JP2001312587A - 情報処理装置、財務会計システム及び媒体 - Google Patents

情報処理装置、財務会計システム及び媒体

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JP2001312587A
JP2001312587A JP2000133305A JP2000133305A JP2001312587A JP 2001312587 A JP2001312587 A JP 2001312587A JP 2000133305 A JP2000133305 A JP 2000133305A JP 2000133305 A JP2000133305 A JP 2000133305A JP 2001312587 A JP2001312587 A JP 2001312587A
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Yuzo Ogawa
湧三 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、財務会計システムにおいて、最終的
に得られた集計情報の信頼度を保証する機能を提供する
ことを技術的課題とする。 【解決手段】本発明は、取引に伴う入出金情報を管理す
る財務会計システムにおいて、取引ごとの入出金情報を
記録する入出金情報記録部と、入出金情報を集計して財
務情報を生成する集計部と、取引ごとにその適否を入力
させる適否入力部と、取引ごとにその適否を記録する適
否記録部と、データを表示する表示部とを備えて、この
集計部は、入出金情報の集計とともに、取引ごとの適否
を検索して財務情報の信頼度を算出し、表示部は、前記
財務情報とともにその信頼度を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、財務会計システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、企業の経営成績や、一定時点にお
ける経営状態は貸借対照表や損益計算書等の財務諸表に
示される。財務諸表が開示されることにより、銀行、投
資家または取引先がその企業への融資、投資の安全性ま
たはその企業との取引の安全性を判断していた。
【0003】一方、企業の商取引等における会計取引情
報、資産・負債等の財務情報等は、コンピュータ上の財
務会計システムで管理されてきた。このようなシステム
は、個々の取引情報(典型的には1枚の伝票に対応する
取引に係る情報)をユーザに入力させ、その結果を記録
し、集計する。このようなシステムでは、記録された個
々の取引結果や、取引結果を集計した財務諸表が表示さ
れる。従って、今日、企業の経営状態は常時判断可能と
なり、業績の見通しが極めて短期間で算定可能となって
いる。また、このような財務会計システムとしては、様
々なものが利用可能となっている。
【0004】これらの財務会計システムは、各々、得意
・不得意な処理、特長のある機能を有している。例え
ば、A社の財務会計システムは、取引情報の入力におい
て使い勝手がよいが、業績見通しの機能が弱い等であ
る。また、B社の財務会計システムは、取引情報の入力
機能が弱いが、データ検索機能が強力である等である。
従って、複数の財務会計システムを用途に応じて使い分
けることができれば便利である。
【0005】また、会計事務所や税理士事務所では、顧
客ごとに財務会計システムを使い分ける必要もある。し
かし、従来の財務会計システムでは、システムの開発元
ごとに取り扱うデータ形式が異なっているため、用途に
応じて複数システムを使い分けることはできなかった。
【0006】一方、このような財務会計システムは、単
に取引情報を入力し、集計管理するものであるため、そ
の取引情報の適否あるいは真偽を取り扱うことはできな
かった。従って、最終的に得られた財務諸表が真にその
企業の経営状態を表すものであるか否かは、改めて取引
の実績や財産の状態を監査してみなければ分からなかっ
た。このような監査は膨大な手間と時間を要するもので
あり、経営規模の小さい企業では、事実上監査が困難で
あった。そのため、そのような監査が困難な企業に対し
ては、銀行、投資家または取引先が、融資、投資または
取引において慎重にならざるを得ず、迅速な意思決定が
できないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、財務会
計システムにおいて、最終的に得られた集計情報の信頼
度を保証する機能を提供することを技術的課題とする。
【0008】また、本発明は複数の財務会計システムを
自在に使い分け、複数システムが統合された財務会計処
理の環境を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明
は、科目情報とその科目に対する金額とを有する財務会
計情報を変換する情報処理装置であり、第1の財務会計
情報が有する科目情報と第2の財務会計情報が有する科
目情報との対応関係を記録する科目情報変換テーブル
と、第1の財務会計情報を読み出し、その科目情報を変
換し、第2の財務会計情報を出力する変換部とを備えた
ものである。
【0010】この情報処理装置は、情報を表示する表示
部と、情報を指定させる入力部とをさらに備え、上記第
1の財務会計情報において科目情報変換テーブルに存在
しない未定義科目情報が読み出されたときに、その未定
義科目情報を表示部に表示し、その未定義科目情報に対
応する第2の財務会計情報における科目情報を入力させ
るようにしてもよい。
【0011】また、本発明は、取引に伴う会計取引情報
を管理する財務会計システムにおいて、取引ごとの会計
取引情報を記録する会計取引情報記録部と、会計取引情
報を集計して財務情報を生成する集計部と、取引ごとに
その適否を入力させる適否入力部と、取引ごとにその適
否を記録する適否記録部と、データを表示する表示部と
を備えてもよい。
【0012】この集計部は、会計取引情報の集計ととも
に、取引ごとの適否を検索して財務情報の信頼度を算出
し、表示部は、前記財務情報とともにその信頼度を表示
すればよい。
【0013】この財務会計システムは、取引の適否を示
す照合資料を入力させる照合資料読取り部と、取引の適
否を示す照合資料を記録する照合資料記録部をさらに備
えてもよい。
【0014】上記適否記録部は、金額の正確性、合法性
または合目的性の少なくとも1つを記録してもよい。上
記信頼度を全取引金額に対する適否の入力された取引金
額の割合によって表示してもよい。
【0015】また、本発明は、取引に伴う会計取引情報
を管理する財務会計システムにおいて、取引ごとの会計
取引情報を記録する取引情報記録部と、会計取引情報を
集計して特定勘定科目の集計残高を算出する集計部と、
特定勘定科目の残高を入力させる残高入力部と、入力さ
れた残高を記録する残高記録部と、データを表示する表
示部とを備え、会計取引情報から集計残高と入力された
残高との一致または不一致を表示するようにしてもよ
い。
【0016】以上のようなデータやプログラムをコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に記録してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して説明する。 (第1実施形態)本発明の第1実施形態を図1から図8
の図面に基いて説明する。
【0018】図1は本実施の形態に係る財務会計システ
ムのハードウェア構成図であり、図2はこの財務会計シ
ステムのデータフロー図であり、図3から図5はこの財
務会計システム(このシステムで取り扱うデータを基準
データと呼ぶ)と他の財務会計システム(そのシステム
で取り扱うデータを外部財務会計データと呼ぶ)との間
のデータ変換のためのウィンドウを示す図であり、図6
は基準データを格納する基準データファイルのレコード
構成を示す図であり、図7は外部財務会計データから基
準データへの変換処理を示すフローチャートであり、図
8は基準データから外部財務会計データへの変換処理を
示すフローチャートである。 <ハードウェア構成>図1に、本財務会計システムのハ
ードウェア構成図を示す。この財務会計システムは、プ
ログラムを実行するCPU1と、CPU1で実行される
プログラムや、CPU1で処理されるデータを記憶する
メモリ2と、プログラムやデータを記録するハードディ
スク3と、ユーザに財務会計処理の結果を表示するCR
T4(表示部に相当)と、ユーザがデータを入力するた
めのキーボード5と、ユーザがCRT4上のメニューや
アイコンを操作するためのマウス6と、CPU1が外部
のホスト計算機と通信するための通信インターフェース
7と、資料をイメージで取り込むためのスキャナ8と、
財務会計処理の結果を印刷するプリンタ9とを備えてい
る。
【0019】CPU1は、メモリ2に記憶されたプログ
ラムを実行し、財務会計システムとしての機能を提供す
る。メモリ2は、CPU1で実行されるプログラムやC
PU1で処理されるデータを記憶する。
【0020】ハードディスク3は、CPU1で実行され
るプログラムやCPU1で処理されるデータを記録す
る。CRT4は、ユーザが操作するメニューや財務会計
処理の結果を表示する。
【0021】通信インターフェース7は、CPU1の指
令により、ネットワーク上の他のホスト計算機と通信す
る。 <データフローと機能構成>図2にこの財務会計システ
ムにおけるデータフローを示す。本財務会計システム
は、基本的には、ユーザインターフェースである基準デ
ータファイル入力部10、この基準データファイル入力
部10から入力されたデータを格納する基準データファ
イル11、および、基準データファイル11を操作・集
計等する基準財務会計処理部12とからなる。本実施形
態に係る財務会計システムでは、さらに、他の財務会計
システムにおいて作成された各種の外部財務会計データ
ファイル13を読み出し、基準データファイル11に変
換する入力変換部14、基準データファイル11を読み
出し、外部財務会計データファイル13に変換する出力
変換部15、及び、入力変換部14または出力変換部1
5がデータを変換する時に参照する科目コード変換テー
ブル16(科目情報変換テーブルに相当)を備えてい
る。 [基準データファイル入力部10]基準データファイル
入力部10は、ユーザがキーボード5またはマウス6を
使用してデータを入力するためのユーザインターフェー
スを提供する。ユーザは、基準データファイル入力部1
0を介して、取引結果を示す伝票、帳簿等からデータを
入力する。入力されるデータは、取引金額、借方科目
(費用の支出先項目、例えば交際費)、貸方科目(費用
の支出元項目、例えば、普通預金)、摘要(例えば、業
界団体登録費)等からなっている。入力されたデータ
は、基準データファイル11に記録される。 [基準財務会計処理部12]基準財務会計処理部12
は、基準データファイル11に格納されたデータを読み
出し、集計し、CRT4に表示する機能、あるいは、プ
リンタ9に印刷する機能を提供する。 [入力変換部14]入力変換部14は、他の財務会計シ
ステムにおいて作成された外部財務会計データファイル
13のデータを基準データファイル11のデータに変換
する。まず、入力変換部14は、外部財務会計データフ
ァイル13から財務会計データを読み出す。入力変換部
14は、読み出された財務会計データが有する科目コー
ド、例えば、消耗品、広告費、交際費等の費用の項目を
示すコードを、基準データファイル11の科目コードに
変換する。入力変換部14は、変換において科目コード
変換テーブル16を参照する。 [出力変換部15]出力変換部15は、入力変換部14
とは逆に、基準データファイル11のデータを外部財務
会計データファイル13のデータに変換する。出力変換
部15も、変換に際して、科目コード変換テーブル16
を参照する。 [基準データファイル11]基準データファイル11
は、本財務会計システムの処理対象となる財務会計デー
タを保持するファイルである。
【0022】図6に、基準データファイル11のレコー
ド構成を示す。本実施形態の基準データファイル11の
レコードは、ID、お客様コード、法人・個人、年度、
本支店、入力種別、承認有無、年、月、日、重複チェッ
ク、借方科目、借方補助、借方部門、借方金額、貸方科
目、貸方補助、貸方部門、貸方金額、摘要、監査フラ
グ、監査日、監査者コード、監査法人・個人、監査社員
の各欄を有している(借方科目、または貸方科目が科目
情報に相当する。借方金額、または、貸方金額が金額に
相当する)。
【0023】IDは、1回の会計取引処理を識別する番
号である。お客様コードは、この基準データファイル1
1で管理される会社や個人を識別する番号である。
【0024】法人・個人は、法人と個人とを区別する番
号である。年度は、管理する会計年度を示す。本支店
は、本店と支店とを区別する番号である。
【0025】入力種別は、入力者を分類するコードであ
る。承認有無は、承認有無は、その取引に対する承認が
得られているか否かを示す番号である。
【0026】年、月、日は、情報を登録した日付であ
る。借方科目は、支出対象を示すコードである、借方補
助は、支出対象を細分類したコードである。
【0027】借方部門は、支出対象の負担部門である。
借方金額は、支出対象の負担金額である。貸方科目は、
支出元を示すコードである、貸方補助は、支出元を細分
類したコードである。
【0028】貸方部門は、支出元の受領部門である。貸
方金額は、支出元の金額である。摘要は、取引の要約で
ある。
【0029】監査フラグは、そのレコードで記録された
会計取引取引の監査が終了しているか、否かを示す。監
査日は、監査の実施日である。 [科目コード変換テーブル16]科目コード変換テーブ
ル16は、各種の外部財務会計データファイル13と基
準データファイル11との間の科目コードの変換対を保
持する。科目コード変換テーブル16は、外部財務会計
データファイル13の種類ごとに個別に作成される。
【0030】入力変換部14と出力変換部15は、変換
対象の外部財務会計データの種類に応じて、必要な科目
コード変換テーブル16を参照する。 <画面構成>図3は、外部財務会計データから基準デー
タへの変換時に、外部財務会計データファイル13を選
択させるための画面である。
【0031】お客様情報として示されている会社、支
店、部門は、この財務会計システムで管理される会社、
支店、部門である。この管理対象の会社に関する情報
は、一般的な財務会計システムでは、取り扱われない。
なぜなら、一般の財務会計システムでは、1つの外部財
務会計データファイル13に記録する会社は1つである
ため、会社を記録する必要がないからである。また、一
般の財務会計システムでは、支店・部門を区別しないた
め、支店、部門を識別する情報を記録する必要がないか
らである。
【0032】一方、本実施形態の基準データファイル1
1では、複数会社の複数支店、複数部門における取引情
報を1つのファイルに記録するため、各会社、支店、お
よび部門のコードを入力させる。これらのコードは、外
部財務会計データファイル13から基準データファイル
11への変換時に、基準データファイル11に挿入され
る。
【0033】ユーザが、ファイル選択領域21から所望
のファイルを指定すると、そのファイルが選択され、基
準データファイル11に変換される。図4は、外部財務
会計データから基準データへの変換中に、変換状況を表
示するウィンドウである。このウィンドウは、変換中の
すべてのレコードについて、仕訳年月日、伝票番号、摘
要、貸方および借方の部門、科目等を表示する。このウ
ィンドウは、各レコードが変換されるごとに次々に表示
内容を更新する。
【0034】図5は、未定義科目コード入力ウィンドウ
である。このウィンドウは、未定義の科目コードが外部
財務会計データファイル13において検出されたときに
表示され、ユーザに対応する科目コードの入力を促す。
ユーザは、この表示された外部財務会計データファイル
13の科目コードに対応する基準データファイル11の
科目コードを指定する。 <作用と効果>図7に、外部財務会計データファイル1
3を基準データファイル11に変換するプログラムの処
理を示す。CPU1は、このプログラムを実行して、外
部財務会計データファイル13を基準データファイル1
1に変換する。
【0035】この処理では、まず、CPU1は、外部財
務会計データファイル13を選択するためのファイル選
択ウィンドウを表示し、ユーザにファイルの選択を促す
(S1)。
【0036】ユーザがファイルを選択すると、CPU1
は、データ変換処理を実行する。すなわち、CPU1
は、外部財務会計データファイル13のレコード(次の
レコード)を読む(S2)。
【0037】次に、CPU1は、科目コード変換テーブ
ル16上で、読み出したレコードの科目コード(外部財
務会計データファイル13の科目コード)が記述された
エントリを検索する(S3)。
【0038】その科目コードが記述されたエントリが科
目コード変換テーブル16上で検索できない場合(S4
の判定でYの場合)、CPU1は、その科目コードが未
定義であるとみなし、その科目コードに対応する基準デ
ータファイル11の科目コードの入力をユーザに促す
(S5)。ユーザが基準データファイル11の科目コー
ドを入力すると、そのCPU1は、その科目コードを保
持して、S6の処理に制御を進める。
【0039】S3の検索で外部財務会計データファイル
13の科目コードが検索できた場合、CPU1は、その
科目コードに対応する基準データファイル11の科目コ
ードを保持してS6の処理に制御を進める(S4の判定
でNの場合)。
【0040】S6の処理において、CPU1は、外部財
務会計データファイル13の科目コードを基準データフ
ァイル11の科目コードに変換し、レコードを基準デー
タファイル11に出力する(S6)。
【0041】次にCPU1は、変換対象の外部財務会計
データファイル13に次のレコードがあるか否かを判定
する(S7)。次のレコードが残っている場合には、C
PU1はS2の処理に制御を戻す。次のレコードが残っ
ていない場合、CPU1は、処理を終了する。
【0042】図8に、基準データファイル11を外部財
務会計データファイル13に変換するプログラムの処理
を示す。CPU1は、このプログラムを実行して、基準
データファイル11を外部財務会計データファイル13
に変換する。
【0043】この処理においても、まず、CPU1は、
基準データファイル11を選択するためのファイル選択
ウィンドウを表示し、ユーザにファイルの選択と、変換
先の外部財務会計データファイル13の種類の選択とを
促す(S11)。
【0044】ユーザが基準データファイル11と変換先
の種類とを選択すると、CPU1は、データ変換処理を
実行する。すなわち、CPU1は、基準データファイル
11のレコード(次のレコード)を読む(S12)。
【0045】次に、CPU1は、科目コード変換テーブ
ル16上で、読み出したレコードの科目コード(基準デ
ータファイル11の科目コード)が記述されたエントリ
を検索する(S13)。
【0046】次にCPUは、CPU1は、検索した科目
コードによって、基準データファイル11の科目コード
を外部財務会計データファイル13の科目コードに変換
し、レコードを外部財務会計データファイル13に出力
する(S14)。
【0047】次にCPU1は、変換対象の外部財務会計
データファイル13に次のレコードがあるか否かを判定
する(S15)。次のレコードが残っている場合には、
CPU1はS12の処理に制御を戻す。次のレコードが
残っていない場合、CPU1は、処理を終了する。
【0048】このように、本実施形態に係る財務会計シ
ステムでは、外部財務会計データファイル13と、基準
データファイル11とのデータ変換を自在に実行できる
ので、複数の外部システム(市販の財務会計プログラ
ム)を組み合わせた、統合システムを構築をできる。例
えば、入力の使い勝手のよいプログラムから取引データ
を入力し、基準データファイル11を介して、表示や集
計操作において使い勝手のよいプログラムのデータに変
換することができる。その結果、各会計システムの長所
を組み合わせたシステムを構築できる。 (第2実施形態)本発明の第2実施形態を図9から図3
4の図面に基いて説明する。
【0049】図9は第2実施形態に係る財務会計システ
ムのデータフロー図であり、図10から図18は、この
財務会計システムの監査機能を実行させる際にユーザが
操作する画面であり、図19は、監査機能実行時に記録
される基本監査ファイルのレコード構成を示す図であ
り、図20は、監査のうち取引監査に固有の情報を格納
する取引監査ファイルのレコード構成を示す図であり、
図21は監査のうち残高監査に固有の情報を格納する残
高監査ファイルのレコード構成を示す図であり、図22
から図24は、監査手続きを規定する監査設定マトリッ
クスの表示・編集画面であり、図25は、取引監査デー
タの一例であり、図26及び図27は集計された財務デ
ータの表示例を示す図であり、図28は本財務会計シス
テムにおいて財務会計データを表示する際の処理を示す
フローチャートであり、図29は監査マトリックス表示
・編集処理を示すフローチャートであり、図30から図
33は本実施形態の変形例に係る財務データの表示例を
示す図であり、図34は本実施形態の変形例に係る仕訳
データの入力画面を示す図である。
【0050】上記第1実施形態では、外部財務会計デー
タファイル13と、基準データファイル11との間での
データ変換機能を備えた財務会計システムについて説明
した。本実施形態では、監査機能を備えた財務会計シス
テムについて説明する。他の構成および作用について
は、第1実施形態と同様であるので、同一の構成につい
ては、同一の符号を付してその説明を省略する。また、
必要に応じて、図1から図8の図面を参照する。 <監査機能>本実施形態の財務会計システムは、取引監
査機能と、残高監査機能とを備えている。
【0051】取引監査とは、基準データファイル11に
記録された個々の取引の適否を監査データとして記録す
ることをいう。本実施形態に係る財務会計システムは、
個々の取引データを集計して財務データを作成する際
に、その取引に対応する監査データを検索して、集計さ
れた取引データの適否から信頼度を算出する。
【0052】また、残高監査とは、取引結果を集計して
各種資産・負債・資本(預金口座、現金、固定資産等)
の残高を集計した結果(集計残高)と、実際の残高を記
録した残高データとの照合をとる機能をいい、損益勘定
に対しても同様である。 <構成>図9に、本実施形態の財務会計システムにおけ
るデータフロー図を示す。この財務会計システムは、財
務会計データを表示する表示部30と、個々の取引デー
タを集計して財務会計データを作成する基準財務会計処
理部12と、個々の取引に対する監査結果を入力する取
引監査データ入力部32(適否入力部に相当)と、残高
監査のための勘定科目の残高を入力する残高監査データ
入力部33(残高入力部に相当)と、監査の裏付けとな
る調書をスキャナから入力させるスキャナ入力部34
と、個々の取引における会計取引データを格納する基準
データファイル11と、監査の結果を格納する基本監査
ファイル21、取引監査ファイル22及び残高監査ファ
イル23(基本監査ファイル21と取引監査ファイル2
2とが適否記録部に相当する。基本監査ファイル21と
残高監査ファイル23とが残高記録部に相当)と、監査
の裏付けとなる調書を格納する監査調書ファイル24
(照合資料記録部に相当)と、会計補助ファイル25と
を備えている。このうち、基準データファイル11につ
いては、第1実施形態と同一であるので、その説明を省
略する。 [表示部30]表示部30は、本財務会計システムの処
理結果をCRT6に表示する。また、表示部30は、本
財務会計システムの処理結果をプリンタ9に印刷する。 [取引監査データ入力部32]取引監査データ入力部3
2は、個々の会計取引に対する適否をユーザに確認さ
せ、その確認結果を記録する機能を提供する。この適否
は、取引された金額の正確性、その取引の合法性、及び
その取引の合目的性からなる。
【0053】金額の正確性とは、基準データファイル1
1に記録にされた金額と、取引監査データ入力部32か
ら入力された監査時の金額の一致、不一致をいう。合法
性とは、例えば、費用の計上時期が実際の費用発生時期
から遅延し、所定の会計年度と食い違っている場合、出
張旅費が労務費となっている場合等、法律に違反してい
ないか否かをいう。合目的性とは、交際費が、私的な会
合の飲食に使用されたり、会社経費で個人の自家用車が
購入されている場合等の本来の目的外の使用がないか否
かをいう。 [残高監査データ入力部33]残高監査データ入力部3
3は、勘定科目の残高を入力させる機能を提供する。 [スキャナ入力部34]スキャナ入力部34は、伝票・
残高証明・取引明細書・請求書等をスキャナ入力させ、
監査の裏付けデータとして記録する機能を提供する。 [基本監査ファイル21]基本監査ファイル21は、取
引監査及び残高監査に共通のデータを格納する。
【0054】図19に基本監査ファイル21のレコード
構成を示す。基本監査ファイル21のレコードは、I
D、会社コード、支店コード、部門コード、監査区分、
取引日付・残高日付、監査事由、監査日付、入力日、監
査レベル(金額)、監査レベル(合法性)、監査レベル
(合目的性)の各欄を有している。
【0055】IDは、図6に示した基準データファイル
11と共通であり、1回の会計取引処理を区別するため
の番号である。基本監査ファイル21は、このIDによ
って基準データファイル11とリンクされる。すなわ
ち、基準監査ファイル21の各レコードは、IDが一致
する基準データファイル11の各レコードの監査の結果
を保持する。
【0056】会社コード、支店コード、部門コードによ
って、財務会計の管理対象の会社、支店及び部門を特定
する。監査区分は、取引監査か、残高監査かの区分であ
る。
【0057】取引日付・残高日付は、取引の日付、残高
証明の日付をいう。監査事由とは、監査を実施する理由
をいう。監査日付は、監査を実施した日付をいう。
【0058】監査レベル(正確性)には、金額の一致・
不一致が記録される。監査レベル(合法性)には、適法
または違法が記録される。監査レベル(合目的性)に
は、適または不適が記録される。 [取引監査ファイル22]取引監査ファイル22は、取
引監査に固有のデータを記録する。この取引監査ファイ
ル22は、基準データファイル11に記録された取引デ
ータ(金額、仕訳、消費税課税形態、取引内容)の全部
または一部を財務会計データ作成者以外の第三者が確認
したとき、その確認の事実を記録するデータファイルで
ある。
【0059】図20に取引監査ファイル22のレコード
構成を示す。取引監査ファイル22のレコードは、I
D、取引データNo、お客様コード、お客様名、データ区
分、年月日、税区分、借方科目コード、借方補助コー
ド、貸方科目コード、貸方補助コード、金額、摘要、照
合資料、照合資料内容、合法性、合法性内容、合目的
性、合目的性内容の各欄を有している。なお、照合資料
等では、欄が複数個あり、図20では、照合資料1ある
いは照合資料2となっているが、本実施形態では、これ
らを単に照合資料という。合法性、合目的性等も同様で
ある。
【0060】ID、お客様コードについては、基本監査
ファイル21と同様であるので、説明を省略する。ま
た、本発明の特徴的なデータの欄について以下説明す
る。金額とは、取引の金額である。
【0061】照合資料とは、監査の裏付けとなる伝票・
領収書・請求書・取引を承認する議事録等をスキャナか
ら読み取ったファイルの名称をいう。照合資料内容と
は、照合資料の種類をいう。例えば、伝票・領収書・請
求書・取引を承認する議事録等が相当する。
【0062】合法性、合目的性は、取引監査データ入力
部32において説明した定義と同一である。合法性内容
とは、合法または違法の理由をいう。
【0063】合目的性内容とは、合目的性の適・不適の
理由をいう。 [残高監査ファイル]残高監査ファイル23は、残高監
査に固有のレコードを記録する。この残高監査ファイル
23は、基準財務会計処理部12により賃借対照表の残
高として計算された金額を、財務会計データ作成者以外
の第三者が残高証明その他の計算明細書により確認した
事実を記録するデータファイルである。
【0064】図21に残高監査ファイル23のレコード
構成を示す。残高監査ファイル23のレコードは、I
D、残高データNo、残お客様コード、お客様名、残区分
コード、残税区分、残年月日、借方科目コード、借方補
助コード、貸方科目コード、貸方補助コード、残高、支
店名、照合資料、照合資料内容を有している。
【0065】以下、本発明の特徴的なデータの欄につい
て以下説明する。残お客様コード、お客様名は、残高監
査の対象となる会社や個人を示す。残高とは、残高証明
時点の残高をいう。
【0066】照合資料および照合資料内容は、取引監査
の場合と同様である。 [会計補助ファイル]会計補助ファイルとは、給与計
算、販売管理、購買管理、在庫管理、原価計算または原
価管理、入金予定表、支払予定表、定時定額払い予定
表、退職金債務計算表、契約データ管理表等を含むが、
本実施形態における財務会計処理と直接関係しないの
で、その説明を省略する。 <財務会計データ表示画面>図10に、本実施形態の監
査部36のメインメニューを示す。図のように、監査部
36のメインメニューは、取引監査と、残高監査と、名
簿メンテナンスに分かれている。
【0067】取引監査および残高監査では、ともに、デ
ータ入力、データ検索、データ印刷、及び会社別一覧印
刷の各サブメニューが用意されている。データ入力と
は、各取引または残高に対する監査結果を入力させる機
能である。
【0068】データ検索とは、特定の取引、取引の集計
結果または特定の資産・負債・資本残高、例えば、銀行
口座、現金、固定資産等の残高(集計残高に相当)に対
する監査結果を表示する機能である。
【0069】データ印刷は、監査結果を印刷する機能で
ある。会社別一覧印刷は、特定の会社別に取引監査デー
タファイルまたは残高監査データファイルの内容を印刷
する機能である。
【0070】なお、名簿メンテナンスについては、説明
を省略する。図11に取引監査データ入力画面を示す。
この画面は、図10の取引監査の下部のデータ入力サブ
メニューを選択すると起動される。
【0071】図11のように、この画面において、ユー
ザ(監査者)が、お客様コード(1120の数字が示されて
いる欄)を入力すると、お客様名(Yデジタルシステム
(株)が示されている欄)が画面表示される。また、ユ
ーザは、データ区分、年月日、税区分、貸方科目、借方
科目、摘要、金額、照合資料(伝票をスキャナで読み取
ったファイル名)、合法性(合法または違法とその理
由)、合目的性(適または不適とその理由)を入力す
る。入力した結果は、基本監査ファイル21及び取引監
査ファイル22に記録される。
【0072】このとき、基準データファイル11に記録
されている、同一のお客様コード、データ区分、年月
日、借方科目、貸方科目のレコードとの対応付けが取ら
れる。すなわち、基準データファイル11の対応するレ
コードが有するIDの値が基本監査ファイル21及び取
引監査ファイル22のレコードのIDに設定される。
【0073】図12は、取引監査データ検索画面を示
す。この画面は、図10の取引監査の下部のデータ検索
サブメニューを選択すると起動される。図12のように
この画面では、お客様コード、検索データ区分、年月
日、借方科目、貸方科目、金額、入力年月日をキーにし
て取引監査データの検索(絞り込み)を指定できる。
【0074】図13に、図12の指定に対して得られる
検索結果(取引監査データ検索結果一覧表)の例を示
す。図14に特定の会社別に表示した検索結果(会社別
取引監査データ一覧)の例を示す。
【0075】図15に残高監査データ入力画面を示す。
この画面は、図10の残高監査の下部のデータ入力サブ
メニューを選択すると起動される。図15のように、こ
の画面で、ユーザ(監査者)が、お客様コード(10200
の数字が示されている欄)を入力すると、お客様名
((有)X商事が示されている欄)が表示される。ま
た、ユーザは、データ区分、年月日、税区分、借方科
目、貸方科目、金額、支店、取引番号、照合資料(残高
証明をスキャナで読み取ったファイル名)を入力する。
入力した結果は、基本監査ファイル21及び残高監査フ
ァイル23に記録される。
【0076】このデータは、基準データファイル11に
記録されている、同一のお客様コード、データ区分、年
月日、借方科目、貸方科目のレコードとの対応付けが取
られる。すなわち、残高データは、会計システムにおい
て仕訳データから科目・補助科目別に集計され。この集
計された結果と、残高監査ファイルに記録された残高と
が照合される。
【0077】図16に、残高監査データ検索画面を示
す。この画面は、図10の残高監査の下部のデータ検索
サブメニューを選択すると起動される。指定項目は図1
2の取引監査データの場合と同様であるので、その説明
を省略する。また、検索結果の例を図17および図18
に示す。
【0078】本実施形態の財務会計システムでは、取引
監査データ、残高監査データをすべての会社に対して一
元的に保持しているため、図13、または、図17のよ
うに、すべての会社のデータを横並びに検索して表示す
ることができる。または、図14、または、図18のよ
うに、検索結果を会社ごとに個別に表示することもでき
る。
【0079】図22から図24に監査手続きを規定する
監査設定マトリクスの表示・編集画面を示す。本財務会
計システムにおいて、監査手続きはこの監査設定マトリ
クスへの指示に従いガイドされる。
【0080】図22は、本財務会計システムが取り扱う
監査設定マトリクスの全体を示す画面である。この画面
は、縦方向(行の種類)が企業群(以下顧客、またはお
客様という)からなり、横方向(列の種類)が監査対象
の科目からなる表を示している。
【0081】表の各欄には、実施する監査のレベルを記
入する。例えば、監査レベルAは、全取引データに対し
て領収書等の照合資料(これを証憑ともいう)を突き合
わせ、かつ、合法性、合目的性を確認する完全な監査の
実行を指定する。
【0082】また、例えば、監査レベルCは、照合資料
との金額との一致のみを確認する監査の指定である。図
23は、会社別監査設定マトリクスの画面である。図2
3の会社別監査設定マトリクスは、図22の画面におい
て企業群の中からA商事を選択して表示したものであ
る。
【0083】また、図24は、科目別監査設定マトリク
スの画面である。図24の科目別監査設定マトリクス
は、図22の画面において、科目普通預金を選択して表
示したものである。
【0084】図25は、顧客Aの2月2日の商品売り上
げデータに対する監査データの表示例である。図25に
より、この取引は領収書に基づいて監査されたことが表
示される。また、その監査における照合資料(証憑)の
画像が併せて表示される。
【0085】図26および図27に、本実施形態の財務
会計システムの表示部30の表示結果を示す。図26
は、会社別表示の例であり、A工業という会社の財務デ
ータ(ここでは、特定の月の集計値)が表示されてい
る。この財務データは、取引銀行別に取引額を示したも
のである。このような取銀行別、あるいは取引先別等、
科目を細分類するデータ項目を補助科目という。
【0086】一般的なの財務会計システムの表示では、
このような集計において、銀行の名称、前月繰越、当月
借方(入金)、当月貸方(出金)、当月残高等が表示さ
れる。本財務会計システムでは、そのような一般的な表
示データに横並びにして、さらに、監査結果を表示す
る。例えば、監査累計における件数51、仕訳監査率5
2、金額監査率53、最終残高監査の金額54、一致不
一致55、件数56である。
【0087】監査累計の件数51とは、集計された取引
データ中の監査された取引データの件数をいう。例え
ば、A銀行の口座における当月取引における監査件数5
1は、562件であることが分かる。
【0088】監査累計監査累計の仕訳監査率52とは、
集計された取引データの件数に対する監査された取引デ
ータの件数の割合をいう。例えば、A銀行の口座におけ
る当月取引における仕訳監査率52は、38%であるこ
とが分かる。
【0089】金額監査率53とは、集計された取引デー
タの金額合計に対する監査された取引データの金額合計
の割合をいう。例えば、A銀行の口座における当月取引
における金額監査率53は、33%であることが分か
る。
【0090】最終残高監査の金額54とは、残高監査さ
れたデータの金額合計をいう。例えば、A銀行の口座に
おける当月取引における最終残高監査の金額54は、8
2,670(無単位)であることが分かる。
【0091】最終残高監査の一致不一致55とは、残高
監査の結果の適否をいう。この適否は、財務会計システ
ムの集計結果(当月残高)と、残高監査データ入力33
の画面(図15)から入力された金額が一致していた場
合にOKとなる。
【0092】最終残高監査の件数56とは、残高監査を
実施した件数である。図27は、複数の会社の表示した
ものである。ただし、補助科目として、A銀行が指定さ
れているので、A銀行の口座における取引結果の集計の
みが表示されている。各欄の意味は、図26と同様であ
るので、その説明を省略する。<作用と効果>図28
に、本実施形態の財務会計システムの財務会計処理プロ
グラムの手順を示す。CPU1は、このプログラムを実
行して財務会計システムとしての機能を提供する。
【0093】このプログラムを実行すると、まず、CP
U1は、会社群、科目群の範囲をユーザが指定するのを
待つ(S21)。どの会社の範囲、どの科目の範囲のデ
ータを表示するかを決定するためである。
【0094】次にCPU1は、指定された会社群、科目
群の表示形式の指定を待つ。表示形式としては、どの時
点の集計か(月ごと、年度)、特定の補助科目のみか
(例えば図27のようにA銀行の口座における取引のみ
か)等が指定される。
【0095】次に、CPU1は、指定の会社に対する指
定の科目の範囲において、基準データファイル11、監
査データファイル(基本監査ファイル21、取引監査フ
ァイル22、残高監査ファイル23)、監査調書ファイ
ル24及び会社補助ファイル25からデータを読み出す
(S23〜S26)。
【0096】次に、CPU1は、会社群、科目群ごとに
データを集計して表示する(S27)。これにより、一
般的な財務会計データと併せて、そのデータの信頼度が
表示される。
【0097】次に、CPU1は、ユーザが表示されたデ
ータの確認完了を待つ。ユーザが異常なデータを発見し
て修正指示をした場合には(S29の判定でYの場
合)、CPU1は、異常データを修正する(S30)。
この修正は、基準データファイル11に対する修正また
は監査データファイルに対する修正である。
【0098】ユーザがデータ修正しない場合(S29の
判定でNの場合)、または、異常データの修正が完了し
た場合、次にCPU1は、ユーザが印刷指示をしたか否
かを判定する(S31)。ユーザが印刷指示をした場
合、CPU1は、表示中のデータを印刷する(S3
2)。
【0099】ユーザが印刷を指示しない場合(S31の
判定でNの場合)、または、印刷が完了した場合、次に
CPU1は、終了指示があったか否かを判定する(S3
3)。終了指示がない場合、CPU1は、S22の処理
に制御を戻す。一方、終了指示があった場合、CPU1
は処理を終了する。
【0100】図29に監査設定マトリクス表示・編集処
理を示す。監査設定マトリクス表示・編集処理では、C
PU1は、通常、ユーザの操作を監視している(S4
1)。ユーザの操作が検出された場合、CPU1は、ユ
ーザ操作が監査設定マトリクスの全体表示指示か否かを
判定する(S42)。監査マトリクスの全体表示が指示
された場合、CPU1は、監査設定マトリクスの全体を
表示し(S43)、S41に制御を戻す。
【0101】ユーザの操作が査設定マトリクスの全体表
示指示でなかった場合、次に、CPU1は、会社別表示
の指示か否かを判定する(S44)。会社別表示の指示
が検出された場合、CPU1は、監査設定マトリクスの
うち、指定された会社のデータを表示し(S45)、S
41に制御を戻す。
【0102】ユーザの操作が会社別表示指示でなかった
場合、次に、CPU1は、科目別表示の指示か否かを判
定する(S46)。科目別表示の指示が検出された場
合、CPU1は、監査設定マトリクスのうち、指定され
た科目のデータを表示し(S47)、S41に制御を戻
す。
【0103】ユーザの操作が科目別表示指示でなかった
場合、次に、CPU1は、補助科目別表示の指示か否か
を判定する(S48)。補助科目別表示の指示が検出さ
れた場合、CPU1は、監査設定マトリクスのうち、指
定された補助科目のデータを表示し(S49)、S41
に制御を戻す。
【0104】ユーザの操作が補助科目別表示指示でなか
った場合、次に、CPU1は、終了の指示か否かを判定
する(S50)。終了の指示が検出された場合、CPU
1は、監査設定マトリクス表示・編集処理を終了する。
一方、終了の指示でなかった場合、CPU1はS41に
制御を戻す。
【0105】以上のように、本実施形態の会計処理シス
テムでは、会計取引に対して、監査結果を入力し、基準
データファイル11に記録された会計取引情報と対応付
けて記録する。そして、基準データファイル11に記録
された会計取引情報を集計して財務データを作成する際
に、集計されたデータの信頼度を監査の件数、比率によ
って表示する。このため、その財務会計の会社に対し、
銀行、投資家、または取引先が財務データの信頼度を簡
易、迅速に認識することができる。
【0106】また、本実施形態の会計処理システムで
は、個々の会計取引情報から集計された資産・負債・資
本の集計残高と、各勘定科目の実際の残高を記録したデ
ータとが比較対照され、一致・不一致を確認できるの
で、信頼性のある財務データを得ることができる。
【0107】また、本実施形態の財務会計システムで
は、基準データファイル11の取引データと残高監査デ
ータ(基本監査データファイル、取引監査データファイ
ル、及び残高監査データファイルのデータ)をすべての
会社に対して一元的に保持している。このため、図27
のように、すべての会社のデータを集計して横並びに表
示することができる。または、図26のように、集計結
果を会社ごとに個別に表示することもできる。 <変形例>上記実施形態においては、取引に対応する会
計取引情報を記録するレコードと、個々の監査結果を記
録するレコードとを別々の構成とした。そして、双方の
レコードに同一のIDを設定することで、双方のレコー
ドを関連づけた。しかし、本発明の実施は、このような
構成に限定されるものではない。例えば、会計取引情報
を記録するレコードのハードディスク3における番地を
監査結果を記録するレコードに設定することで、2つの
レコードを関連づけてもよい。また、逆に、監査結果を
記録するレコードのハードディスク3における番地を会
計取引情報を記録するレコードに設定することで、2つ
のレコードを関連づけてもよい。また、会計取引情報を
記録するレコードの中に監査結果を記録する欄を設けて
もよい。
【0108】上記実施形態の財務会計システムでは、監
査結果を記録するデータファイルとして、基本監査ファ
イル21、取引監査ファイル22及び残高監査ファイル
23を備えた。しかし、本発明の実施は、このような構
成に限定されるものではない。
【0109】例えば、基本監査ファイル21及び取引監
査ファイル22を合わせて取引監査ファイルとし、ま
た、さらに、基本監査ファイル21及び残高監査ファイ
ル23を合わせて残高監査ファイルとしてもよい。
【0110】上記第2実施形態においては、図26、図
27のように監査件数51、仕訳監査率52,金額監査
率53、最終残高監査の金額54、一致不一致55及び
件数56により、監査結果を表示した。しかし、本発明
の実施は、監査結果の表示形式によって限定されるもの
ではない。
【0111】例えば、図30は、残高データとともに、
監査のランク57を表示したものである。監査のランク
とは、監査率、資料照合結果による金額の一致、合法
性、合目的性を評価してA(適正)、B(普通)、C
(不適)によってランク分けしたものである。
【0112】また、例えば、図31は、全顧客に対して
監査結果の順位58を示したものである。また、図32
は、順位を星印の数で示したものである。図31、ある
いは図32のデータはそのまま顧客、または第三者に開
示できない。しかし、会計事務所が顧客の監査順位を把
握し、その順位を各顧客に報告するために使用できる。
その結果顧客としては、対象企業の中で、どの程度の監
査順位であるかを把握することができる。
【0113】上記実施形態に係る財務会計システムおい
ては、監査設定マトリクスに従い監査を実施し、照合資
料との突き合わせによる金額の正確性、合法性、合目的
性を監査結果として記録した。この監査結果をさらに細
かいコードに分けて記録してもよい。図33は、監査レ
ベルAにおけるチェック項目を細分化した監査項目コー
ドで示している。このように、監査項目をコード化する
ことにより、恣意が排除され、客観的な監査が可能にな
る。
【0114】上記実施形態の財務会計システムにおいて
は、取引データの仕訳処理と別個に監査データが入力画
面(図11)から入力された。しかし、本発明の実施
は、このような監査データの入力手順には限定されな
い。
【0115】図34に、個々の取引データを入力する仕
訳処理の画面から監査データの入力または、監査データ
の参照へ遷移させる画面を示す。この画面は、特定の顧
客(Yデジタルシステム(株))における特定の取引デ
ータ(交際接待費)を入力している仕訳処理の画面であ
る。この画面において、PF1キーを押すことにより本
実施形態に説明したような取引監査データの入力画面に
遷移する。また、PF2キーを押すことにより、取引監
査データ参照画面に遷移する。また、PF3キーを押す
ことにより、残高監査データ入力画面に遷移する。ま
た、PF4キーを押すことにより、残高監査データ参照
画面に遷移する。 <コンピュータ読み取り可能な記録媒体>本実施の形態
に示したプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ
に、この記録媒体の制御プログラムを読み込ませて実行
させることにより、本実施の形態に示した財務会計シス
テムとして機能させることができる。
【0116】ここで、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気
的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積
し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体を
いう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外
し可能なものとしては、例えばフロッピー(登録商標)
ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DA
T、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0117】また、コンピュータに固定された記録媒体
としてハードディスクやROM(リードオンリーメモ
リ)等がある。また、本実施の形態に示したプログラム
を、ネットワークを介して配信することもできる。そし
て、そのプログラムを受信したコンピュータを本実施の
形態に示した財務会計システムとして機能させることが
できる。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
財務会計システムにおいて、最終的に得られた集計情報
の信頼度を保証する機能を提供することができる。
【0119】また、複数の財務会計システムを自在に使
い分け、複数システムが統合された財務会計処理の環境
を提供することができる。さらに、ユーザが会計システ
ムの種類を変更するときも財務会計データの互換性・継
続性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態における財務会計シス
テムのハードウェア構成図
【図2】財務会計システムのデータフロー図
【図3】データ変換のためのファイル選択ウィンドウを
示す図
【図4】データ変換時表示ウィンドウを示す図
【図5】未定義科目入力ウィンドウを示す図
【図6】基準データファイルのレコード構成を示す図
【図7】外部財務会計データから基準データへの変換処
理を示すフローチャート
【図8】基準データから外部財務会計データへの変換処
理を示すフローチャート
【図9】第2実施形態に係る財務会計システムのデータ
フロー図
【図10】監査部メインメニューを示す図
【図11】取引監査データ入力ウィンドウを示す図
【図12】取引監査データ検索ウィンドウを示す図
【図13】取引監査データ検索結果の一覧表示例
【図14】会社別取引監査データ検索結果の表示例
【図15】残高監査データ入力ウィンドウを示す図
【図16】残高監査データ検索ウィンドウを示す図
【図17】残高監査データ検索結果の一覧表示例
【図18】会社別残高監査データ検索結果の表示例
【図19】基本監査ファイルのレコード構成を示す図
【図20】取引監査ファイルのレコード構成を示す図
【図21】残高監査ファイルのレコード構成を示す図
【図22】監査設定マトリクスの全体を示す画面
【図23】会社別監査設定マトリクスの画面
【図24】科目別監査設定マトリクスの画面
【図25】監査データを表示例
【図26】財務データの集計結果(1)
【図27】財務データの集計結果(2)
【図28】財務会計データ表示の処理を示すフローチャ
ート
【図29】監査設定マトリックスの表示・編集処理を示
すフローチャート
【図30】本発明の第2実施形態の変形例における財務
データの集計結果(1)
【図31】本発明の第2実施形態の変形例における財務
データの集計結果(2)
【図32】本発明の第2実施形態の変形例における財務
データの集計結果(3)
【図33】監査項目コードを示す図
【図34】本発明の第2実施形態の変形例における仕訳
処理の画面例
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 ハードディスク 4 CRT 5 キーボード 6 マウス 7 通信インターフェース 8 スキャナ 9 プリンタ 10 基準データファイル入力部 11 基準データファイル 12 基準財務会計処理部 13 外部財務会計データファイル 14 入力変換部 15 出力変換部 16 科目コード変換テーブル 21 基本監査ファイル 22 取引監査ファイル 23 残高監査ファイル

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】科目情報とその科目に対する金額とを有す
    る財務会計情報を変換する情報処理装置であり、 第1の財務会計情報が有する科目情報と第2の財務会計
    情報が有する科目情報との対応関係を記録する科目情報
    変換テーブルと、 第1の財務会計情報を読み出し、その科目情報を変換
    し、第2の財務会計情報を出力する変換部とを備えた情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】情報を表示する表示部と、情報を指定させ
    る入力部とをさらに備え、 前記第1の財務会計情報において前記科目情報変換テー
    ブルに存在しない未定義科目情報が読み出されたとき
    に、その未定義科目情報を表示部に表示し、その未定義
    科目情報に対応する第2の財務会計情報における科目情
    報を入力させる請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】取引に伴う会計取引情報を管理する財務会
    計システムにおいて、 取引ごとの会計取引情報を記録する会計取引情報記録部
    と、 会計取引情報を集計して財務情報を生成する集計部と、 取引ごとにその適否を入力させる適否入力部と、 取引ごとにその適否を記録する適否記録部と、 データを表示する表示部とを備え、 前記集計部は、前記会計取引情報の集計とともに、取引
    ごとの適否を検索して前記財務情報の信頼度を算出し、 前記表示部は、前記財務情報とともにその信頼度を表示
    する財務会計システム。
  4. 【請求項4】取引の適否を示す照合資料を入力させる照
    合資料読取り部と、 取引の適否を示す照合資料を記録する照合資料記録部を
    さらに備えた請求項3記載の財務会計システム。
  5. 【請求項5】前記適否記録部は、金額の正確性、合法性
    または合目的性の少なくとも1つを記録する請求項3記
    載の財務会計システム。
  6. 【請求項6】前記信頼度を全取引金額に対する適否の入
    力された取引金額の割合によって表示する請求項3記載
    の財務会計システム。
  7. 【請求項7】前記信頼度を全取引数に対する適否の入力
    された取引数の割合によって表示する請求項3記載の財
    務会計システム。
  8. 【請求項8】取引に伴う会計取引情報を管理する財務会
    計システムにおいて、 取引ごとの会計取引情報を記録する取引情報記録部と、 会計取引情報を集計して特定勘定科目の集計残高を算出
    する集計部と、 特定勘定科目の残高を入力させる残高入力部と、 入力された残高を記録する残高記録部と、 データを表示する表示部とを備え、 会計取引情報から集計残高と入力された残高との一致ま
    たは不一致を表示する財務会計システム。
  9. 【請求項9】科目情報と金額情報とを有する会計取引レ
    コードからなる財務会計情報と、 前記会計取引レコードに関連づける情報とその会計取引
    レコードの適否を示す情報とを有する財務監査レコード
    からなる財務監査情報とを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】科目情報と、その科目に対する金額情報
    と、その科目と費用との適否を示す情報とを有するレコ
    ードからなる財務会計情報を記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】コンピュータに、 科目情報とその科目に対する金額とを有する第1の財務
    会計情報を第2の財務会計情報に変換させるプログラム
    であり、 第1の財務会計情報が有する科目情報と第2の財務会計
    情報が有する科目情報との対応関係を記録する科目情報
    変換テーブルを備え、 第1の財務会計情報を読み出させ、その科目情報を変換
    させ、第2の財務会計情報を出力させる情報処理プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】コンピュータに、 取引に伴う会計取引情報を管理させるプログラムであっ
    て、 取引ごとの会計取引情報を読み出させるステップと、 会計取引情報を集計して財務情報を生成させるステップ
    と、 取引ごとにその取引の適否に係る情報を検索して前記財
    務情報の信頼度を算出させるステップと、 前記財務情報とその信頼度とを表示させるステップとか
    らなるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  13. 【請求項13】取引ごとにその取引の適否に係る情報を
    入力させるステップと、 その適否に係る情報を記録させるステップとをさらに有
    する請求項12記載のプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】取引ごとの会計取引情報を記録するステ
    ップと、 会計取引情報を集計して特定勘定科目の集計残高を算出
    するステップと、 特定勘定科目の残高を入力させるステップと、 入力された残高を記録させるステップと、 データを表示する表示部とを備え、 会計取引情報から集計残高と入力された残高との一致ま
    たは不一致を表示する財務会計システム。
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