掛
止するためのバンド状のストラップは、該開口よりも下
方の鞄の側面に取り付けられていた。
左右の収納領域に区切られた複数の収納領域を有してい
る。そして、物品を出し入れするための開口は、該収納
領域の上方に設けられている。また、鞄を把持したり掛
止するためのバンド状のストラップは、該開口よりも下
方の鞄の側面に取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
鞄にあっては、収納領域が縦長であり、開口が上方に設
けられていることから、先に入れた物品は後から入れた
物品の下に位置されて取り出しが困難である。また、収
納領域が1つの場合には物品の収納量は多いものの、布
などの柔らかい素材で袋状に作られた鞄だと、内容物が
増えるに従って鞄が横に膨れてしまう。このため体に鞄
の側方がぶつかり持ち運びにくくなる。
鞄にあっては、収納領域が縦長であり、開口が上方に設
けられていることから、先に入れた物品は後から入れた
物品の下に位置されて取り出しが困難である。また、収
納領域が1つの場合には物品の収納量は多いものの、布
などの柔らかい素材で袋状に作られた鞄だと、内容物が
増えるに従って鞄が横に膨れてしまう。このため体に鞄
の側方がぶつかり持ち運びにくくなる。
【0004】また、ストラップが開口よりも下方の側面
に取り付けられているため、ストラップを避けて開口か
ら物品を取り出すときには、鞄を置いたり抱えたりしな
ければならず煩雑である。
に取り付けられているため、ストラップを避けて開口か
ら物品を取り出すときには、鞄を置いたり抱えたりしな
ければならず煩雑である。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、物品の取り出しが容易で、横方向への膨らみ
を抑えて持ちやすく、置いたり抱えたりすることなく物
品の出し入れできる鞄を提供することにある。
たもので、物品の取り出しが容易で、横方向への膨らみ
を抑えて持ちやすく、置いたり抱えたりすることなく物
品の出し入れできる鞄を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の鞄は、上
下に少なくとも2つに区画された上側収納領域及び下側
収納領域と、上側収納領域の上方及び下側収納領域の側
方にそれぞれ設けられた開口とを備え、開口を介して各
収納領域ごとに物品を出し入れできることを特徴とす
る。
下に少なくとも2つに区画された上側収納領域及び下側
収納領域と、上側収納領域の上方及び下側収納領域の側
方にそれぞれ設けられた開口とを備え、開口を介して各
収納領域ごとに物品を出し入れできることを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の鞄は、鞄を把持または掛止
するためのストラップを側方の開口の上方に取り付け、
開口が常時開放されていることを特徴とする。
するためのストラップを側方の開口の上方に取り付け、
開口が常時開放されていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の鞄は、開口を複数の収納領
域に跨設したことを特徴とする。
域に跨設したことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の鞄は、上下に伸びる仕切に
より縦方向に少なくとも2つに区画された縦型収納領域
と、縦型収納領域のうちの一方が上下に少なくとも2つ
に区画された上側収納領域及び下側収納領域と、他方の
縦型収納領域の上方、上側収納領域の上方及び下側収納
領域の側方にそれぞれ設けられた開口とを備え、開口を
介して各収納領域ごとに物品を出し入れできることを特
徴とする。
より縦方向に少なくとも2つに区画された縦型収納領域
と、縦型収納領域のうちの一方が上下に少なくとも2つ
に区画された上側収納領域及び下側収納領域と、他方の
縦型収納領域の上方、上側収納領域の上方及び下側収納
領域の側方にそれぞれ設けられた開口とを備え、開口を
介して各収納領域ごとに物品を出し入れできることを特
徴とする。
【0010】請求項5記載の鞄は、鞄を把持または掛止
するためのストラップを側方の開口の上方に取り付け、
開口が常時開放されていることを特徴とする。
するためのストラップを側方の開口の上方に取り付け、
開口が常時開放されていることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の鞄は、開口を複数の収納領
域に跨設したことを特徴とする。
域に跨設したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態について図面
を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に係わ
る鞄の一実施例を示す斜視図、図2は同内部模式図、図
3は同後方からの斜視図、図4は同模式縦断面図であ
る。
を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に係わ
る鞄の一実施例を示す斜視図、図2は同内部模式図、図
3は同後方からの斜視図、図4は同模式縦断面図であ
る。
【0013】図1〜図4において、鞄1は、スポーツバ
ックタイプの鞄であり、正面視略半円状をしている。図
2に示すように、鞄1の内部は、正面1a及び背面1b
に面して上下に伸びる仕切14によって前後の2つの縦
型収納領域に区画されている。背面1b側の縦型収納領
域26は、図4に示すように、正面1a側の縦型収納領
域に比べて薄く、例えばファイルfが縦に収納できる程
度の厚みである。
ックタイプの鞄であり、正面視略半円状をしている。図
2に示すように、鞄1の内部は、正面1a及び背面1b
に面して上下に伸びる仕切14によって前後の2つの縦
型収納領域に区画されている。背面1b側の縦型収納領
域26は、図4に示すように、正面1a側の縦型収納領
域に比べて薄く、例えばファイルfが縦に収納できる程
度の厚みである。
【0014】正面1a側の縦型収納領域は、さらに、上
下それぞれ約3分の1の高さに水平に設けた横仕切1
6,17で区画され、横仕切16、横仕切17及び仕切
16によって中段収納領域22が形成されている。横仕
切16の中央部分から上方に伸びる縦仕切15は、横仕
切16の上側を左右2つの上側収納領域20,21に区
画している。また、横仕切17の下方の伸びる2枚の縦
仕切18,19によって、横仕切17の下側は、中央部
分及び左右の下側収納領域23,24,25に区画され
ている。尚、中段収納領域22は上側収納領域20,2
1の下方にあるので、下側収納領域の一種である。ま
た、仕切14、縦仕切15,18,19及び横仕切1
6,17の端部は、それぞれ鞄1の内壁面又は他の仕切
14、縦仕切15,18,19又は横仕切16,17に
固定されている。
下それぞれ約3分の1の高さに水平に設けた横仕切1
6,17で区画され、横仕切16、横仕切17及び仕切
16によって中段収納領域22が形成されている。横仕
切16の中央部分から上方に伸びる縦仕切15は、横仕
切16の上側を左右2つの上側収納領域20,21に区
画している。また、横仕切17の下方の伸びる2枚の縦
仕切18,19によって、横仕切17の下側は、中央部
分及び左右の下側収納領域23,24,25に区画され
ている。尚、中段収納領域22は上側収納領域20,2
1の下方にあるので、下側収納領域の一種である。ま
た、仕切14、縦仕切15,18,19及び横仕切1
6,17の端部は、それぞれ鞄1の内壁面又は他の仕切
14、縦仕切15,18,19又は横仕切16,17に
固定されている。
【0015】上側収納領域20の上面には、物品g1を
出し入れするための開閉自在の開口を形成するファスナ
6が設けられ、ファスナ6はスライダ6aを摺動するこ
とにより開閉できる。同様に、上側収納領域21及び縦
型収納領域26の上面には、開閉自在の開口を形成する
ファスナ5及びファスナ7が設けられている。
出し入れするための開閉自在の開口を形成するファスナ
6が設けられ、ファスナ6はスライダ6aを摺動するこ
とにより開閉できる。同様に、上側収納領域21及び縦
型収納領域26の上面には、開閉自在の開口を形成する
ファスナ5及びファスナ7が設けられている。
【0016】また、中段収納領域22の側面上方には、
物品g2を出し入れするための開閉自在の開口を形成す
るファスナ8が設けられている。また、下側収納領域2
3,24,25の側面上方には、下側収納領域23,2
4,25を跨ぐようにファスナ9が設けられ、ファスナ
9により下側収納領域23,24,25に物品g3を出
し入れするための開閉自在の開口が形成されている。鞄
1の側面すなわち下側収納領域25の側面の上方のポケ
ット10は、鞄1の側面から下側収納領域25に携帯電
話などの物品を出し入れできるようになっている。尚、
ポケット10は常時開いた状態になっていることから、
物品の飛び出しを防止するためのバンド11が取り付け
られている。また、鞄1の背面1bに設けられた左右に
伸びるポケット28は、紙などの薄物を差し込むための
ものである。
物品g2を出し入れするための開閉自在の開口を形成す
るファスナ8が設けられている。また、下側収納領域2
3,24,25の側面上方には、下側収納領域23,2
4,25を跨ぐようにファスナ9が設けられ、ファスナ
9により下側収納領域23,24,25に物品g3を出
し入れするための開閉自在の開口が形成されている。鞄
1の側面すなわち下側収納領域25の側面の上方のポケ
ット10は、鞄1の側面から下側収納領域25に携帯電
話などの物品を出し入れできるようになっている。尚、
ポケット10は常時開いた状態になっていることから、
物品の飛び出しを防止するためのバンド11が取り付け
られている。また、鞄1の背面1bに設けられた左右に
伸びるポケット28は、紙などの薄物を差し込むための
ものである。
【0017】鞄1の正面1aのファスナ8の上方には、
正面1aに左右方向に縫い付けられた固定バンド2bを
介して、鞄1を把持するための逆U字状のストラップ2
aの下端が固定されている。同様に、背面1bのポケッ
ト28の上方には、ストラップ2cが固定バンド2dを
介して取り付けられている。
正面1aに左右方向に縫い付けられた固定バンド2bを
介して、鞄1を把持するための逆U字状のストラップ2
aの下端が固定されている。同様に、背面1bのポケッ
ト28の上方には、ストラップ2cが固定バンド2dを
介して取り付けられている。
【0018】次に、本実施例における鞄1の使用方法を
説明する。まず、上側収納領域21に物品g1を収納す
る場合は、スライダ6aを摺動させてファスナ6を開口
する。そして、図4に示すように、矢印c方向に物品g
1を上側収納領域21に納める。物品g1を収納した
後、スライダ6aを摺動させてファスナ6を閉じる。
尚、物品g1を取り出す場合には、スライダ6aを摺動
させファスナ6を開き、上側収納領域21内の物品g1
を取り出す(矢印cと逆向き)
説明する。まず、上側収納領域21に物品g1を収納す
る場合は、スライダ6aを摺動させてファスナ6を開口
する。そして、図4に示すように、矢印c方向に物品g
1を上側収納領域21に納める。物品g1を収納した
後、スライダ6aを摺動させてファスナ6を閉じる。
尚、物品g1を取り出す場合には、スライダ6aを摺動
させファスナ6を開き、上側収納領域21内の物品g1
を取り出す(矢印cと逆向き)
【0019】また、中段収納領域22に物品g2を収納
する場合は、スライダ8aを摺動させてファスナ8を開
口する。そして、図4に示すように、鞄1の横(正面1
a)方向から物品g2を中段収納領域22に納める(矢
印a)。物品g2を収納した後、スライダ8aを摺動さ
せてファスナ8を閉じる。尚、物品g2を取り出す場合
には、スライダ8aを摺動させファスナ8を開き、中段
収納領域22内の物品g2を取り出す(矢印aと逆向
き)。
する場合は、スライダ8aを摺動させてファスナ8を開
口する。そして、図4に示すように、鞄1の横(正面1
a)方向から物品g2を中段収納領域22に納める(矢
印a)。物品g2を収納した後、スライダ8aを摺動さ
せてファスナ8を閉じる。尚、物品g2を取り出す場合
には、スライダ8aを摺動させファスナ8を開き、中段
収納領域22内の物品g2を取り出す(矢印aと逆向
き)。
【0020】また、下側収納領域24に物品g3を収納
する場合は、スライダ9aを摺動させてファスナ9を開
口する。そして、図4に示すように、鞄1の横(正面1
a)方向から物品g3を下側収納領域24に納める(矢
印b)。物品g3を収納した後、スライダ9aを摺動さ
せてファスナ9を閉じる。尚、物品g3を取り出す場合
には、スライダ9aを摺動させファスナ9を開き、下側
収納領域24内の物品g3を取り出す(矢印bと逆向
き)。
する場合は、スライダ9aを摺動させてファスナ9を開
口する。そして、図4に示すように、鞄1の横(正面1
a)方向から物品g3を下側収納領域24に納める(矢
印b)。物品g3を収納した後、スライダ9aを摺動さ
せてファスナ9を閉じる。尚、物品g3を取り出す場合
には、スライダ9aを摺動させファスナ9を開き、下側
収納領域24内の物品g3を取り出す(矢印bと逆向
き)。
【0021】図4に示すように、ファイルfなどの上側
収納領域20,21、中段収納領域22及び下側収納領
域23〜25には収納できない大きさの物品は、縦方向
に伸びる縦型収納領域26に収納する。この場合、スラ
イダ7aを摺動させファスナ7を開き、ファイルfの出
し入れを行う。このように、縦方向に伸びる面積の広い
縦型収納領域26には、上中下に区画された上側収納領
域20,21、中段収納領域22及び下側収納領域23
〜25では収納できない大きさの物品であっても収納で
き、物品の大きさによる制約を受けにくい。尚、縦型収
納領域26の幅を広げることで、ファイルfよりも厚み
のある物品も収納することができるようになる。
収納領域20,21、中段収納領域22及び下側収納領
域23〜25には収納できない大きさの物品は、縦方向
に伸びる縦型収納領域26に収納する。この場合、スラ
イダ7aを摺動させファスナ7を開き、ファイルfの出
し入れを行う。このように、縦方向に伸びる面積の広い
縦型収納領域26には、上中下に区画された上側収納領
域20,21、中段収納領域22及び下側収納領域23
〜25では収納できない大きさの物品であっても収納で
き、物品の大きさによる制約を受けにくい。尚、縦型収
納領域26の幅を広げることで、ファイルfよりも厚み
のある物品も収納することができるようになる。
【0022】本実施の形態によれば、上側収納領域2
0,21と中段収納領域22と下側収納領域23,2
4,25は鞄1の内部を上中下に区画して形成している
ことから、物品を上中下の各収納領域に分けて収納する
ことにより上下に積み重なれて収納されることがなく、
物品の取り出しが容易である。
0,21と中段収納領域22と下側収納領域23,2
4,25は鞄1の内部を上中下に区画して形成している
ことから、物品を上中下の各収納領域に分けて収納する
ことにより上下に積み重なれて収納されることがなく、
物品の取り出しが容易である。
【0023】また、上側収納領域20,21、中段収納
領域22及び下側収納領域23〜25にはファスナ5〜
9によって開口が設けられていることから各収納領域ご
とに物品の出し入れが可能である。そして、上側収納領
域20,21と中段収納領域22と下側収納領域23,
24,25とが上中下に分離され、中段下側収納領域2
2及び下側収納領域23〜25には物品を鞄1の側方
(正面1a側)から入れるため、物品の入れすぎを防止
して鞄1の横方向への膨らみを抑え鞄1を持ちやすくす
ることができる。
領域22及び下側収納領域23〜25にはファスナ5〜
9によって開口が設けられていることから各収納領域ご
とに物品の出し入れが可能である。そして、上側収納領
域20,21と中段収納領域22と下側収納領域23,
24,25とが上中下に分離され、中段下側収納領域2
2及び下側収納領域23〜25には物品を鞄1の側方
(正面1a側)から入れるため、物品の入れすぎを防止
して鞄1の横方向への膨らみを抑え鞄1を持ちやすくす
ることができる。
【0024】また、ストラップ2aを鞄1の側方(正面
1a側)の開口であるファスナ8,9の上方に取り付
け、ファスナ8,9を常時開放していることから、スト
ラップ2aが物品の出し入れの障害とならず鞄1を置い
たり抱えたりすることなく容易に物品の出し入れでき
る。
1a側)の開口であるファスナ8,9の上方に取り付
け、ファスナ8,9を常時開放していることから、スト
ラップ2aが物品の出し入れの障害とならず鞄1を置い
たり抱えたりすることなく容易に物品の出し入れでき
る。
【0025】また、ファスナ9のように開口を複数の下
側収納領域23,24,25に跨設したことにより、大
きな開口面積を確保でき、物品の出し入れが容易であ
る。
側収納領域23,24,25に跨設したことにより、大
きな開口面積を確保でき、物品の出し入れが容易であ
る。
【0026】本発明に係る鞄としては、スポーツバック
タイプの鞄1に限られるものではなく、例えば図5〜図
7に示すようなアタッシュケース30やデイバッグであ
ってもかまわず、鞄の外観・大きさによって限定される
ものではない。
タイプの鞄1に限られるものではなく、例えば図5〜図
7に示すようなアタッシュケース30やデイバッグであ
ってもかまわず、鞄の外観・大きさによって限定される
ものではない。
【0027】ここで、他の実施例についても説明する。
尚、図5は他の実施例を示す斜視図、図6は同内部模式
図、図7は同後方からの斜視図である。図5〜図7にお
いて、アタッシュケース30は、上面に持ち手34を有
する直方体状の鞄である。図6に示すように、アタッシ
ュケース30の内部は、正面30a及び背面30bに面
して上下に伸びる仕切40によって、前後の2つの収納
領域に区画されている。背面30b側の縦型収納領域5
0は、正面30a側の縦型収納領域に比べて薄く、例え
ばファイルが縦に収納できる程度の厚みである。尚、縦
型収納領域50の幅を広く確保することにより、より大
きな物品を収納することも可能である。
尚、図5は他の実施例を示す斜視図、図6は同内部模式
図、図7は同後方からの斜視図である。図5〜図7にお
いて、アタッシュケース30は、上面に持ち手34を有
する直方体状の鞄である。図6に示すように、アタッシ
ュケース30の内部は、正面30a及び背面30bに面
して上下に伸びる仕切40によって、前後の2つの収納
領域に区画されている。背面30b側の縦型収納領域5
0は、正面30a側の縦型収納領域に比べて薄く、例え
ばファイルが縦に収納できる程度の厚みである。尚、縦
型収納領域50の幅を広く確保することにより、より大
きな物品を収納することも可能である。
【0028】正面30a側の縦型収納領域は、さらに、
水平に設けられた横仕切42で区画され、横仕切42の
中央部分から上方に伸びる縦仕切41によって、横仕切
42の上側は左右2つの上側収納領域45,47に区画
されている。また、横仕切42の下方の伸びる縦仕切4
3によって、横仕切42の下側は左側の下側収納領域4
6と別の下側収納領域に区画されている。そして、該別
の下側収納領域は、底面中央から起立する縦仕切44に
よって左右の下側収納領域48,49に区画されてい
る。尚、縦仕切44の上端は横仕切42に到達していな
いことから、下側収納領域48と下側収納領域49とは
上部で連通している。尚、縦仕切44の上端を除く仕切
40、縦仕切41,43,44及び横仕切42の端部
は、それぞれアタッシュケース30の内壁面又は他の仕
切40、縦仕切41,43,44又は横仕切42に固定
されている。
水平に設けられた横仕切42で区画され、横仕切42の
中央部分から上方に伸びる縦仕切41によって、横仕切
42の上側は左右2つの上側収納領域45,47に区画
されている。また、横仕切42の下方の伸びる縦仕切4
3によって、横仕切42の下側は左側の下側収納領域4
6と別の下側収納領域に区画されている。そして、該別
の下側収納領域は、底面中央から起立する縦仕切44に
よって左右の下側収納領域48,49に区画されてい
る。尚、縦仕切44の上端は横仕切42に到達していな
いことから、下側収納領域48と下側収納領域49とは
上部で連通している。尚、縦仕切44の上端を除く仕切
40、縦仕切41,43,44及び横仕切42の端部
は、それぞれアタッシュケース30の内壁面又は他の仕
切40、縦仕切41,43,44又は横仕切42に固定
されている。
【0029】上側収納領域45,47の上面には、物品
を出し入れするための開閉自在の開口を形成するファス
ナ35が設けられ、ファスナ35はスライダ35aを摺
動することにより開閉できる。同様に、縦型収納領域5
0の上面から側面にかけては、物品を出し入れするため
の開閉自在の開口を形成するファスナ38が設けられて
いる。ファスナ38には2つのスライダ38a,38b
が設けられており、それぞれを摺動することによりファ
スナ38を開閉できる。
を出し入れするための開閉自在の開口を形成するファス
ナ35が設けられ、ファスナ35はスライダ35aを摺
動することにより開閉できる。同様に、縦型収納領域5
0の上面から側面にかけては、物品を出し入れするため
の開閉自在の開口を形成するファスナ38が設けられて
いる。ファスナ38には2つのスライダ38a,38b
が設けられており、それぞれを摺動することによりファ
スナ38を開閉できる。
【0030】また、下側収納領域46の側面上方には、
物品を出し入れするための開閉自在の開口を形成するフ
ァスナ36が設けられている。また、下側収納領域4
8,49の側面上方には、下側収納領域48,49を跨
ぐようにファスナ37が設けられ、ファスナ37によ
り、下側収納領域48,49に物品を出し入れするため
の開閉自在の開口が形成されている。アタッシュケース
30の側面すなわち下側収納領域49の側面の上方のポ
ケット39は、アタッシュケース30の側面から下側収
納領域49に携帯電話などの物品を出し入れできるよう
になっている。尚、ポケット39は常時開いた状態とな
っていることから、物品の飛び出しを防止するためのバ
ンド39aが取り付けられている。また、アタッシュケ
ース30の背面30bの左右に伸びるポケット39b
は、紙などの薄物を差し込むためのものである。そし
て、アタッシュケース30も鞄1同様の発明の効果を有
している。
物品を出し入れするための開閉自在の開口を形成するフ
ァスナ36が設けられている。また、下側収納領域4
8,49の側面上方には、下側収納領域48,49を跨
ぐようにファスナ37が設けられ、ファスナ37によ
り、下側収納領域48,49に物品を出し入れするため
の開閉自在の開口が形成されている。アタッシュケース
30の側面すなわち下側収納領域49の側面の上方のポ
ケット39は、アタッシュケース30の側面から下側収
納領域49に携帯電話などの物品を出し入れできるよう
になっている。尚、ポケット39は常時開いた状態とな
っていることから、物品の飛び出しを防止するためのバ
ンド39aが取り付けられている。また、アタッシュケ
ース30の背面30bの左右に伸びるポケット39b
は、紙などの薄物を差し込むためのものである。そし
て、アタッシュケース30も鞄1同様の発明の効果を有
している。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、収納領域
が上下に少なくとも2つに区画されていることから、物
品を上側収納領域及び下側収納領域に分けて収納するこ
とにより上下に積み重なれて収納されることがなく、物
品の取り出しが容易である。また、それぞれの収納領域
に開口が設けられていることから収納領域ごとに物品の
出し入れが可能である。また、収納領域が上下に区画さ
れ、下側収納領域には物品を鞄の側方から入れるため、
物品の入れすぎを防止して鞄の横方向への膨らみを抑え
鞄を持ちやすくすることができる。
が上下に少なくとも2つに区画されていることから、物
品を上側収納領域及び下側収納領域に分けて収納するこ
とにより上下に積み重なれて収納されることがなく、物
品の取り出しが容易である。また、それぞれの収納領域
に開口が設けられていることから収納領域ごとに物品の
出し入れが可能である。また、収納領域が上下に区画さ
れ、下側収納領域には物品を鞄の側方から入れるため、
物品の入れすぎを防止して鞄の横方向への膨らみを抑え
鞄を持ちやすくすることができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、ストラップ
を側方の開口の上方に取り付け、開口が常時開放して物
品の出し入れの障害とならないようにしていることか
ら、鞄を置いたり抱えたりすることなく容易に物品の出
し入れできる。
を側方の開口の上方に取り付け、開口が常時開放して物
品の出し入れの障害とならないようにしていることか
ら、鞄を置いたり抱えたりすることなく容易に物品の出
し入れできる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、開口を複数
の収納領域に跨設したことにより、大きな開口面積を確
保でき、物品の出し入れが容易である。
の収納領域に跨設したことにより、大きな開口面積を確
保でき、物品の出し入れが容易である。
【0034】請求項4記載の発明によれば、上下に伸び
る仕切により縦方向に少なくとも2つに区画された縦型
収納領域と、縦型収納領域うちの一方が上下に少なくと
も2つに区画された上側収納領域及び下側収納領域とを
備え、他方の縦型収納領域は上下に伸びる面積大の収納
領域である。このため、他方の縦型収納領域には、上側
収納領域又は下側収納領域では収納できない大きさの物
品であっても収納でき、物品の大きさによる制約を受け
にくい。
る仕切により縦方向に少なくとも2つに区画された縦型
収納領域と、縦型収納領域うちの一方が上下に少なくと
も2つに区画された上側収納領域及び下側収納領域とを
備え、他方の縦型収納領域は上下に伸びる面積大の収納
領域である。このため、他方の縦型収納領域には、上側
収納領域又は下側収納領域では収納できない大きさの物
品であっても収納でき、物品の大きさによる制約を受け
にくい。
【図1】本発明に係わる鞄の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】同内部模式図である。
【図3】同後方からの斜視図である。
【図4】同模式縦断面図である。
【図5】他の実施例を示す斜視図である。
【図6】同内部模式図である。
【図7】同後方からの斜視図である。
1・・・・・・・・・・鞄 2a,2c・・・・・・ストラップ 5〜9・・・・・・・・ファスナ 14,40・・・・・・仕切 15,18,19・・・縦仕切 16,17・・・・・・横仕切 20,21・・・・・・上側収納領域 22・・・・・・・・・中段収納領域 23,24,25・・・下側収納領域 26・・・・・・・・・縦型収納領域 30・・・・・・・・・アタッシュケース 34・・・・・・・・・持ち手 35〜38・・・・・・ファスナ 41,43,44・・・縦仕切 42・・・・・・・・・横仕切 45,47・・・・・・上側収納領域 46,48,49・・・下側収納領域 50・・・・・・・・・縦型収納領域 g1〜g3・・・・・・物品
Claims (6)
- 【請求項1】上下に少なくとも2つに区画された上側収
納領域及び下側収納領域と、該上側収納領域の上方及び
該下側収納領域の側方にそれぞれ設けられた開口とを備
え、該開口を介して各収納領域ごとに物品を出し入れで
きることを特徴とする鞄。 - 【請求項2】前記鞄を把持または掛止するためのストラ
ップを側方の前記開口の上方に取り付け、該開口が常時
開放されていることを特徴とする請求項1記載の鞄。 - 【請求項3】前記開口を複数の前記収納領域に跨設した
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞄。 - 【請求項4】上下に伸びる仕切により縦方向に少なくと
も2つに区画された縦型収納領域と、該縦型収納領域の
うちの一方が上下に少なくとも2つに区画された上側収
納領域及び下側収納領域と、他方の該縦型収納領域の上
方、該上側収納領域の上方及び該下側収納領域の側方に
それぞれ設けられた開口とを備え、該開口を介して各収
納領域ごとに物品を出し入れできることを特徴とする
鞄。 - 【請求項5】前記鞄を把持または掛止するためのストラ
ップを側方の前記開口の上方に取り付け、該開口が常時
開放されていることを特徴とする請求項4記載の鞄。 - 【請求項6】前記開口を複数の前記収納領域に跨設した
ことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の鞄。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000145879A JP2001321219A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 鞄 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000145879A JP2001321219A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 鞄 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001321219A true JP2001321219A (ja) | 2001-11-20 |
Family
ID=18652322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000145879A Pending JP2001321219A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 鞄 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001321219A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030047478A (ko) * | 2001-12-10 | 2003-06-18 | 진경희 | 애완동물을 위한 휴대용 가방 |
KR101637130B1 (ko) * | 2015-07-20 | 2016-07-06 | 주식회사 게리즈 | 다용도 가방 |
JP2016202769A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 恭敬 杉谷 | バッグ類用の仕切り及び仕切りを用いたバッグ |
-
2000
- 2000-05-18 JP JP2000145879A patent/JP2001321219A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030047478A (ko) * | 2001-12-10 | 2003-06-18 | 진경희 | 애완동물을 위한 휴대용 가방 |
JP2016202769A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 恭敬 杉谷 | バッグ類用の仕切り及び仕切りを用いたバッグ |
KR101637130B1 (ko) * | 2015-07-20 | 2016-07-06 | 주식회사 게리즈 | 다용도 가방 |
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