JP2001307110A - 面上に分布する線群の方向性の判定方法 - Google Patents

面上に分布する線群の方向性の判定方法

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JP2001307110A
JP2001307110A JP2000127271A JP2000127271A JP2001307110A JP 2001307110 A JP2001307110 A JP 2001307110A JP 2000127271 A JP2000127271 A JP 2000127271A JP 2000127271 A JP2000127271 A JP 2000127271A JP 2001307110 A JP2001307110 A JP 2001307110A
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Takayuki Kimura
隆行 木村
Masaaki Azuma
正昭 東
Masaharu Takada
正治 高田
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Eight Consultants Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面上に分布する線群の方向性を比較的簡単に
判定することができる方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 図面上の求める範囲を、円で囲む。上記
円の直径を一辺とする正方形と、その中に、分割数qの
等分割された部分を有するクロスラインを等間隔に適宜
本数有する、補助フレームを用意する。補助フレーム
を、地形図の円で囲った部分に重ね、上記分割して得た
各部分のうち、交差している部分の数pをカウントす
る。各クロスラインに関するp,qを用いて、各クロス
ライン毎に、p/qの演算し、各クロスラインのp/q
の値の平均値をその正方形を重ねて配置した状態におけ
る平均確率値k1 とし、上記平均確率値kを所定角度づ
つ回転させた各回転状態について求めて、その中で、最
も数の少ない平均確率値をとるクロスラインの方向が線
群(例えば谷すじ群)の方向と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面上に分布する線
群、具体的には、例えば、地形上の谷すじあるいは稜
線、または、自然あるいは人工の構造物等の表面等の面
上のクラック(ひび割れ)等の、それら谷すじあるいは
クラック等の線群の方向性(卓越性とも言う)の判定方
法であって、地形の場合には断層の判定の寄与、表面の
クラックの場合には破壊方向の予測に寄与する、線群の
方向性の判定方法に関する。特に、地形上の谷すじの方
向性の判定は、ダム,トンネル等の構造物の計画に際
し、地質的に変化し易い谷すじ(川すじ)あるいは断層
等を判定する手法として意義を有する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ある
地域に、ダム,トンネル等の構造物等を作る場合、断層
等の地質的に変化し易い地形、例えば谷すじの、方向性
を判定し、この方向性を配慮してダム,トンネル等の構
造物を、計画することが要求される。
【0003】例えば、概念的には、既知の断層の場合、
上記ダム等の計画において配慮することは簡単である。
しかし、現実には、未知の、潜在する断層等が多数存在
することは周知のとおりである。また、現実の問題とし
て、断層の存在そのものは既知であるが、地形に照らし
て大雑把にしか把握できていない地域では、正確に断層
を把握する必要がある。
【0004】ところが、自然界の地形の多くは、ユーク
リッド幾何学で扱う数学的存在でなく、分解不可能な曲
線や複数の曲線の複雑な集合体によって構成されてい
る。リニアメント(線形構造)や水系、法面上のクラッ
クなども複数の曲線(線群)の分布で表されており、こ
れらの線群の方向性を検討する際には、直線の集合体と
して近似させる手法が一般にとられている。
【0005】従って、現在の手法では、必ずしも、上記
リニアメントや水系、断層を地形図から正確に判定し得
ていないのが現状である。
【0006】また、このことは、構造物、例えば、コン
クリート等の構造物の壁面上に生じている複数のクラッ
ク(線群)について、これらの線群の方向性を判定する
ことは、破壊される方向又は内部応力の方向等を予測
し、その有効な補強工事に、非常に重要となる。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みておこな
われたもので、計画対象となる地域において、地形(谷
すじあるいは稜線)の方向性を比較的簡単に判定した
り、壁面に生じたクラックの方向性を容易に判定するこ
とができる、種々の分野において利用可能な、面上に分
布する線群の方向性を判定するための判定方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本第1の発明にかかる面
上に分布する線群の方向性の判定方法は、以下の(a)
〜(i)の各工程を有することを特徴とする。 (a).線群が分布している図面上の求める範囲を、円
で囲む。 (b).上記円の中に、任意個数qに等分割したクロス
ラインを適宜本数設けた、補助フレームを用意し、この
補助フレームを、上記円で囲った線群の存在する図面が
見える状態で、該図面上に、重ねて配置する。 (c).上記各クロスラインについて、それぞれのクロ
スラインの、任意個数qに等分割した各部分のうち、上
記図面上に分布する線群を形成する線と交差している部
分の数pをカウントする。 (d).上記「(c)」の工程で得られた各クロスライ
ンに関するp,qを用いて、各クロスライン毎に、p/
qの演算をする。 (e).上記各クロスラインの上記p/qの値を、平均
して、その平均値をその重ねて配置したその状態におけ
る平均確率値k1 とする。 (f).上記「(b)」の状態から、上記円に対して補
助フレームを重ねた状態を維持して、該補助フレームに
対して円をその中心を中心にして、相対的に所定角度回
転させる。 (g).上記「(c)〜(e)」の工程を繰り返して、
その回転させた配置における各クロスラインの上記p/
qの値を平均し、その値をその回転させた配置状態にお
ける平均確率値k2 とする。 (h).上記「(f),(g)」の工程を、当初の配置
状態に戻るまで、所定角度づつ回転させて、それぞれの
配置状態における各平均確率値k3 , k4 , ・・・, k
n を順次求める。 (i).上記求めた、それぞれの平均確率値k1 , ・・
・, kn のうち、最も小さい数値の配置状態 (配置角
度) におけるクロスラインの方向が、その線群の求める
方向性と判定する。
【0009】また、本第2の発明にかかる面上に分布す
る線群の方向性の判定方法は、以下の(a)〜(i)の
各工程を有することを特徴とする。 (a).線群が分布している図面上の求める範囲を、円
で囲む。 (b).上記円の中に、任意個数qに等分割したクロス
ラインを適宜本数設けた、補助フレームを用意し、この
補助フレームを、上記円で囲った線群の存在する図面が
見える状態で、該図面上に、重ねて配置する。 (c).上記各クロスラインについて、それぞれのクロ
スラインの、任意個数qに等分割した各部分のうち、上
記図面上に分布する線群を形成する線と交差している部
分の数pをカウントする。 (d).上記「(c)」の工程で得られた各クロスライ
ンに関するp,qを用いて、各クロスライン毎に、p/
qの演算をする。 (e).上記各クロスラインの上記p/qの値を、平均
して、その平均値をその重ねて配置したその状態におけ
る平均確率値k1 とする。 (f).上記「(b)」の状態から、上記円に対して補
助フレームを重ねた状態を維持して、該補助フレームに
対して円をその中心を中心にして、相対的に所定角度回
転させる。 (g).上記「(c)〜(e)」の工程を繰り返して、
その回転させた配置における各クロスラインの上記p/
qの値を平均し、その値をその回転させた配置状態にお
ける平均確率値k2 とする。 (h).上記「(f),(g)」の工程を、当初の配置
状態に戻るまで、所定角度づつ回転させて、それぞれの
配置状態における各平均確率値k3 , k4 , ・・・, k
n を順次求める。 (i).上記求めた、それぞれの平均確率値k1 , ・・
・, kn のうち、最も大きい数値の配置状態 (配置角
度) におけるクロスラインと直交する方向が、その線群
の求める方向性と判定する。
【0010】しかして、上述のように構成された本第1
および第2の発明にかかる判定方法によれば、図面にお
いてユークリッド幾何学で扱うことができないような複
雑な曲線からなる曲線で、図面上に存在する複数の線群
であっても、比較的容易に、それら線群の方向性、つま
り、地形の場合には、その地形の本質的な「谷すじ(あ
るいは稜線)」を見つけ出すことができ、また壁面上の
クラックの場合には、全体的なクラックの方向性を見つ
け出すことができる。
【0011】そして、上記判定方法において、上記補助
フレームに、上記円の直径を一辺とする正方形を、その
中に上記クロスラインが存在するように配置し、上記円
にこの正方形が外接するようにして、補助フレームに対
して円を、相対的に回転させるよう構成することがで
き、かかる場合、補助フレームと円との相対的な回転を
おこなう際に、両者の相対的位置関係、つまり回転中心
を特定するのに好適な構成となる。
【0012】さらに、上記判定方法において、上記平均
確率値k1 , ・・・, kn の逆数をそれぞれ求めて、そ
れら求めたものを、上記補助フレームに対する円の配置
状態、つまり回転角度に対応して、円グラフにプロット
するとともに、各プロットした点を線で結び、その結ん
だ線で形成される図形の該図形の長く延びている方向
が、その線群の求める方向性と判定すると、線群の方向
性が、一目瞭然に判定できる。つまり、上記結んだ線で
形成される図形の長く延びている方向が、地形、例えば
谷すじの場合には、本質的な谷すじであると、イメージ
的に一目瞭然に判定でき、また、壁面上のクラックの場
合には、クラック群の方向性、つまり破壊し易い方向が
イメージ的に一目瞭然に判定できる。
【0013】さらに、上記判定方法において、上記補助
フレームの基材が、透明板によって構成されていると、
地形図あるいは壁面の写真等の利用とあいまって、特に
高価な機器を必要とすることなく、誰でもどのような場
所(山中の現場等)でも簡単におこなうことができる判
定方法となる。
【0014】また、上記判定方法において、上記図面
が、コンピュータ上の一つのレイヤーに描かれており、
且つ、上記補助フレームが、コンピュータ上の別の一つ
のレイヤー上に形成されていると、コンピュータを使用
して、容易に実施することができる。
【0015】さらに、上記判定方法において、上記
(a)〜(i)の一連の工程が、コンピュータによって
おこなわれると、一度上記工程を実行するソフトウェア
(プログラム)をコンピュータに導入しておけば、後は
特にこの分野の知識を有さない者が手順どおり操作する
だけで、簡単に且つ迅速に地質的に変化し易い方向を判
定することができ、しかも、この方法をほぼ自動的(機
械的)に実施することができる。
【0016】また、上記判定方法において、上記図面が
地形図であって、上記線群を構成する線が谷すじであれ
ば、ダムあるいはトンネル等の計画をする場合に、地形
的に弱い谷すじの方向性を判定することができる手法と
なる。また、これらの判定方法を、1次谷〜3次谷を表
した地形図に基づいて、上記判定方法を実施すると、そ
の地形の発達の履歴(歴史)を推測するのに利用するこ
とができる。なお、地質学において、1次谷とは、最初
に合流する前の川のみを谷すじ(川すじ)として認識
し、2次谷とは、上記1次谷と1次谷とが合流して形成
される川を谷すじ(川すじ)として認識し、3次谷と
は、上記2次谷と2次谷とが合流して形成される川を谷
すじ(川すじ)として認識したものをいう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態(実施
例)にかかる面上に分布する線群の方向性の判定方法
を、地形上の谷すじを判定する場合を例に挙げ、図面を
参照しながら、具体的に且つ詳細に説明する。
【0018】まず、本発明にかかる判定方法(「クロス
・カウンティング法」ともいう)を用いて、地形(この
実施例では「谷すじ」)の方向性の判定方法を概念的に
説明し、次に中国地方の地形の水系について判定する場
合を例に挙げて、本判定方法を説明する。
【0019】図1は本発明にかかる判定方法を実施する
ための図面の一種である地形図と、その上に重ねた正方
形とクロスラインを具備した透明板を重ねた状態を示す
図で、この図1に基づいてクロス・カウンティング法を
用いた谷すじの方向性の判定方法を概念的に説明する。
即ち、まず、判定しようとする地域の地形図Bを用意す
る。この地形図Bは、本判定方法の要旨を簡単に説明す
るために、谷すじ10を直線で模試的に表したもので、
地形図B上には、谷すじ10が線で表されている。この
地形図Bは、市販のものを利用してもよいし、あるいは
地方自治体が作成したもの、これらを加工して得た地形
図、又は必要に応じて測量して得た地形図であってもよ
い。
【0020】そして、図1に示すように、この方法を実
施して谷すじの方向性を求めようとする地域を、上記地
形図B上に円1を描いて囲む。勿論、この円1の中に
は、図1に示すように、線群である複数の谷すじ10が
含まれている。
【0021】次に、透明板(あるいは地形図Bが透かし
て見える半透明のような板でもよい)Aを用意し、この
透明板A上に、上記円1の直径1aを一辺とする正方形
(円1に外接する正方形)2を描く。また、この正方形
2上に直線からなるクロスライン(クロスラインNo.1〜
クロスラインNo.13 : 図1で縦方向のライン)3を等
間隔で描く。この図1の場合には、等間隔に13本のク
ロスライン3が描かれせている。なお、回転中心さえ特
定できれば、上記円1は必ずしも必要ではない。
【0022】そして、上記各クロスライン3は、任意個
数q(この実施例では12分割)に等分割されている。
この分割されたそれぞれの部分qを、この明細書におい
て「カウントボックス」とも呼び、この場合、カウント
ボックスが1〜12(「分割した各部分q1 〜q12」と
同じ意味)に、分割されていることになる。なお、後述
するように、この分割数が多い方が、例えば12分割よ
り45分割の方が、より高い精度が得られる。
【0023】そして、このようにそれぞれが12の各部
分(カウントボックス)qに分割されたクロスライン3
が等間隔に描かれた透明板Aを、上記地形図B上の円1
に、該透明板Aの正方形2が円1に外接するよう、重ね
る。この重ねた状態を示したのが、図1である。
【0024】次に、上記図1に示す状態で、上記それぞ
れのクロスライン3 (クロスラインNo.1〜クロスライン
No.13)に関して、任意個数qに分割した各部分q1 〜q
12について、それぞれ、上記地形図上に描かれた「谷す
じ」10が交差しているか否か、チェックし、1本以上
交差している部分qの数pを、「交差(クロス)有」と
して、それぞれのクロスライン3 (クロスラインNo.1〜
クロスラインNo.13)について、カウントする。
【0025】この場合、地形図Bに対して透明板Aが図
1の状態に配置されている場合には、各クロスライン3
について、それらの各部分q1 〜q12において谷すじ1
0とクロスライン3とがほぼ平行状態にあることから、
交差している部分が存在しない。従って、各クロスライ
ン3について、交差のカウント数pは「0」となり、p
/qの値も「0」、その結果、各クロスライン3のp/
qの値を平均した値(平均確率)k1も「0」となる
(図3の横軸1おける平均確率の値参照)。
【0026】次に、上記透明板Aを、円1に対して、時
計方向(方位では北(N)から東(E)の方向)に10
度回転させて、上記同じ処理をおこなう。この場合、上
記平均した値(平均確率)k2が約「0.11」となる
(図3の横軸の「2」と記載されている箇所の平均確率
の値(縦軸に単位付記)参照)。
【0027】同じく、上記透明板Aを、円1に対して、
時計方向にさらに、10度、つまり、絶対角で20度回
転した位置で、同じ処理をおこなう。この場合、上記平
均した値(平均確率)k3が約「0.21」となる(図
3の横軸の「3」と記載されている箇所の平均確率の値
参照)。
【0028】同じく、上記透明板Aを、円1に対して、
時計方向にさらに、10度、つまり、絶対角で30度回
転した位置で、同じ処理をおこなう。この場合、上記平
均した値(平均確率)k4が約「0.25」となる(図
3の横軸の「4」と記載されている箇所の平均確率の値
参照)。
【0029】同じく、上記透明板Aを、円1に対して、
時計方向にさらに、10度、つまり、絶対角で40度回
転した位置で、同じ処理をおこなう。この場合、上記平
均した値(平均確率)k5が約「0.26」となる(図
3の横軸の「5」と記載されている箇所の平均確率の値
参照)。
【0030】同じく、上記透明板Aを、円1に対して、
時計方向にさらに、10度、つまり、絶対角で50度回
転した位置で、同じ処理をおこなう。この場合、上記平
均した値(平均確率)k6が約「0.38」となる(図
3の横軸の「6」と記載されている箇所の平均確率の値
参照)。
【0031】同じく、上記透明板Aを、円1に対して、
時計方向にさらに、10度、つまり、絶対角で60度回
転した位置で、同じ処理をおこなう。この場合、上記平
均した値(平均確率)k7が約「0.42」となる(図
3の横軸の「7」と記載されている箇所の平均確率の値
参照)。
【0032】同じく、上記透明板Aを、円1に対して、
時計方向にさらに、10度、つまり、絶対角で70度回
転した位置で、同じ処理をおこなう。この場合、上記平
均した値(平均確率)k8が約「0.48」となる(図
3の横軸の「8」と記載されている箇所の平均確率の値
参照)。
【0033】同じく、上記透明板Aを、円1に対して、
時計方向にさらに、10度、つまり、絶対角で80度回
転した位置で、同じ処理をおこなう。この場合、上記平
均した値(平均確率)k9が約「0.47」となる(図
3の横軸の「9」と記載されている箇所の平均確率の値
参照)。
【0034】同じく、上記透明板Aを、円1に対して、
時計方向にさらに、10度、つまり、絶対角で90度回
転した位置で、同じ処理をおこなう。この場合、上記平
均した値(平均確率)k10が約「0.46」となる
(図3の横軸の「10」と記載されている箇所の平均確
率の値参照)。
【0035】同様に、上記透明板Aを上記反時計方向
(方位では北(N)から西(W)の方向)に10度づつ
回転させて、上記平均した値(平均確率)kを求めてゆ
く。具体的には、この実施例では、反時計方向に10度
回転させた状態(図3の横軸18おける平均確率の値参
照)での、平均した値(平均確率)k18が約「0.1
4」、20度回転させた状態(図3の横軸17おける平
均確率の値参照)での値k17が約「0.175」、3
0度回転させた状態(図3の横軸16おける平均確率の
値参照)での値k16が約「0.24」、40度回転さ
せた状態(図3の横軸15おける平均確率の値参照)で
の値k15が約「0.31」、50度回転させた状態
(図3の横軸14おける平均確率の値参照)での値k1
4が約「0.36」、60度回転させた状態(図3の横
軸13おける平均確率の値参照)での値k13が約
「0.375」、70度回転させた状態(図3の横軸1
2おける平均確率の値参照)での値k12が約「0.4
2」、80度回転させた状態(図3の横軸11おける平
均確率の値参照)での値k11が約「0.44」、90
度回転させた状態(図3の横軸10おける平均確率の値
参照)での値k10が約「0.47」となる。上記値k
を、横軸に各回転させた角度(角度標記の1の位の
「0」を省略して図示)を、縦軸にそのときの値k1〜
k18をとって表すと、図3のようになる。そして、こ
の図3からは、図1に示す、線群である谷すじ10群の
方向性はN−S方向、つまり南北方向であることが判定
できる。つまり、図3の横軸の「1」と記載されている
クロスライン3がN−S方向を向いているときの、平均
確率が「0」となり、上記すべての平均確率の中で最も
低い値であることから、上記のとおり判定することがで
きる。
【0036】また、他の判定方法としては、上記平均確
率の値kが最も高い(大きい)値のときのクロスライン
3の方向に直交する方向を、谷すじの方向と判定するこ
ともできる。
【0037】ところで、上記実施例では、各クロスライ
ン3の分割を12分割して実施したが、各クロスライン
3を20分割、30分割、45分割して、上記同様の方
法で処理すると、図3に図示するように、上記値(平均
確率の値)kが低いのが、つまり、谷すじが、N−S方
向であると言う傾向を示す点において、上記12分割と
同様の傾向を示す結果を得ることができる。
【0038】ただ、45分割では、上記値(平均確率の
値)kが高いときのクロスライン3の方向性が、E−W
方向であることが現れているが、12分割、30分割で
はE−W方向からずれた方向を示す結果となっている。
従って、このことから、平均確率の値kの最も大きいク
ロスラインの方向に着目して谷すじを判定するよりは、
平均確率の値kの最も小さいクロスラインの方向に着目
して谷すじを判定することの方が、分割数に影響を受け
難い点で好ましい実施例となることが、本発明者の実施
では言いうる。
【0039】従って、上記傾向から、地形の方向性(谷
すじ)を判定するのは、上記値(平均確率の値)kが最
も低い点に注目すれば、上記分割数にかかわりなく、正
確に判定できると言うことが言い得る。
【0040】なお、図2の表図は、図1の地形図上に示
される谷すじ10を、分割数の異なるそれぞれの分割さ
れた部分(カウントボックス)の長さを基準に、その長
さ以上の長さ(大きさ)を有する谷すじが地形図上にど
の程度(何本)存在するか、絶対「個数(本数)」と、
全体の谷すじの本数に対するその長さの谷すじの本数を
百分率(%)で表したものである。つまり、図1に示す
地形図上には、12分割された部分(カウントボック)
の長さより大きい谷すじは存在せず、従って、確率は
「0」%で、20分割された部分(カウントボック)の
長さより大きい谷すじは18本存在し、全体の谷すじの
本数に対して14.1%存在すること等を表している。
【0041】また、上記実施例の場合には、対象となる
地域は、上記円1で囲まれた地域の、正方形の全地域に
ついてクロスラインに交差するか否かチェックしている
が、これに代えて、幅の中央の1/3の地域のみ、即
ち、図1において、クロスラインNo.5〜クロスラインN
o.9が存在する地域でのみ、判定してもよい。かかる場
合には、補助フレームである透明板A上の正方形が、長
方形であるとも言える。この場合、図4に図示するよう
に、分割数の大小による誤差が、より顕著になる傾向が
ある。しかし、線群の方向性の判定に関する結論につい
ては同じ結論が得られる。
【0042】また、上記正方形2を透明板Aに形成する
ことなく、図示しないが円形であってもよく、あるいは
全くこれらが形成されていないものでも、実施すること
ができる。つまり、上記クロスライン3のみ有する透明
板を用いて、地形図を回転させることによって、上記同
様の工程によって、線群(谷すじ)の方向性を判定する
ことができる。ただし、かかる場合には、地形図に対し
てクロスラインを特定の回転中心を中心に回転するよう
に配慮する必要がある。
【0043】ところで、上記図3,図4に図示するよう
な表示では、地形図Bに対して、イメージ的に逆になる
ため、上記値(平均確率の値)kを逆数、つまり1/k
を求め、この1/kの値を、円グラフにプロットする
と、図3が図5の如く、図4が図6の如く表すことがで
き、地形の方向性、つまり谷すじの表示に関して、地形
図Bと一致したイメージを得ることができる。ただし、
図5,図6は360度表記であることから、0〜180
度のプロットをつなぐ線図をN−Sの線に対して、線対
称的(図において左右対象的)に表している。
【0044】次に、上述した判定方法を用いた谷すじの
方向性の判定方法を、中国地方の地形の水系(谷すじ)
の発達の履歴(歴史)を推測するのに応用した例につい
て説明する。
【0045】そもそも、中国地方の地形面は、標高10
00m以上の道後山面、標高400〜800mの吉備高
原面、標高300m以下の瀬戸内面に大別できる。水系
は、これら浸食小起伏面を開析して流下している。その
水系の発達は、構造運動で形成された弱線部であること
も多く、第四紀後半の著しい起伏と浸食作用によるもの
であるから、地形の方向性(谷すじ等の方向性)にその
時期の地質イベントの差が反映されている可能性があ
る。そこで、図7に示す3地点において、上述したクロ
ス・カウンティング法を使用した地形(谷すじ)の方向
性を検討する。範囲は各地点とも直径4.5kmの円内
で、45分割、つまり100mのメッシュで谷すじを表
す値(平均確率の値)kを求めた。
【0046】図8は、道後山山頂を含む持丸川上流の水
系で、図11が1次谷〜3次谷の谷系列区分を示し、図
12が標高区分を示している。
【0047】2〜3次谷以上では、NE−SW系列が卓
越、つまりNE−SW方向の地形の方向性があると判定
でき、1次谷ではNE−SW系列、つまりNE−SW方
向の地形の方向性があると判定ができる。図13の標高
区分では、720mの谷底から1270mの道後山まで
を4区分している。850m以下及び850〜950m
まではNW−SE系列の方向性を示す。950〜105
0m区間ではNE−SW系列が加わり、1050m以上
ではN(北)から東方向に50〜60度向いたNE−S
E系列の方向性が強い。
【0048】図9は、標高600mの浸食小起伏面を山
頂とし、小田川及び鴨川が300m程度まで開析してい
る領域で、図13に1〜3次谷の谷系列を、図14に標
高区分を示している。図13では、3次谷以上がNS系
列が卓越し、2次谷ではN10EのNS系列に加え、N
(北)から80度西方向のE−W系列と、N(北)から
30〜40度東方向のNE−SW系列が認められる。1
次谷では、ややNE−SW系列の方向性を示している。
図14では、標高500m以下でNS系列、500−5
50mでNE−SW系列、550m以上でE−W系列の
方向性を示す。図10は、標高300mの浸食小起伏面
を山頂とし、山南側が30m程度まで開析している領域
で、図15に1〜3次谷の谷系列を、図16に標高区分
を示している。図15では、3次谷以上のN10EのN
S系列の方向性を示し、N(北)から40〜70度西方
向のNW−SE系列の方向性が認められる。2次谷で
は、N(北)から20〜40度西方向のNW−SE系列
の方向性を示し、1次谷ではバラつきが著しく、あまり
明瞭な方向性は認められない。図16では、標高150
m以下でN(北)から20〜60度東方向のNE−SW
系列の方向性を示し、標高150〜250mでN(北)
から20〜70度西方向のNW−SE系列の方向性を示
し、250m以上ではN(北)から20〜30度東方向
のNW−SE系列の方向性を示す。上述のように、1次
谷〜3次谷によって、谷すじの方向性が異なることを利
用して、その地域の地形の発達の履歴(歴史)を解明す
ることもできる。
【0049】ところで、上記実施例では、専ら、補助フ
レームの基材として透明板Aを用いた場合の実施例につ
いて説明したが、これに代えて、コンピュータを用いて
上記クロス・カウンティング法を用いた地形の方向性の
判定方法をおこなうことができる。つまり、地形図をコ
ンピュータの一つのレイヤーに配置するとともに、上記
クロスライン等を有する補助フレームを別の一つのレイ
ヤーに形成することによって、上記交差する点を読み取
ることができ、かかる場合にも、地形図に対して補助フ
レームを簡単に回転させることができ、しかも、上記一
連の処理工程(ステップ)をソフトウエア(プログラ
ム)の形態でコンピュータに導入しておけば、簡単にコ
ンピュータ処理(演算処理)することによって、本発明
にかかるクロス・カウンティング法を用いた線群の方向
性の判定をすることが可能となる。また、上記実施例で
は、専ら、地形図とそこに存在する谷すじの方向性の判
定について説明したが、逆に、地形の稜線の方向性の判
定に用いることもできる。また、地形ではなく、自然あ
るいは人工の構造物、例えば、コンクリート等の構造
物、あるいは護岸等の壁面上に分布するクラック(クラ
ック群)の方向性についての判定についても利用でき、
かかる場合には、その破壊の方向を予測でき、従って補
強工事の際し有用なデータを提供できることになる。
【0050】
【発明の効果】本発明にかかる面上に分布する線群の方
向性の判定方法によれば、地形上の地形の方向性に適用
した場合には、計画対象となる地域において、断層等の
地質的に変化し易い地形の方向性を比較的簡単に判定す
ることができ、また壁面上に分布するクラック群の方向
性の判定に適用した場合には、破壊の方向あるいは内部
応力の方向等を予測することができる。
【0051】また、本判定方法は、地形の発達の履歴の
解明に有効な手段となる。
【0052】そして、この判定方法は、単に地形図等の
図面と補助フレームを用意すればよいため、誰でもどの
ような場所であっても、安価に簡単に実施することがで
きる点で優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる判定方法を実施するための地
形図とその上に重ねた正方形とクロスラインを具備した
透明板を示す図である。
【図2】 図1の地形図上に示される谷すじ10を、分
割数の異なるそれぞれの分割された部分(カウントボッ
クス)の長さを基準に、その長さ以上の長さ(大きさ)
を有する谷すじがどの程度存在するか、絶対「個数(本
数)」と、全体の谷すじの本数に対するその長さの谷す
じの本数を百分率(%)で表した表図である。
【図3】 地形図上の谷すじ(谷すじ群)の方向性の判
定方法によって得た各配置状態における平均確率値に基
づいて、横軸に1桁目を省略して表した角度(方位)と
縦軸に平均確率値をとって谷すじの方向性を表した図で
ある。
【図4】 図1に示す正方形の中央の1/3の部位のみ
にクロスラインを引いて得た図3と同様の、各配置状態
における平均確率値に基づいて、横軸に角度(方位)と
縦軸に平均確率値をとって谷すじの方向性を表した図で
ある。
【図5】 各クロスラインを45分割した場合の、平均
確率値の逆数を得て、方位に対応させた円グラフ上にそ
の逆数の値をプロットし、このプロットした点を線で結
んで得た、地形(谷すじ)の方向性が一目瞭然に判定で
きる図である。
【図6】 各クロスラインを12分割した場合の、図5
と同様の、平均確率値の逆数を得て、方位に対応させた
円グラフ上にその逆数の値をプロットし、このプロット
した点を線で結んで得た、地形(谷すじ)の方向性が一
目瞭然に判定できる図である。
【図7】 本判定方法によって地形の方向性である水系
(谷すじ)を求めようとする中国地方の地形図である。
【図8】 図7の一部(D地点)の地域の地形図上の地
形の方向性(谷すじ)を線で、分水界を破線で表した拡
大地形図である。
【図9】 図7の一部(E地点)の地域の地形図上の地
形の方向性(谷すじ)を線で、分水界を破線で表した拡
大地形図である。
【図10】 図7の一部(N地点)の地域の地形図上の
地形の方向性(谷すじ)を線で、分水界を破線で表した
拡大地形図である。
【図11】 図7のD地点における、1〜3次谷の地形
図に対して本判定方法を適用して地形の方向性(谷す
じ)を求めた円グラフである。
【図12】 図7のD地点における標高区分を本判定方
法を適用してその地形の方向性を求めた円グラフであ
る。
【図13】 図7のE地点における、1〜3次谷の地形
図に対して本判定方法を適用して谷すじの方向性を求め
た円グラフである。
【図14】 図7のE地点における標高区分を本判定方
法を適用してその地形の方向性を求めた円グラフであ
る。
【図15】 図7のN地点における、1〜3次谷の地形
図に対して本判定方法を適用して谷すじの方向性を求め
た円グラフである。
【図16】 図7のN地点における標高区分を本判定方
法を適用してその地形の方向性を求めた円グラフであ
る。
【符号の説明】
A……透明板 B……地形図 1……円 2……正方形 3……クロスライン 10……地形図上の谷すじ
フロントページの続き (72)発明者 高田 正治 岡山県岡山市津島京町3丁目1番21号 株 式会社エイトコンサルタント内 Fターム(参考) 5L096 AA07 BA18 DA04 FA32 FA52 FA67

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の(a)〜(i)の各工程を有する
    面上に分布する線群の方向性の判定方法。 (a).線群が分布している図面上の求める範囲を、円
    で囲む。 (b).上記円の中に、任意個数qに等分割したクロス
    ラインを適宜本数設けた、補助フレームを用意し、この
    補助フレームを、上記円で囲った線群の存在する図面が
    見える状態で、該図面上に、重ねて配置する。 (c).上記各クロスラインについて、それぞれのクロ
    スラインの、任意個数qに等分割した各部分のうち、上
    記図面上に分布する線群を形成する線と交差している部
    分の数pをカウントする。 (d).上記「(c)」の工程で得られた各クロスライ
    ンに関するp,qを用いて、各クロスライン毎に、p/
    qの演算をする。 (e).上記各クロスラインの上記p/qの値を、平均
    して、その平均値をその重ねて配置したその状態におけ
    る平均確率値k1 とする。 (f).上記「(b)」の状態から、上記円に対して補
    助フレームを重ねた状態を維持して、該補助フレームに
    対して円をその中心を中心にして、相対的に所定角度回
    転させる。 (g).上記「(c)〜(e)」の工程を繰り返して、
    その回転させた配置における各クロスラインの上記p/
    qの値を平均し、その値をその回転させた配置状態にお
    ける平均確率値k2 とする。 (h).上記「(f),(g)」の工程を、当初の配置
    状態に戻るまで、所定角度づつ回転させて、それぞれの
    配置状態における各平均確率値k3 , k4 , ・・・, k
    n を順次求める。 (i).上記求めた、それぞれの平均確率値k1 , ・・
    ・, kn のうち、最も小さい数値の配置状態 (配置角
    度) におけるクロスラインの方向が、その線群の求める
    方向性と判定する。
  2. 【請求項2】 以下の(a)〜(i)の各工程を有する
    面上に分布する線群の方向性の判定方法。 (a).線群が分布している図面上の求める範囲を、円
    で囲む。 (b).上記円の中に、任意個数qに等分割したクロス
    ラインを適宜本数設けた、補助フレームを用意し、この
    補助フレームを、上記円で囲った線群の存在する図面が
    見える状態で、該図面上に、重ねて配置する。 (c).上記各クロスラインについて、それぞれのクロ
    スラインの、任意個数qに等分割した各部分のうち、上
    記図面上に分布する線群を形成する線と交差している部
    分の数pをカウントする。 (d).上記「(c)」の工程で得られた各クロスライ
    ンに関するp,qを用いて、各クロスライン毎に、p/
    qの演算をする。 (e).上記各クロスラインの上記p/qの値を、平均
    して、その平均値をその重ねて配置したその状態におけ
    る平均確率値k1 とする。 (f).上記「(b)」の状態から、上記円に対して補
    助フレームを重ねた状態を維持して、該補助フレームに
    対して円をその中心を中心にして、相対的に所定角度回
    転させる。 (g).上記「(c)〜(e)」の工程を繰り返して、
    その回転させた配置における各クロスラインの上記p/
    qの値を平均し、その値をその回転させた配置状態にお
    ける平均確率値k2 とする。 (h).上記「(f),(g)」の工程を、当初の配置
    状態に戻るまで、所定角度づつ回転させて、それぞれの
    配置状態における各平均確率値k3 , k4 , ・・・, k
    n を順次求める。 (i).上記求めた、それぞれの平均確率値k1 , ・・
    ・, kn のうち、最も大きい数値の配置状態 (配置角
    度) におけるクロスラインと直交する方向が、その線群
    の求める方向性と判定する。
  3. 【請求項3】 前記補助フレームに、前記円の直径を一
    辺とする正方形を、その中に前記クロスラインが存在す
    るように配置し、前記円にこの正方形が外接するように
    して、補助フレームに対して円を、相対的に回転させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の判定
    方法。
  4. 【請求項4】 前記平均確率値k1 , ・・・, kn の逆
    数をそれぞれ求めて、それら求めたものを、上記補助フ
    レームに対する円の配置状態、つまり回転角度に対応し
    て、円グラフにプロットするとともに、各プロットした
    点を線で結び、その結んだ線で形成される図形の該図形
    の長く延びている方向が、その線群の求める方向性と判
    定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1記載
    の判定方法。
  5. 【請求項5】 前記補助フレームの基材が、透明板によ
    って構成されていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1記載の判定方法。
  6. 【請求項6】 前記図面が、コンピュータ上の一つのレ
    イヤーに描かれており、且つ、前記補助フレームが、コ
    ンピュータ上の別の一つのレイヤー上に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1記載の判定
    方法。
  7. 【請求項7】 前記(a)〜(i)の一連の工程が、コ
    ンピュータによっておこなわれることを特徴とする請求
    項1又は2記載の判定方法。
  8. 【請求項8】 前記図面が地形図であって、前記線群を
    構成する線が谷すじであることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか1記載の判定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117109530A (zh) * 2023-10-24 2023-11-24 中国海洋大学 一种基于深海潜水器的海底地形测量设备及方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117109530A (zh) * 2023-10-24 2023-11-24 中国海洋大学 一种基于深海潜水器的海底地形测量设备及方法
CN117109530B (zh) * 2023-10-24 2024-02-20 中国海洋大学 一种基于深海潜水器的海底地形测量设备及方法

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