JP2001312475A - 情報端末装置および情報端末装置における不正使用防止方法 - Google Patents

情報端末装置および情報端末装置における不正使用防止方法

Info

Publication number
JP2001312475A
JP2001312475A JP2000128886A JP2000128886A JP2001312475A JP 2001312475 A JP2001312475 A JP 2001312475A JP 2000128886 A JP2000128886 A JP 2000128886A JP 2000128886 A JP2000128886 A JP 2000128886A JP 2001312475 A JP2001312475 A JP 2001312475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operator
fingerprint
image data
terminal device
information terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000128886A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunobu Yamada
和伸 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP2000128886A priority Critical patent/JP2001312475A/ja
Publication of JP2001312475A publication Critical patent/JP2001312475A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、情報端末装置の不正操作を目的と
した不正操作者がいた場合には、不正操作者による情報
端末装置の操作を制限するとともに、不正操作者を特定
する情報を取得できる情報端末装置および情報端末装置
における不正使用防止方法を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 指紋照合部11により操作者の指紋デー
タと所有者指紋データとの一致不一致を判別し、操作者
の指紋データと所有者指紋データとが一致しない場合に
は、操作者撮影部10により操作者の画像データを取得
し、操作者の指紋データと所有者指紋データとが一致し
ない場合には、取得されている画像データを表示部10
8に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作者を制限して
いる情報端末装置および情報端末装置における不正使用
防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報端末装置における操作者の制
限をして、情報端末装置の所有者および操作が認められ
ている者に対してのみに操作を認める場合には、パスワ
ードによる管理、指紋による管理等が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、情報端末装置の使用制限をすることができて
も、情報端末装置の不正操作を目的とした不正操作者が
いた場合には、不正操作者による情報端末装置の操作を
制限するのみで、不正操作者を特定する情報を得ること
ができないという問題点があった。
【0004】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、情報端末装置の不
正操作を目的とした不正操作者がいた場合には、不正操
作者による情報端末装置の操作を制限するとともに、不
正操作者を特定する情報を取得できる情報端末装置およ
び情報端末装置における不正使用防止方法を提供する点
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明
の要旨は、操作者を識別する操作者識別手段と、該操作
者識別手段により識別された前記操作者が操作を認めら
れている操作許可者か否かを判別する操作者判別手段
と、該操作者判別手段により前記操作者が前記操作許可
者でないと判別された際に、前記操作者の画像データを
取得する画像データ取得手段とを具備することを特徴と
する情報端末装置に存する。また請求項2記載の発明の
要旨は、前記画像データ取得手段により取得した前記操
作者の前記画像データを記憶する画像データ記憶手段
と、前記操作者判別手段により前記操作者が前記操作許
可者であると判別された際に、前記画像データ記憶手段
に前記操作者の前記画像データが記憶されている場合に
は、前記画像データ記憶手段に記憶されている前記操作
者の前記画像データを出力する画像データ出力手段とを
具備することを特徴とする請求項1記載の情報端末装置
に存する。また請求項3記載の発明の要旨は、前記操作
者識別手段は、前記操作者の指紋を操作者指紋データと
して読み取る指紋読み取り手段を具備し、前記操作者判
別手段は、前記操作許可者の指紋を所有者指紋データと
して記憶している指紋データ記憶手段と、前記指紋読み
取り手段により読み取られた前記操作者指紋データと前
記指紋データ記憶手段に記憶されている前記所有者指紋
データとを比較する指紋データ比較手段とを具備するこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の情報端末装置に存
する。また請求項4記載の発明の要旨は、前記操作者判
別手段により前記操作者が前記操作許可者でないと判別
された際に、前記指紋読み取り手段により読み取られた
前記操作者指紋データを記憶する操作者指紋データ記憶
手段を具備することを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載の情報端末装置に存する。また請求項5記載
の発明の要旨は、前記操作者判別手段により前記操作者
が前記操作許可者でないと判別された際に、前記画像デ
ータ取得手段により取得された前記操作者の前記画像デ
ータを他の装置に送信する画像データ送信手段を具備す
ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
情報端末装置に存する。また請求項6記載の発明の要旨
は、前記操作者判別手段により前記操作者が前記操作許
可者でないと判別され、前記画像データ記憶手段に前記
画像データ取得手段により取得した前記操作者の前記画
像データが記憶された後に、電源の供給を遮断する電源
遮断手段を具備することを特徴とする請求項1乃至5の
いずれかに記載の情報端末装置に存する。また請求項7
記載の発明の要旨は、操作者を識別し、該識別した前記
操作者が操作を認められている操作許可者か否かを判別
し、前記操作者が前記操作許可者でないと判別した際
に、前記操作者の画像データを取得することを特徴とす
る情報端末装置における不正使用防止方法に存する。ま
た請求項8記載の発明の要旨は、前記取得した前記操作
者の前記画像データを記憶し、前記操作者が前記操作許
可者であると判別した際に、前記操作者の前記画像デー
タを記憶している場合には、前記記憶した前記操作者の
前記画像データを出力することを特徴とする請求項7記
載の情報端末装置における不正使用防止方法に存する。
また請求項9記載の発明の要旨は、前記操作者の指紋を
操作者指紋データとして読み取ることで前記操作者を識
別し、前記操作許可者の指紋を所有者指紋データとして
記憶しておき、前記読み取った前記操作者指紋データと
前記記憶している前記所有者指紋データとを比較するこ
とで前記操作者が前記操作許可者か否かを判別すること
を特徴とする請求項7又は8記載の情報端末装置におけ
る不正使用防止方法に存する。また請求項10記載の発
明の要旨は、前記操作者が前記操作許可者でないと判別
した際に、前記読み取った前記操作者指紋データを記憶
することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載
の情報端末装置における不正使用防止方法に存する。ま
た請求項11記載の発明の要旨は、前記操作者が前記操
作許可者でないと判別した際に、前記取得した前記操作
者の前記画像データを他の装置に送信することを特徴と
する請求項7乃至10のいずれかに記載の情報端末装置
における不正使用防止方法に存する。また請求項12記
載の発明の要旨は、前記操作者が前記操作許可者でない
と判別し、前記取得した前記操作者の前記画像データを
記憶した後に、電源の供給を遮断することを特徴とする
請求項7乃至11のいずれかに記載の情報端末装置にお
ける不正使用防止方法に存する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0007】(第1の実施の形態)図1は、本発明に係
る情報端末装置の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【0008】本実施の形態は、装置全体を制御する主制
御部104と、装置全体の電源管理をしている電源制御
部109と、キーボード、電源投入スイッチ等からなる
操作入力部107と、ディスプレイ等からなる表示部1
08と、主制御部104を介して処理されるプログラム
が格納されている記憶エリアでROM、FLASHRO
M等からなるプログラム格納エリア105と、プログラ
ム処理を行うための一次待避情報エリアでRAM、E2
PROM等からなるプログラムワ−クエリア106とで
構成されている情報端末装置に、指紋を照合して操作の
可否を判断する指紋照合部11と、操作者を撮影する操
作者撮影部10とを設けてなる。
【0009】指紋照合部11は、指紋制御部110と、
指紋読み取り部111と、指紋データ比較部112と、
所有者関連指紋データ記憶部113とからなり、主制御
部104の指示により、操作者の指紋を読み取り、操作
者の指紋データと登録している指紋データとを比較した
結果を主制御部104に通知する。
【0010】指紋制御部110は、主制御部104の指
示により、指紋読み取り部111に操作者の指紋の読み
取りを指示するとともに、指紋データ比較部112から
の一致不一致情報を主制御部104に通知する。
【0011】指紋読み取り部111は、操作者の指紋を
光学的に読み取って、指紋データに変換するもので、指
紋制御部110の指示により操作者の指紋を読み取り、
操作者の指紋データを指紋データ比較部112に出力す
る。
【0012】指紋データ比較部112は、指紋読み取り
部111からの操作者の指紋データと、所有者関連指紋
データ記憶部113に登録されている指紋データとを比
較し、一致不一致情報を指紋制御部110に通知する。
【0013】所有者関連指紋データ記憶部113は、装
置の操作を許可されている所有者等の指紋データが登録
されており、電源供給がなくても指紋データが保持でき
る機能を有する。
【0014】操作者撮影部10は、マイクロカメラ10
0と、画像データ取り込み部101と、カメラ制御部1
02と、画像データ記憶部103とからなり、主制御部
104の指示により、操作者の画像データを取り込んで
記憶する。
【0015】マイクロカメラ100は、表示部108等
に設けられた操作者を撮影するためのカメラで、操作者
の顔等の特徴部が撮影できるように設置され、カメラ制
御部102からの指示により、操作者を撮影し、操作者
の画像データを画像データ取り込み部101に出力す
る。
【0016】画像データ取り込み部101は、画像デー
タ記憶部103に対する画像データの登録と読み出しと
を管理し、マイクロカメラ100からの操作者の画像デ
ータを不正操作者画像情報として画像データ記憶部10
3に登録するとともに、カメラ制御部102から不正操
作者画像情報の存在の有無の問い合わせがあった際に
は、不正操作者画像情報の存在の有無を判断して通知す
るとともに、不正操作者画像情報が存在する場合には、
画像データ記憶部103から不正操作者画像情報を読み
出してカメラ制御部102に出力する。
【0017】カメラ制御部102は、主制御部104の
指示により、マイクロカメラ100を有効にするととも
に、画像データ取り込み部101にマイクロカメラ10
0からの操作者の画像データの画像データ記憶部103
への登録を指示し、1画面情報、すなわち操作者の画像
データを取り込む時間が経過した後、主制御部104に
対して画像取り込み完了を通知する。また、主制御部1
04の指示により、画像データ取り込み部101に対し
て不正操作者画像情報の有無を問い合わせ、不正操作者
画像情報が存在しない場合には、主制御部104に対し
て通常動作要求を通知し、不正操作者画像情報が存在す
る場合には、画像データ取り込み部101からの不正操
作者画像情報を主制御部104に出力する。
【0018】画像データ記憶部103は、マイクロカメ
ラ100で撮影された操作者の画像データを不正操作者
画像情報として記憶するもので、電源供給がなくても不
正操作者画像情報を保持できる機能を有する。
【0019】次に、実施の形態の動作を図2を参照して
詳細に説明する。図2は、本発明に係る情報端末装置の
第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【0020】まず、操作者が操作入力部107によって
装置の電源を投入すると(4−1)、操作入力部107
からの電源onスイッチ入力情報が主制御部104を経
由し電源制御部109へ通知され、電源制御部109
は、装置全体に電源を供給する。装置全体に電源を供給
されると、主制御部104は、指紋制御部110に指紋
確認指示を行うとともに(4−2)、表示部108に指
紋取得のための案内を表示して操作者に通知する。
【0021】次に、指紋制御部110は、指紋読み取り
部111に操作者の指紋の読み取りを指示し、指紋読み
取り部111は、操作者の指紋を指紋データとして読み
込み(4−3)、読み込んだ操作者の指紋データを指紋
データ比較部112に出力する。指紋データ比較部11
2は、指紋読み取り部111からの操作者の指紋データ
(以下、操作者指紋データと称す)と所有者関連指紋デ
ータ記憶部113に登録されている指紋データ(以下、
所有者指紋データと称す)とを比較し(4−4)、比較
ok、すなわち操作者指紋データと所有者指紋データと
が一致するか否かを判断し(4−5)、判断結果を一致
不一致情報として指紋制御部110へ通知する。
【0022】ステップ(4−5)の判断で、NG、すな
わち操作者指紋データと所有者指紋データとが一致しな
いと判断した場合には、指紋制御部110は、指紋デー
タ比較部112からの操作者指紋データと所有者指紋デ
ータとが不一致であることを示す不一致情報を主制御部
104に通知し、主制御部104は、カメラ制御部10
2に操作者の撮影指示を行うことでカメラ機能をonに
する(4−6)。なお、第1の実施の形態では、必要時
のみカメラ関連機能、すなわち操作者撮影部10を有効
にしている。
【0023】カメラ制御部102は、マイクロカメラ1
00と画像データ取り込み部101とを起動し、画像取
り込み機能を有効にし、マイクロカメラ100は、操作
者を撮影し、操作者の画像データを画像データ取り込み
部101に出力し、画像データ取り込み部101は、マ
イクロカメラ100からの操作者の画像データを取り込
み(4−7)、取り込んだ操作者の画像データを不正操
作者画像情報として画像データ記憶部103へ登録す
る。なお、画像データ取り込み部101は、画像データ
記憶部103のデータ管理も行い、物理的なデータ保持
場所、保持時間、保持データ量およびカメラ制御部10
2から通知される不正操作者発生によるカメラ機能駆動
であることの情報も合わせて登録して管理する。
【0024】カメラ制御部102は、1画面情報を取り
込む時間を監視し、操作者の画像データの取り込みの完
了時間を認識したら、マイクロカメラ100と画像デー
タ取り込み部101との機能を無効(具体的には、電源
供給を遮断する)にするとともに、主制御部104に対
して画像取り込み完了を通知する。カメラ制御部102
から画像取り込み完了の通知を受けた主制御部104
は、電源制御部109に装置の電源off要求を通知
し、電源制御部109は、装置の電源断、すなわち装置
の主要な電源供給を遮断し(4−8)、不正操作者が装
置の機能を利用できないようにする。なお、操作入力部
107からの電源ONスイッチ入力情報の取り込みと、
それを判断する主制御部104および装置全体を管理す
るプログラムを有効にする最低限の電源供給を行ってい
ることはいうまでもない。
【0025】ステップ(4−5)の判断で、ok、すな
わち操作者指紋データと所有者指紋データとが一致する
と判断した場合には、指紋制御部110は、指紋データ
比較部112からの操作者指紋データと所有者指紋デー
タとが一致することを示す一致情報を主制御部104に
通知し、主制御部104は、カメラ制御部102に不正
アクセスがあったか否かの判断を指示し、カメラ制御部
102は、画像データ取り込み部101を有効にして、
所有者が未確認の不正操作者画像情報の有無を画像デー
タ取り込み部101に対して問い合わせる。
【0026】カメラ制御部102から問い合わせを受け
た画像データ取り込み部101は、不正アクセスの有
無、すなわち画像データ記憶部103に所有者が未確認
の不正操作者画像情報が記憶されているか否かを判断し
(4−9)、不正アクセス無し、すなわち画像データ記
憶部103に所有者が未確認の不正操作者画像情報が記
憶されていない場合には、カメラ制御部102に不正ア
クセス無し、すなわち不正操作者画像情報が記憶されて
いないことを通知し、カメラ制御部102は、通常機能
動作要求を主制御部104に通知する(4−11)。
【0027】不正アクセス有り、すなわち画像データ記
憶部103に所有者が未確認の不正操作者画像情報が記
憶されている場合には、画像データ取り込み部101
は、画像データ記憶部103から不正操作者画像情報と
付随する情報(例えば、撮影時間等)とを読み出してカ
メラ制御部102に出力し、カメラ制御部102は、画
像データ取り込み部101からの不正操作者画像情報と
付随する管理管理情報とを主制御部104に出力し、主
制御部104は、カメラ制御部102からの不正操作者
画像情報と付随する管理情報とを表示部108に表示
し、不正操作者を画像にて確認する(4−10)。
【0028】また、主制御部104は、表示している不
正操作者画像情報と付随する管理情報とを保持するか破
棄するかを問い合わせを表示部108に表示し、操作入
力部107の保持もしくは破棄に相当するキ−又はスイ
ッチからの入力を待ち、操作入力部107からの保持も
しくは破棄を指示する入力をカメラ制御部102に通知
する。
【0029】カメラ制御部102は、操作入力部107
からの入力が保持を指示する場合には、画像データ取り
込み部101に対して、画像データを管理するテ−ブル
の該当する不正操作者画像情報に対応する箇所に確認済
み情報をセットするとともに、カメラ機能を無効にし、
通常機能動作要求を主制御部104へ通知し(4−1
1)、操作入力部107からの入力が破棄を指示する場
合には、画像データ取り込み部101に対して、該当す
る不正操作者画像情報と付随する管理情報とを消去し、
通常機能動作要求を主制御部104に通知する(4−1
1)。
【0030】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、操作者指紋データと所有者指紋データとが不一
致の場合に、不正操作者の画像データを画像データ記憶
部へ記憶するため、情報端末装置の不正操作を目的とし
た不正操作者がいた場合には、不正操作者による情報端
末装置の操作を制限するとともに、不正操作者を特定す
る不正操作者の画像データを取得できるという効果を奏
する。
【0031】(第2の実施の形態)図3は、本発明に係
る情報端末装置の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図であり、図4は、本発明に係る情報端末装置の第2
の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【0032】第2の実施の形態は、第1の実施の形態の
構成に加えて、操作者指紋データを記憶する指紋読み取
りデータ記憶部114を設け、第1の実施の形態では、
所有者指紋データと比較するのみであった操作者指紋デ
ータを、所有者指紋データと操作者指紋データとが不一
致であった場合に記憶する機能を追加してなる。
【0033】第2の実施の形態の動作は、図4に示すよ
うに、図2に示すフロ−チャ−トのステップ(4−5)
の後にステップ(5−1)を設けた以外は、第1の実施
の形態と同様であり、ステップ(5−1)では、ステッ
プ(4−5)の判断で、NG、すなわち操作者指紋デー
タと所有者指紋データとが一致しないと判断した場合に
は、指紋データ比較部112は、操作者指紋データを指
紋読み取りデータ記憶部114に登録するとともに、該
当する操作者指紋データの管理も行う。なお、指紋読み
取りデータ記憶部114は、操作入力部107からの指
示により読み出すことができる。
【0034】以上説明したように、第2の実施の形態に
よれば、操作者指紋データと所有者指紋データとが不一
致の場合に、操作者指紋データを指紋読み取りデータ記
憶部へ記憶するため、情報端末装置の不正操作を目的と
した不正操作者がいた場合には、不正操作者により情報
端末装置の操作を制限するとともに、不正操作者を特定
する不正操作者の画像データと指紋データとを取得でき
るという効果を奏する。
【0035】(第3の実施の形態)図5は、本発明に係
る情報端末装置の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図であり、図6は、本発明に係る情報端末装置の第3
の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【0036】第3の実施の形態は、第2の実施の形態の
構成に加えて、通信相手先情報を記憶する通信相手先デ
ータ記憶部116と、装置外との通信処理を行う通信処
理部115と、無線制御部117と、アンテナ118
と、有線制御部119とを設け、第2の実施の形態で
は、表示部108に表示するのみであった不正操作者画
像情報と付随する管理情報を無線もしくは有線で遠隔地
に設置されている他装置に送信する機能を追加してな
る。
【0037】第3の実施の形態の動作は、図6に示すよ
うに、図4に示すフロ−チャ−トのステップ(4−7)
の後にステップ(6−1)、(6−2)、(6−3)を
設けた以外は、第2の実施の形態と同様であり、以下、
ステップ(6−1)、(6−2)、(6−3)における
動作を説明する。
【0038】カメラ制御部102は、1画面情報を取り
込む時間を監視し、操作者の画像データの取り込みの完
了時間を認識した後、主制御部104を介して通信処理
部115へ画像データおよび指紋データの転送を要求
し、通信処理部115は、主制御部104を介して指紋
制御部110に操作者指紋データを要求するとともに、
カメラ制御部102に不正操作者画像情報を要求し、操
作者指紋データを要求された指紋制御部110は、指紋
データ比較部112を介して指紋読み取りデータ記憶部
114から操作者指紋データを読み出して主制御部10
4を介して通信処理部115に出力し、不正操作者画像
情報を要求されたカメラ制御部102は、画像データ取
り込み部101を介して画像データ記憶部103から不
正操作者画像情報を読み出して主制御部104を介して
通信処理部115へ出力する。
【0039】通信処理部115は、指紋制御部110か
らの操作者指紋データとカメラ制御部102からの不正
操作者画像情報との取得を確認したら、通信相手先デー
タ記憶部116から通信先情報を取得し、通信相手先デ
ータ記憶部116から通信先情報での通信指定が「無
線」か「有線」かを判断し(6−1)、通信指定が「無
線」ならば取得した操作者指紋データと不正操作者画像
情報とを無線制御部117によりアンテナ118を介し
て無線回線で通信先情報で指定されている相手先へ転送
し(6−2)、通信指定が「有線」ならば取得した操作
者指紋データと不正操作者画像情報とを有線制御部11
9により有線回線で通信先情報で指定されている相手先
へ転送する(6−3)。
【0040】以上説明したように、第3の実施の形態に
よれば、情報端末装置が盗難者等の手で破壊され、情報
端末装置内の盗難者を限定する操作者指紋データと不正
操作者画像情報とが失なわれた場合でも、通信機能によ
り遠隔地に設置されている他装置に操作者指紋データと
不正操作者画像情報とを送信することができるため、操
作者指紋データと不正操作者画像情報とが失われること
がないという効果を奏する。
【0041】なお、本発明が上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成
部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。なお、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0042】
【発明の効果】本発明の情報端末装置および情報端末装
置における不正使用防止方法は、操作者指紋データと所
有者指紋データとが不一致の場合に、不正操作者の画像
データを画像データ記憶部へ記憶するため、情報端末装
置の不正操作を目的とした不正操作者がいた場合には、
不正操作者による情報端末装置の操作を制限するととも
に、不正操作者を特定する不正操作者の画像データを取
得できるという効果を奏する。
【0043】さらに、本発明の情報端末装置および情報
端末装置における不正使用防止方法は、操作者指紋デー
タと所有者指紋データとが不一致の場合に、操作者指紋
データを指紋読み取りデータ記憶部へ記憶するため、情
報端末装置の不正操作を目的とした不正操作者がいた場
合には、不正操作者により情報端末装置の操作を制限す
るとともに、不正操作者を特定する不正操作者の画像デ
ータと指紋データとを取得できるという効果を奏する。
【0044】さらに、本発明の情報端末装置および情報
端末装置における不正使用防止方法は、情報端末装置が
盗難者等の手で破壊され、情報端末装置内の盗難者を限
定する操作者指紋データと不正操作者画像情報とが失な
われた場合でも、通信機能により遠隔地に設置されてい
る他装置に操作者指紋データと不正操作者画像情報とを
送信することができるため、操作者指紋データと不正操
作者画像情報とが失われることがないという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報端末装置の第1の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る情報端末装置の第1の実施の形態
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明に係る情報端末装置の第2の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る情報端末装置の第2の実施の形態
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明に係る情報端末装置の第3の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る情報端末装置の第3の実施の形態
の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 操作者撮影部 100 マイクロカメラ 101 画像データ取り込み部 102 カメラ制御部 103 画像データ記憶部 11 指紋照合部 110 指紋制御部 111 指紋読み取り部 112 指紋データ比較部 113 所有者関連指紋データ記憶部 104 主制御部 105 プログラム格納エリア 106 プログラムワ−クエリア 107 操作入力部 108 表示部 109 電源制御部 114 指紋読み取りデータ記憶部 115 通信処理部 116 通信相手先データ記憶部 117 無線制御部 118 アンテナ 119 有線制御部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者を識別する操作者識別手段と、 該操作者識別手段により識別された前記操作者が操作を
    認められている操作許可者か否かを判別する操作者判別
    手段と、 該操作者判別手段により前記操作者が前記操作許可者で
    ないと判別された際に、前記操作者の画像データを取得
    する画像データ取得手段とを具備することを特徴とする
    情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データ取得手段により取得した
    前記操作者の前記画像データを記憶する画像データ記憶
    手段と、 前記操作者判別手段により前記操作者が前記操作許可者
    であると判別された際に、前記画像データ記憶手段に前
    記操作者の前記画像データが記憶されている場合には、
    前記画像データ記憶手段に記憶されている前記操作者の
    前記画像データを出力する画像データ出力手段とを具備
    することを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記操作者識別手段は、前記操作者の指
    紋を操作者指紋データとして読み取る指紋読み取り手段
    を具備し、 前記操作者判別手段は、前記操作許可者の指紋を所有者
    指紋データとして記憶している指紋データ記憶手段と、 前記指紋読み取り手段により読み取られた前記操作者指
    紋データと前記指紋データ記憶手段に記憶されている前
    記所有者指紋データとを比較する指紋データ比較手段と
    を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の情報
    端末装置。
  4. 【請求項4】 前記操作者判別手段により前記操作者が
    前記操作許可者でないと判別された際に、前記指紋読み
    取り手段により読み取られた前記操作者指紋データを記
    憶する操作者指紋データ記憶手段を具備することを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報端末装
    置。
  5. 【請求項5】 前記操作者判別手段により前記操作者が
    前記操作許可者でないと判別された際に、前記画像デー
    タ取得手段により取得された前記操作者の前記画像デー
    タを他の装置に送信する画像データ送信手段を具備する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情
    報端末装置。
  6. 【請求項6】 前記操作者判別手段により前記操作者が
    前記操作許可者でないと判別され、前記画像データ記憶
    手段に前記画像データ取得手段により取得した前記操作
    者の前記画像データが記憶された後に、電源の供給を遮
    断する電源遮断手段を具備することを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれかに記載の情報端末装置。
  7. 【請求項7】 操作者を識別し、 該識別した前記操作者が操作を認められている操作許可
    者か否かを判別し、 前記操作者が前記操作許可者でないと判別した際に、前
    記操作者の画像データを取得することを特徴とする情報
    端末装置における不正使用防止方法。
  8. 【請求項8】 前記取得した前記操作者の前記画像デー
    タを記憶し、 前記操作者が前記操作許可者であると判別した際に、前
    記操作者の前記画像データを記憶している場合には、前
    記記憶した前記操作者の前記画像データを出力すること
    を特徴とする請求項7記載の情報端末装置における不正
    使用防止方法。
  9. 【請求項9】 前記操作者の指紋を操作者指紋データと
    して読み取ることで前記操作者を識別し、 前記操作許可者の指紋を所有者指紋データとして記憶し
    ておき、 前記読み取った前記操作者指紋データと前記記憶してい
    る前記所有者指紋データとを比較することで前記操作者
    が前記操作許可者か否かを判別することを特徴とする請
    求項7又は8記載の情報端末装置における不正使用防止
    方法。
  10. 【請求項10】 前記操作者が前記操作許可者でないと
    判別した際に、前記読み取った前記操作者指紋データを
    記憶することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに
    記載の情報端末装置における不正使用防止方法。
  11. 【請求項11】 前記操作者が前記操作許可者でないと
    判別した際に、前記取得した前記操作者の前記画像デー
    タを他の装置に送信することを特徴とする請求項7乃至
    10のいずれかに記載の情報端末装置における不正使用
    防止方法。
  12. 【請求項12】 前記操作者が前記操作許可者でないと
    判別し、前記取得した前記操作者の前記画像データを記
    憶した後に、電源の供給を遮断することを特徴とする請
    求項7乃至11のいずれかに記載の情報端末装置におけ
    る不正使用防止方法。
JP2000128886A 2000-04-28 2000-04-28 情報端末装置および情報端末装置における不正使用防止方法 Pending JP2001312475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000128886A JP2001312475A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 情報端末装置および情報端末装置における不正使用防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000128886A JP2001312475A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 情報端末装置および情報端末装置における不正使用防止方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001312475A true JP2001312475A (ja) 2001-11-09

Family

ID=18638254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000128886A Pending JP2001312475A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 情報端末装置および情報端末装置における不正使用防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001312475A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109190343A (zh) * 2018-08-23 2019-01-11 杭州在信科技有限公司 一种基于指纹识别的身份验证安全认证系统
CN112492593A (zh) * 2019-08-20 2021-03-12 株式会社美凯利 信息处理方法、信息处理装置以及程序

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109190343A (zh) * 2018-08-23 2019-01-11 杭州在信科技有限公司 一种基于指纹识别的身份验证安全认证系统
CN109190343B (zh) * 2018-08-23 2020-07-28 北京梦天门科技股份有限公司 一种基于指纹识别的身份验证安全认证系统
CN112492593A (zh) * 2019-08-20 2021-03-12 株式会社美凯利 信息处理方法、信息处理装置以及程序

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1914961B1 (en) Mobile information terminal apparatus
JP5890033B2 (ja) 虹彩イメージを用いたセキュリティの強化された施錠装置
KR101057719B1 (ko) 얼굴 인식을 이용한 사용자 인증 시스템 및 얼굴 인식을 이용한 사용자 인증 방법
JP2008252615A (ja) インターホン装置
CA3078589A1 (en) Authentication of a person using a virtual identity card
JP2006309491A (ja) 生体認証システム
JP2007233609A (ja) 認証装置、認証システムおよび認証方法
KR100705164B1 (ko) 휴대 단말기를 이용한 사용자 등록 시스템 및 방법
US11749044B2 (en) Gate control device, gate control method, and gate control program
JP2006323475A (ja) 監視制御装置の操作管理装置
JP2007116506A (ja) 電子申請用顔画像媒体、その作成装置、無効化装置及び再発行装置
JP2005027135A (ja) 盗撮防止システム及び盗撮防止端末機
JP2008211412A (ja) ネットワークシステム
US20220101651A1 (en) System, device and method for authentication with use of information code
JP3877171B2 (ja) セキュリティ装置の制御システム及びその制御方法
JP2001312475A (ja) 情報端末装置および情報端末装置における不正使用防止方法
JP2005123817A (ja) 携帯通信端末
JP2011044935A (ja) 盗撮防止システムおよび盗撮防止方法並びにそのプログラム
JP2001148957A (ja) 鼻紋認証装置による家畜管理システム
JP2009031918A (ja) 機器管理システム
JP2004278166A (ja) 扉開閉管理システムとこのシステムに使用される制御端末と扉開閉コントローラと扉開閉管理プログラム
JP2008172651A (ja) 撮影画像管理システム
JP4811579B2 (ja) 機器の不正使用防止システム及びその方法
US20210337382A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
JP2007140771A (ja) 生体認証システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106