JP2001308236A - パワー素子の冷却装置 - Google Patents

パワー素子の冷却装置

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JP2001308236A JP2000128008A JP2000128008A JP2001308236A JP 2001308236 A JP2001308236 A JP 2001308236A JP 2000128008 A JP2000128008 A JP 2000128008A JP 2000128008 A JP2000128008 A JP 2000128008A JP 2001308236 A JP2001308236 A JP 2001308236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型の製造コストを安くすると共に、冷却フ
ィンの熱伝導性を向上させる。 【解決手段】 本発明のパワー素子の冷却装置11は、
純アルミを押し出し加工することにより形成された冷却
フィン12を備え、この冷却フィン12に当接するよう
に設けられたパワートランジスタ16を備え、そして、
冷却フィン12に取り付けられ被取付部品に取り付ける
ためのものであって樹脂で形成された取付部材13を備
えるように構成されている。この構成の場合、押し出し
加工の金型は、アルミダイカストの金型よりも製造コス
トが安い。また、純アルミの押し出し加工により冷却フ
ィン12を製造したので、冷却フィン12の熱伝導性が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワートランジス
タやパワーMOSFETなどのパワー素子から発生する
熱を良好に放熱する機能を備えたパワー素子の冷却装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパワー素子の冷却装置の一例と
して、実開昭63−153542号公報に記載された装
置がある。この公報の装置においては、図11及び図1
2に示すような形状のヒートシンク1を形成し、このヒ
ートシンク1の底壁2の図12中の下面にパワートラン
ジスタ3を取り付けている。上記ヒートシンク1には、
多数の放熱体4が一体に設けられていると共に、被取付
部品に取り付けるためのフランジ部5が一体に設けら
れ、更に、プリント配線基板6を収容固定するケース7
が一体に設けられている。上記プリント配線基板6に
は、パワートランジスタ3のリード3aが半田付けされ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のヒート
シンク1は、かなり複雑な形状であり、通常、アルミダ
イカストにより形成されている。そして、アルミダイカ
ストに用いる金型の形状も、かなり複雑な形状となるた
め、金型の製造コストが高くなり、ヒートシンク1の製
造コストが高くなるという欠点がある。また、金型内で
の湯回りを良くしたり、融点を下げるために、アルミに
種々の金属(CuやFe等)を添加する。このため、製
造されたヒートシンク1の材質は、種々の金属が混じっ
たアルミ合金となるので、純アルミに比べて熱伝導性が
低下するという不具合もある。
【0004】更に、上記公報の装置において、プリント
配線基板6にパワートランジスタ3のリード3aを半田
付けする場合、図12に示す構成を上下反対にした状態
で半田付けを実行する。このとき、半田たれが発生する
と、たれた半田がパワートランジスタ3のリード3aと
ヒートシンク1の底壁2とに掛かり、両者の間が短絡し
てしまうことがあった。
【0005】この対策としては、パワートランジスタ3
のリード3aに絶縁チューブを被せるという対策が実行
されてきた。この対策によれば、半田付け時に半田たれ
が発生しても、短絡を防止できる。しかし、上記対策の
場合、リード3aに絶縁チューブを被せるという作業が
増えると共に、部品点数が多くなるので、やはり製造コ
ストが高くなるという欠点があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、金型の製造コス
トを安くすることができると共に、冷却フィンの熱伝導
性を向上させることができ、また、半田たれが発生して
も、短絡を防止することができ、しかも、絶縁チューブ
を不要にし得るパワー素子の冷却装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、熱伝導性が良い金属を押し出し加工することにより
形成された冷却フィンと、この冷却フィンに当接するよ
うに設けられたパワー素子と、前記冷却フィンに取り付
けられ被取付部品に取り付けるためのものであって樹脂
で形成された取付部材とを備えるように構成した。この
構成の場合、押し出し加工の金型は、アルミダイカスト
の金型よりも安いので、金型の製造コストを安くでき
る。そして、押し出し加工の場合、熱伝導性が良い金属
として、純アルミを使用可能であるので、熱伝導性を向
上させることができる。
【0008】請求項2の発明においては、前記取付部材
に、前記パワー素子の本体部を嵌合させる開口部を形成
すると共に、この開口部の縁部に、前記パワー素子の本
体部から突設されたリードと前記冷却フィンとの間に位
置するように平板部を形成した。この構成によれば、パ
ワー素子のリードの半田付け時に半田たれが発生したと
しても、たれた半田を平板部で受けることができるか
ら、短絡を防止できる。この結果、絶縁チューブを不要
にし得る。
【0009】請求項3の発明においては、前記パワー素
子の近傍に配置されると共に前記冷却フィンに当接する
ように設けられた温度ヒューズを備え、そして、前記取
付部材に、前記温度ヒューズの本体部を嵌合させる開口
部を形成すると共に、この開口部の縁部に、前記温度ヒ
ューズの本体部から突設されたリードと前記冷却フィン
との間に位置するように平板部を形成した。この構成に
よれば、温度ヒューズのリードの半田付け時に半田たれ
が発生したとしても、たれた半田を平板部で受けること
ができるから、短絡を防止できる。
【0010】請求項4の発明によれば、前記取付部材
に、前記パワー素子のリードを半田付けするプリント配
線基板を取り付ける取付部を形成したので、プリント配
線基板を容易に取り付けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図1ないし図10を参照しながら説明する。本実施
例は、例えば自動車用空気調和装置(エアコン)に組み
込まれたブロワモータをスイッチングするパワートラン
ジスタの冷却装置である。まず、図1は、本実施例のパ
ワートランジスタの冷却装置の縦断面構造を示す図であ
る。この図1に示すように、パワートランジスタの冷却
装置11は、アルミニウム製の冷却フィン12と、この
冷却フィン12に取り付けられた樹脂製の取付部材13
とから構成されている。
【0012】上記冷却フィン12は、図2及び図3にも
示すように、ほぼ平板状の基盤部14と、この基盤部1
4の図3中の下面に一体に多数突設されたほぼ短冊状の
フィン部15とから構成されている。この冷却フィン1
2は、熱伝導性が良い金属、例えば純アルミを押し出し
加工することにより形成されている。尚、純アルミと
は、アルミダイカスト用のアルミ(CuやFe等が所定
量添加されたアルミ)に比べて、純度が高い程度のアル
ミである。
【0013】上記冷却フィン12の基盤部14は、図3
中の中央部分の肉厚が厚く形成されている。この基盤部
14の上面におけるほぼ中央部には、図1及び図2に示
すように、パワートランジスタ(パワー素子)16を取
り付けるためのねじ17を螺挿するねじ孔14aが形成
されている。このねじ孔14aは、基盤部14の厚肉部
に形成されており、もって、基盤部14を貫通しない孔
(即ち、いわゆるめくら孔)となっている。
【0014】この構成の場合、パワートランジスタ16
は、本体部である矩形状のパッケージ部16aを冷却フ
ィン12の基盤部14の上面に当接させるようにして、
ねじ17により締め付け固定されている。上記パワート
ランジスタ16のパッケージ部16aの図1中の右端部
からは、3本のほぼL字状をなすリード16bが突設さ
れている。
【0015】また、取付部材13は、全体としてほぼ矩
形平板状の取付基板18と、この取付基板18の上面を
覆うカバー19とから構成されている。上記取付基板1
8は樹脂である例えばPBT(ポリブチレンテレフタレ
ート)で形成され、上記カバー19は樹脂である例えば
ABSで形成されている。
【0016】そして、取付基板18の中央部分には、図
4及び図5に示すように、前記パワートランジスタ16
のパッケージ部16aを嵌合させるためのほぼ矩形状の
開口部20が形成されている。取付基板18の図5中の
下面には、矩形状の浅底の凹部21が形成されており、
この凹部21内に前記冷却フィン12の基盤部14の図
1中の上部を嵌合させるように構成されている。そし
て、取付基板18は、冷却フィン12の基盤部14に例
えば接着されている。この場合、取付基板18の凹部2
1の内底面部と、冷却フィン12の基盤部14の上面と
の間に、図1中において斜線領域Aで示すように、接着
剤をほぼ矩形環状に塗布することにより、両者が接着さ
れている。そして、上記接着部分は、防水性能を有して
いる。
【0017】また、取付基板18の左右の端部には、図
4及び図5に示すように、外部の被取付部品に取り付け
るための取付孔22、22が貫通するように形成されて
いる。尚、上記外部の被取付部品は、例えば自動車の空
気調和装置の送風ダクトなどである。そして、上記取付
基板18の左右の端部には、図4に示すように、前記カ
バー19に設けられた4個の係合爪23(図8及び図9
参照)を係合させるための4個の係合部24が形成され
ている。
【0018】更に、取付基板18の上面における開口部
20の図4中の右端部分には、パワートランジスタ16
のリード16bを囲むようにリードガイド25が上方へ
向けて突設されている。このリードガイド25には、図
4ないし図6にも示すように、3本のリード16bを互
いに仕切る仕切り壁部25a、25aが突設されてい
る。上記リードガイド25の底部25bは、前記開口部
20の縁部を構成する部材であると共に、リード16b
と前記冷却フィン12の基盤部14との間に位置する部
材である。即ち、上記底部25bが本発明の平板部を構
成している。
【0019】上記構成の場合、パワートランジスタ16
のリード16bをプリント配線基板26(図1参照)に
半田付けするときに、半田たれが発生した場合、そのた
れた半田を上記底部25bで受ける(受けて溜める)こ
とが可能なように構成されている。
【0020】また、取付基板18の上面における開口部
20の周縁部には、4個の支持凸部27が上方へ向けて
突設されている。これら4個の支持凸部27の上に、上
記プリント配線基板26が載置される構成となってい
る。更に、取付基板18の上面における開口部20の周
縁部には、2個の支持凸部27の間にそれぞれ位置する
ように、プリント配線基板26を押える押え爪部28、
28が対向するように上方へ向けて突設されている。
【0021】この構成の場合、2個の押え爪部28、2
8と4個の支持凸部27の間に、プリント配線基板26
が挟持されて固定されるように構成されている。上記2
個の押え爪部28、28と上記4個の支持凸部27か
ら、本発明の取付部が構成されている。尚、プリント配
線基板26を上方から押え爪部28、28間に挿入する
ときには、押え爪部28、28が拡開変形することによ
り、上記挿入が可能になっている。
【0022】また、上記開口部20の図4中右下隅に
は、パワートランジスタ16を回り止めするための回り
止め凸部20aが形成されている。この場合、前記ねじ
17を締め付けることによりパワートランジスタ16が
回転されるときに、パワートランジスタ16のパッケー
ジ部16aの隅部が上記回り止め凸部20aに当たる。
これにより、パワートランジスタ16が回り止めされる
構成となっている。
【0023】更に、取付基板18の開口部20の図4中
左端には、開口部20よりも幅狭な開口部29が連通す
るように形成されている。この開口部29内に、温度ヒ
ューズ30の本体部30aが嵌合されるように構成され
ている(図1及び図10参照)。上記温度ヒューズ30
は、冷却フィン12の基盤部14の上面に当接するよう
に配置されている。そして、温度ヒューズ30の本体部
30aの両端部からは、ほぼL字形のリード30b、3
0bが突設されている。
【0024】これらリード30b、30bは、前記プリ
ント配線基板26に半田付けされている。また、上記開
口部29の図4中の上下の縁部には、リード30bと冷
却フィン12の基盤部14との間に位置する平板部29
aが設けられている。上記構成の場合、温度ヒューズ3
0のリード30bをプリント配線基板26(図1参照)
に半田付けするときに、半田たれが発生した場合に、そ
のたれた半田を上記平板部29aで受けることが可能な
構成となっている。
【0025】尚、取付基板18の上面には、図4に示す
ように、開口部20を囲むように環状の溝部18aと、
図4中の上下辺部に沿うように直線状の溝部18b、1
8bが形成されている。
【0026】一方、カバー19は、図7ないし図9に示
すように、外形形状が取付基板18とほぼ同じ形状の平
板部31と、この平板部31の中央部分を上方へ膨出さ
せたほぼ箱形形状のカバー部32とから構成されてい
る。上記平板部31の左右の端部には、図7に示すよう
に、外部の被取付部品に取り付けるための取付孔33、
33が貫通するように形成されている。これら取付孔3
3は、取付基板18の取付孔22と同じ大きさの孔であ
り、平板部31を取付基板18上に載置したときに、取
付孔33の位置と取付基板18の取付孔22とが一致す
るように構成されている。
【0027】そして、上記カバー19の平板部31の左
右の端部には、図8及び図9に示すように、取付基板1
8の4個の係合部24と係合する4個の係合爪23が形
成されている。この構成の場合、平板部31を取付基板
18上に載置すると共に、平板部31の4個の係合爪2
3を取付基板18の4個の係合部24に係合すると、平
板部31、即ち、カバー19が取付基板18に固着され
るように構成されている。
【0028】尚、平板部31の下面には、前記取付基板
18の環状の溝部18a及び直線状の溝部18bに嵌合
する環状の突条部31a及び直線状の突条部31bが突
設されている(図1、図8及び図9参照)。
【0029】また、カバー19のカバー部32は、パワ
ートランジスタ16、プリント配線基板26及びその周
辺部分を覆うように構成されている。上記カバー部32
の上部には、ほぼ角筒状のコネクタ部34が一体に形成
されている。そして、上記プリント配線基板26には、
図1に示すように、コネクタ用の端子35が突設されて
おり、これら端子35は、上記コネクタ部34の底壁部
34aを貫通してコネクタ部34内に配置されるように
構成されている。上記コネクタ部34と上記端子35か
らコネクタが構成されている。
【0030】このような構成の本実施例によれば、純ア
ルミを押し出し加工することにより形成された冷却フィ
ン12を備え、この冷却フィン12に当接するようにパ
ワートランジスタ16を設け、そして、冷却フィン12
に取り付けられ被取付部品に取り付けるためのものであ
って樹脂で形成された取付部材13を備えるように構成
した。この構成の場合、押し出し加工の金型は、アルミ
ダイカストの金型よりも製造コストが安いので、冷却フ
ィン12の製造コストを安くできる。そして、冷却フィ
ン12を純アルミの押し出し加工により製造したので、
アルミダイカストに比べて、冷却フィン12の熱伝導性
を向上させることができる。
【0031】また、上記実施例においては、取付部材1
3の取付基板18に、パワートランジスタ16のパッケ
ージ部16aを嵌合させる開口部20を形成すると共
に、この開口部20の縁部に、パワートランジスタ16
のリード16bと冷却フィン12との間に位置するよう
に底部25bを形成した。この構成によれば、パワート
ランジスタ16のリード16bの半田付け時に半田たれ
が発生しても、該たれた半田を底部25bで受けること
ができるから、短絡を防止できる。この結果、絶縁チュ
ーブを不要にすることができる。
【0032】更に、上記実施例においては、パワートラ
ンジスタ16の近傍に配置されると共に冷却フィン12
に当接するように温度ヒューズ30を設け、そして、取
付部材13の取付基板18に、温度ヒューズ30の本体
部30aを嵌合させる開口部29を形成すると共に、こ
の開口部29の縁部に、温度ヒューズ30のリード30
bと冷却フィン12との間に位置するように平板部31
を形成した。この構成によれば、温度ヒューズ30のリ
ード30bの半田付け時に半田たれが発生しても、該た
れた半田を上記平板部31で受けることができるから、
短絡を防止できる。
【0033】更にまた、上記実施例によれば、取付部材
13の取付基板18に、パワートランジスタ16や温度
ヒューズ30などを半田付けするプリント配線基板26
を取り付ける取付部として、4個の支持凸部27及び2
個の押え爪部28を一体に形成したので、プリント配線
基板26を取付基板18に容易且つ確実に取り付けるこ
とができる。
【0034】尚、上記実施例では、取付部材13の取付
基板18を冷却フィン12の基盤部14に接着するよう
に構成したが、これに限られるものではなく、例えばス
ナップフィットや熱かしめ等のかしめ、または、ねじ止
めなどの固定方法を用いて固着しても良い。そして、こ
のような固定方法は、防水性能を必要としない構成に適
している。
【0035】また、上記実施例の冷却フィン12のフィ
ン部15の形状は、任意の形状に変更することができ
る。このように構成した場合も、冷却フィン12の基盤
部14の形状を上記実施例と同じ形状に構成しておけ
ば、取付部材13を共用することが可能である。そし
て、このように構成すると、種々の機種に対応させるこ
とが容易となる。また、上記実施例の取付部材13と、
例えばアルミダイカストにより製造した冷却フィン(基
盤部14に相当する部分を有するもの)とを組み合わせ
てパワートランジスタの冷却装置を構成しても良い。
【0036】更に、上記実施例では、冷却フィン12を
純アルミの押し出し加工により製造したが、これに限ら
れるものではなく、他の熱伝導性の良い金属や合金等を
用いて押し出し加工により冷却フィンを製造するように
構成しても良い。更にまた、上記実施例では、本発明を
パワトランジスタ16の冷却装置11に適用したが、こ
れに限られるものではなく、例えばパワーMOSFET
や他のパワー素子の冷却装置に適用するように構成して
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すパワートランジスタの
冷却装置の縦断面図
【図2】冷却フィンの上面図
【図3】冷却フィンの側面図
【図4】取付基板の上面図
【図5】取付基板の図4中V−V線に沿う断面図
【図6】取付基板の図4中VI−VI線に沿う断面図
【図7】カバーの上面図
【図8】カバーの正面図
【図9】カバーの側面図
【図10】温度ヒューズ周辺の縦断側面図
【図11】従来構成を示すパワートランジスタの冷却装
置の斜視図
【図12】パワートランジスタの冷却装置の縦断面図
【符号の説明】
11はパワートランジスタの冷却装置、12は冷却フィ
ン、13は取付部材、14は基盤部、15はフィン部、
16はパワートランジスタ(パワー素子)、16aはパ
ッケージ部(本体部)、16bはリード、17はねじ、
18は取付基板、19はカバー、20は開口部、21は
凹部、22は取付孔、23は係合爪、24は係合部、2
5bは底部(平板部)、26はプリント配線基板、27
は支持凸部、28は押え爪部、29は開口部、29aは
平板部、30は温度ヒューズ、30aは本体部、30b
はリード、33は取付孔、34はコネクタ部、35は端
子を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝導性が良い金属を押し出し加工する
    ことにより形成された冷却フィンと、 この冷却フィンに当接するように設けられたパワー素子
    と、 前記冷却フィンに取り付けられ、被取付部品に取り付け
    るためのものであって樹脂で形成された取付部材とを備
    えて成るパワー素子の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記取付部材に、前記パワー素子の本体
    部を嵌合させる開口部を形成すると共に、 前記開口部の縁部に、前記パワー素子の本体部から突設
    されたリードと前記冷却フィンとの間に位置するように
    平板部を形成したことを特徴とする請求項1記載のパワ
    ー素子の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記パワー素子の近傍に配置されると共
    に前記冷却フィンに当接するように設けられた温度ヒュ
    ーズを備え、 前記取付部材に、前記温度ヒューズの本体部を嵌合させ
    る開口部を形成すると共に、 前記開口部の縁部に、前記温度ヒューズの本体部から突
    設されたリードと前記冷却フィンとの間に位置するよう
    に平板部を形成したことを特徴とする請求項1または2
    記載のパワー素子の冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記パワー素子のリードを半田付けする
    プリント配線基板を備え、 前記取付部材に、前記プリント配線基板を取り付ける取
    付部を形成したことを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のパワー素子の冷却装置。
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