JP2001319360A - 集積型光ピックアップ用モジュール及び光ピックアップ - Google Patents

集積型光ピックアップ用モジュール及び光ピックアップ

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JP2001319360A JP2000401682A JP2000401682A JP2001319360A JP 2001319360 A JP2001319360 A JP 2001319360A JP 2000401682 A JP2000401682 A JP 2000401682A JP 2000401682 A JP2000401682 A JP 2000401682A JP 2001319360 A JP2001319360 A JP 2001319360A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】集積型光ピックアップ用モジュールにおいて、
複数の半導体レーザの発光点間隔を反射面を利用して擬
似的に近接させる方法を、量産に適した簡便な方法でし
かも低コストに実現する。 【解決手段】本発明では、複数の半導体レーザ5−3
と、それぞれの半導体レーザに対応する複数の反射面を
持つ光学素子5−4とを含んで構成される集積型光ピッ
クアップ用モジュールにおいて、上記半導体レーザ5−
3のヘテロ接合面と上記光学素子5−4の対応する反射
面とのなす角がそれぞれ略直角となるように構成し、さ
らに本発明では、二つの半導体レーザ5−3は対向して
配置され、この半導体レーザ間に、それぞれの半導体レ
ーザに対応する複数の反射面を持つ光学素子5−4が配
置され、該光学素子の反射面が、対応する半導体レーザ
の光軸に対してそれぞれ45度の角度で配置されるよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
・ディスク)系の光ディスクやDVD(デジタル・バー
サタイル・ディスク)系光ディスクなど複数種類の光デ
ィスクの記録・再生が可能な光ディスク記録再生装置
で、主としてDVD、S−DVD等の高密度光ディスク
が再生可能な高密度光ディスク装置に応用される集積型
光ピックアップ用モジュール及び光ピックアップに関
し、特に、複数の半導体レーザと光学素子、及びこれら
の半導体レーザや光学素子が実装されるサブマウントか
らなる集積型光ピックアップ用モジュール、及び前記モ
ジュールと受光素子等を集積して一体化した集積型光ピ
ックアップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光記録媒体として、CD、CD−
R、CD−RW等のCD系の光ディスクや、DVD、D
VD−R、DVD−RW、S−DVD等のDVD系高密
度光ディスクなど、さまざまな光ディスクが普及しはじ
めているが、理想的には1つの記録再生装置で複数種類
の光ディスクを記録再生できることが望ましい。しかし
ながらCD、CD−R、CD−RW等のCD系の光ディ
スクで使用されている波長780nmのレーザ光では、
光スポットをDVD系の光ディスク上のピットの大きさ
まで絞り込むことができない。一方、CD−Rの光ディ
スクに用いられる色素はDVD系で使用されている波長
650nmのレーザ光では反射せず透過してしまい、読
み取りをすることができない。したがって、CD−Rの
光ディスクとDVD系の光ディスクを1つの記録再生装
置で記録再生できるようにするためには、波長780n
mと波長650nmの2つの半導体レーザ装置を用いな
ければならない。
【0003】しかしながら,波長780nmと波長65
0nmの2つの半導体レーザで光学系を共用するために
は、二つの発光点の間隔を出来るだけ近く(好ましくは
100μm以下に)しなければならない。これまでに波
長650nmの半導体レーザチップと波長780nmの
半導体レーザチップを1つのパッケージ上に水平方向に
並べて取り付けた半導体レーザ装置が提案されている
が、この構成ではレーザチップ幅やサブマウント幅の影
響を受け、2つのレーザチップの発光点位置間隔が30
0〜400μmと大きくなってしまうため、光ピックア
ップの光学系を設計するのが非常に難しくなってしま
う。また、一つのチップから二つの波長を発振できる半
導体レーザや、発光点がチップの端に形成された半導体
レーザを並べて用いる方法も提案されているが、その様
な特殊な構造の半導体レーザは一般には市販されていな
いため入手が非常に困難である。そこで通常の構造の半
導体レーザを用いて、反射面を利用して擬似的に発光点
を近接させる方法が提案されている。例えば、特開平1
1−39684号公報には、断面が三角形の形状を有す
るサブマウントにより、発光点を近接させる方法が開示
されている。図13は特開平11−39684号公報の
図2を引用した図である。この図で断面が三角形の形状
を有するサブマウント45により、半導体レーザ34,
36からの出力B1,B2は近接した反射面32B,3
2Cで折り曲げられるので、発光点を擬似的に近接させ
ることが出来る。
【0004】しかしながら、このような構造を実現する
ためには断面が三角形の形状を有する構造を作製しなけ
ればならない。特に45度の角度を持つ断面が三角形の
傾斜面を作ることは容易ではなく、これまで何通りかの
作製方法が提案されてはいるが、実際に量産に適用でき
るほど安定して作製できるわけではなかった。また特開
2000−113486号に開示されるようにマイクロ
プリズムを用いて断面が三角形の形状を付加することも
可能であるが、サブマウント等の個別部品の寸法精度が
高くないため実装が非常に難しくなる上に断面三角形の
光学部品が必要なため、コスト的に非常に高価になって
しまい、光ピックアップへの搭載が現実的ではなくなっ
てしまう。この様に従来開示された反射面を利用して発
光点を擬似的に近接させる方法では、量産に適した簡便
な方法ではなく、しかもそれを低コストに実現すること
が出来なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、通常の構造の半導体レーザを
用いて、複数の半導体レーザの発光点間隔を反射面を利
用して擬似的に近接させる方法を、量産に適した簡便な
方法でしかも低コストに実現した構成の集積型光ピック
アップ用モジュール及びそれを用いた集積型光ピックア
ップを提供することを課題(目的)とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明においては、複数の
半導体レーザと、それぞれの半導体レーザに対応する複
数の反射面を持つ光学素子とを含んで構成される集積型
光ピックアップ用モジュールにおいて、上記半導体レー
ザのヘテロ接合面と上記光学素子の対応する反射面との
なす角がそれぞれ略直角となるように構成したものであ
る。また、請求項2記載の発明においては、請求項1記
載の集積型光ピックアップ用モジュールにおいて、二つ
の半導体レーザが対向して配置してあり、この半導体レ
ーザ間に、それぞれの半導体レーザに対応する複数の反
射面を持つ光学素子が配置され、該光学素子の反射面
が、対応する半導体レーザの光軸に対してそれぞれ45
度の角度で配置されるように構成したものである。さら
に請求項3記載の発明においては、請求項2記載の集積
型光ピックアップ用モジュールにおいて、上記二つの半
導体レーザは、それぞれサブマウントに実装されている
構造としたものである。さらに請求項4記載の発明にお
いては、請求項2記載の集積型光ピックアップ用モジュ
ールにおいて、上記二つの半導体レーザと光学素子は、
サブマウントに実装されている構造としたものである。
さらに請求項5記載の発明においては、請求項4記載の
集積型光ピックアップ用モジュールにおいて、上記サブ
マウントは直方体の一部に平行に凹んだ面を持ついわゆ
るコの字型もしくはこれに類似した形状を有しており、
この凹み面に上記光学素子が実装されている構造とした
ものである。
【0007】請求項6記載の発明においては、請求項
1,2,3,4または5記載の集積型光ピックアップ用
モジュールにおいて、上記光学素子の形状が直方体また
は多角柱となるように構成したものである。また、請求
項7記載の発明においては、請求項6記載の集積型光ピ
ックアップ用モジュールにおいて、上記光学素子の基材
が半導体材料からなる構成としたものである。さらに請
求項8記載の発明においては、請求項7記載の集積型光
ピックアップ用モジュールにおいて、上記光学素子の基
材が単結晶Si(シリコン)からなる構成としたもので
ある。さらに請求項9記載の発明においては、請求項8
記載の集積型光ピックアップ用モジュールにおいて、上
記光学素子の反射面が単結晶Siの(110)面と(1
11)面からなる構成としたものである。さらに請求項
10記載の発明においては、請求項1〜9のうちの何れ
か一つに記載の集積型光ピックアップ用モジュールにお
いて、上記二つの半導体レーザは、それぞれ異なる発振
波長を持っており、上記光学素子の反射面から半導体レ
ーザまでの距離が、発振波長あるいは光学系の色収差に
応じた異なる距離に実装されている構成としたものであ
る。
【0008】請求項11記載の発明においては、光源部
からの光束を光記録媒体に集光して情報の記録及び/ま
たは再生を行う光ピックアップにおいて、上記光源部と
して、請求項1〜10のうちの何れか一つに記載された
集積型光ピックアップ用モジュールを用いた構成とした
ものである。また、請求項12記載の発明においては、
光源部からの光束を光記録媒体に集光して情報の記録及
び/または再生を行う光ピックアップにおいて、請求項
1〜10のうちの何れか一つに記載された集積型光ピッ
クアップ用モジュールと、ホログラム素子及び受光素子
(PD)を用いて形成した構成としたものである。さら
に請求項13記載の発明においては、請求項11または
12記載の集積型光ピックアップにおいて、上記集積型
光ピックアップ用モジュールは出力光軸と垂直な実装面
を持ち、この実装面を受光素子が形成された半導体基板
と共に同一平面上に実装した構造としたものである。さ
らに請求項14記載の発明においては、請求項11また
は12記載の集積型光ピックアップにおいて、上記集積
型光ピックアップ用モジュールは出力光軸と垂直な実装
面を持ち、この実装面を受光素子が形成された半導体基
板上に実装した構造としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成、動作及び作
用について詳細に説明する。半導体レーザから放射され
るレーザ光は、発光部の光学的な構造を反映した放射角
を持っており、その放射角は半導体レーザのヘテロ接合
面と平行な方向と垂直な方向では大きく異なっている。
記録再生装置である光ディスクドライブに使用される一
般的な屈折率導波構造を持つ半導体レーザでは、ヘテロ
接合面と平行な方向でおよそ10°、垂直な方向ではお
よそ25°ぐらいの偏平な放射角をもつビームとなる。
これを模式的に書くと図2の様になり、そのビーム形状
は半導体レーザ1のヘテロ接合面2に対して垂直な方向
に長い楕円形のパターンとなる。特に近年開発が進めら
れている青色半導体レーザでは、光ピックアップ用とし
ての構造の最適化が進んでいないため、ヘテロ接合面と
平行な方向でおよそ5°、垂直な方向ではおよそ30°
ぐらいの極端に偏平な放射角となる。したがって半導体
レーザからの光出力を有効に利用するためには、この偏
平なビーム形状がすべて反射面に当たるように光学系を
設計しなければならない。このように半導体レーザ特有
の偏平なビーム形状を考慮したうえで、反射面を利用し
て擬似的に発光点を近接させる方法を考えてみると、従
来提案されていた図3に示すような断面が三角形状の光
学素子3を用いる場合には、図3(a)の配置の場合の
発光点間隔aよりも、図3(b)に示すように半導体レ
ーザのヘテロ接合面と反射面とのなす角が略直角となる
配置の場合の発光点間隔bのほうが短いことが判る。そ
こで、請求項1記載の発明においては、複数の半導体レ
ーザと、それぞれの半導体レーザに対応する複数の反射
面を持つ光学素子とを含んで構成される集積型光ピック
アップ用モジュールにおいて、上記半導体レーザのヘテ
ロ接合面と上記光学素子の対応する反射面とのなす角が
それぞれ略直角となるように構成している。これにより
従来よりも大幅に発光点間隔を小さくすることが可能な
光ピックアップ用モジュールを実現することができる。
【0010】反射面を利用して擬似的に発光点を近接さ
せる構造を実際に作る場合、半導体レーザから放射され
る光の光軸が反射面で折れ曲がるため、半導体レーザや
光学素子の物理的な配置からその実装精度を直感的に確
認することが非常に難しくなってしまう。特に最も重要
なパラメーターである発光点間隔が外観からわかりにく
いということは、量産を行う上で検査工程に余分な手間
と時間がかかってしまい好ましくない。しかしながら、
二つの半導体レーザを対向して配置し、この半導体レー
ザの光軸に対してそれぞれ45度の角度で反射面を配置
した場合に限り、半導体レーザや光学素子の物理的な配
置からその実装精度を直感的に確認することが可能とな
る。これを図4を用いて具体的に説明する。図4におい
て符号4−1,4−2は対向して配置された半導体レー
ザを、4−3はそれぞれの半導体レーザに対応した反射
面を持つ光学素子を示している。各半導体レーザ4−
1,4−2からの出力光の光軸は4−4及び4−5に示
すように二つの半導体レーザ4−1,4−2の発光点を
結んだ線上を進み、光学素子4−3で直角方向に折り返
される。この折り返された光軸の間隔が発光点間隔とな
るが、このような構成をとると、二つの半導体レーザ4
−1.4−2の発光点を結んだ線上に光学素子4−3が
重なった長さがそのまま発光点間隔となるので、実装後
の外観から容易に発光点間隔を確認することが出来る。
そこで請求項2の発明においては、請求項1に記載され
た集積型光ピックアップ用モジュールにおいて、二つの
半導体レーザが対向して配置してあり、この半導体レー
ザ間に配置された光学素子の反射面が、対応する半導体
レーザの光軸に対してそれぞれ45度の角度で配置され
る構造としている。これにより半導体レーザや光学素子
の物理的な配置からその実装精度を容易に確認すること
が可能となる。また、このような直角や平行、45度と
いった角度で構成された構造は、実装の精度も取り易
く、より生産性を上げることが出来る。
【0011】ところで、半導体レーザからの光出力は発
光層となるヘテロ接合面の上下方向に広がって放射され
るので、この出力光を有効に利用するためには、光学素
子の実装面よりも半導体レーザのヘテロ接合面が高い位
置にこなければならない。そこで請求項3記載の発明に
おいては、請求項2に記載された集積型光ピックアップ
用モジュールにおいて、二つの半導体レーザ(5−3)
が、それぞれサブマウント(5−2)に実装された構造
としている(図1)。これにより、サブマウント(5−
2)の厚さ調整等によって光学素子(5−4)に対する
半導体レーザ(5−3)の出力光位置を容易に調整する
ことができ、半導体レーザからの出力光を有効に利用す
ることが可能となる。ここで、このサブマウントの厚さ
は、光学素子の高さ(半導体レーザのヘテロ界面に垂直
な方向の長さ)の1/2程度であることが好ましい。こ
れはサブマウントにジャンクションダウンで実装された
半導体レーザの出力光が光学素子の中央付近を効果的に
利用するためである。
【0012】次に請求項1,2のように半導体レーザの
ヘテロ接合面と光学素子の反射面とのなす角が略直角と
なる配置の場合、複数の半導体レーザ同士は数百μm離
れて実装されることになるが、擬似的な発光点は100
μm以下程度に近接しているので、半導体レーザや光学
素子の相対位置に要求される位置精度は±3〜5μm以
下と非常に高精度である。これはサブマウントやステム
の一般的な寸法精度である±50μmと比べると一桁以
上小さい値であるので、個別の部品を組み合わせて実現
するのは非常に困難である。これを実現するためには、
半導体レーザ実装面と光学素子実装面を精度良く形成し
たサブマウント上に、半導体レーザと光学素子を直接実
装してモジュールとするほうがよい。そこで、請求項4
記載の発明においては、請求項2に記載された集積型光
ピックアップ用モジュールにおいて、二つの半導体レー
ザ(15−3)と光学素子(15−4)は、サブマウン
ト(15−2)に実装された構造としている(図5)。
また、この構造を実現する上で、半導体レーザからの光
出力は発光層となるヘテロ接合面の上下方向に広がって
放射されるので、この出力光を有効に利用するために
は、光学素子の実装面よりも半導体レーザのヘテロ接合
面が高い位置にこなければならない。そこで請求項5記
載の発明においては、請求項4に記載された集積型光ピ
ックアップ用モジュールにおいて、サブマウント(15
−2)は直方体の一部に平行に凹んだ面を持ついわゆる
コの字型もしくはこれに類似した形状を有しており、こ
の凹み面に上記光学素子(15−4)が実装された構造
としている(図5)。これにより、サブマウントの厚さ
調整等によって光学素子に対する半導体レーザの出力光
位置を容易に調整することができ、半導体レーザからの
出力光を有効に利用することが可能となる。ここで、こ
のサブマウントの凹みの深さは、光学素子の高さ(半導
体レーザのヘテロ界面に垂直な方向の長さ)の1/2程
度であることが好ましい。これはサブマウントにジャン
クションダウンで実装された半導体レーザの出力光が光
学素子の中央付近を効果的に利用するためである。
【0013】次に請求項1,2,3,4または5記載の
発明にある構造を実際に作る上で、反射面を有する光学
素子の形状に要求される条件は、対向した半導体レーザ
の光軸に対してそれぞれ45度の角度を持つ反射面を有
することと、これらの反射面が半導体レーザのヘテロ接
合面と垂直な位置関係になることだけである。対向した
半導体レーザの光軸に対してそれぞれ45度の角度を持
つということは、反射面同士は直交することになる。ま
た反射面が半導体レーザのヘテロ接合面と垂直な位置関
係になるためには、二つの反射面に直交した面を光学素
子に設け、半導体レーザのヘテロ接合面と平行な面に光
学素子を実装すればよい。つまり光学素子は3つの直交
した面を持つ構造であれば良いことになる。このような
条件を満たす構造の中で、最も単純で製作の容易な構造
は直方体の構造である。また製造法によっては五角柱等
の多角柱の方が製造しやすい場合もある。そこで請求項
6記載の発明においては、請求項1,2,3,4または
5に記載された集積型光ピックアップ用モジュールにお
いて、上記光学素子の形状が直方体または多角柱となる
ようにしている。これにより光学素子を簡単に作製する
ことが可能となり、光学素子を搭載した集積型光ピック
アップ用モジュール及びそのモジュールを用いた集積型
光ピックアップの低コスト化を実現できる。
【0014】請求項6記載の発明に示した直方体または
多角柱の光学素子は、反射面を利用するだけなのでその
材質に何らかの制約があるものではないのだが、これを
大量に製造するためには半導体プロセス技術を応用する
のが望ましい。特に近年の半導体プロセス技術は光の波
長オーダーの加工精度を有しており光学素子の加工にも
適しているが、この技術は半導体基板に対して最適化さ
れており、他の材料を用いる場合には新たにプロセス開
発が必要となってしまう。そこで請求項7記載の発明に
おいては、請求項6に記載された集積型光ピックアップ
用モジュールにおいて、上記光学素子の基材を半導体材
料としている。これにより光学素子の加工に既存の半導
体プロセス技術をそのまま適用することが出来、新たな
加工プロセスの開発無しに光学素子を作製することが出
来る。
【0015】半導体材料の中でも単結晶Si(シリコ
ン)は最も加工技術の進んだ材料である。例えばウエハ
ー加工時の研磨精度に関しても、他の基板材料に比べて
数分の一の精度が得られている。また近年はマイクロマ
シン技術と呼ばれる加工技術が発達してきており、高い
アスペクト比を持つ構造が容易に加工できるようになっ
ている。そこで請求項8記載の発明においては、請求項
7に記載された集積型光ピックアップ用モジュールにお
いて、上記光学素子の基材を単結晶Siとしている。こ
の様に加工技術の最も進んだ単結晶Siを光学素子の基
材に使うことにより、光学素子を簡単に作製することが
可能となり、光学素子を搭載した集積型光ピックアップ
用モジュール及びそのモジュールを用いた集積型ピック
アップの低コスト化を実現できる。
【0016】ここで、特定の面方位を持つ単結晶Si基
板に異方性エッチング技術を適用することで、直交した
反射面を持つ光学素子を容易に作製することが可能にな
る。単結晶Siの(111)面は、特定のエッチング液
を用いたときに他の面方位より極端にエッチング速度が
遅くなるので、選択的に(111)面の結晶面を得るこ
とが可能である。例えば(110)面の基板を用いて異
方性エッチングにより(111)面と平行な方向の溝を
作ることで、基板表面に垂直な溝を作ることが出来る。
この面は原子層オーダーで平坦性を持つため反射鏡の用
途には特に適している。そこで請求項9記載の発明にお
いては、請求項8に記載された集積型光ピックアップ用
モジュールにおいて、上記光学素子の反射面を単結晶S
iの(110)面と(111)面で構成されるようにし
ている。これにより、直交する面を持つ光学素子を簡単
に作製することが可能となり、光学素子を搭載した集積
型光ピックアップ用モジュール及びそのモジュールを用
いた集積型ピックアップの低コスト化を実現できる。
【0017】次に請求項1〜9に記載された構造を異な
る発振波長を持った半導体レーザで実現する場合、レン
ズ等の光学系は二つの波長に対して共通で使用されるこ
とになる。通常、レンズ等には分散があるために焦点距
離は波長によって異なってしまうが、これまではこれを
無くすためのいわゆる色消しの設計を行わなければなら
なかった。しかしながら、請求項1〜9に記載された構
造においては、各半導体レーザを光学素子の反射面から
半導体レーザまでの距離が、発振波長あるいは光学系の
色収差に応じた異なる距離に実装するだけでレンズの異
なる焦点距離に対応することが可能となる。そこで請求
項10記載の発明においては、請求項1〜9のうちの何
れか一つに記載された集積型光ピックアップ用モジュー
ルにおいて、上記二つの半導体レーザは、それぞれ異な
る発振波長を持っており、上記光学素子の反射面から半
導体レーザまでの距離が、発振波長あるいは光学系の色
収差に応じた異なる距離に実装された構成としている。
これによりこれまでに必要であったレンズの色消し設計
を無理に行わなくてもよくなるので、光学系の設計自由
度が増すとともに、安価な光学系を採用することが可能
になる。尚、当然のことではあるが、色収差の無い光学
系を利用できる場合は、各半導体レーザは光学素子の反
射面から半導体レーザまでの距離が等距離に実装される
ことになる。
【0018】請求項1〜10に記載された集積型光ピッ
クアップ用モジュールは、見かけ上発光点の間隔が非常
に狭くなっているので、二つの半導体レーザの光軸を1
00μm以下にすることが出来る。したがって、このモ
ジュールを用いて集積型光ピックアップを形成すれば、
光学系の設計を非常に容易に行うことができる。そこで
請求項11記載の発明においては、光源部からの光束を
光記録媒体に集光して情報の記録及び/または再生を行
う光ピックアップにおいて、上記光源部として、請求項
1〜10のうちの何れか一つに記載された集積型光ピッ
クアップ用モジュールを用いた構成としたものであり、
さらに請求項12記載の発明においては、光源部からの
光束を光記録媒体に集光して情報の記録及び/または再
生を行う光ピックアップにおいて、請求項1〜10のう
ちの何れか一つに記載された集積型光ピックアップ用モ
ジュールと、ホログラム素子及び受光素子(PD)を用
いて形成した構成としたものである。これにより光学系
の設計が容易な集積型光ピックアップを実現することが
出来る。
【0019】従来の集積型光ピックアップにおいては、
半導体レーザと受光素子が形成された半導体基板はステ
ムに形成されたヒートシンクの異なる面に実装されてい
た。このためヒートシンクには高い加工精度が要求され
たため、これを低価格で作製するのは難しかった。しか
しながら、このような位置、角度の精度を集積型光ピッ
クアップ用モジュール側に持たせることにより、ステム
の加工精度を大幅に緩和することが可能となり、ステム
の低価格化が可能となる。そこで請求項13記載の発明
においては、請求項11または12に記載された集積型
光ピックアップにおいて、上記集積型光ピックアップ用
モジュールは出力光軸と垂直な実装面を持ち、この実装
面を受光素子が形成された半導体基板と共に同一平面上
に実装した構造としている。これによりステムの加工精
度を大幅に緩和することが可能となり、ステムの低価格
化が可能となる。
【0020】次世代のS−DVDに対応可能な集積型光
ピックアップを実現するためには、現在よりもさらに厳
しい実装精度が要求されるが、この場合問題となる一要
因として、受光素子が形成された半導体基板の厚さのば
らつきが懸念されている。現在最も高い精度が得られて
いるSiの8インチ基板においても、その厚さのばらつ
きは10μm程度となり、光ピックアップの実装精度か
らみると大きな値となってしまう。しかしながら、これ
よりもばらつきの少ない高精度な仕様の基板を用いるこ
とは、基板の単価が非常に高くなってしまい現実的では
なくなってしまう。そこで請求項14記載の発明におい
ては、請求項11または12に記載された集積型光ピッ
クアップにおいて、上記集積型光ピックアップ用モジュ
ールは出力光軸と垂直な実装面を持ち、この実装面を受
光素子が形成された半導体基板上に実装した構造として
いる。これにより受光素子が形成された半導体基板の厚
さがばらついたとしても、集積型光ピックアップ用モジ
ュールと受光素子の相対的な位置関係に影響を受けるこ
とはない。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の具体的な実施
例について説明する。
【0022】(実施例1)図1は請求項1,2,3,
6,7の発明を適用した集積型光ピックアップ用モジュ
ールの一実施例を説明するための図であり、同図(a)
は半導体レーザのヘテロ接合面に垂直な方向から見た集
積型光ピックアップ用モジュールの平面図、同図(b)
は本モジュールの光が出力される方向(図1(a)の上
方)から見た集積型光ピックアップ用モジュールの正面
図である。図中でAlNからなる二つのサブマウント5
−2上にそれぞれ実装された二つの半導体レーザ5−3
は、光出射面を対向させてモジュール基部5−1上に配
置されている。この二つの半導体レーザ間には、半導体
レーザ5−3のヘテロ接合面と垂直な角度を持つ反射面
を有する光学素子5−4が同じくモジュール基部5−1
上に配置されている。図中の符号5−5は二つの半導体
レーザ5−3からの出力光を表わしており、この二つの
出力光5−5は光学素子5−4により略直角方向に近接
して反射されている。本実施例では、光学素子5−4は
半導体材料である単結晶GaAs基板をへき開して作製
しており、その形状は直方体であり、二つの半導体レー
ザ5−3からの出力光を反射する反射面にはアルミニウ
ム薄膜を蒸着している。
【0023】(実施例2)図5は請求項1,2,4,
5,6,7の発明を適用した集積型光ピックアップ用モ
ジュールの一実施例を説明するための図であり、同図
(a)は半導体レーザのヘテロ接合面に垂直な方向から
見た集積型光ピックアップ用モジュールの平面図、同図
(b)は本モジュールの光が出力される方向(図5
(a)の上方)から見た集積型光ピックアップ用モジュ
ールの正面図である。図中でAlNからなるサブマウン
ト15−2のコの字型をした二つの実装面上にそれぞれ
実装された二つの半導体レーザ15−3は、光出射面を
対向させて配置されている。この二つの半導体レーザ間
には、半導体レーザ15−3のヘテロ接合面と垂直な角
度を持つ反射面を有する光学素子15−4がサブマウン
ト15−2の凹んだ面上に配置されている。図中の符号
15−5は二つの半導体レーザ15−3からの出力光を
表わしており、この二つの出力光15−5は光学素子1
5−4により略直角方向に近接して反射されている。本
実施例では、光学素子15−4は半導体材料である単結
晶GaAs基板をへき開して作製しており、その形状は
直方体であり、二つの半導体レーザ15−3からの出力
光を反射する反射面にはアルミニウム薄膜を蒸着してい
る。尚、本実施例では、半導体レーザ実装面と光学素子
実装面を精度良く形成したサブマウント15−2上に、
半導体レーザ15−3と光学素子15−4を直接実装し
てモジュールとしているので、半導体レーザ15−3と
光学素子15−4の位置合わせを実施例1よりも高精度
に行なうことができる。
【0024】(実施例3)図6は請求項1,2,3,
6,7,8,9,10の発明を適用した集積型光ピック
アップ用モジュールの一実施例を説明するための図であ
り、同図(a)は半導体レーザのヘテロ接合面に垂直な
方向から見た集積型光ピックアップ用モジュールの平面
図、同図(b)は本モジュールの光が出力される方向
(図6(a)の上方)から見た集積型光ピックアップ用
モジュールの正面図である。図中でAlNからなる二つ
のサブマウント6−2,6−6上にそれぞれ実装された
二つの半導体レーザ6−3,6−7は、光出射面を対向
させてモジュール基部6−1上に配置されている。この
二つの半導体レーザ間には、半導体レーザ6−3,6−
7のヘテロ接合面と垂直な角度を持つ反射面を有する直
方体形状の光学素子6−4が同じくモジュール基部6−
1上に配置されている。ここで、二つの半導体レーザ6
−3,6−7は異なる発振波長を有しており、光学素子
6−4の反射面から半導体レーザ6−3,6−7までの
距離が、発振波長に応じた異なる距離に実装されてい
る。図中の符号6−5は半導体レーザ6−3,6−7か
らの出力光を表わしており、この二つの出力光6−5は
光学素子6−4により略直角方向に近接して反射されて
いる。
【0025】本実施例では、直方体形状の光学素子6−
4は(110)面の単結晶Si基板を異方性エッチング
加工して作製しており、図8にその作製プロセスを示
す。図8(a)は本プロセスに使用するSOI基板を示
しており、このSOI基板は、ベースとなるSi基板7
−1上に、酸化膜7−2と、(110)面のSOI層7
−3が形成されている。この基板のSOI層7−3に、
図8(b)に示すように(111)面と平行な溝7−4
を異方性エッチングにより形成する。その後、図8
(c)に示すように、この溝7−4と直交する方向にダ
イシングによる溝7−5を形成する。最後に図8(d)
に示すように酸化膜7−2をエッチングで除去すること
により、Siの(110)面と(111)面を反射面に
持つ光学素子6−4が切り離される。尚、実施例1の場
合と同様に、光学素子6−4の各反射面にはアルミニウ
ム薄膜が蒸着されている。
【0026】(実施例4)図7は請求項1,2,4,
5,6,7,8,9,10の発明を適用した集積型光ピ
ックアップ用モジュールの一実施例を説明するための図
であり、同図(a)は半導体レーザのヘテロ接合面に垂
直な方向から見た集積型光ピックアップ用モジュールの
平面図、同図(b)は本モジュールの光が出力される方
向(図7(a)の上方)から見た集積型光ピックアップ
用モジュールの正面図である。図中でAlNからなるサ
ブマウント16−2のコの字型をした二つの実装面上に
実装された二つの半導体レーザ16−3,16−7は、
光出射面を対向させて配置されている。この二つの半導
体レーザ間には、半導体レーザ16−3,16−7のヘ
テロ接合面と垂直な角度を持つ反射面を有する直方体形
状の光学素子16−4がサブマウント16−2の凹んだ
面上に配置されている。ここで、二つの半導体レーザ1
6−3,16−7は異なる発振波長を有しており、光学
素子16−4の反射面から半導体レーザ16−3,16
−7までの距離が、発振波長に応じた異なる距離に実装
されている。図中の符号16−5は半導体レーザ16−
3,16−7からの出力光を表わしており、この二つの
出力光16−5は光学素子16−4により略直角方向に
近接して反射されている。本実施例では、直方体形状の
光学素子16−4は(110)面の単結晶Si基板を異
方性エッチング加工して作製しており、その作製プロセ
スは図8に示すようなものであり、実施例3の説明と同
様である。尚、実施例2の場合と同様に、光学素子16
−4の各反射面にはアルミニウム薄膜が蒸着されてい
る。また、本実施例では、半導体レーザ実装面と光学素
子実装面を精度良く形成したサブマウント16−2上
に、半導体レーザ16−3,16−7と光学素子16−
4を直接実装してモジュールとしているので、半導体レ
ーザ16−3,16−7と光学素子16−4の位置合わ
せを実施例3よりも高精度に行なうことができる。
【0027】(実施例5)図9は請求項11,12,1
3の発明を適用した集積型光ピックアップの一実施例を
説明するための図である。図中の符号8−1は実施例1
または実施例3に示したような構造の請求項1,2,
3,6,7,8,9,10の発明による集積型光ピック
アップ用モジュールであり、二つのサブマウント8−1
−2,8−1−6上にそれぞれ実装された二つの半導体
レーザ8−1−3,8−1−7は、光出射面を対向させ
てモジュール基部8−1−1上に配置されている。この
二つの半導体レーザ間には、半導体レーザのヘテロ接合
面と垂直な角度を持つ反射面を有する直方体形状の光学
素子8−1−4が同じくモジュール基部8−1−1上に
配置されている。また符号8−3は受光素子(PD)8
−4が形成された半導体基板である。集積型光ピックア
ップ用モジュール8−1の二つの半導体レーザ8−1−
3,8−1−7からの光出力8−1−5は光学素子8−
1−4の反射面で略直角方向に反射されて図中の矢印A
の方向に出力されるが、集積型光ピックアップ用モジュ
ール8−1のモジュール基部8−1−1は、このA方向
の光出力光軸に垂直な実装面8−5を持ち、この実装面
8−5を受光素子8−4が形成された半導体基板8−3
と共に同一平面8−2上に実装されている。尚、図9に
おいて、集積型光ピックアップ用モジュール8−1から
の光出力方向(図中のA方向)には、レーザ光を光ディ
スクに集光するための対物レンズや、光ディスクからの
反射光を受光素子8−4に導くためのホログラム素子等
を含む光学系が配設されるが、これらの図示は省略して
いる。
【0028】(実施例6)図10は請求項11,12,
14の発明を適用した集積型光ピックアップの一実施例
を説明するための図である。図中の符号9−1は実施例
1または実施例3に示したような構造の請求項1,2,
3,6,7,8,9,10の発明による集積型光ピック
アップ用モジュールであり、二つのサブマウント9−1
−2,9−1−6上にそれぞれ実装された二つの半導体
レーザ9−1−3,9−1−7は、光出射面を対向させ
てモジュール基部9−1−1上に配置されている。この
二つの半導体レーザ間には、半導体レーザのヘテロ接合
面と垂直な角度を持つ反射面を有する直方体形状の光学
素子9−1−4が同じくモジュール基部9−1−1上に
配置されている。また符号9−3は受光素子(PD)9
−4が形成された半導体基板である。集積型光ピックア
ップ用モジュール9−1の二つの半導体レーザ9−1−
3,9−1−7からの光出力9−1−5は光学素子9−
1−4の反射面で略直角方向に反射されて図中の矢印A
の方向に出力されるが、集積型光ピックアップ用モジュ
ール9−1のモジュール基部9−1−1は、このA方向
の光出力光軸に垂直な実装面9−2を持ち、この実装面
9−2を受光素子9−4が形成された半導体基板9−3
上に直接実装されている。尚、図10において、集積型
光ピックアップ用モジュール9−1からの光出力方向
(図中のA方向)には、レーザ光を光ディスクに集光す
るための対物レンズや、光ディスクからの反射光を受光
素子9−4に導くためのホログラム素子等を含む光学系
が配設されるが、これらの図示は省略している。
【0029】(実施例7)図11は請求項11,12,
13の発明を適用した集積型光ピックアップの一実施例
を説明するための図である。図中の符号18−1は実施
例2または実施例4に示したような構造の請求項1,
2,4,5,6,7,8,9,10の発明による集積型
光ピックアップ用モジュールであり、18−3は受光素
子(PD)18−4が形成された半導体基板である。こ
のモジュール18−1の光出力は図中の矢印Aの方向に
出力され、モジュール18−1は、このA方向の光出力
光軸に垂直な実装面18−5で、受光素子18−4が形
成された半導体基板18−3と共に同一平面18−2上
に実装されている。尚、図11において、集積型光ピッ
クアップ用モジュール18−1からの光出力方向(図中
のA方向)には、レーザ光を光ディスクに集光するため
の対物レンズや、光ディスクからの反射光を受光素子1
8−4に導くためのホログラム素子等を含む光学系が配
設されるが、これらの図示は省略している。
【0030】(実施例8)図12は請求項11,12,
14の発明を適用した集積型光ピックアップの一実施例
を説明するための図である。図中の符号19−1は実施
例2または実施例4に示したような構造の請求項1,
2,4,5,6,7,8,9,10の発明による集積型
光ピックアップ用モジュールであり、19−3は受光素
子(PD)19−4が形成された半導体基板である。こ
のモジュール19−1の光出力は図中の矢印Aの方向に
出力され、モジュール19−1は、このA方向の光出力
光軸に垂直な実装面19−2で、受光素子19−4が形
成された半導体基板19−3上に直接実装されている。
尚、図12において、集積型光ピックアップ用モジュー
ル19−1からの光出力方向(図中のA方向)には、レ
ーザ光を光ディスクに集光するための対物レンズや、光
ディスクからの反射光を受光素子19−4に導くための
ホログラム素子等を含む光学系が配設されるが、これら
の図示は省略している。
【0031】以上、実施例に基づき本発明の説明を行っ
てきたが、上記実施例に上げた形状、その他の要素との
組合わせなど、ここで示した要件に本発明が限定される
ものでは決してない。これらの点に関しては、本発明の
主旨をそぐわない範囲で変更することが可能であり、そ
の応用形態に応じて適切に定めることが出来る。また、
本発明は光ピックアップに関するものであるが、その動
作原理がこの応用のみにとらわれるものではなく、例え
ば複写機やプリンターの光源等の狭発光点間隔が必要な
用途にも容易に応用が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明においては、複数の半導体レーザと、それぞれの半導
体レーザに対応する複数の反射面を持つ光学素子とを含
んで構成される集積型光ピックアップ用モジュールにお
いて、上記半導体レーザのヘテロ接合面と上記光学素子
の対応する反射面とのなす角がそれぞれ略直角となるよ
うに構成したので、これにより従来よりも大幅に発光点
間隔を小さくすることが可能な光ピックアップ用モジュ
ールを実現することができる。
【0033】また、請求項2記載の発明においては、請
求項1に記載された集積型光ピックアップ用モジュール
において、二つの半導体レーザが対向して配置してあ
り、この半導体レーザ間に、それぞれの半導体レーザに
対応する複数の反射面を持つ光学素子が配置され、該光
学素子の反射面が、対応する半導体レーザの光軸に対し
てそれぞれ45度の角度で配置されるように構成したの
で、これにより半導体レーザや光学素子の物理的な配置
からその実装精度を容易に確認することが可能となる。
また、実装の精度も取り易く、より生産性を上げること
が出来る。
【0034】さらに請求項3記載の発明においては、請
求項2に記載された集積型光ピックアップ用モジュール
において、上記二つの半導体レーザがそれぞれサブマウ
ントに実装された構造としているので、これによりサブ
マウントの厚さ調整等によって光学素子に対する半導体
レーザの出力光位置を容易に調整することができ、半導
体レーザの出力光を有効に利用することが可能となる。
【0035】さらに請求項4記載の発明においては、請
求項2記載の集積型光ピックアップ用モジュールにおい
て、上記二つの半導体レーザと光学素子は、サブマウン
トに実装されている構造としたので、半導体レーザと光
学素子の位置合わせをより高精度に行なうことができ
る。また、請求項5記載の発明においては、請求項4記
載の集積型光ピックアップ用モジュールにおいて、上記
サブマウントは直方体の一部に平行に凹んだ面を持つい
わゆるコの字型もしくはこれに類似した形状を有してお
り、この凹み面に該光学素子が実装されている構造とし
ているので、これによりサブマウントの厚さ調整等によ
って光学素子に対する半導体レーザの出力光位置を容易
に調整することができ、半導体レーザの出力光を有効に
利用することが可能となる。
【0036】さらに請求項6記載の発明においては、請
求項1,2,3,4または5に記載された集積型光ピッ
クアップ用モジュールにおいて、上記光学素子の形状が
直方体または多角柱となるように構成したので、これに
より光学素子を簡単に作製することが可能となり、光学
素子を搭載した集積型ピックアップ用モジュール及びそ
れを用いた集積型光ピックアップの低コスト化を実現で
きる。
【0037】さらに請求項7記載の発明においては、請
求項6に記載された集積型光ピックアップ用モジュール
において、上記光学素子の基材が半導体材料からなる構
成としたので、これにより光学素子の加工に既存の半導
体プロセス技術を適用することが出来、新たな加工プロ
セスの開発無しに光学素子を作製することが出来る。
【0038】さらに請求項8記載の発明においては、請
求項7に記載された集積型光ピックアップ用モジュール
において、上記光学素子の基材が単結晶Siからなる構
成としているので、これにより既存の半導体プロセス技
術を用いて光学素子を簡単に作製することが可能とな
り、光学素子を搭載した集積型ピックアップ用モジュー
ル及びそれを用いた集積型ピックアップの低コスト化を
実現できる。
【0039】さらに請求項9記載の発明においては、請
求項8に記載された集積型光ピックアップ用モジュール
において、上記光学素子の反射面が単結晶Siの(11
0)面と(111)面からなる構成としているので、こ
れにより直交する面を持つ光学素子を簡単に作製するこ
とが可能となり、光学素子を搭載した集積型ピックアッ
プ用モジュール及びそれを用いた集積型ピックアップの
低コスト化を実現できる。
【0040】さらに請求項10記載の発明においては、
請求項1〜9のうちの何れか一つに記載の集積型光ピッ
クアップ用モジュールにおいて、上記二つの半導体レー
ザは、それぞれ異なる発振波長を持っており、上記光学
素子の反射面から半導体レーザまでの距離が、発振波長
あるいは光学系の色収差に応じた異なる距離に実装され
ている構成としているので、これによりこれまでに必要
であったレンズの色消し設計を無理に行わなくてもよく
なるので、光学系の設計自由度が増し、安価な光学系を
採用することが可能になる。
【0041】請求項11記載の発明においては、光源部
からの光束を光記録媒体に集光して情報の記録及び/ま
たは再生を行う光ピックアップにおいて、上記光源部と
して、請求項1〜10のうちの何れか一つに記載された
集積型光ピックアップ用モジュールを用いた構成とした
ので、これにより光学系の設計が容易な集積型光ピック
アップを実現することが出来る。
【0042】請求項12記載の発明においては、光源部
からの光束を光記録媒体に集光して情報の記録及び/ま
たは再生を行う光ピックアップにおいて、請求項1〜1
0のうちの何れか一つに記載された集積型光ピックアッ
プ用モジュールと、ホログラム素子及び受光素子(P
D)を用いた構成としたので、これにより光学系の設計
が容易な集積型光ピックアップを実現することが出来
る。
【0043】請求項13記載の発明においては、請求項
11または12に記載された集積型光ピックアップにお
いて、上記集積型光ピックアップ用モジュールは出力光
軸と垂直な実装面を持ち、この実装面を受光素子が形成
された半導体基板と共に同一平面上に実装した構造とし
ているので、これによりステムの加工精度を大幅に緩和
することが可能となり、ステムの低価格化が可能とな
る。
【0044】さらに請求項14記載の発明においては、
請求項11または12に記載された集積型光ピックアッ
プにおいて、上記集積型光ピックアップ用モジュールは
出力光軸と垂直な実装面を持ち、この実装面を受光素子
が形成された半導体基板上に実装した構造としているの
で、これにより受光素子が形成された半導体基板の厚さ
がばらついたとしても、集積型光ピックアップ用モジュ
ールと受光素子の相対的な位置関係に影響を受けること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集積型光ピックアップ用モジュー
ルの一実施例を説明するための図であり、(a)は半導
体レーザのヘテロ接合面に垂直な方向から見た集積型光
ピックアップ用モジュールの平面図、(b)は本モジュ
ールの光が出力される方向から見た集積型光ピックアッ
プ用モジュールの正面図である。
【図2】半導体レーザの放射角を説明するための図であ
る。
【図3】請求項1の発明を説明するための図であって、
半導体レーザのヘテロ接合面に対する光学素子の反射面
の配置と発光点間隔の関係の説明図である。
【図4】請求項2の発明を説明するための図であって、
二つの半導体レーザと二つの反射面を有する光学素子の
配置の説明図である。
【図5】本発明に係る集積型光ピックアップ用モジュー
ルの別の実施例を説明するための図であり、(a)は半
導体レーザのヘテロ接合面に垂直な方向から見た集積型
光ピックアップ用モジュールの平面図、(b)は本モジ
ュールの光が出力される方向から見た集積型光ピックア
ップ用モジュールの正面図である。
【図6】本発明に係る集積型光ピックアップ用モジュー
ルのさらに別の実施例を説明するための図であり、
(a)は半導体レーザのヘテロ接合面に垂直な方向から
見た集積型光ピックアップ用モジュールの平面図、
(b)は本モジュールの光が出力される方向から見た集
積型光ピックアップ用モジュールの正面図である。
【図7】本発明に係る集積型光ピックアップ用モジュー
ルのさらに別の実施例を説明するための図であり、
(a)は半導体レーザのヘテロ接合面に垂直な方向から
見た集積型光ピックアップ用モジュールの平面図、
(b)は本モジュールの光が出力される方向から見た集
積型光ピックアップ用モジュールの正面図である。
【図8】直方体形状の光学素子の作製プロセスを説明す
るための工程説明図である。
【図9】本発明に係る集積型光ピックアップの一実施例
を説明するための要部斜視図である。
【図10】本発明に係る集積型光ピックアップの別の実
施例を説明するための要部斜視図である。
【図11】本発明に係る集積型光ピックアップのさらに
別の実施例を説明するための要部斜視図である。
【図12】本発明に係る集積型光ピックアップのさらに
別の実施例を説明するための要部斜視図である。
【図13】従来技術の一例を示す異波長光源モジュール
の構成説明図である。
【符号の説明】
1,4−1,4−2,5−3,6−3,6−7,8−1
−3,8−1−7,9−1−3,9−1−7,15−
3,16−3,16−7:半導体レーザ 2:ヘテロ接合面 3,4−3,5−4,6−4,8−1−4,9−1−
4,15−4,16−4:光学素子 4−4,4−5,5−5,6−5,8−1−5,9−1
−5,15−5,16−5:半導体レーザからの出力光 5−1,6−1,8−1−1,9−1−1:モジュール
基部 5−2,6−2,6−6,8−1−2,8−1−6,9
−1−2,9−1−6,15−2,16−2:サブマウ
ント 7−1:ベースとなるSi基板 7−2:酸化膜 7−3:(110)面のSOI層 7−4:(111)面と平行な溝 7−5:ダイシングによる溝 8−1,9−1,18−1,19−1:集積型光ピック
アップ用モジュール 8−2,18−2:実装面 8−3,9−3,18−3,19−3:受光素子が形成
された半導体基板 8−4,9−4,18−4,19−4:受光素子 8−5,9−2,18−5,19−2:モジュールの実
装面

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の半導体レーザと、それぞれの半導体
    レーザに対応する複数の反射面を持つ光学素子とを含ん
    で構成される集積型光ピックアップ用モジュールにおい
    て、 上記半導体レーザのヘテロ接合面と上記光学素子の対応
    する反射面とのなす角がそれぞれ略直角となることを特
    徴とする集積型光ピックアップ用モジュール。
  2. 【請求項2】請求項1記載の集積型光ピックアップ用モ
    ジュールにおいて、 二つの半導体レーザが対向して配置してあり、この半導
    体レーザ間に、それぞれの半導体レーザに対応する複数
    の反射面を持つ光学素子が配置され、該光学素子の反射
    面が、対応する半導体レーザの光軸に対してそれぞれ4
    5度の角度で配置されることを特徴とする集積型光ピッ
    クアップ用モジュール。
  3. 【請求項3】請求項2記載の集積型光ピックアップ用モ
    ジュールにおいて、 上記二つの半導体レーザは、それぞれサブマウントに実
    装されていることを特徴とする集積型光ピックアップ用
    モジュール。
  4. 【請求項4】請求項2記載の集積型光ピックアップ用モ
    ジュールにおいて、 上記二つの半導体レーザと光学素子は、サブマウントに
    実装されていることを特徴とする集積型光ピックアップ
    用モジュール。
  5. 【請求項5】請求項4記載の集積型光ピックアップ用モ
    ジュールにおいて、 上記サブマウントは直方体の一部に平行に凹んだ面を持
    ついわゆるコの字型もしくはこれに類似した形状を有し
    ており、この凹み面に上記光学素子が実装されているこ
    とを特徴とする集積型光ピックアップ用モジュール。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5記載の集積
    型光ピックアップ用モジュールにおいて、 上記光学素子の形状が直方体または多角柱であることを
    特徴とする集積型光ピックアップ用モジュール。
  7. 【請求項7】請求項6記載の集積型光ピックアップ用モ
    ジュールにおいて、 上記光学素子の基材が半導体材料であることを特徴とす
    る集積型光ピックアップ用モジュール。
  8. 【請求項8】請求項7記載の集積型光ピックアップ用モ
    ジュールにおいて、 上記光学素子の基材が単結晶Siであることを特徴とす
    る集積型光ピックアップ用モジュール。
  9. 【請求項9】請求項8記載の集積型光ピックアップ用モ
    ジュールにおいて、 上記光学素子の反射面が単結晶Siの(110)面と
    (111)面からなることを特徴とする集積型光ピック
    アップ用モジュール。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のうちの何れか一つに記載
    の集積型光ピックアップ用モジュールにおいて、 上記二つの半導体レーザは、それぞれ異なる発振波長を
    持っており、上記光学素子の反射面から半導体レーザま
    での距離が、発振波長あるいは光学系の色収差に応じた
    異なる距離に実装されていることを特徴とする集積型光
    ピックアップ用モジュール。
  11. 【請求項11】光源部からの光束を光記録媒体に集光し
    て情報の記録及び/または再生を行う光ピックアップに
    おいて、 上記光源部として、請求項1〜10のうちの何れか一つ
    に記載された集積型光ピックアップ用モジュールを用い
    たことを特徴とする集積型光ピックアップ。
  12. 【請求項12】光源部からの光束を光記録媒体に集光し
    て情報の記録及び/または再生を行う光ピックアップに
    おいて、 請求項1〜10のうちの何れか一つに記載された集積型
    光ピックアップ用モジュールと、ホログラム素子及び受
    光素子(PD)を用いて形成したことを特徴とする集積
    型光ピックアップ。
  13. 【請求項13】請求項11または12記載の集積型光ピ
    ックアップにおいて、 上記集積型光ピックアップ用モジュールは出力光軸と垂
    直な実装面を持ち、この実装面を受光素子が形成された
    半導体基板と共に同一平面上に実装したことを特徴とす
    る集積型光ピックアップ。
  14. 【請求項14】請求項11または12記載の集積型光ピ
    ックアップにおいて、 上記集積型光ピックアップ用モジュールは出力光軸と垂
    直な実装面を持ち、この実装面を受光素子が形成された
    半導体基板上に実装したことを特徴とする集積型光ピッ
    クアップ。
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