JP2001310435A - 耐熱性フレキシブル基板の製造方法 - Google Patents

耐熱性フレキシブル基板の製造方法

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JP2001310435A
JP2001310435A JP2000126943A JP2000126943A JP2001310435A JP 2001310435 A JP2001310435 A JP 2001310435A JP 2000126943 A JP2000126943 A JP 2000126943A JP 2000126943 A JP2000126943 A JP 2000126943A JP 2001310435 A JP2001310435 A JP 2001310435A
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roll
metal
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Naoki Hase
長谷直樹
Kosuke Kataoka
片岡孝介
Yasuo Fushiki
伏木八洲男
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルベルトプレス機より設備投資が安価で
ある熱ロールラミネート機を用いて、加圧ムラの少な
い、表面性、接着性良好な積層板の製造方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 耐熱性を有する熱融着性の被積層材料を
含む複数の被積層材料を連続的にラミネートして積層板
を製造する方法であって、少なくとも1対以上の金属ロ
ールを備えた熱ロールラミネート機によってラミネート
することを特徴とする積層板の製造方法。さらに前記金
属ロールの直径を200mm以上とし、真円度を0.0
5mm以下、円筒度を0.05mm以下、表面粗さを
0.01mm、表面硬さをHs50以上とし、熱ロール
の温度分布精度を±10℃以下にする積層板の製造方
法。、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、電子・
電気機器等に用いられる耐熱フレキシブル基板などの積
層板を連続的にラミネートして製造する方法に関する。
特には、熱可塑性ポリイミドを主成分とする接着層を有
する耐熱性フレキシブル基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子・電気機器等に用いられる積層板に
は、樹脂含浸紙、樹脂含浸ガラス布等と金属箔とからな
る熱硬化型の積層板と熱可塑性樹脂を接着層とするプラ
スチックフィルムと金属箔とからなる熱可塑型の積層板
がある。
【0003】熱硬化型の積層板の製造方法は、従来より
いろいろ研究されており、樹脂含浸紙、樹脂含浸ガラス
布等と金属箔を多段プレスや真空プレスを用いてプレス
し、その後、高温雰囲気下で数時間熱硬化させて積層板
を得る方法や、ロール状の材料を加熱した1対のロール
に挟んで熱ラミネートし、その後、高温雰囲気下で数時
間熱硬化させて積層板を得る方法、熱ロールラミネート
機の代わりにダブルベルトプレス装置を用いて熱ラミネ
ートする方法等が実施されている。熱ロールラミネート
機に関しては、熱硬化型の場合は、ラミネート温度が1
00℃程度と比較的低温であるため、1対のラミネート
ロールはゴム−ゴムロールもしくは金属−ゴムロールか
ら構成されるのが通常である。
【0004】また、熱可塑型の積層板の製造方法につい
ては、熱硬化型と同様に熱可塑性樹脂と金属箔を多段プ
レスや真空プレスを用いてプレスして積層板を得る方法
や、ロール状の材料をダブルベルトプレス装置を用いて
熱ラミネートする方法等が実施されている。
【0005】しかしながら、多段プレスや真空プレスは
単動でプレスするため、Roll-to-Rollでの連続ラミネー
トができない。ダブルベルトプレス装置は連続でラミネ
ートが可能であるが、初期コスト並びにメンテナンス費
用等が、単動プレス装置に比較して高くつく。また、ダ
ブルベルトプレス装置のベルトは長尺のスチールベルト
の両端を溶接、研磨してエンドレス化したものを、プレ
スロールを挟んで上下に配置したものであるため、積層
材料をラミネートする場合にはベルトの継ぎ目による痕
が転写し、その転写部分はラミネートが不均一であるた
め製品として使用できない。加えて、プレスロールの圧
力はベルトを介して積層材料に伝達されるため、幅方向
に厚みムラの大きいベルトでラミネートすると積層材料
の接着が不均一になる問題がある。このように、ダブル
ベルトプレス方式では、ベルトの表面性について十分に
配慮しなければならない。
【0006】熱ロールラミネート機は、熱硬化型の場合
のように、通常、ゴム−金属ロールもしくはゴム−ゴム
ロールを有しているため、ゴムの弾性により幅方向に圧
力ムラなく加圧でき、均一にラミネートすることができ
る。しかしながら、耐熱性を有する熱融着性の被積層材
料を使用する場合、ラミネート時に250℃以上の高温
を要するためゴムロールを使用する熱ロールラミネート
機では、熱によりゴムが変形し、ラミネートには使用で
きない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点に
鑑み、ダブルベルトプレス機より設備投資が安価である
熱ロールラミネート機を用いて、加圧ムラの少ない、表
面性、接着性良好な積層板の製造方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の方法に
よって、上記目的を達成しうる。 1) 耐熱性を有する熱融着性の被積層材料を含む複数
の被積層材料を連続的にラミネートして積層板を製造す
る方法であって、少なくとも1対以上の金属ロールを備
えた熱ロールラミネート機によってラミネートすること
を特徴とする積層板の製造方法。 2) 前記熱融着性の被積層材料がガラス転移温度17
0度以上の耐熱性接着材料であるとを特徴とする1)記
載の積層板の製造方法 3) 前記熱融着性の被積層材料が熱可塑性ポリイミド
からなる耐熱性接着材料であることを特徴とする1)及
び2)記載の積層板の製造方法。 4) 前記金属ロールの直径が200mm以上であるこ
とを特徴とする1)乃至3)のいずれか一項に記載の積
層板の製造方法 5) 前記金属ロールの真円度が0.05mm以下、か
つ円筒度が0.05mm以下、表面粗さが0.01mm
以下であることを特徴とする1)乃至4)のいずれか一
項に記載の積層板の製造方法。 6) 前記金属ロール面長方向の温度差が±10度以下
であることを特徴とする1)乃至5)のいずれか一項に
記載の積層板の製造方法 7) 前記金属ロールの表面硬度がHs50以上である
ことを特徴とする1)乃至6)記載の積層板の製造方
法。 8) 前記被積層材料として金属箔を用いることを特徴
とする1)乃至7)のいすれか一項に記載の積層板の製
造方法。 9) 耐熱性を有する熱融着性の被積層材料を含む複数
の被積層材料を連続的にラミネートして積層板を製造す
るためラミネート機であって、少なくとも1対以上の金
属ロール備えた熱ロールラミネート機 10) 前記熱融着性の被積層材料がガラス転移温度1
70度以上の耐熱性接着材料である9)記載の熱ロール
ラミネート機 11) 前記熱融着性の被積層材料が熱可塑性ポリイミ
ドからなる耐熱性接着材料であることを特徴とする9)
及び10)記載の熱ロールラミネート機。 12) 前記金属ロールの直径が200mm以上である
ことを特徴とする9)乃至11)のいずれか一項に記載
の熱ロールラミネート機。 13) 前記金属ロールの真円度が0.05mm以下、
かつ円筒度が0.05mm以下、表面粗さが0.01m
m以下であることを特徴とする9)乃至12)のいずれ
か一項に記載の熱ロールラミネート機。 14) 前記金属ロール面長方向の温度差が±10度以
下であることを特徴とする9)乃至13)のいずれか一
項に記載の熱ロールラミネート機。 15) 前記金属ロールの表面硬度がHs50以上であ
ることを特徴とする9)乃至14)のいずれか一項に記
載の熱ロールラミネート機。 16) 前記被積層材料として金属箔を用いることを特
徴とする9)乃至15)のいすれか一項に記載の熱ロー
ルラミネート機。
【0009】本発明の金属−金属ロールからなる熱ロー
ルラミネート機を使用することで、高温で加圧でき、ダ
ブルベルトプレス機でラミした時のベルト継ぎ目に起因
する加圧ムラが除去でき、幅方向、長手方向に均一な圧
力でラミネートできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の詳細について説明
する。
【0011】本発明の積層板は、熱融着性の被積層材料
を含む複数の積層材料をラミネートしたものであり、主
として電子・電気用積層板として用いられる耐熱性フレ
キシブル基板が挙げられる。
【0012】本発明の熱融着性の被積層材料の種類につ
いては特に限定しないが、基板上にIC、抵抗、コンデ
ンサ等の部品を実装し、半田リフロー工程にかけた時の
熱で基盤の剥離がないという点から、ガラス転移温度が
170度以上の耐熱性接着材料であることが好ましい。
例えば、熱可塑性ポリイミド樹脂、熱可塑性ポリアミド
イミド樹脂、熱可塑性ポリエーテルイミド樹脂、熱可塑
性ポリエステルイミド樹脂を主成分とする耐熱性接着材
料が有効である。熱可塑性ポリイミドの割合については
とくにこだわらず、100%熱可塑性樹脂でも構わない
し、50%熱可塑性樹脂で残り50%は他の樹脂を添加
した系でも構わず、特に規定するものでない。接着層の
熱可塑性樹脂以外の成分は、加工温度の低減や接着性の
向上等を目的として添加される。熱可塑性樹脂以外の成
分は特に制限するものでないが、例えばエポキシ樹脂や
アクリル樹脂のような熱硬化性樹脂等が挙げられる。
【0013】耐熱性接着材料の構成については特に規定
しないが、ある程度の剛性と十分な絶縁特性・接着性を
有するものでは、接着剤層1層からなるものでも構わな
い。また、接着材料の剛性を得るために接着剤層の中心
部に剛性のある非熱可塑性のポリイミドフィルムを使用
して3層構造としてもよい。
【0014】耐熱性接着材料の作製方法については特に
規定しないが、接着剤層1層からなる場合、ベルトキャ
スト法、押出法等により製膜することができる。また、
耐熱性接着材料の構成が接着層/コアフィルム/接着層
というような3層からなる場合、コアフィルムの両面に
接着剤層を、片面ずつ、もしくは両面同時に塗布する方
法、特に、ポリイミド系の接着剤を使用する場合、ポリ
アミック酸で塗布し、次いでイミド化する方法と、その
まま可溶性ポリイミド樹脂を塗布・乾燥させる方法があ
る。その他に、接着層/コアフィルム/接着層のそれぞ
れの樹脂を共押出しして、一度に耐熱性接着材料を製膜
する方法等がある。
【0015】本発明の被積層材料としては、導電層とな
る金属箔を用いるのが好ましく、その金属箔は銅箔が好
ましい。銅箔の厚みは特にこだわらず、耐熱性フレキシ
ブル基盤の屈曲性を考えると50μm以下の銅箔が好ま
しい。
【0016】本発明の熱ロールラミネート機は、例え
ば、図1に示すようなラミネート機において、金属ロー
ルのロール径は200mm以上が好ましく、200mm
より小さい径では、ラミネート時に圧力が被積層材料に
急激にかかるため、ラミ後に外観不良となる。
【0017】また、幅方向に均一な圧力を加圧すること
ができるという点から、熱ロールラミネート機の金属ロ
ールの外見寸法は、真円度が0.05mm以下、かつ円
筒度が0.05mm以下、表面粗さが0.01mm以下
であることが好ましい。上下2本の金属ロールが、それ
以上の寸法誤差があると、ロール間に上下合わせて0.
1mmの隙間ができることになり、被積層材料の厚みが
0.1mm以下である場合、加圧される部分とされない
部分ができ、サンプルに均一な加圧ができにくい傾向に
ある。また、表面の粗さが0.01mmより大きいとロ
ール表面に凸凹ができ、それによって均一に加圧するこ
とができにくい傾向にある。
【0018】さらに、幅方向に均一な圧力を加圧、並び
に均一な温度を加えるために金属ロール面長方向の温度
差が±10度以下であることが好ましい。金属ロールの
中央部に比べて端部に10度以上の温度差がある場合、
サンプルの幅方向に加圧時の温度ムラが生じることに加
えて、温度差による金属ロールの膨張率の違いによって
生じる中央部と端部のロール径の違い、いわゆる温度ク
ラウンが生じる。この温度クラウンは1度につき約3μ
mの変形を伴うので、10度の温度差では30μm、上
下合わせて60μm程度の隙間ができる。したがって、
金属ロールの面長方向に10度以上の温度差があると、
サンプルにかかる圧力を均一にできない傾向にある。
【0019】金属ロール表面は、表面がショア硬さHs
50以上であることが必要である。これ以下の硬さであ
ると、ラミネートロールは金属−金属であるため、加圧
中に金属屑等のロール表面への付着物や、被積層材料の
折れ曲がりによる急激な段差によって、ロール表面に傷
がついてしまう。通常、金属ロールに耐磨耗性、非粘着
性、耐熱性等の特性を付与するために、金属素地に工業
用クロムメッキを施す。この工業用クロムメッキを施す
ことで、金属素地の硬さHs20〜30がHs50以上
に向上する。メッキの厚みは0.05mmより薄いと、
長時間高温で使用していると、表面のメッキにクラック
が生じるため、0.05mm以上の厚みが好ましい。
【0020】また、場合によっては、ラミネートした製
品のシワ、キズ等の外観不良から保護する目的で保護材
料を積層材料の外側に配置してラミネートしてもかまわ
ない。その場合の保護材料は、ラミネートした製品のシ
ワ等の外観不良から保護する目的を満たすものであれば
何でも良い。ただし、加工時の温度に耐え得るものでな
ければならず、例えば250℃で加工する場合は、それ
以上の耐熱性を有するポリイミドフィルム等が有効であ
る。
【0021】
【実施例】(実施例1)非熱可塑性ポリイミドフィルム
の両面にガラス転移温度190度の熱可塑性ポリイミド
を配した耐熱性接着フィルムと圧延銅箔とを金属−金属
ロールからなる熱ロールラミネート機を用いて、ラミネ
ート温度300℃、圧力50kgf/cm、ラミ速度2
m/minの条件でラミネートを行った。その結果、シ
ワや接着ムラのない良好なサンプルが得られた。条件の
詳細は表1に示す。なお、金属ロールの真円度はJIS
B0607に、円筒度はJISB0608に、表面粗さ
はJISB0601に、ショア硬度はJISZ2246
にそれぞれ準拠した方法で測定した。
【0022】(実施例2)熱ロールラミネート機のロー
ル径が150mmのものを用いて、実施例1同様にラミ
ネートを行った。その結果、ラミネート可能であった
が、実施例1では見られなかったシワがサンプル表面に
所々発生したがそれ以外は良好なサンプルが得られた。
条件の詳細は表1に示す。
【0023】(実施例3)熱ロールラミネート機のロー
ルの真円度が0.07mm、円筒度が0.08mm、表
面粗さが0.01mmのものを用いて、実施例1同様に
ラミネートを行った。その結果、ロールの圧力ムラによ
り、所々接着していない部分が発生したがそれ以外は良
好なサンプルが得られた。条件の詳細は表1に示す。
【0024】(実施例4)熱ロールラミネート機の30
0℃での温度分布精度が±13℃のものを用いて、実施
例1同様にラミネートを行った。その結果、中央部は接
着しているが、端部は温度クラウンによってできたロー
ル間の隙間により、サンプルを加圧できない状態がで
き、サンプルの端部には実施例では見られなかった未接
着の部分が発生したがそれ以外は良好なサンプルが得ら
れた。条件の詳細は表1に示す。
【0025】(実施例5)熱ロールラミネート機の表面
硬さがHs20である熱ロールを用いて、実施例1同様
にラミネートを行った。その結果、金属屑等の付着、サ
ンプルの折れによる段差によって、延べ50時間運転
後、ロール表面にうっすらとしたキズが発生した。キズ
部分は未加圧部分となり、サンプルに実施例1では見ら
れなかった接着ムラが一部生じたがそれ以外は良好なサ
ンプルが得られた。条件の詳細は表1に示す。
【0026】(比較例1)非熱可塑性ポリイミドフィル
ムの両面にガラス転移温度190度の熱可塑性ポリイミ
ドを配した耐熱性接着フィルムと圧延銅箔とを金属−ゴ
ムロールからなる熱ロールラミネート機を用いてラミネ
ートを行った。その結果、加熱によりゴムロールが劣化
し、ラミネートすることができなかった。条件の詳細は
表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【図1】
【0029】
【発明の効果】耐熱性接着材料と金属材料とを連続的に
ラミネートして耐熱性フレキシブル基板を製造する工程
において、熱ロールラミネート機の熱ロールを金属−金
属にし、そのロールの直径を200mm以上で、真円度
を0.05mm以下、円筒度を0.05mm以下、振れ
を0.05mm以下、表面粗さを0.01mm、表面硬
さをHs50以上とし、熱ロールの温度分布精度を±1
0℃以下にすることによって、ラミネート時に均一に加
圧、加熱でき、表面性、接着性良好な耐熱性フレキシブ
ル基板を作製することができる。
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月2日(2000.6.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月2日(2000.6.2)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱ロールラミネート機の図である。
【符号の説明】 1,加熱ロール 2,銅箔(繰出) 3,ボンディングシート(繰出) 4,耐熱フレキシブル銅張積層板 5,製品巻取
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB01B AB33B AK49A AT00B BA02 BA03 CB03A EH012 EJ192 EJ422 EK06 GB43 JA05A JB16A JJ03A JK06 JK14 JK17 JL11 JL12A YY00A 4F211 AA40 AD03 AD05 AD08 AG03 AH36 AJ02 AJ11 AK07 TA01 TC05 TD11 TH01 TH06 TJ30 TN09 TQ03 TQ10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性を有する熱融着性の被積層材料を
    含む複数の被積層材料を連続的にラミネートして積層板
    を製造する方法であって、少なくとも1対以上の金属ロ
    ールを備えた熱ロールラミネート機によってラミネート
    することを特徴とする積層板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記熱融着性の被積層材料がガラス転移
    温度170度以上の耐熱性接着材料であるとを特徴とす
    る請求項1記載の積層板の製造方法
  3. 【請求項3】 前記熱融着性の被積層材料が熱可塑性ポ
    リイミドからなる耐熱性接着材料であることを特徴とす
    る請求項1及び請求項2記載の積層板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記金属ロールの直径が200mm以上
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か一項に記載の積層板の製造方法
  5. 【請求項5】 前記金属ロールの真円度が0.05mm
    以下、かつ円筒度が0.05mm以下、表面粗さが0.
    01mm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれか一項に記載の積層板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記金属ロール面長方向の温度差が±1
    0度以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項5
    のいずれか一項に記載の積層板の製造方法
  7. 【請求項7】 前記金属ロールの表面硬度がHs50以
    上であることを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の
    積層板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記被積層材料として金属箔を用いるこ
    とを特徴とする請求項1乃至7のいすれか一項に記載の
    積層板の製造方法。
  9. 【請求項9】 耐熱性を有する熱融着性の被積層材料を
    含む複数の被積層材料を連続的にラミネートして積層板
    を製造するためラミネート機であって、少なくとも1対
    以上の金属ロール備えた熱ロールラミネート機
  10. 【請求項10】 前記熱融着性の被積層材料がガラス転
    移温度170度以上の耐熱性接着材料である請求項9記
    載の熱ロールラミネート機
  11. 【請求項11】 前記熱融着性の被積層材料が熱可塑性
    ポリイミドからなる耐熱性接着材料であることを特徴と
    する請求項9及び請求項10記載の熱ロールラミネート
    機。
  12. 【請求項12】 前記金属ロールの直径が200mm以
    上であることを特徴とする請求項9乃至請求項11のい
    ずれか一項に記載の熱ロールラミネート機。
  13. 【請求項13】 前記金属ロールの真円度が0.05m
    m以下、かつ円筒度が0.05mm以下、表面粗さが
    0.01mm以下であることを特徴とする請求項9乃至
    請求項12のいずれか一項に記載の熱ロールラミネート
    機。
  14. 【請求項14】 前記金属ロール面長方向の温度差が±
    10度以下であることを特徴とする請求項9乃至請求項
    13のいずれか一項に記載の熱ロールラミネート機。
  15. 【請求項15】 前記金属ロールの表面硬度がHs50
    以上であることを特徴とする請求項9乃至請求項14の
    いずれか一項に記載の熱ロールラミネート機。
  16. 【請求項16】 前記被積層材料として金属箔を用いる
    ことを特徴とする請求項9乃至15のいすれか一項に記
    載の熱ロールラミネート機。
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