JP2001315843A - チューブ容器の集合包装体 - Google Patents

チューブ容器の集合包装体

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JP2001315843A
JP2001315843A JP2000133832A JP2000133832A JP2001315843A JP 2001315843 A JP2001315843 A JP 2001315843A JP 2000133832 A JP2000133832 A JP 2000133832A JP 2000133832 A JP2000133832 A JP 2000133832A JP 2001315843 A JP2001315843 A JP 2001315843A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店頭等における陳列効果に優れ、かつ包装を
より簡素化でき陳列作業の手間も省くことも可能なチュ
ーブ容器の集合包装体の提供。 【解決手段】 チューブ容器の集合包装体1は、上面に
複数の凹陥部3を形成したスタンドトレー2上に、キャ
ップを設けた一端部を凹陥部3に差し込んだ立ち姿勢で
複数個のチューブ容器4を所定の間隔をおいて整列配置
し、整列配置した複数個のチューブ容器4の他端封止部
6上に天板7を載置し、チューブ容器4をスタンドトレ
ー2及び天板7とともに被覆した熱収縮性合成樹脂フィ
ルム8を熱収縮させて緊締してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブ容器の集
合包装体に関するものであり、更に詳しくは、複数個の
チューブ容器をスタンドトレー上に立ち姿勢で整列配置
した状態で集合包装してなる、チューブ容器の集合包装
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チューブ容器に収納して販売され
ている例えば歯磨き等の製品は、前記チューブ容器を紙
箱に個包装し、更に複数の個包装を紙製カートン等に集
合包装して輸送し、店頭陳列時には前記カートン内から
前記個包装された製品を取り出して商品棚に並べるか、
あるいは前記カートンの上部を切除して個包装された製
品の一部を露出させた状態で陳列していた。しかし、最
近では、包装の簡素化、店頭陳列効果の向上等を目的と
して、前記のようにチューブ容器を紙箱に個包装するこ
となく、複数個のチューブ容器をスタンドトレー上に立
ち姿勢で整列配置し、これを紙製カートン等に収容して
輸送し、店頭陳列時には前記カートンからスタンドトレ
ーとともに取り出し、そのまま店頭に陳列することが行
われるようになっている。
【0003】一般に、前記スタンドトレー上に整列配置
されるチューブ容器は、いわゆるスタンディングタイプ
と呼ばれ、キャップの先端面を広く形成して安定した立
ち姿勢が保持できるようになっている。一方、前記スタ
ンドトレーは、合成樹脂にて作成され、その上面に複数
の凹陥部が形成されており、前記スタンディングタイプ
のチューブ容器を、前記キャップを設けた一端部を前記
スタンドトレーの凹陥部に差し込んで、複数個のチュー
ブ容器を互いに所定の間隔をおいて立ち姿勢に保持可能
となっている。従って、店頭に陳列した際には、前後に
重なったチューブ容器により容器デザインが隠れてしま
うといったことがなく、陳列効果に優れている。また、
チューブ容器はスタンドトレー上に整列配置されたまま
の状態でカートン等から取り出してそのまま陳列するこ
とできることから、陳列時に並べ替え等の手間がかから
ず、しかも個包装の必要がないので、従来に較べて包装
を簡素化できるという利点があり、最近では、このよう
なスタンディングタイプのチューブ容器が増加してい
る。しかし、平成12年施行の容器包装リサイクル法に
代表されるように、商品包装のより一層の簡素化が求め
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
み、チューブ容器の集合包装体において、店頭等におけ
る陳列効果に優れ、かつ包装をより簡素化でき陳列作業
の手間も省くことも可能なチューブ容器の集合包装体を
提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るチューブ容器の集合包装体は、上面
に複数の凹陥部を形成したスタンドトレー上に、キャッ
プを設けた一端部を前記凹陥部に差し込んだ立ち姿勢で
複数個のチューブ容器を所定の間隔をおいて整列配置
し、前記整列配置した複数個のチューブ容器の他端封止
部上に天板を載置し、前記整列配置した複数個のチュー
ブ容器を前記スタンドトレー及び天板とともに熱収縮性
合成樹脂フィルムにて被覆し、該熱収縮性合成樹脂フィ
ルムを熱収縮させて緊締してなるものである。
【0006】上記のように、本発明では、複数個のチュ
ーブ容器をスタンドトレー上に所定の間隔をおいて整列
配置し、これを熱収縮性合成樹脂フィルムで被覆して、
該熱収縮性合成樹脂フィルムを熱収縮させて緊締してな
る。先に述べたように、従来においては、スタンドトレ
ーに整列配置された複数個のチューブ容器は、前記トレ
ーとともに紙製カートン等に収納されて輸送に供され、
店頭陳列時には前記カートン等からスタンドトレーとと
もに取り出すか、あるいはカートンの上部を切除した状
態で商品棚等に陳列されていた。これに対し、本発明に
おいては、前記のようなカートン等には収納せずに、チ
ューブ容器をスタンドトレー上に整列配置した状態で熱
収縮性合成樹脂フィルムにて包装してなることから、前
記のような紙製カートン等が不要で包装を簡素化でき
る。しかも、店頭陳列時には前記熱収縮性合成樹脂フィ
ルムを破るだけでよく、従来のように紙製カートン等か
らトレーを取り出す手間も省くこともできる。更に、従
来のように紙製カートン等に収納されたものでは、その
ままでは商品が見えないが、一般にこの種の包装に用い
られる熱収縮性合成樹脂フィルムは透明フィルムである
ことから、該フィルムで被覆されたままで陳列しても中
の商品が見えることから、商品棚に一度に多量の商品を
陳列しておく際にも、その一部の集合包装体の熱収縮性
合成樹脂フィルムのみを開封しておき、残りについては
必要に応じて開封すればよいことから、陳列中の商品の
汚れなども防止することができる。
【0007】上記のように、本発明では、スタンドトレ
ー上に複数個のチューブ容器を整列配置した状態で熱収
縮性合成樹脂フィルムで包装したことから、包装を簡素
化でき、また陳列時の手間が省け、しかも包装したまま
で内部のチューブ容器が見えることから、陳列効果も向
上し、また多数の商品を一度に陳列する場合の商品の汚
れも防止できる。しかしながら、一般にチューブ容器
は、キャップが取り付けられた一端側から他端の封止部
に向かって尻すぼみ状の形をしていることから、上記の
ようにキャップを設けた一端部をスタンドトレーに設け
た凹陥部に差し込んで立ち姿勢に整列配置した複数個の
チューブ容器を、そのままスタンドトレーとともに熱収
縮性合成樹脂フィルムにて被覆して該熱収縮性合成樹脂
フィルムの熱収縮により緊締した場合には、フィルムの
緊締力によりスタンドトレー上に整列配置したチューブ
容器の封止部側がトレーの中央部に偏り、トレーの周縁
部が前記フィルムの緊締力により中央に引っ張られて反
り返ってしまうという問題がある。これを防止するに
は、チューブ容器同士の間隔を詰めてスタンドトレー上
に整列配置する必要がある。しかし、チューブ容器同士
の間隔を詰めてトレー上に整列配置した場合には、前後
に重なり合ったチューブ容器により容器デザインが隠れ
てしまい陳列効果が低下する。従って、トレーの材質や
肉厚を、熱収縮性合成樹脂フィルムによる緊締力を受け
ても反り返らないようなものにする必要があり、コスト
アップになる。更に、チューブ容器を熱収縮性合成樹脂
フィルムで被覆して該フィルムの熱収縮により緊締して
集合包装体とした場合には、該包装体の上面は、フィル
ムの緊締によりチューブ容器の封止部が突出して凹凸状
態となり、複数の集合包装体を積み重ねる時の安定性に
欠けるという問題もある。これに対し、本発明のチュー
ブ容器の集合包装体においては、前記のようにスタンド
トレー上に整列配置したチューブ容器の封止部上に天板
を載置したうえで熱収縮性合成樹脂フィルムにて被覆し
て該フィルムの熱収縮により緊締してなることから、前
記熱収縮性合成樹脂フィルムの熱収縮による横方向の緊
締力はスタンドトレー及び天板により受け止めらて、各
チューブ容器には、その上下に配置されたスタンドトレ
ー及び天板を介して、キャップを設けた一端と他端封止
部とを結ぶ縦方向に緊締力が作用するのみである。そし
て、チューブ容器は前記縦方向から作用する力に対して
は大きな強度を有していることから、熱収縮性合成樹脂
フィルムにより強固に緊締することができる。また、前
記スタンドトレー及び天板間は、それらの対向面のほぼ
全面が、両者の間に配置されている複数個のチューブ容
器により支持されて互いに平行状態に保持される。従っ
て、これらのスタンドトレーや天板に対しては、それら
の周縁部を互いに鉛直方法に引き寄せる緊締力が作用す
るだけであり、熱収縮性合成樹脂フィルムの熱収縮によ
る緊締力により、これらスタンドトレー及び天板が大き
く反り返ったり、周縁部が波打ったり折れ曲がったりす
ることも少ない。更に、この包装体の上面には天板が配
されて平坦状であることから、複数の集合包装体を積み
重ねた時の安定性にも優れている。
【0008】また、前記スタンドトレーの周囲に補強リ
ブを設けておけば、熱収縮性合成樹脂フィルムの熱収縮
により緊締したときのスタンドトレーの変形を抑制する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
に係るチューブ容器の集合包装体の実施例について説明
するが、これらの実施例は、何ら本発明を限定するもの
ではない。先ず、図1〜図3は、本発明に係るチューブ
容器の集合包装体1の1実施例を示すものである。この
チューブ容器の集合包装体1は、上面に複数の凹陥部3
を形成したスタンドトレー2上に、キャップ5を設けた
一端部を前記凹陥部3に差し込んだ立ち姿勢で複数個の
チューブ容器4を所定の間隔をおいて整列配置し、前記
整列配置した複数個のチューブ容器4の他端封止部6上
に天板7を載置し、前記スタンドトレー2上に整列配置
した複数個のチューブ容器4を、前記スタンドトレー3
及び天板7とともに熱収縮性合成樹脂フィルム8にて被
覆し、該熱収縮性合成樹脂フィルム8を熱収縮させて緊
締してなるものである。
【0010】前記チューブ容器4としては、例えば、歯
磨き、洗顔クリーム、シャンプー、リンス等の化粧料、
軟膏等の医薬品、更には練りわさびや練りからし等の食
品など、各種のものが挙げられ、特に限定されるもので
はなく、一般的なチューブ容器入り製品の全てが対象と
なる。図例のチューブ容器4は、注出口のある一端に略
円筒形のキャップ5が取り付けてあり、該キャップ5
は、その先端面5aの面積が大きく、該キャップ5を下
に向けた立ち姿勢で安定して保持可能な、いわゆるスタ
ンディングタイプと呼ばれるものであるが、これに限定
されるものではなく、スタンドトレー2上に立ち姿勢で
保持可能であればよい。また、図例のチューブ容器4の
他端封止部6は、一般的なチューブ容器と同様に折り巻
き形成するか、あるいは熱融着してほぼ直線状に形成し
ているが、封止部6の形態は前記のものに限定されるも
のではない。
【0011】前記スタンドトレー2は、例えばポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン
テフタレート樹脂等の適宜な合成樹脂の射出成形によ
り、又は合成樹脂シートを真空成形する方法等により作
製した薄肉状トレーであり、その上面には、複数の凹陥
部3が形成してある。前記凹陥部3は、前記チューブ容
器4のキャップ5を設けた一端を差し込むことが可能な
内径で、チューブ容器4の肩部41が凹陥部3の開口縁
31にほぼ当接しうる程度の深さに形成してある。ま
た、スタンドトレー2の外周壁21の下端縁には、その
全周にわたって補強用のリブ22が設けてある。
【0012】前記チューブ容器4の他端封止部6上に載
置される天板7は段ボール製で、スタンドトレー2上に
所定の間隔をおいて立ち姿勢に整列配置された全てのチ
ューブ容器4の封止部6を覆うことのできる大きさに形
成されている。天板7の素材としては、前記段ボールに
限定されるものではなく、熱収縮性合成樹脂フィルム8
の熱収縮による緊締力により大きく変形しない程度の剛
性を有するものであればよく、例えば厚手のボール紙、
合成樹脂製板、金属板、木板等、各種素材のものを採用
することができる。
【0013】上記集合包装体1の包装は、先ず、スタン
ドトレー2の上面に設けた凹陥部3のそれぞれに、前記
チューブ容器4を、そのキャップ5を設けた一端側を差
し込んで整列配置する。この場合、図例のように、各チ
ューブ容器4他端(図例の立ち姿勢では上端)の直線状
封止部6の長さ方向が、スタンドトレー2の外周縁の直
線部23に対して傾斜した方向に整列配置することで、
チューブ容器4同士の重なり合いを極力防止した状態で
スタンドトレー2上に効率よくチューブトレー4を整列
配置可能とするとともに、前後に重なり合ったチューブ
容器4により容器デザインが隠れてしまうといったこと
を防止して陳列効果を高めることができる。また、スタ
ンドトレー2の凹陥部3を、該凹陥部3に差し込んだチ
ューブ容器4の肩部41が凹陥部3の開口縁31にほぼ
当接しうる深さとすることで、チューブ容器4を立ち姿
勢に確実に保持することができる。上記のようにしてス
タンドトレー2上に複数個のチューブ容器4を整列配置
した後、該チューブ容器4の他端(前記立ち姿勢におけ
る上端)の封止部6上に、全ての封止部6を覆う状態で
天板7を載置し、これら全てを熱可塑性合成樹脂フィル
ム8により被覆するとともに該フィルム8を熱収縮させ
て緊締する。この熱可塑性合成樹脂フィルム8による被
覆及び熱収縮による緊締方法は、従来公知の方法で行う
ことができる。例えば、前記スタンドトレー2上に整列
配置したチューブ容器4及び天板7の全てを熱収縮性合
成樹脂フィルム8で被覆して該フィルム8の周縁部をヒ
ートシールしたうえで熱収縮させたり、あるいは、予め
熱収縮性合成樹脂フィルムを円筒状にヒートシールして
おき、これに前記スタンドトレー2上に整列配置したチ
ューブ容器4及び天板7を挿入して被覆した後、熱収縮
させて緊締するといった方法を採用することができる。
前記熱収縮性合成樹脂フィルム8を熱収縮させて被包装
物を緊締する際の熱収縮性合成樹脂フィルム8の収縮力
は特に限定されず、被包装物であるスタンドトレー2上
に整列配置した複数個のチューブ容器4が位置ズレした
り脱落したりしない程度であればよいが、例えば、熱収
縮性合成樹脂フィルム8の緊締力による天板7のたわみ
が5mm以下程度となるように調節することが好まし
い。具体的には、前記熱収縮性合成樹脂フィルム8の緊
締時の収縮力は、被包装物の重量の90〜200%、好
ましくは95〜120%に調節する。また、スタンドト
レー2の周壁21部分に設けた補強リブ22について
は、必ずしも図例の如くスタンドトレー2の全周にわた
って設ける必要はなく、スタンドトレー2の前後及び/
又は左右の直線部分のみに設けてあってもよい。更に、
スタンドトレー2の材質、肉厚等によっては、補強リブ
22を設ける必要はない。尚、前記熱収縮性合成樹脂フ
ィルム8による被覆は、前記スタンドトレー2上に整列
配置したチューブ容器4及び天板7の全外周面をそっく
り被覆する必要はなく、スタンドトレー2と天板7との
間に配置されたチューブ容器4が輸送途上等にはみ出し
たり、スタンドトレー2から脱落したりしない限り、例
えば、図例の如く包装体1の側面部分に開口部81が形
成されるような包装状態であってもよい。更に、前記熱
収縮性合成樹脂フィルム8には、これを開封するための
切り込みやつまみ部を設けておくこともできる。
【0014】上記のようなチューブ容器の集合包装体1
によれば、複数個のチューブ容器4をスタンドトレー2
上に立ち姿勢で整列配置し、その上に天板7を載置して
熱収縮性合成樹脂フィルム8で被覆し、該熱収縮性合成
樹脂フィルム8を熱収縮させて緊締するものであること
から、紙製カートン等に収納してなる従来の包装体に較
べて包装を簡素化できる。また、チューブ容器4の上に
天板7を載置した状態で熱収縮性合成樹脂フィルム8に
て被覆、緊締してあるので、各チューブ容器4同士を所
定の間隔をおいてスタンドトレー2上に整列配置して
も、熱収縮性合成樹脂フィルム8の緊締力によりチュー
ブ容器4が中央に偏ってしまうといったおそれがなく、
チューブ容器4同士が重なって容器デザインが隠れて陳
列効果が低下するといったこともない。また、天板7に
より包装体1の上面は平坦状に包装されていることか
ら、図4に示すように重ね積みした場合の安定性もよ
い。更に、このように包装したまま店頭等に陳列して
も、内部のチューブ容器4が見えるので陳列効果に優れ
るだけでなく、多数の商品を陳列する場合にも、その一
部の集合包装体1のフィルム8を開封しておくだけでよ
く、陳列中の商品の汚れも防止することができる。
【0015】次に、図5〜7に示すものは、チューブ容
器の集合包装体の他実施例を示すものである。これらの
実施例でも、段ボール製の天板7を用いているのである
が、例えば、図5に示すものは、段ボール製天板7とし
て、これに当接する各チューブ容器4の直線状の封止部
6が、前記段ボールの波形に形成された中芯71の凹部
71aの長手方向に沿うように裁断したものを用いたも
のである。これにより、包装時、熱収縮性合成樹脂フィ
ルム8の熱収縮による緊締力により前記封止部6が段ボ
ール製天板7下面のライナー72に押し付けられると、
封止部6の先端が前記中芯71の凹部71a内に押し込
まれ、チューブ容器4がスタンドトレー2の凹陥部3と
の間で確実に保持されるのである。更に、図6、7に示
すように、前記天板7として片面段ボールを用い、該片
面段ボール製天板7の波形に成形された中芯71を下に
して該中芯71の波形の凹部71aに各チューブ容器4
の封止部6が差し込まれた状態でチューブ容器4をスタ
ンドトレー2上に整列配置すれば、スタンドトレー2及
び天板7との間でチューブ容器4をより確実に保持する
ことができる。尚、前記片面段ボールの代わりに、合成
樹脂製又は金属製等の波板状の天板を用いることでも同
様の効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るチューブ容
器の集合包装体は、複数のチューブ容器をスタンドトレ
ー上に所定の間隔をおいて整列配置してあるので店頭等
での陳列効果が高く、またスタンドトレーとともに熱収
縮性合成樹脂フィルムで被覆、包装することで従来の集
合包装体に較べて包装を簡素化でき、店頭陳列の際には
前記熱収縮性合成樹脂フィルムを開封するだけでよく陳
列作業の手間も省くことができる。更に、包装状態のま
ま陳列しても内部のチューブ容器が見えることから、多
数の商品を陳列する際にも陳列中の商品の汚れを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のチューブ容器の集合包装体の1実施
例の斜視図。
【図2】 前記チューブ容器の集合包装体の熱収縮性合
成樹脂フィルムを除去した状態の分解斜視図。
【図3】 前記チューブ容器の集合包装体の一部の縦断
面図。
【図4】 前記チューブ容器の集合包装体を積み重ねた
状態の斜視図。
【図5】 チューブ容器の集合包装体の他の実施例を示
す部分断面図。
【図6】 更に他実施例を示すチューブ容器の集合包装
体の一部を破断した状態の斜視図。
【図7】 図6に示すチューブ容器の集合包装体の部分
断面図。
【符号の説明】
1:チューブ容器の集合包装体、2:スタンドトレー、
3:凹陥部、4:チューブ容器、5:キャップ、6:チ
ューブ容器の封止部、7:天板、8:熱収縮性合成樹脂
フィルム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に複数の凹陥部を形成したスタンド
    トレー上に、キャップを設けた一端部を前記凹陥部に差
    し込んだ立ち姿勢で複数個のチューブ容器を所定の間隔
    をおいて整列配置し、前記整列配置した複数個のチュー
    ブ容器の他端封止部上に天板を載置し、前記整列配置し
    た複数個のチューブ容器を前記スタンドトレー及び天板
    とともに熱収縮性合成樹脂フィルムにて被覆し、該熱収
    縮性合成樹脂フィルムを熱収縮させて緊締してなるチュ
    ーブ容器の集合包装体。
  2. 【請求項2】 前記スタンドトレーの周囲に補強リブを
    設けてなる請求項1記載のチューブ容器の集合包装体。
JP2000133832A 2000-05-02 2000-05-02 チューブ容器の集合包装体 Pending JP2001315843A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009511368A (ja) * 2005-10-07 2009-03-19 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 受け皿及び結束パック
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