JP2001319631A - 二次電池 - Google Patents

二次電池

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JP2001319631A JP2000140505A JP2000140505A JP2001319631A JP 2001319631 A JP2001319631 A JP 2001319631A JP 2000140505 A JP2000140505 A JP 2000140505A JP 2000140505 A JP2000140505 A JP 2000140505A JP 2001319631 A JP2001319631 A JP 2001319631A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池間の接続構成が簡単でしかも液漏れの恐
れがなくかつそのためのシール材の組み付け作業性の良
い二次電池を提供する。 【解決手段】 幅の狭い短側面と幅の広い長側面とを有
する直方体状の電槽3内に、その長側面方向両端に正極
と負極の集電板31、32を有する極板群5と電解液を
収容して単電池6を構成し、これらの集電板31、32
に、電槽3の短側面に貫通形成した接続穴7に嵌入させ
て先端同士を溶接することで接続する接続突部33を設
け、かつ接続突部33の周囲に形成した環状溝34内に
短側面との間のシールを行うシール材28を配設すると
ともに、環状溝34の開口縁に環状溝内に突出するシー
ル材抜け出し防止突部30を突設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二次電池に関し、特
に複数の単電池を接続してなる集合型二次電池に好適に
適用できる二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所要の電力容量が得られるように複数の
単電池を接続して一体的に連結して成る従来の集合型二
次電池としては、図5のようなものが知られている。こ
の集合型二次電池は、図6に示すような密閉型アルカリ
二次電池からなる複数個の単電池41(41a〜41
j)を、その電槽42の幅の広い長側面同士を互いに対
向させて重ねるように配置し、両端の単電池41a、4
1jの電槽42の外側にエンドプレート52を当接さ
せ、両エンドプレート52、52間を拘束バンド53に
て結束することにより一体的に連結して構成されてい
る。
【0003】単電池41は、正極板と負極板をセパレー
タを介して積層してなる発電要素である極板群47を電
解液と共に電槽42内に収容し、各電槽42の開口部を
安全弁45を設けた蓋46で閉じ、極板群47を構成す
る各正極板の一側部上端から上方にリード49を引き出
してその上部に正極端子43を接続し、また同様に各負
極板の他側部上端から上方にリード49を引き出してそ
の上部に負極端子44を接続し、これら正極端子43及
び負極端子44を蓋46に取付けて構成されている。
【0004】そして、連結されて隣り合う単電池41間
の正極端子43と負極端子44とが接続板51にて接続
されて各単電池41が直列接続されている。また、各電
槽42間が連結されるとき、電槽42の長側面に上下方
向に突設されたリブ48が隣接間で突き合わされ、各リ
ブ48、48間の長側面間の空間にて電槽42の上下方
向に貫通する冷媒流路が形成され、冷媒通路に送風して
各単電池41a〜41jを冷却するように構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
集合型二次電池の構成では、極板の上端一側部から上方
にリード49を引き出して蓋46に装着される端子4
3、44に接続し、これら端子43、44の蓋46の上
部に突出した部分間を接続板51で接続するようにして
いるので、単電池間の接続構成が複雑で部品点数が多い
ためにコスト高になるとともに接続抵抗が大きくなり、
また電槽42の上部に接続用の空間を確保する必要があ
るとともに接続部が外部に露出しているために、設置ス
ペースをコンパクトにできないという問題があった。
【0006】また、極端子43、44の極柱が蓋46を
貫通する部分には、一般に蓋内面側にのみOリングを配
置して1重にのみシールしているので、電池使用時に液
漏れの恐れがあった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、電池
間の接続構成が簡単で低コストにて構成できるとともに
設置スペースをコンパクトにでき、しかも液漏れの恐れ
がなくかつそのためのシール材の組み付け作業性の良い
二次電池を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の二次電池は、幅
の狭い短側面と幅の広い長側面とを有する直方体状の電
槽内に、その長側面方向両端に正極と負極の集電板を有
する極板群と電解液を収容して単電池を構成し、これら
の集電板に、電槽の短側面に貫通形成した接続穴に嵌入
する接続突部を設け、その電槽の短側面の外側に配置し
た同様の集電板又は接続端子に接続突部を設け、これら
接続突部の先端を溶接して外部と接続するようにし、か
つ短側面の両側に配設された集電板又は接続端子の接続
突部の周囲にそれぞれ短側面との間のシールを行うシー
ル材を配設するとともに、接続突部の周囲のシール材を
配置する環状溝の開口縁に環状溝内に突出するシール材
抜け出し防止突部を突設したものである。
【0009】この構成によれば、極板群の集電板に設け
た接続突部によって隣接する電池間又は接続端子と接続
するので、接続構成が簡単でかつ別の接続部品を必要と
せずに接続できて低コストにて構成でき、また電池間の
接続構成がコンパクトとなり、設置スペースをコンパク
トにでき、かつ短側面両側のシール材による2重シール
にて使用中の液漏れを確実に防止でき、さらに集電板の
環状溝にシール材を保持させた後、その集電板を電槽の
短側面の両側に配置して接続突部を接続穴に挿入して溶
接するまでの集電板の取扱い中にシール材が環状溝から
抜け出してしまうのを防止でき、集電板の接続時の作業
性を向上できる。
【0010】また、そのシール材抜け出し防止突部を、
環状溝の開口縁部の全周又は適当間隔置きの複数箇所を
溝底に向けてプレスすることにより環状溝内に膨出させ
て形成すると、複雑なプレス型を用いずにプレス成形時
の一連の工程で環状溝内に突出する突部を容易に低コス
トにて形成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の集合
型二次電池について、図1〜図4を参照して説明する。
【0012】本実施形態の集合型二次電池1は、電気自
動車用の駆動電源として好適に用いることができるニッ
ケル・水素二次電池であり、図1、図2に示すように、
幅の狭い短側面と幅の広い長側面とを有する上面開口の
直方体状の複数(図示例では6つ)の電槽3をその短側
面を共用して相互に一体的に連結して成る一体電槽2に
て構成されかつ各電槽3の上面開口は一体の蓋体4にて
一体的に閉鎖されている。
【0013】各電槽3内には、電槽3の長側面と平行な
多数の正極板と負極板をセパレータを介して短側面方向
に積層してなる極板群5が電解液とともに収納され、単
電池6が構成されている。極板群5においては、正極板
と負極板の互いに反対側の側縁部をそれぞれ対向部分か
ら外側に突出させてそれらの突出部を正極リード部18
aと負極リード部19aとし、これらリード部18a、
19aに対してその全長にわたって集電板31、32を
固着して構成されている。
【0014】一体電槽2の両端の電槽3の外側の短側面
及び各電槽3、3間の短側面の上端部には接続穴7が形
成され、後で詳細に説明するように、両端の電槽3の外
側の短側面の接続穴7には正極又は負極の接続端子8が
装着され、中間の電槽3、3間の短側面の接続穴7を通
して両側の単電池6、6が直列接続されている。
【0015】蓋体4の上面には、互いに隣り合う電槽
3、3の隣接端部において通孔9が形成されるととも
に、蓋体4上にこれら通孔9、9間を連通する連通路2
2を形成した連通蓋21が溶着されている。21aは、
連通蓋21の内面中央部に突設された補強突起で、連通
路22を閉じない大きさでかつその先端が蓋体4の上面
に当接して溶着され、連通蓋21の耐圧強度を確保して
いる。
【0016】一体電槽2と蓋体4と連通蓋21は、PP
/PPEアロイなどの合成樹脂材料にて構成されてお
り、電解液に対して撥液性を有している。なお、蓋体4
と連通蓋21のみを撥液性材料で構成してもよく、さら
に連通路22の表面にのみ撥液性の材料のコーティング
を施してもよい。
【0017】また、蓋体4には各電槽3毎に内部圧力が
一定以上になったときに圧力を解放するための単一の安
全弁10が配設され、また単電池6の温度を検出する温
度検出センサを装着するセンサ装着穴11が適当な単電
池6の極板群5の上端に接するように凹入形成されてい
る。
【0018】各電槽3の長側面が一平面を成す一体電槽
2の長側面12には、各電槽3の両側端に対応する位置
に上下方向に延びるリブ13が突設されており、かつリ
ブ13、13間には適当ピッチ間隔でマトリックス状に
多数の比較的小さな円形の突部14が突設されている。
これらリブ13と突部14は同じ高さである。さらに、
電槽3の上端部と蓋体4の側面には、リブ13の延長位
置及び突部14の配置位置に対応してそれらの側面間に
わたるように、リブ13及び突部14と同じ高さの連結
リブ15a及び15bが形成されている。また、一体電
槽2の長側面12の両端近傍の2つのリブ13の外面の
上部と下部に、一体電槽2をその長側面12で互いに重
ねた時に相互に嵌合する複数の位置決め用の突部16と
凹部17が設けられている。これらリブ13、突部14
及び連結リブ15a、15bは、一体電槽2を並列配置
したときにそれらの間に各電槽3を効率的にかつ均一に
冷却するための冷媒通路を形成する。
【0019】また、単電池6、6を直列接続する接続構
成は、図3、図4に示すように、極板群5の両側の集電
板31、32の上端部に、電槽3の短側面の上端部に貫
通形成した接続穴7に嵌入する接続突部33を突出形成
し、これら接続突部33の先端を溶接して隣り合う単電
池6、6の集電板31、32を接続している。なお、両
端の電槽3の集電板31又は32と接続端子8との間の
接続は、接続端子8の接続突部26と接続突部33の先
端を溶接して接続している。
【0020】また、短側面の両側の集電板31、32の
接続突部33又は接続端子8の接続突部26の周囲に環
状溝34を形成してそれぞれ短側面との間のシールを行
うOリング28を配設している。これらの環状溝34に
装着されたOリング28にて接続穴7は2重にシールさ
れている。
【0021】上記接続突部33は、集電板31、32の
プレス成形によって一面側に突出成形されている。ま
た、接続突部33の先端中央部に若干の凹み39が形成
され、先端外周部に環状突出部38を有する断面形状に
形成している。
【0022】また、集電板31、32の接続突部33の
周囲のOリング28を配置する環状溝34において、そ
の内周面34aの開口縁部の周方向複数箇所(図示例で
は6箇所)に環状溝34内に向けて所定量pだけ突出す
るシール材抜け出し防止突部30が突設されている。
【0023】詳しく説明すると、環状溝34は、図4
(d)に示すように、その内周面34aが中心側に向け
てθ°(1〜3°程度)テーパして形成されており、そ
のままの状態でOリング28を配置した場合、図3に示
すように、集電板31、32を電槽3の短側面の両側に
配置し、接続突部33を接続穴7に挿入し、集電板3
1、32を矢印の如く挟圧して溶接するまでの集電板3
1、32の取扱い中に、Oリング28が環状溝34から
抜け出してしまう恐れがあるが、シール材抜け出し防止
突部30を設けることによって上記集電板31、32の
取扱い中にOリング28が環状溝34から抜け出すのを
防止している。
【0024】上記シール材抜け出し防止突部30の突出
量pは、内周面34aのテーパをほぼ補償する程度か若
干それよりも大きくするのが、Oリング28の装着作業
の容易化と抜け出し防止の両方を満たすのに好適であ
る。
【0025】なお、図示例では、シール材抜け出し防止
突部30を等間隔おきに6箇所に設けたが、その数は少
なくても、多くても良く、場合によっては全周にわたっ
て連続して形成してもよい。また、シール材抜け出し防
止突部30を環状溝34の内周面34aの開口縁部に設
けたが、外周面の開口縁部に設けてもよく、また内外周
に形成してもよい。
【0026】また、このシール材抜け出し防止突部30
は、図4(d)に仮想線で示す断面形状の環状溝34の
開口縁部を溝底に向けてプレスしてプレス部30aを凹
入形成することによって集電板材料を環状溝34内に向
けて膨出させて形成している。これにより、複雑なプレ
ス型を用いずにプレス成形時の一連の工程で、環状溝3
4内に突出するシール材抜け出し防止突部30を容易に
低コストにて形成することができる。
【0027】以上の構成の集合型二次電池1において
は、直方体状の複数の電槽3をその短側面で相互に一体
的に連結して成る一体電槽2を構成し、かつ各電槽3の
上面開口を蓋体4にて一体的に閉鎖し、電槽3、3間の
短側面の上端部に形成した接続穴7に、両側の極板群5
の集電板31、32の接続突部33を挿入してその先端
同士を溶接して接続しているので、隣接する単電池6の
接続を一体電槽2の内部で行うことができ、外部に接続
構成が露出しないので、集合型二次電池1の設置スペー
スをコンパクトにすることができる。
【0028】また、互いに隣り合う電槽3、3の隣接端
部において、蓋体4に通孔9を形成するとともに、蓋体
4上にこれら通孔9、9間を連通する連通路22を形成
した連通蓋21が溶着されており、これによって各電槽
3の間の内部圧力を均一化して一部の電槽3の内部圧力
の上昇によってその単電池6の寿命が低下し、それに伴
って集合型二次電池1全体の寿命が短くなるのを防止す
るとともに、蓋体4に単一の安全弁10を設けるだけで
良くして、コスト低下を図ることができる。
【0029】また、極板群5を構成している集電板3
1、32のプレス成形によって突出成形された接続突部
33にて、隣接する電槽3の極板群5、すなわち単電池
6を直列接続しているので、接続部品を別途に必要とせ
ず、少ない部品点数で低コストにて簡単に接続すること
ができ、また接続突部33が集電板31、32と一体で
ありかつ1箇所の溶接で接続されているので、電気抵抗
の極めて少ない接続が可能となる。
【0030】さらに、両端の電槽3の外側の短側面にお
いても、同様の接続突部26を有する接続端子8と集電
板31または32を両側に配置してそれらの接続突部2
6と33の先端同士を溶接することにより、電槽3とそ
の外部との接続をコンパクトな構成でかつ簡単に行うこ
とができる。
【0031】また、接続突部33の先端外周部に環状突
出部38を設けているので、接続突部33の先端同士の
溶接時に、先端が平面の溶接電極を用いて接続突部33
の突出側とは反対側の周囲を加圧してもその加圧力は確
実に突出先端外周部の環状突出部38に伝達され、この
環状突出部38の当接部に加圧力が集中しかつ環状の溶
接線となって大きな溶接面積が確保されるため溶接性が
良好となり、電気抵抗の小さい接続部を高い信頼性をも
って得ることができる。
【0032】また、集電板31又は32の接続突部33
や接続端子8の接続突部26の周囲に短側面との間のシ
ールを行うOリング28を配設しているので、短側面の
両側で2重にシールすることができ、使用中の液漏れを
確実に防止できる。
【0033】しかも、環状溝34の内周面34aにシー
ル材抜け出し防止突部30を設けているので、図3に示
すように、この環状溝34内にOリング28を配置した
状態で集電板31、32を電槽3の短側面の両側に配置
し、接続突部33を接続穴7に挿入し、集電板31、3
2を矢印の如く挟圧して溶接するまでの集電板31、3
2の取扱い中にOリング28が環状溝34から抜け出す
のを確実に防止でき、集電板31、32の接続時の作業
性を向上できる。
【0034】
【発明の効果】本発明の二次電池によれば、以上の説明
から明らかなように、直方体状の電槽内に、その長側面
方向両端に正極と負極の集電板を有する極板群と電解液
を収容して単電池を構成し、これらの集電板に、電槽の
短側面に貫通形成した接続穴に嵌入する接続突部を設
け、その電槽の短側面の外側に配置した同様の集電板又
は接続端子に接続突部を設け、これら接続突部の先端を
溶接して外部と接続するようにし、かつ短側面の両側に
配設された集電板又は接続端子の接続突部の周囲にそれ
ぞれ短側面との間のシールを行うシール材を配設すると
ともに、接続突部の周囲のシール材を配置する環状溝の
開口縁に環状溝内に突出するシール材抜け出し防止突部
を突設したので、極板群の集電板に設けた接続突部によ
って隣接する電池間又は接続端子と接続でき、接続構成
が簡単、低コスト、コンパクトとなり、設置スペースを
コンパクトにでき、かつ短側面両側のシール材による2
重シールにて使用中の液漏れを確実に防止でき、さらに
集電板の環状溝にシール材を保持させた後、その集電板
を電槽の短側面の両側に配置して接続突部を接続穴に挿
入して溶接するまでの集電板の取扱い中にシール材が環
状溝から抜け出してしまうのを防止でき、集電板の接続
時の作業性を向上できる。
【0035】また、そのシール材抜け出し防止突部を、
環状溝の開口縁部の全周又は適当間隔置きの複数箇所を
溝底に向けてプレスすることにより環状溝内に膨出させ
て形成すると、複雑なプレス型を用いずにプレス成形時
の一連の工程で環状溝内に突出する突部を容易に低コス
トにて形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の集合型二次電池を示し、
(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図2】同実施形態の部分縦断正面図である。
【図3】同実施形態における単電池間の接続構成を示す
拡大縦断面図である。
【図4】同実施形態における集電板の接続部の構成を示
し、(a)は正面図、(b)は(a)の縦断側面図、
(c)は(a)のC部拡大図、(d)は(c)のD−D
矢視拡大断面図である。
【図5】従来例の集合型二次電池の外観斜視図である。
【図6】同従来例の単電池の部分破断斜視図である。
【符号の説明】
1 集合型二次電池 2 一体電槽 3 電槽 5 極板群 6 単電池 7 接続穴 8 接続端子 26 接続突部 28 Oリング(シール材) 30 シール材抜け出し防止突部 30a プレス部 31 集電板 32 集電板 33 接続突部 34 環状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐沢 昭司 静岡県湖西市境宿555番地 パナソニック EVエナジー株式会社内 (72)発明者 加治屋 弘海 静岡県湖西市境宿555番地 パナソニック EVエナジー株式会社内 (72)発明者 加藤 智 愛知県豊田市トヨタ町6番地 株式会社協 豊製作所内 Fターム(参考) 5H011 AA03 AA09 AA17 BB03 EE04 FF04 GG02 HH03 JJ04 5H022 AA04 BB01 BB11 CC03 CC12 CC14 CC26 5H040 AA02 AA03 AA34 AS07 AT06 AY05 DD04 DD05 DD09 DD14 JJ03 LL06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅の狭い短側面と幅の広い長側面とを有
    する直方体状の電槽内に、その長側面方向両端に正極と
    負極の集電板を有する極板群と電解液を収容して単電池
    を構成し、これらの集電板に、電槽の短側面に貫通形成
    した接続穴に嵌入する接続突部を設け、その電槽の短側
    面の外側に配置した同様の集電板又は接続端子に接続突
    部を設け、これら接続突部の先端を溶接して外部と接続
    するようにし、かつ短側面の両側に配設された集電板又
    は接続端子の接続突部の周囲にそれぞれ短側面との間の
    シールを行うシール材を配設するとともに、接続突部の
    周囲のシール材を配置する環状溝の開口縁に環状溝内に
    突出するシール材抜け出し防止突部を突設したことを特
    徴とする二次電池。
  2. 【請求項2】 シール材抜け出し防止突部は、環状溝の
    開口縁部の全周又は適当間隔置きの複数箇所を溝底に向
    けてプレスすることにより環状溝内に膨出させて形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の二次電池。
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