JP2001318314A - ズームレンズ及びそれを用いた光学機器 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを用いた光学機器

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JP2001318314A
JP2001318314A JP2000138904A JP2000138904A JP2001318314A JP 2001318314 A JP2001318314 A JP 2001318314A JP 2000138904 A JP2000138904 A JP 2000138904A JP 2000138904 A JP2000138904 A JP 2000138904A JP 2001318314 A JP2001318314 A JP 2001318314A
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lens
group
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unit
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JP2000138904A
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Makoto Fujimoto
誠 藤本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全体として4つ又は5つのレンズ群を有し、各
レンズ群の屈折力や変倍に伴う各レンズ群の移動条件を
適切に設定し、広画角でしかも高変倍比のズームレンズ
及びそれを用いた光学機器を得ること。 【解決手段】物体側より順に負の屈折力の前群と正の屈
折力の後群とから成り、該前群は負の屈折力の第1群の
1つのレンズ群より成り、該後群は正の屈折力の第2
群、負の屈折力の第3群、そして正の屈折力の第4群、
第5群の4つのレンズ群を有し、各レンズ群の空気間隔
を変えて変倍を行い、該第4群は正の屈折力の両凸の正
レンズを含み、該第5群が物体側から順に凹面を物体側
に向けた負レンズ、凸面を像側にむけた正レンズを含
み、広角端と望遠端における第i群と第i+1群の間隔
DiW,DiT、広角端における光学全長と全系の焦点
距離TLW,fWを各々適切に設定したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は35mmフィルム用
の写真カメラや電子記録方式のビデオカメラ、デジタル
カメラ、そしてSVカメラ等に好適なズームレンズ及び
それを用いた光学機器に関し、特に負の屈折力のレンズ
群が先行する全体として4つ又は5つのレンズ群を有
し、これら4つ又は5つのレンズ群のレンズ構成を適切
に設定することによりレンズ系全体の小型化を図ったネ
ガティブリード型のズームレンズ及びそれを用いた光学
機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より負の屈折力のレンズ群が先行す
る所謂ネガティブリード型のズームレンズは広画角化が
比較的容易であるため撮影画角90°以上を有する広画
角のズームレンズには多く用いられている。
【0003】このような広画角用のズームレンズが例え
ば特開平2−201310号公報,特開平2−2962
08号公報,特開平4−235514号公報,特開平4
−235515号公報で提案されている。これらに提案
されているズームレンズは、物体側から順に負,正,
負,そして正の屈折力の4つのレンズ群より構成してい
る。
【0004】しかし、このタイプでは絞り径が増大し、
また、レンズ系を小型化しようとすると、望遠端での絞
り開放状態での球面収差と非点収差の補正が難しく、同
時に広角端での倍率色収差が大きくなるため、広い波長
域にわたって使用される写真用のズームレンズとして
は、全変倍域にわたって良好な結像性能を維持すること
が困難であった。
【0005】又、特開平5−313066号公報や特開
平8−110470号公報では物体側より順に負,負,
正,負そして正の屈折力の5つのレンズ群より成り、各
レンズ群を移動させて変倍を行なったズームレンズを提
案している。
【0006】又、特開平3−80210号公報や特開平
4−264412号公報では物体側より順に負,正,
負,正そして正の屈折力の5つのレンズ群より成る変倍
比2.5〜4の5群ズームレンズを開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、一眼レフカメラ
やビデオカメラ等には広画角のズームレンズが要望され
ている。
【0008】一般にネガティブリード型のズームレンズ
において、所定のバックフォーカスを確保しつつ、例え
ば光学全長が120mm以下で、広角端の撮影画角10
4°程度、変倍比2〜2.6程度、広角端のFナンバー
4程度を確保しつつ、全変倍範囲にわたり良好なる光学
性能を得るには各レンズ群の屈折力配置を適切に設定す
る必要がある。各レンズ群の屈折力配置やレンズ構成が
不適切であるとレンズ枚数を増加させても変倍に伴う収
差変動が大きくなり、全変倍範囲にわたり高い光学性能
を得るのが難しくなってくる。
【0009】例えば広角端での撮影画角が100°程
度、変倍比2.5程度の変倍比を有したズームレンズに
おいてレンズ系全体の小型化を図ろうとすると、変倍に
伴う諸収差の変動が大きくなり、この諸収差を良好に補
正するのが大変難しくなってくる。
【0010】本発明は、負の屈折力のレンズ群が先行す
るネガティブリード型の全体として4つ又は5つのレン
ズ群より成るズームレンズにおいて、各レンズ群の屈折
力やレンズ構成を適切に設定することにより、所定のバ
ックフォーカスを有しつつ、広画角で全変倍範囲にわた
り高い光学性能を有したズームレンズ及びそれを用いた
光学機器の提供を目的とする。
【0011】この他本発明は、負の屈折力のレンズ群が
先行するネガティブリード型の全体として4つ又は5つ
のレンズ群より成るズームレンズにおいて、各レンズ群
の屈折力やレンズ構成を適切に設定することにより、所
定のバックフォーカスを有しつつ、広角端の撮影画角1
04°、変倍比2〜2.6、Fナンバー4程度の全変倍
範囲にわたり高い光学性能を有したズームレンズ及びそ
れを用いた光学機器の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のズーム
レンズは、物体側より順に負の屈折力の前群と正の屈折
力の後群とから成り、該前群は負の屈折力の第1群の1
つのレンズ群より成り、該後群は正の屈折力の第2群、
負の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、そして第5
群を有し、各レンズ群の空気間隔を変えて変倍を行い、
該第4群は両レンズ面が凸面の正レンズを含み、該第5
群は物体側から順に凹面を物体側に向けた負レンズと凸
面を像側にむけた正レンズを含み、広角端と望遠端にお
ける第i群と第i+1群の間隔を各々DiW,DiT、
広角端における光学全長と全系の焦点距離を各々TL
W,fWとするとき、 D1W>D1T ‥‥‥(1a) D2W<D2T ‥‥‥(2a) D3W>D3T ‥‥‥(3a) D4W<D4T ‥‥‥(4a) 6<TLW/fW<10 ‥‥‥(5a) なる条件を満足することを特徴としている。
【0013】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、広角端と望遠端における第i群の倍率を各々Bi
W,BiT、ズーム比をZとすると、 |B3W/B3T|/Z>4 ‥‥‥(6a) |B4T/B4W|/Z>2 ‥‥‥(7a) なる条件を満足することを特徴としている。
【0014】請求項3の発明は請求項1又は2のズーム
レンズにおいて、広角端において、第i群の倍率をBi
Wとするとき B3W/B4W>100 ‥‥‥(8a) なる条件を満足することを特徴としている。
【0015】請求項4の発明は請求項1,2又は3の発
明において、前記第5群は物体側から順に凹面を物体側
に向けた負レンズと、凸面を像側にむけた正レンズを含
み、該負レンズの物体側のレンズ面のパワーをφ1、該
正レンズの像側のレンズ面のパワーをφ2、広角端にお
ける全系の焦点距離をfWとすると、 0.1<|φ1×fw|<0.5 ‥‥‥(9a) 0.1<|φ2×fw|<0.5 ‥‥(10a) なる条件を満足することを特徴としている。
【0016】請求項5の発明のズームレンズは、物体側
より順に負の屈折力の前群と正の屈折力の後群とから成
り、該前群は負の屈折力の第1群の1つのレンズ群より
成り、該後群は正の屈折力の第2群、負の屈折力の第3
群、そして正の屈折力の第4群を有し、各レンズ群の空
気間隔を変えて変倍を行い、該第4群は物体側から順に
両レンズ面が凸面の正レンズ、凹面を物体側に向けた負
レンズ、凸面を像側にむけた正レンズを含み、広角端と
望遠端における第i群と第i+1群の間隔を各々Di
W,DiT、広角端における光学全長と全系の焦点距離
を各々TLW,fWとするとき、 D1W>D1T ‥‥‥(1b) D2W<D2T ‥‥‥(2b) D3W>D3T ‥‥‥(3b) 6<TLW/fW<10 ‥‥‥(5b) なる条件を満足し、広角端と望遠端における第i群の倍
率を各々BiW,BiT,ズーム比をZとすると、 |B3W/B3T|/Z>4 ‥‥‥(6b) |B4T/B4W|/Z>2 ‥‥‥(7b) なる条件を満足することを特徴としている。
【0017】請求項6の発明は請求項5の発明におい
て、 B3W/B4W>100 ‥‥‥(8b) なる条件を満足することを特徴としている。
【0018】請求項7の発明は請求項5又は6の発明に
おいて、前記第4群は物体側から順に両レンズ面が凸面
の正レンズ、凹面を物体側に向けた負レンズ、凸面を像
側にむけた正レンズを含み、該凹面を物体側に向けた負
レンズの物体側のレンズ面のパワーをφ1、該凸面を像
側にむけた正レンズの像側のレンズ面のパワーをφ2と
すると、 0.1<|φ1×fw|<0.5 ‥‥‥(9b) 0.1<|φ2×fw|<0.5 ‥‥(10b) なる条件を満足することを特徴としている。
【0019】請求項8の発明のズームレンズは、物体側
より順に負の屈折力の前群と正の屈折力の後群とから成
り、該後群は正の屈折力の第2群、負の屈折力の第3
群、正の屈折力の第4群、そして第5群を有し、各レン
ズ群の空気間隔を変えて変倍を行い、広角端において最
軸外の光束の主光線が光軸と交わる位置より、物体側に
2面、像側に1面の非球面を有し、広角端と望遠端にお
ける第i群と第i+1群の間隔を各々DiW,DiT、
広角端における光学全長と全系の焦点距離を各々TL
W、fWとするとき、 D1W>DIT ‥‥‥(1c) D2W<D2T ‥‥‥(2c) D3W>D3T ‥‥‥(3c) D4W<D4T ‥‥‥(4c) 6<TLW/fW<10 ‥‥‥(5c) る条件を満足することを特徴としている。
【0020】請求項9の発明は請求項8の発明におい
て、前記複数の非球面のうち少なくとも1つの非球面
は、広角端において最軸外の光束の主光線が光軸と交わ
る位置より物体側にあり、かつ、軸上光束と最軸外光束
が交わらないことを特徴としている。
【0021】請求項10の発明は請求項8又は9の発明
において、前記複数の非球面のうち少なくとも1つの非
球面は、レンズ中心からレンズ周辺部の間に屈折力の変
化に極値を有することを特徴としている。
【0022】請求項11の発明は請求項8,9又は10
の発明において、広角端において最軸外の光束の主光線
が光軸と交わる位置より像側にアッベ数が70以上の光
学材料を用いた正レンズが少なくとも1枚有することを
特徴としている。
【0023】請求項12の発明の光学機器は、請求項1
から11のいずれか1項のズームレンズを用いているこ
とを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の後述する数値実施
例1のレンズ断面図、図2,図3は本発明の後述する数
値実施例1の広角端と望遠端の収差図である。
【0025】図4は本発明の後述する数値実施例2のレ
ンズ断面図、図5,図6は本発明の後述する数値実施例
2の広角端と望遠端の収差図である。
【0026】図7は本発明の後述する数値実施例3のレ
ンズ断面図、図8,図9は本発明の後述する数値実施例
3の広角端と望遠端の収差図である。
【0027】図10は本発明の後述する数値実施例4の
レンズ断面図、図11,図12は本発明の後述する数値
実施例4の広角端と望遠端の収差図である。
【0028】図13は本発明の後述する数値実施例5の
レンズ断面図、図14,図15は本発明の後述する数値
実施例5の広角端と望遠端の収差図である。
【0029】レンズ断面図において、LFは負の屈折力
の前群、LRは正の屈折力の後群、SPは開口絞り、I
Pは像面である。図中矢印は広角端から望遠端への変倍
に際して、各レンズ群の移動軌跡を示している。
【0030】本発明のズームレンズは、物体側より順に
負の屈折力の前群LFと正の屈折力の後群LRとから成
り、該前群LFは負の屈折力の第1群の1つのレンズ群
L1より成り、該後群LRは正の屈折力の第2群L2、
負の屈折力の第3群L3、正の屈折力の第4群L4の3
つのレンズ群を有し、又は後群LRは正の屈折力の第2
群L2、負の屈折力の第3群L3、正の屈折力の第4群
L4そして第5群L5の4つのレンズ群を有している。
そして各レンズ群の空気間隔を変えて変倍を行なうこと
を基本構成としている。
【0031】又、数値実施例1,2,5では物体側から
数えて第3面、第4面はレプリカによる非球面、第22
面はガラスモールド、又は研削による非球面である。
【0032】数値実施例4では、物体側から数えて第3
面,第4面はレプリカによる非球面、第24面はガラス
モールド、又は研削による非球面である。
【0033】そして第1発明(図1,図4,図10,図
13に示す数値実施例1,2,4,5)では第1群L1
を負の屈折力の第11群L11と負の屈折力の第12群
L12の2つのレンズ群より構成し、該第12群L12
を光軸上移動させてフォーカスを行っている。(尚、本
実施例においては第1群L1全体を移動させてフォーカ
スを行っても良い。)又、後群LRを正の屈折力の第2
群L2、負の屈折力の第3群L3、正の屈折力の第4群
L4、負の屈折力の第5群L5の4つのレンズ群より構
成している。
【0034】そして広角端から望遠端への変倍は、前述
の条件式(1a),(2a),(3a),(4a)を満
足するように、第1群L1と第2群L2との間隔が減小
し、第2群L2と第3群L3との間隔が増大し、第3群
L3と第4群L4との間隔が減小し、第4群L4と第5
群L5との間隔が増大するように、各レンズ群を光軸上
移動させて行なっている。
【0035】又、第1発明では、該第4群が両レンズ面
が凸面の正レンズを含み、該第5群が物体側から順に凹
面を物体側に向けた負レンズ、凸面を像側にむけた正レ
ンズを含んでいる。
【0036】第1発明では以上のようにレンズ系全体を
5つのレンズ群で構成し、各レンズ群の間隔を変倍時に
変化させることで所定の変倍比を確保しつつ、又第4群
と第5群のレンズ構成を前述の如く構成して広画角化を
図りつつ、全変倍範囲で良好な光学性能を有したコンパ
クトなズームレンズを達成している。
【0037】第1発明のズームレンズは、以上の諸条件
を満足することにより達成されるが、更に広画角化及び
高変倍化を図る際の収差変動を良好に補正し、全変倍範
囲にわたり高い光学性能を得るには次の諸条件のうちの
少なくとも1つを満足させるのが良い。
【0038】(ア−1)広角端と望遠端における第i群
の倍率を各々BiW,BiT、ズーム比をZとすると、 |B3W/B3T|/Z>4 ‥‥‥(6a) |B4T/B4W|/Z>2 ‥‥‥(7a) なる条件を満足することである。
【0039】(ア−2)広角端において、第i群の倍率
をBiWとするとき B3W/B4W>100 ‥‥‥(8a) なる条件を満足することである。
【0040】(ア−3)前記第5群は物体側から順に凹
面を物体側に向けた負レンズと、凸面を像側にむけた正
レンズを含み、該負レンズの物体側のレンズ面のパワー
をφ1、該正レンズの像側のレンズ面のパワーをφ2、
広角端における全系の焦点距離をfWとすると、 0.1<|φ1×fw|<0.5 ‥‥‥(9a) 0.1<|φ2×fw|<0.5 ‥‥(10a) なる条件を満足することである。
【0041】第2発明(図7に示す数値実施例3)では
第1群L1を負の屈折力の第11群L11と負の屈折力
の第12群L12の2つのレンズ群より構成し、該第1
2群L12を光軸上移動させてフォーカスを行ってい
る。(尚、本実施例においては第1群L1全体を移動さ
せてフォーカスを行っても良い。)又、後群LRを正の
屈折力の第2群L2、負の屈折力の第3群L3、正の屈
折力の第4群L4の3つのレンズ群より構成している。
【0042】そして広角端から望遠端への変倍は、前述
の条件式(1b),(2b),(3b)を満足するよう
に、第1群L1と第2群L2との間隔が減小し、第2群
L2と第3群L3との間隔が増大し、第3群L3と第4
群L4との間隔が減少するように、各レンズ群を光軸上
移動させて行ない、又条件式(5b)そして第i群の広
角端と望遠端の倍率が条件式(6b),(7b)を満足
するように設定している。
【0043】又、第2発明では、該第4群が両レンズ面
が凸面の正レンズ、凹面を物体側に向けた負レンズ、凸
面を像側にむけた正レンズを含んでいる。
【0044】第2発明では以上のようにレンズ系全体を
4つのレンズ群で構成し、各レンズ群の間隔を変倍時に
変化させることで所定の変倍比を確保しつつ、又第4群
のレンズ構成を前述の如く構成して広画角化を図りつ
つ、全変倍範囲で良好な光学性能を有したコンパクトな
ズームレンズを達成している。
【0045】第2発明のズームレンズは、以上の諸条件
を満足することにより達成されるが、更に広画角化及び
高変倍化を図る際の収差変動を良好に補正し、全変倍範
囲にわたり高い光学性能を得るには次の諸条件のうち少
なくとも1つを満足させるのが良い。
【0046】 (イ−1) B3W/B4W>100 ‥‥‥(8b) なる条件を満足することである。
【0047】(イ−2)前記第4群は物体側から順に両
レンズ面が凸面の正レンズ、凹面を物体側に向けた負レ
ンズ、凸面を像側にむけた正レンズを含み、該凹面を物
体側に向けた負レンズの物体側のレンズ面のパワーをφ
1、該凸面を像側にむけた正レンズの像側のレンズ面の
パワーをφ2とすると、 0.1<|φ1×fw|<0.5 ‥‥‥(9b) 0.1<|φ2×fw|<0.5 ‥‥(10b) なる条件を満足することである。
【0048】第3発明(図1,図4,図10,図13に
示す数値実施例1,2,4,5)では第1群L1を負の
屈折力の第11群L11と負の屈折力の第12群L12
の2つのレンズ群より構成し、該第12群L12を光軸
上移動させてフォーカスを行っている。(尚、本実施例
においては第1群L1全体を移動させてフォーカスを行
っても良い。)又、後群LRを正の屈折力の第2群L
2、負の屈折力の第3群L3、正の屈折力の第4群L
4、負の屈折力の第5群L5の4つのレンズ群より構成
している。
【0049】そして広角端から望遠端への変倍は、前述
の条件式(1c),(2c),(3c),(4c)を満
足するように、第1群L1と第2群L2との間隔が減小
し、第2群L2と第3群L3との間隔が増大し、第3群
L3と第4群L4との間隔が減小し、第4群L4と第5
群L5との間隔が増大するように、各レンズ群を光軸上
移動させて行なっている。
【0050】又広角端において最軸外の光束の主光線が
光軸と交わる位置より物体側に2面、像面側に1面の非
球面を設けている。
【0051】具体的には、第3面,第4面はレプリカに
よる非球面としている。数値実施例1,2,5では第2
2面を、又数値実施例4では第24面はガラスモール
ド、又は研削による非球面である。
【0052】又、第3面,第4面の非球面において、軸
上光束と最軸外光束が交わっていない。
【0053】図16,図17,図18,図19に数値実
施例1,2,4,5における非球面のパワーを示してい
る。横軸は規格化された有効径であり、縦軸は面のパワ
ーである。当該図に示すとおり、第3面の非球面におい
て、パワーの変化に極値を有している。
【0054】第3発明では以上のようにレンズ系全体を
5つのレンズ群で構成し、各レンズ群の間隔を変倍時に
変化させることで所定の変倍比を確保しつつ、非球面を
適切に用いるこにとより広画角化を図りつつ、全変倍範
囲で良好な光学性能を有したコンパクトなズームレンズ
を達成している。
【0055】第3発明のズームレンズは、以上の諸条件
を満足することにより達成されるが、更に広画角化及び
高変倍化を図る際の収差変動を良好に補正し、全変倍範
囲にわたり高い光学性能を得るには次の諸条件のうち少
なくとも1つを満足させるのが良い。
【0056】(ウ−1)前記複数の非球面のうち少なく
とも1つの非球面は、広角端において最軸外の光束の主
光線が光軸と交わる位置より物体側にあり、かつ、軸上
光束と最軸外光束が交わらないことである。
【0057】(ウ−2)前記複数の非球面のうち少なく
とも1つの非球面は、レンズ中心からレンズ周辺部の間
に屈折力の変化に極値を有することである。
【0058】(ウ−3)広角端において最軸外の光束の
主光線が光軸と交わる位置より像側にアッベ数が70以
上の光学材料を用いた正レンズが少なくとも1枚有する
ことである。
【0059】構成要件(ウ−1),(ウ−2)は主に、
レンズ全長の短縮し、広角端での撮影画角が104°程
度と広画角化を図り、ズーム比を2〜2.6と高めなが
ら、全変倍範囲にわたり、かつ画面全体にわたり、高い
光学性能を確保する為の諸条件のうちの1つである。
【0060】又構成要件(ウ−1),(ウ−2)は全ズ
ーム域において、ディストーションと像面湾曲を良好に
補正する為に必要な条件である。
【0061】構成(ウ−3)は、全ズーム域において、
倍率色収差を良好に補正する為に必要な条件である。
【0062】具体的には、数値実施例5において、材質
のアッベ数が81.54の硝材を第5群の正レンズに用
いている。
【0063】又、第1,第3発明においては、次のうち
の少なくとも1つを満足させるのが収差補正上好まし
い。
【0064】(エ−1)物体側より順に第1群は物体側
に凸面を向けたメニスカス状の負レンズ(R1,R
2)、該負レンズにレプリカによって形成した厚さの薄
い非球面(第3面)、レプリカによる非球面(R4)、
両レンズ面が凹面の負レンズ(R5,R6)、物体側に
凸面を向けたメニスカス状の正レンズより構成すること
である。
【0065】(エ−2)物体側より順に第2群は負レン
ズと正レンズとの接合レンズ、そして正レンズより構成
することである。
【0066】(エ−3)物体側より順に第3群は負レン
ズと正レンズとの接合レンズより構成することである。
【0067】第2発明においては次のうちの少なくとも
1つを満足させるのが良い。
【0068】(オ−1)物体側より順に第1群は物体側
に凸面を向けたメニスカス状の負レンズ(R1,R
2)、両レンズ面が凹面の負レンズ、そして正レンズよ
り構成することである。
【0069】(オ−2)物体側より順に第2群は負レン
ズと正レンズとの接合レンズ、そして正レンズより構成
することである。
【0070】(オ−3)物体側より順に第3群は負レン
ズと正レンズとの接合レンズより構成することである。
【0071】次に前述の各条件式の技術的意味について
説明する。条件式(1a)〜(4a),(1b)〜(3
b),(1c)〜(4c)は変倍に伴う各レンズ群の移
動条件を適切に設定することにより、レンズ系全体の小
型化を図りつつ、所定の変倍比を効果的に得る為のもの
である。
【0072】これらの条件式を外れると、レンズ系全体
の小型化を図りつつ、所定の変倍比を効果的に得るのが
難しくなってくる。
【0073】条件式(5a),(5b),(5c)は広
角端での光学全長(第1レンズ面から像面までの距離)
と広角端での全系の焦点距離の比、所謂テレ比を規定す
るものであり、主に所望のFナンバーと所定の長さのバ
ックフォーカスを確保する為のものである。
【0074】条件式(5a),(5b),(5c)の下
限値を超えると所望のFナンバーと所定の長さのバック
フォーカスの確保が困難となり、又上限値を超えると収
差補正には有利であるが光学全長が増大することになり
好ましくない。
【0075】条件式(6a),(6b),(7a),
(7b)は第3群と第4群の変倍による倍率変動を規定
し、広角端におけるテレ比を短く抑えながら、像面湾曲
を補正するものである。下限値以下の倍率変動である
と、レンズ系が大きくなり好ましくない。
【0076】条件式(8a),(8b)は広角端におい
て、第3群の倍率と第4群の倍率の比を規定したもので
あり、広角端におけるテレ比を短く抑えながら、像面湾
曲を補正するものである。該下限値以下の倍率変動であ
ると、レンズ系が大きくなり好ましくない。
【0077】条件式(9a),(9b),(10a),
(10b)は第5群の凹面を物体側に向けた負レンズの
物体側のレンズ面のパワー(屈折力)とφ1、凸面を像
側にむけた正レンズの像側のレンズ面のパワーφ2を規
定したものであり、広角端におけるテレ比を短く抑えな
がら、像面湾曲、コマ収差を補正するものである。
【0078】次に本発明のズームレンズを用いた光学機
器の実施形態を図20を用いて説明する。
【0079】図20において、10はビデオカメラ本
体、11は本発明のズームレンズによって構成された撮
影光学系、12は撮影光学系11によって被写体像を受
光するCCD等の撮像素子、13は撮像素子12が受光
した被写体像を記録する記録手段、14は不図示の表示
素子に表示された被写体像を観察するためのファインダ
ーである。上記表示素子は液晶パネル等によって構成さ
れ、撮像素子12上に形成された被写体像が表示され
る。
【0080】このように本発明のズームレンズをビデオ
カメラ等の光学機器に適用することにより、小型で高い
光学性能を有する光学機器を実現している。
【0081】次に本発明の数値実施例を示す。数値実施
例においてRiは物体側より順に第i番目の面の曲率半
径、Diは物体側より順に第i番目の面と第(i+1)
番目の面の間隔、Niとνiは各々物体側より順に第i
番目の光学部材の材質の屈折率とアッベ数である。又、
非球面形状はレンズ面の中心部の曲率半径をRとし、光
軸方向(光の進行方向)をX軸とし、光軸と垂直方向を
Y軸、B,C,D,Eを各々非球面係数としたとき
【0082】
【数1】
【0083】なる式で表している。又「e−X」は「×
10-X」を意味している。又前述の各条件式と数値実施
例における諸数値との関係を表−1に示す。
【0084】
【外1】
【0085】
【外2】
【0086】
【外3】
【0087】
【外4】
【0088】
【外5】
【0089】
【表1】
【0090】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く、負の屈折力
のレンズ群が先行するネガティブリード型の全体として
4つ又は5つのレンズ群より成るズームレンズにおい
て、各レンズ群の屈折力やレンズ構成を適切に設定する
ことにより、所定のバックフォーカスを有しつつ、広画
角で全変倍範囲にわたり高い光学性能を有したズームレ
ンズ及びそれを用いた光学機器を達成することができ
る。
【0091】この他本発明によれば、負の屈折力のレン
ズ群が先行するネガティブリード型の全体として4つ又
は5つのレンズ群より成るズームレンズにおいて、各レ
ンズ群の屈折力やレンズ構成を適切に設定することによ
り、所定のバックフォーカスを有しつつ、広角端の撮影
画角104°、変倍比2〜2.6、Fナンバー4程度の
全変倍範囲にわたり高い光学性能を有したズームレンズ
及びそれを用いた光学機器を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】本発明の数値実施例1の広角端の収差図
【図3】本発明の数値実施例1の望遠端の収差図
【図4】本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図5】本発明の数値実施例2の広角端の収差図
【図6】本発明の数値実施例2の望遠端の収差図
【図7】本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図8】本発明の数値実施例3の広角端の収差図
【図9】本発明の数値実施例3の望遠端の収差図
【図10】本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図11】本発明の数値実施例4の広角端の収差図
【図12】本発明の数値実施例4の望遠端の収差図
【図13】本発明の数値実施例5のレンズ断面図
【図14】本発明の数値実施例5の広角端の収差図
【図15】本発明の数値実施例5の望遠端の収差図
【図16】本発明の数値実施例1に係る非球面のパワー
を示す説明図
【図17】本発明の数値実施例2に係る非球面のパワー
を示す説明図
【図18】本発明の数値実施例4に係る非球面のパワー
を示す説明図
【図19】本発明の数値実施例5に係る非球面のパワー
を示す説明図
【図20】本発明の光学機器の要部概略図
【符号の説明】
L1 第1群 L11 第11群 L12 第12群 L2 第2群 L3 第3群 L4 第4群 L5 第5群 SP 絞り d d線 g g線 ΔM メリディオナル像面 ΔS サジタル像面 IP 像面
フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA02 KA03 MA12 MA18 PA08 PA09 PA16 PA20 PB11 PB12 PB13 QA02 QA07 QA17 QA22 QA25 QA26 QA34 QA41 QA42 QA45 QA46 RA05 RA12 RA13 RA36 SA24 SA26 SA30 SA32 SA44 SA46 SA50 SA52 SA54 SA62 SA63 SA64 SA65 SA66 SB04 SB05 SB14 SB23 SB32 SB34 SB43

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に負の屈折力の前群と正の
    屈折力の後群とから成り、該前群は負の屈折力の第1群
    の1つのレンズ群より成り、該後群は正の屈折力の第2
    群、負の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、そして
    第5群を有し、各レンズ群の空気間隔を変えて変倍を行
    い、該第4群は両レンズ面が凸面の正レンズを含み、該
    第5群は物体側から順に凹面を物体側に向けた負レンズ
    と凸面を像側にむけた正レンズを含み、 広角端と望遠端における第i群と第i+1群の間隔を各
    々DiW,DiT、広角端における光学全長と全系の焦
    点距離を各々TLW,fWとするとき、 D1W>D1T D2W<D2T D3W>D3T D4W<D4T 6<TLW/fW<10 なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】 広角端と望遠端における第i群の倍率を
    各々BiW,BiT、ズーム比をZとすると、 |B3W/B3T|/Z>4 |B4T/B4W|/Z>2 なる条件を満足することを特徴とする請求項1のズーム
    レンズ。
  3. 【請求項3】 広角端において、第i群の倍率をBiW
    とするとき B3W/B4W>100 なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2の
    ズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記第5群は物体側から順に凹面を物体
    側に向けた負レンズと、凸面を像側にむけた正レンズを
    含み、該負レンズの物体側のレンズ面のパワーをφ1、
    該正レンズの像側のレンズ面のパワーをφ2、広角端に
    おける全系の焦点距離をfWとすると、 0.1<|φ1×fw|<0.5 0.1<|φ2×fw|<0.5 なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2又
    は3のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 物体側より順に負の屈折力の前群と正の
    屈折力の後群とから成り、該前群は負の屈折力の第1群
    の1つのレンズ群より成り、該後群は正の屈折力の第2
    群、負の屈折力の第3群、そして正の屈折力の第4群を
    有し、各レンズ群の空気間隔を変えて変倍を行い、該第
    4群は物体側から順に両レンズ面が凸面の正レンズ、凹
    面を物体側に向けた負レンズ、凸面を像側にむけた正レ
    ンズを含み、広角端と望遠端における第i群と第i+1
    群の間隔を各々DiW,DiT、広角端における光学全
    長と全系の焦点距離を各々TLW,fWとするとき、 D1W>D1T D2W<D2T D3W>D3T 6<TLW/fW<10 なる条件を満足し、広角端と望遠端における第i群の倍
    率を各々BiW,BiT,ズーム比をZとすると、 |B3W/B3T|/Z>4 |B4T/B4W|/Z>2 なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  6. 【請求項6】B3W/B4W>100 なる条件を満足することを特徴とする請求項5のズーム
    レンズ。
  7. 【請求項7】 前記第4群は物体側から順に両レンズ面
    が凸面の正レンズ、凹面を物体側に向けた負レンズ、凸
    面を像側にむけた正レンズを含み、該凹面を物体側に向
    けた負レンズの物体側のレンズ面のパワーをφ1、該凸
    面を像側にむけた正レンズの像側のレンズ面のパワーを
    φ2とすると、 0.1<|φ1×fw|<0.5 0.1<|φ2×fw|<0.5 なる条件を満足することを特徴とする請求項5又は6の
    ズームレンズ。
  8. 【請求項8】 物体側より順に負の屈折力の前群と正の
    屈折力の後群とから成り、該後群は正の屈折力の第2
    群、負の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、そして
    第5群を有し、各レンズ群の空気間隔を変えて変倍を行
    い、広角端において最軸外の光束の主光線が光軸と交わ
    る位置より、物体側に2面、像側に1面の非球面を有
    し、広角端と望遠端における第i群と第i+1群の間隔
    を各々DiW,DiT、広角端における光学全長と全系
    の焦点距離を各々TLW、fWとするとき、 D1W>DIT D2W<D2T D3W>D3T D4W<D4T 6<TLW/fW<10 る条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  9. 【請求項9】 前記複数の非球面のうち少なくとも1つ
    の非球面は、広角端において最軸外の光束の主光線が光
    軸と交わる位置より物体側にあり、かつ、軸上光束と最
    軸外光束が交わらないことを特徴とする請求項8のズー
    ムレンズ。
  10. 【請求項10】 前記複数の非球面のうち少なくとも1
    つの非球面は、レンズ中心からレンズ周辺部の間に屈折
    力の変化に極値を有することを特徴とする請求項8又は
    9のズームレンズ。
  11. 【請求項11】 広角端において最軸外の光束の主光線
    が光軸と交わる位置より像側にアッベ数が70以上の光
    学材料を用いた正レンズが少なくとも1枚有することを
    特徴とする請求項8又は9又は10のズームレンズ。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれか1項のズ
    ームレンズを用いていることを特徴とする光学機器。
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