JP6854367B1 - バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】バッグのマチ部に高さ方向に沿って設けられた副開口部により副収納部に収納物を容易に収納又は取り出しできるバッグを提供する。【解決手段】一対の側面部、前記一対の側面部の間に設けられた下面部及び前記一対の側面部の間に設けられたマチ部とを有し、開口部を介して内部に形成された収納部内に収納物を収納して搬送できるバッグであって、前記マチ部を形成するマチ部表皮材の内方には前記収納部を画成する内方布材が前記マチ部表皮材から所定間隔を置いて内方に設けられ、前記内方布材と前記マチ部表皮材との間には副収納部が形成されると共に、前記マチ部表皮材には前記マチ部の高さ方向に沿って開口する副開口部が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、物品などを収納するためのバッグの改良に関する。
バッグとしては、例えば、手提げバッグ、肩掛けバッグ、リュックサックが普及している。何れの種類のバッグにおいても、主収納部のみしか有さないものの他に主収納部のみならず傘や携帯電話等を収納できる副収納部を有するものがある。
実開平7−13217号公報 実開平7−34717号公報
特許文献1には、外部から直接的に物品の出し入れをすることができる副収納部を備えたハンドバッグが開示されている。
このハンドバッグにおいては、仕切部材と対向する側面部の前後方向における何れか一方の上縁部をバッグ主体と非結合としているので、側面部を変形させることによりバッグ主体に設けられた蓋部材を開くことなく、形成された空隙部を介して副収納部内に眼鏡等を出し入れすることができる。
しかしながら、より小さな小物を収納した場合には、副収納部の奥深くまで手を差し込んで把持しなければ取り出せず、必要に応じて、その都度、蓋部材を開く必要があり煩雑である、という不具合があった。
また、ペットボトル等の所定の幅寸法及び長さ寸法を有する収納物を収納する場合においては蓋部材が邪魔になり容易に収納又は取り出すことができない、という不具合もあった。
また、特許文献2には、外部から直接に携帯電話等を収納することができる開口部を有する副収納部を備えたハンドバッグが開示されている。
このハンドバッグにおいては、一方マチ部よりも他方マチ部は高さ寸法が小さく形成されている。そして、左側面の内側に下縁が底面に固定されない内側側面が設けられ、左側面と内側側面の間に副収納部としてのポケットを形成することができるようになっている。
しかしながら、特許文献1に開示されているハンドバッグと同様に、ポケットに小物を収納した場合には、小さな開口寸法のポケットの奥深くまで手を差し込まなければならず、小物を取り出しにくく、かつ、ペットボトル等の所定の長さ寸法を有する収納物は収納が不可能である、という不具合がある。
そこで、本発明の課題は、バッグのマチ部に高さ方向に沿って設けられた副開口部により副収納部に収納物を容易に収納又は取り出しできるバッグを提供することにある。
請求項1記載の発明に係るバッグにあっては、一対の側面部、前記一対の側面部の間に設けられた下面部及び前記一対の側面部の間に設けられたマチ部とを有し、開口部を介して内部に形成された収納部内に収納物を収納して搬送できるバッグであって、リュックサックとして形成され、前記マチ部を形成するマチ部表皮材の内方には前記収納部を画成する内方布材が前記マチ部表皮材から所定間隔を置いて内方に設けられ、前記内方布材と前記マチ部表皮材との間には副収納部が形成されると共に、前記マチ部表皮材には前記マチ部の高さ方向に沿って開口する副開口部が設けられ、前記マチ部は、前記一対の側面部の側部に夫々設けられた一対の側方マチ部と、前記一対の側面部の上部に設けられた上方マチ部とからなり、前記内方布材は、前記一対の側面部の幅方向両端部内方において夫々、前記側方マチ部の高さ方向に沿って配設されると共に、前記副開口部は前記マチ部の高さ方向に沿ってスリット状に設けられていると共に前記開口部は、前記上方マチ部及び前記側方マチ部に亘ると共に前記副開口部に隣接して設けられ、前記開口部及び副開口部は線ファスナーにより形成され、前記線ファスナーはセルフロック式のファスナーであって、副開口部を開放した場合にはスライダーが下端部に配置されると共に、前記副開口部を閉塞した場合にはスライダーが上端部に配置されるように取り付けられ、収納物を、上部が前記副収納部外方に突出した状態で前記副開口部に固定して前記副収納部内に収納することができることを特徴とする。
従って、請求項1に係る発明によれば、内方布材とマチ部表皮材との間に所定間隔に対応した奥行きを持つ副収納部が形成される。
また、マチ部は、両側方及び上方の三側方に跨り、副収納部は、側方マチ部の高さ方向にも伸長し、副開口部は副収納部の高さ方向に沿ってスリット状に設けられ、開口部は両側方及び上方の三側方に跨り、開口部は両側方においては副開口部に隣接する。
また、前記開口部及び副開口部は線ファスナーにより形成され、前記線ファスナーはセルフロック式のファスナーであって、副開口部を開放した場合にはスライダーが下端部に配置されると共に、前記副開口部を閉塞した場合にはスライダーが上端部に配置されるように取り付けられ、収納物を、上部が前記副収納部外方に突出した状態で前記副開口部に固定して前記副収納部内に収納することができるため、副収納部内に完全に収納しない状態でも収納物を収納固定することができる。
請求項2記載の発明に係るバッグにあっては、前記副開口部は、前記内方布材の高さ寸法に亘って形成され、前記副開口部は前記マチ部表皮材の下端部に至るまで設けられていることを特徴とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、前記副開口部は、前記内方部材の高さ寸法に亘って形成されているので、副収納部の高さ方向の全長に亘り副開口部を開くことができると共に、副収納部の高さ方向の下端部まで副開口部を開くことができる。
請求項3記載の発明に係るバッグにあっては、前記内方布材は柔軟であって変形可能な素材により形成されていることを特徴とする。
従って、請求項3に係る発明によれば、副収納部及び主収納部の双方に収納物を収納することもでき、また、内方布材を変形させて副収納部を潰すことにより広げられた主収納部に収納物を収納することもできる。
請求項4記載の発明に係るバッグにあっては、表皮材はポリカーボネートにより形成されていることを特徴とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、他の合成樹脂製の表皮材よりも表皮材の剛性は高い。
請求項1に係る発明によれば、内方布材とマチ部表皮材との間に所定間隔に対応した奥行きを持つ副収納部が形成され、また、マチ部表皮材にはマチ部の高さ方向に沿って開口する副開口部が設けられているので、副収納部に収納物を容易に収納又は取り出しをすることができるリュックを提供できるという効果を奏することができる。
即ち、請求項1記載の発明にあっては、従来技術とは異なり、マチ部高さ方向に沿って副開口部が設けられていることから、小物や長さ寸法を有する収納物であっても、マチ部表皮材と内方布材との間に形成された副収納部に前記副開口部を介して容易に収納することができると共に、容易に取り出すことが可能になる。
また、請求項1に係る発明によれば、マチ部及び開口部が、両側方及び上方の三側方に跨るので、開口部を三方向に跨って開くことにより、リュックとして形成されたバッグを広げることができ、また、収納部に対して収納物を容易に収納又は取り出しをすることができる上に、上方の開口部のみを開くことにより、収納部に対し収納物を手軽に収納又は取り出しをすることができるという効果を奏することができる。
また、請求項1に係る発明によれば、副収納部は、側方マチ部の高さ方向にも伸長するので、副収納部に傘やペットボトルなどの長尺の収納物を高さ方向に沿って容易に収納及び取り出しをすることができるという効果を奏することができる。
更に、請求項1に係る発明によれば、副開口部は副収納部の高さ方向に沿ってスリット状に設けられるので、副収納部に対して長尺の収容物を容易に収納又は取り出しをすることができるという効果を奏することができる。
更に、請求項1に係る発明によれば、開口部は両側方においては副開口部に隣接するので、副開口部のみならず開口部を介しても副収納部に対して収納物を容易に収納又は取り出しをすることができるという効果を奏することができる。
また、請求項1に係る発明によれば、請求項1に係る発明の効果に加えて、ファスナー部を閉じることにより副収納部内部にある収納物が外部に出てしまうことを確実に防止することができるので、安全に収納物を収納したり運んだりすることができるという効果を奏することができる。
請求項1に係る発明によれば、前記内方部材の高さ寸法に亘って形成され、前記副開口部は前記マチ部表皮材の下端部に至るまで設けられていることから、副収納部の高さ方向の全長に亘り副開口部を開くことができ、副収納部への収納物の出し入れを容易に行うことができる。
特に、収納物が小物であった場合であっても、従来技術におけるように開口部が小さく収納部の奥まで手を差し込まねばならない、という事情はないことから、容易に出し入れが可能となる。
また、副開口部は副収納部の高さ方向の全域に亘って開口するように構成されていることから、長尺物であっても副開口部へ収納できる収納物であれば容易に収納及び取り出しが可能となる。
さらに、請求項1記載の発明にあっては、前記開口部及び副開口部は線ファスナーにより形成され、前記線ファスナーはセルフロック式のファスナーであって、副開口部を開放した場合にはスライダーが下端部に配置されると共に、前記副開口部を閉塞した場合にはスライダーが上端部に配置されるように取り付けられ、収納物を、上部が前記副収納部外方に突出した状態で前記副開口部に固定して前記副収納部内に収納することができるため、副収納部内に完全に収納しない状態でも収納物を収納固定することができる。
その結果、副収納部よりも大きな高さ寸法を有する傘や、やや長尺の収納物であっても、下部を副開口部から副収納部内へ収納すると共に副開口部にとりつけられたセルフロック式のファスナーで閉止することにより、副収納部内に入りきらない長さの収納物を固定した状態で搬送することができる。
請求項2に係る発明によれば、副収納部に収納可能な大きさの収納物であれば、収納物の形態、大きさにかかわらず副収納部へ収納することができる。
また、副収納部及び主収納部の双方に収納物を収納することもでき、また、内方布材を変形させて副収納部を潰すことにより広げられた主収納部に収納物を収納することもできる。
また、請求項3に係る発明によれば、副収納部及び副収納部以外の部分である主収納部の双方に収納物を収納することもでき、内方布材を変形させて副収納部を潰すことにより広げられた主収納部のみに収納物を収納することもできるので、様々な収納の仕方を実現することができる。
請求項4に係る発明によれば、請求項1に係る発明の効果に加えて、ポリカーボネートはポリプロピレン、ポリエチレン等の合成皮革素材よりも剛性が高く、特に、対候性に優れることから、長年の使用によっても表皮材が劣化することがなく、耐用年数の長い高品質なバッグを提供することが可能となるという効果を奏することができる。
本発明の実施の形態によるリュックサックの右斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態によるリュックサックの右斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態によるリュックサックの右側面図であり、主ファスナー部が閉じ、副ファスナー部も閉じた状態を示す図である。 本発明の実施の形態によるリュックサックの右側面図であり、主ファスナー部が開き、副ファスナー部も開いた状態を示す図である。 本発明の実施の形態によるリュックサックの右側面図であり、主ファスナー部が閉じ、半分開いた副ファスナー部を介して副収納部に折畳傘が挿入されている状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
図1乃至図4を参照すると、本発明の実施の形態によるリュックサック10は、前方側面部11(図2)及び後方側面部12(図1)を備える。前方側面部11は、リュックサック10を利用者が背負ったときに利用者の背中に当たる面を有する。後方側面部12は、リュックサック10を利用者が背負った時に利用者の背面側から見える面を有する。前方側面部11及び後方側面部12は、一対の側面部を構成する。
リュックサック10は、一対の側面部11、12に間に設けられた下面部13及び一対の側面部11、12の間に設けられたマチ部14を更に備える。
下面部13は、リュックサック10を利用者が背負った時に、地面や床に対向する面を有する。
マチ部14は、一対の側面部11、12の側部に夫々設けられた一対の側方マチ部142及び一対の側面部11、12の上部に設けられた上方マチ部143を備える。
リュックサック10には開口部15(図4)が設けられている。リュックサック10の内部に形成された主収納部16内に開口部15を介して収納物を収納することができる。そして、利用者がリュックサック10を背負って移動することにより収納物を搬送することができる。
側方マチ部142を形成するマチ部表皮材141の内方には主収納部16を画成する内方布材17がマチ部表皮材141から所定間隔を置いて内方に設けられ、内方布材17とマチ部表皮材141との間には副収納部18が形成されている。
本実施の形態に係るリュックサック10にあっては、側面部11、12の両側方において、夫々、副収納部18が形成されている。
マチ部表皮材141にはマチ部の高さ方向に沿って開口する副開口部19が設けられている。
本実施形態にあっては、内方布材17は、一対の側面部11、12の幅方向両端部20内方において夫々、側方マチ部142の高さ方向に沿って配設されており、本実施の形態にあっては、図4に示すように、側方マチ部142の高さ寸法の約3/4の高さ寸法に亘って設けられている。
副開口部19は、マチ部14の高さ方向に沿ってスリット状に設けられている。
開口部15は、上方マチ部143及び側方マチ部(142)に亘って設けられ、副開口部19がある領域においては副開口部19に隣接して設けられている。
図4に示すように、副開口部19は、内方部材17の高さ寸法に亘って形成され、副開口部19の長さ寸法は内方布材17の高さ寸法よりもやや大きく形成されていると共に、副開口部19は、マチ部表皮材141の下端部144に至るまで設けられている。
開口部15は、ファスナー部(主ファスナー)151により開閉可能に形成されている。
また、副開口部19は、ファスナー部(副ファスナー)191により開閉可能に形成されている。
本実施の形態にあっては、主ファスナー151及び副ファスナー191は、セルフロックタイプのファスナーにより構成されている。従って、使用者は、主ファスナー151及び副ファスナー191を所望の位置において、適宜、しっかりと固定することができるため、使用者の動作等やリュックサック10の持ち運び動作等により主ファスナー151又は副ファスナー191が勝手に移動し、開口部が開き、収納物が脱落する、という事態を有効に防止することができる。
また、主ファスナー151及び副ファスナー191を開口部15及び19の中途位置において適宜固定した状態で停止させることもでき、様々な自由な使用態様を確保することができる。
内方布材17は、柔軟であって変形可能な素材、例えば、ポリプロピレン等により形成されている。また、表皮材はポリカーボネートにより形成されている。
図2に示すように、リュックサック10は、リュックサック10として機能するために左肩側背負紐21及び右肩側背負紐22よりなる一対の背負紐を備えている。この一対の背負紐21、22は、中間部において相互にクロスするようにリュックサック10の本体に取り付けられている。
すなわち、左肩側背負紐21の上端部は、前方側面部11の上端中央から所定距離だけ左側(図中右側)に離間した位置に設けられた左上側背負紐取付部23に取り付けられる。また、右肩側背負紐22の上端部は、前方側面部11の上端中央から所定距離だけ右側(図中左側)に離間した位置に設けられた右上側背負紐取付部24に取り付けられる。
他方で、左肩側背負紐21の下端部は、前方側面部11の右下端(図中左端)に設けられた右下側背負紐取付部25に取り付けられる。また、右肩側背負紐22の下端部は、前方側面部11の左下端(図中右端)に設けられた左下側背負紐取付部26に取り付けられる。
以上の構成により、歩行時の振動などがあっても一対の背負紐21、22の肩付近の部分は首に向かう方向に移動するため、一対の背負紐21、22が肩からずれ落ちることを防止することができる。
次に、本実施の形態に係るリュックサック10の作用についての説明をする。
本実施の形態に係るリュックサック10を使用する場合、まず、主ファスナー部151を開放することにより、主収納部16内へ、リュックサック10に収納して搬送する本来の収納物を主収納部16内へ収納して搬送することができる。
また、携帯電話等の小物等の副収納物は、別個に副収納部18内に収納することができる。この場合、本実施の形態に係るリュックサック10にあっては、内方布材17とマチ部表皮材141との間に所定間隔に対応した奥行きを持つ副収納部18が形成され、また、マチ部表皮材141にはマチ部14の高さ方向に沿って開口する副開口部19が設けられているので、副開口部18を介して副収納部18に収納物を容易に副収納物を収納又は取り出しをすることができる。
更に、図4に示すように、副収納部18は、幅方向においては内方布材17により画成されているが、高さ方向においては主収納部16の高さと同一に形成されていることから、主収納部16内に収納可能な高さ寸法を有する収納物であれば、所定の長尺の収納物であっても収納することができる。
このような長尺の収納物を取り出す場合には、主収納部16の主ファスナー151を開放することにより取り出すことができる。
また、本実施の形態にあっては、副ファスナー191はセルフロック式のファスナーにより構成されている。図5は、副収納部18内に折畳傘27を収納した場合を示す。
折畳傘27は上記のように副開口部19を介して副収納部18内に収納することもできるが、副開口部19から取り出したい場合には、図5に示すように、副ファスナー191により下方から閉じていき、折畳傘27を固定した状態で保持することもできる。
この場合、本実施の形態にあっては、副ファスナー191はセルフロックタイプのファスナーにより構成されていることから、折畳傘27を副ファスナー191により下方から締め付けた状態位置において副ファスナー191により折畳傘27を固定することが可能となる。
更に、開口部15は両側方においては副開口部19に隣接するので、上記のように、副開口部19のみならず開口部15を介しても副収納部18に対して収納物を容易に収納又は取り出しをすることができる。従って、例えば、副開口部19を介して副収納部18に対して出し入れすることができないほど長尺の収容物(すなわち、副収納部18の高さを超えるほど長尺の収容物)を開口部15を介して副収納部18に対して出し入れすることができる。
更に、副開口部19の長さ寸法は内方布材の高さ寸法よりもやや大きく形成されているので、副収納部18の高さ方向の全長に亘り副開口部19を開くことができる。従って、例えば、副収納部に収納可能な長尺物を副開口部19を全開にして横方向からそのまま収容物を副収納部18に対して出し入れすることもできる。
また、副収納部18の高さ方向の下端部まで副開口部19を開くことができることから、小型の収納物を収納した場合で副収納部18の底部付近に収納されている場合、底部付近から取り出したりすることが容易である。
前記内方布材17は柔軟であって変形可能な素材により形成されていることから、内方布材17は副収納物又は主収納物の形状によっても、適宜変化することができ、収納物の形態や収納量に対して柔軟に対応することができる。
即ち、副収納部18及び副収納部18以外の部分である主収納部の双方に収納物を収納することもでき、また、内方布材17を変形させて副収納部を潰すことにより広げられた主収納部のみに収納物を収納することもできるので、多目的にバッグを利用することができるという効果を奏することができる。つまり、バッグ10を主収納部16のみを備えるバッグとして使用することもできるし、主収納部16及び副収納部18の双方を備えるバッグとして使用することもできる。
また、本実施の形態に係るリュックサック10の表皮材はポリカーボネート製であって、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成皮革素材よりも剛性が高く、特に、対候性に優れることから、長年の使用によっても表皮材が劣化することがなく、耐用年数の長い高品質なバッグを提供することが可能となる。
上記の実施の形態ではバッグの例としてリュックサックの説明をしたが、本発明は、手提げバッグ、肩掛けバッグなどの他の種類のバッグにも適用することができる。
本実施の形態に係るリュックサック10にあっては、側面部11、12の両側方において、夫々、副収納部18が形成されている場合を例に説明したが、本実施の形態に限定されず、一方のみに形成してもよい。
本発明は、バッグに利用することができることから、広く産業上の利用可能性を有している。
10 バッグ(リュックサック)
11、12 一対の側面部(前方側面部、後方側面部)
13 下面部
14 マチ部
141 マチ部表皮材
142 側方マチ部
143 上方マチ部
144 下端部
15 開口部
151 ファスナー部(主ファスナー部)
16 主収納部
17 内方布材
18 副収納部
19 副開口部
191 ファスナー部(副ファスナー部)
20 幅方向両端部
21、22 一対の背負紐(左肩側背負紐、右肩側背負紐)
23 左上側背負紐取付部
24 右上側背負紐取付部
25 左下側背負紐取付部
26 右下側背負紐取付部
27 折畳傘

Claims (4)

  1. 一対の側面部、前記一対の側面部の間に設けられた下面部及び前記一対の側面部の間に設けられたマチ部とを有し、開口部を介して内部に形成された収納部内に収納物を収納して搬送できるバッグであって、
    リュックサックとして形成され、
    前記マチ部を形成するマチ部表皮材の内方には前記収納部を画成する内方布材が前記マチ部表皮材から所定間隔を置いて内方に設けられ、前記内方布材と前記マチ部表皮材との間には副収納部が形成されると共に、前記マチ部表皮材には前記マチ部の高さ方向に沿って開口する副開口部が設けられ、
    前記マチ部は、前記一対の側面部の側部に夫々設けられた一対の側方マチ部と、前記一対の側面部の上部に設けられた上方マチ部とからなり、
    前記内方布材は、前記一対の側面部の幅方向両端部内方において夫々、前記側方マチ部の高さ方向に沿って配設されると共に、前記副開口部は前記マチ部の高さ方向に沿ってスリット状に設けられていると共に前記開口部は、前記上方マチ部及び前記側方マチ部に亘ると共に前記副開口部に隣接して設けられ、前記開口部及び副開口部は線ファスナーにより形成され、
    前記線ファスナーはセルフロック式のファスナーであって、副開口部を開放した場合にはスライダーが下端部に配置されると共に、前記副開口部を閉塞した場合にはスライダーが上端部に配置されるように取り付けられ、収納物を、上部が前記副収納部外方に突出した状態で前記副開口部に固定して前記副収納部内に収納することができることを特徴とするバッグ。
  2. 前記副開口部は、前記内方布材の高さ寸法に亘って形成され、前記副開口部は前記マチ部表皮材の下端部に至るまで設けられていることを特徴とする請求項1記載のバッグ。
  3. 前記内方布材は柔軟であって変形可能な素材により形成されていることを特徴とする請求項2記載のバッグ。
  4. 表皮材はポリカーボネートにより形成されていることを特徴とする請求項1記載のバッグ。
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