JP2001319073A - オンデマンドコンテンツ提供システム - Google Patents

オンデマンドコンテンツ提供システム

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JP2001319073A
JP2001319073A JP2000138439A JP2000138439A JP2001319073A JP 2001319073 A JP2001319073 A JP 2001319073A JP 2000138439 A JP2000138439 A JP 2000138439A JP 2000138439 A JP2000138439 A JP 2000138439A JP 2001319073 A JP2001319073 A JP 2001319073A
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consumer
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Toru Iwasa
徹 岩佐
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KARATT KK
Original Assignee
KARATT KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報提供者の利益を図りつつ、広範囲な情報
を網羅し、利用者が自分に必要なコンテンツのみを選択
的に取得して雑誌の内容のイメージでオリジナルコンテ
ンツを得ることができるオリジナルコンテンツ提供シス
テムを提供する。 【解決手段】 ポータルサイト1が、消費者端末2から
投稿された投稿情報に投稿料をポイントとして与え、投
稿情報の確認後にコンテンツとしてデータベースに蓄積
し、投稿者以外の者がコンテンツを利用する場合には投
稿者以外の者から利用料の支払いを受けると共に、投稿
者に著作権料をポイントとして与え、その投稿者がデー
タベースに蓄積されたコンテンツを利用する場合には、
与えられたポイントを用いて利用料の支払いに充てるこ
とを可能としたオンデマンドコンテンツ提供システムで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブを用いたオ
ンデマンドにコンテンツを提供するシステムに係り、特
に対価を支払った消費者の情報を基にしてオンデマンド
に利用者がオリジナルコンテンツの提供を受けることが
できるオンデマンドコンテンツ提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、消費者と出版社の関係は、企画・
構成・印刷の全てを出版社側が行い、作成した雑誌等を
介して内容のコンテンツを消費者に一方的に提供し、消
費者はそのコンテンツの提供を受ける対価を出版社に支
払うようになっていた。
【0003】従来の出版社主導の雑誌制作を具体的に説
明する。企画・構成として、例えば、「東京5大ターミ
ナルタウン500円ランチ!」と仮決定すると、次に、
ネタ出しして編集者の主観で上記に合うものを探してい
く。更に、構成再考・決定として、「500円ランチは
無理なので、800円ランチに変更」ということにな
る。
【0004】そして、ライター、カメラマンが取材・撮
影を行い、取材内容に合わせてデザインを決定し、出来
上がったデザインに即して原稿執筆が行われる(デザイ
ン、原稿執筆の順序は逆の場合もあり得る)。次に、デ
ザイン、原稿、写真をドッキングするDTP、版下・製
版が行われる。最終データに間違いがないか確認(デー
タクリーニング)を行い、大量部数の印刷を行う。印刷
された雑誌は取次を介して書店、コンビニに到着し、消
費者に届くようになっている。
【0005】また、従来の雑誌制作・販売について、企
画構成、原稿執筆、原稿料、コンテンツの最終形態、デ
ータベース化について検討する。従来の企画構成では、
予め雑誌ターゲットに合いそうな企画構成方法を編集部
で絞り込んでしまう。例えば、「東京5大ターミナル8
00円ランチ」「2人で5000円の納得ディナー」
「行列ラーメン店厳選100」などである。
【0006】原稿執筆、写真撮影は、編集者、若しくは
ライター、カメラマンが行う。原稿料は、ライター、カ
メラマンに委託した場合は委託料、出版社社員が執筆し
た場合は、給与として支払われることになる。コンテン
ツの最終形態は、雑誌・書籍である。データベース化
は、企画構成段階で絞り込みを行いすぎるので、汎用
性、流用性が低く、困難なものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の雑誌制作・販売では、以下に示すような問題点があっ
た。まず、企画構成の段階で絞り込みを行うため、執筆
された原稿、撮影された写真は「800円ランチ」「5
000円ディナー」等を表現するものとなり、コンテン
ツの汎用性が低いものとなっていた。また、プロに原稿
執筆、写真撮影を委託するため、原稿料が高くついてい
た。また、コンテンツの最終形態が雑誌、書籍であるた
め、他の媒体への流用は極めて難しいものとなってい
た。また、汎用性・流用性が低く、情報更新が容易では
なく、更にプロに委託した場合は著作権等の権利関係か
らデータベース化が難しいものとなっていた。
【0008】つまり、従来の雑誌制作・販売のシステム
を用いてウェブ上のシステムを構築しようとしても、デ
ータべース化が難しいため、実現性が乏しいという問題
点があった。また、雑誌の編集スタイルはマスに対する
コンテンツ提供であるため、コンテンツを受け取る利用
者にとって、本当に必要とするマイナーな情報というも
のを受け取ることは不可能であるという問題点があっ
た。
【0009】また、雑誌の内容に近いコンテンツを提供
するウェブサイトもあるが、そのサイトの利用者は、サ
イトの中から本人が必要とする情報を検索して参照する
ものがほとんどで、利用者の利便性が十分考慮されたも
のとはなっていないという問題点があった。
【0010】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、情報提供者の利益を図りつつ、広範囲な情報を網羅
し、利用者が自分に必要なコンテンツのみを選択的に取
得して雑誌の内容のイメージでオリジナルコンテンツを
得ることができるオリジナルコンテンツ提供システムを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、オンデマンドコンテンツ提供シ
ステムにおいて、ポータルサイトが、投稿された投稿情
報に投稿料をポイントとして与え、投稿情報の確認後に
コンテンツとして文、写真、図版等のデータベースに蓄
積し、投稿者以外の者がコンテンツを利用する場合には
投稿者以外の者から利用料の支払いを受けると共に、投
稿者に著作権料をポイントとして与え、その投稿者がデ
ータベースに蓄積されたコンテンツを利用する場合に
は、与えられたポイントを用いて利用料の支払いに充て
ることを可能としたものであり、投稿者は投稿を行うこ
とで割安にコンテンツを利用できる。さらに、ポイント
は、ショッピング等の購買活動に利用することもでき
る。
【0012】また、本発明は、上記オンデマンドコンテ
ンツ提供システムにおいて、ポータルサイトが、コンテ
ンツに対して複数の投稿がある状態で、当該コンテンツ
に投稿した投稿者以外の者によって複数の投稿における
当該コンテンツのコメントに対して人気投票が為される
と、当該コンテンツが検索された場合に投票によって得
票の多い順にコメントを表示すると共に、得票のあった
投稿者へポイント等の加重若しくは加算を行うものであ
り、投稿者に投稿内容を向上させるよう働きかけると共
にコンテンツ利用者には人気の高い情報を提供できる。
【0013】また、本発明は、上記オンデマンドコンテ
ンツ提供システムにおいて、ポータルサイトが、検索に
よって該当する複数のコンテンツを表示する場合は、投
票数の多いコンテンツを順に表示するものであり、コン
テンツ利用者は人気の高いコンテンツを優先的に見るこ
とができる。
【0014】また、本発明は、上記オンデマンドコンテ
ンツ提供システムにおいて、ポータルサイトは、消費者
がコンテンツの提供を受ける場合に、消費者端末によっ
て検索されたコンテンツについて、DTPを用いて編集
した見本を消費者端末に表示してからコンテンツの提供
を行うものであり、コンテンツの提供を受ける消費者は
DTP編集の見本を確認してからコンテンツを購入でき
る。
【0015】また、本発明は、上記オンデマンドコンテ
ンツ提供システムにおいて、ポータルサイトは、見本を
消費者端末に表示する際に、コンテンツの提供形態に応
じて見積もりを表示するものであり、コンテンツ購入の
消費者はその料金を事前に知ることができる。
【0016】また、本発明は、上記オンデマンドコンテ
ンツ提供システムにおいて、ポータルサイトは、特定条
件に一致する投稿者の動向を割り出す機能を備えたもの
であり、マーケティング情報として活用できる。
【0017】また、本発明は、上記オンデマンドコンテ
ンツ提供システムにおいて、消費者端末としてポータル
サイトに接続可能な携帯端末を利用する場合、当該携帯
端末が通話可能な端末であれば、ポータルサイトは、コ
ンテンツ検索結果を携帯端末に表示すると共に携帯端末
の通話を実現する操作に応じてコンテンツの連絡先へ通
話可能としたものであり、通話可能な携帯端末を利用す
る場合の利便性を向上できる。
【0018】本発明は、オンデマンドコンテンツ提供シ
ステムにおいて、ポータルサイトが、投稿対象となる企
業、店舗、商品等の消費者満足度の調査に対して、消費
者にポータルサイト上で投稿ポイントを付与するもので
あり、従来のように特定の消費者を抽出し、満足度調査
を行うのではなく、恒常的に消費者が企業、店舗、商品
等に対して投稿を行うことにより、人気商品等の動向等
だけでなく、個別商品等の平均満足度や時間経過におけ
る満足度推移状況を割り出すことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。本発明の実施の形態に係るオリジナ
ルコンテンツ提供システムは、毎日の消費行動の感想を
消費者に文、写真、図版等の形態で投稿してもらい、ポ
ータルサイトではその投稿に対価を投稿ポイントとして
支払う。その投稿された情報に対してポータルサイトは
確認情報を付加(データクリーニング)して情報の信頼
度を高め、データベース化する。コンテンツ利用者は、
投稿された情報への人気投票を行い、その人気度は公表
されると共に投稿者の投稿ポイントに加算される。更に
コンテンツ利用者は、必要なコンテンツを選択して自分
用のオリジナルコンテンツとして雑誌のイメージで情報
を取得するものである。
【0020】投稿者の投稿情報が第三者へオリジナルコ
ンテンツとして提供された場合には、第三者からの著作
権利用として著作ポイントが投稿者に与えられることに
なり、コンテンツとして利用頻度が高ければ著作ポイン
トが蓄積される仕組みとなっており、その投稿者がオリ
ジナルコンテンツの提供を受けようとする場合には、蓄
積された著作ポイントと投稿ポイントを支払いに充てる
ことができる。
【0021】本発明の実施の形態に係るオリジナルコン
テンツ提供システム(本システム)について、図1を用
いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るオリ
ジナルコンテンツ提供システムの概略図である。本シス
テムは、図1に示すように、ポータルサイト1と、消費
者端末2と、企業端末3とから構成されている。図1で
は、説明を簡単にするために、消費者端末2と企業端末
3を各一つ記述しているが、本来は、複数の消費者端
末、複数の企業端末がポータルサイト1にインターネッ
トで接続されるものである。
【0022】図1の各部を具体的に説明する。ポータル
サイト1は、オンデマンドコンテンツデータベース(単
に「データベース」ということもある)を備えるサーバ
であり、消費者端末2から投稿される情報を受け、情報
料支払いをポイント等で行う(アクション(1))。ま
た、ポータルサイト1は、消費者が消費者端末2からコ
ンテンツを購入する場合には、コンテンツを提供し、消
費者端末2からコンテンツ料の支払いを受ける。但し、
第三者の消費者端末がコンテンツを購入した場合には、
そのコンテンツの投稿者の消費者端末に著作権料がポイ
ント等で支払われることになる(アクション(2))。
更に、企業端末3がデータベースの情報を利用する場合
には、情報の提供を行い、企業端末3から利用料の支払
いを受ける。利用された情報を提供した消費者には著作
権料が支払われる(アクション(3))。
【0023】消費者端末2は、ポータルサイト1に情報
を提供し、人気投票を行い、オンデマンドコンテンツデ
ータベースから必要なコンテンツを購入するものであ
る。消費者端末2が、ポータルサイト1へ情報提供を行
う場合、情報料が支払われ、データベースのコンテンツ
購入にはコンテンツ料を支払うことになる。また、投稿
者の消費者端末は、第三者の消費者端末及び企業端末3
からの利用には、著作権料が支払われる。尚、本システ
ムを利用する消費者は、会員登録を行う必要があり、登
録時に入力する事項としては、本名又はペンネーム、年
齢又はペン年齢、住所(市町村まで)、職業、E-Mail等
である。
【0024】企業端末3は、ポータルサイト1のオンデ
マンドコンテンツデータベースを業務として利用する端
末で、情報の利用に対してはポータルサイト1に利用料
を支払う。この場合、その利用された情報の提供者(投
稿した消費者)には、著作権料が支払われる。
【0025】次に、本システムを用いた処理について説
明する。ポータルサイト1では、汎用性の高い投稿テー
マを決定する。例えば、人口100万人以上の都市すべ
ての飲食店情報といったようなテーマとする。次に、投
稿ルール、デザインが決定される。商業印刷を前提にし
たデザインに則った投稿ルールを決定する。
【0026】消費者端末2は、ポータルサイト1で決定
されたルールに従って、文、写真、図版等を消費者の体
験によって投稿する。例えば、飲食店における毎日の食
事の感想を投稿する。消費者端末2から投稿された内容
を投稿データベース(ポータルサイト1のデータベース
内の特定領域内に形成されたもの)に登録する。このデ
ータベースは、コンテンツの素材となる情報を含むもの
で、地域、ジャンル等の階層構造や満足度等の消費者採
点による数値解析機能を持っている。
【0027】投稿数、満足度上位ネタを抽出する。投稿
対象が飲食店の場合、投稿数が多い人気店を抽出する。
次に、データクリーニングを行う。データクリーニング
とは、抽出された上位ネタを商業的に利用するための確
認作業であり、商業利用のための項目に関する情報の収
集が為される。また、商業的利用のためには、状況に応
じて写真撮影、図版制作も行う。このように収集された
データについて最終的データ構築を行う。例えば、写
真、詳細データ、MAP(地図)データを持つデータベ
ースの構築を行う。このデータベースがコンテンツの検
索・提供として用いられる。
【0028】このように構築されたデータはWeb上で
公開されることが考えられる。また、消費者の好みによ
って当該データベースがアクセスされる。例えば、新
宿、渋谷、大阪の800円ランチの情報だけだ知りたい
といった検索が為される。この検索に対する結果は、イ
ンターネット接続可能なi−mode(登録商標)等の
携帯電話機であれば、その画面に出力されて表示される
ことになる。また、通常のPC(パソコン)であれば、
検索結果を画面表示するだけでなく、自動化DTP(De
sk Top Publishing )処理を行う。検索結果は、通常、
必要なものをさらに絞り込むことになり、満足度順、投
稿数順などの決まりによって自動化DTPに移行する。
【0029】自動化DTPとは、収集したコンテンツを
雑誌に掲載される紹介記事内容のイメージと同様のもの
となるような形態にするものである。具体的には、ポー
タルサイト1側でオンデマンド商業印刷を行い、印刷物
をオフラインで消費者に直販し、完成オリジナル雑誌・
書籍を消費者に提供する。また、DTPされた内容を、
消費者のPCへファイル形式でダウンロードし、自宅プ
リンタに印刷出力し、完成オリジナル雑誌・書籍を提供
する。また、消費者PCにダウンロードされた内容は、
印刷されずに、電子雑誌としてオリジナルコンテンツ集
が完成する。
【0030】本システムにおける特徴を更に説明する。
本システムでは、投稿の募集テーマは、極めて汎用性の
高い項目とし、更に消費者の好みにより、企画、構成が
決定されることになる。消費者の好みとしては、例え
ば、「自宅のある八王子のランチの安い店と勤務先の銀
座の居酒屋の情報だけを知りたい」といったものであ
る。これは、従来の手法では、編集部が企画、構成を予
め絞り込んでいたのに対して、大きく異なる点である。
【0031】また、原稿執筆も、本システムでは、消費
者自身が毎日利用するような店の感想を投稿するよう促
すものである。この点も、従来、あらかじめ決められた
企画にのっとり編集者、ライターによって行われていた
のとは異なる部分である。
【0032】また、原稿料は、投稿した消費者へ投稿ポ
イント等として支払われる。消費者のこの投稿ポイント
を蓄える(保持)することができ、ポータルサイト1か
らコンテンツを利用する場合に、その蓄えた投稿ポイン
トを用いて支払いに充てることができる。尚、上記投稿
ポイントは、人気投票によって加重又は加算されるもの
であり、このポイントの他には、第三者の消費者及び企
業のコンテンツ利用によって支払われる著作権料による
著作ポイントがある。これらのポイントを総合してコン
テンツ購入の支払いに充てることができる。また、これ
らのポイントでショッピング等も可能となる。
【0033】コンテンツの利用形態は、従来が雑誌・書
籍であったのに対して、本システムでは一人一冊のオン
デマンド印刷物、オリジナルコンテンツ集、Web上で
の表示、i−mode等の携帯電話への表示など、多種
多様な展開となる。
【0034】また、データベース化については、従来で
は汎用性、流用性が低いため困難であったが、本システ
ムでは、検索可能なデータベースを構築しているため、
汎用性、流用性は極めて高いものである。
【0035】次に、消費者端末2からのデータ入力方法
を説明する。ここでは、具体例として、レストラン等の
飲食店について説明する。投稿する対象の店舗の関する
電話番号を消費者端末2から入力すると、ポータルサイ
ト1がその電話番号や店舗名(一部又は全部)をキーに
データベースを検索し、既に投稿された店舗に関する情
報であるかどうか判断する。既に投稿済みの店舗に関す
る投稿であれば、その店舗の情報(正式店名、住所)を
消費者端末2に表示する。また、既に投稿された店舗に
関する情報でなければ、消費者に、正式店名、住所、エ
リア名、店舗ジャンル、最寄り駅とアクセス、営業時間
・休日、席数、パーキング等の入力を促す。
【0036】新規の店舗に関する投稿である場合でコン
テンツとして利用される可能性のある情報である時に
は、ポータルサイト1ではデータのクリーニングが為さ
れた情報を保持する。データクリーニングでは、店舗の
情報を確認すると共に、更に、代表者名、代表者年齢、
法人名、法人創業日、店舗形態(単独、チェーン店、フ
ランチャイズ)、開店年月日、改装年月日(全部、一
部、厨房設備)等の情報を取得して、データベースに記
憶する。これは、消費者評点をメインにした企業情報の
構築である。
【0037】電話番号等によって店舗認識が為された
ら、投稿画面表示に移行する。尚、新規店舗に関する投
稿の場合は、電話番号等によって店舗認識がなされない
ため、一度投稿を預かるという旨の表示を行って投稿画
面へ移行する。
【0038】文章の投稿を例にすると、投稿画面表示で
は、消費者は、例えば、ココが◎(大変良い)を15文
字×8行で、ココが×(悪い)を15文字×5行で記入
する。この文字数を指定した入力方法はレイアウトの決
まった商業印刷には必要不可欠なものである。また、満
足度得点を10項目100点満点で入力し、雰囲気、適
した人数、設備等を選択し、利用日、利用人数、利用料
金、その他オススメ料理等を記入し、画面を確認して、
投稿によるポイントが加算されて投稿されることにな
る。
【0039】データクリーニング時に構築された企業情
報は、他の企業によっても活用できる情報となってい
る。例えば、店舗の改装年月日等の改装の情報は、改装
業者にとっては、改装の状況を知る貴重なデータとな
る。
【0040】次に、会員投稿画面(消費者の投稿画面)
について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実
施の形態に係る会員投稿画面を示す図である。図2に示
すように、会員投稿画面では、STEP1として、投稿
対象の店舗に関する電話番号等を入力させ、入力ボタン
を押下させる。既にその店舗が投稿されたものであれ
ば、データベースから情報を検索して、STEP2で自
動的に店名、住所、最寄り駅が表示される。但し、新規
投稿の店舗であれば、会員はSTEP2でそれらの情報
を入力する必要がある。尚、新規投稿の場合は、提供情
報を預かる旨の表示が為される。
【0041】STEP3で、文章で投稿する場合には、
ココが◎、ココが×を記入し、STEP4で、満足度を
記入する。更に、STEP5で、雰囲気、STEP6
で、適した人数等を入力し、その他の事項を入力する。
この入力画面に対して右側に会員の情報が表示される。
具体的には、投稿者名、投稿数、投稿ポイント、著作権
利用(数)、著作ポイントなどである。投稿ポイント
は、投稿により会員が取得した投稿料に相当するポイン
トである。尚、投稿ポイントは人気投票の結果によって
加重又は加算されるものである。著作権利用は、当該会
員の投稿したコンテンツを他の会員(第三者の消費者)
又は企業が利用した件数であり、著作ポイントは、著作
権利用に応じたポイントである。
【0042】尚、人気投票の票数、現在の順位を表示す
るようにし、注意として、「そのお店は初めての登録で
す。実在するお店でなかった場合には投稿ポイントはマ
イナスされます。」と初めての投稿に対する注意とし
て、架空の店情報の投稿を受け付けない旨の表示が為さ
れるものである。「投稿」ボタンがクリックされると、
投稿が完了する。投稿は、一人一店につき、1回のみ可
能である。但し、投稿した内容は何度でも修正可能で、
修正を多く行うことによりデータの信頼性が増し、後述
の人気投票でより多くの投票を得ることができる。従っ
て、別の店であれば1回限り投稿できるものである。
【0043】投稿された情報についてデータクリーニン
グを行う。データクリーニングについて図3を用いて説
明する。図3は、本発明の実施の形態に係る企業・店舗
情報の入力・修正の表示画面を示す図である。データク
リーニングは、ポータルサイト1で行われるものであ
る。図3に示すように、左側に管理者画面が表示され、
TEL、法人名、店名等を用いて企業情報のデータベー
ス検索を行うと、右画面に対応する企業の情報が表示さ
れる。また、未チェック店一覧にて検索を行うと、未チ
ェック店のデータ修正が可能となる。データクリーニン
グと同時に企業情報のヒアリングを行い、消費者の評点
のデータベースとリンクさせるようにする。
【0044】次に、図4を用いて消費者動向を認識する
場合を説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る消
費者動向を認識するための表示画面を示す図である。図
4に示すように、左側に管理者画面が表示され、当該機
能を利用する者は、個人情報として投稿会員又は交換会
員のいずれかの情報を入力して利用可能となる。個人情
報を入力後、動向別における会員、居住エリア、投稿数
等の条件を入力し、検索を行うと、右側に示すように、
例えば、「東京都在住、30〜35歳男性、投稿数50
件以上…」の場合の人気タウン、人気ジャンル、投稿者
一覧が表示され、特定条件下で会員の動向を知ることが
できる。
【0045】次に、本システムにおいて信頼性が高いコ
メントへの投票制度(人気投票)について図5を用いて
説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る人気投票
を行う画面を示す図である。投稿画面で投稿を行った後
に、既にデータが登録されている場合には、その店のペ
ージに飛び、図5に示すように、信頼性の高いコメント
に投票する。但し、自分で投稿したコメントには投票で
きないことになっている。投票は、1回限りで、一つだ
け選ぶことができる。この投票によって多くの投票数を
得た投稿者は投稿のポイントがアップし、更にコンテン
ツ販売の際に投票優先順位の高い人のコメントから使用
されることになるので、優先順位の高い人は多くの著作
権料を手にすることになる。
【0046】図5の右画面で、ココが◎、ココが×の一
覧が投稿日時順に表示され、その中から一つが選択され
て投票される。コメント一覧が投稿日時順に表示される
のは、どのコメントが人気であるのかを伏せておくため
である。尚、どのコメントが一番信頼性が高かったか
は、店舗検索画面で知ることができる。また、自分のコ
メントには投票できないが、投票画面の他人のコメント
を参照して自分のコメントを修正することは可能であ
る。
【0047】次に、オンデマンドオリジナルコンテンツ
の検索ジャンルについて説明する。検索ジャンルとし
て、エリア選択が可能であり、大分類として100万人
都市名等、小分類として、新宿、渋谷等のエリア名等が
あり、エリアを特定しない全選択も可能である。趣向選
択には、食べ放題、ラーメン、イタリアン、寿司、焼き
肉、フレンチ、エスニック等の食ジャンルと、ランチ、
夕食、夕食+酒、酒メイン+夕食、酒等の目的ジャンル
と、1人、2人、3〜5人、6〜10人、10人以上等
の人数と、個室、座敷、カラオケ、禁煙席、駐車場、夜
景、コンパニオン、深夜営業等のシチュエーションと、
1000円以下、1500円以下、2000円以下、3
000円以下、5000円以下、1万円以下、1万円以
上等の予算とがある。各ジャンルはand,or検索で
きるようになっている。
【0048】オンデマンド選択は、携帯電話機のi−m
ode等で提供されるサービスであり、利用日が今日、
○曜日、利用時間がこれから30分以内、1時間以内、
○○:○○〜、現在地から半径○○以内等の条件検索を
行うと、その検索結果が携帯電話機の表示画面に表示さ
れる。その表示された検索結果について通話ボタンを押
すと、その検索された店舗に通話可能となり、予約を直
ちに行うことができる。
【0049】また、日記検索は、自分が投稿した全投稿
の一覧を閲覧、またはエリア選択、趣向選択するもので
ある。投稿者検索は、コンテンツの投稿者のペンネーム
をアンド検索するものである。並べ換えは、満足度各項
目(上位から)、投稿数(上位から)、満足度+投稿数
(○人以上の投稿で○点以上)で並び換えるものであ
る。その他、電話番号一致、店名一致(一部一致可)の
ピンポイント検索も可能である。
【0050】次に、Web上での店舗検索・表示例を図
6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態に係
るWeb上の店舗検索画面を示す図である。図6に示す
ように、STEP1で検索エリアを指定し、STEP2
で条件を指定する。条件指定が終わると「検索」ボタン
がクリックされて、検索結果が右側のフレームに投稿数
又は満足度の高い順で表示される。数値は店舗の一覧に
表示される。
【0051】次に、検索結果から1つの店舗を特定する
と、図7に示すように、検索結果のフレームが左側に移
動し、右画面に選択された店舗の情報、投稿者の中で人
気(投稿数又は満足度)の高い順にコメントの一覧が表
示される。図7は、本発明の実施の形態に係るWeb上
の店舗表示画面を示す図である。尚、図7において、コ
コが◎、ココが×の下の欄には、そのコメントを提供し
た個人のパーソナルデータが示されている。
【0052】次に、本システムにおける処理を図8を用
いて説明する。図8は、本発明の実施の形態に係るポー
タルサイト1における処理を示すフローチャート図であ
る。尚、ポータルサイト1では、オンデマンド商業印
刷、オリジナルコンテンツ配信、Web上での公開が為
される。図8に示すように、エリア検索・趣向検索が為
される(S1)と、Web上では、投稿数又は満足度順
に基本データ、全投稿、MAPのみを表示する。この場
合、TEL、店名一致検索を可能としている。
【0053】オンデマンド商業印刷とオリジナルコンテ
ンツ(ファイル形式)配信の場合は、自宅位置等を指定
し、その半径等による位置範囲検索(S2)、日記検索
・投稿者検索・個人記録や同好会等の利用(S3)等で
の検索が可能である。更に、リスト表示・並び換え・任
意削除を行い(S4)、オンデマンド商業印刷の場合
は、見積もり、フォーマット変更、表紙有無・パターン
選択、広告有無、ページ数決定、部数決定をWeb上で
行う(S5)。
【0054】その後、処理S5に従って、見本が表示さ
れ(S6)、その見本で良ければ注文が為される(S
7)。その注文に対して自動的の印刷(オンデマンド印
刷)が為され(S8)、3日程度若しくはより短期間で
利用者に納品される(S9)。
【0055】また、オリジナルコンテンツ配信の場合、
リスト表示・並べ換え・任意削除の処理(S4)の後
に、見積もり、写真解像度選択(概略ダウンロード時間
表示)を行い(S10)、自動制作され、見本表示され
る(S11)。その見本表示に対して注文が為される
(S12)と、コンテンツがダウンロードされる(S1
3)。
【0056】インターネットに接続可能な携帯電話機の
場合の動作を図9を用いて説明する。図9は、本発明の
実施の形態に係る携帯電話機における処理を示すフロー
チャート図である。図9に示すように、本システムにお
いて、消費者端末2がインターネット接続可能な携帯電
話機である場合、まず、端末の存在場所を特定し、半径
等の距離範囲を選択する位置範囲検索が為される(S2
1)。この位置範囲検索に続いて、趣向検索(S2
2)、並び換え(S23)、一覧表示が為される(S2
4)。オンデマンド検索(S21)から地図表示(S2
5)を行うことも、一覧表示(S24)から地図表示
(S25)を行うこともできる。
【0057】また、一覧表示(S24)又は地図表示
(S25)から店舗選択(S26)を行うことになり、
店舗検索の結果がダイヤルメモリに記憶される(S2
7)。携帯電話機は、ダイヤルメモリに記憶された店舗
情報を一覧表示(S24)することができ、更にダイヤ
ルメモリの状態からオンデマンド検索(S21)に戻る
ことも可能である。
【0058】次に、本システムにおけるオリジナルコン
テンツ制作時の表示例を図10〜13を用いて説明す
る。図10は、本発明の実施の形態に係るオリジナルコ
ンテンツ選択画面を示す図であり、図11は、本発明の
実施の形態に係るオリジナルコンテンツ見積もり画面を
示す図であり、図12は、本発明の実施の形態に係るオ
リジナルコンテンツ確認画面を示す図であり、図13
は、本発明の実施の形態に係るオリジナルコンテンツ見
本表示画面を示す図である。コンテンツ利用者は、ポー
タルサイト1にアクセスし、オリジナルコンテンツ制作
を開始すると、図10の画面となる。図10では、ST
EP1として、検索エリアの指定を行う。STEP2で
は、図6に示したSTEP2の条件指定を行い、STE
P3として、投稿者検索を行い、STEP4として、表
示順を選択して検索を実行する。
【0059】検索結果は、図10の右画面に表示され、
検索店舗一覧が、得票数、店舗名、採点簿、MAP、総
合点が、各店舗毎に表示される。検索結果は、例えば、
「157軒、144P(ページ)の本が作れます。」と
表示され、ファイル形式の見積もり料金、CD−ROM
見積もり料金、オンデマンド印刷見積もり料金も表示さ
れる。
【0060】検索店舗一覧で不要な店舗の情報を削除す
ると、例えば、「104軒、96Pの本が作れます。」
と表示され、各見積もり料金も表示される。内容が確定
し、「更新」ボタンがクリックされると、図11の右画
面が表示される。図11の右画面では、ファイル形式の
見積もり、CD−ROMの見積もり、オンデマンド印刷
の見積もりが表示され、特に、オンデマンド印刷では、
表紙の有無、広告ページの有無、部数等の条件を選択す
るようになっている。
【0061】図11で「見本制作」のボタンがクリック
されると、図12の左の見本制作確認画面に移行し、見
本制作の条件を表示する。その条件でよければ「OK」
ボタンをクリックする。「OK」ボタンがクリックされ
ると、図12の右画面が表示される。この画面は、制作
された見本を受け取るための注文番号、パスワードが表
示される。コンテンツ利用者は、2時間程度の後にその
注文番号とパスワードでログインして見本を入手する。
尚、オリジナルコンテンツの見本注文以外に、オリジナ
ルページの注文の追加も行うことができるようになって
いる。
【0062】コンテンツ利用者は、2時間程度の後に、
注文番号、パスワードでログインすると、図13の左画
面に示すように、DTPによって編集された見本ページ
が実際の雑誌のイメージで表示される。但し、この見本
ページは印刷できないよう設定されている。そして、コ
ンテンツ利用者は、図13の右画面にて、注文内容に変
更がある場合には、調整を行い、再見積もりを行い、支
払い方法を指定して正式な注文を行う。ここで、投稿に
よる投稿ポイント、著作権利用による著作権ポイントの
合計ポイントを利用して支払いを行うことができる。コ
ンテンツ利用者は、図13の左画面で「注文」ボタンを
クリックすることで、正式注文が完了する。
【0063】注文内容におけるコンテンツ受け取り形態
が、ファイル形式の場合、利用者はダウンロード可能と
なり、自宅のプリンタを用いて印刷できるものとなる。
また、コンテンツ受け取り形態が、CD−ROMの場
合、数日後に見本内容のコンテンツが格納されたCD−
ROMを受け取ることになる。また、コンテンツ受け取
り形態が、オンデマンド印刷である場合には、数日後に
DTPで編集された見本内容を印刷した本又は雑誌を受
け取ることになる。
【0064】本システムによれば、消費者は自分が体験
した内容について投稿して投稿料を投稿ポイントで得
て、更にその投稿コメントに対して第三者からの投票に
よってその投稿ポイントをアップさせ、投票により得票
数の多いコメントはコンテンツ提供の際に採用されるこ
とになり、著作権料としての著作ポイントを取得するも
のであり、その投稿者がポータルサイト1からオリジナ
ルコンテンツを購入する場合にはそれらポイントを用い
て支払うことができ、消費者として割安にコンテンツを
入手できる効果がある。
【0065】本システムによれば、企画、構成を絞り込
まず、また広い地域に渡る情報が投稿されることになる
ため、投稿量が多くなれば、利用者にとって雑誌に取り
上げられない情報までも入手できる効果がある。
【0066】また、本システムによれば、利用者は必要
なコンテンツのみを検索・選択してオリジナルコンテン
ツとして制作でき、その選択したコンテンツの集まりを
雑誌イメージで見本として確認し、ファイル形式、オフ
ラインで送付される印刷物として入手できるので、We
b上に表示されるコンテンツを印刷物又は印刷物のイメ
ージで保持することができ、見易い状態で利用できる効
果がある。
【0067】また、本システムによれば、コンテンツに
ついて複数の投稿があると、その中から信頼性の高い投
稿コメントを人気投票により点数付けを行い、コンテン
ツに関して人気度の高いコメントから優先的に表示され
るようにしているので、コンテンツ利用者は確かな情報
を得られ易い効果がある。
【0068】本システムによれば、提供するコンテンツ
についてはポータルサイト側でデータクリーニングを行
って投稿情報の裏付けをとるようにしているので、単に
消費者から寄せられる情報の掲載しているサイトと異な
り、コンテンツの信頼性を向上させることができる効果
がある。
【0069】本システムでは、コンテンツとして飲食店
情報を例として主に説明したが、コンテンツ内容として
は、サービスとしての温泉、専門店(衣料品店、スポー
ツ用品店、薬局等)、遊園地、公園、施設等の情報と、
商品としてのゲームソフト、化粧品、食品、雑貨、車、
PC、PC用品、ソフトウェア等の情報といった様々な
ものが考えられ、これらのコンテンツに対しても応用で
きるものである。
【0070】また、本システムでは、オリジナルコンテ
ンツを消費者・企業に提供するものであるが、コンテン
ツ内容を基にしてオリジナルコンテンツを制作した要領
で消費者向けの雑誌を制作し、この雑誌を出版・販売す
ることもできる。この場合、雑誌出版に対して、採用さ
れたコンテンツの情報提供者には著作権料がポイントと
して支払われることになる。
【0071】また、本システムで、バナー広告を採用し
たり、消費者の動向に基づいてダイレクトマーケティン
グを行ったり、データベースのコンテンツを用いてショ
ッピングモールを構築することが考えられる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、ポータルサイトが、投
稿された投稿情報に投稿料をポイントとして与え、投稿
情報の確認後にコンテンツとしてデータベースに蓄積
し、投稿者以外の者がコンテンツを利用する場合には投
稿者以外の者から利用料の支払いを受けると共に、投稿
者に著作権料をポイントとして与え、その投稿者がデー
タベースに蓄積されたコンテンツを利用する場合には、
与えられたポイントを用いて利用料の支払いに充てるこ
とを可能としたオンデマンドコンテンツ提供システムと
しているので、投稿者は投稿を行うことで割安にコンテ
ンツを利用できる効果がある。
【0073】また、本発明によれば、ポータルサイト
が、コンテンツに対して複数の投稿がある状態で、当該
コンテンツに投稿した投稿者以外の者によって複数の投
稿における当該コンテンツのコメントに対して人気投票
が為されると、当該コンテンツが検索された場合に投票
によって得票の多い順にコメントを表示すると共に、得
票のあった投稿者へポイント等の加重若しくは加算を行
う上記オンデマンドコンテンツ提供システムとしている
ので、投稿者に投稿内容を向上させるよう働きかけると
共にコンテンツ利用者には人気の高い情報を提供できる
効果がある。
【0074】また、本発明によれば、ポータルサイト
が、検索によって該当する複数のコンテンツを表示する
場合は、投票数の多いコンテンツを順に表示する上記オ
ンデマンドコンテンツ提供システムとしているので、コ
ンテンツ利用者は人気の高いコンテンツを優先的に見る
ことができる効果がある。
【0075】また、本発明によれば、ポータルサイト
は、消費者がコンテンツの提供を受ける場合に、消費者
端末によって検索されたコンテンツについて、DTPを
用いて編集した見本を消費者端末に表示してからコンテ
ンツの提供を行う上記オンデマンドコンテンツ提供シス
テムとしているので、コンテンツの提供を受ける消費者
はDTP編集の見本を確認してからコンテンツを購入で
き、コンテンツ購入の信頼性を向上できる効果がある。
【0076】また、本発明は、ポータルサイトは、見本
を消費者端末に表示する際に、コンテンツの提供形態に
応じて見積もりを表示する上記オンデマンドコンテンツ
提供システムとしているので、コンテンツ購入の消費者
はその料金を事前に知ることができ、消費者の利便性を
向上できる効果がある。
【0077】また、本発明によれば、ポータルサイト
は、特定条件に一致する投稿者の動向を割り出す機能を
備えた上記オンデマンドコンテンツ提供システムとして
いるので、マーケティング情報として活用できる効果が
ある。
【0078】また、本発明によれば、消費者端末として
ポータルサイトに接続可能な携帯端末を利用する場合、
当該携帯端末が通話可能な端末であれば、ポータルサイ
トは、コンテンツ検索結果を携帯端末に表示すると共に
携帯端末の通話を実現する操作に応じてコンテンツの連
絡先へ通話可能とした上記オンデマンドコンテンツ提供
システムとしているので、通話可能な携帯端末を利用す
る場合の利便性を向上できる効果がある。
【0079】本発明によれば、ポータルサイトが、投稿
対象となる企業、店舗、商品等の消費者満足度の調査に
対して、消費者にポータルサイト上で投稿ポイントを付
与するオンデマンドコンテンツ提供システムとしている
ので、従来のように特定の消費者を抽出し、満足度調査
を行うのではなく、恒常的に消費者が企業、店舗、商品
等に対して投稿を行うことにより、人気商品等の動向等
だけでなく、個別商品等の平均満足度や時間経過におけ
る満足度推移状況を割り出すことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るオリジナルコンテン
ツ提供システムの概略図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る会員投稿画面を示す
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る企業・店舗情報の入
力・修正の表示画面を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る消費者動向を認識す
るための表示画面を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るMVP投票を行う画
面を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るWeb上の店舗検索
画面を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るWeb上の店舗表示
画面を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るポータルサイト1に
おける処理を示すフローチャート図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る携帯電話機における
処理を示すフローチャート図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るオリジナルコンテ
ンツ選択画面を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るオリジナルコンテ
ンツ見積もり画面を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態に係るオリジナルコンテ
ンツ確認画面を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態に係るオリジナルコンテ
ンツ見本表示画面を示す図である。
【符号の説明】
1…ポータルサイト、 2…消費者端末、 3…企業端

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンテンツを検索可能に蓄積する
    データベースと、 消費者端末から投稿者によって投稿された文字、写真、
    図版等の投稿情報について、前記投稿情報の確認後にコ
    ンテンツとして前記データベースに蓄積し、前記投稿者
    以外の者が前記コンテンツを利用した場合には、前記投
    稿者に対して著作権料をポイントとして与えて、著作権
    の保護範囲をプロだけでなく消費者まで広げられるポー
    タルサイトを有することを特徴とするオンデマンドコン
    テンツ提供システム。
  2. 【請求項2】 複数のコンテンツを検索可能に蓄積する
    データベースと、 消費者端末から投稿者によって投稿された文字、写真、
    図版等の投稿情報に投稿料をポイント等として前記投稿
    者に与え、前記投稿情報の確認後にコンテンツとして前
    記データベースに蓄積し、前記投稿者以外の者が前記コ
    ンテンツを利用する場合には前記投稿者以外の者から利
    用料の支払いを受けると共に、前記投稿者に著作権料を
    ポイントとして与え、前記投稿者が前記データベースに
    蓄積されたコンテンツを利用する場合には、前記与えら
    れたポイントを用いて利用料の支払いに充てることを可
    能としたポータルサイトを有することを特徴とするオン
    デマンドコンテンツ提供システム。
  3. 【請求項3】 ポータルサイトは、コンテンツに対して
    複数の投稿がある状態で、当該コンテンツに投稿した投
    稿者以外の者によって前記複数の投稿における当該コン
    テンツのコメント等に対して人気投票が為されると、当
    該コンテンツが検索された場合に前記投票によって得票
    の多い順にコメント等を表示すると共に、前記得票のあ
    った投稿者へポイント等の加重若しくは加算を行うポー
    タルサイトであることを特徴とする請求項2記載のオン
    デマンドコンテンツ提供システム。
  4. 【請求項4】 与えられたポイント等又は加重若しくは
    加算されたポイント等は、ポータルサイト内又は提携す
    るサイトにおけるショッピング等で使用できることを特
    徴とする請求項1乃至3記載のオンデマンドコンテンツ
    提供システム。
  5. 【請求項5】 ポータルサイトは、検索によって該当す
    る複数のコンテンツを表示する場合は、投票数の多いコ
    ンテンツを順に表示するポータルサイトであることを特
    徴とする請求項3記載のオンデマンドコンテンツ提供シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 ポータルサイトは、消費者がコンテンツ
    の提供を受ける場合に、消費者端末によって検索された
    コンテンツについて、DTPを用いて編集した見本を前
    記消費者端末に表示してから前記コンテンツの提供を行
    うポータルサイトであることを特徴とする請求項1乃至
    5記載のオンデマンドコンテンツ提供システム。
  7. 【請求項7】 ポータルサイトは、消費者にコンテンツ
    提供を行う場合は、消費者端末に対して、DTP編集し
    たコンテンツをファイル形式でダウンロードするポータ
    ルサイトであることを特徴とする請求項6記載のオンデ
    マンドコンテンツ提供システム。
  8. 【請求項8】 ポータルサイトは、消費者にコンテンツ
    提供を行う場合は、前記消費者に対して、DTP編集し
    たコンテンツを印刷した印刷物又は当該コンテンツを格
    納したCD−ROMを提供するポータルサイトであるこ
    とを特徴とする請求項6記載のオンデマンドコンテンツ
    提供システム。
  9. 【請求項9】 ポータルサイトは、見本を消費者端末に
    表示する際に、コンテンツの提供形態に応じて見積もり
    を表示するポータルサイトであることを特徴とする請求
    項6乃至8記載のオンデマンドコンテンツ提供システ
    ム。
  10. 【請求項10】 ポータルサイトは、特定条件に一致す
    る投稿者の動向を割り出す機能を備えたポータルサイト
    であることを特徴とする請求項1乃至9記載のオンデマ
    ンドコンテンツ提供システム。
  11. 【請求項11】 ポータルサイトは、特定条件に一致す
    る投稿対象となる企業、店、商品等の消費者満足度を割
    り出す機能を備えたポータルサイトであることを特徴と
    する請求項1乃至10記載のオンデマンドコンテンツ提
    供システム。
  12. 【請求項12】 消費者端末としてポータルサイトに接
    続可能な携帯端末を利用する場合、当該携帯端末が通話
    可能な端末であれば、ポータルサイトは、コンテンツ検
    索結果を前記携帯端末に表示すると共に前記携帯端末の
    通話を実現する操作に応じて前記コンテンツの連絡先へ
    通話可能としたことを特徴とする請求項1乃至11記載
    のオンデマンドコンテンツ提供システム。
  13. 【請求項13】 ポータルサイトは、投稿を商業印刷化
    するために、最終的な商業印刷のレイアウトに即した投
    稿文字数のルール、写真説明文や撮影日時表記を必須と
    した写真投稿のルール、日時表記、電話表記、住所表記
    等のデータ表記ルール等を設定し、データ表記ルールを
    無視した場合には自動変換し、投稿文字数を無視した場
    合等には注意を促し、商業印刷の自動化を実現するポー
    タルサイトであることを特徴とする請求項1乃至12記
    載のオンデマンドコンテンツ提供システム。
  14. 【請求項14】 複数のコンテンツを検索可能に蓄積す
    るデータベースと、 消費者端末から投稿者によって投稿された文字、写真、
    図版等の投稿情報について、前記投稿情報の確認後にコ
    ンテンツとして前記データベースに蓄積するポータルサ
    イトとを有し、前記ポータルサイトは、投稿対象となる
    企業、店舗、商品等の消費者満足度の調査に対して、消
    費者にポータルサイト上で投稿ポイントを付与するポー
    タルサイトであることを特徴とするオンデマンドコンテ
    ンツ提供システム。
  15. 【請求項15】 コンテンツ内容は、サービスとしての
    飲食店、温泉、専門店、遊園地、公園、施設等の情報
    と、商品としてのゲームソフト、化粧品、食品、雑貨、
    車、PC、PC用品、ソフトウェア等の情報とであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至14記載のオンデマンドコ
    ンテンツ提供システム。
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