JP2001320814A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2001320814A
JP2001320814A JP2000136302A JP2000136302A JP2001320814A JP 2001320814 A JP2001320814 A JP 2001320814A JP 2000136302 A JP2000136302 A JP 2000136302A JP 2000136302 A JP2000136302 A JP 2000136302A JP 2001320814 A JP2001320814 A JP 2001320814A
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JP
Japan
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upper case
wiring plate
engaging
case
junction box
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Abandoned
Application number
JP2000136302A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Murakoshi
洋行 村越
Hajime Takebe
肇 武部
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の半田付け部に応力が及ぶことがなく、
半田付け部の損傷を未然に防止することのできる電気接
続箱を提供する。 【解決手段】 コネクタ装着部11Aが設けられた上ケ
ース11内に、電線15を布線した布線プレート12
と、電子部品18を半田付けしてなるECU基板13と
を重ねて収納し、布線プレート12に布線された電線1
5に対して一端の圧接部16Aが接続され、且つ他端の
タブ端子部16Bがコネクタ装着部11A内に突出する
圧接端子16が配設され、上ケース11の下部開口部を
下ケース14で閉塞してなる電気接続箱10において、
上ケース11の両側の内壁に布線プレート係合用凹部1
1Cが形成され、布線プレート12の側壁部12Aに係
合用突起12Bが形成されている。これにより、上ケー
ス11内の所定位置に布線プレート12がロックされる
ため、半田付け部19が損傷を受けることを防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ装着部を
備える上ケース及び下ケース内に、布線プレート(ワイ
ヤインシュレーションプレート)及び電子コントロール
ユニット(ECU)基板等の基板とを積層して収納して
成る電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すような構造の電気接続
箱が知られている。電気接続箱1は、図2に示すよう
に、コネクタ装着部2Aが形成された上ケース2と、こ
の上ケース2内に収納される布線プレート3と、上ケー
ス2内において布線プレート3の下に配置されるECU
基板4と、上ケース2の下部開口部を閉塞する下ケース
5とを備えている。
【0003】また、布線プレート3には、電線6が布線
されている。さらに、この電線6に対して、圧接端子7
の圧接部7Aが圧接して接続され、圧接端子7のタブ端
子部7Bが上ケース2のコネクタ装着部2A内に突出す
るように配置されている。なお、ECU基板4には、各
種の電子部品8が搭載され、図示しない配線パターンに
半田付けされている。さらに、図2中、符号9は半田付
け部を示している。
【0004】さらに、上ケース2の下部の内壁には、係
合用凹部2Bが形成されている。これに対して、下ケー
ス5の側部には、側方へ突出する係合用突起5Aが形成
されている。
【0005】そして、電気接続箱1は、上ケース2の下
部開口部に下ケース5を嵌合し、下ケース5の係合用突
起5Aを上ケース2の係合用凹部2Bに嵌め込んでロッ
クすることにより、上ケース2の下部開口部を閉塞する
と共に、ECU基板4と布線プレート3を上,下ケース
2,5内に積層して収納するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電気接続箱1では、上ケース2のコネクタ装
着部2Aに図示しないコネクタを挿入して装着する場合
に、コネクタ装着部2A内に突出する圧接端子7のタブ
端子部7Bがコネクタと嵌合するとき下方へ押されるた
め、圧接端子7を介して布線プレート3へその応力が伝
達される。このように布線プレート3へ伝達された応力
は、ECU基板4にもそのまま伝達されるため、ECU
基板4に撓みを発生させる原因となる。そして、ECU
基板4が撓むことにより、電子部品8の半田付け部9が
損傷を受け易くなるという問題点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、基板の半田付け
部に応力が及ぶことがなく、半田付け部の損傷を未然に
防止することのできる電気接続箱を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタ装着部が設けられた上ケース内に、順次、電線を布
線した布線プレートと、電子部品を半田付けしてなる基
板とを積層して収納すると共に、前記布線プレートに布
線された前記電線に対して一端が接続され、且つ他端が
前記コネクタ装着部内に突出する端子が配設され、前記
上ケースの下部開口部を下ケースで閉塞してなる電気接
続箱において、前記上ケースに被係合部が設けられ、且
つ前記布線プレートに該被係合部に係合する係合部が設
けられていることを特徴とする。
【0009】このような構成の請求項1の発明では、上
ケースに形成された被係合部に、布線プレートに形成さ
れた係合部を係合することにより、上ケースに布線プレ
ートを固定することができる。このため、上ケースのコ
ネクタ装着部にコネクタを挿入したときに、コネクタ装
着部内に突出する端子が下方へ押圧力を受けても、布線
プレートでその押圧力を受け止めるため、電子部品が実
装された基板へ応力が及ぶことを防ぐことができる。よ
って、基板が応力によって撓むことがなく、基板の半田
付け部分が損傷されるのを防止する作用がある。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1の電気
接続箱であって、前記被係合部は前記上ケースの少なく
とも両側の内壁に形成された係合用凹部であり、前記係
合部は前記布線プレートの側部に突設された係合用突起
であることを特徴とする。
【0011】したがって、請求項2の発明では、請求項
1の発明の作用に加えて、上ケースの少なくとも内壁に
形成された係合用凹部に、布線プレートの側部に形成さ
れた係合用突起が係合することにより、布線プレートを
上ケースに固定することができる。布線プレートを上ケ
ース内に挿入することにより、係合用凹部と係合用突起
とが自動的に係合されるため、組み付けを容易に行うこ
とが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気接続箱の
詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0013】図1に示すように、電気接続箱10は、上
部に図示しない各種コネクタが挿入される複数のコネク
タ装着部11Aが一体突出成された合成樹脂製の上ケー
ス11と、この上ケース11内に収納される布線プレー
ト12と、上ケース11内において布線プレート12の
下側に配置され、電子部品18が搭載される基板として
のECU基板13と、上ケース11の下部開口部を閉塞
する合成樹脂製の下ケース14とで大略構成されてい
る。
【0014】まず、上ケース11の構成について説明す
る。上ケース11は電気絶縁性の合成樹脂でなり、略直
方体形状に形成されている。また、上ケース11の下面
は下部開口部となっている。さらに、上ケース11の内
部空間とコネクタ装着部11Aの内部空間とは連通する
ように形成されている。また、上ケース11の下部開口
部の両側の内壁には、それぞれ複数の下ケース係合用凹
部11Bが形成されている。さらに、上ケース11の内
壁における上記下ケース係合用凹部11Bの上方位置に
は、複数の布線プレート係合用凹部(被係合部)11C
が形成されている。
【0015】次に、布線プレート12の組み付け構造に
ついて説明する。布線プレート12には、複数の電線1
5が布線されて配索されている。さらに、この電線15
に対して圧接端子(端子)16の圧接部16Aが圧接し
て接続され、該圧接端子16のタブ端子部16Bが上ケ
ース11のコネクタ装着部11A内に突出するように配
置されている。このようにコネクタ装着部11A内に突
出するように配置されたタブ端子部16Bが、図示しな
いコネクタの接続端子と嵌合して接続されるようになっ
ている。
【0016】また、布線プレート12の側壁部12Aに
は、側方へ向けて突出する複数の係合用突起(係合部)
12Bが形成されている。この係合用突起12Bは、上
ケース11に布線プレート12を挿入した時に、上ケー
ス11の内壁に形成された布線プレート係合用凹部11
Cに嵌合して係合するようになっている。このため、布
線プレート12は上ケース11内に収納された状態で固
定されるようになっている。
【0017】ECU基板13は、絶縁性樹脂でなる基板
17に図示しない配線パターンが形成されており、配線
パターンの所定位置に各種の電子部品18が半田付けに
よって実装されている。なお、図1中、符号19は半田
付け部を示している。
【0018】下ケース14は、前記した上ケース11の
下部開口部内に密嵌するように略長方形状に形成されて
いる。そして、下ケース14の側壁部14Aには、側方
へ突出する複数の係合用突起14Bが形成されている。
これら係合用突起14Bは、上ケース11の下部開口部
の内壁に形成された下ケース係合用凹部11Bに係合さ
れて、下ケース14を上ケース11に固定する機能を有
している。
【0019】このように、上ケース11の下部開口部に
下ケース14を嵌合し、下ケース14の係合用突起14
Bを上ケース11の下ケース係合用凹部11Bに嵌め込
むことにより、上ケース11の下部開口部が閉塞される
と共に、ECU基板13を布線プレート12と下ケース
14との間に挾持された状態で収納されるようになって
いる。
【0020】本実施形態では、上ケース11のコネクタ
装着部11Aにコネクタを挿入して接続を図った場合
に、コネクタ側の端子と圧接端子16のタブ端子部16
Bとの嵌合に伴って、圧接端子16が下方へ押される応
力を受けても、上ケース11内の所定位置に布線プレー
ト12をロックする構成であるため、その応力はECU
基板13へ伝わることがない。このため、コネクタの装
着動作に伴って、ECU基板13が変形することがな
い。これにより、ECU基板13の半田付け部19に引
っ張り応力、圧縮応力、並びに曲げ応力などの各種の応
力がかかることがなく、半田付け部19が損傷を受ける
ことがない。
【0021】以上、実施形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく構成の要旨に付随す
る各種の変更が可能である。例えば、前記実施形態で
は、基板としてECU基板13を適用して説明したが、
他の機能を有する電子部品を半田付けした基板を適用し
ても勿論よい。
【0022】また、前記実施形態では、上ケース11の
みにコネクタ装着部11Aを備える構成に本発明を適用
したが、下ケース14にもコネクタ装着部を有する構成
に適用することができる。さらに、上ケース11側に布
線プレート係合用凹部11Cを形成し、布線プレート1
2の側壁部12Aに係合用突起12Bを形成したが、逆
に上ケース11側に突起を形成し布線プレート12の側
壁部12Aに凹部を形成する構成としてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、上ケースに布線プレートをロックすることによ
り、上ケースのコネクタ装着部にコネクタを挿入したと
きに、コネクタ装着部内に突出する端子が下方へ押圧力
を受けても、布線プレートでその押圧力を受け止めるた
め、電子部品が実装された基板へ応力が及ぶことを防止
することができ、基板の半田付け部分が損傷されるのを
防止する効果がある。
【0024】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、上ケースの少なくとも内壁に形
成された係合用凹部に、布線プレートの側部に形成され
た係合用突起を容易に係合させることができる。このよ
うに、布線プレートを上ケース内に挿入することによ
り、係合用凹部と係合用突起とが自動的に係合されるた
め、組み付け作業性を良好にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気接続箱の実施形態を示す分解
斜視図である。
【図2】従来の電気接続箱を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱 11 上ケース 11A コネクタ装着部 11C 布線プレート係合用凹部(被係合部) 12 布線プレート 12A 側壁部 12B 係合用突起(係合部) 13 ECU基板(基板) 14 下ケース 15 電線 16 圧接端子(端子) 16A 圧接部 16B タブ端子部 18 電子部品 19 半田付け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA04 AA09 AA13 AA16 BB02 BB03 BB22 CC22 EE03 FF15 GG02 GG09 GG15 HH01 HH16 HH18 HH22 5G361 BA04 BB01 BC01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ装着部が設けられた上ケース内
    に、順次、電線を布線した布線プレートと、電子部品を
    半田付けしてなる基板とを重ねて収納すると共に、前記
    布線プレートに布線された前記電線に対して一端が接続
    され、且つ他端が前記コネクタ装着部内に突出する端子
    が配設され、前記上ケースの下部開口部を下ケースで閉
    塞してなる電気接続箱において、 前記上ケースに被係合部が設けられ、且つ前記布線プレ
    ートに該被係合部に係合する係合部が設けられているこ
    とを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記被係合部は前記上ケースの少なくとも両側の内壁に
    形成された係合用凹部であり、前記係合部は前記布線プ
    レートの側部に突設された係合用突起であることを特徴
    とする電気接続箱。
JP2000136302A 2000-05-09 2000-05-09 電気接続箱 Abandoned JP2001320814A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1669247A2 (en) 2004-12-13 2006-06-14 Yazaki Corporation Electric connection box

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1669247A2 (en) 2004-12-13 2006-06-14 Yazaki Corporation Electric connection box
US7249956B2 (en) 2004-12-13 2007-07-31 Yazaki Corporation Electric connection box

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