JP2001312395A - 家庭ベースプリンティングの第三者許可方法及び装置 - Google Patents

家庭ベースプリンティングの第三者許可方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】プリントデータをネットワークを介して家庭用
アクセス装置へ送信し、家庭用アクセス装置に接続する
プリンタでプリントするシステムにおいて、在宅ユーザ
が望みもしない大量のプリントアウトを受けてしまうこ
とを、阻止するためのメカニズムの提供。 【解決手段】インターネットアプリケーションからプリ
ンタが接続されている家庭用アクセス装置へのプリント
データの許可送信。プリンタは、家庭用アクセス装置へ
のデータ送信を制御する遠隔プリントサーバによりサー
ビスされる。許可は、インターネットアプリケーション
が遠隔プリントサーバを介して家庭用アクセス装置へプ
リントデータを送信することに関して介在サービスから
獲得され、許可されたプリントデータは遠隔プリントサ
ーバを介して家庭用アクセス装置へ送信されて、プリン
タでプリントされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第三者アプリケー
ションにより生成されたプリントデータをネットワーク
を介して家庭用アクセス装置へ送信し、家庭用アクセス
装置に接続するプリンタでプリントさせることを許可す
るシステムに関する。更に特定すれば、本発明は、イン
ターネットアプリケーションにより生成されたプリント
データをケーブルネットワークを介してケーブル加入者
のセットトップボックスへ送信し、その後、セットトッ
プボックスに接続するケーブル加入者のプリンタでプリ
ントさせるための許可をインターネットアプリケーショ
ンが獲得するためのメカニズムを提供する。
【0002】なお、米国特許出願第09/357,43
1号、名称「Software Architecturefor Cable Televisi
on Home Printing」、米国特許出願第09/357,4
33号、名称「Internet−Based Push Printing Over Ca
ble Network」及び米国特許出願第09/357,593
号、名称「Secure Printing Over Cable Network to Hom
e Printer」。これらは全て参考として本明細書中に取り
入れられている。
【0003】
【従来の技術】一般に、インターネットの利用が増すに
つれ、在宅消費者によりアクセスされる様々なサービス
を提供するウェブサイトの数も激増している。そのよう
なウェブサイトは、クレジットカードサービス、公共料
金の請求書及びその他の請求書を含めたインターネット
アプリケーション、及びインターネットを介して商品や
サービスを販売する販売業者を実現するものである。
【0004】通常、在宅消費者は、ISP(インターネ
ットサービスプロバイダ)などのゲートウェイを介して
インターネットに接続する家庭用パーソナルコンピュー
タ(PC)を利用してインターネットアプリケーションを
アクセスする。これにより、クーポン券、販売情報、広
告、請求書及び財務諸表などのデータをユーザの手でイ
ンターネットからアクセスし、ダウンロードし、ユーザ
の家庭用PCに付属するプリンタでプリントすることが
できる。
【0005】インターネットをアクセスするために家庭
用PCの利用が広がったことに加えて、一般のテレビを
デジタルケーブルネットワークに接続するセットトップ
ボックスとして知られる装置も近年普及してきた。通
常、デジタルケーブルネットワークは、アナログテレビ
信号放送及びデジタルテレビ信号放送、アナログぺイパ
ービューサービス及びデジタルペイパービューサービ
ス、デジタルニアビデオオンデマンド、一方向リアルタ
イムデータ通信及び両方向リアルタイムデータ通信を含
めたデジタル広帯域ネットワークである。このようなデ
ジタルケーブルネットワークは、インターネットとデジ
タルケーブルネットワークとの間のプロクシを介してイ
ンターネットに対しアクセスを実行することにより、ウ
ェブブラウジング及びEメールなどのサービスを更に提
供する。
【0006】典型的なデジタルケーブルネットワーク
は、テレビ局、ペイパービューテレビ局、ニアビデオオ
ンデマンド、ウェブブラウジング及びEメールを含め
て、デジタルケーブルネットワークを介して配信される
べき付加価値サービスを集中させるケーブルヘッドエン
ドを有する。ケーブルヘッドエンドは、デジタルケーブ
ルネットワークを介する上記のサービスの配信及び制御
を管理するために必要であるネットワーク制御システム
を更に実現する。通常のデジタルケーブルネットワーク
のケーブルヘッドエンドは、50〜100万世帯ほどの
家庭にサービスを提供する能力を有する。その際、それ
ぞれが約500世帯から2000世帯の家庭にサービス
を提供する多数のハブを使用する。各家庭に設置された
セットトップボックスはクライアントとサーバの関係で
ケーブルヘッドエンドと通信する。STB(セットトッ
プボックス)は、様々なケーブルサービスにより提供さ
れる機能をユーザに提示する様々なアプリケーションを
ホストする。デジタルケーブルネットワークにより提供
されるアプリケーションの中でも、ナビゲータ、会話形
プログラムガイド、Eメール、ウェブブラウザなどは良
く知られている。このようなアプリケーションにおいて
は、STBはクライアントソフトウェアをホストし、ケ
ーブルヘッドエンドはサーバソフトウェアをホストす
る。セットトップボックス自体は、Scientific Atlanta
製のExplorer2000、General Instrument製のDCT5
000+、Motorola製のStreammasterなどの現在入手で
きる数多くのセットトップボックスの1つであれば良
い。
【0007】すなわち、セットトップボックスを有する
在宅ユーザはデジタルケーブルネットワークのケーブル
ヘッドエンドにより提供されるインターネットプロクシ
を介して、金融会社、クレジットカードサービス及びオ
ンライン販売業者などの様々なインターネットサービス
をアクセスできる。在宅ユーザはそのようなインターネ
ットサービスにより提供される様々なウェブサイトをユ
ーザ自身のテレビを使用し、ユーザのセットトップボッ
クスを介してブラウジングすることができる。
【0008】近年、インターネットアプリケーションか
らのプリントデータを在宅加入者のセットトップボック
スに接続する在宅加入者のプリンタでプリントさせるた
めに、インターネットアプリケーションとセットトップ
ボックスとの間にプリントサービスを提供する技法が開
発された。この技法は先に挙げた米国特許出願第09/
357,431号、名称「Software Architecture for C
able Television HomePrinting」、米国特許出願第09
/357,433号、名称「Internet−Based Push Prin
ting Over Cable Network to Home Printer」及び米国特
許出願第09/357,593号、名称「Secure Printi
ng Over Cable Network to Home Printer」に記載されて
いる。
【0009】上記の特許出願に記載されている発明は、
銀行、クレジットカードサービス又はオンライン販売業
者により維持されているインターネットアプリケーショ
ンに口座計算書又は公共料金請求書などのユーザ関連デ
ータを定期的にユーザに提供する能力を、デジタルケー
ブルネットワークを介するそのようなユーザ関連データ
のユーザのセットトップボックスへの送信を開始するこ
とにより持たせるシステムを提供する。例えば、通常で
あれば郵送されて来る月例口座計算書に代わり、そのよ
うな口座計算書をユーザの家庭にあるユーザのセットト
ップボックスへ毎月送信することが可能になる。送信さ
れて来たユーザ関連データはセットトップボックスに付
属するプリンタで自動的にプリントされるので、ユーザ
はプリント作業に関わる必要がない。そのようなユーザ
向け情報は機密性を有しているため、デジタルケーブル
ネットワークの他の加入者がその情報をアクセス又は傍
受することを不可能にし、且つ、情報が適切なセットト
ップボックスへ送達されるように、インターネットサー
ビスにより開始されるプリントは秘密裏に処理可能であ
る。
【0010】以上のような特許出願の開示に照らして、
プリンタを有する在宅ユーザは、在宅ユーザの計算プラ
ットホームがISPPを介してインターネットに接続す
るPCであるか、又はケーブルネットワークを介してイ
ンターネットに接続するセットトップボックスであるか
に関わらず、様々なインターネットベースアプリケーシ
ョンから情報を獲得し、それをプリントできることがわ
かる。同様に、そのようなインターネットベースアプリ
ケーションから在宅ユーザのプリンタへプリントデータ
を送信することにより、在宅ユーザはプリント作業に携
わる必要なく有益な情報を獲得できる。
【0011】一般に、家庭用プリンタはPC、テレビセ
ットトップボックス又は住宅用ゲートウェイなどの家庭
用計算プラットホームに付属させることができる。従っ
て、インターネットアプリケーションなどの第三者は別
のネットワークを介して在宅ユーザのプリンタへプリン
トジョブを「プッシュプリント」することが可能である。
例えば、販売業者などの第三者は広告又はクーポン券な
どを含むプリントジョブを在宅ユーザのプリンタでプリ
ントするために開始させても良い。更に、在宅ユーザが
1つ又は複数の特定のウェブサイトに加入して、ウェブ
サイトから必要とする情報をスケジュールに従って在宅
ユーザのプリンタで自動的にプリントさせても良い。従
って、前記の特許出願に記載されているような家庭プリ
ントサービスインフラ構造は、インターネットと在宅ユ
ーザの家庭用計算プラットホームとの間のネットワーク
サーバを介してインターネットの第三者販売業者から在
宅ユーザのプリンタへプリントジョブを送信できるよう
な価値あるネットワーク中心システムを提供することが
わかる。この場合、ネットワークサーバと家庭用計算プ
ラットホームはインターネット以外のネットワークによ
り接続されることになる。
【0012】在宅ユーザがどの特定の種類の家庭用計算
プラットホームを利用するかに関わらず、第三者販売業
者又はベンダは家庭プリントサービスインフラ構造を介
して在宅ユーザのプリンタでプリントを実行するために
プリントジョブを開始させることができるであろう。多
くの場合、このサービスは、在宅ユーザが関心を持って
いるクーポン券及び/又は広告が在宅ユーザに提供され
たとき、又は在宅ユーザが利用している公益企業又は金
融会社が在宅ユーザに請求書を提示するときなどには、
在宅ユーザにとって価値あるものになる。
【0013】しかし、そうではない場合、第三者が開始
させたプリントジョブが望ましくないと受け取られるこ
ともあるのは明らかである。例えば、家庭プリントサー
ビスインフラ構造にインターネットアクセスした多数の
販売業者が在宅ユーザのプリンタで膨大な量のプリント
ジョブを開始した結果、大量の、望みもしないプリント
アウトが作成されてしまうことも考えられる。更に、ク
ーポン券、支払サービス及び金融計算書などの、在宅ユ
ーザが関心を持つ可能性のあるプリントジョブであった
としても、そのようなプリントジョブをプリントするこ
とによってインクや紙を消費するために、特にプリント
ジョブが頻繁に送信されてくる場合に在宅ユーザには負
担になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、第三者が開始
し、特定の在宅ユーザに向けられたプリントジョブを完
全に阻止するか、その量を加減するか、又はプリントジ
ョブを開始した第三者による支払いが行われた場合に限
り許可することを可能にするようなメカニズムが必要で
ある。特に、在宅ユーザのプリンタへプリントジョブを
送信するための許可を獲得するために第三者に許可料金
の支払いを要求することが望ましい。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、インターネッ
トアプリケーションにより生成されたプリントデータを
後にセットトップボックスに接続するケーブル加入者の
プリンタでプリントさせるために、インターネットアプ
リケーションがプリントデータをケーブルネットワーク
を介してケーブル加入者のセットトップボックスへ送信
する許可を獲得するためのメカニズムを提供することに
より、上記の問題に対処する。
【0016】本発明の一実施形態では、インターネット
アプリケーションから、家庭用アクセス装置へのデータ
送信を制御する遠隔プリントサーバによりサービスされ
るプリンタが接続している家庭用アクセス装置へ許可の
もとにプリントデータを送信する方法が提供され、この
方法は、インターネットアプリケーションが遠隔プリン
トサーバを介して家庭用アクセス装置へプリントデータ
を送信する許可を獲得するために、介在サービスと折衝
する工程と、許可が獲得された場合、許可されたプリン
トデータをインターネットアプリケーションから遠隔プ
リントサーバを介して家庭用アクセス装置へ送信し、プ
リンタでプリントさせる工程とを含む。
【0017】インターネットアプリケーションがプリン
トデータを送信するための許可は、最初にインターネッ
トアプリケーションから介在サービスに支払いが折衝さ
れた場合にのみ介在サービスから獲得されるのが好まし
い。支払額は、在宅ユーザのプリンタでプリントデータ
をプリントするときに消費されるインクや紙についてユ
ーザに補償するために、介在サービスから家庭用アクセ
ス装置のユーザへ転送されるのが好ましい。
【0018】この構成によって、プリントジョブのプリ
ント中に使用されるインク及び紙について在宅ユーザに
補償するためにプリントジョブを開始した第三者により
支払いが行われない限り、そのプリントジョブの特定の
在宅ユーザへの送信を阻止できるような方法が提供され
る。
【0019】本発明の他の実施形態では、第1のネット
ワークに常駐するインターネットアプリケーションから
第2のネットワークに常駐し、プリンタに接続されてい
る家庭用アクセス装置へ許可のもとにプリントデータを
送信する方法が提供される。第2のネットワークは、第
1のネットワークを第2のネットワークにインタフェー
スし、家庭用アクセス装置へのデータ送信を制御するプ
リントサーバを有する。プリントデータはインターネッ
トアプリケーションにより生成され、インターネットア
プリケーションがプリントサーバを介して家庭用アクセ
ス装置へプリントデータを送信する許可を獲得するため
に介在サービスとコンタクトする。プリントデータを送
信するための許可について、介在サービスとインターネ
ットアプリケーションとの間で支払額を折衝する。介在
サービスからインターネットアプリケーションに、プリ
ントサーバを介してプリントデータを家庭用アクセス装
置へ送信するための許可が与えられる。介在サービスが
インターネットアプリケーションにプリントデータを家
庭用アクセス装置へ送信する許可を与えたという通知が
介在サービスからプリントサーバへ送信される。そこ
で、プリントデータはインターネットアプリケーション
からプリントサーバを介して家庭用アクセス装置へ送信
され、プリンタでプリントされる。
【0020】支払いは、プリントすべきページ数と、プ
リントすべき紙の種類とに基づいて折衝されるのが好ま
しい。支払額は、在宅ユーザのプリンタでプリントデー
タをプリントするときに消費されるインクや紙について
ユーザに補償するために、介在サービスから家庭用アク
セス装置のユーザへ転送されるのが好ましい。
【0021】この構成によって、プリントジョブをプリ
ントするために使用されるインク及び紙についてそのプ
リントジョブを開始した第三者により補償が行われない
限り、プリントジョブの特定の在宅ユーザへの送信を阻
止できるようなメカニズムが提供される。
【0022】本発明の更に他の実施形態では、第1のネ
ットワークに常駐するインターネットアプリケーション
から、第2のネットワークに常駐し、プリンタが接続さ
れている家庭用アクセス装置へのプリントデータの送信
を許可する方法が提供される。第2のネットワークは、
第1のネットワークを第2のネットワークにインタフェ
ースし且つ家庭用アクセス装置へのデータ送信を制御す
るプリントサーバを有する。インターネットアプリケー
ションから、プリントサーバを介して家庭用アクセス装
置へプリントデータを送信するための許可を求める要求
が受信される。プリントサーバを介して家庭用アクセス
装置へプリントデータを送信するための許可がインター
ネットアプリケーションに与えられる。プリントサーバ
は、インターネットアプリケーションが家庭用アクセス
装置へプリントデータを送信するための許可を与えられ
たことを通知される。
【0023】許可は、インターネットアプリケーション
から介在サービスへ支払額が折衝された後に初めて与え
られるのが好ましい。支払いは、プリントすべきページ
数と、プリントすべき紙の種類とに基づいて折衝される
のが好ましい。支払いは、在宅ユーザのプリンタでプリ
ントデータをプリントするときに消費されるインクや紙
についてユーザに補償するために、介在サービスから家
庭用アクセス装置のユーザへ転送されるのが好ましい。
【0024】この構成によって、プリントジョブを開始
した第三者によりそのプリントジョブをプリントするた
めに使用されるインク及び紙について補償が行われない
限り、プリントジョブの特定の在宅ユーザへの送信を阻
止できるように、ユーザの家庭用アクセス装置へのアク
セスを制御するメカニズムが提供される。
【0025】以上、本発明の性質をすばやく理解できる
ように、簡単に概要を述べた。添付の図面と関連させな
がら以下の本発明の好ましい実施形態の詳細な説明を参
照することにより、本発明を更に完璧に理解することが
できよう。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が実施されるネッ
トワーク化環境の概要を示す図である。ネットワーク化
環境はインターネット101と、在宅ユーザ116から
121へのインターネット接続を可能にするISPゲー
トウェイ104を含めて、インターネット101に接続
するいくつかの他のネットワークとを含む。ネットワー
ク化環境は、例えば、在宅ユーザ114及び115の家
庭を含めた多数の家庭に対してデジタルケーブルサービ
スを提供するデジタルケーブルネットワーク105を更
に含む。このデジタルケーブルネットワーク105はネ
ットワーク放送及び映画チャネルサービスなどの付加価
値サービスプロバイダシステムを含み、それ以外にも、
在宅ユーザのパーソナルコンピュータをデジタルケーブ
ルネットワーク105に接続するためのデジタル送信音
楽及びデジタルモデムサービスなどのデジタル方式サー
ビスを含む。更に、デジタルケーブルネットワーク10
5は、在宅ユーザ114及び115などの在宅ユーザの
家庭に設置された専用セットトップボックスを介して在
宅ユーザにインターネットサービスを提供する能力を有
する。それぞれのセットトップボックスは、該当する在
宅ユーザのテレビを利用してインターネットへのアクセ
スを行う。
【0027】図1のネットワーク化環境は、在宅ユーザ
111から113の家庭に対して高速インターネットア
クセスを行うためのDSLネットワーク106を更に含
む。図1に示すように、在宅ユーザ111から113は
インターネット101をアクセスするためにDSLネッ
トワーク106に接続するPCを有していても良いし、
あるいは家庭内の他の計算装置及び周辺機器に対してア
クセスを実行するためにその家庭の住宅内部においてロ
ーカルアクセスゲートウェイとして機能する住宅用ゲー
トウェイ装置などの他の家庭内アクセス装置を含んでい
ても良い。同様に、無線ネットワーク107は在宅ユー
ザ108から110に対する高速無線接続を可能にし、
デジタル衛星ネットワーク125は、インターネット1
01へのアクセスを行うために、在宅ユーザ119から
121に高速接続が可能である。DSLネットワーク1
06の場合と同様に、在宅ユーザ108から110及び
119から121は、インターネット101に対してゲ
ートウェイとして機能する、無線ネットワーク107及
びデジタル衛星ネットワーク125に接続するPC又は
住宅用ゲートウェイを有していても良い。これにより、
在宅ユーザ108から110及び119から121に対
するインターネットアクセスがそれぞれ可能になる。
【0028】以上説明した構成が本発明を実施できるネ
ットワーク化環境の単なる一例に過ぎないことは明白で
ある。図1に示す各々の家庭内に設けられているPC、
セットトップボックス及び/又は住宅用ゲートウェイを
利用する他にも、在宅ユーザ108から121の家庭内
には別の典型的なコンピュータ関連周辺機器や装置を設
けることができる。家庭用の計算装置又は他の家庭内ア
クセス装置と共に使用される最も一般的な周辺機器の1
つはプリンタである。特定の家庭が家庭内に2台以上の
プリンタを有する他に、2台以上の計算装置を有すると
いう場合もありうる。例えば、在宅ユーザ114及び1
15はデジタルケーブルネットワーク105に接続する
セットトップボックスを有する他に、それらのセットト
ップボックスに接続するプリンタを有している。従っ
て、在宅ユーザ114及び115はデジタルケーブルネ
ットワーク105を介してインターネット101をアク
セスできると共に、インターネット101からその在宅
ユーザのローカルプリンタを介して選択された項目のプ
リントジョブを開始させることもできる。セットトップ
ボックスを有する在宅ユーザがインターネット101及
びデジタルケーブルネットワーク105を介して第三者
のインターネットアプリケーションにより開始されたプ
リントジョブをどのようにして受信できるかということ
については、以下に更に詳細に説明する。
【0029】図1に示すネットワーク化環境には、イン
ターネット上で利用でき、在宅ユーザ108から121
にインターネットの情報、eコマース及び/又はサービ
スを提供する無数のウェブサイトを代表する第三者販売
業者102及び103も含まれている。例えば、第三者
販売業者102及び103は、在宅ユーザ114及び1
15などの幾人かの在宅ユーザが利用する銀行業務サー
ビス又は金融サービスを提供するものであっても良い。
在宅ユーザ108から121がインターネット101
や、ISPゲートウェイ104、デジタルケーブルネッ
トワーク105、DSLネットワーク106、無線ネッ
トワーク107又はデジタル衛星ネットワーク125な
どの各ユーザのネットワークハブを介して第三者販売業
者102及び103をアクセスできる他に、第三者販売
業者102及び103が前記の在宅ユーザに対して直接
にプリントジョブを開始することを望む場合も考えられ
る。例えば、第三者販売業者102が銀行業務を扱うイ
ンターネットアプリケーションであって、在宅ユーザ1
15に月例口座計算書を送信したいと希望した場合を考
えてみる。詳細にいえば、第三者販売業者102はイン
ターネット101及びデジタルケーブルネットワーク1
05を介して在宅ユーザ115のセットトップボックス
へ口座計算書を表すプリントジョブを送信し、在宅ユー
ザ115のプリンタでそれをプリントさせるのである。
これを「プッシュプリンティング」という。更に、第三者
販売業者102及び103は、その販売業者のサービス
である割引クーポン券などの1つの特定のプリントジョ
ブを複数の在宅ユーザに配信し、それぞれの在宅ユーザ
のプリンタでそれをプリントさせる配信プリンティング
の利用を望むかもしれない。このようにすれば、大量の
クーポン券を印刷して、それらを郵送する手間を省い
て、第三者販売業者102及び103が目標の「大量郵
送」方式を開始させることができる。
【0030】デジタルケーブルネットワーク105など
の、上記のような配信プッシュプリンティングネットワ
ーク環境を実現するために、インターネットへデジタル
ケーブルネットワーク105を介して各在宅ユーザのプ
リンタに至るアクセスによって第三者により開始された
プリントジョブの送信を支援する特定のネットワークア
ーキテクチャを利用する。この点に関して、米国特許出
願第09/357,431号、「Software Architecture
for Cable Television Home Printing」及び米国特許出
願第09/357,433号、「Internet−based Push
Printing Overa Cable Network」は、販売業者又はその
他の第三者インターネットアプリケーションからデジタ
ルケーブルネットワークに常駐するセットトップボック
スに接続する家庭用プリンタへの「プッシュプリンティ
ング」を支援するアーキテクチャを説明している。これ
らの米国特許出願に記載されているアーキテクチャは、
販売業者などの第三者インターネットアプリケーション
から在宅ユーザのセットトップボックスに接続するプリ
ンタへの直接のプリントジョブの開始を通常は在宅ユー
ザの介入なしに、支援する。このようにすれば、インタ
ーネットアクセス又はその他のインターネットエンティ
ティを獲得した販売業者は口座計算書などの個人的なプ
リントデータを特定の在宅ユーザに向けてプッシュプリ
ントしたり、あるいは、クーポン券又は広告などのプラ
イベートでないプリントデータを複数の目標在宅ユーザ
に対してプッシュプリントすることができる。
【0031】上記の米国特許出願に記載されているアー
キテクチャは、第三者販売業者102が目標プリントジ
ョブをインターネット101を介してデジタルケーブル
ネットワーク105へ送信し、そのプリントジョブが在
宅ユーザ115のセットトップボックスにより受信さ
れ、その後、在宅ユーザ115のプリンタでプリントさ
れるようなシステムである。そこで、デジタルケーブル
ネットワーク105は、在宅ユーザ114及び115な
どの複数の在宅ユーザへのデジタルケーブル送信を制御
するケーブルヘッドエンド(CHE)6を含む。図2に示
すように、CHE6はアプリケーションモジュール14
へのインターネット接続を介して第三者インターネット
アプリケーションに対しアクセス可能である。各アプリ
ケーションモジュール14はインターネット101上の
それぞれ対応する第三者インターネットアプリケーショ
ンに常駐している。アプリケーションモジュール14
は、インターネットアクセスを獲得している他の数多く
の製品関連エンティティ及び/又はサービス関連エンテ
ィティに加えて、銀行、金融会社、eコマースウェブサ
イト及び公益企業などのインターネットアプリケーショ
ンを代表していると考えられる。各アプリケーションモ
ジュールは、銀行業務又はその他のサービスなどのイン
ターネットアプリケーションの特定のアプリケーション
を代表するインターネットアプリケーション15と、在
宅ユーザのプリンタへのプッシュプリンティングを支援
する目的でCHE6のCPSIサーバ37と通信するた
めに必要であるCPSIクライアント16とを含む。ア
プリケーションモジュール14には、プリントジョブを
CHE6のIPPサーバへ送信するためにインターネッ
トプリンティングプロトコル(IPP)を支援するIPP
クライアント17も含まれている。
【0032】図2に示すように、CHE6はIPPクラ
イアント17を支援するIPPサーバ19と、CPSI
クライアント16を支援するCPSIサーバ37とを含
む。従って、プリントジョブはインターネットアプリケ
ーション15からCPSIクライアント16と、IPP
クライアント17とを介してCHE6内部のIPPサー
バ19へ送信され、更にCPSIサーバ37へ送信可能
である。CHE6は、デジタルケーブルネットワーク1
05などの関連デジタルケーブルネットワークに加入し
ている在宅ユーザの優先選択とプリント能力に関する情
報を格納する優先選択ディレクトリ21を更に含む。更
に、CHE6は、CPSIサーバ37からプリントジョ
ブを受信し、適切な在宅ユーザの1台又は複数台のプリ
ンタに対応する論理プリンタを作成し、論理プリンタご
とに、在宅ユーザの対応する目標プリンタへのその後の
送信に備えてプリントジョブをスプールする待ち行列を
作成するCPSIスプーラ20を含む。プリントジョブ
はCPSIクライアント38によりCPSIスプーラ2
0からデスプールされて、CHE6のIPPクライアン
ト24を介して、在宅ユーザのセットトップボックス1
0の内部に収納されているIPPサーバ25へ送信され
る。CHE6には、在宅ユーザのセットトップボックス
10にケーブルデジタルネットワーク管理情報及びセッ
トアップサービスなどの特定のサービスを提供するCH
Eアプリケーション22も含まれている。これは、CH
Eアプリケーション22からCPSIクライアント23
(CHE6専用である)を介してIPPクライアント18
へプリントジョブを送信することにより実現される。こ
のプリントジョブはIPPクライアント18から更にI
PPサーバ19へ送信され、そこで先に説明したスプー
リング、デスプーリング及びSTB10への送信が実行
される。
【0033】セットトップボックス10のIPPサーバ
25がプリントジョブを受信すると、そのプリントジョ
ブはCPSIサーバ39へ送信され、更にローカルCP
SIスプーラ26へ送信される。CPSIスプーラ26
は、論理プリンタごとに、プリンタ12などの、セット
トップボックス10に接続する各物理プリンタに対応す
る待ち行列を含む。セットトップボックス10は、セッ
トトップボックス10からプリンタ12へのプリントジ
ョブの送信を内部で開始するためのSTPインターネッ
トアプリケーション27及びCPSIクライアント29
を更に含む。また、セットトップボックス10には、プ
リンタ12でのプリントに備えてセットトップボックス
10内部で内部生成プリントジョブをラスタ化するため
に、プリンタドライバ28も設けられている。尚、CH
E6内部の優先選択ディレクトリ21は、後に行われる
セットトップボックス10への送信及びプリンタ12で
の直接プリントに備えてCPSIスプーラ20により受
信されたプリントジョブをラスタ化するのに必要なプリ
ンタドライバを更に含むことに注意すべきである。
【0034】先に説明したケーブルプリンティングサー
ビスインフラ構造(CPSI)アーキテクチャは、販売業
者、金融会社及びeコマースウェブサイトなどのインタ
ーネットアプリケーションから在宅ユーザが加入してい
るインターネット及びデジタルケーブルネットワークを
介して在宅ユーザのプリンタに至るプッシュプリンティ
ングを支援するための効率の良い手段である。例えば、
インターネットを利用するインターネットアプリケーシ
ョン15を介するインターネット接続能力を有する銀行
は、特定の在宅ユーザの銀行口座計算書を表すプリント
データから構成されるプリントジョブをCHE6へ送信
することができ、CHE6は、そのプリントジョブをラ
スタ化して、在宅ユーザのSTB10へ送信する。そこ
で、STB10はプリントジョブをプリンタ12へ送信
し、プリントさせる。このように、在宅ユーザは郵便又
は他の送達手段を使用する必要なく、銀行から直接に個
人的な月例口座計算書を受け取ることができる。プリン
トジョブのプッシュプリンティングは、在宅ユーザがイ
ンターネットを有するような無数の他のインターネット
アプリケーションについても価値あるサービスであるこ
とがわかる。
【0035】上記の例における口座計算書などのカスタ
ム化プリントジョブの直接目標を定めてのプッシュプリ
ンティングに加えて、CPSIアーキテクチャは、第三
者販売業者102及び103などのインターネットアプ
リケーションによっても、プライベートではないプリン
トジョブを複数の在宅ユーザに配信する目的で利用可能
である。そのようなプライベートでないプリントジョブ
としては、クーポン券、プロモーション資料、広告など
がある。そのような配信プッシュプリンティングは、ク
ーポン券などの特定のプリントジョブをインターネット
アプリケーションのアプリケーションモジュール14の
インターネットアプリケーション15からCHE6へ送
信することにより実現される。CHE6では、そのプリ
ントジョブの宛先になっている複数の在宅ユーザの各々
についてプリントジョブをコピーする。この後、CHE
6の優先選択ディレクトリ21がアクセスされ、宛先の
各在宅ユーザの優先選択、プリント能力及びプリントパ
ラメータが獲得される。次に、この情報を利用して宛先
の各在宅ユーザのプリンタごとにプリントジョブの別個
のコピーをフォーマッティングし、この後の各々のプリ
ンタへの送信に備えて個々のコピーを適切なプリント待
ち行列に配列する。
【0036】このように、配信プッシュプリンティング
により、第三者販売業者102及び103などのインタ
ーネットアプリケーションは、在宅ユーザの側の介入の
必要なく、クーポン券、広告などを大量配信方式でイン
ターネット及びデジタルケーブルネットワーク105を
介して在宅ユーザへ送信することができる。この種の資
料は受信側のある在宅ユーザにとっては興味や価値のあ
るものかもしれないが、在宅ユーザのプリンタにそのよ
うな第三者発信の大量のプリントジョブが殺到してしま
い、その大半が在宅ユーザには興味のない内容であると
いう場合もありうることは理解できる。先に述べた通
り、在宅ユーザがそのユーザのプリンタへ直接にプッシ
ュプリントされて来るプリントジョブに興味を持ってい
たとしても、ユーザはそのような資料のプリント中に消
費されるインクや紙などのプリンタに関連する消耗品を
交換するための費用を自己負担したくないと考えるかも
しれない。
【0037】本発明は、第三者販売業者102及び10
3などの第三者インターネットアプリケーションから在
宅ユーザのもとへプッシュプリントされてくるプリント
ジョブの種類及び量を在宅ユーザが調整できるシステム
及び方法を提供する。更に、本発明によれば、在宅ユー
ザはそのようなプリントジョブを在宅ユーザのプリンタ
へプッシュプリントさせるための補償を要求することに
より、プリント中に消費されるプリンタ関連消耗品に関
する費用を埋め合わせすることができる。
【0038】図3は、デジタルケーブルネットワークを
介してインターネットをアクセスできる在宅ユーザのプ
リンタへのプリントジョブの第三者によるプッシュプリ
ンティングを許可するための本発明の一実施形態を示
す。図3を参照すると、図1のネットワーク化環境に類
似するネットワーク化環境が示されており、その中で、
ISPゲートウェイ307、デジタルケーブルネットワ
ーク306、DSLネットワーク308、無線ネットワ
ーク309及びデジタル衛星ネットワーク316がイン
ターネット301に接続している。第三者販売業者30
2及び303は銀行、eコマース会社、公益企業などの
エンティティを代表しており、通常の手段によりインタ
ーネット301に接続されている。例えば、第三者販売
業者302は、インターネットに接続し、第三者販売業
者のサービス及び/又は製品を提示するウェブサイトの
ホストとして機能するインターネットサーバを表してい
ても良い。図3に示すように、第三者販売業者302及
び303は、先に説明したCPSIアーキテクチャに従
ってプッシュプリンティングを支援するアプリケーショ
ンモジュール340及び341をそれぞれ含む。図2を
参照して説明したように、各々のアプリケーションモジ
ュール340及び341はインターネットアプリケーシ
ョンモジュールと、CPSIクライアントモジュール
と、IPPクライアントモジュールとを含む。
【0039】デジタルケーブルネットワーク306は、
図2のCHE6に対応し、同様にデジタルケーブルネッ
トワーク306の在宅ユーザへのプリントジョブのプッ
シュプリンティングを支援するためのCPSIサーバ3
12と、CPSIスプーラ313と、CPSIクライア
ント314とを含むケーブルヘッドエンド(CHE)31
1を含む。デジタルケーブルネットワーク306には、
CHE311をインターネット301に接続することに
より、在宅ユーザ320及び330のような、デジタル
ケーブルネットワーク306に加入する多数の在宅ユー
ザに対するほぼ透明なインターネットアクセスを実現す
るインターネットプロクシ310が更に含まれている。
【0040】各々の在宅ユーザ320及び330は、デ
ジタルケーブルネットワーク306のCHE311に接
続するための家庭用アクセス装置を有する。例えば、在
宅ユーザ320は、デジタルケーブルネットワーク30
6を介してインターネット301をアクセスするために
テレビ321と組み合わせて使用されるセットトップボ
ックス(STB)322を有する。これに対し、在宅ユー
ザ330は、ラップトップコンピュータ332及びイン
クジェットプリンタ333(インクバブルジェットプリ
ンタを含む)などの計算装置や周辺機器をデジタルケー
ブルネットワーク306に接続するための住宅用ゲート
ウェイ331を有する。在宅ユーザ320のSTB32
2は、その在宅ユーザ320及び/又は在宅ユーザ32
0と共に居住している他の人々の様々なプリント要求に
対応するために、プリンタ323、プリンタ324及び
プリンタ325に接続している。例えば、プリンタ32
3は公式用及びビジネス関連の家庭の用途に使用するた
めの従来通りのレーザープリンタであり、プリンタ32
4はグラフィックスや写真のプリントなどの家族に関連
する用途に使用するためのインクジェットプリンタであ
り、プリンタ325は、クーポン券及びその他の同様の
大きさの品目をプリントするための小型クーポン券サイ
ズプリンタである。従って、例えば、第三者販売業者3
02はアプリケーションモジュール340からインター
ネット301を介してデジタルケーブルネットワーク3
06のCHE311へプリントジョブをプッシュプリン
トでき、CHE311はそのプリントジョブを在宅ユー
ザ320のSTB322へ送り出し、プリンタ324で
プリントさせる。
【0041】図3には、在宅ユーザが許可したプリント
ジョブのみをそれぞれのユーザのプリンタへプッシュプ
リントできるように、在宅ユーザのプリンタに対するア
クセスを制御するルックアップサービス304と、介在
サービス305及び315も示されている。各々の介在
サービス305及び315は、在宅ユーザ320及び3
30のようなあるグループに属する在宅ユーザにより委
託されて、第三者販売業者302及び303などのイン
ターネットアプリケーションがプリントジョブをそのグ
ループの在宅ユーザのプリンタへ送信することの可否を
制御するビジネスエンティティ又はその他のエンティテ
ィである。介在サービスはデジタルケーブルネットワー
ク306などの、様々なネットワークの1つ又は2つ以
上と関連して機能し、一部又は全ての在宅ユーザのプリ
ンタへのそれぞれ対応するネットワークを介するプッシ
ュプリンティングアクセスを制御する。
【0042】すなわち、介在サービス305及び315
は、在宅ユーザに向けてプリントジョブをプッシュする
ための許可を獲得するためにインターネットアプリケー
ションによりアクセスできるようにインターネット30
1に接続しており、また、在宅ユーザのネットワークと
通信して、在宅ユーザのプリンタへのアクセスの制御を
調整する。このように、介在サービス305及び315
は在宅ユーザのプリンタへのプリントジョブのプッシュ
プリンティングを完全に禁止するか、在宅ユーザが関心
を持っているプリントジョブに限ってプッシュプリンテ
ィングを許可するか、第三者インターネットアプリケー
ションによる在宅ユーザへのプリントジョブのプッシュ
プリンティングを許可する見返りに在宅ユーザに対する
補償を要求することができる。プリントジョブをプッシ
ュする許可を得るための折衝、プリントジョブを在宅ユ
ーザのプリンタに到達させるための命令、及び在宅ユー
ザへの転送が秘密裏に実行されるように、介在サービス
305及び315はインターネット301を介する機密
接続を利用するのが好ましい。従って、介在サービス3
05及び315は各在宅ユーザに、その在宅ユーザのプ
リンタへプッシュプリントして良いプリントジョブはど
のプリントジョブであるかを制御する能力と、在宅ユー
ザが許可したプリントジョブについて補償する能力とを
提供する。
【0043】図3には2つの介在サービスしか示されて
いないが、本発明を実施するために多数の介在サービス
を利用して良いことは理解できる。例えば、在宅ユーザ
のプリンタへのアクセスを制御するために多数の介在サ
ービスを利用しても良く、その場合、各介在サービスは
所定の地区内に居住する在宅ユーザグループに関してア
クセスを制御する。あるいは、各介在サービスは、デジ
タルケーブルネットワーク306又はDSLネットワー
ク308などの特定のネットワークに加入している在宅
ユーザの一部又は全員についてアクセスを制御する。別
の例では、各介在サービスは、デジタルケーブルネット
ワーク306又はDSLネットワーク308などの特定
のネットワークに加入し且つ特定の区域内に居住してい
る在宅ユーザの一部又は全員についてアクセスを制御す
る。各在宅ユーザが特定の介在サービスを使用するか否
かの個人的な選択などの他の要因によっても、どの在宅
ユーザがどの介在サービスにより管理されるかが決まる
ことは理解できる。
【0044】ルックアップサービス304は、特定の在
宅ユーザのプリンタへのプッシュプリントジョブのアク
セスをどの介在サービスが管理し且つ制御するかを識別
するためのディレクトリに基づくサービスである。ま
た、プッシュプリント能力を備えた第三者インターネッ
トアプリケーションにより迅速且つ効率良くアクセスで
きるように、ルックアップサービス304は図3に示す
ようにインターネット301に接続しているのが好まし
い。例えば、第三者販売業者302などの第三者インタ
ーネットアプリケーションは、在宅ユーザ320のプリ
ンタ324へプリントジョブをプッシュする許可を獲得
するために、どの介在サービス305、315にコンタ
クトすべきかを知る必要がある。ルックアップサービス
304は、どの介在サービスが所定の在宅ユーザについ
て許可を与えるかを識別するためのグローバルディレク
トリを含むのが好ましい。ルックアップサービス304
が別の手段を利用して、所定の在宅ユーザに関わる適正
な介在サービスを識別しても良いことは理解できる。例
えば、ルックアップサービス304は、所定の在宅ユー
ザに関わる全ての介在サービスを迅速に探索する検索エ
ンジンを具備していても良い。ルックアップサービス3
04は必ずしもインターネットに接続していなくて良
く、電話、ハードコピー、CD−ROM、フロッピーな
どの他の手段によってアクセスされても良いことも理解
できる。
【0045】従って、図3に示す本発明の実施形態は、
第三者インターネットアプリケーションによる在宅ユー
ザのプリンタへのアクセスを制御する効率の良い手段
と、在宅ユーザのプリンタへプリントジョブをプッシュ
することの許可を求めて第三者インターネットアプリケ
ーションによる在宅ユーザへの補償を要求するメカニズ
ムとを提供する。
【0046】図4は、本発明を利用する方式を示すフロ
ーチャートである。ステップS400では、第三者販売
業者302などの第三者販売業者が在宅ユーザ320へ
送信すべきクーポン券などのプリントジョブを作成す
る。第三者販売業者302は、在宅ユーザ320に関す
る、氏名、電話番号、住所又はEメールアドレスなどの
何らかの形の識別情報を有している。ステップS401
で、第三者販売業者302は、その第三者販売業者30
2がプリントジョブを在宅ユーザ320へプッシュする
ための許可を与えることができるのは介在サービス30
5及び315のうちいずれであるかということに関する
情報を獲得するために、ルックアップサービス304に
コンタクトする。第三者販売業者302は、適切な介在
サービスを獲得するための問い合わせの中で、在宅ユー
ザ320に関する識別情報をルックアップサービス30
4に提供する。
【0047】プリントジョブを在宅ユーザ320のプリ
ンタへプッシュするためのアクセスを制御することを許
可された介在サービスが見出されたならば(ステップS
402)、プロセスはステップS403へ進み、ルック
アップサービス304は第三者販売業者302に適切な
介在サービス、この例では介在サービス305に関する
識別情報を提供する。ルックアップサービス304によ
り提供される、適切な介在サービスに関する識別情報
は、インターネットアドレス(URL)から構成されてい
るのが好ましいが、氏名又はコードなどの、適切な介在
サービスを識別する他の情報を利用することも可能であ
る。これに対し、在宅ユーザ320のプリンタへプリン
トジョブをプッシュするためのアクセスを制御すること
を許可された介在サービスを見つけられなかった場合に
は(ステップS402)、プロセスの流れは終了に向かい
(ステップS412)、プロセスは終了する。この場合、
要求されたプリントジョブは拒否されることになる。
【0048】ルックアップサービス304が第三者販売
業者302に介在サービス305に関するURLなどの
識別情報を提供すると(ステップS403)、流れはステ
ップS404へ進み、第三者販売業者302はそのURL
を使用することにより介在サービス305とコンタクト
する。そこで、第三者販売業者302は、プリントジョ
ブを在宅ユーザ320へプッシュする許可を獲得するた
めに、介在サーバ305との折衝に入る。この折衝は、
在宅ユーザ320がそのプリントジョブを在宅ユーザ3
20のプリンタへ送信することを許可するか否かを判定
することと、プリントジョブをプリントするために使用
すべきプリンタの種類及びプリントオプションを判定す
ることと、在宅ユーザ320のネットワーク上の場所を
判定することと、必要であれば、プリントジョブを送信
させるための費用に同意できるか否かを判定すること
と、許容できる支払額を提示できるか否かを判定するこ
とを含む。これらの折衝については、以下に図5に関し
て更に詳細に説明する。
【0049】第三者販売業者302が在宅ユーザ320
へプリントジョブをプッシュするための許可を求めて介
在サービス305と折衝し、首尾良く認可を得られた場
合(ステップS405)、流れはステップS406へ進
み、介在サービス305はデジタルケーブルネットワー
ク306のCHE311とコンタクトし、この後、プリ
ントジョブがデジタルケーブルネットワーク306を介
して在宅ユーザ320へ送り出されるべきCHE311
へ送信されたときにプリントジョブを受け入れるように
CPSIサーバ312に命令する。尚、折衝が成功して
も、介在サービス305から第三者販売業者302へ直
ちに認可が与えられるとは限らないことに注意すべきで
ある。この認可の授与は、上記の命令(ステップS40
7)に応答して、CPSIサーバ312が第三者販売業
者302によりCPSIサーバ312へ送信されたプリ
ントジョブを受け入れるように設定された後に行われる
のが好ましい。CPSIサーバ312は、優先選択ディ
レクトリ21に格納されている在宅ユーザの優先選択に
従ってあるプリントジョブが特定して許可された場合、
又はCPSIサーバ312が認証された介在サービスに
よりプリントジョブを受け入れることを命令されている
場合に限り、在宅ユーザを宛先とするそのプリントジョ
ブを受け入れることにより、在宅ユーザのプリンタへの
アクセスを制御するのが好ましい。第2の場合、CPS
Iサーバ312は、認証された介在サービスの命令を受
信してから限られた長さの時間内に許可されたプリント
ジョブの受け入れを許可するのが好ましく、その時間を
過ぎると、CPSIサーバ312はプリントジョブを受
け入れなくなる。第三者販売業者312が在宅ユーザ3
20へプリントジョブをプッシュするための認可を求め
て介在サービス305と折衝し、それが不成功に終わっ
た場合(ステップS405)には、流れは終了に向かい
(ステップS412)、プロセスは終了する。
【0050】従って、CPSIサーバ312は、第三者
販売業者302のような第三者インターネットアプリケ
ーションが許可されない、望ましくないプリントジョブ
を在宅ユーザのプリンタへ送信するのを禁止するための
フィルタとして動作する。CPSIサーバ312が実行
する選り分けは、在宅ユーザ320が利用している銀行
又は公益企業などの第三者インターネットアプリケーシ
ョンから頻繁に送られて来るプリントジョブを許可する
という優先選択などの、優先選択ディレクトリ21に格
納されている在宅ユーザ320の優先選択に従って制御
されると共に、第三者インターネットアプリケーション
からの要求に応じて第三者インターネットアプリケーシ
ョンからの許可されたプリントジョブを受け入れるため
の、介在サービス305などの介在サービスからの命令
により制御される。
【0051】次に、介在サービス305は好ましくはイ
ンターネット301を介して第三者販売業者302とコ
ンタクトし、折衝中に介在サービス305により在宅ユ
ーザ320を宛先とするプリントジョブを送信するのに
適する場所であると識別されたCHE311へプリント
ジョブを送信するための許可を第三者販売業者302に
与える(ステップS408)。この許可は、特定のプリン
トジョブ要求を反映するためにカスタム化されており且
つ限られた時間についてのみ有効であるトークンの形態
をとるのが好ましい。そこで、第三者販売業者302は
インターネット301を介してプリントジョブをCHE
311へ送信し(ステップS409)、CPSIサーバ3
12は先に介在サービス305により命令された通りに
プリントジョブを受け入れる。このトークンはプリント
ジョブと共に第三者販売業者302によりCPSIサー
バ312へ送信され、そこでCPSIサーバ312によ
り検査され、真正であると判明したならば、CPSI3
12により、先に受信された命令と関連させて在宅ユー
ザ320についてそのプリントジョブを受け入れるべき
か否かを判定するために使用される。次に、CHE31
1はプリントジョブを処理し、スプーリングし、デスプ
ーリングして、プリントジョブを在宅ユーザ320のS
TB322へ送信する。
【0052】本発明の別の実施形態では、第三者販売業
者302は許可を獲得した後にプリントジョブをインタ
ーネット301を介して介在サービス305へ送信し、
そこで、介在サービス305はプリントジョブをインタ
ーネット301を介してCHE311へ送り出し、その
後、CHE311はプリントジョブを処理し、スプーリ
ングし、デスプーリングして、プリントジョブを在宅ユ
ーザ320のSTB322へ送信する。第三者販売業者
302から在宅ユーザ320のSTB322へプリント
ジョブを送信するこの別の方法については、以下に図6
A及び図6Bを参照して更に詳細に説明する。
【0053】STB322は、CHE311によりラス
タ化されているのが好ましい受信したプリントジョブを
プリンタ324へ送り出し、介在サービス305と第三
者販売業者302との折衝中に第三者販売業者302に
より選択されたプリンタの種類及びプリンタオプション
に従ってプリンタ324でプリントされる(ステップS
410)。CPSIサーバ312は、プリントジョブが
在宅ユーザ320のSTB322へ送信されたことの確
認を第三者販売業者302へ送信するのが好ましい。こ
のとき、折衝中に第三者販売業者302により介在サー
ビス305に支払われた料金は在宅ユーザ320との間
で解決し、これにより、プリントジョブのプリント中に
プリンタ324が使用したインクや紙などのプリンタ関
連消耗品について在宅ユーザ320は補償されることに
なる。在宅ユーザ320との間に支払いの解決方法は様
々に考えられることがわかる。例えば、支払額を在宅ユ
ーザ320のデジタルケーブルネットワーク加入料金に
クレジットとして追加しても良い。別の実施形態では、
支払いは一般に「ビーンズ」と呼ばれる「インターネット
マネー」の形態で在宅ユーザに供与されても良い。ある
いは、インクや紙などのプリンタ関連消耗品を購入する
ための引き換え券及び/又はクーポン券の形で支払いを
在宅ユーザ320に提供しても良い。また、介在サービ
ス305が発行する小切手として、又は在宅ユーザ32
0のクレジットカードの口座への振り込みの形で直接に
在宅ユーザ320に支払いを行っても良い。もちろん、
他の支払い方法を発明に適用することも可能である。
【0054】図5は、プリントジョブを在宅ユーザ32
0へ送信する許可を獲得するために第三者販売業者30
2が介在サービス305とコンタクトし、介在サービス
305と折衝する図4のステップS404を更に詳細に
説明するフローチャートである。詳細に説明すると、第
三者販売業者302は、ステップS501で、ルックア
ップサービス304により提供されるURLなどの識別情
報を使用することにより介在サービス305にコンタク
トする。そこで、第三者販売業者は、在宅ユーザ320
がプリントジョブをそのプリンタへ送信することを許可
するか否かを介在サービス305に問い合わせる(ステ
ップS502)。介在サービス305は、在宅ユーザ3
20がプリントジョブを送信することを許可する第三者
インターネットアプリケーションの種類及びそのような
プリントジョブの送信を許可するに際して在宅ユーザ3
20により要求された補償に関して先に在宅ユーザ32
0により提供されていた情報を検査することにより、こ
の判定を行う。この情報は、在宅ユーザ320が最初に
デジタルケーブルネットワーク306に加入するときに
在宅ユーザ320により提供され、CHE311の優先
選択ディレクトリ21に格納されているのが好ましく、
その場合、介在サービス305はその情報を獲得するた
めにインターネット301によりCPSIサーバ312
にコンタクトする。あるいは、在宅ユーザ320のプリ
ンタへのプッシュプリンティングを制御するために在宅
ユーザ320が最初に介在サービス305に加入すると
きにこの情報を提供しても良い。その場合には、情報は
介在サービス305により記憶手段にローカルに格納さ
れることになる。この情報が最初に在宅ユーザ320に
より提供される方式については、以下に図8を参照して
更に詳細に説明する。
【0055】在宅ユーザ320がプリントジョブを在宅
ユーザ320のプリンタへ送信することを許可した場合
(ステップS503)、流れはステップS504へ進み、
介在サービス305は在宅ユーザ320がプリントジョ
ブをプリントするために利用できるプリンタの種類、そ
れに対応する利用可能なプリンタのプリントオプション
及び能力に関する情報を提供する。このプリンタ関連情
報も上記の加入方法のいずれか1つに従って在宅ユーザ
320により提供されるのが好ましいが、これについて
は以下に図8を参照して更に詳細に説明する。例えば、
在宅ユーザ320がプリント速度、分解能(dpi)、カラ
ーモード又は白黒モード、紙の種類及び紙質、プリント
後の処理(コレート/ホチキス留め)などの様々なプリン
トオプションをそれぞれ支援するレーザープリンタ32
3と、インクジェットプリンタ324と、クーポン券プ
リンタ325を有しているとする。これらのオプション
は第三者販売業者302に報知され、そこで、第三者販
売業者302は該当するプリントジョブについてどのプ
リンタ、どのプリントオプションが適しているかを判断
する。在宅ユーザ320がプリントジョブを在宅ユーザ
320のプリンタへ送信することを許可しない場合(ス
テップS503)には、流れは戻る(ステップS51
1)。
【0056】ステップS505では、第三者販売業者3
02は、指定のページ数のプリントジョブをプリンタ3
24などの在宅ユーザ320の選択されたプリンタで、
360dpi、普通紙にカラーモードでなどのいくつかの
選択されたオプションによってプリントすることを要求
するプリントジョブ要求を介在サービス305に提示す
る。そこで、介在サービス305は、ページ数、紙の種
類及びその他のプリントジョブ要求パラメータに基づい
て、そのプリントジョブに関わる見積り価格を第三者販
売業者302に戻す(ステップS506)。第三者販売業
者302がプリントジョブ要求についてその見積り価格
を受け入れるのであれば(ステップS507)、第三者販
売業者302はステップS508で適切な支払額を介在
サービス305に支払う。この支払いを行うにはいくつ
かの異なる手段を利用できることがわかる。例えば、第
三者販売業者はあらかじめ介在サービス305との間に
取り引き口座を設けておいても良く、この場合には、そ
の口座から支払いに相当する金額を引き落とすだけで良
い。あるいは、介在サービス305が直接に第三者販売
業者302から金を支払われても良い。別の例では、第
三者販売業者302は介在サービス305にクレジット
カード情報を提示し、介在サービス305はその情報を
検証し、一般に知られているインターネットクレジット
カード技法及びサービスに従って料金を徴収する。
【0057】第三者販売業者302がプリントジョブ要
求について見積り価格を受け入れない場合(ステップS
507)には、第三者販売業者302は、異なるプリン
トジョブ又はページ数、紙の種類などの異なるプリント
オプションに基づいて、介在サービス305へ別のプリ
ントジョブ要求を提示すべきか否かを判定する(ステッ
プS510)。第三者販売業者302が介在サービス3
05に別のプリントジョブ要求を提示しないと判定した
場合、流れは戻る(ステップS511)。これに対し、第
三者販売業者302が介在サービス305に別のプリン
トジョブ要求を提示すると判定した場合には、流れはス
テップS505へ進み、新たなプリントジョブ要求に基
づいてステップS505からS507が繰り返される。
【0058】ステップS508で支払金額の支払いが首
尾良く折衝されれば、流れはステップS509へ進み、
そこで、介在サービス305は在宅ユーザ320のネッ
トワーク上の場所と、在宅ユーザの対応するネットワー
クゲートウェイ、この例ではデジタルケーブルネットワ
ーク306のCHE311とに関する情報を第三者販売
業者302へ送信する。この情報は、以後、プリントジ
ョブをCHE311のCPSIサーバ312へプッシュ
するために使用され、最終的には在宅ユーザ320のS
TB322により受信される。そこで、メインルーチン
に戻る(ステップS511)。しかし、ステップS50
8で支払金額の支払いの折衝が不成功に終わった場合に
は、流れは直ちに戻り(ステップS511)、折衝プロセ
スは打ち切られる。
【0059】図6Aは、プリントジョブを在宅ユーザ3
20へ送達するために、プリントジョブが第三者販売業
者302から直接にCHE311のCPSIサーバ31
2へ送信される本発明の一実施形態による図4のステッ
プS409を説明するためのフローチャートである。詳
細にいえば、第三者販売業者302はプリントジョブを
インターネット301を介して好ましくは機密方式でC
HE311へ送信する。そこで、CPSIサーバ312
は先に介在サービス305により命令された通りにプリ
ントジョブを受け入れる(ステップS601)。介在サー
ビス305により第三者販売業者302へ送信されてい
た上記のトークンは、第三者販売業者302によりプリ
ントジョブと共にCPSIサーバ312へ送信されるの
が好ましく、そのトークンが真正であると判明すれば、
トークンは先に受信された命令と共に、プリントジョブ
を受け入れるべきか否かを判定するためにCPSIサー
バ312により使用される。次に、CHE311は、ス
テップS602で、CPSIスプーラ313を使用する
ことによりプリントジョブをスプーリングする。CPS
Iスプーラ313は、まず、折衝中に選択されたプリン
タ、この場合にはプリンタ324に対応するプリンタド
ライバによってプリントジョブをラスタ化する。
【0060】CPSIスプーラ313によるアクセスに
備えて、適切なプリンタドライバはCHE311の優先
選択ディレクトリ21に格納されているのが好ましい。
あるいは、フロッピー(登録商標)、CD−ROM、ネ
ットワークサーバ又はインターネットなどの外部記憶源
から適切なプリンタドライバを獲得することも可能であ
る。そこで、CPSIスプーラ313はプリンタ324
に対応する論理プリンタの待ち行列にあるラスタ化プリ
ントジョブをスプーリングする(ステップS602)。次
に、CHE311のCPSIクライアント314がプリ
ントジョブを順次デスプーリングし、在宅ユーザ320
のSTB322へ送信する(ステップS603)。STB
322はプリントジョブをプリンタ324へ送り出し、
第三者販売業者302により選択されたプリントオプシ
ョンに従ってプリンタ324でプリントジョブがプリン
トされる(ステップS604)。STB322はプリント
ジョブをSTB322のローカルスプーラ(図2のCP
SIスプーラ26)に保持する能力を有するのが好まし
い。これにより、在宅ユーザは後になってプリントジョ
ブを見ること及び/又はプリントのためにプリントジョ
ブをプリンタ324へ送信することができる。この能力
があれば、在宅ユーザは受信されたプリントジョブをプ
リントするか否かを判断する前に、プリントジョブを事
前選り分けすることができるようになる。
【0061】図6Bは、第三者販売業者302が許可を
得た後に、まず、プリントジョブをインターネット30
1を介して介在サービス305へ送信し、その後、介在
サービス305は在宅ユーザ320にプリントジョブを
送達するためにインターネット301を介してプリント
ジョブをCHE311へ送り出すような、本発明の別の
実施形態による図4のステップS409を説明するため
のフローチャートである。詳細にいえば、第三者販売業
者302は、ステップS611で、許可を得た後に、プ
リントジョブをインターネット301を介して好ましく
は機密方式で介在サービス305へ送信する。そこで、
介在サービス305はプリントジョブをインターネット
301を介して好ましくは機密方式でCHE311へ送
信し、CPSIサーバ312は先に介在サービス305
により命令された通りにプリントジョブを受け入れる
(ステップS612)。介在サービス305により第三者
販売業者302へ送信されていた上記のトークンはプリ
ントジョブと共にCPSIサーバ312へ送信されるの
が好ましく、トークンが真正であると判明すれば、トー
クンは先に受信された命令と共に、プリントジョブを受
け入れるべきか否かを判定するためにCPSIサーバ3
12により使用される。
【0062】次に、CHE311は、ステップS613
で、CPSIスプーラ313を使用することによりプリ
ントジョブをスプーリングする。CPSIスプーラ31
3は、まず、折衝中に選択されたプリンタ、この場合に
はプリンタ324に対応するプリンタドライバによって
プリントジョブをラスタ化する。プリンタドライバは、
先に図6Aに示す実施形態に関して説明したように獲得
される。CPSIスプーラ313は、プリンタ324に
対応する論理プリンタの待ち行列にあるラスタ化プリン
トジョブをスプーリングする(ステップS613)。次
に、CHE311のCPSIクライアント314はプリ
ントジョブを順次デスプーリングし、在宅ユーザ320
のSTB322へ送信する(ステップS614)。STB
322はプリントジョブをプリンタ324へ送り出し、
プリントジョブは第三者販売業者302により選択され
たプリントオプションに従ってプリンタ324でプリン
トされる(ステップS615)。STB322はプリント
ジョブをSTB322のローカルスプーラ(図2のCP
SIスプーラ26)に保持する能力を有するのが好まし
く、これにより、在宅ユーザは後になってプリントジョ
ブを見ること及び/又はプリントのためにプリントジョ
ブをプリンタ324へ送信することができる。この能力
があるために、在宅ユーザは受信されたプリントジョブ
をプリントするか否かを判断する前にプリントジョブを
事前選り分けすることができるようになる。図6Bに示
す実施形態は、介在サービス305を第三者販売業者3
02に対してワンストップショップとして扱い、その中
で、介在サービス305はプリントジョブの許可及び支
払いを折衝し、その後、第三者販売業者302から直接
にプリントジョブを受け入れ、最終的にプリントジョブ
が在宅ユーザ320によって受信されるという利点を有
する。
【0063】図7は、図3から図6に示す実施形態に従
って本発明を実施するために利用される様々な種類のプ
ロトコルを示す。すなわち、図7は、プロトコルスタッ
クに配列された6つのプロトコルの階層を示す。図7に
示すプロトコルスタックは、第三者販売業者302など
の第三者インターネットアプリケーションと介在サービ
ス305との間の全ての通信を支援するために使用され
るのが好ましい。更に、プロトコルスタックは第三者販
売業者302などの第三者インターネットアプリケーシ
ョンと、デジタルケーブルネットワーク306などのネ
ットワークハブ又はゲートウェイとの間の全ての通信を
支援するために使用されるのが好ましい。最後に、プロ
トコルスタックは介在サービス305などの介在サービ
スと、デジタルケーブルネットワーク306などのネッ
トワークハブ又はゲートウェイとの間の通信を支援する
ために使用されるのが好ましい。このように、プロトコ
ルスタックは、第三者インターネットアプリケーション
から在宅ユーザのプリンタへプリントジョブをプッシュ
するための許可を介在サービスから獲得し、且つそのよ
うな許可に対して第三者インターネットアプリケーショ
ンにより支払いを実行し、解決するための前述の通信及
び折衝を支援する。
【0064】図7に戻ると、最低レベルのプロトコル
は、広く使用されているネットワーク通信プロトコルで
あるTCP/IP710であることがわかる。プロトコ
ルスタックの次のプロトコルは、インターネットで使用
するために広く利用されている通信プロトコルであるH
TTP720である。このように、例えば、第三者販売
業者302は、プリントジョブを在宅ユーザ320へ送
信するために折衝し且つその許可を獲得するために、イ
ンターネット301を介して介在サービス305と通信
することができる。上記のプロトコルは、インターネッ
ト301を介する介在サービス305とCHE311と
の通信も支援し、これにより、介在サービス305とC
HE311は在宅ユーザ320及び330のプリンタへ
のアクセスを調整し、制御することができる。更に、上
記のプロトコルはインターネット301を介する第三者
販売業者302とCHE311との通信も支援するの
で、第三者販売業者302からCHE311を介して在
宅ユーザ320へプリントジョブをプッシュして、プリ
ンタ324でプリントさせることが可能である。
【0065】先に説明した通り、第三者販売業者302
と、介在サービス305と、CHE311との通信は機
密に実行されるのが好ましい。そのような機密性を得る
ために、プロトコルスタックには、プリントデータの通
信中、折衝中及び転送中に上記のエンティティ間に機密
接続を成立させるSSLプロトコル730が規定されて
いる。SSLは、ネットワーク環境、特にインターネッ
トで一般に使用されている機密プロトコルである。上記
の通信や折衝はTCP/IP710及びHTTP720
を使用しても実行可能であるが、プリントジョブを在宅
ユーザへ送信するための許可を獲得し、そのような許可
に対する支払いを行う際に一貫した、効率の良い迅速な
折衝を実行するには、上記のプロトコルに加えて、より
効率の高いプロトコルを使用するのが好ましい。この目
的のために、プロトコルスタックの次のプロトコル層は
少なくともOTP(オープントレーディングプロトコル)を
含み、その上にXMLにより支援されるカスタム化プロ
トコルを更に含んでいても良い。OTP740は、イン
ターネットを介してeコマースを実行する場合のように
ネットワークを介して2つのエンティティの間で取り引
きを実行するときに使用するためのプロトコルである。
OTP740は迅速で一貫し且つ効率の良い折衝・購入
プロトコルである。しかし、OTP740は、プリント
ジョブを在宅ユーザへプッシュプリントする許可を獲得
するために本発明の支援で利用される特定の折衝に適合
させたプロトコルではない。XML(拡張可能マークア
ップ言語)に基づくプロトコルなどのカスタム化プロト
コルを使用しても、先に本発明に関して説明した許可及
び支払いを巡る特定の折衝を支援できるであろうという
ことは理解できる。
【0066】プロトコルスタックの上の2つのプロトコ
ル層は、第三者販売業者302などの第三者インターネ
ットアプリケーションから在宅ユーザ320などの在宅
ユーザへのプリントデータの転送を支援する。すなわ
ち、IPP750(インターネットプリンティングプロ
トコル)は、第三者販売業者302と介在サービス30
5との間であれ、第三者販売業者302とCHE311
との間であれ、又は介在サービス305とCHE311
との間であれ、インターネット301を介するプリント
データの転送を補助するために規定されている。IPP
750は、インターネットを介するプリントデータの制
御及び転送を支援するプロトコルである。最後に、CP
SI760は、CHE6のCPSIサーバ312などの
CPSIサーバと、第三者販売業者302におけるアプ
リケーションモジュール340のCPSIクライアント
16などのCPSIクライアントとの通信を成立させ且
つ制御するための専用プロトコルである。このようにし
て、本明細書中に参考として取り入れられている前記の
米国特許出願に記載されるアーキテクチャは、第三者イ
ンターネットアプリケーションから在宅ユーザへのプリ
ントジョブのプッシュプリンティングを可能にするため
に支援される。この点に関して、米国特許出願第09/
357,593号、名称「Secure Printing Over a Cabl
e Network To aHome Printer」は、第三者インターネッ
トアプリケーションからデジタルケーブルネットワーク
を介して在宅ユーザへ機密方式でプリントジョブをプッ
シュプリンティングするプロセスを支援するためのアー
キテクチャを説明している。
【0067】図8は、在宅ユーザのプリンタへプリント
ジョブを送信するための許可を求めて第三者インターネ
ットアプリケーションと折衝する際に後に介在サービス
により使用されるべき適切なプリント関連情報を在宅ユ
ーザが如何にして提供するかを説明するためのフローチ
ャートである。先に説明したように、この情報はCHE
311の優先選択ディレクトリ21に格納するか、又は
在宅ユーザのプリンタへのアクセスの許可を制御し、管
理する介在サービスに格納しておくことができる。図8
に戻ると、ステップS801で、デジタルケーブルネッ
トワーク306の在宅ユーザ320のように、特定のネ
ットワークへの加入に関心を持っている在宅ユーザはネ
ットワークにコンタクトする。コンタクトが成立する
と、在宅ユーザはネットワークに加入し、この時、何ら
かの形態のネットワークID、好ましくはネットワーク
アドレスを獲得するのが望ましい(ステップS802)。
次に、ステップS803で、第三者インターネットアプ
リケーションが在宅ユーザのプリンタへジョブをプッシ
ュプリントすることができるように、在宅ユーザがプッ
シュプリントサービスの利用を許可することに同意する
か否かを判定する。在宅ユーザがプッシュプリントサー
ビスを利用することに同意すれば、流れはステップS8
04へ進む。ユーザがプッシュプリントサービスを使用
することに同意しない場合には、流れは終了へ向かう
(ステップS809)。
【0068】ステップS804では、在宅ユーザは、在
宅ユーザのプリンタにおいてプリントさせるために常に
在宅ユーザによりプッシュプリントジョブが許可される
であろう第三者を識別することにより、プッシュプリン
トサービスに関する優先選択を提供する。このように、
在宅ユーザは、あらかじめ介在サービスによる許可を受
ける必要なく、在宅ユーザのプリンタにおいてプリント
させるために常にプリントジョブを送信できるいくつか
の第三者を識別することができる。そのような場合、C
PSIサーバ312は単に前述の優先選択に基づいて許
可されたプリントジョブを受け入れ、それらのプリント
ジョブを在宅ユーザへプリントのために供給するだけで
あろう。例えば、在宅ユーザの取引銀行のインターネッ
ト銀行業務サービスに加入している在宅ユーザは、在宅
ユーザのプリンタへプッシュプリントジョブを直接に送
信することを常に許可された第三者としてその銀行業務
インターネットサービスを識別することになるであろ
う。この場合、プリントジョブは月例銀行口座計算書か
ら構成される。このようにして、在宅ユーザに有益な情
報を頻繁に提供できる第三者には様々な種類や形態のも
のがあることが理解される。
【0069】次に、在宅ユーザは、介在サービスからの
事前の許可によってプッシュプリントジョブが許可され
る第三者の種類に関する情報を提供する(ステップS8
05)。例えば、在宅ユーザは、野球に興味がある場
合、適切な介在サービスから事前の許可が獲得されたな
らば、野球に関連する第三者インターネットアプリケー
ションからのプリントジョブを受け入れ可能であること
を指示する。このようにして、在宅ユーザは、自分が興
味を持ち且つ事前に適切な介在サービスにより許可を受
けたプリントジョブのみを受信するように、第三者から
のプッシュプリント要求を有効に選り分けることができ
る。ステップS806では、在宅ユーザは、在宅ユーザ
のプリンタへプリントジョブをプッシュすることについ
て第三者に許可を与えるために在宅ユーザが要求する補
償の額や関連条件を設定する。例えば、在宅ユーザはプ
リントするページごとに一様に10セントの額を設定し
ても良いし、あるいは特定のプリントジョブのプリント
中に使用される紙の種類、カラーモード及びその他のオ
プションに基づいて複雑な補償構造を規定しても良い。
この後、在宅ユーザは、そのプリンタでプッシュプリン
トジョブをプリントするために利用可能であるプリンタ
の種類に関する情報を提供する(ステップS807)。更
に、在宅ユーザは、各々の家庭用プリンタで保持してい
る紙の種類、カラーモード及び分解能などのプリンタ能
力及び/又はプリントオプションを提供する。各プリン
タに対応する能力及びオプションの多くは、各プリンタ
に対応するプリンタドライバをアクセスすることにより
獲得されるのが好ましい。
【0070】在宅ユーザにより提供された上記の情報や
好みは、在宅ユーザが加入しているネットワークにより
収集され、格納される(ステップS808)。すなわち、
上記の情報はケーブルヘッドエンドの優先選択ディレク
トリに格納されるのが好ましい。先に述べた通り、上記
の情報は優先選択ディレクトリではなく、在宅ユーザの
プリンタへプリントジョブをプッシュするための許可を
制御し且つ管理する適切な介在サービスにおいて格納さ
れても良い(ステップS808)。このように、在宅ユ
ーザの好みやプリンタの能力に関する情報は、在宅ユー
ザがデジタルケーブルネットワーク306などの特定の
ネットワークに加入した時点で獲得される。前述のよう
に、既にデジタルケーブルネットワーク306などの特
定のネットワークに加入している在宅ユーザが在宅ユー
ザのプリンタへのアクセスを制御するために使用するこ
とを望む特定の介在サービスを選択できるような本発明
の別の実施形態を実施することができる。
【0071】この別の実施形態においては、在宅ユーザ
は既に加入しているネットワークではなく、特定の介在
サービスにコンタクトし、それに加入する。その後、在
宅ユーザはステップS803からS808で上記の情報
を提供する。また、ステップS801からS808を実
行する手段は様々に考えられることもわかる。例えば、
在宅ユーザはデジタルケーブルネットワーク306など
の関心あるネットワークに電話でコンタクトし、上記の
全ての情報を電話で提供することにより、ステップS8
01からS808を実行しても良い。あるいは、在宅ユ
ーザは、デジタルケーブルネットワーク306などの関
心あるネットワークにセットトップボックス322など
の適切なアクセス装置を使用してネットワーク自体を介
してコンタクトすることにより、ステップS801から
S808を実行しても良い。別の例では、在宅ユーザ
は、ステップS801からS808を実行するために、
関心あるネットワークを支援するために維持されている
インターネットサイト又はワールドウェブサイトのウェ
ブサイトにコンタクトしても良い。
【0072】更に別の例においては、在宅ユーザは、在
宅ユーザにより許可されるプリントジョブの種類と、そ
のようなプリントジョブに要求される補償額と、在宅ユ
ーザのプリンタに関する情報とを含む所定の一連の優先
選択条件に同意するだけである。この実施形態では、在
宅ユーザが最初にプッシュプリントサービスを起動させ
るためにオペレータにコンタクトした時点で、所定の一
連の優先選択条件に同意する。例えば、在宅ユーザがオ
ペレータからプリンタを借りたような場合には、オペレ
ータは事前にプリンタの特性と能力を完全に認識してい
るので、オペレータは標準補償額を含めた所定の条件の
一覧を提供することが可能である。
【0073】図9は、ルックアップサービスの代わりに
グローバルプッシュプリントブローカを利用する本発明
の一実施形態を示す図である。図9には、ルックアップ
サービス304が設けられていない点を除いて図3のネ
ットワーク環境に類似するネットワーク環境が示されて
いる。ルックアップサービスの代わりに、グローバルプ
ッシュプリントブローカ910が設けられている。図3
の場合と同様に、インターネット901、第三者販売業
者902及び903と共に、ISPゲートウェイ90
4、DSLネットワーク906、デジタルケーブルネット
ワーク907、無線ネットワーク909及びデジタル衛
星ネットワーク911などの複数のネットワークが設け
られている。更に、介在サービス905及び908も設
けられている。この実施形態による本発明は、第三者販
売業者902などの第三者インターネットアプリケーシ
ョンがルックアップサービスではなく、グローバルプッ
シュプリントブローカ910にコンタクトする点を除い
て、先に説明した実施形態とほぼ同じように動作する。
グローバルプッシュプリントブローカ910は、インタ
ーネット901を介して第三者販売業者902にプッシ
ュプリントサービスを提供するワンストップショップと
して機能する。
【0074】すなわち、グローバルプッシュプリントブ
ローカ910はルックアップサービス304と同様のル
ックアップサービスを実行することにより、第三者販売
業者902にデジタルケーブルネットワーク907の在
宅ユーザ920などの特定の在宅ユーザへプリントジョ
ブを送信する許可を獲得するために、介在サービス90
5などの適切な介在サービスを識別する。ルックアップ
サービスとして機能する他に、グローバルプッシュプリ
ントブローカ910は、適切な在宅ユーザへプリントジ
ョブをプッシュする許可を獲得するために、適切な介在
サービスとの折衝を処理する。例えば、介在サービス9
05が在宅ユーザ920へプリントジョブを送信するた
めの許可を制御するとグローバルプッシュプリントブロ
ーカ910が判定したならば、グローバルプッシュプリ
ントブローカ910はインターネット901を介して介
在サービス905にコンタクトし、図4及び図5に関し
て先に説明したように許可を獲得するために介在サービ
ス905と第三者販売業者902との間で折衝を行う。
【0075】最後に、グローバルプッシュプリントブロ
ーカ910は第三者販売業者902からデジタルケーブ
ルネットワーク907などの適切なネットワークへのプ
リントジョブの送り出しも処理し、プリントジョブは最
終的には在宅ユーザ920のプリンタでプリントされ
る。すなわち、グローバルプッシュプリントブローカ9
10が適切な介在サービスを識別し、第三者販売業者9
02がプリントジョブを在宅ユーザ920へ送信する許
可を獲得するための折衝に成功した場合、第三者販売業
者902はプリントジョブをインターネット901を介
して直接にグローバルプッシュプリントブローカ910
へ送信する。そこで、グローバルプッシュプリントブロ
ーカ910は、プリントジョブの宛先である所定の在宅
ユーザに対応する適切なネットワークへプリントジョブ
を送信する。例えば、第三者販売業者902はインター
ネット901を介してプリントジョブをグローバルプッ
シュプリントブローカ910へ送信し、そこで、グロー
バルプッシュプリントブローカ910はプリントジョブ
をデジタルケーブルネットワーク907のケーブルヘッ
ドエンドへ送信し、ケーブルヘッドエンドはそのプリン
トジョブを在宅ユーザ920へ送り出し、在宅ユーザ9
20のプリンタでプリントさせる。このように、グロー
バルプッシュプリントブローカ910は、第三者販売業
者902及び903などの第三者インターネットアプリ
ケーションへプッシュプリントサービスを提供する効率
の良いワンストップショップになる。
【0076】デジタルケーブルネットワークにおいてプ
ッシュプリンティングを支援するためのアーキテクチャ
を提供する上述の特定の実施形態を他の種類のネットワ
ークで使用するために一般化できることは明らかであ
る。そのような一般化インフラ構造を家庭プリンティン
グサービスインフラ構造(HPSI)といい、これは先に
説明したCPSIアーキテクチャとほぼ同様である。従
って、第三者インターネットアプリケーションによるプ
リントジョブのプッシュプリンティングを多様なネット
ワークにより支援することができ、また、在宅ユーザの
プリンタへのアクセスを制御する本発明を様々に異なる
ネットワークでも支援することができる。
【0077】図10は、上述のCPSIアーキテクチャ
を、アーキテクチャがホストされる通信ネットワークの
性質以外のあらゆる点で図2に関して説明したCPSI
アーキテクチャとほぼ同様であるHPSIアーキテクチ
ャを成すように一般化した本発明の一実施形態を示す。
このアーキテクチャは、デジタルケーブルネットワーク
1030に加えて、DSLネットワーク1040、無線
ネットワーク1050、ISPゲートウェイ1060及
びデジタル衛星ネットワーク1070でも同様にホスト
可能である。従って、同様にHPSIサーバ及びクライ
アントと、特定のネットワークの在宅ユーザのプリンタ
に対応する論理プリンタの待ち行列でプリントジョブを
スプールするHPSIスプーラとを含むHPSIアーキ
テクチャに対して、デジタルケーブルネットワーク10
30のケーブルヘッドエンドに類似するモジュールを設
けることができるのがわかる。
【0078】図10を参照すると、第三者販売業者10
02から1004と共にインターネット1001が設け
られている。更に、介在サービス1021から1023
と共にルックアップサービス1040が設けられてい
る。これらのエンティティは先に説明したと同様の動作
を実行する。また、デジタルケーブルネットワーク10
30、DSLネットワーク1040、無線ネットワーク
1050、ISPゲートウェイ1060及びデジタル衛
星ネットワーク1070を含む複数のネットワークも設
けられている。図10に示すそれぞれのネットワーク
は、先にデジタルケーブルネットワークに関して示した
実施形態に類似する適切なプリンティングサービスイン
フラ構造を含む。例えば、デジタルケーブルネットワー
ク1030はCPSI1035を含み、DSLネットワ
ーク1040はHPSIモジュール1045を含み、無
線ネットワーク1050はHPSIモジュール1055
を含み、ISPゲートウェイ1060はHPSIモジュ
ール1065を含み、デジタル衛星ネットワーク107
0はHPSIモジュール1075を含む。このように、
第三者販売業者1002から1004によるプッシュプ
リンティングを様々に異なるネットワークで支援でき、
プリントジョブをそれらのネットワークを介して在宅ユ
ーザへ送信することができる。
【0079】以上、本発明を特定の実施形態に関して説
明した。本発明は上述の実施形態に限定されず、当業者
により本発明の趣旨から逸脱せずに様々な変更や変形を
実施しうることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が実施されるネットワーク
化環境を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施形態によるプッシュプリンティ
ングを支援するためのアーキテクチャを説明するための
図である。
【図3】本発明の一実施形態によるプッシュプリンティ
ングを支援するためのネットワーク化環境を説明するた
めの図である。
【図4】本発明の一実施形態によるプッシュプリンティ
ングを説明するためのフローチャートである。
【図5】図4に示すフローチャートの折衝する工程を更
に説明するためのフローチャートである。
【図6A】図4に示すフローチャートのプリントする工
程の一実施形態を説明するためのフローチャートであ
る。
【図6B】図4に示すフローチャートのプリントする工
程の別の実施形態を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】本発明の一実施形態によるプロトコルスタック
を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施形態によるプッシュプリント情
報のセットアップを説明するためのフローチャートであ
る。
【図9】本発明の一実施形態によるグローバルプッシュ
プリントブローカを利用するネットワーク化環境を説明
するための図である。
【図10】本発明の一実施形態に従って複数のネットワ
ークにおけるプッシュプリンティングを支援するための
ネットワーク化環境を説明するための図である。

Claims (73)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットアプリケーションから、
    家庭用アクセス装置へのデータ送信を制御する遠隔プリ
    ントサーバによりサービスされるプリンタが接続されて
    いる家庭用アクセス装置へプリントデータを許可のもと
    に送信する方法において、 前記インターネットアプリケーションがプリントデータ
    を前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス
    装置へ送信するための許可を獲得するために、介在サー
    ビスと折衝する工程と、 許可が獲得された場合、許可されたプリントデータを前
    記インターネットアプリケーションから前記プリンタで
    プリントさせる前記遠隔プリントサーバを介して前記家
    庭用アクセス装置へ送信する工程とを備えることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 前記インターネットアプリケーションは
    第1のネットワークに常駐し、前記家庭用アクセス装置
    は第2のネットワークに常駐し、前記遠隔プリントサー
    バは前記第2のネットワークに常駐して、前記第1のネ
    ットワークと通信していることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記インターネットアプリケーションに
    よりプリントデータを生成する工程を更に含むことを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記インターネットアプリケーションが
    プリントデータを前記家庭用アクセス装置へ送信するこ
    とを前記介在サービスが許可したことを前記遠隔プリン
    トサーバに通知する工程を更に含むことを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のネットワークはデジタルケー
    ブルネットワークであることを特徴とする請求項2に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 前記家庭用アクセス装置はセットトップ
    ボックスであることを特徴とする請求項5に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記家庭用アクセス装置は住宅用ゲート
    ウェイであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のネットワークは無線データネ
    ットワークであることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記家庭用アクセス装置はパーソナルコ
    ンピュータであることを特徴とする請求項8に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記家庭用アクセス装置は住宅用ゲー
    トウェイであることを特徴とする請求項8に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記第2のネットワークはデータネッ
    トワークであることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 前記家庭用アクセス装置はパーソナル
    コンピュータであることを特徴とする請求項11に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 前記家庭用アクセス装置は住宅用ゲー
    トウェイであることを特徴とする請求項11に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記インターネットアプリケーション
    はインターネットアプリケーションであることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記インターネットアプリケーション
    はワールドワイドウェブアプリケーションであることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第2のネットワークはデジタル衛
    星ネットワークであることを特徴とする請求項2に記載
    の方法。
  17. 【請求項17】 ルックアップサービスから前記介在サ
    ービスに関連する識別情報を獲得する工程を更に含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記ルックアップサービスは前記第1
    のネットワークを介してアクセス可能であることを特徴
    とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記介在サービスは前記第1のネット
    ワークを介してアクセス可能であることを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
  20. 【請求項20】 許可を獲得する工程は、許可と引き換
    えに前記インターネットアプリケーションから前記介在
    サービスに金を支払うことを含むことを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】 許可を獲得する工程は、前記介在サー
    ビスが前記第2のネットワークにおける前記家庭用アク
    セス装置の場所に対応するアドレスを前記インターネッ
    トアプリケーションに提供することを含むことを特徴と
    する請求項2に記載の方法。
  22. 【請求項22】 支払いは前記プリンタでプリントすべ
    きページ数と、プリントデータをプリントするために前
    記プリンタにより使用されるべき紙の種類とに基づいて
    いることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記介在サービスは前記家庭用アクセ
    ス装置に関連する情報を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記家庭用アクセス装置に関連する情
    報は、前記家庭用アクセス装置の場所に対応するネット
    ワークアドレスを含むことを特徴とする請求項23に記
    載の方法。
  25. 【請求項25】 前記家庭用アクセス装置に関連する情
    報は前記プリンタの種類を含むことを特徴とする請求項
    23に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記家庭用アクセス装置に関連する情
    報は、前記プリンタのオプション及び能力に関連する情
    報を含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  27. 【請求項27】 許可を獲得する工程は、前記介在サー
    ビスが前記インターネットアプリケーションに前記プリ
    ンタの種類と、前記プリンタのオプション及び能力に関
    連する情報とを提供することを含むことを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記インターネットアプリケーション
    は、前記プリンタがプリントデータをプリントすべき紙
    の種類を選択することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  29. 【請求項29】 前記インターネットアプリケーション
    は、前記プリンタがプリントデータをプリントするとき
    のプリントモードを選択することを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  30. 【請求項30】 支払い金額は前記介在サービスから前
    記家庭用アクセス装置のユーザへ転送されることを特徴
    とする請求項20に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記ルックアップサービスは複数の介
    在サービスに関連する識別情報を含むことを特徴とする
    請求項17に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記ルックアップサービスは、前記家
    庭用アクセス装置のユーザに関連する識別情報に基づい
    て、特定の介在サービスに関連する識別情報を検索する
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記家庭用アクセス装置のユーザに関
    連する識別情報は前記インターネットアプリケーション
    により前記ルックアップサービスに提供されることを特
    徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 送信する工程は、プリントデータを前
    記インターネットアプリケーションから前記第1のネッ
    トワークを介して前記遠隔プリントサーバへ送信し、次
    に前記遠隔プリントサーバから前記第2のネットワーク
    を介して前記家庭用アクセス装置へ送信することを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  35. 【請求項35】 送信する工程は、プリントデータを前
    記インターネットアプリケーションから前記第1のネッ
    トワークを介して前記介在サービスへ送信し、前記介在
    サービスから前記第1のネットワークを介して前記遠隔
    プリントサーバへ送信し、前記遠隔プリントサーバから
    前記第2のネットワークを介して前記家庭用アクセス装
    置へ送信することを含むことを特徴とする請求項2に記
    載の方法。
  36. 【請求項36】 送信する工程は、前記インターネット
    アプリケーションがプリントデータを前記家庭用アクセ
    ス装置へ送信するのを許可されたことを前記遠隔プリン
    トサーバにより検証することを含むことを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記第1のネットワークはデータネッ
    トワークであることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  38. 【請求項38】 前記第1のネットワークはインターネ
    ットであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記第1のネットワークはワールドワ
    イドウェブであることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  40. 【請求項40】 前記第1のネットワークは機密プロト
    コルの使用により機密通信を実行することを特徴とする
    請求項2に記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記遠隔プリントサーバは、プリント
    データが前記家庭用アクセス装置へ送信されたことの確
    認を前記インターネットアプリケーションに提供するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記家庭用アクセス装置に関連する情
    報は前記家庭用アクセス装置から前記介在サービスに提
    供されることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  43. 【請求項43】 前記家庭用アクセス装置に関連する情
    報は前記家庭用アクセス装置のユーザから前記介在サー
    ビスに提供されることを特徴とする請求項23に記載の
    方法。
  44. 【請求項44】 前記プリンタはインクジェットプリン
    タであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  45. 【請求項45】 前記プリンタはインクバブルジェット
    (登録商標)プリンタであることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  46. 【請求項46】 前記プリンタはレーザープリンタであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  47. 【請求項47】 前記プリンタはクーポン券プリンタで
    あることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  48. 【請求項48】 プリントデータは販売情報に関連して
    いることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  49. 【請求項49】 プリントデータはクーポン券に関連し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  50. 【請求項50】 プリントデータは金融情報に関連して
    いることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  51. 【請求項51】 プリントデータは請求書に関連してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  52. 【請求項52】 支払い金額は前記インターネットアプ
    リケーションから前記介在サービスに電子的に提供され
    ることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  53. 【請求項53】 支払い金額は、前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータが送信された後に、前記インターネ
    ットアプリケーションから前記介在サービスに提供され
    ることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  54. 【請求項54】 前記遠隔プリントサーバは前記家庭用
    アクセス装置に関連する情報を含むことを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  55. 【請求項55】 前記家庭用アクセス装置に関連する情
    報は、前記家庭用アクセス装置の場所に対応するネット
    ワークアドレスを含むことを特徴とする請求項54に記
    載の方法。
  56. 【請求項56】 前記家庭用アクセス装置に関連する情
    報は前記プリンタの種類を含むことを特徴とする請求項
    54に記載の方法。
  57. 【請求項57】 前記家庭用アクセス装置に関連する情
    報は、前記プリンタのオプション及び能力に関連する情
    報を含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
  58. 【請求項58】 インターネットアプリケーションか
    ら、家庭用アクセス装置へのデータ送信を制御する遠隔
    プリントサーバによりサービスされるプリンタが接続さ
    れている家庭用アクセス装置へプリントデータを許可の
    もとに送信する方法において、 前記インターネットアプリケーションによりプリントデ
    ータを生成する工程と、 前記インターネットアプリケーションが前記遠隔プリン
    トサーバを介してプリントデータを前記家庭用アクセス
    装置へ送信するための許可を獲得するために、介在サー
    ビスとコンタクトする工程と、 プリントデータを送信するための許可について、前記介
    在サービスと前記インターネットアプリケーションとの
    間で支払額を折衝する工程と、 前記介在サービスから前記インターネットアプリケーシ
    ョンに、前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用ア
    クセス装置へプリントデータを送信するための許可を与
    える工程と、 前記インターネットアプリケーションが前記家庭用アク
    セス装置にプリントデータを送信することを許可された
    という通知を前記介在サービスから前記遠隔プリントサ
    ーバへ送信する工程と、 前記インターネットアプリケーションから前記遠隔プリ
    ントサーバを介して前記家庭用アクセス装置へプリント
    データを送信し、前記プリンタでプリントさせる工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  59. 【請求項59】 インターネットアプリケーションか
    ら、家庭用アクセス装置へのデータ送信を制御する遠隔
    プリントサーバによりサービスされるプリンタが接続さ
    れている家庭用アクセス装置へプリントデータを許可の
    もとに送信する方法において、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信するための許可を求める要求
    を前記インターネットアプリケーションから受信する工
    程と、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信するための許可を前記インタ
    ーネットアプリケーションに与える工程と、 前記インターネットアプリケーションが前記家庭用アク
    セス装置へプリントデータを送信するための許可を与え
    られたことを前記遠隔プリントサーバに通知する工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  60. 【請求項60】 インターネットアプリケーションか
    ら、家庭用アクセス装置へのデータ送信を制御する遠隔
    プリントサーバによりサービスされるプリンタが接続さ
    れている家庭用アクセス装置へプリントデータを許可の
    もとに送信する方法において、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信するための許可を求める要求
    を前記インターネットアプリケーションから受信する工
    程と、 プリントデータを送信するための許可について、前記イ
    ンターネットアプリケーションと支払額を折衝する工程
    と、 プリントデータを送信するための許可について、前記イ
    ンターネットアプリケーションから折衝済みの支払額を
    獲得する工程と、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信するための許可を前記インタ
    ーネットアプリケーションに与える工程と、 前記インターネットアプリケーションが前記家庭用アク
    セス装置へプリントデータを送信するための許可を与え
    られたことを前記遠隔プリントサーバに通知する工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  61. 【請求項61】 家庭用アクセス装置に接続するプリン
    タをサービスする方法において、 インターネットアプリケーションが前記家庭用アクセス
    装置へプリントデータを送信するための許可を与えられ
    たという通知を介在サービスから受信する工程と、 前記インターネットアプリケーションから許可されたプ
    リントデータを受信する工程と、 許可されたプリントデータを前記家庭用アクセス装置へ
    送信し、前記プリンタでプリントさせる工程と、 許可されないプリントデータの前記家庭用アクセス装置
    への送信を禁止する工程とを備えることを特徴とする方
    法。
  62. 【請求項62】 家庭用アクセス装置に接続するプリン
    タをサービスする方法において、 前記家庭用アクセス装置に対応するプリント優先選択を
    格納する工程と、 介在サービスからの要求に応答して、プリント優先選択
    を前記介在サービスに提供する工程と、 インターネットアプリケーションが前記家庭用アクセス
    装置へプリントデータを送信するための許可を与えられ
    たという通知を前記介在サービスから受信する工程と、 許可されたプリントデータ及びトークンを前記インター
    ネットアプリケーションから受信する工程と、 トークンが真正であり且つ許可されたプリントデータに
    対応することを検証する工程と、 許可されたプリントデータを前記家庭用アクセス装置へ
    送信し、前記プリンタでプリントさせる工程と、 許可されないプリントデータの前記家庭用アクセス装置
    への送信を禁止する工程とを備えることを特徴とする方
    法。
  63. 【請求項63】 家庭用アクセス装置へのデータ送信を
    制御する遠隔プリントサーバによりサービスされるプリ
    ンタが接続している家庭用アクセス装置へのプリントデ
    ータの送信を開始する方法において、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信するための許可を求める要求
    を介在サービスへ送信する工程と、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信するための許可を前記介在サ
    ービスから受信する工程と、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信する工程とを備えることを特
    徴とする方法。
  64. 【請求項64】 家庭用アクセス装置へのデータ送信を
    制御する遠隔プリントサーバによりサービスされるプリ
    ンタが接続している家庭用アクセス装置へのプリントデ
    ータの送信を開始する方法において、 プリントデータを生成する工程と、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信するための許可を求める要求
    を介在サービスへ送信する工程と、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信するための許可について、前
    記介在サービスと支払額を折衝する工程と、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信するための許可について、折
    衝済み支払額を前記介在サービスへ送信する工程と、 前記遠隔プリントサーバを介して前記家庭用アクセス装
    置へプリントデータを送信するために、前記介在サービ
    スからトークンを受信する工程と、 前記遠隔プリントサーバを介してプリントデータ及びト
    ークンを前記家庭用アクセス装置へ送信する工程とを備
    えることを特徴とする方法。
  65. 【請求項65】 インターネットアプリケーションか
    ら、家庭用アクセス装置へのデータ送信を制御する遠隔
    プリントサーバによりサービスされるプリンタが接続し
    ている家庭用アクセス装置へのプリントデータの送信を
    許可する装置において、 請求項59及び60のいずれか1項に記載の方法を実行
    するために実行可能であるプロセスステップを格納する
    プログラムメモリと、 前記プログラムメモリに格納されているプロセスステッ
    プを実行するプロセッサとを備えることを特徴とする装
    置。
  66. 【請求項66】 インターネットアプリケーションか
    ら、家庭用アクセス装置へのデータ送信を制御する遠隔
    プリントサーバによりサービスされるプリンタが接続し
    ている家庭用アクセス装置へのプリントデータの送信を
    許可するための、コンピュータ読み取り可能な媒体に格
    納されたコンピュータ実行可能なプロセスステップにお
    いて、 請求項59及び60のいずれか1項に記載の方法を実行
    するために実行可能なプロセスステップを含むコンピュ
    ータ実行可能なプロセスステップ。
  67. 【請求項67】 インターネットアプリケーションか
    ら、家庭用アクセス装置へのデータ送信を制御する遠隔
    プリントサーバによりサービスされるプリンタが接続し
    ている家庭用アクセス装置へのプリントデータの送信を
    許可するためのコンピュータ実行可能なプロセスステッ
    プを格納するコンピュータ読み取り可能な媒体におい
    て、 前記コンピュータ実行可能なプロセスステップは、請求
    項59及び60のいずれか1項に記載の方法を実行する
    ために実行可能なプロセスステップを含むコンピュータ
    読み取り可能な媒体。
  68. 【請求項68】 家庭用アクセス装置に接続するプリン
    タをサービスする装置において、 請求項61及び62のいずれか1項に記載の方法を実行
    するための実行可能なプロセスステップを格納するプロ
    グラムメモリと、 前記プログラムメモリに格納されているプロセスステッ
    プを実行するプロセッサとを備えることを特徴とする装
    置。
  69. 【請求項69】 家庭用アクセス装置に接続するプリン
    タをサービスするための、コンピュータ読み取り可能な
    媒体に格納されたコンピュータ実行可能なプロセスステ
    ップにおいて、 請求項61及び62のいずれか1項に記載の方法を実行
    するために実行可能なプロセスステップを含むコンピュ
    ータ実行可能なプロセスステップ。
  70. 【請求項70】 家庭用アクセス装置に接続するプリン
    タをサービスするためのコンピュータ実行可能なプロセ
    スステップを格納するコンピュータ読み取り可能な媒体
    において、 前記コンピュータ実行可能なプロセスステップは、請求
    項61及び62のいずれか1項に記載の方法を実行する
    ために実行可能なプロセスステップを含むコンピュータ
    読み取り可能な媒体。
  71. 【請求項71】 家庭用アクセス装置へのデータ送信を
    制御する遠隔プリントサーバによりサービスされるプリ
    ンタが接続している家庭用アクセス装置へのプリントデ
    ータの送信を開始する装置において、 請求項63及び64のいずれか1項に記載の方法を実行
    するために実行可能なプロセスステップを格納するプロ
    グラムメモリと、 前記プログラムメモリに格納されているプロセスステッ
    プを実行するプロセッサとを備えることを特徴とする装
    置。
  72. 【請求項72】 家庭用アクセス装置へのデータ送信を
    制御する遠隔プリントサーバによりサービスされるプリ
    ンタが接続している家庭用アクセス装置へのプリントデ
    ータの送信を開始するための、コンピュータ読み取り可
    能な媒体に格納されたコンピュータ実行可能なプロセス
    ステップにおいて、 請求項63及び64のいずれか1項に記載の方法を実行
    するために実行可能なプロセスステップを含むコンピュ
    ータ実行可能なプロセスステップ。
  73. 【請求項73】 家庭用アクセス装置へのデータ送信を
    制御する遠隔プリントサーバによりサービスされるプリ
    ンタが接続している家庭用アクセス装置へのプリントデ
    ータの送信を開始するためのコンピュータ実行可能なプ
    ロセスステップを格納するコンピュータ読み取り可能な
    媒体において、 前記コンピュータ実行可能なプロセスステップは、請求
    項63及び64のいずれか1項に記載の方法を実行する
    ために実行可能なプロセスステップを含むコンピュータ
    読み取り可能な媒体。
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