JP2001309181A - 画像処理装置および方法 - Google Patents

画像処理装置および方法

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JP2001309181A JP2000126476A JP2000126476A JP2001309181A JP 2001309181 A JP2001309181 A JP 2001309181A JP 2000126476 A JP2000126476 A JP 2000126476A JP 2000126476 A JP2000126476 A JP 2000126476A JP 2001309181 A JP2001309181 A JP 2001309181A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り解像度と量子化テーブルとの詳細な
関係を意識することなく、良好な圧縮を可能とする画像
処理装置を提供する。 【解決手段】 指定された解像度で原稿を画像データと
して読み取り、この画像データに対して、離散コサイン
変換を含む圧縮手法で圧縮処理する画像処理装置におい
て、圧縮処理で用いる複数の量子化テーブルを記憶手段
に格納しておき、この格納された量子化テーブルから、
指定された解像度に対応する複数の量子化テーブルを選
択し、この選択された量子化テーブルの中から、いずれ
かをユーザに指定させ、この指定された量子化テーブル
を用いて、圧縮処理を行う構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像を圧縮す
る画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、様々な圧縮法が提案されてい
る。例えば、MR、MMR、MH、JBIG、JPEG
などがある。その中でもJPEG圧縮法は、特に、写真
などの画像的なものに対して頻繁に用いられている手法
の一つである。
【0003】JPEG圧縮法では、量子化テーブルに保
持されるパラメータがあり、このパラメータを変えるこ
とにより圧縮率を変更できる特徴がある。ただし、圧縮
率と伸長後の画質とは密接な関係があり、圧縮率を上げ
ると伸長後の画質が悪くなる傾向がある。
【0004】そのため、従来は、ユーザが読み取る原稿
に応じて、圧縮レベル(量子化テーブル)を指定する方
法がとられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原稿の読み取
り解像度が選べる複写機、スキャナなどにおいては、解
像度に応じた最適な圧縮パラメータを、画質と圧縮率と
の観点からユーザが選択することは困難であるという問
題点があった。
【0006】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、読み取り解像度と
量子化テーブルとの詳細な関係を意識することなく、圧
縮に適した量子化のパラメータを効率良く、選択できる
装置を提供するである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ために、本発明は、原稿を画像データとして読み取る手
段と、前記読み取りの解像度を指定する手段と、前記画
像データを、離散コサイン変換を含む圧縮手法で圧縮処
理する手段とを有する画像処理装置において、前記圧縮
に要する複数の量子化テーブルを格納する手段と、前記
格納された量子化テーブルから、前記指定された解像度
に対応する複数の量子化テーブルを選択する選択手段
と、前記選択された量子化テーブルの中から、いずれか
をユーザに指定させる手段と、を有し、前記指定された
量子化テーブルを用いて、前記圧縮処理を行う構成とし
た。
【0008】また、他の発明は、上述の発明において、
前記選択手段において選択された量子化テーブルは、前
記離散コサイン変換で得られたデータの内、維持するデ
ータの上限周波数が、前記解像度の高さに応じて異なる
量子化テーブルであることを特徴とする構成とした。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、図面
を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る画像処理
装置について説明する。
【0010】<処理概略>図1は、本実施の形態に係る
画像処理装置の構成を示したブロック図である。
【0011】109は、画像読み取り部であり、レンズ
101、CCDセンサ102、アナログ信号処理部10
3により構成される。レンズ101を介してCCDセン
サ102に結像された原稿画像100が、CCDセンサ
102によりアナログ電気信号に変換される。変換され
た画像情報は、アナログ信号処理部に入力され、サンプ
ル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後にア
ナログ・デジタル変換(A/D変換)される。このよう
にして変換されたデジタル信号は、画像処理部104に
入力される。
【0012】画像処理部104では、シェーディング補
正、γ補正等の読み取り系で必要な補正処理や、スムー
ジング処理、エッジ強調、JPEG圧縮/伸張処理など
が行われ、プリンタ部105に出力される。
【0013】プリンタ部105は、レーザ等からなる不
図示の露光制御部、不図示の画像形成部、転写紙の不図
示の搬送制御部等により構成され、入力された画像信号
を転写紙上に記録する。
【0014】また、CPU回路部110は、CPU10
6、ROM107、RAM108等により構成され、画
像読み取り部109、画像処理部104、プリンタ部1
05、操作部113等を制御し、本装置のシーケンスを
統括的に制御する。
【0015】操作部113には、RAM111、ROM
112が予め用意されており、ユーザインタフェース上
に文字を表示したり、ユーザが設定した情報を記憶した
りしておくことが可能となっている。
【0016】ユーザによって操作部113で設定された
情報は、CPU回路部110を介して、画像読み取り部
109、画像処理部104、プリンタ部105などに送
られる構成となっている。
【0017】<画像処理部>次に、画像処理部104に
ついて説明する。図2に示す画像処理部104は、本発
明の主要な部分のみを示した構成ブロック図である。
【0018】図1のアナログ信号処理部103より出力
されるデジタル画像信号は、シェーディング補正部20
1に入力される。シェーディング補正部201では、原
稿を読み取るセンサのばらつき、および原稿照明用ラン
プの配光特性の補正を行っている。
【0019】補正演算された画像輝度信号は、圧縮のた
めにJPEG圧縮部202に入力され、所定の量子化テ
ーブルに保持されたパラメータを用いた圧縮が行われ
る。この量子化テーブルのパラメータは、圧縮を行う為
に重要なパラメータであり、CPU回路部110で設定
されている。この設定に関しては、本実施の形態に係る
のポイントであるため、詳細を後述する。
【0020】JPEG圧縮部202で圧縮された信号
は、ハードディスク(以降HDDと略する)203に送
られ、記憶される構成となっている。また、HDD20
3から読み出された信号は、JPEG伸張部204へと
入力される。
【0021】JPEG伸張部204は、圧縮された信号
を解凍し、輝度/濃度変換部205に出力する構成とな
っている。輝度/濃度変換部205では、入力された輝
度信号を濃度データにLog変換している。
【0022】図示していないが、輝度/濃度変換部20
5から出力された信号は、ガンマ補正やフィルタ処理や
ディザ処理など様々な処理がなされてプリンタへ出力さ
れる構成となっている。
【0023】それでは、次に本実施の形態に係る操作部
の設定について説明する。
【0024】<操作部>図3は、本実施の形態に係る操
作部を示したものである。
【0025】本画像処理装置は、不図示のコピーボタン
を押すことにより、301から303で設定された解像
度でスキャン開始する。
【0026】ここでは、本実施の形態に係る主要な部分
のみ説明を行い、それ以外の部分の説明は省略すること
にする。
【0027】301、302および303は、コピー動
作する際に読み取り解像度を切り替えるボタンである。
【0028】例えば、読み取り解像度として150dp
i(301)が指定された場合、不図示の主走査方向
(画像読み取りCCDと平行な方向)については、デジ
タル的に解像度変換し、副走査方向(画像読み取りCC
Dと直行した方向)については、スキャンスピードを変
えることで解像度変換を行う。一例として、CCDの解
像度が600dpiの場合に、スキャンスピードを4倍
にすることで副走査方向を150dpiの解像度に変換
できる。
【0029】もちろん、主走査方向、副走査方向ともに
デジタルで解像度変換しても良いが、その場合は、0次
補間法や1次補間法やバイキュービック法などを使用し
て解像度変換することになる。
【0030】また、読み取り解像度として300dpi
(302)が指定された場合、150dpiの場合と同
様に、主走査方向についてはデジタルで解像度変換し、
副走査方向についてはスキャンスピードを変えて解像度
変換する処理が行われる。言うまでもないが、600d
piの解像度を指定して、スキャナで読み取ったものを
300dpiに解像度変換する場合は、画像サイズが1
/2になる。
【0031】読み取り解像度として600dpi(30
3)が指定された場合は、CCDの解像度を600dp
iとしているので、等倍読み取りとなる。
【0032】次に、304、305および306は、圧
縮率を切り替えるボタンである。
【0033】本実施の形態では、JPEG圧縮を例にと
って説明する。
【0034】304の高画質ボタンは、画質を優先にし
て、圧縮率を低く設定する為のものである。つまり、読
み取られたファイルのサイズは大きくなる。この場合
は、画像データがHDDやメモリを占有する領域が増え
てしまうが、良好な画質でデータを圧縮できることにな
る。
【0035】一方、306は、画質を犠牲にして、圧縮
率を高く設定する為のボタンである。これは、画質が少
々悪くとも、HDDやメモリに多くの画像データを保存
したいという場合での使用の為に用意されている。この
モードは、画像データの圧縮率が高いこと、すなわち、
圧縮後のファイルサイズが小さいことから、ネットワー
クやメディアを利用したデータ転送に向いているとされ
ている。
【0036】305の通常というボタンは、304の高
画質と306の低画質との中間の圧縮率に設定する為の
ものである。この場合は、ある程度、画質と圧縮率との
バランスをとった設定ができる。
【0037】これらの圧縮は、前述したようにJPEG
圧縮を例にとって説明しているが、このJPEG圧縮技
術は公知なため、本実施の形態では、発明に係る量子化
テーブルの使い方のみについて説明する。
【0038】<JPEG圧縮に用いられる量子化テーブ
ル>図4A及び図4Bは、本実施の形態で使用した量子
化テーブルである。輝度情報用のものが図4Aであり、
彩度情報用のものが図4Bである。
【0039】両図において、縦軸がqファクターと呼ば
れているものであり、8×8画素のブロックで圧縮処理
する為、64個の数で構成されている。横軸が量子化テ
ーブルと呼ばれているものであり、数が大きくなるほど
高画質で圧縮できる仕組みになっている。しかし、その
場合は、圧縮率は下がることになる。
【0040】本実施の形態では、網で示した部分の40
1、402、403、404、405、406、40
7、408、409および410が実際に使用した量子
化テーブルである。
【0041】圧縮において、これらのテーブルを使用す
る際は、図4Aの輝度情報用と図4Bの彩度情報用とを
ペアで使用することになる。例えば、401と406の
ペア、402と407のペア、403と408のペア、
404と409のペア、405と410のペアになどで
ある。
【0042】<画像モードとQテーブルとの関係>次
に、本実施の形態でのポイントである、上述の量子化テ
ーブルと指定読み取り解像度との関係について図5
(a)から図5(c)を用いて説明する。
【0043】図5(a)は、501で、読み取り解像度
を150dpiに指定した場合の図である。
【0044】501で150dpiを指定すると、50
2、503および504の画質選択ボタンには、図4A
及び図4Bで説明した量子化テーブルが割り当てられ
る。
【0045】例えば、502の高画質ボタンには403
と408とが割り当てられ、503の通常ボタンは40
2と407とが割り当てられ、504の低画質ボタンは
401と406とが割り当てられることを特徴としてい
る。いうまでもなく、504の低画質ボタンを選択した
ときが、この中ではもっとも圧縮率が高くなることにな
る。つまり、ファイルサイズが小さくなる。
【0046】一方、505で読み取り解像度300dp
iを選択した場合は、図5(b)になる。
【0047】300dpiを選択すると、前述と同様
に、506、507および508の画質選択ボタンに図
4A及び図4Bの量子化テーブルが割り当てられる。
【0048】しかし、前述と異なる点は、指定読み取り
解像度毎に選ばれる量子化テーブルが違うことである。
つまり、読み取り解像度が300dpiのときには、5
06の高画質ボタンに404と409とが割り当てら
れ、507の通常ボタンに403と408とが割り当て
られ、508の低画質ボタンに402と407とが割り
当てられることを特徴としている。
【0049】このように、読み取り解像度毎に最適な量
子化テーブル選択肢を、用意しておくことで、読み取る
画像に対して、より最適な量子化テーブルを用いた圧縮
が可能となる。
【0050】前述の150dpiと300dpiとで
は、潜在的に300dpiの方が高周波成分までの情報
を多く含んでいる為、300dpiの解像度の場合は、
高周波の周波数成分まで維持して圧縮が可能な量子化テ
ーブルを割り当ててある。
【0051】同様な考えで、図5(c)に示した509
の読み取り解像度600dpiでは、読み取り解像度が
高い分、高周波成分が多く含まれる為、高周波成分を維
持して圧縮が可能な量子化テーブルを割り当てている。
つまり、510の高画質ボタンには405と410とが
割り当てられ、511の通常ボタンには404と409
とが割り当てられ、512の低画質ボタンには403と
408とが割り当てている。
【0052】このような割り当て方にすることで、解像
度と圧縮パラメータの詳細な関係をユーザが意識しなく
とも、圧縮パラメータを効率よく指定できるようにな
る。
【0053】以上、説明してきた構成により、指定読み
取り解像度毎に、画質設定ボタン304から306に最
適な量子化テーブルを割り当てることにより、煩雑にな
りやすい圧縮率の指定を簡素化できるようになる。
【0054】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
係る装置の構成は、第1の実施の形態に係る装置の構成
とほぼ同様であり、同じ構成の部分には同一番号を付
け、説明を省略する。
【0055】第1の実施の形態で示した図5(a)から
図5(c)の高画質/通常/低画質のボタンの表現方法
は、第1の実施の形態に限定したものではない。また、
図6(a)から図6(c)の601、602、603、
604、605、606、607、608および609
で示すファイルサイズ大/中/小という選択肢の表現方
法にしても同様であることは言うまでもない。さらに、
不図示の低速/中速/高速といった表現方法も同様であ
る。
【0056】これらの選択肢に、前述した図4A及び図
4Bの量子化テーブルを割り当てることにより、第1の
実施の形態と同様な処理が可能となる。
【0057】また、選択肢の数は、本実施の形態で示
す、3つに限定されるものではなく、5つ、7つ…の選
択肢にしても、量子化テーブルの割り当て数を変えるこ
とで、同様な構成にできることも言うまでもない。
【0058】割り当てる量子化テーブルについては、本
実施の形態で示したものに限定したものではなく、他の
テーブルを割り当てても同様な効果が得られることは言
うまでもない。
【0059】また、これらの処理は、カラー画像のみで
はなく、白黒画像に対しても同様な効果が得られること
も言うまでもない。
【0060】また、第1の実施の形態では、図3の30
1から303で示した各解像度に対し、解像度が低い1
50dpi(301)の方に、図4A及び図4Bで示し
た量子化テーブルの小さな値を設定していた。これは、
第1の実施例で述べたように、低い解像度でデータを読
み取ったときの方が、潜在的に高周波成分が少なかった
為である。
【0061】つまり、高周波成分を多く含んでいる高い
解像度で読み取った場合は、それなりに高周波成分を保
持する量子化テーブルを用いて圧縮する為、ファイルサ
イズが大きくなる傾向にあった。その為、高い解像度で
読み込むと、ファイルサイズが大きくなり、かつ、圧縮
のパラメータも低圧縮率のものを使用する為に、あまり
ファイルサイズが小さくならない傾向にあった。
【0062】そこで、本発明の第2の実施の形態に係る
画像処理装置では、ファイルサイズの大きい高解像度で
読み込んだ場合に、第1の実施の形態で示したものと逆
に、高周波成分を積極的におとす量子化テーブルを使用
することとする。これによって、ファイルサイズが読み
取り解像度により大きく変化することのないように、設
定することも可能となる。
【0063】例えば、図3の150dpiを設定したと
きは、量子化テーブル404と409を選択し、300
dpiを設定したときは、量子化テーブル403と40
8を選択し、600dpiを設定したときは、量子化テ
ーブル402と407を選択するようにする。
【0064】いうまでもないが、第1の実施の形態で示
したものと同様に、高画質/通常/低画質とランクを設
け、それぞれに量子化テーブルを割り当てることも可能
である。
【0065】[他の実施形態]なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0066】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0067】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作部上の読み取り解像度毎に、圧縮に適した量子化テー
ブルを幾つか選択できるような構成にしたことにより、
読み取り解像度と量子化テーブルとの詳細な関係を意識
することなく、圧縮に適した量子化のパラメータを効率
良く選択できるという効果がある。
【0069】また、高周波成分を多く含んだ画像に対し
て、高周波成分を保持するのに適した量子化テーブルを
設定することや、逆に、高周波成分を積極的におとす量
子化テーブルを設定することができるようにしたことに
より、画質を優先するか、ファイルサイズを小さくする
ことを優先するかを選択できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1、第2の実施の形態に係る画像
処理装置の構成を示す図である。
【図2】第1、第2の実施の形態に係る画像処理装置に
おける画像処理部の構成を示す図である。
【図3】第1、第2の実施の形態に係る操作部を示す図
である。
【図4A】第1、第2の実施の形態に係る画像処理装置
で用いたJPEGの量子化テーブル(輝度情報用)であ
る。
【図4B】第1、第2の実施の形態に係る画像処理装置
で用いたJPEGの量子化テーブル(彩度情報用)であ
る。
【図5】第1の実施の形態に係る画像処理装置における
操作部の一例を示す図である。
【図6】実第2の実施の形態に係る画像処理装置におけ
る操作部の一例を示す図である。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA11 BA23 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB18 CD05 CE11 CG05 CH01 CH11 5C059 KK01 MA23 MC14 PP01 SS28 TA52 TC47 UA34 UA38 UA39 5C078 AA04 BA57 CA02 DA01 DB04 DB05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を画像データとして読み取る手段
    と、前記読み取りの解像度を指定する手段と、前記画像
    データを離散コサイン変換を含む圧縮手法で圧縮処理す
    る手段とを有する画像処理装置において、 前記圧縮処理に要する複数の量子化テーブルを格納する
    手段と、 前記格納された量子化テーブルから、前記指定された解
    像度に対応する複数の量子化テーブルを選択する選択手
    段と、 前記選択された量子化テーブルの中から、いずれかをユ
    ーザに指定させる手段と、を有し、 前記指定された量子化テーブルを用いて、前記圧縮処理
    を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段において選択された量子化
    テーブルは、前記離散コサイン変換で得られたデータの
    内、維持するデータの上限周波数が、前記解像度の高さ
    に応じて高い量子化テーブルであることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段において選択された量子化
    テーブルは、前記離散コサイン変換で得られたデータの
    内、維持するデータの上限周波数が、前記解像度の高さ
    に応じて低い量子化テーブルであることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 原稿を画像データとして読み取るステッ
    プと、前記読み取りの解像度を指定するステップと、前
    記画像データを、離散コサイン変換を含む圧縮手法で圧
    縮処理するステップとを有する画像処理方法において、 前記圧縮処理に要する複数の量子化テーブルを格納する
    ステップと、 前記格納された量子化テーブルから、前記指定された解
    像度に対応する複数の量子化テーブルを選択する選択ス
    テップと、 前記選択された量子化テーブルの中から、いずれかをユ
    ーザに指定させるステップと、を有し、 前記指定された量子化テーブルを用いて、前記圧縮処理
    を行うことを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記選択ステップにおいて選択された量
    子化テーブルは、前記離散コサイン変換で得られたデー
    タの内、維持するデータの上限周波数が、前記解像度の
    高さに応じて高い量子化テーブルであることを特徴とす
    る請求項4記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記選択ステップにおいて選択された量
    子化テーブルは、前記離散コサイン変換で得られたデー
    タの内、維持するデータの上限周波数が、前記解像度の
    高さに応じて低い量子化テーブルであることを特徴とす
    る請求項4記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 原稿を画像データとして読み取るステッ
    プを実行するためのコードと、前記読み取りの解像度を
    指定するステップを実行するためのコードと、前記画像
    データを、離散コサイン変換を含む圧縮手法で圧縮処理
    するステップを実行するためのコードとを有する画像処
    理を行う処理のプログラムコードが格納されたコンピュ
    ータ可読メモリであって、 前記圧縮処理に要する複数の量子化テーブルを格納する
    ステップを実行するためのコードと、 前記格納された量子化テーブルから、前記指定された解
    像度に対応する複数の量子化テーブルを選択する選択ス
    テップを実行するためのコードと、 前記選択された量子化テーブルの中から、いずれかをユ
    ーザに指定させるステップを実行するためのコードと、 前記指定された量子化テーブルを用いて、前記圧縮処理
    を行うステップを実行するためのコードとを備えたこと
    を特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  8. 【請求項8】 前記選択ステップを実行するためのコー
    ドにおいて選択された量子化テーブルは、前記離散コサ
    イン変換で得られたデータの内、維持するデータの上限
    周波数が、前記解像度の高さに応じて高い量子化テーブ
    ルであることを特徴とする請求項7記載のコンピュータ
    可読メモリ。
  9. 【請求項9】 前記選択ステップを実行するためのコー
    ドにおいて選択された量子化テーブルは、前記離散コサ
    イン変換で得られたデータの内、維持するデータの上限
    周波数が、前記解像度の高さに応じて低い量子化テーブ
    ルであることを特徴とする請求項7記載のコンピュータ
    可読メモリ。
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JPWO2006098226A1 (ja) * 2005-03-14 2008-08-21 松下電器産業株式会社 符号化装置および符号化装置を備えた動画像記録システム
JP2010004162A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Sharp Corp 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、コンピュータプログラム、記録媒体、及び画像処理方法

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