JP2001309218A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2001309218A
JP2001309218A JP2000117301A JP2000117301A JP2001309218A JP 2001309218 A JP2001309218 A JP 2001309218A JP 2000117301 A JP2000117301 A JP 2000117301A JP 2000117301 A JP2000117301 A JP 2000117301A JP 2001309218 A JP2001309218 A JP 2001309218A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止画像と音声データを同時に記録した場合
に、万一画像データファイルが消去された場合でも音声
ファイルのみで画像データの再生が可能なデジタルカメ
ラを提供する。 【解決手段】 静止画像と音声データを同時に記録する
機能を有するデジタルカメラにおいて、被写体を撮像し
て画像データを得る手段と、音声を電気信号に変換して
音声データを得る手段と、前記画像データを所定形態で
画像データファイルとし、前記音声データを所定形態で
音声ファイルとして格納する記憶手段とを備え、前記音
声ファイルに前記画像データファイルを埋め込んだ静止
画像付音声ファイルを生成する手段を設けてなることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラに
関し、特に、静止画像付音声ファイルを生成する機能を
有するカメラに用いて好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、デジタルスチルカメラにおいて
は、撮影した画像および音声をデジタル画像および音声
データに変換して圧縮した後に、付属のメモリカード等
に記録させる場合が多い。画像データまたは音声データ
を記録する場合に用いられる圧縮方法としては、近年の
デジタルスチルカメラの普及に伴ってある程度統一され
た規格に沿ってファイル化されるようになっている。こ
のことは特開平11−136623号公報にも見られる
ように、画像データの場合にはJPEGファイル規格、
音声データの場合にはWAVファイル規格を用いられる
ことが多い。
【0003】その際に、撮影された画像ファイルおよび
録音された音声ファイルを互いに関連付けしたものとし
て扱い、音声付き静止画像ファイルとしてファイル管理
するような機能を有するようになってきている。上記特
開平11−136623号公報に記載されたファイル管
理方式では、記録された画像ファイルと音声ファイルと
の関連付けとしては、それぞれのファイルの中に関連付
け情報というものを記憶することで、互いのファイルが
関連したものであるという管理をしている。この情報に
よって、画像ファイルを再生する際に関連する音声ファ
イルを呼び出して再生することで、画像ファイルに対応
した音声ファイルを再生することができる。このことは
同様に音声ファイルを再生する際に、関連した画像ファ
イルを再生して表示をすることができることを意味して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ファイル管理方法では画像ファイルが消去された場合に
は、音声ファイルを再生した際に表示すべき画像ファイ
ルがないため画像を表示することができない。
【0005】本発明では以上述べたような従来技術の問
題点に鑑みてなされたものであり、静止画像と音声デー
タを同時に記録した場合に、音声データファイルに画像
データを埋め込んだ静止画像付き音声データファイルと
画像データファイルを生成することで、万一画像データ
ファイルが消去された場合でも音声ファイルのみで画像
データの再生が可能なデジタルカメラを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に係る発明は、静止画像と音声データ
を同時に記録する機能を有するデジタルカメラにおい
て、被写体を撮像して画像データを得る手段と、音声を
電気信号に変換して音声データを得る手段と、前記画像
データを所定形態で画像データファイルとし、前記音声
データを所定形態で音声ファイルとして格納する記憶手
段とを備え、前記音声ファイルに前記画像データファイ
ルを埋め込んだ静止画像付音声ファイルを生成する手段
を設けてなることを特徴とするデジタルカメラである また、請求項2に係る発明は、請求項1に係るデジタル
カメラにおいて、前記静止画像付き音声ファイルと前記
画像データファイルを同時に生成するものである。
【0007】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは2に係るデジタルカメラにおいて、前記静止画付き
音声ファイルを生成する際に撮影された前記画像データ
ファイルの関連情報として、撮影時の時間をタイムスタ
ンプとして前記静止画付き音声ファイルに記録するもの
である。
【0008】また、請求項4に係る発明は、請求項1な
いし3のいずれかに係るデジタルカメラにおいて、前記
静止画付き音声ファイルを生成する際に撮影された前記
画像データファイルの関連情報として、前記画像データ
ファイルの解像度情報を記録するものである。
【0009】また、請求項5に係る発明は、請求項1な
いし4のいずれかに係るデジタルカメラにおいて、前記
静止画付き音声ファイルを生成する際に撮影された前記
画像データファイルの関連情報として、前記画像データ
ファイルのファイル名と格納ディレクトリ名を記録する
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によるデジタルカメラの一
実施形態を図1乃至図3に基づいて以下説明する。
【0011】図1は本発明の一構造例を示すブロック
図、図2(a),(b)は静止画付き音声ファイルを構
成する静止画データ部分のフォーマット例及び静止画付
き音声ファイルのフォーマット例を示す図である。以下
に添付図面を参照して、この発明に係る実施の形態を詳
細に説明する。
【0012】図1に示すように、本デジタルカメラは、
CCD、AGCなどを含む画像入力部101、YUV信
号を生成する信号処理部102、システム全体を制御す
る制御部103、DMAコントローラ104、メモリ1
05、画像圧縮伸張部106、圧縮データをメディアに
記録、読み出しする記録読み出し部107、記録媒体1
08、表示インターフェイス109、ディスプレイ11
0、マイク111、音声信号処理部112、音声データ
圧縮伸張部113、操作部114を備える。
【0013】上記デジタルカメラは、動画像録再機能、
静止画録再機能、音声のみの録再機能、静止画像付音声
ファイルの録再機能を有し、これらのモード切換え等の
操作は操作部114を操作することで行われる。
【0014】最初に、動画像または静止画撮影時の画像
データの記録動作を説明する。
【0015】撮影を開始すると撮影された被写体の光信
号は画像入力部101に入力され、光電変換されてアナ
ログ映像信号となり、AGC等の処理を施され信号処理
部102へ出力される。信号処理部102に入力された
映像信号は、A/D変換されデジタル信号に変換される
とともに、ガンマ補正、フィルタリング、輪郭強調処理
が施され、Y(輝度)、U(赤の色差)、V(青の色
差)信号が生成される。
【0016】制御部103は、内部に備えたプログラム
に基づいて、生成されたY,U,V信号をDMAコント
ローラ104を介して、メモリ105に記憶する。
【0017】次に、記憶されたデジタル映像信号は、D
MAコントローラ104を介して画像圧縮伸張部106
へ読み出され圧縮処理される。圧縮されたデータは、一
旦メモリ105に記憶された後、制御部103により所
定のフォーマットにしたがって、記録読み出し部107
を介して記録媒体108に記録される。所定のフォーマ
ットとは、例えばJPEGファイル規格が用いられる。
【0018】動画像撮影時または音声のみの録音動作に
ついては、マイク111から入力された音声信号は、音
声信号処理部112にてA/D変換されデジタル信号に
変換されるとともに、フィルタリング処理が施され、制
御部103の内部に備えたプログラムに基づき、DMA
コントローラ104を介してメモリ105に記憶され
る。記憶されたデジタル音声信号は、DMAコントロー
ラ104を介して音声データ圧縮伸張部113へ読み出
され圧縮処理される。
【0019】圧縮されたデータは、一旦メモリ105に
記憶された後、制御部103により所定のフォーマット
にしたがって、記録読み出し部107を介して記録媒体
108に記録される。所定のフォーマットとは、例えば
WAVファイル規格が用いられる。
【0020】次に、画像データの再生時の動作説明をす
る。再生を開始すると、記録媒体108より指定された
圧縮画像データファイルが読み出され、一旦メモリ10
5に格納される。このメモリ105に格納された画像デ
ータは、DMAコントローラ104を介して画像圧縮伸
張部106に入力され、伸張処理されて、再びメモリ1
05に格納される。メモリ105に格納された伸張され
た画像データは、DMAコントローラ104を介して表
示インターフェイス109に入力され、ビデオ信号に変
換されてディスプレイ110に表示される。
【0021】一方、音声の再生動作は、記録媒体108
から指定された圧縮音声データファイルが読み出され、
一旦メモリ105に格納される。このメモリ105に格
納された音声データは、DMAコントローラ104を介
して音声データ圧縮伸張部113に入力され、伸張処理
されて、再びメモリ105に格納される。メモリ105
に格納された伸張された音声データは、DMAコントロ
ーラを介して音声信号処理部112に入力されて、音声
出力信号として出力される。
【0022】次に、本発明の特徴である静止画像付音声
ファイルの生成方法について説明する。なお、静止画像
付音声ファイルを生成する場合、音声ファイルに結合さ
れる静止画像データ(例えば、サムネイル画像データ)
の本画像となる静止画像データ(本画像データと称す)
も同時に生成する。これは、本画像データをそのまま音
声ファイルに結合するとファイルサイズが大きくなるた
め、音声ファイルに結合する静止画像データ(サムネイ
ル画像データ)の画像サイズを、本画像データを小さく
圧縮する目的、及び、音声データに結合した静止画像デ
ータの本画像を参照できるように生成するものである。
【0023】図2(a)は静止画像付音声ファイルの音
声ファイルに結合される静止画像データ(サムネイル画
像データ)のフォーマット例を示すものである。画像デ
ータファイル20は、画像データの圧縮方式はJPEG
準拠の規格であるということを示すためのJPEGヘッ
ダ201、本画像が格納されているディレクトリと本画
像のファイル名の情報202、本画像の解像度情報20
3、タイムスタンプ204、JPEG準拠の規格で圧縮
されたJPEGコード205からなる。
【0024】図2(b)は静止画付音声ファイルの構成
例を示す。音声ファイル30はWAV準拠の規格である
ことを示すWAVヘッダ情報301、WAV準拠の規格
で圧縮されたWAVコード302、その後に前記図2
(a)で説明した静止画像データファイル20を結合す
ることで構成される。
【0025】静止画像付音声ファイル30の生成は静止
画付き音声録音モードに選択した時に行われる。本実施
例の場合、カメラ等の撮影関連部分の待機消費電力節減
のため、音声のみの録音モードを選択中において更に静
止画付き音声録音モードを指示することにより、静止画
付き音声録音モードに入るようにしている。もちろん、
ここでは説明を省略するが、音声のみの録音モードと独
立して静止画付き音声録音モードを選択するようにして
もよい。
【0026】まず、音声のみの録音モードが選択される
と、操作部114から音声のみのモードで録音を開始す
る指示が制御部103に入力される。マイク111から
入力された音声信号は、音声信号処理部112にてA/
D変換されデジタル信号に変換されるとともに、フィル
タリング処理が施されて、制御部103は、内部に備え
たプログラムに基づいて、音声信号処理部112出力の
音声データをDMAコントローラ104を介してメモリ
105に記憶する。
【0027】そして、この音声録音処理中に、ユーザは
操作部114を操作しモード切換えを行い、静止画付き
音声録音モードを選択する。静止画付き音声録音モード
が選択されると、操作部114から静止画付き音声録音
モードを開始する指示が制御部103に入力され、静止
画像が記録できる状態となる。
【0028】次に、ユーザによるシャッターを押す等の
操作により、操作部114から静止画像を撮影するとい
う指示が制御部103に入力されると、撮像された信号
は画像入力部101に入力され、信号処理部102で信
号処理され、制御部103のプログラムに基づいて生成
されたY,U,V信号となり、DMAコントローラ10
4を介してメモリ105に記憶される。
【0029】その後、操作部114から録音終了の指示
が制御部103に入力されると、静止画像付音声データ
をファイルにする処理を行う。まず、メモリ105に記
憶された音声データは、DMAコントローラ104を介
して音声圧縮伸張部113へ出力され圧縮処理が施され
る。圧縮処理が行われた後、DMAコントローラ104
を介して、一旦メモリ105に格納される。このとき音
声データのファイル化はまだ行わない。
【0030】音声圧縮データの格納が完了後、先に本画
像となる静止画データ(本画像データ)のファイル化を
行う。メモリ105に記憶された静止画データが、DM
Aコントローラ104を介して画像圧縮伸張部106へ
出力され圧縮処理が施される。圧縮処理が行われた後、
DMAコントローラ104を介して、一旦メモリ105
に格納される。その後、制御部103のプログラムによ
り静止画像データファイル名(例えば PICN00
1.JPG,PICN002.JPG,…)を生成す
る。ファイル名を生成後、圧縮された静止画像データを
ファイル化し、記録読み出し部107を介して記録媒体
108に記録される。
【0031】次に音声データに結合するための静止画像
データ(例えば、サムネイル画像データ)を生成する。
先に本画像となる静止画像データをファイル化したデー
タがメモリ105にあるので、そのデータを、DMAコ
ントローラ104を介して画像圧縮伸張部106へ出力
する。画像圧縮伸張部106で圧縮処理する際に制御部
103のプログラムによって、画像サイズを縮小する。
縮小された画像データは、画像圧縮伸張部106で圧縮
後、DMAコントローラを介して、一旦メモリ105に
格納される。
【0032】次に、圧縮された音声データと、音声デー
タに結合するために縮小,圧縮された静止画像データを
メモリ105に格納した後、静止画像付音声データのフ
ァイル化を行い、図2(b)に示されるような音声ファ
イル30を生成する。
【0033】まず、制御部103の内部に備えたプログ
ラムにより、音声データファイル名(例えば VICA
001.WAV,VICA002.WAV,…)を作成
する。音声データファイル名を生成後、制御部103の
プログラムによって、図2(a)に示しているように、
本画像データの格納ディレクトリ名とファイル名20
2、本画像の解像度203,およびファイル生成時のタ
イムスタンプ204を獲得し、それにJPEG準拠の規
格で圧縮されたことを示すJPEGヘッダ201を先頭
につける。その情報にメモリ105に格納されている縮
小,圧縮静止画データをつけて、音声データに結合する
ために静止画データ(サムネイル画像データ)205を
生成する。
【0034】最後に図2(b)の音声データ30をファ
イル化する際に、上記静止画データ20を音声データ3
0に結合させてファイル化し、記録読み出し部107を
介して記録媒体108へ記録する。
【0035】静止画付音声ファイルの再生は次のように
行われる。
【0036】操作部114から制御部103に音声ファ
イルの再生モードが指示されると、ファイル選択メニュ
ーの表示がなされる。その表示動作は、まず、記録媒体
108から、記録されている各ファイルのWAVヘッダ
301やJPEGヘッダ201のヘッダ情報が読み出さ
れる。
【0037】JPEGヘッダ201が検出されたファイ
ル(静止画付音声ファイル)は、更に、JPEG205
が読み出され画像圧縮伸張部106へ出力されて伸張さ
れ、表示インターフェース109を介し、ディスプレイ
110にそのファイルのサムネイル画像が表示される。
【0038】JPEGヘッダ201が検出されないファ
イル(通常の音声ファイル)はブランク画像(サムネイ
ル画像と同形状の無地画像)表示となり、ファイル選択
メニューの表示は、上記サムネイル画像とブランク画像
の2種の表示メニューとなる。
【0039】ファイル選択メニュー表示より、静止画付
音声ファイルが選択され、操作部114から制御部10
3に静止画付音声ファイル30の再生が指示されると、
記録媒体108から静止画付音声ファイルが、記録読み
出し部107を介して一旦メモリ105へ記憶される。
記憶された静止画付音声ファイルは、メモリ105から
DMAコントローラを介して画像圧縮伸張部106に入
力される。画像圧縮伸張部106において、静止画付音
声ファイルに対し制御部103のプログラムによって、
図2のJPEGヘッダ201が検索される。
【0040】JPEGヘッダ201が検出され、静止画
付音声ファイルである場合には、次に、本画像ファイル
が存在するかどうかの確認がなされる。画像圧縮伸張部
106にてJPEGヘッダ201を検出した後、JPE
Gヘッダ201につづくディレクトリ名とファイル名2
02の情報に基づいて、制御部103のプログラムによ
って記録読み出し部107が制御され、記録媒体108
に当該本画像ファイルが存在するかどうかを検索する。
【0041】記録媒体108で使用されるファイル管理
構造は一般に使われるFAT(file alloca
tion table)構造を用いている。このFAT
領域にファイルの記録されているディレクトリ名やファ
イル名が記述されている。
【0042】本画像ファイルが存在するかどうかの確認
は、まず、制御部103のプログラムによって、記録読
み出し部107に記録媒体108のFAT領域を検索さ
せ、本画像ファイルのディレクトリ名とファイル名20
2が存在するかどうかを確認する。ディレクトリ名とフ
ァイル名が一致した場合、更に、タイムスタンプ204
が静止画付き音声ファイルのタイムスタンプと一致して
いるかどうかを確認する。この両方が一致した場合の
み、本画像ファイルが存在するとしている。
【0043】なお、タイムスタンプは、操作のやり方に
よっては同名のファイル名で別ファイルが記録されるこ
ともあり、その時の確認手段でもある。
【0044】本画像ファイルが存在する場合は後述する
ように本画像ファイルより静止画像が再生・表示される
が、本画像ファイルが存在しない場合、例えば、ユーザ
が本画像ファイルを消去してしまった時等であっても、
音声ファイル30に結合された静止画データ20の再生
が行われ静止画像を表示することができる。すなわち、
画像圧縮伸張部106に入力された音声ファイルを制御
部103のプログラムにより、音声ファイルの中からJ
PEGヘッダ201を検出する。JPEGヘッダ201
を検出した場合には、後に続くJPEGコード204を
伸張し、表示インターフェイス109に入力することに
よって、ディスプレイ110に音声ファイル30に結合
された静止画データ20による静止画像を表示させるこ
とができる。
【0045】なお、JPEGヘッダ201を検出できな
かった場合には、静止画像データ20が結合されていな
いものと判断し、静止画の表示は行われない。
【0046】ユーザによって消去されることなく本画像
ファイルが存在している場合には、まずその本画像ファ
イルの解像度情報を読み出す。画像圧縮伸張部106に
入力された静止画付き音声ファイルの中から本画像解像
度203の情報を読み出し、本画像の解像度を確認して
おく。ここで読み出しておくことで、後で本画像が入力
された時に確認する必要がない。そのため画像伸張処理
の時間を短縮することが可能である。
【0047】本画像ファイルの情報を読み出した後、本
画像ファイルの再生処理を行う。記録媒体108から記
録読み出し部107に本画像となる静止画像ファイルを
読み出し、メモリ105に格納する。格納された静止画
像データはDMAコントローラを介して画像圧縮伸張部
106へ出力される。画像圧縮伸張部106で伸張する
際に先程読み出した本画像解像度203にしたがって画
像の伸張を行う。画像圧縮伸張部106で伸張後、表示
インターフェイス109を介してディスプレイ110に
静止画像を表示する。
【0048】本画像ファイルが存在する場合には、静止
画付音声ファイルに結合された静止画データは再生する
必要がないため、本画像ファイルを表示した後、音声デ
ータの再生を行う。
【0049】記録媒体108に格納されている音声ファ
イルデータは、記録読み出し部107を介してメモリ1
05に格納され、メモリ105からDMAコントローラ
104を介して音声圧縮伸張部113に出力される。音
声圧縮伸張部113で音声データを伸張する際に、制御
部103のプログラムによって、JPEGヘッダ201
以降のデータは音声データではないことを判断するの
で、その部分は再生されない。音声圧縮伸張部113で
伸張後、DMAコントローラ104を介して音声信号処
理部112に出力され、音声信号処理部112にてD/
A変換等の処理が施され、音声出力信号として出力され
る。
【0050】以上説明したように、本実施の形態におい
て静止画像付音声ファイルは、音声ファイルに結合する
静止画像データの画像サイズを本画像データより小さく
して圧縮し、音声ファイルに埋め込むとともに、結合し
た静止画像データの本画像を参照できるように生成する
ものである。
【0051】従って、静止画像付音声ファイル再生時、
ファイル選択のメニュー表示には、画像サイズを小さく
圧縮した静止画像データを用いてサムネイル表示し、画
像再生時の静止画像データには、本画像データを用いて
高画質表示を可能とするとともに、ユーザが本画像デー
タを消去してしまった時でも、小さく圧縮された静止画
像データを用いることで、静止画像の再生を可能とする
ものである。
【0052】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、静止画像
と音声データを同時に記録する機能を有するデジタルカ
メラにおいて、被写体を撮像して画像データを得る手段
と、音声を電気信号に変換して音声データを得る手段
と、前記画像データを所定形態で画像データファイルと
し、前記音声データを所定形態で音声ファイルとして格
納する記憶手段とを備え、記音声ファイルに前記画像デ
ータファイルを埋め込んだ静止画像付音声ファイルを生
成する手段を設けたものであり、本画像となる静止画像
を消去した場合でも、静止画像付音声ファイル再生時に
静止画像を表示することができる。
【0053】また、請求項2に係る発明によれば、前記
静止画像付き音声ファイルと前記画像データファイルを
同時に生成することとしたので、静止画像付音声ファイ
ル再生時の静止画像データには、音声ファイルに結合さ
れた静止画像の本画像を用いて音声再生時に表示するこ
とができ、画質表示を可能とする。
【0054】また、請求項3に係る発明は、前記静止画
付き音声ファイルを生成する際に撮影された前記画像デ
ータファイルの関連情報として、撮影時の時間をタイム
スタンプとして前記静止画付き音声ファイルに記録する
こととしたので、前記静止画付き音声ファイルと、前記
画像データファイルとのタイムスタンプを比較すること
で同名のファイルが存在した場合、実際に必要となるフ
ァイルの検出を行うことができる。
【0055】また、請求項4に係る発明によれば、前記
静止画付き音声ファイルを生成する際に撮影された前記
画像データファイルの関連情報として、前記画像データ
ファイルの解像度を記録することとしたので、本画像を
再生する際に解像度情報を前もって得ることができるの
で、前記画像データファイルの再生を行う際に解像度情
報を検索する必要が生じないため、時間を早めることが
できる。
【0056】また、請求項5に係る発明によれば、前記
静止画付き音声ファイルを生成する際に撮影された前記
画像データファイルの関連情報として、前記画像データ
ファイルのファイル名と格納ディレクトリ名を記録する
こととしたので、前記静止画付き音声ファイルの関連情
報からファイル名を簡単に呼び出すことで、音声ファイ
ルに結合された静止画データの本画像となる前記画像デ
ータファイルを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデジタルカメラの一実施例の形
態を示すブロック図である。
【図2】静止画付き音声ファイルを構成する静止画デー
タ部分のフォーマット例、及び静止画付き音声ファイル
のフォーマット例を示す図である。
【符号の説明】
101 画像入力部 102 信号処理部 103 制御部 104 DMAコントローラ 105 メモリ 106 画像圧縮伸長部 107 記録読み出し部 108 記録媒体 109 表示インターフェイス 110 ディスプレイ 111 マイク 112 音声信号処理部 113 音声圧縮伸張部 114 操作部 20 静止画データ部分 30 静止画付き音声ファイル 201 JPEGヘッダー 202 ディレクトリ名階層0、ディレクトリ階層1、
ファイル名+拡張子 203 本画像解像度 204 タイムスタンプ 205 JPEGコード 301 WAVヘッダ 302 WAVコード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止画像と音声データを同時に記録する
    機能を有するデジタルカメラにおいて、被写体を撮像し
    て画像データを得る手段と、音声を電気信号に変換して
    音声データを得る手段と、前記画像データを所定形態で
    画像データファイルとし、前記音声データを所定形態で
    音声ファイルとして格納する記憶手段とを備え、前記音
    声ファイルに前記画像データファイルを埋め込んだ静止
    画像付音声ファイルを生成する手段を設けてなることを
    特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記静止画像付き音声ファイルと前記画
    像データファイルを同時に生成することを特徴とする請
    求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記静止画付き音声ファイルを生成する
    際に撮影された前記画像データファイルの関連情報とし
    て、撮影時の時間をタイムスタンプとして前記静止画付
    き音声ファイルに記録することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記静止画付き音声ファイルを生成する
    最に撮影された前記画像データファイルの関連情報とし
    て、前記画像データファイルの解像度情報を記録するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載のデジ
    タルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記静止画付き音声ファイルを生成する
    最に撮影された前記画像データファイルの関連情報とし
    て、前記画像データファイルのファイル名と格納ディレ
    クトリ名を記録することを特徴とする請求項1ないし5
    いずれかに記載のデジタルカメラ。
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JP2013534764A (ja) * 2010-10-28 2013-09-05 ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 メディアファイルを関連付けるための方法およびデバイス

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