JP2001312369A - 入力装置及び入力項目判定方法 - Google Patents
入力装置及び入力項目判定方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】タッチパネルのような接触型検出装置で画面に
表示した項目を選択するような操作において、画面接触
時のみならず画面に接触する前から操作者の指示する項
目を表示する方法では、画面に接触する直前の位置を検
出する装置と画面に接触した位置を検出する装置に誤差
がある場合や、操作者が画面を真上から見ないで操作し
たため隣接項目にそれてしまった場合、操作点が震えて
しまった場合などには、それまで別色で表示された項目
と画面に接触した位置が異なるため、操作者の意図しな
い項目が選択されることがある。 【解決手段】計測空間内に操作点が検出されてから検出
パネルに接触するまでの位置および画面に接触した位置
の両方を用いて選択された項目を決定する。 【効果】誤入力を防止し、操作者の意図した項目を選択
することができるため、操作のやり直しが減る。
表示した項目を選択するような操作において、画面接触
時のみならず画面に接触する前から操作者の指示する項
目を表示する方法では、画面に接触する直前の位置を検
出する装置と画面に接触した位置を検出する装置に誤差
がある場合や、操作者が画面を真上から見ないで操作し
たため隣接項目にそれてしまった場合、操作点が震えて
しまった場合などには、それまで別色で表示された項目
と画面に接触した位置が異なるため、操作者の意図しな
い項目が選択されることがある。 【解決手段】計測空間内に操作点が検出されてから検出
パネルに接触するまでの位置および画面に接触した位置
の両方を用いて選択された項目を決定する。 【効果】誤入力を防止し、操作者の意図した項目を選択
することができるため、操作のやり直しが減る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力方法に関し、特
に選択項目入力における誤判定を防止するための入力装
置および入力項目判定方法に関する。
に選択項目入力における誤判定を防止するための入力装
置および入力項目判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画面に項目を表示させ入力を行う場合、
誤入力を防止させる方法としては特開平6−4214号
公報に記載のように、操作点が画面に接触する直前に接
触する位置を検出し、指示されている項目の色を変えて
表示し、画面に接触があると、接触位置にある項目の色
を反転させることで防止する方法がある。また、入力位
置補正装置としては特開平10−333831号公報に
記載のように、視差を補正することにより誤入力を防止
する方法がある。
誤入力を防止させる方法としては特開平6−4214号
公報に記載のように、操作点が画面に接触する直前に接
触する位置を検出し、指示されている項目の色を変えて
表示し、画面に接触があると、接触位置にある項目の色
を反転させることで防止する方法がある。また、入力位
置補正装置としては特開平10−333831号公報に
記載のように、視差を補正することにより誤入力を防止
する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−421
4号の方法では、接触前は指示された項目の色を変えて
操作者がわかるように表示されているが、最終的な選択
項目の判定は、実際に接触した位置だけを用いて判定さ
れるため、画面に接触する直前の位置を検出する装置と
画面に接触した位置を検出する装置に誤差がある場合
や、操作者が画面を真上から見ないで操作したため隣接
項目にそれてしまった場合、それまで別色で表示された
項目とは異なる操作者の意図しない項目が選択されると
いう問題がある。また特開平10−333831号の方
法では、視差による誤入力を防ぐことができるが、あら
かじめ設定した視差値の範囲内でしか対応できないとい
う問題がある。また、指示点の震えによる誤入力への対
応はどちらでも考慮されていない。本発明の目的は、こ
のような誤入力を防止することにある。
4号の方法では、接触前は指示された項目の色を変えて
操作者がわかるように表示されているが、最終的な選択
項目の判定は、実際に接触した位置だけを用いて判定さ
れるため、画面に接触する直前の位置を検出する装置と
画面に接触した位置を検出する装置に誤差がある場合
や、操作者が画面を真上から見ないで操作したため隣接
項目にそれてしまった場合、それまで別色で表示された
項目とは異なる操作者の意図しない項目が選択されると
いう問題がある。また特開平10−333831号の方
法では、視差による誤入力を防ぐことができるが、あら
かじめ設定した視差値の範囲内でしか対応できないとい
う問題がある。また、指示点の震えによる誤入力への対
応はどちらでも考慮されていない。本発明の目的は、こ
のような誤入力を防止することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
した装置は、入力を行う項目を表示するパネルと指示手
段がパネルに接触した位置を計測する手段とパネル前面
空間内で指示手段が指示するパネル平面に対応する位置
を計測する手段から構成される。以下に本装置を用いた
請求項2に記載の入力項目判定方法を説明する。まず指
示手段がパネルに接触する前に、設定した検出空間内の
指示手段の指示点の平面位置を計測し座標Pとする。次
に指示手段がパネルに接触したときに接触した位置を計
測し座標Qとする。両者の位置座標を因子として重み付
け演算を行うことにより対応する入力フィールドを判定
する。検出空間内で指示手段の位置座標を検出後、一定
時間以上パネルへの接触が無い場合は座標Pのみで対応
する位置座標にある項目を入力フィールドと判定する。
した装置は、入力を行う項目を表示するパネルと指示手
段がパネルに接触した位置を計測する手段とパネル前面
空間内で指示手段が指示するパネル平面に対応する位置
を計測する手段から構成される。以下に本装置を用いた
請求項2に記載の入力項目判定方法を説明する。まず指
示手段がパネルに接触する前に、設定した検出空間内の
指示手段の指示点の平面位置を計測し座標Pとする。次
に指示手段がパネルに接触したときに接触した位置を計
測し座標Qとする。両者の位置座標を因子として重み付
け演算を行うことにより対応する入力フィールドを判定
する。検出空間内で指示手段の位置座標を検出後、一定
時間以上パネルへの接触が無い場合は座標Pのみで対応
する位置座標にある項目を入力フィールドと判定する。
【0005】ここで検出空間内の位置検出方法は図1に
示すような発光素子と受光素子をパネル前面に各々向か
い合わせてX軸・Y軸上に配置する方法や、受光素子を
パネル平面に格子状に配置し発光点を備えた指示手段か
らの発光を検出する方法を用いることができる。パネル
上の位置検出方法は、タッチパネルのような感圧による
方法、前記記載のパネル平面状の受光素子による方法を
用いることができる。指示手段としては、受光素子に対
応する場合は発光点を備えた指示棒、感圧素子を用いる
場合は尖端を有する指示棒等、各検出方法に適した手段
を用いる。
示すような発光素子と受光素子をパネル前面に各々向か
い合わせてX軸・Y軸上に配置する方法や、受光素子を
パネル平面に格子状に配置し発光点を備えた指示手段か
らの発光を検出する方法を用いることができる。パネル
上の位置検出方法は、タッチパネルのような感圧による
方法、前記記載のパネル平面状の受光素子による方法を
用いることができる。指示手段としては、受光素子に対
応する場合は発光点を備えた指示棒、感圧素子を用いる
場合は尖端を有する指示棒等、各検出方法に適した手段
を用いる。
【0006】請求項3に記載した装置を用いた請求項4
に記載の入力項目判定方法を説明する。前記請求項1に
記載した装置では検出位置による項目への帰属割合は設
定していないが、請求項3に記載の構成ではパネルに表
示された各項目に対しその項目フィールドより大きい一
定の領域を検出領域として設定し、その領域上での項目
フィールドからの距離によりその項目への所属の割合を
設定する。空間上の位置指示手段の指示点のパネル平面
上に対応する位置座標Pとパネル接触位置座標Qを計測
し、パネルに表示された各項目に対し、Pが項目iに所属
する割合Fi(P)、Qが項目iに所属する割合Fi(Q)を算出す
る。各位置座標が各々の項目に属する割合Fi(P)、Fi(Q)
を因子として重み付け演算を行うことにより入力フィー
ルドを判定する。
に記載の入力項目判定方法を説明する。前記請求項1に
記載した装置では検出位置による項目への帰属割合は設
定していないが、請求項3に記載の構成ではパネルに表
示された各項目に対しその項目フィールドより大きい一
定の領域を検出領域として設定し、その領域上での項目
フィールドからの距離によりその項目への所属の割合を
設定する。空間上の位置指示手段の指示点のパネル平面
上に対応する位置座標Pとパネル接触位置座標Qを計測
し、パネルに表示された各項目に対し、Pが項目iに所属
する割合Fi(P)、Qが項目iに所属する割合Fi(Q)を算出す
る。各位置座標が各々の項目に属する割合Fi(P)、Fi(Q)
を因子として重み付け演算を行うことにより入力フィー
ルドを判定する。
【0007】請求項5に記載した装置を用いた請求項6
に記載の入力項目判定方法を説明する。本構成では請求
項1または請求項3に記載の装置構成に、パネル前面空
間上で指示点の位置を検出した時刻とパネル平面状の位
置を検出した時刻を計測する手段を加え、位置情報の他
に経過時間を算出因子として用いることを可能とする。
まず請求項1に記載の構成に時刻検出手段を加えた装置
を用いた入力項目判定方法について説明する。計測空間
内で指示手段の指示点を検出した時刻tとその時のパネ
ル平面上に対応する位置座標Ptを計測し、指示手段がパ
ネル接触した際には接触位置座標Qも計測する。時刻tに
おける指示点の位置座標Ptが項目iでの存在有無Di(Pt)
とパネル接触した位置座標Qが項目iでの存在有無Di(Q)
(存在する場合は1、存在しない場合は0)と過去に計
測した時刻から現在時刻までの時間重みを用いて重み付
け演算を行い入力フィールドを判定する。
に記載の入力項目判定方法を説明する。本構成では請求
項1または請求項3に記載の装置構成に、パネル前面空
間上で指示点の位置を検出した時刻とパネル平面状の位
置を検出した時刻を計測する手段を加え、位置情報の他
に経過時間を算出因子として用いることを可能とする。
まず請求項1に記載の構成に時刻検出手段を加えた装置
を用いた入力項目判定方法について説明する。計測空間
内で指示手段の指示点を検出した時刻tとその時のパネ
ル平面上に対応する位置座標Ptを計測し、指示手段がパ
ネル接触した際には接触位置座標Qも計測する。時刻tに
おける指示点の位置座標Ptが項目iでの存在有無Di(Pt)
とパネル接触した位置座標Qが項目iでの存在有無Di(Q)
(存在する場合は1、存在しない場合は0)と過去に計
測した時刻から現在時刻までの時間重みを用いて重み付
け演算を行い入力フィールドを判定する。
【0008】請求項3に記載の構成に時刻検出手段を加
えた装置を用いた入力項目判定方法について説明する。
計測空間内で指示手段の指示点を検出した時刻tとその
時のパネル平面上に対応する位置座標Ptを計測し、指示
手段がパネル接触した際には接触位置座標Qも計測し、
パネルに表示されている各項目に設定されたその項目よ
り大きな所属領域を用いて、時刻tにおける指示点の位
置座標Ptが項目iに所属する割合Fi(Pt)、パネル接触し
た位置座標Qが項目iに所属する割合Fi(Q)を算出し、Fi
(Pt)、Fi(Q)、過去に計測した時刻から現在時刻までの
時間重みを用いて重み付け演算を行い入力フィールドを
判定する。
えた装置を用いた入力項目判定方法について説明する。
計測空間内で指示手段の指示点を検出した時刻tとその
時のパネル平面上に対応する位置座標Ptを計測し、指示
手段がパネル接触した際には接触位置座標Qも計測し、
パネルに表示されている各項目に設定されたその項目よ
り大きな所属領域を用いて、時刻tにおける指示点の位
置座標Ptが項目iに所属する割合Fi(Pt)、パネル接触し
た位置座標Qが項目iに所属する割合Fi(Q)を算出し、Fi
(Pt)、Fi(Q)、過去に計測した時刻から現在時刻までの
時間重みを用いて重み付け演算を行い入力フィールドを
判定する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各請求項毎に実施
形態を説明する。
形態を説明する。
【0010】図1に請求項1に記載した装置の例を示
す。入力を行う項目を表示するパネル101と指示手段
がパネルに接触した位置を計測する装置102とパネル
前面で指示手段が指示する位置を計測する装置103か
ら構成される。指示手段がパネルに接触がないときは指
示手段の指示点の位置を計測し、指示点の位置座標があ
る項目を指示項目と判定する。指示手段がパネルに接触
したときはパネル前面で指示手段が指示する位置と接触
した位置を計測し、両者の位置座標に重み付け演算を行
うことにより入力フィールドを判定する。
す。入力を行う項目を表示するパネル101と指示手段
がパネルに接触した位置を計測する装置102とパネル
前面で指示手段が指示する位置を計測する装置103か
ら構成される。指示手段がパネルに接触がないときは指
示手段の指示点の位置を計測し、指示点の位置座標があ
る項目を指示項目と判定する。指示手段がパネルに接触
したときはパネル前面で指示手段が指示する位置と接触
した位置を計測し、両者の位置座標に重み付け演算を行
うことにより入力フィールドを判定する。
【0011】図2に請求項2に記載した入力項目判定方
法を示す。請求項1に記載の入力装置において、計測空
間内で指示手段の指示点がある場合、指示点のパネル平
面上に対応する位置座標P(xp,yp)を計測する。指示手段
がパネルに接触がないときは計測した指示点の位置座標
Pがある項目を指示項目と判定する。指示手段がパネル
に接触したときはパネル前面で指示手段が指示する位置
座標Pと接触した位置座標Q(xq,yq)を計測し、P、Qの位
置を因子として重みwp、wq(wp+wq=1)で重み付けを行い
座標R(wpxp+wqxq,wpyp+wqyq)を算出し、座標Rがある項
目を入力フィールドと判定する。
法を示す。請求項1に記載の入力装置において、計測空
間内で指示手段の指示点がある場合、指示点のパネル平
面上に対応する位置座標P(xp,yp)を計測する。指示手段
がパネルに接触がないときは計測した指示点の位置座標
Pがある項目を指示項目と判定する。指示手段がパネル
に接触したときはパネル前面で指示手段が指示する位置
座標Pと接触した位置座標Q(xq,yq)を計測し、P、Qの位
置を因子として重みwp、wq(wp+wq=1)で重み付けを行い
座標R(wpxp+wqxq,wpyp+wqyq)を算出し、座標Rがある項
目を入力フィールドと判定する。
【0012】図3に請求項3に記載した装置において、
指示点が項目に所属する割合の設定の例を示す。指示点
が入力項目A、Bのそれぞれに所属する割合を高さで表
現したものである。Aに所属する割合を301、Bに所
属する割合を等高線302の破線で表す。これらを直線
305で切った断面をそれぞれ断面図303、断面図3
04に示す。例えば図4のように指示点401がある場
合、指示点が項目Aに所属する割合Faは0.75、項目Bに
所属する割合Fbは0.55となる。
指示点が項目に所属する割合の設定の例を示す。指示点
が入力項目A、Bのそれぞれに所属する割合を高さで表
現したものである。Aに所属する割合を301、Bに所
属する割合を等高線302の破線で表す。これらを直線
305で切った断面をそれぞれ断面図303、断面図3
04に示す。例えば図4のように指示点401がある場
合、指示点が項目Aに所属する割合Faは0.75、項目Bに
所属する割合Fbは0.55となる。
【0013】図5に請求項4に記載した入力項目判定方
法を示す。請求項3に記載の入力装置において、計測空
間内で位置指示手段の指示点のパネル平面上に対応する
位置座標P(xp,yp)とパネル接触位置座標Q(xq,yq)を計測
する。パネルに表示された各項目はその項目より大きい
所属領域を有し、各位置座標が各々の項目に属する割合
を算出する。Pが項目iに所属する割合をFi(P)、Qが項目
iに所属する割合をFi(Q)と表す。PとQに割り当てる重み
w1、w2を用いて、項目毎にP、Qの所属する割合を重み付
け演算を行い項目毎の所属割合Si=w1Fi(P)+w2Fi(Q)を算
出し、所属割合Siが最大の項目iを入力フィールドと判
定する。
法を示す。請求項3に記載の入力装置において、計測空
間内で位置指示手段の指示点のパネル平面上に対応する
位置座標P(xp,yp)とパネル接触位置座標Q(xq,yq)を計測
する。パネルに表示された各項目はその項目より大きい
所属領域を有し、各位置座標が各々の項目に属する割合
を算出する。Pが項目iに所属する割合をFi(P)、Qが項目
iに所属する割合をFi(Q)と表す。PとQに割り当てる重み
w1、w2を用いて、項目毎にP、Qの所属する割合を重み付
け演算を行い項目毎の所属割合Si=w1Fi(P)+w2Fi(Q)を算
出し、所属割合Siが最大の項目iを入力フィールドと判
定する。
【0014】図6に請求項5に記載した装置の一例を示
す。一定時間毎に信号を出すタイマ601、タイマの信
号を受け取ったときにパネル前面上の指示点の位置を計
測する装置602、指示点がパネルに接触があったとき
に接触位置を計測する装置603、入力を行う項目を表
示するパネル604から構成される。図7に指示点の軌
跡の例、図8にその時の計測結果を示す。タイマから時
刻T=1から6において信号が出されたとき、各時刻に
おいて指示点は図7の701〜706が計測される。図
8に請求項5に記載した計測時刻から算出する重みの例
を示す。過去に計測した時刻から現在時刻までの時間を
因子とした重み演算を行うことにより入力フィールドを
判定する。
す。一定時間毎に信号を出すタイマ601、タイマの信
号を受け取ったときにパネル前面上の指示点の位置を計
測する装置602、指示点がパネルに接触があったとき
に接触位置を計測する装置603、入力を行う項目を表
示するパネル604から構成される。図7に指示点の軌
跡の例、図8にその時の計測結果を示す。タイマから時
刻T=1から6において信号が出されたとき、各時刻に
おいて指示点は図7の701〜706が計測される。図
8に請求項5に記載した計測時刻から算出する重みの例
を示す。過去に計測した時刻から現在時刻までの時間を
因子とした重み演算を行うことにより入力フィールドを
判定する。
【0015】図9に請求項6に記載した入力項目判定方
法を示す。請求項5に記載の入力装置において、計測空
間内で指示手段の指示点のパネル平面上に対応する位置
と計測された時刻を記録する。計測された時刻tにおけ
る位置座標をPtとする。指示手段がパネル接触した場
合、接触位置座標Qも計測する。時刻tにおける指示点の
位置座標Ptが項目iでの存在有無Di(Pt)を判定する。パ
ネル接触した位置座標Qが項目iでの存在有無はDi(Q)と
する。存在する場合は1、存在しない場合は0で表す。
また、過去に計測した時刻tから現在時刻t'までの時間
重みW(t-t)を用いてDi(Pt)に重み付けを行い、検出開始
時刻t0から現在時刻tまでの時間重み和Uiを数1より算
出する。
法を示す。請求項5に記載の入力装置において、計測空
間内で指示手段の指示点のパネル平面上に対応する位置
と計測された時刻を記録する。計測された時刻tにおけ
る位置座標をPtとする。指示手段がパネル接触した場
合、接触位置座標Qも計測する。時刻tにおける指示点の
位置座標Ptが項目iでの存在有無Di(Pt)を判定する。パ
ネル接触した位置座標Qが項目iでの存在有無はDi(Q)と
する。存在する場合は1、存在しない場合は0で表す。
また、過去に計測した時刻tから現在時刻t'までの時間
重みW(t-t)を用いてDi(Pt)に重み付けを行い、検出開始
時刻t0から現在時刻tまでの時間重み和Uiを数1より算
出する。
【0016】
【数1】
【0017】指示手段がパネルに接触していない場合、
Uiが最大の項目iを指示項目として表示する。指示手段
がパネルに接触した場合、UiとDi(Q)の重みw1、w2を用
いて重み付け和Si(=w1Ui+w2Di(Q))を算出し、Siが最大
の項目iを入力フィールドと判定する。
Uiが最大の項目iを指示項目として表示する。指示手段
がパネルに接触した場合、UiとDi(Q)の重みw1、w2を用
いて重み付け和Si(=w1Ui+w2Di(Q))を算出し、Siが最大
の項目iを入力フィールドと判定する。
【0018】図10に請求項3に記載した装置構成を基
にした請求項5に記載の装置を用いた請求項6に記載の
入力項目判定方法を示す。請求項5に記載の入力装置に
おいて、計測空間内で位置指示手段の指示点のパネル平
面上に対応する位置と計測された時刻を記録する。計測
された時刻tにおける位置座標をPtとする。指示手段が
パネル接触した場合、接触位置座標Qも計測する。パネ
ルに表示された各項目はその項目より大きい所属領域を
有し、各位置座標が各々の項目に属する割合を算出す
る。時刻tにおける指示点の位置座標Ptが項目iに所属す
る割合をFi(Pt)、パネル接触した位置座標Qが項目iに所
属する割合をFi(Q)と表す。また、過去に計測した時刻t
から現在時刻t'までの時間重みW(t-t)を用いてFi(Pt)に
重み付けを行い、検出開始時刻t0から現在時刻tまでの
時間重み和Viを数2より算出する。
にした請求項5に記載の装置を用いた請求項6に記載の
入力項目判定方法を示す。請求項5に記載の入力装置に
おいて、計測空間内で位置指示手段の指示点のパネル平
面上に対応する位置と計測された時刻を記録する。計測
された時刻tにおける位置座標をPtとする。指示手段が
パネル接触した場合、接触位置座標Qも計測する。パネ
ルに表示された各項目はその項目より大きい所属領域を
有し、各位置座標が各々の項目に属する割合を算出す
る。時刻tにおける指示点の位置座標Ptが項目iに所属す
る割合をFi(Pt)、パネル接触した位置座標Qが項目iに所
属する割合をFi(Q)と表す。また、過去に計測した時刻t
から現在時刻t'までの時間重みW(t-t)を用いてFi(Pt)に
重み付けを行い、検出開始時刻t0から現在時刻tまでの
時間重み和Viを数2より算出する。
【0019】
【数2】
【0020】指示手段がパネルに接触していない場合、
Viが最大の項目iを指示項目として表示する。指示手段
がパネルに接触した場合、ViとFi(Q)の重みw1、w2を用
いて重み付け和Si(=w1Vi+w2Fi(Q))を算出し、Siが最大
の項目iを入力フィールドと判定する。
Viが最大の項目iを指示項目として表示する。指示手段
がパネルに接触した場合、ViとFi(Q)の重みw1、w2を用
いて重み付け和Si(=w1Vi+w2Fi(Q))を算出し、Siが最大
の項目iを入力フィールドと判定する。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、画面に接触する直前の
位置を検出する装置と画面に接触した位置を検出する装
置に誤差がある場合や、操作者が画面を真上から見ない
で操作したため隣接項目にそれてしまった場合、操作点
が震えてしまった場合などに、それまで別色で指示して
いた項目から多少異なる位置に指示点が接触しても、操
作者の意図した項目を選択することができ、誤入力を防
止できる。
位置を検出する装置と画面に接触した位置を検出する装
置に誤差がある場合や、操作者が画面を真上から見ない
で操作したため隣接項目にそれてしまった場合、操作点
が震えてしまった場合などに、それまで別色で指示して
いた項目から多少異なる位置に指示点が接触しても、操
作者の意図した項目を選択することができ、誤入力を防
止できる。
【図1】請求項1の装置構成の一例を示す図。
【図2】請求項2の流れの一例を示す図。
【図3】指示点が各項目に所属する割合の例を示す図。
【図4】所属割合の算出例を示す図。
【図5】請求項4の流れの一例を示す図。
【図6】請求項5の装置構成の一例を示す図。
【図7】指示点の推移の一例を示す図。
【図8】検出時間重みを示す図。
【図9】請求項6の流れの一例を示す図。
【図10】請求項4と請求項6の組合せた方法の流れの
一例を示す図。
一例を示す図。
101…項目表示画面、102…接触位置を計測する装
置、103…空間上の指示点計測装置、301…項目A
に対する所属割合を表す等高線、302…項目Bに対す
る所属割合を表す等高線、303…項目Aに対する所属
割合の断面図、304…項目Bに対する所属割合の断面
図、305…403、404の断面を表す線、401…
指示点、701…時刻1に計測された指示点の位置、7
02…時刻2に計測された指示点の位置、703…時刻
3に計測された指示点の位置、704…時刻4に計測さ
れた指示点の位置、705…時刻5に計測された指示点
の位置、706…時刻6に計測された指示点の位置。
置、103…空間上の指示点計測装置、301…項目A
に対する所属割合を表す等高線、302…項目Bに対す
る所属割合を表す等高線、303…項目Aに対する所属
割合の断面図、304…項目Bに対する所属割合の断面
図、305…403、404の断面を表す線、401…
指示点、701…時刻1に計測された指示点の位置、7
02…時刻2に計測された指示点の位置、703…時刻
3に計測された指示点の位置、704…時刻4に計測さ
れた指示点の位置、705…時刻5に計測された指示点
の位置、706…時刻6に計測された指示点の位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 温水 紀弘 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共システム事業部内 Fターム(参考) 5B068 AA01 AA22 BE08 CC12 DD13 DE11 5B087 AA00 AB11 AB16 AD01 CC12 CC24 CC26 DD02 DE03
Claims (6)
- 【請求項1】 入力を行う項目をパネルに表示し、指示
手段が指示する項目を選択する装置において、パネル前
面空間上の位置指示手段の指示点のパネル平面上に対応
する位置を計測する手段と指示点がパネルに接触した位
置を計測する手段とを備え、両者の位置座標から入力項
目を判定し表示する手段を備えたことを特徴とする入力
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の入力装置において、計
測空間内で位置指示手段の指示点のパネル平面上に対応
する位置座標と指示点がパネルに接触した位置座標を計
測し、両者の位置を因子として重み付け演算を行うこと
により入力フィールドを判定することを特徴とする入力
項目判定方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の入力装置において、パ
ネルに表示された各項目の入力フィールドの周囲に入力
フィールドより大きく位置検出領域を設け、入力フィー
ルドからの距離を算出する手段を備えたことを特徴とす
る入力装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の入力装置において、計
測空間内で位置指示手段の指示点のパネル平面上に対応
する位置が各々の項目に所属する割合と指示手段がパネ
ルに接触した位置が各々の項目に所属する割合をフィー
ルドからの直線距離を基にして算出し、算出した両者の
割合を因子として重み付け演算を行うことにより入力フ
ィールドを判定することを特徴とする入力項目判定方
法。 - 【請求項5】 請求項1または請求項3に記載の入力装
置において、パネル前面空間上で指示点の位置を検出し
た時刻とパネル平面状の位置を検出した時刻を計測し、
時刻の差を算出する手段を備えたことを特徴とする入力
装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の入力装置において、パ
ネル前面空間上の位置指示手段の指示点のパネル平面上
に対応する位置と時刻を計測し、計測された時刻の差を
基に位置座標の軌跡に重み付け演算を行うことにより入
力フィールドを判定することを特徴とする入力項目判定
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000134229A JP2001312369A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 入力装置及び入力項目判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000134229A JP2001312369A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 入力装置及び入力項目判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001312369A true JP2001312369A (ja) | 2001-11-09 |
Family
ID=18642542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000134229A Pending JP2001312369A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 入力装置及び入力項目判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001312369A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5713180B2 (ja) * | 2008-10-24 | 2015-05-07 | 日本電気株式会社 | 検知領域がディスプレイの表示領域よりも小さくても同等時のように動作するタッチパネル装置 |
CN105511750A (zh) * | 2014-09-26 | 2016-04-20 | 联想(北京)有限公司 | 一种切换方法及电子设备 |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000134229A patent/JP2001312369A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5713180B2 (ja) * | 2008-10-24 | 2015-05-07 | 日本電気株式会社 | 検知領域がディスプレイの表示領域よりも小さくても同等時のように動作するタッチパネル装置 |
CN105511750A (zh) * | 2014-09-26 | 2016-04-20 | 联想(北京)有限公司 | 一种切换方法及电子设备 |
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