JP3285473B2 - 包装袋用中仕切 - Google Patents
包装袋用中仕切Info
- Publication number
- JP3285473B2 JP3285473B2 JP23881295A JP23881295A JP3285473B2 JP 3285473 B2 JP3285473 B2 JP 3285473B2 JP 23881295 A JP23881295 A JP 23881295A JP 23881295 A JP23881295 A JP 23881295A JP 3285473 B2 JP3285473 B2 JP 3285473B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition
- hollow
- packaging bag
- side wall
- individually packaged
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は包装袋用中仕切に関
し、さらに詳しくは複数の個装内容物を収納する包装袋
の内部に設置される包装袋用中仕切に関する。
し、さらに詳しくは複数の個装内容物を収納する包装袋
の内部に設置される包装袋用中仕切に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えばかつお節パックは、少量づつ個別
包装された個装内容物が透明の外装袋に複数個袋詰めさ
れた状態で店頭に陳列され、販売されているのが一般的
である。
包装された個装内容物が透明の外装袋に複数個袋詰めさ
れた状態で店頭に陳列され、販売されているのが一般的
である。
【０００３】そして、このようないわゆる集積包装され
た商品の場合、例えば店頭における陳列棚への陳列を効
率良く行うためには外装袋に収納された状態の商品の幅
や厚みが画一性を保持している必要がある。
た商品の場合、例えば店頭における陳列棚への陳列を効
率良く行うためには外装袋に収納された状態の商品の幅
や厚みが画一性を保持している必要がある。
【０００４】そのため、複数の個装内容物を外装袋内で
整列させるために、例えば図４に示すような中仕切が用
いられている。この中仕切は、一般に真空成形法を採用
してポリスチレンシート、塩化ビニルシート等の樹脂シ
ートを用いて一体に成形されている。
整列させるために、例えば図４に示すような中仕切が用
いられている。この中仕切は、一般に真空成形法を採用
してポリスチレンシート、塩化ビニルシート等の樹脂シ
ートを用いて一体に成形されている。
【０００５】具体的には、図４に示すように、支持部１
００と、この支持部１００の中央部で突出する状態で立
ち上がる仕切部１０１とを有し、この仕切部１０１は、
複数の個装内容物を外装袋内に自動充填する場合の作業
性の観点から積み重ね可能なように中空に形成されてい
る。ここで、図４において、１０２は積み重ねた場合の
スタッキングを防止するための熱融着部であり、また１
０３は強度を向上させるためのリブである。
００と、この支持部１００の中央部で突出する状態で立
ち上がる仕切部１０１とを有し、この仕切部１０１は、
複数の個装内容物を外装袋内に自動充填する場合の作業
性の観点から積み重ね可能なように中空に形成されてい
る。ここで、図４において、１０２は積み重ねた場合の
スタッキングを防止するための熱融着部であり、また１
０３は強度を向上させるためのリブである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
上述の中仕切においては、成形加工上の制約から図５に
示すように、仕切部１０１の厚みｄを小さくすることが
できず、このような中仕切を用いた商品は嵩高くなって
しまうという欠点がある。かかる欠点は、外装袋への充
填ロスを招くことから、流通・販売段階での効率面で問
題となり、また商品としての見た目も悪く、消費者に好
ましくない印象を与える。
上述の中仕切においては、成形加工上の制約から図５に
示すように、仕切部１０１の厚みｄを小さくすることが
できず、このような中仕切を用いた商品は嵩高くなって
しまうという欠点がある。かかる欠点は、外装袋への充
填ロスを招くことから、流通・販売段階での効率面で問
題となり、また商品としての見た目も悪く、消費者に好
ましくない印象を与える。
【０００７】このような問題を解消するため、例えば薄
肉インジェクション法を採用してＴ字型の仕切部材とす
ることも考えられるが、そのような仕切部材は中空の仕
切部を有さないため、積み重ねることができず、したが
って、個装内容物を外装袋内に自動充填する際の作業性
が著しく劣ってしまうという新たな問題が生じる。
肉インジェクション法を採用してＴ字型の仕切部材とす
ることも考えられるが、そのような仕切部材は中空の仕
切部を有さないため、積み重ねることができず、したが
って、個装内容物を外装袋内に自動充填する際の作業性
が著しく劣ってしまうという新たな問題が生じる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の包装袋用中仕切は、包装袋の内部に設置さ
れて該包装袋内で複数の個装内容物を整列させる包装袋
用中仕切であって、樹脂シートを用いた一体成形により
形成され、個装内容物の端部が当接する中空仕切部と、
該中空仕切部を支持する支持部とを有し、前記中空仕切
部は対向する一対の仕切壁と各仕切壁の周端縁から連続
する側壁とからなるとともに前記支持部の中央部で突出
する状態で立ち上がり、前記仕切壁には、前記仕切部の
強度を確保するリブが形成されているとともに、これら
仕切壁同士が接続されている前記仕切部の頂部には頂部
の延びる方向にて所定間隔毎に熱融着部が形成されてい
る一方、前記側壁は前記支持部からの立ち上がり部にお
いて切り欠かれている構成とした。
に、本発明の包装袋用中仕切は、包装袋の内部に設置さ
れて該包装袋内で複数の個装内容物を整列させる包装袋
用中仕切であって、樹脂シートを用いた一体成形により
形成され、個装内容物の端部が当接する中空仕切部と、
該中空仕切部を支持する支持部とを有し、前記中空仕切
部は対向する一対の仕切壁と各仕切壁の周端縁から連続
する側壁とからなるとともに前記支持部の中央部で突出
する状態で立ち上がり、前記仕切壁には、前記仕切部の
強度を確保するリブが形成されているとともに、これら
仕切壁同士が接続されている前記仕切部の頂部には頂部
の延びる方向にて所定間隔毎に熱融着部が形成されてい
る一方、前記側壁は前記支持部からの立ち上がり部にお
いて切り欠かれている構成とした。
【０００９】本発明の包装袋用中仕切は、樹脂シートを
用いた一体成形により形成され、個装内容物が当接する
中空仕切部と、該中空仕切部を支持する支持部とを有す
る。中空仕切部は対向する一対の仕切壁と、各仕切壁の
周端縁から連続する側壁とで構成されている。すなわ
ち、一対の仕切壁とこの仕切壁の周端縁から連続する側
壁とで囲まれた部分の内側には空間が形成され、中空仕
切部を形成している。この中空仕切部により本発明の包
装用中仕切は積み重ね可能である。また、中空仕切部
は、該中空仕切部を支持する支持部の中央部で突出する
状態で立ち上がり、支持部からの立ち上がり部における
側壁には、切欠きが形成されている。この切欠きによ
り、本発明の包装袋用中仕切は、中空仕切部の厚みが小
さくなるとともに優れたヒンジ性を発揮する。
用いた一体成形により形成され、個装内容物が当接する
中空仕切部と、該中空仕切部を支持する支持部とを有す
る。中空仕切部は対向する一対の仕切壁と、各仕切壁の
周端縁から連続する側壁とで構成されている。すなわ
ち、一対の仕切壁とこの仕切壁の周端縁から連続する側
壁とで囲まれた部分の内側には空間が形成され、中空仕
切部を形成している。この中空仕切部により本発明の包
装用中仕切は積み重ね可能である。また、中空仕切部
は、該中空仕切部を支持する支持部の中央部で突出する
状態で立ち上がり、支持部からの立ち上がり部における
側壁には、切欠きが形成されている。この切欠きによ
り、本発明の包装袋用中仕切は、中空仕切部の厚みが小
さくなるとともに優れたヒンジ性を発揮する。
【００１０】したがって、本発明の包装袋用中仕切を用
いた商品は、中空仕切部に形成された切欠きが狭く閉じ
こめられた状態になって中空仕切部の厚みが小さくなる
ことから外装袋への個装内容物の充填効率が向上し、ま
た見た目も良いものとなる。
いた商品は、中空仕切部に形成された切欠きが狭く閉じ
こめられた状態になって中空仕切部の厚みが小さくなる
ことから外装袋への個装内容物の充填効率が向上し、ま
た見た目も良いものとなる。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について図
面を参照しながら説明する。図１は本発明の包装袋用中
仕切の一例を示す斜視図である。
面を参照しながら説明する。図１は本発明の包装袋用中
仕切の一例を示す斜視図である。
【００１２】図１に示すように、この包装袋用中仕切
は、中空仕切部１と、この中空仕切部１を支持する支持
部２とを有し、樹脂シートを用いた真空成形により一体
に成形されている。
は、中空仕切部１と、この中空仕切部１を支持する支持
部２とを有し、樹脂シートを用いた真空成形により一体
に成形されている。
【００１３】この包装袋用中仕切の形成材料である樹脂
シートとしては、例えばポリスチレンシート、塩化ビニ
ルシート、ポリカーボネートシート等が挙げられる。中
空仕切部１は、対向する一対の仕切壁３ａ，３ｂと、各
仕切壁３ａ，３ｂの周端縁から連続する側壁４とを有
し、これらの仕切壁３ａ，３ｂおよび側壁４で囲まれる
部分の内側には空間が形成され、中空となっている。
シートとしては、例えばポリスチレンシート、塩化ビニ
ルシート、ポリカーボネートシート等が挙げられる。中
空仕切部１は、対向する一対の仕切壁３ａ，３ｂと、各
仕切壁３ａ，３ｂの周端縁から連続する側壁４とを有
し、これらの仕切壁３ａ，３ｂおよび側壁４で囲まれる
部分の内側には空間が形成され、中空となっている。
【００１４】この空間により、本発明の包装袋用中仕切
は、積み重ね可能であり、例えば複数の個装内容物を外
装袋内に自動充填する場合の良好な作業性を確保してい
る。また、中空仕切部１は、この中空仕切部１の裾野か
ら連続する支持部２により支持され、支持部２の中央部
で突出する状態で立ち上がっている。
は、積み重ね可能であり、例えば複数の個装内容物を外
装袋内に自動充填する場合の良好な作業性を確保してい
る。また、中空仕切部１は、この中空仕切部１の裾野か
ら連続する支持部２により支持され、支持部２の中央部
で突出する状態で立ち上がっている。
【００１５】図１、図２に示すように、中空仕切部１を
形成する側壁４には、支持部２からの立ち上がり部にお
いて逆Ｖ字状の切欠き５が形成されている。ここで、切
欠き５の大きさは、必要に応じて適宜の大きさに決定す
ればよい。このような切欠き５によりこの包装袋用中仕
切は、対向する仕切壁３ａ，３ｂの間隔が著しく減少し
たものとなっているとともに優れたヒンジ性を発揮す
る。
形成する側壁４には、支持部２からの立ち上がり部にお
いて逆Ｖ字状の切欠き５が形成されている。ここで、切
欠き５の大きさは、必要に応じて適宜の大きさに決定す
ればよい。このような切欠き５によりこの包装袋用中仕
切は、対向する仕切壁３ａ，３ｂの間隔が著しく減少し
たものとなっているとともに優れたヒンジ性を発揮す
る。
【００１６】なお、図１に示すように、この包装袋用中
仕切には強度を向上させるためのリブ６を形成してもよ
い。また、この包装袋用中仕切を積み重ねた場合のスタ
ッキングを防止するために中空仕切部１の頂上に熱融着
部７を形成しておくことも好ましい。
仕切には強度を向上させるためのリブ６を形成してもよ
い。また、この包装袋用中仕切を積み重ねた場合のスタ
ッキングを防止するために中空仕切部１の頂上に熱融着
部７を形成しておくことも好ましい。
【００１７】このような包装袋用中仕切は、前述の樹脂
シートを用いた真空成形法を好適に採用して製造され
る。また、切欠き５は、いわゆる抜き加工を採用して中
空仕切部１を形成する側壁４における支持部２からの立
ち上がり部を切り落とすことにより形成される。
シートを用いた真空成形法を好適に採用して製造され
る。また、切欠き５は、いわゆる抜き加工を採用して中
空仕切部１を形成する側壁４における支持部２からの立
ち上がり部を切り落とすことにより形成される。
【００１８】この包装袋用中仕切は、例えば図３に示す
ように、中空仕切部１を形成する一対の仕切壁３ａ，３
ｂにそれぞれ個装内容物５０の端部が当接する状態で外
装袋内に設置される。これにより、複数の個装内容物５
０は充填ロスを生じることなく外装袋内に整列状態で充
填される。
ように、中空仕切部１を形成する一対の仕切壁３ａ，３
ｂにそれぞれ個装内容物５０の端部が当接する状態で外
装袋内に設置される。これにより、複数の個装内容物５
０は充填ロスを生じることなく外装袋内に整列状態で充
填される。
【００１９】したがって、この包装袋用中仕切は、いわ
ゆる集積包装品の包装に好適に使用可能である。
ゆる集積包装品の包装に好適に使用可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の包装袋
用中仕切は、対向する一対の仕切壁および各仕切壁の周
端縁に連続する側壁により形成される中空仕切壁と、こ
の中空仕切壁の裾野に連続する支持部とが樹脂シートに
より一体に成形されているとともに中空仕切部の立ち上
がり部に切欠きを有する構成としたので、中仕切を積み
重ねるために必要とされる中空仕切部の厚み、すなわち
仕切壁の間隔を最少限にすることが可能である。したが
って、本発明の包装袋用中仕切は、複数の個装内容物を
外装袋内に整列状態で収納した包装品、いわゆる集積包
装品に用いた場合に、包装品が嵩高くなることがないと
いう効果を奏する。また、中空仕切部に形成されている
切欠きにより、この包装袋用中仕切は優れたヒンジ性を
発揮し、個装内容物の整列状態を維持する。
用中仕切は、対向する一対の仕切壁および各仕切壁の周
端縁に連続する側壁により形成される中空仕切壁と、こ
の中空仕切壁の裾野に連続する支持部とが樹脂シートに
より一体に成形されているとともに中空仕切部の立ち上
がり部に切欠きを有する構成としたので、中仕切を積み
重ねるために必要とされる中空仕切部の厚み、すなわち
仕切壁の間隔を最少限にすることが可能である。したが
って、本発明の包装袋用中仕切は、複数の個装内容物を
外装袋内に整列状態で収納した包装品、いわゆる集積包
装品に用いた場合に、包装品が嵩高くなることがないと
いう効果を奏する。また、中空仕切部に形成されている
切欠きにより、この包装袋用中仕切は優れたヒンジ性を
発揮し、個装内容物の整列状態を維持する。
【図１】本発明の包装袋用中仕切の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図２】本発明の包装袋用中仕切の一例を示す側面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の包装袋用中仕切の使用状態の一例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図４】従来の包装袋用中仕切の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】従来の包装袋用中仕切の一例を示す側面図であ
る。
る。
１…中空仕切部 ２…支持部 ３ａ，３ｂ…仕切壁 ４…側壁 ５…切欠き
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 33/00 B65D 30/22 B65D 25/04 B65D 25/10 B65D 5/49 - 5/499 B65D 75/52 B65D 77/22
Claims (1)
- 【請求項１】 包装袋の内部に設置されて該包装袋内で
複数の個装内容物を整列させる包装袋用中仕切であっ
て、樹脂シートを用いた一体成形により形成され、個装
内容物の端部が当接する中空仕切部と、該中空仕切部を
支持する支持部とを有し、前記中空仕切部は対向する一
対の仕切壁と各仕切壁の周端縁から連続する側壁とから
なるとともに前記支持部の中央部で突出する状態で立ち
上がり、前記仕切壁には、前記仕切部の強度を確保する
リブが形成されているとともに、これら仕切壁同士が接
続されている前記仕切部の頂部には頂部の延びる方向に
て所定間隔毎に熱融着部が形成されている一方、前記側
壁は前記支持部からの立ち上がり部において切り欠かれ
ていることを特徴とする包装袋用中仕切。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23881295A JP3285473B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 包装袋用中仕切 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23881295A JP3285473B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 包装袋用中仕切 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0977076A JPH0977076A (ja) | 1997-03-25 |
| JP3285473B2 true JP3285473B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17035660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23881295A Expired - Fee Related JP3285473B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 包装袋用中仕切 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3285473B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP23881295A patent/JP3285473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0977076A (ja) | 1997-03-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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