JP2001312435A - アクセス振り分け方法、装置、及び記録媒体 - Google Patents

アクセス振り分け方法、装置、及び記録媒体

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JP2001312435A
JP2001312435A JP2000131369A JP2000131369A JP2001312435A JP 2001312435 A JP2001312435 A JP 2001312435A JP 2000131369 A JP2000131369 A JP 2000131369A JP 2000131369 A JP2000131369 A JP 2000131369A JP 2001312435 A JP2001312435 A JP 2001312435A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザからのアクセスを適切にコンテンツサ
ーバに振り分けることを目的とする。 【解決手段】 ネットワーク上のコンテンツサーバにユ
ーザ端末からのアクセスを振り分ける方法において、ユ
ーザ端末にコンテンツ選択画面を表示し、ユーザがコン
テンツを選択することによってユーザ端末から送信され
たデータからユーザ端末の属するドメインを取得し、該
ドメインに対応したコンテンツサーバの場所をユーザ端
末に通知し、ユーザ端末は該コンテンツサーバにアクセ
スする。また、該ドメインに対応したコンテンツサーバ
への同時コネクション数が所定の値以上である場合に
は、同時コネクション数が所定の値より小さい他のコン
テンツサーバの場所をユーザ端末に通知する。同時コネ
クション数算出には見なしコネクション継続時間を用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
コンテンツへのアクセスを振り分ける技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上でデータストリ
ームを送信して番組を配信するインターネット放送が普
及してきている。一般的に、ユーザはストリームサーバ
にアクセスすることによってインターネット放送を受信
する。インターネット放送では、一時に多くのユーザが
同一の番組の受信を希望することがあり、そのような場
合に備え、インターネット放送提供側は複数のストリー
ムサーバを複数拠点に設置することが多い。
【0003】また、インターネット放送に限らず、デー
タダウンロードのためのFTPサーバを負荷分散のため
に複数拠点に設置すること等が一般的に行われている。
【0004】従来の技術においては、ユーザがどのサー
バからサービスを受けるかどうかを、例えばWWWブラ
ウザ画面上でサーバの拠点を選択することによって決定
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術によると、特定のサーバにアクセスが集中し、アク
セスが多い場合にはそのサーバが過負荷となり、ユーザ
に十分なサービスが提供できないという問題点がある。
また、サーバの同時アクセス数にライセンス数等の制限
が設けられている場合には、そのライセンス数に達した
後にアクセスしたユーザはサービスを受けられない。
【0006】また、特定のサーバからのデータストリー
ムが集中することによってインターネットの輻輳をもた
らし、一般のユーザに迷惑をかける恐れがある。更に、
ユーザと、そのユーザがたまたま選択したサーバ間の経
路がデータ伝送のために十分な容量をもたない場合に
は、インターネット放送を十分に視聴できなかったり、
データダウンロードに長時間かかったりする等の問題点
がある。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、ユーザからのアクセスを適切にコンテンツサーバ
に振り分ける方法、装置、記録媒体を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は次のように構成される。
【0009】請求項1に記載の発明は、ネットワーク上
の複数の場所にあるコンテンツサーバのうち特定の場所
にあるコンテンツサーバにユーザ端末からのアクセスを
振り分ける方法であって、ユーザ端末の属するドメイン
と同一のドメインにコンテンツサーバがある場合に、ユ
ーザ端末からのアクセスを該同一のドメインのコンテン
ツサーバに振り分ける。
【0010】本発明によれば、ほとんどの場合にユーザ
端末からネットワーク的に近いコンテンツサーバにアク
セスできるので、ネットワーク的に遠いコンテンツサー
バにアクセスした場合のようにコンテンツデータが多数
の回線区間を流れることがなくなり、ネットワークの混
雑を削減することができる。また、コンテンツがコンテ
ンツサーバからユーザ端末に流れる際にネットワークの
混雑に遭遇する機会が削減されるので、ユーザは高速に
コンテンツを取得でき、また、コンテンツがストリーム
番組である場合には、高品質の番組を視聴できる。更
に、特定のコンテンツサーバにアクセスが集中すること
も回避できる。
【0011】請求項2に記載の発明は、ネットワーク上
の複数の場所にあるコンテンツサーバのうち特定の場所
にあるコンテンツサーバにユーザ端末からのアクセスを
振り分ける方法であって、ユーザ端末にコンテンツ選択
画面を表示するステップと、ユーザがコンテンツを選択
することによってユーザ端末から送信されたデータから
ユーザ端末の属するドメインを取得するステップと、該
ドメインに対応したコンテンツサーバの場所をユーザ端
末に通知するステップと、ユーザ端末が該コンテンツサ
ーバにアクセスするステップとを有する。本発明によれ
ば、請求項1と同様の作用効果を奏する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2の記載
において、前記ドメインに対応したコンテンツサーバへ
の同時コネクション数が所定の値以上である場合に、同
時コネクション数が所定の値より小さい他のコンテンツ
サーバの場所をユーザ端末に通知するステップを有す
る。
【0013】本発明によれば、アクセスしようとするコ
ンテンツサーバの既存コネクション数がライセンス数上
限に近い場合であっても、他のコンテンツサーバに振り
分けるので、ユーザは待たずにコンテンツを取得でき
る。また、コンテンツサーバの負荷分散を図ることがで
き、結果として、より多くのユーザにサービスを提供す
ることが可能となる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3の記載
において、ユーザ端末からコンテンツサーバへのアクセ
ス総数を所定の時間間隔で記録し、ユーザの1コネクシ
ョン当たりのコネクション継続時間を予め定め、現時点
のアクセス総数から該コネクション継続時間前のアクセ
ス総数を引いた値を前記同時コネクション数とする。本
発明によれば、コネクション継続時間を予め定め、それ
を同時コネクション数の算定に用いることとしたため、
実際にユーザのコネクション時間を調べなくてもコネク
ション数を算定でき、容易かつ高速に処理を行うことが
可能となる。ここで、コネクション継続時間は、例え
ば、経験上得た値を用いることができる。また、コンテ
ンツの種類によってコネクション継続時間を設定により
変更してもよい。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項2の記載
において、ユーザ端末とコンテンツサーバ間のホップ数
を求め、該ホップ数が所定の値より小さいコンテンツサ
ーバの場所をユーザ端末に通知するステップを有する。
【0016】本発明によれば、ホップ数の小さいコンテ
ンツサーバに振り分けることができ、ユーザ端末からネ
ットワーク的に近いコンテンツサーバにアクセスできる
ので、ネットワークの混雑が削減され、また、ユーザは
高品質のサービスを受けることができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項2の記載
において、ユーザ端末からコンテンツサーバまでのネッ
トワークの回線区間毎の帯域を求め、回線区間毎に該帯
域に応じて重み付けをし、重み付けされた回線区間の和
が所定の値より小さいコンテンツサーバの場所をユーザ
端末に通知するステップを有する。本発明によれば、請
求項6と同様の作用効果をより効果的に得ることができ
る。
【0018】請求項7に記載の発明は、ネットワーク上
の複数の場所にあるコンテンツサーバのうち特定の場所
にあるコンテンツサーバにユーザ端末からのアクセスを
振り分ける方法であって、ユーザ端末からコンテンツサ
ーバへのアクセス総数を所定の時間間隔で記録し、ユー
ザの1コネクション当たりのコネクション継続時間を予
め定め、現時点のアクセス総数から該コネクション継続
時間前のアクセス総数を引いた値である同時コネクショ
ン数をコンテンツサーバ毎に求め、該同時コネクション
数が所定の値より小さいコンテンツサーバの場所をユー
ザ端末に通知する。
【0019】本発明によれば、コンテンツサーバが複数
である場合に、コンテンツサーバへのアクセスを分散さ
せることができる。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
7のうちいずれか1項の記載において、前記特定の場所
にあるコンテンツサーバは1つ又は複数であり、複数で
ある場合に、ラウンドロビンを用いて1つのコンテンツ
サーバを選択する。本発明によれば、特定の場所にある
コンテンツサーバ内の負荷分散を行うことができる。請
求項9〜請求項16に記載された発明は、本発明の方法
の実施に適した装置であり、上記と同様の作用効果を奏
する。請求項17〜請求項24に記載された発明は、本
発明の方法の実施に適したプログラムを記録した記録媒
体であり、そのプログラムをコンピュータ上で実行する
ことによって上記と同様の作用効果を奏する。請求項2
5〜請求項27に記載された発明は、本発明の方法の実
施に適したシステムであり、上記と同様の作用効果を奏
する。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例におけ
るアクセス振り分けシステムの構成図である。本発明の
アクセス振り分けシステムは、ユーザからのアクセスの
振り分けを行う分散コントロールセンタ1、ユーザにス
トリーム(コンテンツともいう)を提供するストリーム
サーバ3、ユーザ端末5を有し、これらはインターネッ
ト7に接続される。なお、本実施例においてストリーム
サーバはスプリッタ又はコンテンツサーバともいう。ま
た、本明細書において、単一のストリームサーバやコン
テンツサーバが複数台集まってグループを形成する場合
にも、そのグループを単にストリームサーバ、コンテン
ツサーバということがある。
【0022】分散コントロールセンタ1は、本実施例で
は複数台の分散コントロール装置9を有し、ユーザから
のアクセスをハブ11が各分散コントロール装置に振り
分ける。これにより、分散コントロールセンタ内での負
荷分散が図られる。なお、各分散コントロール装置が1
台の場合にはハブは無くても良い。分散コントロール装
置9はWWWサーバ機能を有し、また、後述する負荷分
散プログラム13、スプリッタグループテーブル15を
有する。ストリームサーバ3は各ISP(インターネッ
トサービスプロバイダ)に設けら、各ISPではアクセ
ス数に応じて複数のストリームサーバが設けられる。な
お、本実施例では各ISPにおけるストリームサーバ全
体をスプリッタグループという。ユーザ端末5は、WW
Wブラウザ17及びストリーム再生プログラム19を有
し、本実施例では、分散コントロールセンタ1へのアク
セスにはWWWブラウザ17が用いられ、ストリームの
再生にはストリーム再生プログラム19が用いられる。
【0023】分散コントロール装置としては一般的なコ
ンピュータを用いることができ、その構成を図2に示
す。本コンピュータは、処理を実行するCPU21、プ
ログラムやデータを記憶するメモリ22、メモリ22ま
たはCPU21で使用するプログラムやデータを蓄積す
るハードディスク23、データを表示するディスプレイ
24、データまたは命令を入力するキーボード25、C
D−ROMドライブ26、ネットワークを介して他のコ
ンピュータシステム等と通信を行うための通信処理装置
27から構成される。本発明のアクセス振り分けを実行
するプログラムはCD−ROMドライブ26を経由し
て、ハードディスク23にロードされ、プログラムが起
動されると、CPU21により実行される。本発明のア
クセス振り分けを実行するプログラムは、コンピュータ
にプレインストールしてもよいし、ネットワークを介し
てロードすることもできる。
【0024】本実施例では、ストリームサーバは同時接
続可能なライセンス数の上限を有している。また、ライ
センス数上限はストリームサーバが送信するストリーム
の総数のみを制限し、1台のサーバで複数のコンテンツ
を送信する場合の各コンテンツのストリーム数を制限す
ることはできない。ライセンス数が可変とすることもで
きる。
【0025】まず、図1に示したシステムの動作の概要
を説明する。
【0026】ストリーム放送視聴を希望するユーザは分
散コントロール装置9にアクセスを行う。分散コントロ
ール装置9がユーザからのアクセスを受けると、負荷分
散プログラム13がスプリッタグループテーブル15を
参照し、どのストリームサーバ(スプリッタ)がアクセ
スしたユーザに近いかを計算する。そして、現在のスト
リームサーバのアクセス状況等を計算し、どのストリー
ムサーバに接続させればよいかを決定し、ユーザのWW
Wブラウザにその結果を返す。ユーザのブラウザはその
結果を受け取り、その結果に示されたストリームサーバ
に対してアクセスを実行し、そこからストリーム放送を
受ける。
【0027】どのストリームサーバ(スプリッタ)がア
クセスしたユーザに近いかどうかは、本実施例では、ユ
ーザ端末の属するISPで判断する。すなわち、ユーザ
端末の属するISPを調べ、そのISPにあるストリー
ムサーバに原則としてアクセスさせる。HTTPプロト
コルにおいてISPを識別するドメイン名を取得するこ
とは容易に行うことができる。このようにユーザ端末の
属するISPと同一ISPからストリームデータを受信
することによって、インターネットにおけるネットワー
ク負荷の増大を抑えることができる。また、一般的にI
SPを同一とすることによってストリームが通過すべき
経路を短くできるので、ユーザは高い品質のストリーム
を受信することができる。
【0028】ここで、上記のストリームサーバが混雑
し、設定したアクセス数の上限に達している場合には、
他のISPのストリームサーバにアクセスさせる。すな
わち、分散コントロール装置は、ストリームサーバ(ス
プリッタグループ)毎にアクセス状況を記録しておき、
今現在あるストリームサーバには何人のユーザがいるか
を計算しながら、ストリームサーバの負荷を均等にする
ようにユーザを適切なストリームサーバに誘導するよう
コントロールする。このアルゴリズムについては後述す
る。
【0029】次に、図3を用いてユーザ端末5、分散コ
ントロール装置9、ストリームサーバ3間のデータシー
ケンスについて説明する。
【0030】まず、ユーザ端末が分散コントロール装置
にアクセスすることによって、分散コントロール装置は
番組選択画面をWWWブラウザに送信する(ステップ
1)。その画面データはコンテンツ識別子を含む。ユー
ザが番組選択画面で番組及びデータ転送速度を選択する
と、その番組に対応したコンテンツ識別子が分散コント
ロール装置にHTTPリクエストとして送信される(ス
テップ2)。図4に番組選択画面の例を示し、図5に
は、図4の画面を表示させるためのHTML表記を示
す。なお、図4の例は、既に番組が決定しており、速度
を選択させる画面である。また、図6にはコンテンツ識
別子の例を示している。
【0031】分散コントロール装置は、HTTPリクエ
ストを受信すると、コンテンツ識別子に含まれる情報を
引数としてCGI(Common Gateway Interface)を動作
させる。図6に示す例ではabcdと64を引数として
CGIが動作する。
【0032】CGIによって、コンテンツ識別子取得、
RAMファイル決定、REMOTE_HOST環境変数
取得、重み計算、送出スプリッタ決定、URL決定、U
RLの送信を行う。それぞれの処理については後述す
る。ここで、RAMファイルとは、一般にはメタファイ
ルといい、ユーザ端末のWWWブラウザにヘルパアプリ
ケーション(本実施例ではストリーム再生プログラム)
を起動させ、ヘルパアプリケーションにコンテンツへの
アクセスをさせるファイルである。
【0033】REMOTE_HOST環境変数とは、ユ
ーザがどのISPを使用してアクセスしているかを識別
する識別子である。例えば、ABCというプロバイダを
使っている場合には、REMOTE_HOST環境変数
はABC.ne.jp等の識別子を含む。REMOTE
_HOST環境変数を取得することによりユーザがどの
ISPを使用しているかを知ることができる。
【0034】重み計算とは、各ISPに設置されたスト
リームサーバの中で、どのストリームサーバが空いてい
るかを計算する。上記の使用ISP及びサーバの空き状
況を勘案して、ユーザを誘導するストリームサーバのア
ドレスが決定され、そのアドレスからメタファイルUR
Lを決定する。そして、そのメタファイルURLをユー
ザに返す(ステップ3)。
【0035】メタファイルURLは、Location
タグに含めてユーザ送信され、WWWブラウザでリダイ
レクトし、WWWブラウザからメタファイルURLにメ
タファイルの要求を行う(ステップ4)。メタファイル
はユーザがサービスを受けるストリームサーバが記述さ
れている。なお、メタファイルを置く場所はインターネ
ット上であれば特に制限はない。また、リダイレクトさ
せず、ユーザにメタファイルURLを表示し、ユーザが
それをクリックすることによってメタファイルURLを
取得することもできる。
【0036】ユーザ端末がメタファイルを受信すると
(ステップ5)、ストリーム再生プログラムが起動され
(ステップ6)、コンテンツの要求(本実施例ではPN
Mリクエスト)をメタファイルに含まれていたストリー
ムサーバのURLに向って送信する(ステップ7)。そ
の要求を受信したストリームサーバ側は、応答(PN
M.RES)を返し(ステップ8)、その結果、ストリ
ームデータがそのユーザ端末に配信される。
【0037】以下、アクセス振り分けのために分散コン
トロール装置が行う処理について説明する。下記のロジ
ックは複数台の分散コントロール装置上で機能するもの
であり、その台数を多重度Wとしている。複数台の分散
コントロール装置を使用することによって多数のアクセ
スを処理することができる。
【0038】図7は、アクセス振り分けのロジックにお
いて使用されるパラメータを示す図である。分散コント
ロール装置は、各コンテンツ毎にこれらのパラメータを
管理する。
【0039】スプリッタグループPiはスプリッタ(ス
トリームサーバ)の属するISPを示す。アクセス数N
iは、各スプリッタグループに対してどれだけのアクセ
スがあったかを管理する数値である。例えば、あるユー
ザからPのスプリッタグループにあるストリームサー
バにアクセスがあった場合、Nが1だけインクリメン
トされる。コネクション数閾値CTiは、該当のスプリ
ッタグループにおいて、同時にコネクションを持つこと
ができる最大値である。スプリッタ数Siは各スプリッ
タグループ内に配置されているスプリッタ(ストリーム
サーバ)の数である。最大コネクション数Ciは、該当
スプリッタグループが供給できるコネクション数の最大
値である。Mを1スプリッタ当たりの最大同時コネクシ
ョン数とすると、Ci=M・Siである。なお、最大コネ
クション数に対するコネクション数の余裕度がαであ
り、CTi=αCiである。
【0040】また、1スプリッタ当たりのライセンス数
上限をLとし、1コネクション当たりのライフタイムを
ΔTとする。1コネクション当たりのライフタイムと
は、1コネクションが継続すると想定される時間であ
り、通常5分〜10分の値をとる。この数値は、ユーザ
が1つの番組を見続けるのは5分〜10分であるという
ことを意味する。
【0041】次に、アクセス振り分け処理について図8
のフローチャートを用いて説明する。
【0042】フローチャートで示した処理の前提とし
て、分散コントロール装置は、Δt(通常は1分)置き
にスプリッタグループ毎にアクセスのあった絶対時刻の
タイムスタンプと、そのときまでの累計アクセス数を記
録する。本実施例では、保持するデータ量を少なくする
という観点から、常に一定時間分ΔTのデータしか残さ
ないようにしている。すなわち、現在からΔT時間過去
より前のデータは消去する。
【0043】あるスプリッタグループPについてアク
セス要求があると(ステップ11)、すなわち、P
対応するISPのユーザがアクセスすると、全てのi
(1≦i≦n)について、すなわち、全てのスプリッタ
グループについて、みなしコネクション数を求める(ス
テップ12)。
【0044】具体的には、現時点からΔT過去にさかの
ぼり、現時点までのアクセス総数N i(T)からΔT前
のアクセス総数Ni(T−ΔT)を引いて現在のみなし
コネクション数Ci ‘とする。すなわち、Ci ‘=N
i(T)−Ni(T−ΔT)である。ΔTの定義から、Δ
Tより近い時間の過去であればユーザはその番組を見て
いると考えられるが、ΔTより遠い過去であればもうそ
の番組をみていないと考えられる。従って、Ci ‘を
現在の見なしコネクション数とすることができる。
【0045】なお、閑散期等のため、ΔT前が記録され
ていなかった場合、現在に近い側に遡ってNi(T−s
・Δt)(1≦s≦m)を調べ、Ci ‘=Ni(T)−
i(T−s・Δt)とする。
【0046】次に、アクセスのあったスプリッタグルー
プPの見なしコネクション数C ‘が閾値CTkを越
えるかどうかを調べる(ステップ13)。見なしコネク
ション数C‘が閾値CTkを越えないないときはそ
のままそのスプリッタグループにユーザを接続させる
(ステップ14)。すなわち、ストリームサーバのグル
ープに余裕があると考えられるので、そのグループのう
ちのどれかのストリームサーバに接続させる。スプリッ
タグループに複数のストリームサーバが存在する場合
に、どのサーバに接続させるかはラウンドロビン方式を
用いる。これにより、アクセスの均一化を図ることがで
きる。
【0047】C‘が閾値CTkを超えたときは、ま
ず、全てのiについて、すなわち全てのスプリッタグル
ープについて見なし空きコネクション数E=C−C
‘を算出する(ステップ15)。見なし空きコネクシ
ョン数Eチェックすることによって、どのストリーム
サーバが空いているかの評価が行われる。
【0048】ステップ16にて、全ての見なし空きコネ
クション数Eが負の値かどうかを調べる。全ての見な
し空きコネクション数Eが負であれば、全てのストリ
ームサーバについてライセンス数の上限を超えていると
判断し、busyメッセージを表示して、このユーザは
ストリームサーバに誘導しない(ステップ17)。
【0049】正の値がある場合、正の見なし空きコネク
ション数E同士で比較し(ステップ18)、最大値を
有するスプリッタグループに接続させる(ステップ1
9)。すなわち、Eが最大であることは最も空いてい
ることを意味し、そのストリームサーバのグループにユ
ーザを誘導することによって、ユーザに確実にサービス
を提供でき、ストリームサーバへの負荷集中を避けるこ
とができる。
【0050】その後、振り分けられたスプリッタグルー
プのアクセスカウンタを1増やす。次に、上記の処理に
ついて図9〜図14を用いてより詳細に説明する。以下
で説明する処理は、図3のステップ2で分散コントロー
ル装置がコンテンツ識別子を受信し、ステップ3でメタ
ファイルURLを返すに至るまでの処理である。
【0051】まず、ステップ21〜26にてユーザが指
定したコンテンツと帯域に対応したメタファイルを取得
する。なお、QUERY_STRINGにはコネクショ
ン識別子に含まれるコンテンツ名称と帯域が記述され
る。ステップ24及びステップ25で使用されるコンテ
ンツテーブルの例を図10に示す。図10は各テーブル
の構成及びそれらの関係を示しており、コンテンツテー
ブルはコンテンツ名と帯域とからなる。他のテーブルに
ついては追って説明する。
【0052】ステップ27〜28にてREMOTE_H
OSTを取得する。なお、REMOTE_HOSTには
前述したようにアクセスしたユーザが使用するプロバイ
ダの識別子が含まれる。ステップ29にてREMOTE
_HOSTに対応するスプリッタグループをスプリッタ
グループテーブルで確認し、ステップ30にて、そのス
プリッタグループに対応したISPのユーザからアクセ
スがあった旨のインデックスを設定する(そのスプリッ
タグループをJ=1に設定)。なお、本実施例では、原
則として、スプリッタグループテーブルに登録されたあ
るスプリッタグループに対応したISPのユーザからア
クセスがあった場合には、そのスプリッタグループにユ
ーザを接続させることとしているので、あるスプリッタ
グループに対応したISPのユーザから分散コントロー
ルセンタにアクセスがあった場合、そのスプリッタグル
ープにアクセスがあったという表現を用いる場合があ
る。図10に示すように、スプリッタグループテーブル
は、グループ名と、それに対応するドメイン名及び対応
メタファイルURLからなる。
【0053】次に、ステップ31〜ステップ40にて、
見なしコネクション数を計算する。ここでの平均接続時
間が前述したΔTである。なお、ステップ39、40
は、閑散期等のため、ΔT前が記録されていなかった場
合における処理である。ステップ34におけるNはス
プリッタ(ストリームサーバ)当たりのライセンス総数
であり、N×スプリッタ数を分散コントロール装置多
重数で除算することによって、分散コントロール装置1
台あたりのスプリッタグループに対する振り分け数が求
められる。なお、図9〜図14に示すフローチャートに
おいては、数をN、カウンタ値をCで表す。例えば、N
SP,J=1はJ=1と設定したスプリッタグループの
スプリッタの数であり、Nはスプリッタ1台当たりの
ライセンス数上限値であり、CT1’,J=1は最終
(最新)のカウンタ値である。
【0054】ステップ35で参照するカウンタテーブル
の例は図10に示されている。Δt間隔時間毎のアクセ
ス総数(カウンタ数値)からなる。このカウンタテーブ
ルはスプリッタグループ毎に存在する。
【0055】ステップ41で、ライセンス使用率と見な
し空きコネクション数を計算する。ステップ42で、ラ
イセンス使用率が使用率閾値より大きいかどうかをチェ
ックする。
【0056】図9において、ステップ27又はステップ
29で“いいえ”の場合、スプリッタグループテーブル
に登録されたグループとは別のISPのユーザと判断
し、図11に示した処理を行う。
【0057】ステップ43にて、スプリッタテーブルの
最初のスプリッタグループを、J=1に設定する。これ
は、アクセスしたユーザに対応するISPがテーブル内
にない場合、原則としてテーブルの最初のスプリッタグ
ループをアクセス先とすることとしたものである。ステ
ップ43〜ステップ54は、図9のステップ31〜ステ
ップ41の処理と同様である。なお、ステップ54で
は、ステップ51と異なりライセンス使用率の計算は行
わない。
【0058】ステップ54の後、もしくは、図9のステ
ップ42でライセンス使用率が使用率閾値より大きい場
合、図12に示した処理を行う。すなわち、図12に示
す処理は、スプリッタグループとして分散コントロール
装置に登録されていないISPのユーザからのアクセス
があった場合、又は、指定スプリッタグループが混雑し
ている場合に行われる処理である。
【0059】まず、ステップ55〜ステップ66の処理
にて、全てのスプリッタグループについて見なし空きコ
ネクション数を求める。なお、Nはスプリッタグルー
プの数である。続いて、ステップ67にて見なし空きコ
ネクション数が最大であるスプリッタグループを特定す
る(スプリッタグループインデックスをJ=kに設定す
る)。
【0060】次に図13に示す処理を行う。ステップ6
8にて、上記特定されたスプリッタグループにおけるス
トリームサーバ数が1か複数かを調べ、1であれば当該
スプリッタグループの対応メタファイルURLを送信し
(ステップ69)、複数であればラウンドロビンで選択
したサーバの対応メタファイルURLを送信する(ステ
ップ70)。その後、ステップ71〜ステップ75に
て、現在時刻における当該スプリッタグループに対応す
るアクセスカウンタを1増加させ(ステップ71、7
2)、一定時間以前の時刻とカウンタ値を消去する(ス
テップ73〜ステップ75)。
【0061】図9におけるステップ42で使用率が使用
率閾値以下である場合には、図14の処理を行う。図1
4に示す処理は図12に示した処理と同様であるので説
明は省略する。
【0062】図15はコンテンツテーブルの管理を行う
ための画面表示例である。識別番号をクリックすること
によって、新規のコンテンツ名、そのコンテンツ提供の
ための帯域を入力することができ、入力によってコンテ
ンツがコンテンツテーブルに登録される。
【0063】図16はスプリッタグループテーブルの管
理を行うための画面表示例である。グループ名、グルー
プに対応したドメイン(要求先ドメイン)及びメタファ
イルURLを設定する。アクセスしたユーザの属するド
メインが要求先ドメインの中に存在すれば、原則として
その要求先ドメインが属するグループのストリームサー
バに接続される。その要求先ドメインが属するグループ
のストリームサーバが混雑している場合には、上述した
アルゴリズムで別の接続先が選択される。また、サーバ
当たりのライセンス数上限、分散コントロール装置の多
重度、最大コネクション数に対する閾値、平均コネクシ
ョン時間(ΔT)を設定することができる。
【0064】これまでに説明した実施例では、ユーザの
属するドメイン名及びΔTを用いたコネクション数の管
理によってユーザのアクセス振り分けを行うが、コンテ
ンツが流れるネットワークの状態を振り分け判断の要素
として用いることも可能である。
【0065】例えば、ユーザからストリームサーバまで
のホップ数(経由ルータ数)を判断の要素に加え、ホッ
プ数の少ないストリームサーバを選択することとしても
よい。ホップ数による判断は、ドメイン名による振り分
けの代りに行ってもよいし、ドメイン名による振り分け
に加えた判断要素としてもよい。ホップ数は種々の方法
で取得することができる。
【0066】また、ユーザ端末からコンテンツサーバま
でのネットワークにおける回線区間の帯域を重み因子と
して考慮することもできる。例えば、ある回線区間(ル
ータ-ルータ間)の帯域が少なければその区間は他より
大きな値で重み付けする等の方法で重み付けし、重み付
けされた回線区間の総和をメトリック値として振り分け
の判断に使用することができる。
【0067】本発明の振り分け方法はストリーミングに
限らず適用できる。特に、FTP等、データダウンロー
ドに用いられるアプリケーションのように、ある程度コ
ネクション時間が保たれるアプリケーションに効果的に
適用できる。FTPの場合、FTPサーバに同時接続の
上限を設定する場合も多く、その数をストリームサーバ
のライセンス数と同様に処理することにより、アクセス
振り分けが可能となり、負荷分散が可能となる。また、
FTPの場合には、端末側においてストリーミング再生
プログラム立ち上げのような処理は行う必要が無く、ブ
ラウザのみでデータ受信が可能である。従って、図3の
シーケンス図において、例えば、ステップ3で目的デー
タのURLを含ませ、ステップ4でFTPサーバにデー
タを要求し、ステップ5でデータ取得を開始することが
できる。
【0068】また、ライセンス数を設定によって可変と
し、スプリッタ1台当たりのコネクション数を増加さ
せ、アクセスの増大に対応することも可能である。ま
た、上記の実施例では見なし接続時間ΔTを用いて接続
数を把握したが、コンテンツサーバに分散コントロール
装置がアクセスして、コンテンツサーバの負荷を取得
し、振り分けに使用することもできる。すなわち、負荷
の高いコンテンツサーバにはユーザを誘導しないように
する。更に、見なし接続時間ΔTを用いず、ユーザがコ
ネクションを終了した旨の情報を取得し、それによりコ
ネクション数を把握して、振り分けを行うことも可能で
ある。
【0069】また、ドメイン名による振り分けを行わず
に、同時コネクション数で振り分けを行うようにするこ
ともできる。複数のコネクションサーバがネットワーク
的に近くにある場合における、負荷分散に効果的であ
る。
【0070】更に、本発明は、ネットワーク上の複数の
コンテンツサーバのうちどのサーバにアクセスするかを
決定する場面であれば、インターネットに限らずどのよ
うなネットワークにも適用できる。
【0071】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能である。
【0072】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、ネッ
トワーク的に近いサーバにユーザをアクセスさせること
が可能となり、ネットワーク内の混雑の発生を抑え、な
おかつ、ユーザに高品質のサービスを提供することが可
能となる。
【0073】また、コンテンツサーバにコネクション数
の制限がある場合に、コネクション数の上限に達したコ
ンテンツサーバへのアクセスを回避し、空きコネクショ
ン数に余裕のあるコンテンツサーバに接続させることが
可能となるので、コンテンツサーバ間の負荷分散、及
び、より多くのユーザへのサービス提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるアクセス振り分けシ
ステムの構成図である。
【図2】コンピュータの構成図である。
【図3】ユーザ端末、分散コントロール装置、ストリー
ムサーバ間のデータシーケンスを示す図である。
【図4】番組選択画面の例を示す図である。
【図5】図4の画面を表示させるためのHTML表記で
ある。
【図6】コンテンツ識別子の例を示す図である。
【図7】アクセス振り分けのロジックにおいて使用され
るパラメータを示す図である。
【図8】アクセス振り分け処理を示すフローチャートで
ある。
【図9】アクセス振り分け処理を詳細に示すフローチャ
ートである。
【図10】テーブル構成を示す図である。
【図11】アクセス振り分け処理を詳細に示すフローチ
ャートである。
【図12】アクセス振り分け処理を詳細に示すフローチ
ャートである。
【図13】アクセス振り分け処理を詳細に示すフローチ
ャートである。
【図14】アクセス振り分け処理を詳細に示すフローチ
ャートである。
【図15】コンテンツテーブルの管理を行うための画面
表示例である。
【図16】スプリッタグループテーブルの管理を行うた
めの画面表示例である。
【符号の説明】 1 分散コントロールセンタ 3 ストリームサーバ 5 ユーザ端末 7 インターネット 9 分散コントロール装置 11 ハブ 13 負荷分散プログラム 15 スプリッタグループテーブル 17 WWWブラウザ 19 ストリーム再生プログラム 21 CPU 22 メモリ 23 ハードディスク 24 ディスプレイ 25 キーボード 26 CD−ROMドライブ 27 通信処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大内 幸雄 東京都港区新橋6丁目1番11号 株式会社 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケー ションズ内 (72)発明者 原 隆一 東京都港区新橋6丁目1番11号 株式会社 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケー ションズ内 Fターム(参考) 5B089 GA21 GA31 GB04 HA10 HB04 HB05 KC15 LB14

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上の複数の場所にあるコン
    テンツサーバのうち特定の場所にあるコンテンツサーバ
    にユーザ端末からのアクセスを振り分ける方法であっ
    て、 ユーザ端末の属するドメインと同一のドメインにコンテ
    ンツサーバがある場合に、ユーザ端末からのアクセスを
    該同一のドメインのコンテンツサーバに振り分けること
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ネットワーク上の複数の場所にあるコン
    テンツサーバのうち特定の場所にあるコンテンツサーバ
    にユーザ端末からのアクセスを振り分ける方法であって
    ユーザ端末にコンテンツ選択画面を表示するステップ
    と、 ユーザがコンテンツを選択することによってユーザ端末
    から送信されたデータからユーザ端末の属するドメイン
    を取得するステップと、 該ドメインに対応したコンテンツサーバの場所をユーザ
    端末に通知するステップと、 ユーザ端末が該コンテンツサーバにアクセスするステッ
    プとを有することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 前記ドメインに対応したコンテンツサー
    バへの同時コネクション数が所定の値以上である場合
    に、同時コネクション数が所定の値より小さい他のコン
    テンツサーバの場所をユーザ端末に通知するステップを
    有する請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ユーザ端末からコンテンツサーバへのア
    クセス総数を所定の時間間隔で記録し、 ユーザの1コネクション当たりのコネクション継続時間
    を予め定め、現時点のアクセス総数から該コネクション
    継続時間前のアクセス総数を引いた値を前記同時コネク
    ション数とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ユーザ端末とコンテンツサーバ間のホッ
    プ数を求め、該ホップ数が所定の値より小さいコンテン
    ツサーバの場所をユーザ端末に通知するステップを有す
    る請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ユーザ端末からコンテンツサーバまでの
    ネットワークの回線区間毎の帯域を求め、回線区間毎に
    該帯域に応じて重み付けをし、重み付けされた回線区間
    の和が所定の値より小さいコンテンツサーバの場所をユ
    ーザ端末に通知するステップを有する請求項2に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 ネットワーク上の複数の場所にあるコン
    テンツサーバのうち特定の場所にあるコンテンツサーバ
    にユーザ端末からのアクセスを振り分ける方法であっ
    て、 ユーザ端末からコンテンツサーバへのアクセス総数を所
    定の時間間隔で記録し、 ユーザの1コネクション当たりのコネクション継続時間
    を予め定め、現時点のアクセス総数から該コネクション
    継続時間前のアクセス総数を引いた値である同時コネク
    ション数をコンテンツサーバ毎に求め、 該同時コネクション数が所定の値より小さいコンテンツ
    サーバの場所をユーザ端末に通知する方法。
  8. 【請求項8】 前記特定の場所にあるコンテンツサーバ
    は1つ又は複数であり、複数である場合に、ラウンドロ
    ビンを用いて1つのコンテンツサーバを選択する請求項
    1ないし7のうちいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 ネットワーク上の複数の場所にあるコン
    テンツサーバのうち特定の場所にあるコンテンツサーバ
    にユーザ端末からのアクセスを振り分ける装置であっ
    て、 ユーザ端末の属するドメインと同一のドメインにコンテ
    ンツサーバがある場合に、ユーザ端末からのアクセスを
    該同一のドメインのコンテンツサーバに振り分けること
    を特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 ネットワーク上の複数の場所にあるコ
    ンテンツサーバのうち特定の場所にあるコンテンツサー
    バにユーザ端末からのアクセスを振り分ける装置であっ
    て、 ユーザ端末にコンテンツ選択画面を表示する手段と、 ユーザがコンテンツを選択することによってユーザ端末
    から送信されたデータからユーザ端末の属するドメイン
    を取得する手段と、 該ドメインに対応したコンテンツサーバの場所をユーザ
    端末に通知する手段とを有することを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 前記ドメインに対応したコンテンツサ
    ーバへの同時コネクション数が所定の値以上である場合
    に、同時コネクション数が所定の値より小さい他のコン
    テンツサーバの場所をユーザ端末に通知する手段を有す
    る請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 ユーザ端末からコンテンツサーバへの
    アクセス総数を所定の時間間隔で記録する手段と、 予め定めたユーザの1コネクション当たりのコネクショ
    ン継続時間を保持し、現時点のアクセス総数から該コネ
    クション継続時間前のアクセス総数を引いた値を前記同
    時コネクション数として使用する手段とを有する請求項
    11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 ユーザ端末とコンテンツサーバ間のホ
    ップ数を求め、該ホップ数が所定の値より小さいコンテ
    ンツサーバの場所をユーザ端末に通知する手段を有する
    請求項10に記載の装置。
  14. 【請求項14】 ユーザ端末からコンテンツサーバまで
    のネットワークの回線区間毎の帯域を求め、回線区間毎
    に該帯域に応じて重み付けをし、重み付けされた回線区
    間の和が所定の値より小さいコンテンツサーバの場所を
    ユーザ端末に通知する手段を有する請求項10に記載の
    装置。
  15. 【請求項15】 ネットワーク上の複数の場所にあるコ
    ンテンツサーバのうち特定の場所にあるコンテンツサー
    バにユーザ端末からのアクセスを振り分ける装置であっ
    て、 ユーザ端末からコンテンツサーバへのアクセス総数を所
    定の時間間隔で記録する手段と、 予め定めたユーザの1コネクション当たりのコネクショ
    ン継続時間を保持し、現時点のアクセス総数から該コネ
    クション継続時間前のアクセス総数を引いた値である同
    時コネクション数をコンテンツサーバ毎に求める手段
    と、 該同時コネクション数が所定の値より小さいコンテンツ
    サーバの場所をユーザ端末に通知する手段とを有するこ
    とを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 前記特定の場所にあるコンテンツサー
    バは1つ又は複数であり、複数である場合にはラウンド
    ロビンを用いて1つのコンテンツサーバを選択する手段
    を有する請求項9ないし15のうちいずれか1項に記載
    の装置。
  17. 【請求項17】 ネットワーク上の複数の場所にあるコ
    ンテンツサーバのうち特定の場所にあるコンテンツサー
    バにユーザ端末からのアクセスを振り分ける処理をコン
    ピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体であって、 ユーザ端末の属するドメインと同一のドメインにコンテ
    ンツサーバがある場合に、ユーザ端末からのアクセスを
    該同一のドメインのコンテンツサーバに振り分ける手順
    をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 ネットワーク上の複数の場所にあるコ
    ンテンツサーバのうち特定の場所にあるコンテンツサー
    バにユーザ端末からのアクセスを振り分ける処理をコン
    ピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体であって、 ユーザ端末にコンテンツ選択画面を表示する手順と、 ユーザがコンテンツを選択することによってユーザ端末
    から送信されたデータからユーザ端末の属するドメイン
    を取得する手順と、 該ドメインに対応したコンテンツサーバの場所をユーザ
    端末に通知する手順とをコンピュータに実行させるプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  19. 【請求項19】 前記ドメインに対応したコンテンツサ
    ーバへの同時コネクション数が所定の値以上である場合
    に、同時コネクション数が所定の値より小さい他のコン
    テンツサーバの場所をユーザ端末に通知する手順を有す
    る請求項18に記載のプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 ユーザ端末からコンテンツサーバへの
    アクセス総数を所定の時間間隔で記録する手順と、 予め定めたユーザの1コネクション当たりのコネクショ
    ン継続時間を保持し、現時点のアクセス総数から該コネ
    クション継続時間前のアクセス総数を引いた値を前記同
    時コネクション数とする請求項19に記載のプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 ユーザ端末とコンテンツサーバ間のホ
    ップ数を求め、該ホップ数が所定の値より小さいコンテ
    ンツサーバの場所をユーザ端末に通知する手順を有する
    請求項18に記載のプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 ユーザ端末からコンテンツサーバまで
    のネットワークの回線区間毎の帯域を求め、回線区間毎
    に該帯域に応じて重み付けをし、重み付けされた回線区
    間の和が所定の値より小さいコンテンツサーバの場所を
    ユーザ端末に通知する手順を有する請求項18に記載の
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  23. 【請求項23】 ネットワーク上の複数の場所にあるコ
    ンテンツサーバのうち特定の場所にあるコンテンツサー
    バにユーザ端末からのアクセスを振り分ける処理をコン
    ピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体であって、 ユーザ端末からコンテンツサーバへのアクセス総数を所
    定の時間間隔で記録する手順と、 予め定めたユーザの1コネクション当たりのコネクショ
    ン継続時間を保持し、現時点のアクセス総数から該コネ
    クション継続時間前のアクセス総数を引いた値である同
    時コネクション数をコンテンツサーバ毎に求め、 該同時コネクション数が所定の値より小さいコンテンツ
    サーバの場所をユーザ端末に通知する手順とをコンピュ
    ータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記特定の場所にあるコンテンツサー
    バは1つ又は複数であり、複数である場合に、ラウンド
    ロビンを用いて1つのコンテンツサーバを選択する手順
    を有する請求項17ないし23のうちいずれか1項に記
    載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  25. 【請求項25】 ネットワーク上の複数の場所にあるコ
    ンテンツサーバと、特定の場所にあるコンテンツサーバ
    にユーザ端末からのアクセスを振り分ける制御装置とを
    有するアクセス振り分けシステムであって、 ユーザ端末にコンテンツ選択画面を表示する手段と、 ユーザがコンテンツを選択することによってユーザ端末
    から送信されたデータからユーザ端末の属するドメイン
    を取得する手段と、 該ドメインに対応したコンテンツサーバの場所をユーザ
    端末に通知する手段と、 該ユーザ端末からのアクセスを受け付けるコンテンツサ
    ーバとを有することを特徴とするアクセス振り分けシス
    テム。
  26. 【請求項26】 前記ドメインに対応したコンテンツサ
    ーバへの同時コネクション数が所定の値以上である場合
    に、同時コネクション数が所定の値より小さい他のコン
    テンツサーバの場所をユーザ端末に通知する手段を有す
    る請求項25に記載のアクセス振り分けシステム。
  27. 【請求項27】 ユーザ端末からコンテンツサーバへの
    アクセス総数を所定の時間間隔で記録する手段と、 予め定めたユーザの1コネクション当たりのコネクショ
    ン継続時間を保持し、現時点のアクセス総数から該コネ
    クション継続時間前のアクセス総数を引いた値を前記同
    時コネクション数として使用する手段とを有する請求項
    26に記載のアクセス振り分けシステム。
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