JP2001307229A - カード取引処理装置 - Google Patents

カード取引処理装置

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JP2001307229A
JP2001307229A JP2000127851A JP2000127851A JP2001307229A JP 2001307229 A JP2001307229 A JP 2001307229A JP 2000127851 A JP2000127851 A JP 2000127851A JP 2000127851 A JP2000127851 A JP 2000127851A JP 2001307229 A JP2001307229 A JP 2001307229A
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card
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Yoshiharu Saito
由晴 斎藤
Osamu Onodera
修 小野寺
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Anritsu Corp
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Anritsu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの記憶内容を書替えることなく、自己
が受ける福利厚生の形態を任意にかつ簡単に変更でき
る。 【解決手段】 各カードを特定するカード特定情報と該
当カードの所持者に設定された区分との関係を記憶する
カード区分テーブル31と、販売する各商品の単価と区
分毎に設定された複数の補助額とを記憶する商品情報テ
ーブル26とを備え、商品指定操作とカード読取操作と
に応動して、この操作で読取られたカード情報に含まれ
るカード特定情報に対応する区分をカード区分テーブル
から読取り、商品情報テーブル内の指定された商品の単
価から読取られた区分の補助額を減額して販売金額を算
出し、算出された販売金額と読取られたカード情報に基
づいて指定された商品に対する販売登録処理を行う。さ
らに、必要に応じて、カード区分テーブルの設定内容を
更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードで各種商品
を販売登録するカード取引処理装置に係わり、特に、カ
ード所持者の区分に応じた補助額を与えて商品を販売す
るカード取引処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば企業の社員食堂においては、昼休
み時間等のように短時間で大量の料理を販売する必要が
あるので、代金の支払いを現金ではなくて、社員証等の
IDカードの社員番号を読取って、代金をこの読取った
社員番号と共に記憶保持して、後から例えば1ヶ月分ま
とめて請求したり、1ヶ月分まとめて給料天引きにする
ことが実用化されている。
【0003】企業によっては、社員の福利厚生のために
食事補助を支給する場合、現金支給でなくて、実際に料
理を購入した時点で、該当料理に固有に設定された補助
額を与えるようにしている。具体的には、メニューキー
で1つの商品(メニュー)を選択すると、この商品の単
価から補助額を差引いた金額を売上額、すなわち客に対
する請求額とする。
【0004】また、企業の社員食堂は正規の社員だけで
なく、パート従業員や、協力会社の就業員や、取引先の
社員や種々の人が利用する。このような所属が異なる種
々の人々に、一律に同一の補助額を与えることは不合理
であるので、社員証等のIDカードに社員番号の他に該
当個人の所属を示す区分を記憶させ、かつ、各商品(メ
ニュー)に各個人の区分に対応する複数の補助額を設定
する。そして、商品の販売時に該当商品の単価から、カ
ードから読取った区分に対応する補助額を差し引いた金
額を売上額とする。
【0005】また、上記区分は、正規社員や、パート従
業員や、協力会社従業員等のIDカードにおけるカード
所持者の所属に関する区分のみならず、同じ正社員にお
いても、複数の区分が設定される。すなわち、この食事
補助は社員の福利厚生のために実施される。企業におけ
る社員の福利厚生は種々の形態があり、社員食堂におけ
る食事補助の他に、社員食堂を利用せずに社外の食堂を
利用する人に各食堂で共通に使用可能な食券を配布する
場合もある。さらに、弁当持参者に対しては、食事補助
に代えて、保養所等における宿泊補助を行う場合があ
る。
【0006】このような場合、同じ正社員であっても、
他の福利厚生を受ける形態に応じて食堂で受ける補助額
に差が生じる。よって、上述したように、同じ正社員で
あっても、種々の区分が設定される。
【0007】したがって、各社員は、社員証等のIDカ
ード発行時に、食堂における補助額の区分を自己申告す
る。よって、各IDカードには自己が申告した区分が書
込まれる。
【0008】図9(a)は上述したカード販売機能を有
したカード取引処理装置の操作部を示す図である。複数
のメニュー名(商品名)が表記されたメニューキー1と
テンキー2とカードリーダ3とが設けられている。図9
(b)は、社員証等のIDカード5の外観図であり、I
Dカード5の表面には、写真、氏名が表記され、内部に
磁気ストライプ6が形成されている。磁気ストライプ6
内には、図9(c)に示すように、カード番号、会社コ
ード、氏名、社員番号、食堂利用における補助額の区分
等が書込まれている。このIDカード5は、上述した磁
気カード以外にICカードであってもよい。
【0009】また、カード取引処理装置内には、図10
に示す商品情報テーブル7が形成されている。この商品
情報テーブル7内には、販売する商品(メニュー)毎
に、商品(メニュー)名、単価、区分1(パート従業
員)の補助額、区分2(正社員(1))の補助額、区分
3(正社員(2))の補助額、区分4(正社員(3))
の補助額、区分5(協力会社従業員)の補助額等が記憶
されている。
【0010】このようなカード取引処理装置において、
キャッシャーは客に販売した各商品(メニュー)をメニ
ューキー1で順番に指定していき、最後に客から預かっ
たIDカード5をカードリーダ3に通すと、商品情報テ
ーブル7内のメニューキー1で指定した各商品の単価か
らカードリーダ3で読取った区分に対応する補助額が差
引かれて各商品(メニュー)に対する販売金額が求ま
る。そして、販売した各商品(メニュー)の各販売金額
を加算して合計販売金額とする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにIDカードに記憶された区分に基づいて販売商
品の補助額を決定するカード取引処理装置においてもま
だ改良すべき次のような課題があった。
【0012】すなわち、この食堂を利用する大部分の人
である正社員にとって、食事補助は上述した複数種類の
運福利厚生における1つの形態に過ぎない。したがっ
て、自己が受ける福利厚生の形態を任意に変更可能であ
る。この福利厚生の形態を変更することは、自己が食堂
で受ける補助額の区分をも変更することである。補助額
の区分を変更すれば、IDカード5の磁気ストライプ6
に書込まれている区分を書替える必要がある。
【0013】一般に、図9(b)(c)に示す顔写真や
会社名や氏名が印刷されたIDカード5は、各企業が自
社内で製作することなく、外部のカード製作専門会社に
委託するようにしている。したがって、各企業のカード
取引処理装置においては、IDカード5に記憶されたカ
ード情報に記憶されたカード情報を読取るカードリーダ
は設けられているが、IDカード5に記憶されたカード
情報の内容を書替えるカードライタは設けられていな
い。
【0014】したがって、このIDカード5の磁気スト
ライプ6に書込まれている区分を書替えるためには、別
途、カードライタを設置する必要があり、設備費が上昇
する。また、このカードライタを用いてIDカード5の
磁気ストライプ6に書込まれている区分を書替える作業
は非常に煩雑である。
【0015】よって、企業の社員にとって、自己が受け
る福利厚生の形態を簡単に変更できない問題があった。
【0016】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、装置内にカード区分テーブルを設けること
により、カードの所持者は、自己が所持するカードの記
憶内容を書替えることなく、自己が受ける福利厚生の形
態を任意にかつ簡単に変更でき、カードの所持者に対す
るサービスを大幅に向上できるカード取引処理装置を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、カードに記憶
されたカード所持者を特定するカード特定情報を含むカ
ード情報をカードリーダで読取って、このカード情報に
基づいて指定された各商品を販売するカード取引処理装
置に適用される。
【0018】そして、上記課題を解消するために、本発
明のカード取引処理装置においてあは、各カードを特定
するカード特定情報と該当カードの所持者に設定された
区分との関係を記憶するカード区分テーブルと、販売す
る各商品の単価と区分毎に設定された複数の補助額とを
記憶する商品情報テーブルと、商品指定操作とカード読
取操作との組合せ操作に応動して、この操作で読取られ
たカード情報に含まれるカード特定情報に対応する区分
をカード区分テーブルから読取る区分読取手段と、商品
情報テーブル内の指定された商品の単価からカード区分
読取手段で読取られた区分の補助額を減額して販売金額
を算出する販売金額算出手段と、算出された販売金額と
読取られたカード情報に基づいて指定された商品に対す
る販売登録処理を行う販売登録処理手段と、カード特定
情報を指定した区分の設定変更指示操作に応じて、カー
ド区分テーブルの設定内容を更新する区分設定変更手段
とを備えている。
【0019】このように構成されたカード取引処理装置
においては、カード取引処理装置内に、各カードを特定
するカード特定情報と該当カードの所持者に設定された
区分との関係を記憶するカード区分テーブルとが設けら
れている。
【0020】そして、例えばキャッシャーは、客に販売
した商品を指定して、客の所持するカードをカードリー
ダで読取らすと、このカードのカード情報に含まれるカ
ード所持者を特定するカード特定情報に対応する区分が
カード区分テーブルから読出される。そして、指定され
た商品の単価からこの読出された区分に対応する補助額
が減額されて、該当カード所持者に販売する商品の販売
金額が決定する。
【0021】このカード取引処理装置の管理者は、カー
ド所持者の要求に基づいて、このカード区分テーブルに
設定された各区分を簡単に変更できるので、カード所持
者にとって自己が受ける福利厚生の形態を任意にかつ簡
単に変更できる。
【0022】また、別の発明は、上述した発明のカード
取引処理装置におけるカード区分テーブル内に設定され
た各区分の有効期間が記憶されている。さらに、区分読
取手段は読取られたカード特定情報に対応する区分のう
ち現在が有効期間である区分をカード区分テーブルから
読取る。
【0023】このように構成されたカード取引処理装置
においては、管理者は、例えば、カード所持者から有効
期間を指定した区分変更の申込があった場合、この有効
期間が到来する前に区分変更をカード区分テーブルに設
定可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は実施形態に係るカード取引処
理装置の外観図である。この実施形態のカード取引処理
装置は例えば企業の社員食堂に配設されている。筐体9
の前面に主表示部10、カードリーダ12、メニューキ
ー13、テンキー14、各種ファンクションキー15が
設けられ、筐体9の上面に合計金額等を表示するリモー
ト表示部11が取付られている。さらに、筐体9の下部
に例えば現金取引した場合における金銭等を収納するた
めのドロワー16が設けられている。
【0025】また、このカード取引処理装置は、例えば
LAN等の伝送路17を介して事務所等に配設されたホ
スト装置18に接続されている。
【0026】図2はこの社員食堂を利用する客が所持す
るカードとしての社員証等からなるIDカード19を示
す図である。図2(a)に示すように、カード表面に
は、顔写真、会社名、氏名が印刷され、内部に磁気スト
ライプ20が形成されている。磁気ストライプ20内に
は、図2(b)に示すように、このIDカード19の通
し番号であるカード番号、会社コード、氏名、社員番号
からなるカード情報が書込まれている。なお、このID
カード19には、図7に示す従来のIDカード5に記憶
されていた区分は記憶されていない。
【0027】このカード情報に含まれる会社コード及び
社員番号はカード所持者を特定するカード特定情報であ
る。さらに、社員食堂を利用する人に複数枚のIDカー
ド19が発行されることはないので、カード情報に含ま
れるカード番号もカード所持者を特定するカード特定情
報である。
【0028】図3は、カード取引処理装置の概略構成を
示すブロック図である。例えば、マイクロプロセッサ等
からなるデータ処理部21に対して、主表示部10及び
リモート表示部11を表示制御する出力回路22、メニ
ューキー13とテンキー14とカードリーダ12から各
種データを取込む入力回路23、RAM等で構成された
記憶部24、ホスト装置18へ各客の販売データ(請求
データ)を送信する送信回路25が接続されている。
【0029】記憶部24内には、商品情報テーブル2
6、置数バッファ27、売上バッファ28、売上集計フ
ァイル29、カード情報バッファ30及びカード区分テ
ーブル31が形成されている。
【0030】商品情報テーブル26内には、図4に示す
ように、この食堂で販売する商品(メニュー)毎に、商
品コード、商品(メニュー)名、単価、区分1(パート
従業員)の補助額、区分2(正社員(1))の補助額、
区分3(正社員(2))の補助額、区分4(正社員
(3))の補助額、区分5(協力会社従業員)の補助額
が記憶されている。なお、区分2を選択した正社員
(1)は福利厚生をこの社員食堂でのみ受けることを示
し、区分3を選択した正社員(2)は福利厚生をこの社
員食堂と他の施設で受けることを示し、区分4を選択し
た正社員(3)は福利厚生をこの社員食堂以外の施設で
のみ受けることを示す。したがって、区分2が最も補助
額が大きくて、区分4は補助額が0である。
【0031】カード区分テーブル31内には、図5に示
すように、この社員食堂を利用する利用者が所持する各
IDカード19のカード特定情報としての各カード番号
と、該当IDカード19の所持者に設定された区分と、
該当区分の有効期間の開始日との組合せが記憶されてい
る。なお、同一カード番号で区分が複数記憶されている
のは、途中で区分が変更になり、有効期間の開始日が異
なるからである。
【0032】売上バッファ28は一人の客に販売した各
商品(メニュー)に関する売上データを一時的に記憶す
るバッファである。この売上バッファ28内には、一人
の客に販売した各商品の商品コード、商品(メニュー)
名、補助額、販売金額、合計金額、該当カード保持者の
区分、カード情報が書込まれる。
【0033】図6は、主表示部10における表示画面1
0aの表示内容を示す図である。この表示画面10aに
は、販売した各商品の商品名(お買上品)、単価、補助
額、販売金額、合計金額、該当カード保持者の区分等が
表示される。
【0034】このように構成されたカード取引処理装置
において、データ処理部21は、図7に示す流れ図に従
って、各商品(メニュー)に対する販売登録処理を実行
する。
【0035】キャッシャーが何らかのキー操作を実施し
(S1)、そのキー操作がメニューキー13の場合(S
2)、記憶部24の商品情報テーブル26から該当商品
(メニュー)の商品名及び単価を読出して図6に示すよ
うに主表示部10の表示画面10aに表示出力する(S
3)。そして、該当商品(メニュー)及び単価を売上バ
ッファ27へ書込む(S4)。
【0036】キャッシャーによるキー操作でなくで、カ
ードリーダ12にIDカード19が挿入されると(S
5)、売上バッファ27内に売上データが書込まれてい
るか否かを調べる。売上データが書込まれていない場合
は(S6)、操作エラーを表示して(S7)、S1へ戻
り、メニューキー13の入力操作を促す。
【0037】売上バッファ27内に売上データが書込ま
れている場合(S6)、この挿入されたIDカード19
の磁気ストライプ20に書込まれたカード番号、会社コ
ード、氏名、社員番号からなるカード情報を読取り、一
旦、カード情報バッファ30へ書込む(S8)。次にカ
ード区分テーブル31から、読取ったカード番号に対応
する区分を読出す。但し、読取ったカード番号に対応す
る区分が複数記憶されていた場合は、現在年月日が有効
期間に含まれる区分を読出す(S9)。
【0038】例えば、図5において、読取ったカード番
号が[0001]で、現在年月日が2000年4月3日
の場合、区分は[1]でなくて[2]となる。この読出
した各区間を図6に示すように主表示部10の表示画面
10aに表示出力する。また、売上バッファ27へ書込
む。
【0039】先に売上バッファ27に書込んだ各商品
(メニュー)の該当区分の各補助額を商品情報テーブル
26から読出す(S10)。そして、各販売商品(メニ
ュー)の単価から補助額を減算して各販売した商品(メ
ニュー)の実際の販売金額を算出すると共に表示部10
の表示画面10aに表示する(S11)。また、売上バ
ッファ27へ書込む。次に、各販売商品(メニュー)の
販売金額を合計して、合計金額を算出して表示部10の
表示画面10aに表示する(S12)。また、また、売
上バッファ27へ書込む。
【0040】そして、売上バッファ27の記憶内容、カ
ード情報バッファ30のカード情報を読出して、販売デ
ータとしてホスト装置18へ送信する(S13)。次に
各販売した商品(メニュー)及び各販売金額を売上集計
ファイル29に売上集計処理を実施する(S14)。そ
の後、売上バッファ27及びカード情報バッファ30の
記憶内容をクリアして、1人の客に対するカードを用い
た販売登録処理を終了してS1へ戻る。
【0041】さらに、データ処理部21は、図8に示す
流れ図に従って、記憶部24のカード区分テーブル31
に対する各区分の設定処理を実行する。
【0042】先ず、このカード取引処理装置の管理者
は、ファンクションキー15を操作して、このカード取
引処理装置の動作モードを通常の「販売登録」モードか
ら「カード区分設定」モードに変更する(Q1)。そし
て、自己が受ける福利厚生の形態を変更したいと望むカ
ード所持者が持参したIDカード19がカードリーダ1
2へ挿入されると(Q2)、このIDカード19のカー
ド情報を読取り、カード情報バッファ30へ書込む(Q
3)。このカード情報の中のカード番号を抽出してカー
ド区分テーブル31の新規領域へ書込む(Q4)。
【0043】次に、テンキー14で1〜5のいずれかの
区分が操作入力されると(Q5)、カード区分テーブル
31の該当領域へ書込む(Q6)。さらに、テンキー1
4で該当区分の有効期間の開始日が入力されると(Q
7)、この入力された有効期間の開始日を同じくカード
区分テーブル31の該当領域へ書込む(Q8)。
【0044】以上で、1人のIDカード所持者に対する
カード区分テーブル31への区分の設定処理が終了した
ので、別のIDカード所持者に対する設定処理がなけれ
ば(Q9)、この「カード区分設定」モードを終了す
る。
【0045】なお、この流れ図には、区分の新規設定の
みしか記載していないが、有効期間の開始日を現在の日
に設定すれば、実質的に従来の区分を新規区分に変更す
ることになる。
【0046】このように構成されたカード取引処理装置
においては、記憶部24内には、このカード取引処理装
置で販売する各商品(メニュー)の単価と各区分に設定
された各補助額を記憶する商品情報テーブル26の他
に、各IDカード19を特定するカード特定情報として
のカード番号の該当IDカード19の所持者に設定され
た区分との関係を記憶するカード区分テーブル31が設
けられている。
【0047】キャッシャーは、客に販売した商品(メニ
ュー)をメニューキー13で指定して、客の所持するI
Dカード19をカードリーダ12で読取らすと、このI
Dカード19のカード情報に含まれるカード番号に対応
する区分がカード区分テーブル31から読出される。そ
して、メニューキー13で指定した商品(メニュー)の
単価からこの読出された区分に対応する補助額が減額さ
れて、該当カード所持者に販売する商品の販売金額が決
定する。
【0048】したがって、この社員食堂を利用する各客
の所持するIDカード19には、図2に示すように、こ
のカード所持者に与えられた区分、又はカード所持者が
希望する福利厚生の形態に対応した各区分を書込む必要
がない。よって、別途、カードライタを設ける必要ない
ので設備費を節減できる。
【0049】さらに、カード取引処理装置の管理者は、
図8の流れ図に示すように、カード所持者の要求に基づ
いて、このカード区分テーブル31に設定された各区分
を簡単に変更できるので、カード所持者にとって自己が
受ける福利厚生の形態を任意にかつ簡単に変更できる。
【0050】なお、本発明は上述した実施形態装置に限
定されるものではない。実施形態のカード取引処理装置
において利用できるカードはIDカード19であるとし
た。しかし、カードの使用者を限定したプリペイドカー
ドであってもよい。この場合、このプリペイドカードに
は、最終的にカード所持者を特定可能なカード番号が記
憶されている。また、カードリーダ12の代わりにカー
ドリーダライタが組込まれている。この場合、購入商品
の単価からカード区分テーブル31で指定された区分に
対応する補助額が減額された販売金額がプリペイドカー
ドのカード残高から差引かれることになる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード取
引処置装置においては、装置内に、各商品の単価と区分
毎に設定された複数の補助額とを記憶する商品情報テー
ブルの他に、カード特定情報とカード所持者に設定され
た区分との関係を記憶するカード区分テーブルを設けて
いる。
【0052】したがって、カードの所持者は、自己が所
持するカードの記憶内容を書替えることなく、自己が受
ける自己が受ける福利厚生の形態を任意にかつ簡単に変
更でき、カードの所持者に対するサービスを大幅に向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるカード取引処理装
置の外観図
【図2】同カード取引処理装置で使用されるIDカード
を示す図
【図3】同カード取引処理装置の概略構成を示すブロッ
ク図
【図4】同カード取引処理装置内に形成された商品情報
テーブルの記憶内容を示す図
【図5】同カード取引処理装置内に形成されたカード区
分テーブルの記憶内容を示す図
【図6】同カード取引処理装置の主表示部の表示内容を
示す図
【図7】同カード取引処理装置における商品の販売登録
処理動作を示す流れ図
【図8】同カード取引処理装置における区分のカード区
分テーブルに対する設定処理動作を示す流れ図
【図9】従来のカード取引処理装置の操作部及びカード
を示す図
【図10】同従来の同カード取引処理装置内に形成され
た商品情報テーブルの記憶内容を示す図
【符号の説明】
10…主表示部 12…カードリーダ 13…メニューキー 14…テンキー 18…ホスト装置 19…IDカード 21…データ処理部 24…記憶部 26…商品情報テーブル 27…置数バッファ 28…売上バッファ 30…カード情報バッファ 31…カード区分テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード(19)に記憶されたカード所持
    者を特定するカード特定情報を含むカード情報をカード
    リーダ(12)で読取って、このカード情報に基づいて
    指定された各商品を販売するカード取引処理装置におい
    て、 前記各カードを特定するカード特定情報と該当カードの
    所持者に設定された区分との関係を記憶するカード区分
    テーブル(31)と、 前記販売する各商品の単価と前記区分毎に設定された複
    数の補助額とを記憶する商品情報テーブル(26)と、 商品指定操作とカード読取操作との組合せ操作に応動し
    て、この操作で読取られたカード情報に含まれるカード
    特定情報に対応する区分を前記カード区分テーブルから
    読取る区分読取手段(S9)と、 前記商品情報テーブル内の前記指定された商品の単価か
    ら前記カード区分読取手段で読取られた区分の補助額を
    減額して販売金額を算出する販売金額算出手段(S1
    0、S11)と、 この算出された販売金額と前記読取られたカード情報に
    基づいて前記指定された商品に対する販売登録処理を行
    う販売登録処理手段(S13、S14)と、 カード特定情報を指定した区分の設定変更指示操作に応
    じて、前記カード区分テーブルの設定内容を更新する区
    分設定変更手段(Q2〜Q8)とを備えたカード取引処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記カード区分テーブル内には、設定さ
    れた各区分の有効期間が記憶され、 前記区分読取手段は、前記読取られたカード特定情報に
    対応する区分のうち現在が有効期間である区分を前記カ
    ード区分テーブルから読取ることを特徴とする請求項1
    記載のカード取引処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003054822A1 (fr) * 2001-12-13 2003-07-03 The Japan Research Institute, Limited Appareil et procede de reglement, chariot de supermarche, et programme incitant l'ordinateur a executer ce procede
JP2021060892A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 株式会社シンシアージュ 支払支援システム

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