JP2001309578A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JP2001309578A
JP2001309578A JP2000122515A JP2000122515A JP2001309578A JP 2001309578 A JP2001309578 A JP 2001309578A JP 2000122515 A JP2000122515 A JP 2000122515A JP 2000122515 A JP2000122515 A JP 2000122515A JP 2001309578 A JP2001309578 A JP 2001309578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体を該本体に対して着脱自在な別体とから
成り、別体が本体に装着された状態では本体に設けられ
た一次側結合回路と別体に設けられた二次側結合回路と
が電磁結合する電気機器であって、前記一次側結合回路
と前記二次側結合回路との間に金属等の異物が混入した
場合でも、前記異物が発熱して高温になることを抑制
し、安全性の向上を図った電気機器を提供する。 【解決手段】 制御回路15は電流検出回路14で検出
された一次側結合回路12の電流値IRと基準値iとの
差分値Δi(Δi=IR−i)を負荷20の状態が変更
する毎に算出し、一次側結合回路12の電流制限値Iと
前記差分値Δiとを足し合わせて得られる値Ith(Ith
=I+Δi)を閾値として一次側結合回路12の過電流
を検出し、過電流が検出されたときは給電遮断回路13
に一次側結合回路12への給電を遮断させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体と該本体に対
して着脱自在な別体とから成り、別体が本体に装着され
た状態において本体に設けられた一次側結合回路と別体
に設けられた二次側結合回路とが電磁結合する電気機器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本体と該本体に対して着脱自在な別体と
から成り、別体が本体に装着された状態において本体に
設けられた一次側結合回路と別体に設けられた二次側結
合回路とが電磁結合する電気機器が存在する。このよう
な電気機器の例としては、携帯電話とその充電器のセッ
ト(充電器が本体で、コードレス電話が別体)、扉が両
開きであるため本体と扉とが接点を持たない冷蔵庫であ
って本体から扉へ電力の供給を行うものなどが挙げられ
る。
【0003】これらの電気機器では、本体側の一次側結
合回路と別体側の二次側結合回路との間に金属等の異物
が混入すると、異物に電流が流れて発熱し、機器あるい
は使用者に損傷を与える危険性がある。このような危険
性を回避するため、一次側結合回路の電流値に基づき異
物が混入しているか否かを判定し、異物が混入している
と判定した場合には、本体側にて一次側結合回路への給
電を遮断するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】具体的には、一次側結
合回路の電流値が閾値を越えた場合、異物が混入してい
ると判定するようになっているが、部品のばらつき、電
源電圧のばらつき、機器の設置環境のばらつきなどを考
慮して、上記閾値を理論上求められる電流制限値よりも
大きめに設定していた。例えば、電圧10[V]で、電
流100[mA]を条件として給電を行う場合、上記閾値
は130[mA]程度に設定されていた。
【0005】このため、異物の混入によって消費電流が
微少に増加した場合は、異物の混入を検出することがで
きなかった。したがって、発熱によって機器あるいは使
用者に損傷を与えるという危険性が依然として残ってい
た。
【0006】そこで、本発明は、本体を該本体に対して
着脱自在な別体とから成り、別体が本体に装着された状
態では本体に設けられた一次側結合回路と別体に設けら
れた二次側結合回路とが電磁結合する電気機器におい
て、前記一次側結合回路と前記二次側結合回路との間に
金属等の異物が混入した場合でも、前記異物が発熱して
高温になることを抑制し、安全性の向上を図った電気機
器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、本体と該本体に対して着脱自在な別体
とから成り、別体が本体に装着された状態では本体に設
けられた一次側結合回路と別体に設けられた二次側結合
回路とが電磁結合するとともに、前記二次側結合回路の
負荷が複数の状態をとり得る電気機器において、前記一
次側結合回路の電流値を検出する電流検出手段と、前記
一次側結合回路の基準電流値及び前記一次側結合回路の
電流制限値を予め記憶している記憶手段と、前記電流検
出手段により実測される電流値と前記基準電流値との差
分値を算出する補正値算出手段と、前記電流制限値と前
記差分値とを足し合わせて得られる値を閾値として前記
一次側結合回路の過電流を検出する過電流検出手段と、
過電流が検出されたときは前記一次側結合回路への給電
を遮断する給電制御手段と、を有するとともに、前記別
体の負荷状態が変更される毎に前記補正値算出手段での
算出を行い前記差分値を更新する構成としている。
【0008】この構成により、過電流検出の閾値が実際
の電流値に合わせて補正され、部品ばらつきや環境ばら
つきを吸収して高精度な過電流検出を行うことができる
ようになる。その上、負荷状態が変更する毎に過電流検
出の閾値が更新されるので、負荷状態が変更された場合
でも、高精度な過電流検出を行うことができるようにな
る。一次側結合回路周辺の温度に応じて電流制限値を補
正するようにしておけば、より一層環境ばらつきを吸収
して高精度な過電流検出を行うことができる。
【0009】また、本発明では、本体と該本体に対して
着脱自在な別体とから成り、別体が本体に装着された状
態では本体に設けられた一次側結合回路と別体に設けら
れた二次側結合回路とが電磁結合するとともに、前記二
次側結合回路の負荷が複数の状態を取り得る電気機器に
おいて、前記一次側結合回路の電流値を検出する電流検
出手段と、前記負荷の状態に応じた前記一次側結合回路
の電流制限値と前記負荷が最小である状態での前記一次
側結合回路の基準電流値とを予め記憶している記憶手段
と、前記一次側結合回路周辺の温度を検出する温度検出
手段と、前記二次側結合回路の負荷を最小に設定して、
負荷が最小である状態での電流制限値を閾値として前記
一次側結合回路の過電流を検出する第1の過電流検出手
段と、該第1の過電流検出手段により過電流が検出され
なかったときには、前記電流検出手段により実測される
電流値と前記基準電流値との差分値を算出する補正値算
出手段と、前記二次側結合回路の負荷が最小でない状態
では、前記負荷の状態に応じた前記一次側結合回路の電
流制限値と前記差分値とを足し合わせて得られる値を閾
値として前記一次側結合回路の過電流を検出する第2の
過電流検出手段と、前記第1または第2の過電流検出手
段により過電流が検出されたときは前記一次側結合回路
への給電を遮断する給電制御手段と、を有するととも
に、前記温度検出手段によって検出された温度が所定の
温度範囲の場合は、前記記憶手段により予め記憶されて
いる電流制限値を前記検出された温度に応じて補正した
のち、前記第1または第2の過電流検出手段により過電
流を検出する構成としている。
【0010】この構成により、二次側結合回路の負荷が
複数の状態をとり得る場合であっても、各負荷毎に過電
流検出の閾値が実際の電流値に合わせて補正されるの
で、部品ばらつきや環境ばらつきを吸収して高精度な過
電流検出を行うことができるようになる。その上、一次
側結合回路周辺の温度に応じて電流制限値を補正するの
で、より一層環境ばらつきを吸収して高精度な過電流検
出を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態
である携帯電話の充電器100、及び、携帯電話200
のブロック図である。電源11は、電流検出回路14
と、マイクロコンピュータから成る制御回路15と、給
電遮断回路13とに給電している。給電遮断回路13
は、制御回路15からの指示によって一次側結合回路1
2への給電を遮断する。電流検出回路14は、一次側結
合回路12の電流値を検出して制御回路15へ出力す
る。制御回路15は、電流検出回路14によって検出さ
れた電流に基づいて一次側結合回路12の過電流を検出
し、給電遮断回路13により一次側結合回路12への給
電を遮断するとともに、一次側結合回路12の動作を停
止させる。
【0012】携帯電話200が充電器100に装着され
ると、充電器100の一次側結合回路12内のコイル
(図1においては図示せず)と携帯電話200の二次側
結合回路21内のコイル(図1においては図示せず)と
が電磁結合する。これにより、二次側結合回路21から
負荷20へ電力が供給され、携帯電話200のバッテリ
が充電される。
【0013】尚、制御回路15内には、基準電流値と電
流制限値を予め記憶しているメモリ15Aが設けられて
いる。
【0014】電流検出回路14の詳細な構成を図2に示
す。電源電圧14.5[V]は給電遮断回路13を介し
て一次側結合回路12のコイル121を駆動する一次側
無接点電源ユニット122に動作電圧として与えられ
る。一次側無接点電源ユニット122はコントロール端
子CTLを有しており、コントロール端子CTLに入力
される信号がハイレベルであるときは動作を行い、一
方、同信号がローレベルであるときは動作を行わないよ
うになっている。
【0015】携帯電話200が充電器100に装着され
ている場合は、一次側結合回路12のコイル121が駆
動されることにより、電磁誘導が起こり携帯電話200
の二次側結合回路21のコイル211に電力が発生し、
この電力から二次側無接点電源ユニット212が18
[V]の電圧を生成し、負荷20に供給する。
【0016】給電遮断回路13は、制御回路15から出
力される給電制御信号S1を入力しており、この給電制
御信号S1に基づいて一次側結合回路12への電源電圧
の供給を遮断するようになっている。
【0017】制御回路15から出力されるON/OFF
制御信号S2は抵抗R1を介してNPN型のトランジス
タT1のベースに入力されている。トランジスタT1の
ベース−エミッタ間には抵抗R2が接続されている。ト
ランジスタT1のエミッタは接地されている。トランジ
スタT1のコレクタは抵抗R3を介して電源電圧(5
[V])に接続されているとともに、抵抗R4を介して
一次側無接点電源ユニット122のコントロール端子C
TLに接続されている。また、トランジスタT1のエミ
ッタ−コレクタ間にはコンデンサC1が接続されてい
る。電源電圧(5[V])を入力する端子とグランドに
接続される端子との間にはコンデンサC2が接続されて
いる。
【0018】これにより、ON/OFF制御信号S2が
ローレベルであるときは、トランジスタT1がOFFで
あるので、一次側無接点電源ユニット122のコントロ
ール端子CTLに入力される信号はハイレベルであり、
一次側無接点電源ユニット122は動作を行う。一方、
ON/OFF制御信号S2がハイレベルであるときは、
トランジスタT1がONであるので、一次側無接点電源
ユニット122のコントロール端子CTLに入力される
信号はローレベルであり、一次側無接点電源ユニット1
22は動作を行わない。
【0019】一次側無接点電源ユニット122のグラン
ド端子GNDは抵抗R5を介して接地されている。抵抗
R5の接地されていない側は抵抗R6を介して演算増幅
器OP1の非反転入力端子(+)に接続されている。抵
抗R5の両端には電界コンデンサC11が接続されてい
る。抵抗R6と演算増幅器OP1の非反転入力端子
(+)との接続点はコンデンサC3を介して接地されて
いる。
【0020】演算増幅器OP1の反転入力端子(−)は
抵抗R7を介して接地されているとともに、抵抗R8を
介して演算増幅器OP1の出力端子に接続されている。
演算増幅器OP1の出力端子は抵抗R9を介して演算増
幅器OP2の非反転入力端子(+)に接続されている。
演算増幅器OP2の反転入力端子(−)は抵抗R10を
介して接地されているとともに、抵抗R11を介して演
算増幅器OP2の出力端子に接続されている。演算増幅
器OP2の出力端子は抵抗R12を介して接地されてい
る。
【0021】これにより、演算増幅器OP2から出力さ
れる信号は一次側結合回路12の電流が電圧に変換され
ることによって得られた電流検知信号であり、この電流
検知信号は抵抗R13を介して制御回路15に入力され
る。尚、制御回路15は入力される電流検知信号S3を
A/D変換して処理し、一次側結合回路12の電流値を
認識する。
【0022】制御回路15の動作を図3に示すフローチ
ャートを用いて説明する。電源が投入されると、一次側
結合回路12の電流値を取り込み、取り込んだ電流値I
Rとメモリ15Aに予め記憶している基準電流値iとの
差分値Δi(Δi=IR−i)を算出する(ステップ#
10)。次に、メモリ15Aに予め記憶している電流制
限値Iとステップ#10で求めた差分値Δiとの和を閾
値Ithとして記憶する(ステップ#20)。
【0023】次に、携帯電話200の負荷20の状態が
変更しているか否かを判定する(ステップ#25)。負
荷20の状態が変更していなければ(ステップ#25の
N)、ステップ#30に移行する。一方、充電中に電話
がかかってきて通話状態に切り替える等の動作を行い負
荷20の状態が変更している場合(ステップ#25の
Y)、ステップ#10に移行し、再度差分値Δiを算出
する。負荷20の状態の変化は、制御回路15が電流検
知信号S3に基づく一次側結合回路12の電流値の変化
から検知する。尚、後述する第2実施形態の冷蔵庫のよ
うに通信機能を付加して、充電器100側の制御回路1
5が受信した信号に基づいて携帯電話200の負荷20
の状態を認識するような構成にしてもよい。
【0024】次に、一次側結合回路12の電流値IR
閾値Ithよりも大きいか否かを判定する(ステップ#3
0)。一次側結合回路12の電流値IRが閾値Ithより
も大きければ(ステップ#30のY)、過電流であると
判定して、給電制御信号S1により給電遮断回路13に
一次側結合回路12への給電を遮断するとともに、ON
/OFF制御信号S2により一次側結合回路12の動作
を停止させる(ステップ#40)。尚、一次側結合回路
12への給電を遮断する際には、その旨を警告するよう
に構成しておくことが望ましい。
【0025】ステップ#40の後、所定の時間が経過す
ると(ステップ#50のY)、給電制御信号S1により
無接点電源ユニット122への給電を再開し(ステップ
#60)、その後、ON/OFF制御信号S2により無
接点電源ユニット122の動作を再開させる(ステップ
#70)。ステップ#70の後は、前述したステップ#
25に移行する。
【0026】一方、ステップ#30での判定の結果、一
次側結合回路12の電流値IRが閾値Ithよりも大きく
なければ(ステップ#30のN)、満充電信号が入力さ
れているか否かを判定する(ステップ#80)。尚、満
充電信号は、充電器100に装着された携帯電話200
のバッテリが満充電状態にあるときに、制御回路15に
入力されるようになっている。
【0027】満充電信号が入力されていなければ(ステ
ップ#80のN)、前述したステップ#25に移行し、
一方、満充電信号が入力されていれば(ステップ#80
のY)、ON/OFF制御信号S2で一次側結合回路1
2の動作を停止させる(ステップ#90)。その後、満
充電信号が解除されると(ステップ#100のY)、前
述したステップ#70へ移行する。
【0028】以上の構成により、過電流検出の閾値を実
際の電流値に合わせて補正し、かつ、負荷の状態が変更
される毎に過電流検出の閾値を更新しているので、部品
ばらつきや環境ばらつきを吸収して高精度な過電流検出
を行うことができる。これにより、一次側結合回路と二
次側結合回路との間に金属等の異物が混入したことによ
る微小な電流増加をも検出することができるようにな
る。その結果、異物混入時には一次側結合回路への給電
を遮断することによって異物の発熱を未然に防止するこ
とができるようになり、安全性が向上する。
【0029】本発明の第2実施形態である冷蔵庫のブロ
ック図を図4に示す。冷蔵庫本体300は電源11、一
次側結合回路12、給電遮断回路13、電流検出回路1
4、マイクロコンピュータから成る制御回路15、赤外
線通信回路16、及び、温度センサ17から成ってい
る。温度センサ17は一次側結合回路12の周辺に設け
られている。制御回路15には、温度センサ17によっ
て検出される一次側結合回路12の周辺温度が入力され
る。
【0030】ドア400は本体300と接点を確保でき
ないような構造であり(例えば両開きのドアの場合な
ど)、二次側結合回路21、液晶パネル22、赤外線通
信回路23、及び、マイクロコンピュータから成る制御
回路24から成っている。尚、上記第1実施形態と同一
の機能を果たす部品には同一の符号を付して説明を省略
する。
【0031】図5及び図6は電流検出回路14、並び
に、赤外線通信回路16及び23の構成を詳細に示した
第2実施形態の冷蔵庫の回路図である。赤外線通信回路
16、23はそれぞれ送受信バッファP1及び送受信ユ
ニットP2から成る。
【0032】まず、送受信バッファP1の構成を説明す
る。制御回路15から出力される送信信号S4は抵抗R
14を介してNPN型のトランジスタT2のベースに与
えられる。トランジスタT2のベース−エミッタ間には
抵抗R15が接続されている。トランジスタT2のエミ
ッタは接地されている。トランジスタT2のコレクタは
抵抗R16を介して電源電圧(5[V])に接続されて
いる。トランジスタT2のコレクタ電圧が抵抗R17を
介して出力端子OUTに出力される。
【0033】送受信ユニットP2で受信された信号は、
入力端子INから抵抗R18を介してPNP型のトラン
ジスタT3のベースに入力される。トランジスタT3の
ベースは、並列に接続された抵抗R19とコンデンサC
4とを介して電源電圧(5[V])に接続されている。
トランジスタT3のエミッタは電源電圧(5[V])に
接続されている。トランジスタT3のコレクタは抵抗R
20を介して接地されている。トランジスタT3のコレ
クタ電圧が抵抗R21を介して受信信号S5として制御
回路15に入力される。
【0034】送受信ユニットP2の構成を説明する。ま
ず、送信側Tについて説明する。送信バッファP1の出
力端子OUTから出力される信号は抵抗R22を介して
PNP型トランジスタT4のベースに入力される。トラ
ンジスタT4のベースは電源電圧(5[V])に抵抗R
23を介して接続されている。電源電圧−グランド間に
は並列に接続されたコンデンサC5と電界コンデンサC
12とが接続されている。トランジスタT4のエミッタ
は電源電圧に接続されている。トランジスタT4のコレ
クタは直列に接続された赤外線発光ダイオードLEDと
抵抗R24とを介して接地されている。これにより、出
力端子OUTからの信号に応じてトランジスタT4がオ
ン・オフし、それに伴い赤外線発光ダイオードLEDが
点滅する。
【0035】受信側Rについて説明する。赤外線受光回
路PDはフォトトランジスタ(図示せず)を有してお
り、5[V]の電源電圧で動作し、受光した赤外線を電
気信号に変換して出力する。赤外線受光回路PDの電源
端子間に並列に接続されたコンデンサC6と電界コンデ
ンサC13とが接続されている。赤外線受光回路PDか
ら出力される電気信号は抵抗R25を介して送受信バッ
ファP1の入力端子INに出力される。
【0036】尚、本体300では、送受信バッファP1
と送受信ユニットP2との間、及び、給電遮断回路1
3、電流検出回路14、制御回路15のそれぞれと一次
側結合回路12との間は、ハーネス接続コネクタK1を
介して電気的に接続されている。また、ドア400で
は、二次側結合回路21、送受信ユニットP2のそれぞ
れと液晶ユニット25との間はハーネス接続コネクタK
2を介して電気的に接続されている。尚、液晶ユニット
25は液晶パネル22、赤外線通信回路23の送受信バ
ッファ、及び、制御回路24から成る。
【0037】次に、本体300とドア400との間での
赤外線通信について説明する。本体300では、制御回
路15から出力される送信信号S4が送受信バッファP
1を介して送受信ユニットP2から赤外線となって送信
される。本体300から送信された信号はドア400の
送受信ユニットP2にて受信され、液晶ユニット25内
の送受信バッファ(図示せず)を介して制御回路24に
入力される。ドア400側では、制御回路24が受信し
た信号に応じて液晶パネル22に表示する内容、液晶パ
ネル22への表示の有無、液晶パネル22への表示を行
う際のバックライトの点灯の有無などを制御する。
【0038】また、ドア400側の制御回路24から出
力される送信信号が送信バッファ(図示せず)を介して
送受信ユニットP2から赤外線となって送信される。ド
ア400から送信された信号は本体300の送受信ユニ
ットP2にて受信され、送受信バッファP1を介して受
信信号S5になり、制御回路15に入力される。本体3
00側では、制御回路15が受信した受信信号S5に基
づいてドア400の液晶表示パネル22の動作状態を認
識するようになっている。
【0039】本体300側の制御回路15の動作につい
て図7に示すフローチャートを用いて説明する。本体3
00の電源が投入されると、一次側結合回路12への給
電を開始させる(ステップ#210)。次に、一次側結
合回路12の動作を開始させる(ステップ#220)。
次に、ドア400の液晶パネル22に液晶表示を行わな
い状態、すなわち、二次側結合回路21の負荷が小さい
状態(以下、「節電モード」という)にする(ステップ
#230)。
【0040】温度センサ17によって検出される一次側
結合回路12の周辺温度Tに応じて、メモリ15Aに予
め記憶している電流制限値ILIMIT(後述するI1、I
M、ILが該当する)を補正して記憶する(ステップ#
235)。すなわち、周辺温度Tが0℃以下の場合は、
電流制限値ILIMITに温度補正値ΔIt1を加えたものを
新たに電流制限値ILIMITとして記憶する。また、周辺
温度Tが45℃以上の場合は、電流制限値ILIMITに温
度補正値ΔIt2を加えたものを新たに電流制限値I
LIMITとして記憶する。また、周辺温度Tが0℃より大
きく45℃より小さい場合は、メモリ15Aに予め記憶
している電流制限値ILIMITをそのまま記憶する。尚、
本実施形態では周辺温度Tが0℃以下と45℃以上のそ
れぞれにおいて温度補正を行ったが、本発明はこの数値
に限定されることはなく、周辺温度Tに応じて温度補正
を行う形態であればよい。
【0041】次に、一次側結合回路12の電流値IR
二次側結合回路21の負荷が小さい状態での電流制限値
I1以下であるか否かを判定する(ステップ#24
0)。一次側結合回路12の電流値IRが電流制限値I
1以下であれば(ステップ#240のY)、後述するス
テップ#260へ移行する。一方、一次側結合回路12
の電流値IRが電流制限値I1以下でなければ(ステッ
プ#240のN)、過電流であると判定し、給電制御信
号S1により給電遮断回路13に一次側結合回路12へ
の給電を遮断するとともに、ON/OFF制御信号S2
により一次側結合回路12の動作を停止させる(ステッ
プ#250)。尚、一次側結合回路12への給電を遮断
する際には、その旨を警告するように構成しておくこと
が望ましい。
【0042】ステップ#260では、一次側結合回路1
2の電流値IRと二次側結合回路21の負荷が小さい状
態での基準電流値i0との差分値Δi0(Δi0=IR−
0)を算出し、ドア400の液晶パネル22にバック
ライトを点灯させずに液晶表示を行う状態(以下、「中
負荷モード」という)での電流制限値IMと差分値Δi
0との和を中負荷モード閾値IMthとして記憶するとと
もに、バックライトを点灯させて液晶表示を行う状態
(以下、「大負荷モード」という)での電流制限値IL
と差分値Δi0との和を大負荷モード閾値ILthとして
記憶する。ステップ#260の後は、節約モードを解除
して、中負荷モードまたは大負荷モードに切り替えて
(ステップ#270)、次のステップ#280へ移行す
る。
【0043】ステップ#280では、ドア400側の制
御回路24との間での通信が良好であるか否かを判定す
る。通信が良好であれば(ステップ#280のY)、後
述するステップ#290へ移行する。一方、通信が良好
でなければ(ステップ#280のN)、給電異常が生じ
ているか、または、異物の混入により通信が遮断されて
いると判定して、前述したステップ#250へ移行する
ことにより、一次側結合回路12への給電を遮断すると
ともに、一次側結合回路12の動作を停止させる。
【0044】ステップ#290では、一次側結合回路1
2の電流値IRが、中負荷モードでは中負荷モード閾値
IMth以下であるか否かを、大負荷モードでは大負荷モ
ード閾値ILth以下であるか否かを、それぞれ判定す
る。一次側結合回路12の電流値IRが各モードに対応
する閾値以下であれば(ステップ#290のY)、前述
した#280へ移行する。一方、一次側結合回路12の
電流値IRが各モードに対応する閾値以下でなければ
(ステップ#290のN)、過電流であると判定して、
前述したステップ#250へ移行することにより、一次
側結合回路12への給電を遮断するとともに、一次側結
合回路12の動作を停止させる。
【0045】以上の構成により、二次側結合回路の負荷
が複数の状態をとり得る場合や一次側結合回路の周辺温
度が変化する場合であっても、各負荷毎に過電流検出の
閾値を予め記憶している電流制限値に温度補正を行った
ものに基づいて補正しているので、部品ばらつきや環境
ばらつきを吸収して高精度な過電流検出を行うことがで
きる。これにより、一次側結合回路と二次側結合回路と
の間に金属等の異物が混入したことによる微小な電流増
加をも検出することができるようになる。その結果、異
物混入時には一次側結合回路への給電を遮断することに
よって異物の発熱を未然に防止することができるように
なり、安全性が向上する。
【0046】尚、上記第2実施形態においては、図7に
示すフローチャートにおいて、ステップ#250に移行
して、一次側結合回路12への給電を遮断するととも
に、一次側結合回路12の動作を停止させた後、所定時
間が経過すると、ステップ#210に移行するようにし
て、一次側結合回路12への給電及び一次側結合回路1
2の動作を自動的に復帰させるようにしてもよい。
【0047】次に、本発明の第3実施形態である冷蔵庫
について説明する。ブロック図は図4に示す第2実施形
態の冷蔵庫と同一である。第3実施形態の冷蔵庫におけ
る本体300側の制御回路15の動作を図8に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。尚、図7のフローチャー
トに示す第2実施形態の冷蔵庫における制御回路15の
動作と同一部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0048】ステップ#290の判定の結果、通常モー
ドでの一次側結合回路12の電流値が正常であれば(ス
テップ#290のY)、ドア400が開いているか否か
を判定する(ステップ#300)。ドア400が開いて
いなければ(ステップ#300のN)、ステップ#28
0に移行する。一方、ドア400が開いていれば(ステ
ップ#300のY)、ON/OFF制御信号S2により
一次側結合回路12の動作を停止させる(ステップ#3
10)。ステップ#310の後は、ドア400が閉じら
れていれば(ステップ#320のY)、ステップ#22
0に移行する。
【0049】以上の構成により、ドア400が開いた状
態から閉じた状態になる毎に、一次側結合回路12の実
際の電流値に温度補正を行ったものと基準電流値との差
分値を算出し、その差分値を電流制限値に加算すること
によって、過電流検出の閾値を補正するという動作が行
われるので、機器が設置されている環境条件の変化をも
吸収することができるようになり、より高精度な過電流
検出を行うことができ、安全性をさらに向上させること
ができる。
【0050】尚、上記第2、第3の各実施形態の冷蔵庫
において、温度が閾値を越えて上昇すると、温度フュー
ズ(図示せず)が切断して一次側結合回路12への給電
が機械的に遮断されるようにしておけば、過電流や異物
混入以外の要因により発熱する場合も考えられるが、こ
のような場合であっても、発熱による機器或いはユーザ
への損傷を未然に防止することができ、安全性が向上す
る。
【0051】また、上記第1実施形態の携帯電話のおい
ても、上記第2、第3の各実施形態の冷蔵庫と同じよう
に、温度センサ17を一次側結合回路12の周辺に設け
て、メモリ15Aに予め記憶されている電流制限値を温
度に応じて補正する構成にしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
過電流検出の閾値を実際の電流値に合わせて補正し、か
つ、負荷の状態が変更される毎に過電流検出の閾値を更
新しているので、部品ばらつきや環境ばらつきを吸収し
て高精度な過電流検出を行うことができる。これによ
り、一次側結合回路と二次側結合回路との間に金属等の
異物が混入したことによる微小な電流増加をも検出する
ことができるようになる。したがって、異物混入時には
一次側結合回路への給電を遮断することによって異物の
発熱を未然に防止することができるようになり、安全性
が向上する。
【0053】また、本発明によれば、二次側結合回路の
負荷が多段階に分かれている場合や一次側結合回路の周
辺温度が変化する場合であっても、各負荷毎に過電流検
出の閾値を予め記憶している電流制限値に温度補正を行
ったものに基づいて補正しているので、上記効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態である携帯電話とそ
の充電器とのセットのブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施形態である携帯電話の充
電器とのセットの詳細な構成を示した回路図である。
【図3】 本発明の第1実施形態である携帯電話に設
けられている制御回路が行う動作を示すフローチャート
である。
【図4】 本発明の第2実施形態である冷蔵庫のブロ
ック図である。
【図5】 本発明の第2実施形態である冷蔵庫の詳細
な構成を示した回路図である。
【図6】 本発明の第2実施形態である冷蔵庫の詳細
な構成を示した回路図である。
【図7】 本発明の第2実施形態である冷蔵庫に設け
られている制御回路が行う動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】 本発明の第3実施形態である冷蔵庫に設け
られている制御回路が行う動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
11 電源 12 一次側結合回路 13 給電遮断回路 14 電流検出回路 15 制御回路 15A メモリ 16 赤外線通信回路 17 温度センサ 20 負荷 21 二次側結合回路 22 液晶パネル 23 赤外線通信回路 24 制御回路 25 液晶ユニット 100 充電器 121 コイル 122 一次側無接点電源ユニット 200 携帯電話 211 コイル 212 二次側無接点電源ユニット 300 冷蔵庫の本体 400 ドア CTL コントロール端子 GND グランド端子 OUT 出力端子 IN 入力端子 S1 給電制御信号 S2 ON/OFF制御信号 S3 電流検知信号 S4 送信信号 S5 受信信号 T1〜T4 トランジスタ R1〜R25 抵抗 C1〜C6 コンデンサ C11〜C13 電界コンデンサ OP1、2 演算増幅器 LED 赤外線発光ダイオード P1 送受信バッファ P2 送受信ユニット T 送受信ユニットP2の送信側 R 送受信ユニットP2の受信側 PD 赤外線受光回路 K1、K2 ハーネス接続コネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と該本体に対して着脱自在な別体とか
    ら成り、別体が本体に装着された状態では本体に設けら
    れた一次側結合回路と別体に設けられた二次側結合回路
    とが電磁結合するとともに、前記二次側結合回路の負荷
    が複数の状態をとり得る電気機器において、 前記一次側結合回路の電流値を検出する電流検出手段
    と、 前記一次側結合回路の基準電流値及び前記一次側結合回
    路の電流制限値を予め記憶している記憶手段と、 前記電流検出手段により実測される電流値と前記基準電
    流値との差分値を算出する補正値算出手段と、 前記電流制限値と前記差分値とを足し合わせて得られる
    値を閾値として前記一次側結合回路の過電流を検出する
    過電流検出手段と、 過電流が検出されたときは前記一次側結合回路への給電
    を遮断する給電制御手段と、 を有するとともに、 前記別体の負荷状態が変更される毎に前記補正値算出手
    段での算出を行い前記差分値を更新することを特徴とす
    る電気機器。
  2. 【請求項2】本体と該本体に対して着脱自在な別体とか
    ら成り、別体が本体に装着された状態では本体に設けら
    れた一次側結合回路と別体に設けられた二次側結合回路
    とが電磁結合するとともに、前記二次側結合回路の負荷
    が複数の状態を取り得る電気機器において、 前記一次側結合回路の電流値を検出する電流検出手段
    と、 前記負荷の状態に応じた前記一次側結合回路の電流制限
    値と前記負荷が最小である状態での前記一次側結合回路
    の基準電流値とを予め記憶している記憶手段と、 前記一次側結合回路周辺の温度を検出する温度検出手段
    と、 前記二次側結合回路の負荷を最小に設定して、負荷が最
    小である状態での電流制限値を閾値として前記一次側結
    合回路の過電流を検出する第1の過電流検出手段と、 該第1の過電流検出手段により過電流が検出されなかっ
    たときには、前記電流検出手段により実測される電流値
    と前記基準電流値との差分値を算出する補正値算出手段
    と、 前記二次側結合回路の負荷が最小でない状態では、前記
    負荷の状態に応じた前記一次側結合回路の電流制限値と
    前記差分値とを足し合わせて得られる値を閾値として前
    記一次側結合回路の過電流を検出する第2の過電流検出
    手段と、 前記第1または第2の過電流検出手段により過電流が検
    出されたときは前記一次側結合回路への給電を遮断する
    給電制御手段と、 を有するとともに、 前記温度検出手段によって検出された温度が所定の温度
    範囲の場合は、前記記憶手段により予め記憶されている
    電流制限値を前記検出された温度に応じて補正したの
    ち、前記第1または第2の過電流検出手段により過電流
    を検出することを特徴とする電気機器。
  3. 【請求項3】前記一次側結合回路周辺の温度を検出する
    温度検出手段を有するとともに、 前記温度検出手段によって検出された温度が所定の温度
    範囲の場合は、前記記憶手段により予め記憶されている
    電流制限値を前記検出された温度に応じて補正したの
    ち、前記過電流検出手段により過電流を検出することを
    特徴とする請求項1に記載の電気機器。
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