JP2001315324A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP2001315324A
JP2001315324A JP2000138764A JP2000138764A JP2001315324A JP 2001315324 A JP2001315324 A JP 2001315324A JP 2000138764 A JP2000138764 A JP 2000138764A JP 2000138764 A JP2000138764 A JP 2000138764A JP 2001315324 A JP2001315324 A JP 2001315324A
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ink
ejected
jet recording
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ink jet
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JP2000138764A
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Tomoaki Takahashi
智明 高橋
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを引き上げることなく複数種類のイン
クを吐出できるようにしたインクジェット式記録装置を
提供する。 【解決手段】 複数のノズル開口からなるノズル列と、
上記ノズル開口に連通する圧力発生室と、駆動波形が入
力されることにより上記圧力発生室内を圧力変動させる
圧力発生素子とを有し、上記圧力変動によりノズル開口
からインク滴を吐出させる記録ヘッドを有し、1印字周
期内に4つの駆動波形を含む駆動信号を発生させる駆動
信号発生手段と、上記4つの駆動波形から所望の駆動波
形を選択する駆動波形選択手段とを備え、吐出するイン
クの種類に応じて選択する駆動波形の数を異ならせたこ
とにより、ひとつの駆動信号発生手段により発生させた
駆動信号から、吐出するインクの種類に応じて適宜必要
な数の駆動波形を選択し、コストを引き上げることなく
複数種類のインクを無理なく吐出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動波形の入力に
よりインク滴を吐出して記録紙等にドットを形成させて
印刷を行うインクジェット式記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、副走査方
向(記録紙の送り方向)に列設された多数のノズル開口
からなるノズル列を備えた記録ヘッドを有し、この記録
ヘッドをキャリッジ機構によって主走査方向(記録紙の
幅方向)に移動させ、所定の紙送りを行うことで所望の
印刷結果を得るものである。上記記録装置では、ホスト
コンピュータから入力された印刷データを展開して得ら
れたドットパターンデータに基づいて、記録ヘッドの各
ノズル開口からインク滴がそれぞれ所定のタイミングで
吐出され、これらの各インク滴が記録紙等の印刷記憶媒
体に着弾し付着することによりドットが形成され、印刷
が行われる。
【0003】上記記録ヘッドは、圧電振動子の変形を振
動板に伝え、圧力発生室を収縮させて内部の圧力を上昇
させ、ノズル開口からインク滴を吐出するようになって
いる。上記圧電振動子の変形は、圧電振動子に入力され
る駆動電圧を変化させることによって行われる。上記圧
電振動子は、一般に、入力される駆動電圧が高くなると
変形し、反対に低くなると変形がなくなる。したがっ
て、インク滴の吐出は、最高電圧と最低電圧との間で電
圧レベルを切り換える駆動波形を圧電振動子に与え、圧
力発生室を膨張収縮させることによって行われる。
【0004】上記のようなインクジェット式記録装置で
は、一般に、表面張力が低く、記録紙への浸透が速くて
乾きやすい高浸透性の染料インクが用いられている。こ
の高浸透染料インクは、紙への浸透が速くてにじみやす
いため、少ないドット重量でベタを埋めることができ
る。ところが、上記高浸透染料インクでは、いわゆる普
通紙に使用すると発色が悪く、特にブラックインクでは
濃度が低くなってコントラストが低下し、ビジネス文書
等には不向きであった。
【0005】一方、普通紙においてブラックインク等の
コントラストを向上させたインクとして、顔料を使用す
るとともに表面張力を高くし、記録紙への浸透を遅くす
ることにより、にじみが少ない印字を可能とした低浸透
性の顔料インクが考案されている。ところが、上記低浸
透顔料インクでは、ベタを埋めるのに必要なドット重量
が極めて多く、インクの消費量も多いため、それほど普
及していないのが実情である。
【0006】そこで、表面張力を低くするとともに顔料
に表面処理を施すことにより、顔料成分を紙の表面に残
りやすくし、普通紙における濃度とにじみを改善した高
浸透顔料インクが開発され実用化されている。ところ
が、上記高浸透顔料インクでは、普通紙でのコントラス
ト等は改善するものの、専用紙では表面に顔料が残って
かえって鮮明さが低下し、カラー印刷には適さないのが
実情である。
【0007】このような状況の下、ブラックインクに高
浸透顔料インクを使用し、シアン,マゼンタ,イエロー
等のカラーインクに高浸透染料インクを使用することに
より、ビジネス用途等の普通紙における印字品質を改善
するとともに、カラー印刷での印字品質も確保するイン
クジェット式記録装置が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高浸透
顔料インクと高浸透染料インクとでは、ベタを埋めると
きに必要なドットを形成するインクの重量(ドット重
量)が異なるため、異なるドット重量のインク滴を吐出
させる2種類の駆動波形を発生させる必要がある。した
がって、2種類の駆動波形に対応した2種類の駆動波形
発生回路が必要となり、コスト引き上げの要因となって
いた。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、コストを引き上げることなく複数種類のインク
を吐出できるようにしたインクジェット式記録装置の提
供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため、
本発明のインクジェット式記録装置は、複数のノズル開
口が列設されてなる複数のノズル列と、上記ノズル開口
に連通する圧力発生室と、駆動波形が入力されることに
より上記圧力発生室内を圧力変動させる圧力発生素子と
を有し、上記圧力変動によりノズル開口からインク滴を
吐出させる記録ヘッドを有するインクジェット式記録装
置であって、1印字周期内にn個の駆動波形を含む駆動
信号を発生させる駆動信号発生手段と、上記n個の駆動
波形から所望の駆動波形を選択する駆動波形選択手段と
を備え、吐出するインクの種類に応じて選択する駆動波
形の数を異ならせるようにしたことを要旨とする。
【0011】すなわち、本発明のインクジェット式記録
装置は、1印字周期内にn個の駆動波形を含む駆動信号
を発生させる駆動信号発生手段と、上記n個の駆動波形
から所望の駆動波形を選択する駆動波形選択手段とを備
え、吐出するインクの種類に応じて選択する駆動波形の
数を異ならせるようにした。このため、ひとつの駆動信
号発生手段により発生させた駆動信号から、吐出するイ
ンクの種類に応じて適宜必要な数の駆動波形を選択し、
コストを引き上げることなく複数種類のインクを無理な
く吐出することができる。また、印字速度が低下するこ
ともない。
【0012】本発明のインクジェット式記録装置におい
て、吐出するインクの種類によって、異なるドット重量
となるインク滴を吐出するようになっている場合には、
例えば、高浸透顔料インクと高浸透染料インクのよう
に、ベタを埋めるときに必要なドット重量が異なる異種
類のインクを、コストアップすることなく吐出すること
ができる。なお、本発明において、「ドット重量」と
は、ベタを埋める際に1グリッドのドットを形成するの
に必要となるインクの重量をいう。
【0013】本発明のインクジェット式記録装置におい
て、n個の駆動波形のうちn−1個の駆動波形を選択し
て第1のインクを吐出し、n個の駆動波形を選択して第
2のインクを吐出するようになっている場合や、上記n
−1個の駆動波形の駆動電圧が、第1のインクに適当な
ドット重量となるインク滴を吐出しうる電圧に設定さ
れ、残る1個の駆動波形の駆動電圧が、上記n−1個の
駆動波形によるインク滴と併せることにより第2のイン
クに適当なドット重量となるインク滴を吐出しうる電圧
に設定されている場合には、最適なドット重量が異なる
2種類のインクを、制御を複雑化せずに効果的に吐出す
ることができる。
【0014】本発明のインクジェット式記録装置におい
て、ノズル列単位で異なる種類のインクを吐出するよう
になっている場合や、ノズル列単位で駆動波形を選択す
るスイッチ回路を備えている場合には、例えば最適なド
ット重量が異なる複数種類のインクをノズル列単位で吐
出できる。
【0015】本発明のインクジェット式記録装置におい
て、吐出するインクの種類によって選択する駆動波形の
数のプログラミングが可能になっている場合には、ノズ
ル列単位で異なった駆動パターンをプログラミングして
おくだけで、任意の駆動波形を選択できるようになり、
印字データは、従来と同じものを用いることができる。
【0016】本発明のインクジェット式記録装置におい
て、インクカートリッジにインクの種類を記憶する記憶
部が設けられ、上記インクカートリッジの記憶部から吐
出するインクの種類を読取るようになっている場合に
は、インクカートリッジを装着するだけで吐出するイン
クの種類を読取り、それに応じて必要な数の駆動波形を
選択して吐出できる。
【0017】本発明のインクジェット式記録装置におい
て、装置の使用者が指定したインクの種類によって、選
択する駆動波形の数をプログラミングするようになって
いる場合には、吐出するインクの種類を装置の使用者が
指定し、それに応じて必要な数の駆動波形を選択して吐
出できる。
【0018】本発明のインクジェット式記録装置におい
て、インクの種類によって選択する駆動波形の数を定め
た選択テーブルが準備され、吐出するインクの種類によ
って、上記選択テーブルにしたがって駆動波形を選択す
るようになっている場合には、予め準備された選択テー
ブルにしたがって容易に駆動波形の選択が行われ、制御
が容易になる。
【0019】本発明のインクジェット式記録装置におい
て、異なる種類のインクが、異なる色のインクである場
合や、異なる種類のインクが、ブラックインクとカラー
インクである場合、あるいはブラックインクが顔料イン
クであり、カラーインクが染料インクである場合には、
例えば、最適なドット重量の異なる顔料インクのブラッ
クインクと、染料インクのカラーインク等の異なる色の
インクを、コストアップすることなく吐出できる。そし
て、ビジネス用途等の普通紙における印字品質を改善す
るとともに、カラー印刷での印字品質も確保することが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態の
インクジェット式記録装置の機能ブロック図である。上
記インクジェット式記録装置は、記録ヘッド10を備え
たプリントエンジン2と、プリンタコントローラ1とか
ら構成されている。
【0021】上記プリンタコントローラ1は、ホストコ
ンピュータ(図示せず)等からの印刷データ等を受信す
るインターフェース(以下「I/F」という)3と、各
種データの記憶等を行うRAM4と、各種データ処理の
ためのルーチン等を記憶したROM5と、CPU等から
なる制御部6と、発振回路7と、記録ヘッド10への駆
動信号を発生させる駆動信号発生回路(駆動信号発生手
段)8と、ドットパターンデータ(ビットマップデー
タ)に展開された印字データおよび駆動信号等をプリン
トエンジン2に送信するためのI/F9とを備えてい
る。
【0022】上記I/F3は、例えばキャラクタコー
ド、グラフィック関数、イメージデータのいずれか1つ
のデータまたは複数のデータからなる印刷データをホス
トコンピュータ等から受信する。また、このI/F3
は、ホストコンピュータに対してビジー信号(BUS
Y)やアクノレッジ信号(ACK)等を出力することが
できる。
【0023】上記RAM4は、受信バッファ4a、中間
バッファ4b、出力バッファ4cおよびワークメモリ
(図示せず)等として利用されるものである。受信バッ
ファ4aには、I/F3が受信したホストコンピュータ
からの印刷データが一時的に記憶される。中間バッファ
4bには、制御部6によって中間コードに変換された中
間コードデータが記憶される。出力バッファ4cには、
階調データをデコードした後のドットパターンデータが
展開される。上記ROM5は、制御部6によって実行さ
れる各種制御ルーチンとフォントデータおよびグラフィ
ック関数、各種手続き等を記憶している。
【0024】上記制御部6は、受信バッファ4a内の印
刷データを読み出して中間コードに変換し、この中間コ
ードデータを中間バッファ4bに記憶する。つぎに、制
御部6は、中間バッファ4bから読み出した中間コード
データを解析し、ROM5内のフォントデータおよびグ
ラフィック関数等を参照して中間コードデータをドット
パターンデータに展開する。この展開されたドットパタ
ーンデータは、必要な装飾処理が行われた後、出力バッ
ファ4cに記憶される。
【0025】記録ヘッド10の1行分に相当するドット
パターンデータが得られると、この1行分のドットパタ
ーンデータは、I/F9を介して記録ヘッド10にシリ
アル伝送される。出力バッファ4cから1行分のドット
パターンデータが出力されると、中間バッファ4bの内
容が消去されて、つぎの中間コード変換が行われる。
【0026】上記プリントエンジン2は、記録ヘッド1
0と、紙送り機構11と、キャリッジ機構12とを備え
ている。上記紙送り機構11は、紙送りモータおよび紙
送りローラ等からなり、記録紙等の印刷記憶媒体を順次
送り出して副走査を行うものである。上記キャリッジ機
構12は、記録ヘッド10を搭載するキャリッジと、こ
のキャリッジをタイミングベルト等を介して走行させる
キャリッジモータ等からなり、記録ヘッド10を主走査
させるものである。
【0027】上記記録ヘッド10は、ノズル開口が副走
査方向に多数(例えば96個等)列設されてなるノズル
列を有し、所定のタイミングで上記各ノズル開口からイ
ンク滴を吐出させるものである。ドットパターンデータ
に展開された印字データは、発振回路7からのクロック
信号(CK)に同期して、I/F9からシフトレジスタ
13にシリアル伝送される。このシリアル転送された印
字データ(SI)は、一旦、ラッチ回路14によってラ
ッチされる。ラッチされた印字データは、電圧増幅器で
あるレベルシフタ15によってスイッチ回路16を駆動
できる所定の電圧値(例えば数十ボルト程度)まで昇圧
され、スイッチ回路16に与えられる。スイッチ回路1
6の入力側には、駆動信号発生回路8からの駆動信号
(COM)が印加されており、スイッチ回路16の出力
側には、圧電振動子17が接続されている。
【0028】上記シフトレジスタ13、ラッチ回路1
4、レベルシフタ15およびスイッチ回路16は、本発
明における駆動波形選択手段として機能し、駆動信号発
生回路8が発生した駆動信号から所望の駆動波形を選択
する。また、上記スイッチ回路16は、ノズル列単位で
駆動波形を選択しうるようになっている。ここで、駆動
波形とは実際に圧電振動子17に入力される印加パルス
であり、駆動信号とは、上記駆動波形選択手段によって
選択される複数の駆動波形を含む元波形により構成され
た一連のパルス信号(元駆動パルス)である。
【0029】そして、上記印字データは、スイッチ回路
16の作動を制御する。例えば、スイッチ回路16に加
わる印字データが「1」である期間中は、駆動信号が圧
電振動子17に入力され、この駆動信号に応じて圧電振
動子17は伸縮変形を行う。一方、スイッチ回路16に
加わる印字データが「0」の期間中は、圧電振動子17
への駆動信号の供給が遮断され、圧電振動子17は、直
前の電荷を保持し、直前の変位状態が保持される。この
ように、上記記録ヘッド10では、印字データによって
駆動波形を選択して圧電振動子17に入力するか否かを
制御することができる。
【0030】つぎに、上記記録ヘッド10について詳し
く説明する。
【0031】上記記録ヘッド10としては、例えば、縦
振動モードの圧電振動子17が取り付けられた記録ヘッ
ド10が用いられる。この記録ヘッド10は、図2に示
すように、合成樹脂製の基台21と、この基台21の前
面(図の左側)に貼着された流路ユニット22とを備え
ている。そして、この流路ユニット22は、ノズル開口
28が穿設されたノズルプレート25と、振動板26
と、流路形成板27とから構成されている。
【0032】上記基台21は、前面と背面に開放された
収容空間24が設けられたブロック状の部材であり、上
記収容空間24に、固定基板20に固定された圧電振動
子17が収容されるようになっている。
【0033】上記ノズルプレート25は、副走査方向に
沿って多数のノズル開口28が穿設された薄い板状部材
である。各ノズル開口28は、ドット形成密度に対応し
た所定ピッチで列設され、複数のノズル列が形成されて
いる。振動板26は、圧電振動子17の先端が固着され
る厚肉のアイランド部29と、このアイランド部29の
周囲を囲うように設けられ弾性を有する薄肉部30とを
備えた板状の部材である。上記アイランド部29は、1
つのノズル開口28に1つのアイランド部29が対応す
るように、所定ピッチで多数設けられている。
【0034】流路形成板27は、圧力発生室31,イン
ク貯留室32,圧力発生室31とインク貯留室32とを
連通させるインク供給路33に対応する空間が形成され
ている。そして、ノズルプレート25を流路形成板27
の前面に配設するとともに、振動板26を背面側に配設
し、ノズルプレート25と振動板26とにより流路形成
板27を挟んだ状態で、接着等により一体化されて流路
ユニット22が形成されている。
【0035】この流路ユニット22では、ノズル開口2
8の背面側に圧力発生室31が形成され、この圧力発生
室31の背面側に振動板26のアイランド部29が位置
している。また、上記圧電振動子17の先端は、アイラ
ンド部29に背面側から固着され、この状態で圧電振動
子17が基台21に固定されている。また、この圧電振
動子17には、フレキシブルケーブル23を介して駆動
波形が供給される。
【0036】ここで、圧電振動子17は、充電されると
収縮し、放電すると伸長するようになっている。したが
って、上記構成の記録ヘッド10では、充電されること
により圧電振動子17は収縮し、この収縮に伴ってアイ
ランド部29が後方に引き戻され、収縮していた圧力発
生室31が膨張する。この膨張に伴ってインク貯留室3
2のインクがインク供給路33を通って圧力発生室31
内に流入する。一方、放電することにより圧電振動子1
7は前方に向けて伸長し、弾性板のアイランド部29が
前方に押されて圧力発生室31が収縮する。この収縮に
伴って圧力発生室31におけるインク圧力が高くなって
ノズル開口28からインク滴が吐出される。
【0037】つぎに、上記記録ヘッド10の制御につい
て説明する。
【0038】図3(a)は、上記駆動信号発生回路8が
発生する駆動信号の一例を示した図である。この駆動信
号は、4つの駆動波形P1,P2,P3,P4を含んで
なるものである。
【0039】上記駆動信号発生回路8は、この駆動信号
を一定の1印字周期T(例えば、7.2kHz=140
μsec)で発生する。上記駆動信号では、上記1印字
周期Tがt1,t2,t3,t4の4つの期間に分割さ
れ、上記各期間t1,t2,t3,t4に、それぞれ1
つの駆動波形P1,P2,P3,P4を存在させてい
る。なお、上記印字周期Tは、プリンタにおける印刷速
度を規定する。
【0040】上記4つの駆動波形P1,P2,P3,P
4は、中間電圧VMから最高電圧VH1,VH2まで電
圧を上げて一定時間保持し、最高電圧VH1,VH2か
ら最低電圧VL1,VL2まで電圧を下げて一定時間保
持したのち、再び中間電圧VMまで電圧を戻す波形要素
から構成されている。このとき、電圧の上昇により、圧
電振動子17が充電されて収縮し、圧力発生室31が膨
張し、反対に、電圧の下降により圧電振動子17が放電
されて伸長し、圧力発生室31が収縮する。
【0041】したがって、上記駆動波形P1,P2,P
3,P4のいずれかを圧電振動子17に入力すると、最
初の充電により圧力発生室31が膨張して圧力発生室3
1内にインクが充填され、つぎの放電により、圧力発生
室31が急激に収縮して圧力発生室31内のインクの圧
力が高くなり、ノズル開口28からインク滴が吐出さ
れ、つぎの充電により、圧力発生室31は元の容積に戻
り、圧力発生室31内へのインクの充填と吐出後のメニ
スカスの波打ちの制振とが行われる。ここで、メニスカ
スとは、ノズル開口28に露呈したインクの湾曲した自
由表面をいう。
【0042】ここで、上記4つの駆動波形のうち3つの
駆動波形P1,P2,P3は、最高電圧VH1と最低電
圧VL1との電圧差(駆動電圧)VH40が、それぞれ
13.3ngのインク滴を吐出しうる電圧に設定されて
いる。また、残る1つの駆動波形P4の駆動電圧VH5
0は、10ngのインク滴を吐出しうる電圧に設定され
ている。
【0043】一方、上記記録ヘッド10では、図3
(c)に示すように、ブラックインクを吐出するK列,
シアンインクを吐出するC列,マゼンタインクを吐出す
るM列,イエローインクを吐出するY列の4列のノズル
列34が形成されている。そして、上記記録装置では、
ブラックインクとして高浸透顔料インク(表面張力;約
30mN/m,ドット重量;約50ng)が使用され、
シアン,マゼンタ,イエローのカラーインクとして、高
浸透染料インク(表面張力;約30mN/m,ドット重
量;約40ng)が使用されている。
【0044】そして、上記記録ヘッド10では、図3
(b)に示すように、K列では、駆動波形選択手段によ
り、4つの駆動波形P1,P2,P3,P4すべてを選
択し、圧電振動子17に入力してインク滴を吐出し、C
列,M列,Y列(以下「CMY列」と略す)では、駆動
波形選択手段により、4つの駆動波形P1,P2,P
3,P4のうち3つの駆動波形P1,P2,P3を選択
し、圧電振動子17に入力してインク滴を吐出すること
が行われる。
【0045】このようにすることにより、CMY列から
吐出されるカラーインクは、3つの駆動波形P1,P
2,P3によって吐出される3つのインク滴(それぞれ
13.3ng)を合わせて約40ngのドット重量が得
られるようにインク滴が吐出される。また、K列から吐
出されるブラックインクは、4つの駆動波形P1,P
2,P3,P4によって吐出される4つのインク滴(1
3.3ngのインク滴が3つと10ngのインク滴が1
つ)を合わせて約50ngのドット重量が得られるよう
にインク滴が吐出される。
【0046】このように、上記記録装置では、ひとつの
駆動信号発生回路8により発生させた駆動信号から、吐
出するインクの種類に応じて適宜必要な数の駆動波形を
選択し、ベタを埋めるときに必要なドット重量が異なる
高浸透顔料インクと高浸透染料インクを、コストアップ
することなく、制御を複雑化せずにノズル列34単位で
効果的に吐出することができる。そして、ビジネス用途
等の普通紙における印字品質を改善するとともに、カラ
ー印刷での印字品質も確保することができる。
【0047】ここで、上記記録装置では、1印字周期T
内の駆動波形P1,P2,P3,P4を選択するプログ
ラミングが可能な多値ヘッド駆動ICを用いることが好
ましい。このようにすることにより、各ノズル列34ご
とのヘッド駆動ICに、異なった駆動パターンをプログ
ラミングしておくだけで、任意の駆動波形P1,P2,
P3,P4を選択できるようになり、印字データは、従
来と同じものを用いることができるからである。
【0048】また、上記記録装置では、記録ヘッド10
に補充するインクのインクカートリッジにインクの種類
を記憶する記憶部を設け、上記インクカートリッジの記
憶部から吐出するインクの種類を読取るようにすること
が好ましい。このようにすることにより、インクカート
リッジを装着するだけで吐出するインクの種類を読取
り、それに応じて必要な数の駆動波形を選択して吐出す
ることができるようになる。
【0049】さらに、上記記録装置では、装置の使用者
が指定したインクの種類によって、選択する駆動波形の
数をプログラミングするようにすることが好ましい。こ
のようにすることにより、吐出するインクの種類を装置
の使用者が指定し、それに応じて必要な数の駆動波形を
選択して吐出できるようになる。
【0050】図4は、本発明の第2の実施の形態を示
す。この例では、駆動信号発生回路8から、図4(a)
に示すように、1印字周期T内に5つの同一波形形状の
駆動波形P1〜P5を含む駆動信号が発生されるように
なっている。そして、上記各駆動波形P1〜P5の駆動
電圧VH10は、それぞれ10ngのインク滴を吐出し
うる電圧に設定されている。
【0051】そして、図4(b)に示すように、上記5
つの駆動波形P1〜P5からいずれの駆動波形を選択す
るかを定めた選択テーブルを準備し、この選択テーブル
にしたがって、駆動波形選択手段により印字データに対
応して駆動波形の選択が行われるようになっている。こ
の例では、CMY列において4つの駆動波形P1〜P4
が選択されてインク滴が吐出され、K列において5つの
駆動波形P1〜P5が選択されてインク滴の吐出が行わ
れる。
【0052】このようにすることにより、CMY列から
吐出されるカラーインクは、4つの駆動波形P1,P
2,P3,P4によって吐出される4つのインク滴(そ
れぞれ10ng)を合わせて約40ngのドット重量が
得られるようにインク滴が吐出される。また、K列から
吐出されるブラックインクは、5つの駆動波形P1,P
2,P3,P4,P5によって吐出される5つのインク
滴(それぞれ10ng)を合わせて約50ngのドット
重量が得られるようにインク滴が吐出される。そして、
予め準備された選択テーブルにしたがって容易に駆動波
形の選択が行われ、制御が行いやすくなる。それ以外は
上記第1の実施の形態と同様であり、同様の作用効果を
奏する。
【0053】図5は、本発明の第3の実施の形態を示
す。この例では、駆動信号発生回路8から、図5(a)
に示すように、1印字周期T内に5つの同一波形形状の
駆動波形P1〜P5を含む駆動信号が発生されるように
なっている。そして、上記各駆動波形P1〜P5の駆動
電圧VH10は、それぞれ10ngのインク滴を吐出し
うる電圧に設定されている。
【0054】そして、図5(b)に示すように、上記5
つの駆動波形P1〜P5からいずれの駆動波形を選択す
るかを定めた選択テーブルを準備し、この選択テーブル
にしたがって、駆動波形選択手段により印字データに対
応して駆動波形の選択が行われるようになっている。こ
の例は、印字データが2ビットであり、K列,CMY列
それぞれ4階調の表現を可能としたものである。
【0055】すなわち、CYM列においては、5つの駆
動波形P1〜P5から、データ(00)のときには駆動
波形の選択を行わず、データ(01)(10)(11)
のときに、それぞれ1つの駆動波形P3、2つの駆動波
形P2〜P3、4つの駆動波形P1〜P4を選択してイ
ンク滴を吐出するようになっている。また、K列におい
ては、5つの駆動波形P1〜P5から、データ(00)
のときには駆動波形の選択を行わず、データ(01)
(10)(11)のときに、それぞれ1つの駆動波形P
3、3つの駆動波形P2〜P4、5つの駆動波形P1〜
P5を選択してインク滴を吐出するようになっている。
【0056】このようにすることにより、CMY列から
吐出されるカラーインクは、0ng,10ng,20n
g,40ngの4種類のドット重量が得られるようにイ
ンク滴が吐出される。また、K列から吐出されるブラッ
クインクは、0ng,10ng,30ng,50ngの
4種類のドット重量が得られるようにインク滴が吐出さ
れる。そして、予め準備された選択テーブルにしたがっ
て容易に駆動波形の選択が行われ、制御が行いやすくな
る。それ以外は上記第1の実施の形態と同様であり、同
様の作用効果を奏する。
【0057】なお、上記各実施の形態では、本発明を、
縦振動モードの圧電振動子17が用いられた記録ヘッド
に適用した例を示したが、これに限定するものではな
く、たわみ振動モードの圧電振動子が用いられた記録ヘ
ッドに適用することもできる。この場合、圧電振動子の
充放電による電圧レベルと、圧力発生室が膨張収縮する
方向との関係が、上記各実施の形態とはまったく逆にな
り、上記各実施の形態で示した駆動信号および駆動波形
とまったく逆の駆動信号および駆動波形が用いられる。
この場合でも、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏
する。
【0058】また、上記各実施の形態において、ノズル
列34の数は、4列に限定するものではなく、3列以下
でもよいし、5列以上でもよい。この場合でも、上記各
実施の形態と同様の作用効果を奏する。また、上記各実
施の形態において、インクの種類として高浸透顔料イン
クと高浸透染料インクを組み合わせて用いたが、これに
限定するものではなく、異なる種類のインクであれば、
各種のインクを組み合わせて用いることができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明のインクジェット
式記録装置によれば、ひとつの駆動信号発生手段により
発生させた駆動信号から、吐出するインクの種類に応じ
て適宜必要な数の駆動波形を選択し、コストを引き上げ
ることなく複数種類のインクを無理なく吐出することが
できる。また、印字速度が低下することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のインクジェット式記録
装置の全体構成を示す構成説明図である。
【図2】記録ヘッドの機械的構造を示す構成説明図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態を説明する図であ
り、(a)は駆動信号を示す線図、(b)は駆動波形の
選択状態を示す図、(c)は記録ヘッドのブロック図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態を説明する図であ
り、(a)は駆動信号を示す線図、(b)は選択テーブ
ルである。
【図5】本発明の第3の実施の形態を説明する図であ
り、(a)は駆動信号を示す線図、(b)は選択テーブ
ルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 2/205 Fターム(参考) 2C056 EA11 EA24 EB20 EB45 EC03 EC07 EC42 EC70 EC72 ED01 ED03 EE14 FA04 FA10 KC30 2C057 AF39 AF91 AG14 AG53 AL14 AM03 AM15 AM21 AM22 AM40 AN01 AP24 AR04 AR08 BA03 BA14 CA01 CA04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズル開口が列設されてなる複数
    のノズル列と、上記ノズル開口に連通する圧力発生室
    と、駆動波形が入力されることにより上記圧力発生室内
    を圧力変動させる圧力発生素子とを有し、上記圧力変動
    によりノズル開口からインク滴を吐出させる記録ヘッド
    を有するインクジェット式記録装置であって、 1印字周期内にn個の駆動波形を含む駆動信号を発生さ
    せる駆動信号発生手段と、上記n個の駆動波形から所望
    の駆動波形を選択する駆動波形選択手段とを備え、 吐出するインクの種類に応じて選択する駆動波形の数を
    異ならせるようにしたことを特徴とするインクジェット
    式記録装置。
  2. 【請求項2】 吐出するインクの種類によって、異なる
    ドット重量となるインク滴を吐出するようになっている
    請求項1記載のインクジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 n個の駆動波形のうちn−1個の駆動波
    形を選択して第1のインクを吐出し、n個の駆動波形を
    選択して第2のインクを吐出するようになっている請求
    項2記載のインクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 上記n−1個の駆動波形の駆動電圧が、
    第1のインクに適当なドット重量となるインク滴を吐出
    しうる電圧に設定され、残る1個の駆動波形の駆動電圧
    が、上記n−1個の駆動波形によるインク滴と併せるこ
    とにより第2のインクに適当なドット重量となるインク
    滴を吐出しうる電圧に設定されている請求項3記載のイ
    ンクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 ノズル列単位で異なる種類のインクを吐
    出するようになっている請求項1〜4のいずれか一項に
    記載のインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 ノズル列単位で駆動波形を選択するスイ
    ッチ回路を備えている請求項1〜5のいずれか一項に記
    載のインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 吐出するインクの種類によって選択する
    駆動波形の数のプログラミングが可能になっている請求
    項6記載のインクジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 インクカートリッジにインクの種類を記
    憶する記憶部が設けられ、上記インクカートリッジの記
    憶部から吐出するインクの種類を読取るようになってい
    る請求項7記載のインクジェット式記録装置。
  9. 【請求項9】 装置の使用者が指定したインクの種類に
    よって、選択する駆動波形の数をプログラミングするよ
    うになっている請求項7記載のインクジェット式記録装
    置。
  10. 【請求項10】 インクの種類によって選択する駆動波
    形の数を定めた選択テーブルが準備され、吐出するイン
    クの種類によって、上記選択テーブルにしたがって駆動
    波形を選択するようになっている請求項7〜9のいずれ
    か一項に記載のインクジェット式記録装置。
  11. 【請求項11】 異なる種類のインクが、異なる色のイ
    ンクである請求項1〜10のいずれか一項に記載のイン
    クジェット式記録装置。
  12. 【請求項12】 異なる種類のインクが、ブラックイン
    クとカラーインクである請求項11記載のインクジェッ
    ト式記録装置。
  13. 【請求項13】 ブラックインクが顔料インクであり、
    カラーインクが染料インクである請求項12記載のイン
    クジェット式記録装置。
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