JP2001308948A - 通信システム並びに通信方法 - Google Patents

通信システム並びに通信方法

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JP2001308948A
JP2001308948A JP2000123460A JP2000123460A JP2001308948A JP 2001308948 A JP2001308948 A JP 2001308948A JP 2000123460 A JP2000123460 A JP 2000123460A JP 2000123460 A JP2000123460 A JP 2000123460A JP 2001308948 A JP2001308948 A JP 2001308948A
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Eiji Yasuda
英司 安田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信プロトコル又はパラメータを一致させる通
信設定処理に要する時間を短縮する。 【解決手段】端末となるコンピュータ装置PCとプログ
ラマブルコントローラPLCとを通信ケーブルCで接続
することで通信システムを構成する。コンピュータ装置
PCから送信されたデータが受信できない場合にプログ
ラマブルコントローラPLCの制御部11は標準の通信
プロトコルで自己のパラメータのデータを返信する。コ
ンピュータ装置PCのCPU1は返信されたデータと一
致するように自己の通信プロトコル又はパラメータを変
更する。よって、端末間(コンピュータ装置PCとプロ
グラマブルコントローラPLCの間)で通信プロトコル
又はパラメータの内容を送受信することにより、両端末
間の通信プロトコル並びにパラメータを一致させること
ができ、通信設定処理に要する時間を短縮することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末間でデ
ータ通信を行う通信システム並びに通信方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、送信側の端末と受信側の端末
が互いに異なる通信プロトコルやパラメータを有する通
信システムが種々提供されている(例えば、特開平7−
200431号、特開平5−347647号、特開平8
−107436号並びに特開平10−308790号の
各公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の通信システ
ムあるいは通信方法においては、両端末間でデータ通信
を行う前に通信プロトコル及びパラメータを一致させる
処理(通信設定処理)が必要であった。特にRS232
C等のシリアル通信のインタフェースにおいては、上述
のように両端末間でパラメータを一致させるために、ボ
ーレートやデータ長、ストップビットなどの複数のパラ
メータの全ての組み合わせについてチェックしなければ
ならず、タイムアウト時間も含めると上記通信設定処理
に多大な時間を要してしまうという問題があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、通信プロトコル又はパ
ラメータを一致させる通信設定処理に要する時間を短縮
することができる通信システム並びに通信方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、端末間でデータ通信を行う通信
システムであって、標準の通信プロトコルとパラメータ
の値が可変である通信プロトコルとでデータ通信を行う
通信手段と、相手の端末から送信されたデータが受信で
きない場合に標準の通信プロトコルで自己の通信プロト
コル又はパラメータのデータを返信するとともに返信さ
れたデータと一致するように自己の通信プロトコル又は
パラメータを変更する通信制御手段とを各端末に備えた
ことを特徴とし、端末間で通信プロトコル又はパラメー
タの内容を送受信することで両端末間の通信プロトコル
並びにパラメータを一致させることができ、通信設定処
理に要する時間を短縮することができる。
【0006】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
めに、端末間でデータ通信を行う通信システムであっ
て、標準の通信プロトコルとパラメータの値が可変であ
る通信プロトコルとでデータを分割したパケットによる
データ通信を行う通信手段と、標準の通信プロトコルで
待ち受け、通信開始時のヘッダに自己の通信プロトコル
又はパラメータをヘッダに含めて送信するとともに受信
したパケットのヘッダから読み取った相手側端末の通信
プロトコル又はパラメータの内容と一致するように自己
の通信プロトコル又はパラメータを変更する通信制御手
段とを各端末に備え、通信制御手段は、データ通信の開
始時に標準の通信プロトコルでパケットを送信すること
を特徴とし、端末間で通信プロトコル又はパラメータの
内容を送受信することで両端末間の通信プロトコル並び
にパラメータを一致させることができ、通信設定処理に
要する時間を短縮することができる。
【0007】請求項3の発明は、上記目的を達成するた
めに、端末間でデータ通信を行う通信システムであっ
て、標準の通信プロトコルとパラメータの値が可変であ
る通信プロトコルとでデータを分割したパケットによる
データ通信を行う通信手段と、標準の通信プロトコルで
待ち受け、通信開始時のヘッダに自己の通信プロトコル
又はパラメータをヘッダに含めて送信するとともに受信
したパケットのヘッダから読み取った相手側端末の通信
プロトコル又はパラメータの内容と一致するように自己
の通信プロトコル又はパラメータを変更する通信制御手
段とを各端末に備え、各端末の通信制御手段は、データ
通信の開始及び終了をそれぞれ示すトリガ信号を出力
し、データ通信開始のトリガ信号出力時に標準の通信プ
ロトコルでパケットを送信することを特徴とし、端末間
でのデータ通信開始を示すトリガ信号出力時に通信プロ
トコル又はパラメータの内容を送受信することで両端末
間の通信プロトコル並びにパラメータを一致させること
ができ、通信設定処理に要する時間を短縮することがで
きる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、送信側又は受信側の少なくとも何れか
一方の端末の通信制御手段が相手側端末の通信プロトコ
ル又はパラメータの内容と一致するように自己の通信プ
ロトコル又はパラメータを変更することを特徴とし、請
求項1又は2又は3の発明と同様の作用を奏する。
【0009】請求項5の発明は、上記目的を達成するた
めに、端末間でデータ通信を行う通信方法であって、各
端末が備える通信手段で標準の通信プロトコルとパラメ
ータの値が可変である通信プロトコルとでデータ通信を
行い、各端末が備える通信制御手段において相手の端末
から送信されたデータが受信できない場合に標準の通信
プロトコルで自己の通信プロトコル又はパラメータのデ
ータを返信するとともに返信されたデータと一致するよ
うに自己の通信プロトコル又はパラメータを変更するこ
とを特徴とし、端末間で通信プロトコル又はパラメータ
の内容を送受信することで両端末間の通信プロトコル並
びにパラメータを一致させることができ、通信設定処理
に要する時間を短縮することができる。
【0010】請求項6の発明は、上記目的を達成するた
めに、端末間でデータ通信を行う通信方法であって、各
端末が備える通信手段で標準の通信プロトコルとパラメ
ータの値が可変である通信プロトコルとでデータを分割
したパケットによるデータ通信を行い、各端末が備える
通信制御手段においては、標準の通信プロトコルで待ち
受け、通信開始時のヘッダに自己の通信プロトコル又は
パラメータをヘッダに含めて送信するとともに受信した
パケットのヘッダから読み取った相手側端末の通信プロ
トコル又はパラメータの内容と一致するように自己の通
信プロトコル又はパラメータを変更し、且つデータ通信
の開始時に標準の通信プロトコルでパケットを送信する
ことを特徴とし、端末間で通信プロトコル又はパラメー
タの内容を送受信することで両端末間の通信プロトコル
並びにパラメータを一致させることができ、通信設定処
理に要する時間を短縮することができる。
【0011】請求項7の発明は、上記目的を達成するた
めに、端末間でデータ通信を行う通信方法であって、各
端末が備える通信手段で標準の通信プロトコルとパラメ
ータの値が可変である通信プロトコルとでデータを分割
したパケットによるデータ通信を行い、各端末が備える
通信制御手段においては、標準の通信プロトコルで待ち
受け、通信開始時のヘッダに自己の通信プロトコル又は
パラメータをヘッダに含めて送信するとともに受信した
パケットのヘッダから読み取った相手側端末の通信プロ
トコル又はパラメータの内容と一致するように自己の通
信プロトコル又はパラメータを変更し、且つデータ通信
の開始及び終了をそれぞれ示すトリガ信号を出力すると
ともにデータ通信開始のトリガ信号出力時に標準の通信
プロトコルでパケットを送信することを特徴とし、端末
間でのデータ通信開始を示すトリガ信号出力時に通信プ
ロトコル又はパラメータの内容を送受信することで両端
末間の通信プロトコル並びにパラメータを一致させるこ
とができ、通信設定処理に要する時間を短縮することが
できる。
【0012】請求項8の発明は、請求項5又は6又は7
の発明において、送信側又は受信側の少なくとも何れか
一方の端末の通信制御手段が相手側端末の通信プロトコ
ル又はパラメータの内容と一致するように自己の通信プ
ロトコル又はパラメータを変更することを特徴とし、請
求項5又は6又は7の発明と同様の作用を奏する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信システム
並びに通信方法を、コンピュータ装置PCとプログラマ
ブルコントローラPLCとを端末とした実施形態により
詳細に説明する。但し、端末となる機器の種類は実施形
態に限定されるものではなく、端末間でデータ通信を行
う通信システム並びに通信方法全般に本発明の技術思想
が適用可能である。
【0014】(実施形態1)本実施形態の通信システム
は、図1に示すように端末となるコンピュータ装置PC
とプログラマブルコントローラPLCとを通信ケーブル
Cで接続することにより構成されている。
【0015】コンピュータ装置PCは従来周知の構成を
有し、通信制御手段たるCPU1と、通信手段たる通信
IF部2とを少なくとも備えたものであって、他の構成
要素については図示並びに説明を省略する。通信IF部
2は、例えば汎用的なシリアル通信用のインタフェース
規格であるRS232Cに準拠したドライバ/レシーバ
を有し、ボーレートやストップビット並びにパリティチ
ェック(偶数又は奇数)等のパラメータ値がCPU1に
より可変としてある。
【0016】一方、プログラマブルコントローラPLC
も従来周知の構成を有し、予め与えられるプログラムを
実行して多数の入力点及び出力点(図示せず)等を制御
する制御部11と、通信IF部2と略同一構成の通信I
F部12とを少なくとも備えたものであって、他の構成
要素については図示並びに説明を省略する。なお、プロ
グラマブルコントローラPLCにおいては通信IF部1
2が通信手段であり、制御部11が通信制御手段とな
る。
【0017】ここで、通信制御手段たるCPU1並びに
制御部11は、通信IF部2,12における通信プロト
コルを、所定の(標準の)通信プロトコル(ボーレー
ト:9600bps,データ長:8bit,ストップビ
ット:1bit,パリティチェック:奇数)と、この標
準の通信プロトコルと異なるパラメータを有した通信プ
ロトコルとに切り換えることができる。
【0018】而して、RS232Cの通信ケーブルCで
コンピュータ装置PCの通信IF部2とプログラマブル
コントローラPLCの通信IF部12とを接続すること
により、本実施形態の通信システムを構成している。
【0019】以下、図2のフローチャート並びに図3の
シーケンスチャートを参照して本実施形態の通信動作を
説明する。ここで、コンピュータ装置PCの通信プロト
コルの初期設定は、ボーレート:19200bps,デ
ータ長:8bit,ストップビット:1bit,パリテ
ィチェック:奇数であり(これを「第1の通信プロトコ
ル」と呼ぶ)、プログラマブルコントローラPLCの通
信プロトコルの初期設定は、ボーレート:115.2k
bps,データ長:8bit,ストップビット:1bi
t,パリティチェック:偶数である(これを「第2の通
信プロトコル」と呼ぶ)ものとする。
【0020】まず、コンピュータ装置PCのCPU1が
プログラマブルコントローラPLCの状態を読み出すコ
マンドデータを初期設定されている第1の通信プロトコ
ルで通信IF部2より送信する(ステップ1)。プログ
ラマブルコントローラPLCの制御部11では、初期設
定されている第2の通信プロトコルと異なるために送信
されてきたデータを受信することはできないが(ステッ
プ2)、通信IF部12に何らかの信号が入力されたこ
とは知り得る。よって、通信IF部12に何らかの信号
が入力された場合、プログラマブルコントローラPLC
の制御部11は、初期設定における第2の通信プロトコ
ルの各パラメータの値をヘッダに付加したデータを標準
の通信プロトコルで通信IF部12から返信する(ステ
ップ3)。
【0021】一方、コンピュータ装置PCのCPU1で
は、初期設定されている第1の通信プロトコルと異なる
ために返信されてきたデータを受信することはできない
が、通信IF部2に何らかの信号が入力されたことは知
り得る。よって、通信IF部2に何らかの信号が入力さ
れた場合、コンピュータ装置PCのCPU1は標準の通
信プロトコルで再度コマンドデータを通信IF部2から
送信した後、標準の通信プロトコルで待ち受け状態とな
る(ステップ4)。そして、標準の通信プロトコルで送
信されてきたコマンドデータを受信したプログラマブル
コントローラPLCの制御部11は、再度標準の通信プ
ロトコルで第2の通信プロトコルの各パラメータの値を
ヘッダに付加したデータを通信IF部12から返信した
後、第2の通信プロトコルに切り換えて待ち受け状態と
なる(ステップ5)。
【0022】そして、標準の通信プロトコルで送信され
てきたデータを受信したコンピュータ装置PCのCPU
1は、ヘッダ部分の値を読み取って自己のパラメータを
送信されてきたパラメータの値に変更し、再度第2の通
信プロトコルでコマンドデータを送信する(ステップ
6)。この結果、通信設定処理が完了してコンピュータ
装置PCとプログラマブルコントローラPLCとの間で
第2の通信プロトコルによりデータ通信が可能となる
(ステップ7)。なお、コンピュータ装置PCとプログ
ラマブルコントローラPLCの初期設定における通信プ
ロトコルが一致している場合には常時データ通信が可能
であることはいうまでもない(ステップ8)。
【0023】上述のように本実施形態では、相手の端末
から送信されたデータが受信できない場合に標準の通信
プロトコルで自己の通信プロトコル又はパラメータのデ
ータを返信するとともに、返信されたデータと一致する
ように自己の通信プロトコル又はパラメータを変更する
ようにしたので、端末間(コンピュータ装置PCとプロ
グラマブルコントローラPLCの間)で通信プロトコル
又はパラメータの内容を送受信することにより、両端末
間の通信プロトコル並びにパラメータを一致させること
ができ、通信設定処理に要する時間を短縮することがで
きる。
【0024】(実施形態2)本実施形態の構成は実施形
態1と共通であるから図示並びに説明は省略する。但
し、本実施形態ではデータを分割したパケットによりデ
ータ通信を行っている点が実施形態1と異なっており、
パケットは、図4に示すように大略ヘッダ部とデータ部
で構成されている。
【0025】以下、図5のフローチャートを参照して本
実施形態の通信動作を説明する。ここで、コンピュータ
装置PCのCPU1並びにプログラマブルコントローラ
PLCの制御部11は、標準の通信プロトコルにて待ち
受け状態となっている。
【0026】まず、コンピュータ装置PCのCPU1が
プログラマブルコントローラPLCの状態を読み出すコ
マンドデータを送信する場合、最初に送信するパケット
のヘッダ部分に自己の通信プロトコル(第1の通信プロ
トコル)の各パラメータ値を付加して標準の通信プロト
コルで送信した後、第1の通信プロトコルに変更して待
ち受け状態となる(ステップ1)。プログラマブルコン
トローラPLCの制御部11では、標準の通信プロトコ
ルで待ち受け状態となっていることから送信されてきた
パケットの受信が可能であり、受信したパケットのヘッ
ダ部分の値を読み取って自己のパラメータを送信されて
きた第1の通信プロトコルのパラメータの値に変更し、
第1の通信プロトコルでレスポンスを送信する(ステッ
プ2)。そして、このレスポンスを受信したコンピュー
タ装置PCのCPU1が以降のパケットを第1の通信プ
ロトコルで送信することにより、通信設定処理が完了し
てコンピュータ装置PCとプログラマブルコントローラ
PLCとの間で第1の通信プロトコルによりデータ通信
が可能となる(ステップ3)。
【0027】上述のように本実施形態では、データ通信
の開始時に標準の通信プロトコルでヘッダに自己の通信
プロトコル又はパラメータをヘッダに付加したパケット
を送信するので、端末間で通信プロトコル又はパラメー
タの内容を送受信することで両端末間の通信プロトコル
並びにパラメータを一致させることができ、通信設定処
理に要する時間を短縮することができる。
【0028】(実施形態3)本実施形態の構成は実施形
態1と共通であるから図示並びに説明は省略する。ま
た、本実施形態では実施形態2と同様にデータを分割し
たパケットによりデータ通信を行っている。
【0029】ところで、RS232Cでは多数の制御信
号線を具備しているが、実際上は全ての制御信号線を使
用する必要はない。そこで本実施形態は、未使用の制御
信号線を介して、図6に示すようなデータ通信の開始と
終了を示すトリガ信号を送信し、データ通信開始のトリ
ガ信号出力時に標準の通信プロトコルでパケットを送信
するようにしており、この点に本実施形態の特徴があ
る。
【0030】以下、図7のフローチャートを参照して本
実施形態の通信動作を説明する。ここで、コンピュータ
装置PCのCPU1並びにプログラマブルコントローラ
PLCの制御部11は、データ通信開始のトリガ信号
(図6に示す信号の立ち上がり)を受信すると標準の通
信プロトコルにて待ち受け状態となる。
【0031】まず、コンピュータ装置PCのCPU1が
プログラマブルコントローラPLCの状態を読み出すコ
マンドデータを送信する場合、データ通信開始のトリガ
信号を送信した後、最初に送信するパケットのヘッダ部
分に自己の通信プロトコル(第1の通信プロトコル)の
各パラメータ値を付加して標準の通信プロトコルで送信
する(ステップ1)。プログラマブルコントローラPL
Cの制御部11では、データ通信開始のトリガ信号を受
信すると標準の通信プロトコルで待ち受け状態となり、
その後に送信されてきたパケットの受信が可能となる。
そして、受信したパケットのヘッダ部分の値を読み取っ
て自己のパラメータを送信されてきた第1の通信プロト
コルのパラメータの値に変更し、第1の通信プロトコル
でレスポンスを送信する(ステップ2)。そして、この
レスポンスを受信したコンピュータ装置PCのCPU1
が以降のパケットを第1の通信プロトコルで送信するこ
とにより(ステップ3)、コンピュータ装置PCとプロ
グラマブルコントローラPLCとの間で第1の通信プロ
トコルによりデータ通信が可能となる。データ通信が終
了すれば、コンピュータ装置PCのCPU1がデータ通
信終了のトリガ信号を送信し、このトリガ信号を受信し
たプログラマブルコントローラPLCの制御部11が自
己の通信プロトコルを第2の通信プロトコルに戻す(ス
テップ4)。なお、プログラマブルコントローラPLC
側からデータ通信を開始する場合にはコンピュータ装置
PC側が第2の通信プロトコルに変更することになる。
【0032】上述のように本実施形態では、データ通信
の開始及び終了をそれぞれ示すトリガ信号を出力し、デ
ータ通信開始のトリガ信号出力時に標準の通信プロトコ
ルでパケットを送信するようにしているので、端末間で
のデータ通信開始を示すトリガ信号出力時に通信プロト
コル又はパラメータの内容を送受信することで両端末間
の通信プロトコル並びにパラメータを一致させることが
でき、処理時間を短縮することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は、端末間でデータ通信
を行う通信システムであって、標準の通信プロトコルと
パラメータの値が可変である通信プロトコルとでデータ
通信を行う通信手段と、相手の端末から送信されたデー
タが受信できない場合に標準の通信プロトコルで自己の
通信プロトコル又はパラメータのデータを返信するとと
もに返信されたデータと一致するように自己の通信プロ
トコル又はパラメータを変更する通信制御手段とを各端
末に備えたので、端末間で通信プロトコル又はパラメー
タの内容を送受信することで両端末間の通信プロトコル
並びにパラメータを一致させることができ、通信設定処
理に要する時間を短縮することができるという効果があ
る。
【0034】請求項2の発明は、端末間でデータ通信を
行う通信システムであって、標準の通信プロトコルとパ
ラメータの値が可変である通信プロトコルとでデータを
分割したパケットによるデータ通信を行う通信手段と、
標準の通信プロトコルで待ち受け、通信開始時のヘッダ
に自己の通信プロトコル又はパラメータをヘッダに含め
て送信するとともに受信したパケットのヘッダから読み
取った相手側端末の通信プロトコル又はパラメータの内
容と一致するように自己の通信プロトコル又はパラメー
タを変更する通信制御手段とを各端末に備え、通信制御
手段は、データ通信の開始時に標準の通信プロトコルで
パケットを送信するので、端末間で通信プロトコル又は
パラメータの内容を送受信することで両端末間の通信プ
ロトコル並びにパラメータを一致させることができ、通
信設定処理に要する時間を短縮することができるという
効果がある。
【0035】請求項3の発明は、端末間でデータ通信を
行う通信システムであって、標準の通信プロトコルとパ
ラメータの値が可変である通信プロトコルとでデータを
分割したパケットによるデータ通信を行う通信手段と、
標準の通信プロトコルで待ち受け、通信開始時のヘッダ
に自己の通信プロトコル又はパラメータをヘッダに含め
て送信するとともに受信したパケットのヘッダから読み
取った相手側端末の通信プロトコル又はパラメータの内
容と一致するように自己の通信プロトコル又はパラメー
タを変更する通信制御手段とを各端末に備え、各端末の
通信制御手段は、データ通信の開始及び終了をそれぞれ
示すトリガ信号を出力し、データ通信開始のトリガ信号
出力時に標準の通信プロトコルでパケットを送信するの
で、端末間でのデータ通信開始を示すトリガ信号出力時
に通信プロトコル又はパラメータの内容を送受信するこ
とで両端末間の通信プロトコル並びにパラメータを一致
させることができ、通信設定処理に要する時間を短縮す
ることができるという効果がある。
【0036】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、送信側又は受信側の少なくとも何れか
一方の端末の通信制御手段が相手側端末の通信プロトコ
ル又はパラメータの内容と一致するように自己の通信プ
ロトコル又はパラメータを変更するので、請求項1又は
2又は3の発明と同様の効果を奏する。
【0037】請求項5の発明は、端末間でデータ通信を
行う通信方法であって、各端末が備える通信手段で標準
の通信プロトコルとパラメータの値が可変である通信プ
ロトコルとでデータ通信を行い、各端末が備える通信制
御手段において相手の端末から送信されたデータが受信
できない場合に標準の通信プロトコルで自己の通信プロ
トコル又はパラメータのデータを返信するとともに返信
されたデータと一致するように自己の通信プロトコル又
はパラメータを変更するので、端末間で通信プロトコル
又はパラメータの内容を送受信することで両端末間の通
信プロトコル並びにパラメータを一致させることがで
き、通信設定処理に要する時間を短縮することができる
という効果がある。
【0038】請求項6の発明は、端末間でデータ通信を
行う通信方法であって、各端末が備える通信手段で標準
の通信プロトコルとパラメータの値が可変である通信プ
ロトコルとでデータを分割したパケットによるデータ通
信を行い、各端末が備える通信制御手段においては、標
準の通信プロトコルで待ち受け、通信開始時のヘッダに
自己の通信プロトコル又はパラメータをヘッダに含めて
送信するとともに受信したパケットのヘッダから読み取
った相手側端末の通信プロトコル又はパラメータの内容
と一致するように自己の通信プロトコル又はパラメータ
を変更し、且つデータ通信の開始時に標準の通信プロト
コルでパケットを送信するので、端末間で通信プロトコ
ル又はパラメータの内容を送受信することで両端末間の
通信プロトコル並びにパラメータを一致させることがで
き、通信設定処理に要する時間を短縮することができる
という効果がある。
【0039】請求項7の発明は、端末間でデータ通信を
行う通信方法であって、各端末が備える通信手段で標準
の通信プロトコルとパラメータの値が可変である通信プ
ロトコルとでデータを分割したパケットによるデータ通
信を行い、各端末が備える通信制御手段においては、標
準の通信プロトコルで待ち受け、通信開始時のヘッダに
自己の通信プロトコル又はパラメータをヘッダに含めて
送信するとともに受信したパケットのヘッダから読み取
った相手側端末の通信プロトコル又はパラメータの内容
と一致するように自己の通信プロトコル又はパラメータ
を変更し、且つデータ通信の開始及び終了をそれぞれ示
すトリガ信号を出力するとともにデータ通信開始のトリ
ガ信号出力時に標準の通信プロトコルでパケットを送信
するので、端末間でのデータ通信開始を示すトリガ信号
出力時に通信プロトコル又はパラメータの内容を送受信
することで両端末間の通信プロトコル並びにパラメータ
を一致させることができ、通信設定処理に要する時間を
短縮することができるという効果がある。
【0040】請求項8の発明は、請求項5又は6又は7
の発明において、送信側又は受信側の少なくとも何れか
一方の端末の通信制御手段が相手側端末の通信プロトコ
ル又はパラメータの内容と一致するように自己の通信プ
ロトコル又はパラメータを変更するので、請求項5又は
6又は7の発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上の動作説明用のフローチャートである。
【図3】同上の動作説明用のシーケンスチャートであ
る。
【図4】実施形態2におけるパケットの説明図である。
【図5】同上の動作説明用のフローチャートである。
【図6】実施形態3におけるトリガ信号の説明図であ
る。
【図7】同上の動作説明用のフローチャートである。
【符号の説明】
PC コンピュータ装置 PLC プログラマブルコントローラ C 通信ケーブル 1 CPU 2 通信IF部 11 制御部 12 通信IF部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末間でデータ通信を行う通信システム
    であって、標準の通信プロトコルとパラメータの値が可
    変である通信プロトコルとでデータ通信を行う通信手段
    と、相手の端末から送信されたデータが受信できない場
    合に標準の通信プロトコルで自己の通信プロトコル又は
    パラメータのデータを返信するとともに返信されたデー
    タと一致するように自己の通信プロトコル又はパラメー
    タを変更する通信制御手段とを各端末に備えたことを特
    徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 端末間でデータ通信を行う通信システム
    であって、標準の通信プロトコルとパラメータの値が可
    変である通信プロトコルとでデータを分割したパケット
    によるデータ通信を行う通信手段と、標準の通信プロト
    コルで待ち受け、通信開始時のパケットのヘッダに自己
    の通信プロトコル又はパラメータをヘッダに含めて送信
    するとともに受信したパケットのヘッダから読み取った
    相手側端末の通信プロトコル又はパラメータの内容と一
    致するように自己の通信プロトコル又はパラメータを変
    更する通信制御手段とを各端末に備え、通信制御手段
    は、データ通信の開始時に標準の通信プロトコルでパケ
    ットを送信することを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 端末間でデータ通信を行う通信システム
    であって、標準の通信プロトコルとパラメータの値が可
    変である通信プロトコルとでデータを分割したパケット
    によるデータ通信を行う通信手段と、標準の通信プロト
    コルで待ち受け、通信開始時のパケットのヘッダに自己
    の通信プロトコル又はパラメータをヘッダに含めて送信
    するとともに受信したパケットのヘッダから読み取った
    相手側端末の通信プロトコル又はパラメータの内容と一
    致するように自己の通信プロトコル又はパラメータを変
    更する通信制御手段とを各端末に備え、各端末の通信制
    御手段は、データ通信の開始及び終了をそれぞれ示すト
    リガ信号を出力し、データ通信開始のトリガ信号出力時
    に標準の通信プロトコルでパケットを送信することを特
    徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 送信側又は受信側の少なくとも何れか一
    方の端末の通信制御手段が相手側端末の通信プロトコル
    又はパラメータの内容と一致するように自己の通信プロ
    トコル又はパラメータを変更することを特徴とする請求
    項1又は2又は3記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 端末間でデータ通信を行う通信方法であ
    って、各端末が備える通信手段で標準の通信プロトコル
    とパラメータの値が可変である通信プロトコルとでデー
    タ通信を行い、各端末が備える通信制御手段において相
    手の端末から送信されたデータが受信できない場合に標
    準の通信プロトコルで自己の通信プロトコル又はパラメ
    ータのデータを返信するとともに返信されたデータと一
    致するように自己の通信プロトコル又はパラメータを変
    更することを特徴とする通信方法。
  6. 【請求項6】 端末間でデータ通信を行う通信方法であ
    って、各端末が備える通信手段で標準の通信プロトコル
    とパラメータの値が可変である通信プロトコルとでデー
    タを分割したパケットによるデータ通信を行い、各端末
    が備える通信制御手段においては、標準の通信プロトコ
    ルで待ち受け、通信開始時のヘッダに自己の通信プロト
    コル又はパラメータをヘッダに含めて送信するとともに
    受信したパケットのヘッダから読み取った相手側端末の
    通信プロトコル又はパラメータの内容と一致するように
    自己の通信プロトコル又はパラメータを変更し、且つデ
    ータ通信の開始時に標準の通信プロトコルでパケットを
    送信することを特徴とする通信方法。
  7. 【請求項7】 端末間でデータ通信を行う通信方法であ
    って、各端末が備える通信手段で標準の通信プロトコル
    とパラメータの値が可変である通信プロトコルとでデー
    タを分割したパケットによるデータ通信を行い、各端末
    が備える通信制御手段においては、標準の通信プロトコ
    ルで待ち受け、通信開始時のヘッダに自己の通信プロト
    コル又はパラメータをヘッダに含めて送信するとともに
    受信したパケットのヘッダから読み取った相手側端末の
    通信プロトコル又はパラメータの内容と一致するように
    自己の通信プロトコル又はパラメータを変更し、且つデ
    ータ通信の開始及び終了をそれぞれ示すトリガ信号を出
    力するとともにデータ通信開始のトリガ信号出力時に標
    準の通信プロトコルでパケットを送信することを特徴と
    する通信方法。
  8. 【請求項8】 送信側又は受信側の少なくとも何れか一
    方の端末の通信制御手段が相手側端末の通信プロトコル
    又はパラメータの内容と一致するように自己の通信プロ
    トコル又はパラメータを変更することを特徴とする請求
    項5又は6又は7記載の通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11496336B2 (en) 2017-12-21 2022-11-08 Murata Machinery, Ltd. Method of a communication system having a control device and a relay device

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