JP2001315121A - 粉末ゴム、及び粉末ゴムの製造方法 - Google Patents

粉末ゴム、及び粉末ゴムの製造方法

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JP2001315121A
JP2001315121A JP2000136030A JP2000136030A JP2001315121A JP 2001315121 A JP2001315121 A JP 2001315121A JP 2000136030 A JP2000136030 A JP 2000136030A JP 2000136030 A JP2000136030 A JP 2000136030A JP 2001315121 A JP2001315121 A JP 2001315121A
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pulverized
talc
powder
fluidity
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JP2000136030A
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Koji Kuwabara
厚二 桑原
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Misawa Toyo Co Ltd
Original Assignee
Misawa Toyo Co Ltd
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動性が充分でハンドリング性が良く、長期
間の保管においても固結が生じない粉末ゴム、及び粉末
ゴムの製造方法を提供する。 【解決手段】既に使用済みの古タイヤを再生して、粒径
が約5.0×10-4(m)程度となるように微粉砕した粉砕物
に、周知のミキサー等を用いて、該粉砕物の表面を覆う
ように、タルクを1〜10wt%含ませて得られた粉末
ゴムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動性が充分でハ
ンドリング性が良い粉末ゴム、及び粉末ゴムの製造方法
に関する。
【0002】
【背景の技術】従来、ゴム材料を粉砕して得られる粉末
ゴムが製造され、広く利用されている。該粉末ゴムは、
例えば、各種製品を製造するにあたり配合剤として含め
られ、各種製品に、ゴム特有の弾性を与えることができ
る。また、汎用の安価なゴム材料からなる粉末ゴムを用
いれば、各種製品のトータルコストを低減することがで
きる。このような粉末ゴムは、容易に配合剤として含め
ることができるように、その粒径が、例えば、粒径が1
×10-3(m)以下程度となるように、細かく微粉砕される
ことが好ましい。例えば、特開平10−80901号公
報では、粒径が2.0〜7.0×10-4(m)、嵩比重が1.5〜3.0
×102(kg/m3)未満とされた粉末ゴムが開示されている。
なお、上記公報では、粉末ゴムには、表面に多数の中空
部が備えられており、油や溶剤の吸着材として好適に用
いることができる。
【0003】また、既に使用済みのゴム製品をリサイク
ルして再利用する場合において、例えば、ゴム製品を粉
砕して粉末ゴムの形態とすれば、上述のように用いるこ
とができ、リサイクル性を高めることができる。
【0004】以上のような粉末ゴムは、例えば、機械的
に粉砕して得ることができる。例えば、回転刃により粉
砕するカッター粉砕や、ロール粉砕などにより得ること
ができる。ここで、ロール粉砕とは、例えば、中心軸の
まわりに独立して回転可能な二本のローラを、わずかな
間隙を設けて平行に配置するとともに、該間隙に、粉砕
するゴム材料を投入して、二本のローラを各々独立の回
転速度で回転させることでゴム材料に剪断力を与えて粉
砕する周知の粉砕方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
上述のような粉末ゴムを得る際には、粉砕物を細かく粉
砕するほど、一定重量に含まれる粉砕物の表面積が増す
ことになるので、粉砕物どうしの接触面積が大きくな
る。これにより、粉砕物どうしが互いに固結してしまい
やすく、このような固結がおきた場合には、粉砕物の流
動性が損なわれハンドリング性が低下して、その後の生
産性が大きく低下する場合があった。
【0006】特に、上述のロール粉砕により粉砕する場
合には、粉砕物の表面では擦れあうように剪断力が作用
するので、粉砕物にはある程度の温度上昇が伴う。そし
て、このようにある程度高い温度となった粉砕物を、そ
のまま冷却すると、粉砕物どうしがたがいに固結してし
まう畏れがあった。また、このような粉砕物の固結を、
例えば、攪拌機構などの特別な機構を設けるなどして防
止しても、得られた粉砕物を保管しておく際に、ある程
度の量の粉砕物を袋や容器などに保管しておくと、容器
の下方の粉砕物には、重みがかかって圧縮されるような
状態となる。この状態のまま、ある程度の長期間保管し
ておくと、やはり、粉砕物どうしが互いに固結してしま
う畏れがあった。
【0007】さらに、一方で、既に使用済みの古タイヤ
などの産業廃棄物の有効活用を図ることができれば産業
界の利益も大きい。
【0008】本発明の課題は、流動性が充分でハンドリ
ング性が良く、長期間の保管においても固結が生じない
粉末ゴム、及び粉末ゴムの製造方法を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の粉末ゴムは、ゴムもしくはゴム状物
質を粉砕してなる粉砕物(例えば、古タイヤの微粉砕物
など)と、該粉砕物の粒径よりも小さな粒径をもち、前
記粉砕物どうしが固結するのを抑制して前記粉砕物に流
動性を付与する固結抑制材(例えば、タルクなど)と、
を含み、前記粉砕物の表面の少なくとも一部が、前記固
結抑制材に覆われていることを特徴とする。
【0010】請求項1記載の粉末ゴムによれば、ゴムも
しくはゴム状物質からなる粉砕物の表面の少なくとも一
部が固結抑制材に覆われている。これにより、隣接する
粉砕物どうしの間には、互いの表面を覆う固結抑制材が
介在するようになり、ゴムもしくはゴム状物質からなる
粉砕物どうしが互いに固結することなく、粉末ゴムに流
動性を与えてハンドリング性を向上することができる。
これにより、粉末ゴムの加工性を高めることができる。
また、通常、粉砕物を細かく粉砕するほど、一定重量の
粉末ゴムに含まれる表面積が大きくなって接触面積が大
きくなるために、粉末ゴムどうしの固結がおこりやす
い。しかしながら、上記構成によれば、固結抑制材によ
り流動性が与えられているので、粉砕物の粒径が細かい
場合においても、好適に流動性を確保することができ
る。
【0011】また、例えば、ある程度大量の粉砕物を保
管しておく場合などには、下方の粉砕物には重みがかか
って圧縮されるような状態となるが、このような状態で
ある程度の長期間保管した場合においても、粉砕物どう
しが固結したりすることがない。また、ある程度温度が
高い環境で保管する場合においても、温度によって粉砕
物どうしが互いに固結したりせずに、流動性を確保する
ことができる。
【0012】また、本発明の粉末ゴムは、該粉末ゴム自
身の流動性を確保できるとともに、例えば、添加剤とし
てさまざまな紛粒体と混合することで、さまざまな紛粒
体に流動性を与えてハンドリング性を向上することがで
きる。このような構成によれば、汎用性が高く、かつ、
簡易的に生産性を向上することができる。通常、さまざ
まな粉粒体を原材料として各種製品を製造する製造現場
においては、効率的な製造を行うために、原材料のハン
ドリング性や流動性が重要となる。例えば、自動化ライ
ンなどにおいて、原材料の流動性が充分でない場合に
は、例えば、原材料を供給するホッパーの内壁に原材料
が貯まってしまうなどして、原材料の連続的な供給が阻
害される場合がある。このために、例えば、原材料を攪
拌する機構などを設けて流動性を確保する場合がある。
そこで、所定量の本発明の粉末ゴムを原材料と混合し、
原材料自体に流動性をもたせてハンドリング性を向上さ
せれば、例えば、上述の攪拌機構などの構成を削減して
製造設備の簡素化を図ることができ、また、原材料を金
型などに仕込む際にも、容易にキャビティ内に行き渡る
ようにすることができる、等、生産性を大幅に向上する
ことができる。
【0013】なお、前記粉砕物の表面の少なくとも一部
が前記固結抑制材に覆われているとは、固結抑制材の配
合に際して、粉末ゴムの流動性を確保することができれ
ば、配合の仕方は特に限定されない。例えば、前記表面
もしくは前記表面近傍のみに固結抑制材が存在するよう
に配合しても良いし、粉砕物の内部にも固結抑制材が存
在するように配合しても良い。なお、固結抑制材を配合
する際には、ゴムもしくはゴム状物質からなる粉砕物の
本来の特性を損なわないように、最小限の量の固結抑制
材を配合することが好ましい。
【0014】また、固結抑制材とは、粉砕物の粒径より
も小さな粒径をもち、粉砕物の表面の少なくとも一部を
覆うようにされた状態で、粉砕物どうしが固結するのを
抑制して粉砕物に流動性を与えることができれば、特に
限定されるものではない。例えば、ゴム工業一般で用い
られている補強材や充填材などを好適に用いることがで
きる。該補強材としては、例えば、タルク、カーボンブ
ラック、シリカなどが挙げられる。また、充填材として
は、例えば、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、アルミナなど
が挙げられる。
【0015】また、配合する固結抑制材の粒径は、粉砕
物の粒径よりも小さく、粉砕物の表面を覆うようにして
流動性を与えることができれば、特に限定されず適宜選
択することができる。例えば、細かな粒径の固結抑制材
を用いた場合には、一定重量の固結抑制材がもつ表面積
を大きくとることができるので、粉砕物の表面を覆うよ
うになりやすく、好適に、流動性を与えることができ
る。また、固結抑制材の形状は、特に限定されるもので
はなく、鱗片状、板状、針状、粒状など、如何なる形状
を有していても良い。
【0016】なお、ゴムもしくはゴム状物質とは、弾性
を有する材質であれば限定されるものではなく、例え
ば、周知の各種ゴム材料や熱可塑性エラストマーなどの
他に、ゴムと同様の性質をもつ各種材料を広く含む意味
である。この場合に各種ゴム材料とは、各種天然ゴムお
よび合成ゴムを主原料として、ゴム工業一般に用いられ
る各種配合剤(例えば、加硫剤または架橋剤、加硫促進
剤、加硫促進助剤、補強剤、充填剤、軟化剤、可塑剤、
顔料等)を適量配合して得られる各種組成物を加硫(ま
たは架橋)したものを、好適に用いることができる。ま
た、この場合に、加硫とは、いわゆる硫黄加硫に限定さ
れるものではなく、架橋構造を形成して弾性を有するこ
とができるものを広く含む。また、ゴム材料としては、
再生ゴムを用いても良い。再生ゴムとは、既に使い古し
て廃物となった各種ゴム製品など(加硫ゴム)を原料と
して、物理的または化学的に処理して脱硫し、再び粘着
性や可塑性を与えて、原料ゴムや未加硫ゴムと同様に利
用することができるようにしたものである。
【0017】請求項2記載の粉末ゴムは、請求項1記載
の粉末ゴムにおいて、前記固結抑制材として、タルクが
1〜10wt%含まれていることを特徴とする。
【0018】請求項2記載の粉末ゴムによれば、請求項
1と同様の効果を奏することができるとともに、通常、
タルクは、例えば、粒径が約0.9〜5.1×10-6(m)程度の
鱗片状の微粉体として容易に入手することができ、例え
ば、粉砕物を1×10-3(mm)以下程度に微粉砕した場合に
おいても、粉砕物の表面の少なくとも一部を覆うように
することができ、本発明の固結抑制材として好適に用い
ることができる。また、タルクは、例えば、含水ケイ酸
マグネシウムを微粉化して焼成することで得られるもの
であり、ゴム工業一般で補強材や充填材として用いられ
るものである。また、形状が鱗片状であるためになめら
かな性質をもつとともに、比較的安価であり、粉末ゴム
のコスト低減に寄与することができる。
【0019】また、上記構成によれば、固結抑制材とし
て、タルクが1〜10wt%含まれている。タルクが1
wt%以下含まれる場合には、含まれるタルクの量が少
ないために、粉末ゴムに充分な流動性を与えられず好ま
しくない。また、タルクを含ませる量が多い程、粉末ゴ
ムに与える流動性の点では有利であるが、タルクが10
wt%以上含まれる場合には、粉末ゴムの物性にタルク
の影響が現れて、ゴムもしくはゴム状物質からなる粉砕
物の本来の性質を損なう畏れがあるために好ましくな
い。本発明の粉末ゴムとしては、タルクが3〜7wt%
含まれていることが好ましく、特に、タルクが5〜7w
t%含まれることが好ましい。
【0020】請求項3記載の粉末ゴムは、請求項1また
は2記載の粉末ゴムにおいて、前記粉砕物は、再生ゴム
(例えば、古タイヤを粉砕してなるもの)が含まれてい
ることを特徴とする。
【0021】請求項3記載の粉末ゴムによれば、請求項
1または2と同様の効果を奏することができるととも
に、再生ゴムは、産業廃棄物である使用済みのゴム製品
を再生したものであるので、産業廃棄物の有効利用を図
って、リサイクル性を高めることができる。この場合
に、再生ゴムとは、特に限定されず、例えば、既に使用
済みの古タイヤの他、使用済みの各種ゴム製品を再生し
たものを用いても良い。
【0022】請求項4記載の粉末ゴムの製造方法は、請
求項1〜3のいずれか一つに記載の粉末ゴムの製造方法
であって、前記ゴムもしくはゴム状物質を粉砕して前記
粉砕物を得たのちに、前記粉砕物の表面の少なくとも一
部が、前記固結抑制材に覆われるように、前記固結抑制
材を配合することを特徴とする。
【0023】請求項4記載の粉末ゴムの製造方法によれ
ば、請求項1〜3のいずれか一つと同様の効果を奏する
ことができるとともに、流動性が充分でハンドリング性
が良い粉末ゴムを、容易に製造することができる。ま
た、ゴムもしくはゴム状物質を粉砕する方法は、特に限
定されるものではないが、例えば、ロール粉砕により粉
砕することができる。この場合に、通常、ロール粉砕に
おいては、僅かな間隙を設けた状態で対向して配置され
る二本のローラの回転により、ゴムもしくはゴム状物質
に剪断力が加えられて微粉砕される。このために、得ら
れた粉砕物の表面には、ある程度の温度上昇が伴う。そ
して、得られた粉砕物をそのまま冷却すると、粉砕物ど
うしが固結してしまう場合がある。従って、ロール粉砕
により粉砕物を得たのちに、粉砕物が充分に冷却されな
いうちに、固結抑制材を配合することが好ましい。この
場合には、好適に、流動性が充分でハンドリング性の良
い粉末ゴムを製造することができる。なお、固結抑制材
を配合するには、適宜な混合手段を用いることができ
る。例えば、ニーダーやバンバリーミキサーなどの密閉
型混合機や、練りロール機などの他、ある程度の加温が
可能なタンブラーミキサーなどを用いて混合しても良
い。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
の粉末ゴムを詳細に説明する。本実施の形態の粉末ゴム
は、既に使用済みの古タイヤ(再生ゴム)を再生して粉
砕した粉砕物に、所定量のタルク(固結抑制材)と、等
を、周知のミキサー等を用いて配合して得たものであ
る。そして、タルクは、粉砕物の表面の少なくとも一部
を覆うように配合されており、隣接する粉砕物どうしの
間に介在するように作用する。これにより、粉砕物どう
しが互いに固結することが抑制されて、流動性が充分な
粉末ゴムが得られるようになっている。
【0025】粉砕物は、既に使用済みの古タイヤを粉砕
して得られたものであり、本実施の形態においては、粒
径が約5.0×10-4(m)程度となるように、ある程度調整さ
れて微粉砕されている。粉砕物は、例えば、ロール粉砕
などの機械式粉砕機を用いて微粉砕することができる。
この際、上述のように微粉砕するには、例えば、始めに
ある程度の粒径に揃えながら粉砕する粗砕工程と、次い
で、粗砕工程で粉砕されたものを所定の粒径に揃えなが
ら微粉砕する細砕工程と、等に分けて段階的に粉砕する
ことが好ましい。また、各粉砕工程においては、例え
ば、所定のメッシュ数をもつメッシュを設けて篩分けし
ながら粉砕し、所定の粒径に微粉砕された粉砕物を回収
するような構成とすることが好ましい。この場合には、
粒径分布がある程度揃った状態で、粉砕物を得ることが
できる。また、各粉砕工程においては、古タイヤに含ま
れる異物(例えば、補強用に含まれている繊維や布やス
チールワイヤなど)を取り除いて粉砕することが好まし
い。この場合に、例えば、スチールワイヤは、磁選機な
どを用いて選別して取り除くことができる。
【0026】なお、粉砕物の材質は、古タイヤを再生し
たものに限定されず、ゴムと同様の弾性を有するもので
あれば、各種材質を用いることができる。例えば、弾性
を有する材質であれば、各種ゴム材料、樹脂材料、熱可
塑性エラストマー等を、単独もしくは併用して用いると
ともに、ゴム工業一般で用いられている充填材や補強材
や可塑剤などの各種配合剤を添加したもの等を用いるこ
とができる。
【0027】この場合において、各種ゴム材料とは限定
されるものではなく、例えば、常温で固体のゴム材料の
他に、常温で液状の粘弾性体を硬化させて得られる液状
反応硬化物等を用いても良い。
【0028】また、常温で固体のゴム材料とは、例え
ば、天然ゴム、ブチルゴム、ポリイソブチレン、エチレ
ンプロピレンゴム、エチレンプロピレン三元共重合体、
クロロプレンゴム、天然ゴム、スチレンブタジエンゴ
ム、ブタジエンゴム、スチレン−イソプレン−スチレ
ン、スチレン−ブタジエン−スチレン、ウレタンゴム、
または古タイヤ以外の使用済みの各種ゴム製品を再生し
た再生ゴム等を、単独若しくは併用して用いたポリマー
に対して、従来からゴム工業で用いられている、加硫剤
や架橋剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、粘着付与剤、充
填剤、可塑剤、老化防止剤、溶剤等の、ゴム工業一般で
用いられている配合薬品を適宜配合して、加硫(または
架橋)したものが含まれる。この場合に、加硫とは、硫
黄加硫に限定されるものではなく、例えば、ゴム工業一
般に用いられている有機過酸化物、金属酸化物、有機多
価アミンなどの各種架橋剤による架橋も含まれる。
【0029】また、常温で液体のゴム材料とは、例え
ば、ウレタン、液状ポリブタジエン、変性シリコン、シ
リコン、ポリサルファイド等が含まれる。なお、これら
の材料は、固体化させるための硬化剤を所定量添加して
混合し、反応硬化させて用いることが好ましい。
【0030】また、固結抑制材としては、タルクに限定
されるものではなく、粉末ゴムに流動性を与えることが
できれば各種材料を適用することができる。例えば、ゴ
ム工業一般で用いられている補強材や充填材などを、好
適に用いることができる。この場合に、補強材として
は、例えば、カーボンブラック、シリカなどのケイ酸化
合物、クレー、ハードクレー、ハイスチレン樹脂、クマ
ロンインデン樹脂、フェノール樹脂、リグニン、メラミ
ン系樹脂、石油樹脂、スチレン系樹脂、スチレン共重合
樹脂、ポリエチレンなどの有機化合物系補強材、などが
含まれる。また、充填材としては、例えば、炭酸カルシ
ウム、塩基性炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、アルミナ、
マイカ、硫酸アルミナ、硫酸バリウム、リトポン、アス
ベスト、軽石粉、グラファイト、二硫化モリブデン、ガ
ラス粉、などが含まれる。従って、本発明で用いること
ができる固結抑制材としては、上述のものを単独もしく
は併用して用いることができる。
【0031】また、配合するタルクの粒径は、特に限定
されるものではないが、例えば、細かな粒径のタルクを
用いた場合には、一定重量のタルクが有する表面積を大
きくとることができるので、粉砕物の表面を覆うように
なりやすく、好適に、粉末ゴムに流動性を与えることが
できる。
【0032】また、タルクの配合量は、粉末ゴムの1〜
10wt%となる所定の量が配合されている。タルクの
配合量は、タルクを含ませる量が多い程、粉末ゴムに与
える流動性の点では有利となるが、多く含ませすぎる
と、粉末ゴムの物性にタルクの影響が現れやすく、古タ
イヤを再生してなる粉砕物の本来の性質を損なう畏れが
あるために、流動性を与えるに必要最小限の量を含ませ
ることが好ましい。
【0033】以下、粉末ゴムの流動性を、タルクの配合
量に対して評価した結果を示す。粉末ゴムの流動性の評
価は、予め決められた所定量のタルクを含む粉末ゴム
に、老化試験器により一定の熱履歴を与え、この際の粉
末ゴムの固結の程度を比較することで行った。評価手順
は以下の通りに行った。 1.古タイヤを再生して所定の粒径に粉砕した粉砕物
と、所定量のタルクを混合して、良く攪拌する。なお、
タルクは、粒径が異なるグレードA(粒径が大きい)と
グレードB(粒径が小さい)とを用いた。そして、グレ
ードAでは、配合量が0wt%(サンプルNO1)、1w
t%(サンプルNO2)、3wt%(サンプルNO3)のサ
ンプルに対して評価を行い、グレードBでは、配合量が
3wt%(サンプルNO4)、5wt%(サンプルNO
5)、7wt%(サンプルNO6)のサンプルに対して評
価を行った。 2.所定量のタルクが含まれた試料4.0×10-2(kg)を、
容器(容積が1.0×10-4(m 3))に入れる。 3.各サンプルを、予め50℃に調整した老化試験器に
入れ1.5時間加熱する。 4.1.5時間加熱した後に、各サンプルを老化試験器か
ら取り出し、ドライバの柄の部分でまんべんなく加圧す
る。 5.その後、再び、老化試験器に入れ2時間加熱した後
に、各サンプルを取り出して、室温で3時間放置する。 6.室温まで冷却した後に、各サンプルの容器を逆さに
して内容物を取り出す。なお、内容物を取り出す際に
は、内容物を壊すことのないように注意する。 7.取り出した内容物に指先で触れて、各サンプルの固
結の程度を評価する。
【0034】また、指先で内容物に触れて固結の程度を
評価する際には、以下の××、×、△、○の4段階の基
準に基づいて評価を行った。ここで、××:全体に固結
している状態、×:ほぼ固結している状態、△:一部分
固結している状態、○:指先で触れると崩れてしまう状
態、とした。以上の評価方法に基づいて各サンプルを評
価した結果を表1に示す。
【表1】
【0035】表1に示すように、タルクが0wt%の場
合(サンプルNO1)では、タルクの配合量が少ないため
にほぼ固結していた。また、1wt%(サンプルNO2)
では、一部分固結していたものの、タルクの添加による
流動性の改善が見られた。そして、タルクの配合量が増
加して3wt%含まれる場合(サンプルNO3、4)に
は、部分的な固まりがやや見られたものの、粉末ゴムに
は流動性が与えられていることが確認でき、配合量5、
7wt%の場合(サンプルNO5、6)では固結は全く見
られず、指先で触れると崩れてしまう状態であった。
【0036】すなわち、タルクの配合量が1wt%以上
では、流動性が与えられていることがわかるとともに、
タルクの配合量が多い程、粉末ゴムに与える流動性の点
では有利であることがわかる。一方で、タルクの配合量
が多すぎると、粉末ゴムの物性にタルクの影響が現れや
すく、ゴムもしくはゴム状物質からなる粉砕物の本来の
性質を損なう畏れがある。すなわち、タルクの配合量を
増やせば固結を確実に防止できるが、例えば、本発明の
粉末ゴムを、原材料や配合剤や添加剤として用いて、各
種製品を製造する場合においては、各種製品には固結抑
制材が添加されることになる。従って、粉末ゴムに配合
される固結抑制材を増やすと、粉末ゴムの量が減ること
になるとともに、固結抑制材の影響が各種製品に現れる
畏れがある。従って、固結抑制材の配合量は、上述の効
果を奏することができる範囲で、できるだけ少ないこと
が好ましく、例えば、10wt%以下であることが好ま
しい。以上の評価結果から、本発明の粉末ゴムとして
は、タルクの配合量は1〜10wt%であることが好ま
しく、さらに、3〜7wt%であることが好ましく、特
に、5〜7wt%であることが好ましい。
【0037】次に、本発明の実施の形態の一例の粉末ゴ
ムの製造方法を説明する。始めに、既に使用済みの古タ
イヤと、配合するタルクと、等の原材料を準備する。次
いで、まず、古タイヤを、例えば、周知のクラッカーロ
ールを用いて、ある程度の粒径をもつように揃えながら
粗砕する。粗砕においては、適宜、古タイヤに含まれる
各種繊維を除去するとともに、スチールワイヤなどを磁
選機により除去しながら粉砕する。また、クラッカーロ
ールには、所定のメッシュ数のメッシュを設け、該メッ
シュを通過できない粉砕物はクラッカーロールに戻され
てさらに粉砕されるとともに、所定の粒径に粉砕されて
メッシュを通過する粉砕物を回収して、ある程度粒径を
揃えながら粗砕する。なお、本実施の形態においては、
以上の粗砕においては、例えば、3メッシュ以下のメッ
シュを用いている。
【0038】次いで、こうして得られた粗砕物を、所定
のメッシュを設けて粒径を揃えながら、例えば細砕ロー
ルにより、細砕する。細砕においても、粗砕と同様に、
古タイヤに含まれる各種繊維やスチールワイヤなどの異
物を除去しながら粉砕する。なお、本実施の形態におい
ては、細砕後の粉砕物の粒径が、約5.0×10-4(m)程度と
なるように微粉砕する。この際、細砕後の粒径を確認す
るためのメッシュ数をもつ試験篩を用意しておき、細砕
後の微粉砕物が試験篩を通過するかどうかで、粒径が所
定の通りに得られているかどうかを確認する。
【0039】次いで、こうして得られた微粉砕物に、固
結抑制材となるタルクを配合する。タルクの配合は、例
えば、周知の各種ミキサーや、ニーダなどの密閉型混合
機を用いても良いし、タンブラーミキサーなどを用い
て、加温しながら配合しても良い。なお、この際、タル
クが凝集などをおこさず均一に配合されているかどうか
を、適宜、確認しながら配合する。なお、タルクの配合
量は、1〜10wt%の範囲で、予め、決められた量を
配合する。また、この際、細砕においてある程度温度上
昇した微粉砕物が、この状態で冷却されて互いに固結し
たりする前に、タルクを配合するようにする。また、適
宜、攪拌するなどして、微粉砕物が固結することを抑制
しても良い。そして、得られた粉末ゴムの検査(例え
ば、粒度や嵩比重、金属検出機による異物の検査など)
を行い、所定の通りに得られているかどうかを確認し
て、本実施の形態の粉末ゴムを得る。以上のようにし
て、本実施の形態の一例の粉末ゴムを製造することがで
きる。
【0040】以上の本発明の実施の形態の粉末ゴムによ
れば、古タイヤを微粉砕してなる粉砕物の表面を覆うよ
うにされた鱗片状の微粉体であるタルクが、隣接する粉
砕物どうしの間に介在するようになり、粉砕物どうしが
互いに固結したりすることがない。これにより、流動性
が充分でハンドリング性が良好な粉末ゴムを得ることが
できる。また、粉砕物の粒径が微細な場合においても、
流動性を確保することができるとともに、粉末ゴムの加
工性を高めることができる。また、ある程度の高温環境
やある程度圧縮した状態などで、長期間保管する場合に
おいても、粉末ゴムどうしが互いに固結したりすること
がない。
【0041】また、本実施の形態の粉末ゴムは、添加剤
としてさまざまな紛粒体と混合することで、さまざまな
紛粒体に流動性を与えてハンドリング性を向上すること
ができる。これにより、一般の製造現場において、高い
汎用性でかつ簡易的に、生産性を向上することができ
る。
【0042】また、本実施の形態の粉末ゴムは、古タイ
ヤを微粉砕して得られた粉砕物が含まれているので、産
業廃棄物である古タイヤの有効利用を図って、リサイク
ル性を高めることができる。
【0043】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、本発明の粉末ゴムは、古タイ
ヤを粉砕してなる粉砕物と、所定量のタルクとからなる
構成に限定されるものではなく、同時に、ゴム工業一般
で用いられている各種配合薬品(加硫剤や架橋剤、加硫
促進剤、加硫促進助剤、粘着付与剤、充填剤、可塑剤、
老化防止剤、溶剤など)などを配合しても良いことは勿
論である。その他、具体的に示した細部構成および方法
は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜に変
更可能であることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の粉末ゴムによれば、粉砕
物の表面の少なくとも一部を覆う固結抑制材が、隣接す
る粉砕物どうしの間に介在するようになり、粉砕物の粒
径が微細な場合においても、粉砕物どうしが互いに固結
することなく、粉末ゴムに流動性を与えてハンドリング
性を向上することができる。従って、粉末ゴムの加工性
を高めることができる。また、流動性が充分なので、あ
る程度の高温環境やある程度圧縮した状態などで、長期
間保管する場合においても、粉末ゴムどうしが互いに固
結したりすることがなく、ハンドリング性が良好であ
る。
【0045】また、本発明の粉末ゴムは、添加剤として
さまざまな粉粒体と混合することで、さまざまな紛粒体
に流動性を与えてハンドリング性を向上することができ
る。このような構成によれば、汎用性が高く、かつ、簡
易的に生産性を向上することができる。
【0046】また、本実施の形態の粉末ゴムは、産業廃
棄物である古タイヤを微粉砕して得られる粉砕物が含ま
れているので、産業廃棄物の有効利用を図って、リサイ
クル性を高めることができる。
【0047】請求項2記載の粉末ゴムによれば、請求項
1と同様の効果を奏することができるとともに、通常、
タルクは、鱗片状の微粉体として容易に入手することが
でき、本発明の固結抑制材として好適に用いることがで
きる。また、タルクは、形状が鱗片状であるためになめ
らかな性質をもつとともに、比較的安価であり、粉末ゴ
ムのコスト低減に寄与することができる。また、タルク
の配合量は、1〜10wt%とされているので、ゴムも
しくはゴム状物質の本来の特性を損なうことなく、流動
性が充分な粉末ゴムを得ることができる。
【0048】請求項3記載の粉末ゴムによれば、請求項
1または2と同様の効果を奏することができるととも
に、再生ゴムは、産業廃棄物となる既に使用済みのゴム
製品を再生したものであるので、産業廃棄物の有効利用
を図って、リサイクル性を高めることができる。
【0049】請求項4記載の粉末ゴムの製造方法によれ
ば、請求項1〜3のいずれか一つと同様の効果を奏する
ことができるとともに、流動性が充分でハンドリング性
が良い粉末ゴムを、容易に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 17:00 C08L 17:00 Fターム(参考) 4F070 AA04 AA10 AC27 AE09 DA41 DA55 DB04 DC02 4F201 AA45 AA50 AB07 AC01 BA02 BC02 BC12 BC15 BC17 BC19 BL48 4F301 AA03 AB02 AB03 BA01 BA02 BA12 BA21 BC12 BE32 BF02 BF08 BF12 BF26 BF31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムもしくはゴム状物質を粉砕してなる
    粉砕物と、該粉砕物の粒径よりも小さな粒径をもち、前
    記粉砕物どうしが固結するのを抑制して前記粉砕物に流
    動性を付与する固結抑制材と、を含み、 前記粉砕物の表面の少なくとも一部が、前記固結抑制材
    に覆われていることを特徴とする粉末ゴム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の粉末ゴムにおいて、 前記固結抑制材として、タルクが1〜10wt%含まれ
    ていることを特徴とする粉末ゴム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の粉末ゴムにおい
    て、 前記粉砕物は、再生ゴムが含まれていることを特徴とす
    る粉末ゴム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一つに記載の粉
    末ゴムの製造方法であって、 前記ゴムもしくはゴム状物質を粉砕して前記粉砕物を得
    たのちに、 前記粉砕物の表面の少なくとも一部が、前記固結抑制材
    に覆われるように、前記固結抑制材を配合することを特
    徴とする粉末ゴムの製造方法。
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