JP2001308837A - 時間同期方法、基地局及び通信システム - Google Patents

時間同期方法、基地局及び通信システム

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JP2001308837A JP2001056621A JP2001056621A JP2001308837A JP 2001308837 A JP2001308837 A JP 2001308837A JP 2001056621 A JP2001056621 A JP 2001056621A JP 2001056621 A JP2001056621 A JP 2001056621A JP 2001308837 A JP2001308837 A JP 2001308837A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 無線通信システムのコンポーネント間で時間
を正確に同期させる方法を提供する。 【解決手段】 クロックスレーブは、送出時刻の情報を
含んだ第1のタイミングセルを生成し、クロックマスタ
に送出する。第1のタイミングセルを受け取ると、クロ
ックマスタは第2のタイミングセルを生成してクロック
スレーブに送出する。第2のタイミングセルは、第1の
タイミングセルを受け取った時刻と、第2のタイミング
セルを送出した時刻とを有する。クロックスレーブは、
第2のタイミングセルを受け取るとその受け取り時刻を
取得し、その受け取り時刻とタイミングセルに含まれる
タイミング情報とに基づいて、伝送遅延を算出する。こ
の際に、望ましくないデータを同期処理から除外するた
めに、可変ウインドウフィルタリング機能を利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概略的には電気通
信技術の分野に関し、より詳細には、無線通信システム
のための、フィルタ機能を有する正確な時間同期方法
(time synchronization method)及びこれを利用した
基地局並びに通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、無線通信システム100の典型
例を表す模式図である。システム100は、地理的領域
内に存する複数の無線端末101−1、101−2、1
01−3に対して無線通信サービスを提供する。典型的
な無線通信システム100の心臓部は、無線ネットワー
クコントローラ(Radio Network Controller:RNC)
120であり、これは、移動交換センタ(Mobile Switc
hing Center:MSC)あるいは移動電話交換局(Mobil
e Telephone Switching Office:MTSO)とも呼ばれ
ている。通常は、RNC120は、このシステム100
がサービスを提供する地理的な領域の全域に亘って分散
配置された複数の基地局トランシーバ103−1、10
3−2、103−3、103−4、103−5に接続さ
れ、さらに、RNC120は、ローカル局(local offi
ce :LO)130と市外局(tolloffices:TO)14
0に接続される。このRNC120のとりわけ重要な役
割の1つは、無線端末同士の通話や、無線端末と有線端
末145との間の通話を確立し、維持することにある。
この有線端末145は、ローカルあるいは長距離ネット
ワークを介してこのシステムに接続される。
【0003】システム100によってサービスが供給さ
れる地理的な領域は、「セル」と呼ばれる複数の空間的
に分割された領域に分割される。図1において、それぞ
れのセルは、6角形状に例示されているが、通常は、そ
れぞれのセルは不規則な形状を有し、その形状はシステ
ム100によりサービスが提供される地形のトポロジー
に依存する。通常は、それぞれのセルは、例えばBTS
103−1などのような基地局トランシーバ(BTS)
を有する。基地局トランシーバは、無線送受信機とアン
テナとを有し、これらを用いてBTSはそのセル内の無
線端末と通信する。BTSはさらに送信機器も有し、こ
れを用いてRNC120と通信する。
【0004】例えば、無線端末101−1が無線端末1
01−2と通信したい場合には、無線端末101−1は
その所望の情報を基地局トランシーバ103−1に送信
し、その基地局トランシーバがその情報をRNC120
にリレーする。RNC120は、その情報を受け取り、
さらにその情報が無線端末101−2に向けたものであ
ると認識すると、その情報を基地局トランシーバ103
−1に戻し、基地局トランシーバは、その情報を無線端
末101−2にリレーする。
【0005】図1に例示したシステム100のような通
信システムは、しばしば、特定の時刻に生ずるべきイベ
ントを策定することがある。すなわち、システム100
に含まれているBTS103−1、103−2、103
−3、103−4、103−50は、それぞれの時間を
互いに同期させ、さらにRNC120の時間に対しても
同期させなければならない。これは問題である。という
のは、クロックマスタ(通常はRNC120であるか、
またはRNC120に接続された外部コンポーネントで
ある)を除くと、システム100のコンポーネントは、
実際のシステム時間が何時であるかを知らず、さらに深
刻なことは、システム100内の他のコンポーネントの
時間を知らないからである。その結果、それぞれのコン
ポーネントがクロックマスタも含めてお互いに同一の時
間を有するようにするために、通常はシステム100の
コンポーネントの電源投入時あるいはリセット時に時間
を同期させる方法が実行されていた。
【0006】従来の時間同期技術は、通常、時間同期メ
ッセージを介してシステム全体に時間標準(time refer
ence)を与えるというものであった。通常、通信システ
ム内のそれぞれのコンポーネントは時間を刻むクロック
を有するが、この時間の刻みは、クロック基準(clock
base)がない限り、システム時間に整合する訳ではな
い。システム内のコンポーネントは、この時間標準を格
納し、これをクロック基準として使用を開始する。仮
に、全てのコンポーネントが同一の基準を用い、それら
のクロックの全てが同一の速度で動作するとすれば、こ
れらコンポーネントは互いに同期した時間を有するはず
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このタイプの
時間同期技術は、欠点がない訳ではない。例えば、この
技術の場合、クロックマスタが時間標準を生成した時刻
と、そのシステム内の他のコンポーネントすなわちクロ
ックスレーブ(clock slaves)がその時間標準を受け取
った時刻と、の間の時間遅延を考慮に入れていない。そ
の結果として、クロックスレーブコンポーネントは、マ
スタクロックの時間とは異なる基準時間(base time)
を有することとなる。コンポーネントの時間とマスタク
ロックの時間との間の差異は、時間エラーとして知られ
ている。システム内でのエラーを防ぐためには、この時
間エラーを最小にすることが望ましい。さらに、通常、
顧客の満足を保証するため、この時間エラーを最小に抑
えることを要求するシステム仕様が多い。しかしなが
ら、クロックマスタやによる処理遅延や伝送遅延のため
に、この時間エラーはしばしばとても大きくなる。さら
に、コンポーネントのそれぞれにおける時間遅延は変化
する場合があり、つまり、コンポーネントのそれぞれが
異なる時間エラーを有するため、システム内にさらなる
問題が生ずる場合がある。以上説明したように、無線通
信システムのコンポーネント間で時間を正確に同期させ
る方法に対する要求が存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線通信シス
テムのコンポーネント間で時間を正確に同期させる方法
に関する。
【0009】本発明はまた、無線通信システムのコンポ
ーネント間で時間を正確に同期させる方法であって、望
ましくない同期データをフィルタ除外する方法に関す
る。
【0010】本発明に関する上述した及びその他の特徴
及び利点は、無線通信システムのクロックスレーブコン
ポーネントとクロックマスタコンポーネントとの間で、
同期処理を数回実行することにより得られる。それぞれ
の処理において、クロックスレーブコンポーネントのそ
れぞれは第1のタイミングセルを生成し、クロックマス
タに送出する。第1のタイミングセルは、クロックスレ
ーブコンポーネントのクロックに基づく送出時刻を含
む。第1のタイミングセルを受け取ると、クロックマス
タは第2のタイミングセルを生成してクロックスレーブ
コンポーネントに送出する。第2のタイミングセルは、
クロックマスタが第1のタイミングセルを受け取った時
刻と、第2のタイミングセルを送出した時刻と、を有す
る。クロックスレーブコンポーネントは、第2のタイミ
ングセルを受け取るとその受け取り時刻を取得し、その
受け取り時刻とタイミングセルに含まれるタイミング情
報とに基づいて、伝送遅延を算出する。クロックスレー
ブコンポーネントのそれぞれは、処理やその他の遅延に
起因する望ましくないデータを有する可能性がある情報
を同期処理から除外するために、可変ウインドウフィル
タリング(sliding window filtering)機能を利用す
る。このフィルタリング機能は、算出された伝送遅延が
最良の伝送遅延よりも小さい場合には同期プロセスを再
会させる役割も有する。こうすることにより、同期プロ
セスは、クロックスレーブコンポーネントのそれぞれと
クロックマスタとの間で生じた遅延のうちの適正なもの
のみを対象とすることができる。所定回数の同期処理に
よりタイミング情報が得られた後に、クロックスレーブ
コンポーネントのそれぞれは平均の伝送遅延を用いてそ
れ自身の時間をクロックマスタの時間に同期させる。
【0011】
【発明の実施の形態】時間同期を実行するための新たな
方法は、システムに含まれるクロックマスタと他のコン
ポーネント(すなわちクロックスレーブコンポーネン
ト)との間の時間同期通信(time synchronization com
munications)からタイミングデータサンプル(timing
data samples)を蓄積することである。データサンプル
のそれぞれは、クロックマスタとスレーブコンポーネン
トとが互いに通信する際に生ずる送信遅延を表す。例え
ば、クロックマスタがクロックスレーブにメッセージを
送信する時、そのメッセージは送信遅延よりも前にスレ
ーブにより受け取られることはない。もし、時間遅延が
分かっていれば、送信されたクロックマスタ時間にその
遅延を加算することにより、現在のクロックマスタ時間
を計算することができる。このようにすれば、時間同期
プロセスの精度を改善することができる。この時間遅延
は、通信のたびに異なる場合もある。従って、クロック
マスタとクロックスレーブとの間の典型的な送信遅延量
をより正確に判定するためには、いくつかのサンプルを
用いて、平均の送信遅延を算出することが望ましい。そ
うすれば、スレーブコンポーネントのそれぞれは、各自
のクロック時間をマスタクロック時間に同期させるため
の最終的な同期ステップ(final synchronization ste
p)において、その算出された平均遅延を時間オフセッ
トとして用いることができる。このようにして一度同期
すれば、クロックマスタとクロックスレーブコンポーネ
ントとは、その時間エラーをプラスマイナスした範囲内
で全て同一のシステム時間を有することとなる。
【0012】この方法による時間エラーは他の同期技術
の時間エラーよりも小さいものであるが、それでも処理
遅延(processing delays)による影響はありうる。処
理遅延が大きい場合あるいはその他のエラーがある場
合、送信遅延の平均値の算出において適当でないタイミ
ングデータが用いられることもありうる。このような適
用でないタイミングデータサンプルは、算出された送信
遅延を狂わせ、最終的な同期ステップにおいて不適切な
オフセットを与えることとなる。以上説明した事情を鑑
みると、無線通信システムのコンポーネント間で正確に
時間を同期させるための方法であって、不適切な同期デ
ータをフィルタリング除去するものが必要とされること
が分かる。
【0013】本発明は、ソフトウエア上に格納され、図
1に例示したシステム100のようなCDMAシステム
に含まれる基地局トランシーバのそれぞれにおいて主に
実行される。このCDMAシステムは、非同期伝送モー
ド(asynchronous transfermode:ATM)ネットワー
クプロトコルあるいはそれに類似した通信プロトコルを
利用するものであることが望ましい。というのは、RN
Cと基地局トランシーバとの間でタイミング情報を送信
できるからである。ATMネットワークプロトコルやそ
れに類似した通信プロトコルを利用することにより、ク
ロック情報をそれぞれのATMメッセージとともに送信
することができる。さらに、システム内のそれぞれのク
ロックは同一の速度で動作する。様々なクロックが本発
明により一度同期されると、システムのコンポーネント
の全ては、わずかなタイミングエラーをプラスマイナス
した範囲内で同一の時間を有することとなる。本発明に
よれば、タイミングエラーを400マイクロ秒まで低下
させることができる。ほんの一具体例としては、例え
ば、RNCをクロックマスタとして用い、基地局トラン
シーバ(BTS)をクロックスレーブコンポーネントと
して用いることができる。
【0014】図2は、BTSの具体例を例示する概念図
である。すなわち、同図に例示したBTSは、少なくと
も、1つのコントローラ150と、メモリ回路152
と、アンテナ154と、無線モジュール156と、クロ
ック158とを有する。同図においては、1つのコント
ローラ150のみが表されているが、本発明におけるB
TSは、複数のコントローラを有することもできる。コ
ントローラ150は、プログラムされたマイクロプロセ
ッサであることが望ましい。図2においては、コントロ
ーラ150をマイクロプロセッサ(すなわち「μp」)
と表したが、コントローラ150は、デジタル信号プロ
セッサあるいは特定用途向け集積回路(application sp
ecific integrated circuit:ASIC)であっても良
い。コントローラ150は、本発明の方法200(図3
乃至図5)を実行するようにプログラムされたデジタル
信号プロセッサであることが望ましい。同様に、BTS
は、図2に表されたクロック158に対抗する内部クロ
ックを有する場合もある。また、本発明の方法(以下に
詳述する)を実行できる限り、このBTSの詳細な構成
はここでは重要ではない。無線モジュール156は、複
数の無線器156−1、156−2・・・156−nを
有する。コントローラ150は、メモリ152、無線モ
ジュール156及びクロック158に接続されている。
コントローラ150はまた、RNCとも交信する。コン
トローラ150は、RNCとも交信しつつ、BTSの動
作を制御し、調整する。このBTSの動作は、呼び出し
処理(call processing)や電力制御機能などを含むも
のである。また、付加的なソフトウエアを追加すること
により、コントローラ150は、本発明の方法200
(以下に、図3乃至図5を参照しつつ詳述する)を実行
することもできる。
【0015】図3乃至図5は、本発明の無線通信システ
ムにおけるコンポーネント間の時間同期方法200を例
示するフローチャートである。以下に詳述するように、
この方法200は、可変ウインドウフィルタリング(sl
iding window filtering)機能を利用することによっ
て、大きな処理遅延やその他のエラーにより生ずる望ま
しくないデータを除去する。これらの望ましくないデー
タを取り除くことにより、この同期プロセスが処理遅延
やその他のエラーによって攪乱されることを防止でき
る。ここで、前述のようにRNCをクロックマスタと
し、システム内の各BTSをクロックスレーブとした場
合、本発明の方法200は、このシステムの各BTSに
おいて実行される(但し、ステップ210、218はR
NCにより実行されるので例外である)。
【0016】本発明の方法200は、この方法200に
おいて必要とされる変数がBTSにより初期化されるこ
とにより開始する(ステップ202)。さらに、BTS
は、ループカウンタ(loop counter)Nを初期化する。
このループカウンタは、実行された時間同期処理の繰り
返し回数を調べるために用いられる。すなわち、本発明
においては、BTSとRNCとの間の実際の伝送遅延に
ついて精度の高い見積もりを得るために、時間同期処理
を数回繰り返すとが望ましい。
【0017】繰り返し回数は任意に決定することができ
るが、本発明者は、このシステムにおいて良好に時間を
同期させるためには、約20回の繰り返しが十分である
ことを知得した。すなわち、繰り返し数カウンタの最大
数N_MAXは、20に設定することが望ましい。但
し、繰り返し回数は適宜決定することができ、所望され
る場合には他の条件に応じて決定することができる。
【0018】この繰り返し回数はまた、データサンプル
の数をも表し、BTSがRNCと交信する際のBTSに
おける伝送遅延の平均値を算出するために用いられる。
BTSはまた、暫定クロック(temporary clock)も生
成する。暫定クロックは、BTSがそれ自身の時間をR
NC(すなわち、クロックマスタ)の時間に同期させる
までの間、初期的な時間標準として用いられる。暫定ク
ロックの生成は、通常、ソフトウエア上で実行すること
ができ、その実行の具体的な方法は、本発明の方法20
0の実行に用いられるソフトウエアに依存する。暫定ク
ロックを生成して維持する具体的な方法は重要ではな
く、適用される対象に応じて適宜決定できることはもち
ろんである。
【0019】ステップ204においては、BTSはそれ
自身のクロックを読み出すことにより、RNCに伝送さ
れるべき第1のタイミングセル(timing cell)(ここ
では、「タイミングセル#1」とも称する)に対する伝
送時間を取得する。図6に表したように、BTSは、時
刻SF_BTS_1においてタイミングセル#1をRN
Cに送出する。この送出時刻SF_BTS_1は、タイ
ミングセル#1に含まれる。そして、タイミングセル#
1は、時刻SF_MCC_1にRNC(クロックマス
タ)に受け取られ、この時刻は、RNCクロック(クレ
ームマスタのクロック)により生成される時刻である。
ここで、BTSによりタイミングセル#1が送出された
時刻から、これがRNCに受け取られた時刻までの時間
に対応する第1の伝送遅延T1が存在する。そして、こ
の時点では、RNCのクロックとBTSのクロックとは
同期されていない。わずかな処理遅延Tdの後、時刻S
F_MCC_2(この時刻もRNCのクロックにより生
成される)において、RNCは第2のタイミングセル
(これも同様に、「タイミングセル#2」と称する)を
生成して伝送する。タイミングセル#2は、SF_BT
S_1と同様に、SF_MCC_2とSF_MCC_2
も含んでいる。第2の伝送遅延T2の後、タイミングセ
ル#2は、時刻SF_BTS_2(この時刻はBTSの
クロックにより生成される)においてBTSにより受け
取られる。以下に説明するように、BTSとRNCとの
間の数回の交信の後に、BTSは、これらの時刻に関す
る情報の全て(SF_BTS_1、SF_MCC_1、
SF_MCC_2及びSF_BTS_2)を用いてBT
SとRNCとの間の交信遅延の平均値を算出する。BT
Sは、このようにして算出した遅延の平均値を用いて、
それ自身の暫定クロックをRNCのクロック(マスタク
ロック)と同期させる。
【0020】図3乃至図6に表したように、ステップ2
04において送出時刻SF_BTS_1が一旦得られる
と、BTSはタイミングセル#1を生成する(ステップ
206)。前述したように、タイミングセル#1は、ス
テップ204において得られた送出時刻SF_BTS_
1を含んでいる。ステップ208において、BTSは、
RNCにタイミングセル#1を送出する。
【0021】以下、RNC(クロックマスタ)により実
行されるステップが続く。すなわち、RNCは、タイミ
ングセル#1を受け取り(ステップ210)、タイミン
グセル#2をフォーマットし(ステップ212−21
6)、タイミングセル#2をBTSに送出する(ステッ
プ218)。すなわち、ステップ210において、RN
Cはタイミングセル#1を受け取る。ステップ212に
おいて、RNCはタイミングセル#1の受け取り時刻S
F_MCC_1を取得する。この受け取り時刻SF_M
CC_1は、RNCのクロックにより生成される時刻で
ある。ステップ214において、RNCは、タイミング
セル#2の送出時刻SF_MCC_2を取得する。この
送出時刻SF_MCC_2も、RNCのクロックを用い
て生成される。ステップ216において、RNCは第2
のタイミングセルであるタイミングセル#2を生成す
る。タイミングセル#2は、タイミングセル#1の送出
時刻SF_BTS_1及び受け取り時刻SF_MCC_
1と、タイミングセル#2の送出時刻SF_MCC_2
を含んでいる。ステップ218において、RNCは、B
TSにタイミングセル#2を送出する。
【0022】本発明の方法200のこれ以降のステップ
はBTSにより実行される。ステップ220において、
BTSはタイミングセル#2を受け取る。そして、BT
Sはそれ自身の暫定クロックを用いてタイミングセル#
2の受け取り時刻SF_BTS_2を取得し(ステップ
222)、繰り返しループカウンタNを増加する(ステ
ップ224)。BTSは、これら2つのタイミングセル
の送出及び受け取り時刻に関する時間データの全てを用
いて、BTSとRNCとの間の現在の交信についての伝
送遅延Tを計算する。この伝送遅延Tは、以下のように
して算出される。
【0023】(1)T=(SF_BTS_2−SF_B
TS_1−Td)/2
【0024】ここで、Tdは次式により表される。 (2)Td=SF_MCC_2−SF_MCC_1
【0025】伝送遅延Tが一旦算出されて格納されると
(ステップ226)、本発明の方法はステップ228に
進み、可変ウインドウフィルタリング(sliding window
filtering)機能の第1の部分が実行される。ここで、
フィルタリング機能を「可変ウインドウ」と称する理由
について以下に説明する。フィルタリング機能のうちの
この部分は、この伝送遅延Tが本発明の方法200にお
いて得られる「最良の」伝送遅延BEST_Tであるか
否かを決定するために用いられる。ここで、「最良の」
とは、本発明の方法200を実行した際にBTSとRN
Cとの間で算出される最小の遅延であることを意味す
る。このBEST_Tよりも良好な伝送遅延Tが毎回、
新たに得られることが望ましく、この新たな伝送遅延T
が格納されて、BEST_Tとして用いられることが望
ましい。本発明の方法200においてはまた、時間同期
処理の繰り返し回数をリセットした際に、蓄積されてい
るあらゆる伝送遅延がゼロとなることが望ましい。この
ようにして、本発明の方法200は、あたかもデータサ
ンプルが実行されていないかの如くに、時間同期処理を
所定の回数だけ繰り返す。というのは、BTSとRNC
との間の伝送遅延が良好な方向に向かい、典型的な遅延
に安定していくからである。すなわち、この時点に至る
までのあらゆる情報は典型的な伝送遅延を正確に表すも
のではなく、時間同期処理の結果が劣化することを防ぐ
ために除外すべきだからである。
【0026】ステップ228においてその伝送遅延が最
良の伝送遅延BEST_Tよりも小さいと判断された場
合は、本発明の方法はステップ230に進み、BTSは
この伝送遅延Tを最良の伝送遅延BEST_Tとして格
納する。ステップ230において、BTSは繰り返しル
ープカウンタNと方法200で用いられるあらゆる変数
をリセットする(BEST_Tだけは例外である)。ス
テップ230の後、または、伝送遅延Tが最良の伝送遅
延BEST_Tよりも小さくないと判断された場合に
は、本発明の方法はステップ232に進み、フィルタリ
ング機能の第2の部分が実行される。
【0027】ステップ232においては、BTSは伝送
遅延Tと最良の伝送遅延BEST_Tとの差分T_DI
FFを決定する。ここで、最良の伝送遅延BEST_T
と比べて大きい伝送遅延Tを有するあらゆるサンプル
は、フィルタ除外することが望ましい。最良の伝送遅延
BEST_Tよりも非常に大きな伝送遅延Tを有するデ
ータサンプルをフィルタ除外することにより、異常に大
きな処理遅延や伝送エラーあるいはその他のタイプのエ
ラーに起因して外れたデータサンプルを除外することが
できる。これらの「劣悪な」データサンプルを除外する
ことにより、本発明の方法200はBTSとRNCとの
間での典型的な伝送遅延を対象とすることができ、最終
的な同期ステップにおいて、BTSをRNCマスタクロ
ックに同期させることができ、従来の同期手法と比較し
てはるかに正確にすることができる。
【0028】すなわち、ステップ234において、BT
Sは、算出されたT_DIFFが最良の伝送遅延BES
T_Tと許容しうる最大の遅延差MAX_DIFFとの
和よりも大きいか否かを判断する。ここで、許容しうる
最大の遅延差MAX_DIFFの実際の値は適用対象に
応じて適宜決定することができ、システム毎に変わる場
合もある。また、最良の伝送遅延BEST_Tは毎回更
新され(ステップ230)、ステップ234において実
行されるフィルタリング機能も同様に更新される。すな
わち、BEST_Tはより良い伝送遅延Tによって毎回
減少し、この最良の伝送遅延BEST_Tと許容しうる
最大の遅延差MAX_DIFFとの和も同様に減少す
る。このようにして、良好なデータサンプルを維持する
ために伝送遅延Tが収容されるべく設定されたウインド
ウ(window)は、最良の伝送遅延BEST_Tが更新さ
れる度に、引き窓の如くスライド(slide)変動する。
このウインドウの上限はBEST_TとMAX_DIF
Fとの和であり、下限はBEST_Tである。そして、
このウインドウはスライドし、よりよい伝送遅延Tによ
ってBEST_Tが更新されると新しいウインドウの範
囲(range)が用いられる。すなわち、このフィルタリ
ング機能は、可変ウインドウフィルタリング機能とな
る。要するに、このような可変ウインドウによって、B
TSとRNCの最小の伝送遅延を利用することができ
る。本発明によれば、可変ウインドウと最小伝送遅延と
を用いることにより、同期処理においてより良好なデー
タサンプルを常時利用するとができ、タイミングエラー
(すなわち、BTSとRNCとの間の時間差)を約40
0マイクロ秒まで減少させることができる。これは、従
来の同期手法によっては得られない効果である。
【0029】ステップ234において、算出されたT_
DIFFが最良の伝送遅延BEST_Tと許容しうる最
大の遅延差MAX_DIFFとの和よりも大きい場合に
は、ステップ236に進む。ステップ236において
は、BTSは最新の経過(current pass)において得ら
れた時間サンプルを捨て、繰り返しループカウンタNを
減ずる。ループカウンタNは、ステップ224において
増加された(時間サンプルが得られた時に)ので、ステ
ップ236において減じられる。情報が捨てられてカウ
ンタNが減じられると、ステップ240に進み、さらに
繰り返すか否かが判断される。
【0030】一方、ステップ234において、算出され
たT_DIFFが最良の伝送遅延BEST_Tと許容し
する最大の遅延差MAX_DIFFとの和よりも大きく
ない場合には、ステップ238に進み、BTSはその伝
送遅延Tを、蓄積伝送遅延ACCUM_Tに加算する。
加算された蓄積伝送遅延ACCUM_Tは、全ての繰り
返し処理が実行された後に伝送遅延の平均値を算出する
ために用いられる。すなわち、ステップ240におい
て、BTSは、繰り返しループカウンタNが所定の許容
された最大の繰り返し数N_MAXよりも小さいか否か
を判断する。繰り返しループカウンタNがN_MAXよ
りも小さいと判断された場合は、ステップ204に進
み、さらに繰り返しが実行される(その内容は上述した
如くである)。一方、ステップ240において繰り返し
ループカウンタNがN_MAXよりも小さくない場合に
は、ステップ242に進み、BTSは、伝送遅延の平均
値T_AVGを計算する。T_AVGは、次式により計
算される。
【0031】 (3)T_AVG=ACCUM_T/N_MAX
【0032】ステップ244において、伝送遅延の平均
値T_AVGは、BTSのクロックをRNCのクロック
に同期させるために用いられる。これを実行する1つの
方法は、伝送遅延の平均値T_AVGに、タイミングセ
ル#2の最後の送出時刻SF_MCC_2を加算するこ
とである。この計算の結果を格納し、BTSのクロック
から得られるクロックの刻みにより更新されるクロック
基準として用いることができる。すべてのBTSのクロ
ックとRNCとは同一の速度で動作するので、これらの
クロックは、一旦同期されればその同期状態を維持する
ことができる。
【0033】以上詳述したように、本発明は、時間同期
プロセスに可変ウインドウフィルタリング機能を導入し
ている。本発明によれば、この可変ウインドウを用いる
ことにより、クロックマスタとクロックスレーブコンポ
ーネントとの間の典型的な伝送遅延を正確には表してい
ない同期データを除外することができる。本発明におい
ては、クロックマスタとスレーブコンポーネントとの間
の典型的な遅延のみを抽出するために、最小の伝送遅延
の平均値を用いる。そして、本発明によれば、このよう
にして、クロックマスタのクロック上の時間を正確に求
めることができる。本発明によれば、クロックマスタの
クロック上の時間を正確に求めることより、タイミング
エラーを400マイクロ秒まで低減することができる。
これは、従来の同期手法よりも少なくとも一桁以上良好
な値である。さらに、本発明においては、伝送遅延と平
均化された蓄積遅延との合計が用いられる。これによ
り、迅速で効率的に処理することができる。本発明の方
法200はソフトウエアによって実行可能であるので、
他の無線通信システムに対して、あるいは、同期クロッ
クを有する複数のコンポーネント間の時間の正確な分布
が要求されるあらゆるシステムに対しても、同様に適用
できる。
【0034】本発明の方法は、ソフトウエアによって実
行可能であり、このソフトウエアの命令とデータとは、
コントローラに接続されあるいはコントローラに内蔵さ
れたPROM、EEPROMあるいはその他の不揮発性
メモリに格納できる。本発明において用いるソフトウエ
アは、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商
標)ディスク、CD−ROMあるいはその他の永久また
は半永久型格納媒体に格納でき、コントローラのメモリ
に移動させることが可能である。また、本発明の方法を
具体化したプログラムは、プログラムコードの区分に分
割され、例えば、サーバコンピュータからコントローラ
にダウンロードされ、あるいは搬送波にのせられたデー
タ信号としてコントローラに送信することもできる。
【0035】特許請求の範囲に記載した発明の構成要件
の後の括弧内の符号は、構成要件と実施例と対応づけて
発明を容易に理解させる為のものであり、特許請求の範
囲の解釈に用いるべきのものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常の無線通信システムの構成を表す概念図で
ある。
【図2】本発明の無線通信システムにおいて用いられる
基地局の構成を概念的に例示するブロック図である。
【図3】本発明によるフィルタリング機能を利用した無
線通信システムのコンポーネント間で時間を同期させる
方法を例示するフローチャートである。
【図4】本発明によるフィルタリング機能を利用した無
線通信システムのコンポーネント間で時間を同期させる
方法を例示するフローチャートである。
【図5】本発明によるフィルタリング機能を利用した無
線通信システムのコンポーネント間で時間を同期させる
方法を例示するフローチャートである。
【図6】図3乃至図5に例示した方法において用いられ
るメッセージ伝送とタイミング情報を表す概念図であ
る。
【符号の説明】
100 無線通信システム 101−1、101−2、101−3 無線端末 120 無線ネットワークコントローラ(RNC) 130 ローカル局 140 市外局 145 有線端末 150 コントローラ 152 メモリ回路 154 アンテナ 156 無線モジュール 158 クロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 アレン ウィルバー スティクター アメリカ合衆国、08822 ニュージャージ ー、フレミングトン、オーク グローブ ロード 116

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のクロックを有するクロックマスタと
    第2のクロックを有するクロックスレーブとの間の時間
    同期を実行する時間同期方法であって、 A.前記クロックマスタに第1のメッセージを送出する
    ステップであって、前記第1のメッセージは前記第1の
    メッセージの第1の送出時刻を表す情報を有する、ステ
    ップと、 B.前記クロックマスタから第2のメッセージを受け取
    るステップであって、前記第2のメッセージは前記第1
    のメッセージの第1の受け取り時刻と前記第2のメッセ
    ージの第2の送出時刻とを表す情報を有する、ステップ
    と、 C.前記クロックスレーブにおいて前記第2のメッセー
    ジの第2の受け取り時刻を取得するステップと、 D.前記第1及び第2の受け取り時刻と前記第1及び第
    2の送出時刻とから、前記クロックスレーブと前記クロ
    ックマスタとの間の伝送遅延を算出するステップと、 E.前記算出された伝送遅延が許容しうる遅延のウイン
    ドウ内にあるか否かを判断し、前記算出された伝送遅延
    が前記ウインドウ内にある場合はその算出された伝送遅
    延により蓄積遅延を更新するステップと、 を備えたことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】F.終了条件が満足されるまで、前記ステ
    ップAから前記ステップEまでを繰り返すステップ、を
    さらに備えたことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】G.前記蓄積遅延を用いて前記第2のクロ
    ックを前記第1のクロックに同期させるステップをさら
    に備えたことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】前記ステップGは、 G1.前記蓄積遅延から平均の遅延を計算するステップ
    と、 G2.前記第2のクロックの時間に対して前記平均の遅
    延をオフセットとして与えるステップと、 を有することを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】前記平均の遅延は、前記ステップAから前
    記ステップEまでを繰り返す回数の最大値によって前記
    蓄積遅延を除算することにより計算されることを特徴と
    する請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】前記ステップAから前記ステップEまでを
    実行した回数を計算し、その回数が所定の回数と等しく
    なった後に終了することを特徴とする請求項2記載の方
    法。
  7. 【請求項7】前記所定の回数は20であることを特徴と
    する請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】前記ウインドウは、算出された伝送遅延が
    最小である時に前記ウインドウのしきい値を調節するよ
    うにされた可変ウインドウであることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  9. 【請求項9】前記可変ウインドウは、最良の遅延に対応
    する第1のしきい値と、前記最良の遅延からの許容しう
    る最大の偏差に対応する第2のしきい値と、を有し、 前記最良の遅延は、算出された前記伝送遅延のうちで最
    小の遅延を有する伝送遅延に対応することを特徴とする
    請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】前記ステップEは、 E1.前記算出された伝送遅延が前記最良の遅延よりも
    小さいか否かを判断するステップと、 E2.前記算出された伝送遅延が前記最良の遅延よりも
    小さい場合は、前記算出され伝送遅延を前記最良の遅延
    として格納し、前記算出された伝送遅延を捨て、前記蓄
    積遅延をリセットし、前記ステップAから前記ステップ
    Eまでをさらに追加回数だけ実行させるステップと、 を有することを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】前記ステップEは、 E3.前記算出された伝送遅延が最良の遅延よりも小さ
    いか否かを判断するステップであって、前記最良の遅延
    は、算出された前記伝送遅延のうちで最小の遅延を有す
    る伝送遅延に対応する、ステップと、 E4.前記算出された伝送遅延が前記最良の遅延よりも
    小さい場合は、前記算出され伝送遅延を前記最良の遅延
    として格納し、前記算出された伝送遅延を捨て、前記蓄
    積遅延をリセットし、前記ステップAから前記ステップ
    Eまでをさらに追加回数だけ実行させるステップと、 を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】前記ステップEは、 E5.前記算出された伝送遅延と前記最良の遅延との差
    を計算するステップと、 E6.前記計算された差が許容しうる最大の差を超える
    か否かを判断するステップと、 E7.前記計算された差が前記許容しうる最大の差を超
    える場合は、前記算出された伝送遅延を捨て、前記ステ
    ップAから前記ステップEまでをもう一回実行させるス
    テップと、 をさらに有することを特徴とする請求項11記載の方
    法。
  13. 【請求項13】前記第1のメッセージの前記第1の送出
    時刻と前記第1の受け取り時刻とは、前記第2のクロッ
    クを用いて生成されることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  14. 【請求項14】前記第2のメッセージの前記第2の送出
    時刻と前記第2の受け取り時刻とは、前記第1のクロッ
    クを用いて生成されることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  15. 【請求項15】前記ステップDは、 D1.前記第2の受け取り時刻と前記第1の送出時刻と
    の差をとることにより往復の遅延を計算するステップ
    と、 D2.前記第2の送出時刻と前記第1の受け取り時刻と
    の差をとることによりクロックマスタの遅延を計算する
    ステップと、 D3.前記往復の遅延と前記クロックマスタの遅延との
    差を半分にすることにより前記伝送遅延を算出するステ
    ップと、 を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】前記第1及び第2のクロックは、同期式
    であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  17. 【請求項17】クロックマスタとクロックスレーブとの
    間の時間同期を実行する方法であって、 H.前記クロックスレーブから第1のメッセージを受け
    取るステップと、 I.前記クロックスレーブに第2のメッセージを送出す
    るステップと、 J.前記第1のメッセージの受け取り時刻と前記第2の
    メッセージの送出時刻とから、前記クロックスレーブと
    前記クロックマスタとの間の伝送遅延を算出するステッ
    プと、 K.前記算出された伝送遅延が許容しうる遅延のウイン
    ドウの範囲内にあるかを判断し、前記算出された伝送遅
    延が前記ウインドウの範囲内にある場合は、その算出さ
    れた伝送遅延によって蓄積遅延を更新するステップと、 を備えたことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】L.終了条件が満足されるまで前記ステ
    ップHから前記ステップKまでを繰り返すステップをさ
    らに備えたことを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】M.前記蓄積遅延を用いて前記クロック
    スレーブの時間を前記クロックマスタの時間に同期させ
    るステップをさらに備えたことを特徴とする請求項18
    記載の方法。
  20. 【請求項20】前記ウインドウは、算出された伝送遅延
    が最小である時に前記ウインドウのしきい値を調節する
    ようにされた可変ウインドウであることを特徴とする請
    求項17記載の方法。
  21. 【請求項21】前記可変ウインドウは、最良の遅延に対
    応する第1のしきい値と、前記最良の遅延からの許容し
    うる最大の偏差に対応する第2のしきい値と、を有し、 前記最良の遅延は、算出された前記伝送遅延のうちで最
    小の遅延を有する伝送遅延に対応することを特徴とする
    請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】前記ステップKは、 K1.前記算出された伝送遅延が前記最良の遅延よりも
    小さいか否かを判断するステップと、 K2.前記算出された伝送遅延が前記最良の遅延よりも
    小さい場合は、前記算出され伝送遅延を前記最良の遅延
    として格納し、前記算出された伝送遅延を捨て、前記蓄
    積遅延をリセットし、前記ステップAから前記ステップ
    Eまでをさらに追加回数だけ実行させるステップと、 を有することを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】前記ステップKは、 K3.前記算出された伝送遅延が最良の遅延よりも小さ
    いか否かを判断するステップであって、前記最良の遅延
    は、算出された前記伝送遅延のうちで最小の遅延を有す
    る伝送遅延に対応する、ステップと、 K4.前記算出された伝送遅延が前記最良の遅延よりも
    小さい場合は、前記算出され伝送遅延を前記最良の遅延
    として格納し、前記算出された伝送遅延を捨て、前記蓄
    積遅延をリセットし、前記ステップAから前記ステップ
    Eまでをさらに追加回数だけ実行させるステップと、 を有することを特徴とする請求項17記載の方法。
  24. 【請求項24】前記ステップKは、 K5.前記算出された伝送遅延と前記最良の遅延との差
    を計算するステップと、 K6.前記計算された差が許容しうる最大の差を超える
    か否かを判断するステップと、 K7.前記計算された差が前記許容しうる最大の差を超
    える場合は、前記算出された伝送遅延を捨て、前記ステ
    ップAから前記ステップEまでをもう一回実行させるス
    テップと、 をさらに有することを特徴とする請求項23記載の方
    法。
  25. 【請求項25】無線通信システムにおいて用いる基地局
    であって、 クロックと、 コントローラと、 を備え、 前記コントローラは、 前記システムのクロックマスタに、第1のメッセージで
    あってそのメッセージの第1の送出時刻を表す情報を有
    する第1のメッセージを送出し、 前記クロックマスタから第2のメッセージであって前記
    第1のメッセージの第1の受け取り時刻と前記第2のメ
    ッセージの第2の送出時刻とを表す情報を有する第2の
    メッセージを受け取り、 前記第2のメッセージの第2の受け取り時刻を取得し、 前記第1及び第2の受け取り時刻と前記第1及び第2の
    送出時刻とから伝送遅延を算出し、 前記算出された伝送遅延が許容しうる遅延のウインドウ
    内にあるか否かを判断し、前記算出された伝送遅延が前
    記ウインドウ内にある場合には、前記算出された伝送遅
    延により蓄積遅延を更新する、 ことを特徴とする基地局。
  26. 【請求項26】前記コントローラは、前記蓄積遅延を用
    いて前記クロックを前記クロックマスタのクロックに同
    期させることを特徴とする請求項25記載の基地局。
  27. 【請求項27】前記コントローラは、前記蓄積遅延から
    平均の遅延を計算し、前記平均の遅延を前記クロックの
    時間にオフセットとして与えることにより、前記クロッ
    クを同期させることを特徴とする請求項26記載の基地
    局。
  28. 【請求項28】前記コントローラは、前記第1のメッセ
    ージを送出する回数を計算し、前記第1のメッセージを
    所定の回数だけ送出した後に前記クロックを同期させる
    ことを特徴とする請求項27記載の基地局。
  29. 【請求項29】前記所定の回数は、20であることを特
    徴とする請求項28記載の基地局。
  30. 【請求項30】前記ウインドウは、算出された伝送遅延
    が最小である時に前記ウインドウのしきい値を調節する
    ようにされた可変ウインドウであることを特徴とする請
    求項25記載の基地局。
  31. 【請求項31】前記可変ウインドウは、最良の遅延に対
    応する第1のしきい値と、前記最良の遅延からの許容し
    うる最大の偏差に対応する第2のしきい値と、を有し、 前記最良の遅延は、算出された前記伝送遅延のうちで最
    小の遅延を有する伝送遅延に対応することを特徴とする
    請求項30記載の基地局。
  32. 【請求項32】前記コントローラは、 前記算出された伝送遅延が前記最良の遅延よりも小さい
    か否かを判断し、 前記算出された伝送遅延が前記最良の遅延よりも小さい
    場合は、前記算出され伝送遅延を前記最良の遅延として
    格納し、前記算出された伝送遅延を捨て、前記蓄積遅延
    をリセットし、前記第1のメッセージをさらに追加回数
    だけ送出することにより、 前記算出された伝送遅延が前記ウインドウ内にあるか否
    かを判断することを特徴とする請求項31記載の基地
    局。
  33. 【請求項33】前記コントローラは、 前記算出された伝送遅延が、最良の遅延であって算出さ
    れた前記伝送遅延のうちで最小の遅延を有する伝送遅延
    に対応する最良の遅延よりも小さいか否かを判断し、 前記算出された伝送遅延が前記最良の遅延よりも小さい
    場合は、前記算出され伝送遅延を前記最良の遅延として
    格納し、前記算出された伝送遅延を捨て、前記蓄積遅延
    をリセットし、前記第1のメッセージをさらに追加回数
    だけ送出することにより、 前記算出された伝送遅延が前記ウインドウ内にあるか否
    かを判断することを特徴とする請求項25記載の基地
    局。
  34. 【請求項34】前記コントローラは、 前記算出された伝送遅延と前記最良の遅延との差を計算
    し、 前記計算された差が許容しうる最大の差を超えるか否か
    を判断し、 前記計算された差が前記許容しうる最大の差を超える場
    合は、前記算出された伝送遅延を捨て、前記第1のメッ
    セージをもう一回送出することにより、 前記算出された伝送遅延が前記ウインドウ内にあるか否
    かを判断することを特徴とする請求項33記載の基地
    局。
  35. 【請求項35】前記第1のメッセージの前記第1の送出
    時刻と前記第1の受け取り時刻とは、前記基地局の前記
    クロックを用いて生成されることを特徴とする請求項2
    5記載の基地局。
  36. 【請求項36】前記第2のメッセージの前記第2の送出
    時刻と前記第2の受け取り時刻とは、前記クロックマス
    タのクロックを用いて生成されることを特徴とする請求
    項25記載の基地局。
  37. 【請求項37】前記コントローラは、プログラムされた
    プロセッサであることを特徴とする請求項25記載の基
    地局。
  38. 【請求項38】前記コントローラは、特定用途向け集積
    回路であることを特徴とする請求項25記載の基地局。
  39. 【請求項39】前記コントローラは、 前記第2の受け取り時刻と前記第1の送出時刻との差を
    とることにより往復の遅延を計算し、 前記第2の送出時刻と前記第1の受け取り時刻との差を
    とることによりクロックマスタの遅延を計算し、 前記往復の遅延と前記クロックマスタの遅延との差を半
    分にすることにより前記伝送遅延を算出することによ
    り、 前記伝送遅延を算出することを特徴とする請求項25記
    載の基地局。
  40. 【請求項40】前記基地局の前記クロックと前記クロッ
    クマスタのクロックとは、同期式であることを特徴とす
    る請求項25記載の基地局。
  41. 【請求項41】前記通信システムは、CDMAシステム
    であることを特徴とする請求項25記載の基地局。
  42. 【請求項42】前記クロックマスタは、無線ネットワー
    クコントローラであることを特徴とする請求項41記載
    の基地局。
  43. 【請求項43】無線通信システムにおいて用いる基地局
    であって、 クロックと、 コントローラと、 を備え、 前記コントローラは、 クロックマスタに第1のメッセージを送出し、 前記クロックマスタから第2のメッセージを受け取り、 前記第1及び第2のメッセージの送出時刻及び受け取り
    時刻から伝送遅延を算出し、 前記算出された伝送遅延が許容しうる遅延のウインドウ
    内にあるか否かを判断し、前記算出された伝送遅延が前
    記ウインドウ内にある場合には、前記算出された伝送遅
    延により蓄積遅延を更新し、 前記蓄積遅延を用いて前記クロックを前記クロックマス
    タのクロックに同期させることを特徴とする基地局。
  44. 【請求項44】前記ウインドウは、算出された伝送遅延
    が最小である時に前記ウインドウのしきい値を調節する
    ようにされた可変ウインドウであることを特徴とする請
    求項43記載の基地局。
  45. 【請求項45】前記可変ウインドウは、最良の遅延に対
    応する第1のしきい値と、前記最良の遅延からの許容し
    うる最大の偏差に対応する第2のしきい値と、を有し、 前記最良の遅延は、算出された前記伝送遅延のうちで最
    小の遅延を有する伝送遅延に対応することを特徴とする
    請求項43記載の基地局。
  46. 【請求項46】第1のクロックを有するクロックマスタ
    と、 基地局と、 を備え、 前記基地局は、 第2のクロックと、 コントローラと、 を有し、 前記コントローラは、 前記クロックマスタに、第1のメッセージであってその
    メッセージの第1の送出時刻を表す情報を有する第1の
    メッセージを送出し、 前記クロックマスタから、第2のメッセージであって前
    記第1のメッセージの第1の受け取り時刻と前記第2の
    メッセージの第2の送出時刻とを表す情報を有する第2
    のメッセージを受け取り、 前記第2のメッセージの第2の受け取り時刻を取得し、 前記第1及び第2の受け取り時刻と前記第1及び第2の
    送出時刻とから伝送遅延を算出し、 前記算出された伝送遅延が許容しうる遅延のウインドウ
    内にあるか否かを判断し、前記算出された伝送遅延が前
    記ウインドウ内にある場合には、前記算出された伝送遅
    延により蓄積遅延を更新する、 ことを特徴とする通信システム。
  47. 【請求項47】第1のクロックを有するクロックマスタ
    と、 基地局と、 を備え、 前記基地局は、 第2のクロックと、 コントローラと、 を有し、 前記コントローラは、 クロックマスタに第1のメッセージを送出し、 前記クロックマスタから第2のメッセージを受け取り、 前記第1及び第2のメッセージの送出時刻及び受け取り
    時刻から伝送遅延を算出し、 前記算出された伝送遅延が許容しうる遅延のウインドウ
    内にあるか否かを判断し、前記算出された伝送遅延が前
    記ウインドウ内にある場合には、前記算出された伝送遅
    延により蓄積遅延を更新し、 前記蓄積遅延を用いて前記第2のクロックを前記第1の
    クロックに同期させることを特徴とするCDMA通信シ
    ステム。
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