JP2001307085A - 画像の連結処理方法および画像処理装置 - Google Patents

画像の連結処理方法および画像処理装置

Info

Publication number
JP2001307085A
JP2001307085A JP2000119319A JP2000119319A JP2001307085A JP 2001307085 A JP2001307085 A JP 2001307085A JP 2000119319 A JP2000119319 A JP 2000119319A JP 2000119319 A JP2000119319 A JP 2000119319A JP 2001307085 A JP2001307085 A JP 2001307085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
correction
index value
images
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000119319A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Sasada
良治 笹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2000119319A priority Critical patent/JP2001307085A/ja
Publication of JP2001307085A publication Critical patent/JP2001307085A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を連結処理するに際して、連結対象の分
割画像の状況に応じて連結処理時間を短縮する。 【解決手段】 一部分同士が互いに重複するように連ね
られた2枚の蓄積性蛍光体シート31,32に亘って記録さ
れた被写体の放射線画像Pが記録され、各蓄積性蛍光体
シート31,32からそれぞれ読み取って得られた分割放射
線画像P1,P2に基づいて両画像の重複部分を検出する重
複領域検出手段11と、検出された重複領域に基づいて、
画像P1,P2間の回転ずれ角度を算出する回転角度算出手
段12と、算出された回転角度ずれの大きさに応じて、回
転補正するを行なう回転補正手段13と、連結処理手段14
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像の連結処理方法
および画像処理装置に関し、詳細には、複数枚の分割画
像の連結処理の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、極めて広い放射線露出域にわたる
放射線画像を得るものとしてCR(Computed Radiograp
hy)システムが広く実用化されている。このCRシステ
ムは、放射線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外
線等)を照射すると、この放射線エネルギーの一部が蓄
積され、その後可視光等の励起光を照射すると蓄積され
たエネルギーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体シー
トに、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記録し、
この放射線画像が記録されたシートにレーザビーム等の
励起光を走査して、記録されちゃ放射線画像に応じた輝
尽発光光を生じせしめ、発光する輝尽発光光をフォトマ
ルチプライヤ等の光電読取手段により読み取って画像信
号を得、この画像信号に基づき写真感光材料等の記録媒
体、CRT等の表示装置に被写体の放射線画像を可視像
として出力させるシステムである(特開昭55-12429号、
同56-11395号、同56-11397号など)。
【0003】このCRシステムで用いられている蓄積性
蛍光体シートには従来より、その撮影対象に応じて、半
切、大角、四切り、六切り等のサイズが用意されている
が、整形外科等においては、脊柱の湾曲度を計測するな
どのために、頸部から腰部に至るまでの長尺画像を1枚
の画像として観察したいという要望が多く、上述したサ
イズに比べて一定方向に長い長尺の単一の蓄積性蛍光体
シートを用いることが検討されていた。
【0004】しかし蓄積性蛍光体シートから画像情報を
読み取る放射線画像読取装置は、そのような長尺シート
に適合するように、シート搬送路を始めとして構造を大
幅に設計し直す必要があり、長尺シート専用のものとな
るためコスト面で不利になる。
【0005】そこで従来サイズの2枚のシートを連ね
て、見かけ上は長尺のシートとし、この見かけ上長尺の
シートに上記長尺の単一画像を撮影記録し、読取りの際
には各シートからそれぞれ独立して読み取ることによ
り、単一の長尺画像を分割した、複数の分割画像を得、
得られた2つの分割画像、特にそれらの重複領域にそれ
ぞれ重複して記録された略同一の画像に基づいて、元の
単一長尺放射線画像を再構成するように連結処理すれ
ば、既存の放射線画像読取装置を用いて読取りを行うこ
とができ、上述したコスト面等の問題は生じない。
【0006】またこの方法は、3枚以上の蓄積性蛍光体
シートを連ねてさらに長尺の被写体を撮影記録したり、
直交する2軸方向にそれぞれシートを連ねて幅広長尺の
被写体の画像を撮影記録することも可能となり、被写体
への適応性に優れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
2枚以上のシートの少なくとも一部分同士を互いに重複
して連ねた状態で撮影記録を行なった場合、連ねられた
複数枚のシートのうち隣接する2枚のシートに注目すれ
ば、これら2枚のシートの向き(シート面の向きではな
く、シートの辺縁の延びる方向を意味する)を正確に揃
えて撮影を行うことができるとは限らず、シートの向き
とそこに記録されている分割画像の向きとが、2枚のシ
ートの間で相対的に幾何学的にずれたものとなり、連結
処理前に、各シートから読み取って得られた分割画像の
うち少なくとも一方の分割画像を回転させて他方の分割
画像の向きに一致させる補正を要する場合がある。なお
この場合、分割画像はシートの向きを揃えて読み取られ
たものであるため、画素の配列方向はシートの向きに依
存しており、画像の向きを一致させる目的で画像を回転
させると、連結処理される2つの分割画像間で画素配列
の方向が一致しなくなる。そこで、一方の分割画像の画
素配列に対応するように他方の分割画像の画素を設定す
べく、さらに補間処理を施す必要がある。
【0008】またシート自体には厚さがある一方、放射
線源から出射する放射線は平行線ではなく円錐状に拡が
るため、シートが互いに重複した部分にそれぞれ記録さ
れた画像はそのサイズに差が生じる。すなわち重複した
シートのうち線源に近い側に配されたシートに記録され
る画像は、線源から遠い側に配されたシートに記録され
る画像よりも、シートの厚さおよび線源からの放射線の
拡がり角度に応じた割合で小さなものとなる。したがっ
て、両分割画像を連結するのに先立って、両分割画像の
サイズを一致させるために、少なくとも一方の分割画像
に対して拡大または縮小補正を施す必要がある。そして
この拡大縮小補正は、一般に補間処理が適用される。
【0009】このように、2つの分割画像を連結処理す
る場合には、単に平行移動だけでなく、回転補正や拡大
縮小補正など、大きな計算量を要する補正を常に伴な
い、連結処理全体の処理時間が長くかかっているという
問題がある。
【0010】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、連結対象の分割画像の幾何学的ずれに応じて連結
処理時間を短縮することを可能にした画像の連結処理方
法および画像処理装置を提供することを目的とするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像の連結処理
方法および画像処理装置は、連結処理の対象である2つ
の分割画像の連結処理に先立って幾何学的ずれの補正を
行う場合に、そのずれ量が小さいときは、より高速な補
正処理(簡便な処理)または補正を行わないように切り
換えることによって、全体の処理速度の高速化、処理の
簡便化を図るものである。
【0012】すなわち本発明の画像の連結処理方法は、
単一の画像の各一部である複数の分割画像のうち互いに
隣接する少なくとも2つの前記分割画像間の幾何学的ず
れを解消させるための補正処理を行って、前記2つの分
割画像を連結処理する画像の連結処理方法において、前
記幾何学的ずれを示す指標値に応じて、前記補正処理の
実施・不実施を切り換え、または前記補正処理の内容を
切り換えることを特徴とするものである。
【0013】ここで画像としては放射線画像の他、種々
の画像を適用することができ、その一部である分割画像
は、少なくとも一部の領域が互いに略重複した画像部分
を有するものを適用するのが好ましい。これは、上記略
重複した画像部分を比較することにより、幾何学的ずれ
量である指標値を容易に求めることが可能となるためで
ある。
【0014】また、隣接する分割画像は、少なくとも一
部分が互いに略重複して連ねられた画像記録媒体からそ
れぞれ読み取って得られた画像であるのが好ましい。こ
のようにして得られた分割画像には、略重複した画像部
分が含まれるため、この略重複した画像部分を比較する
ことにより、幾何学的ずれ量である指標値を容易に求め
ることが可能となるためである。このような画像記録媒
体としては、励起光を照射することにより蓄積記録され
た放射線量に応じた強度の輝尽発光光を出射する蓄積性
蛍光体シートを適用するのが好ましいが、その他にもフ
イルムなど、画像を記録する際に上述した重複部分にお
ける被写体に近い側の記録媒体を透過して被写体から遠
い側の記録媒体にも画像が記録されうる記録媒体であれ
ばいかなるものをも適用することができる。
【0015】「少なくとも一部分が互いに略重複して」
とは、重複部分が画像の一部分のみであるものに限ら
ず、全面同士が互いに略重複するものであってもよい。
【0016】幾何学的ずれを示す指標値は、上述した略
重複した画像部分等の幾何学的ずれに基づいて、連結処
理の都度算出するのが好ましいが、指標値が、用いる分
割画像や記録媒体の種類等に応じて予め認識されている
場合には、その認識されている指標値の入力を受け、そ
の受けた指標値に応じて複数の処理を切り換えてもよ
い。
【0017】幾何学的ずれを示す指標値に応じて、補正
処理の実施・不実施を切り換えるとは、例えば、指標値
が第1の所定の範囲にあるときは補正処理を実施し、指
標値が第1の所定の範囲とは異なる第2の所定の範囲に
あるときは補正処理を実施しないにように切り換える方
法を適用するのが好ましい。
【0018】また幾何学的ずれを示す指標値に応じて、
補正処理の内容を切り換えるとは、例えば、補正処理と
して第1の補正処理と、該第1の補正処理よりも高速の
補正処理である第2の補正処理とが用意され、指標値が
第1の所定の範囲にあるときは第1の補正処理を実施
し、指標値が第1の所定の範囲とは異なる第2の所定の
範囲にあるときは第2の補正処理を実施するように切り
換える方法を適用するのが好ましい。
【0019】幾何学的ずれとしては、2つの画像間の相
対的な回転ずれや、2つの画像間の相対的な画像のサイ
ズずれなどを適用することができ、これらの組み合わせ
や、これらのうち少なくとも1つと平行位置ずれとの組
み合わせなども適用することができる。
【0020】幾何学的ずれとして回転ずれを適用すると
きは、指標値として、回転ずれの量を規定する回転角度
を適用するのが好ましいが、回転中心から所定距離だけ
離間した点(例えば画像の四隅の画素)の変位を適用し
てもよい。さらに第1の所定の範囲として回転角度の絶
対値0.1°を超える範囲、第2の所定の範囲として回
転角度の絶対値0.1°以下の範囲を適用するのが望ま
しいが、第2の所定の範囲としては、分割画像を回転さ
せることなく連結処理しても、その連結処理して得られ
る画像(連結画像)における、傷や疾病等の読影に影響
を及ぼすことがない程度の読影性能を確保することがで
きる範囲を適用し、第1の所定の範囲として、第2の所
定の範囲以外の範囲を適用することもできる。
【0021】幾何学的ずれとしてサイズずれを適用する
ときは、指標値として、サイズずれの量を規定する拡大
縮小率を適用するのが好ましいが、拡大縮小の中心(拡
大縮小によっても移動しない点)から画像(連結される
画像の重複領域)の四隅の点(画素)の変位として規定
してもよい。さらに第1の所定の範囲として拡大縮小率
1.001倍を超える範囲および0.999倍を下回る
範囲、第2の所定の範囲として拡大縮小率0.999倍
以上かつ1.001倍以下の範囲を適用するのが望まし
いが、第2の所定の範囲としては、分割画像を拡大縮小
させることなく連結処理しても、その連結処理して得ら
れる画像(連結画像)における、傷や疾病等の読影に影
響を及ぼすことがない程度の読影性能を確保することが
できる範囲を適用し、第1の所定の範囲として、第2の
所定の範囲以外の範囲を適用することもできる。
【0022】本発明の画像処理装置は、本発明の画像の
連結方法を実施するための装置であって、単一の画像の
各一部である複数の分割画像のうち互いに隣接する少な
くとも2つの前記分割画像間の幾何学的ずれを解消させ
るための補正処理を行う補正処理手段を備え、前記補正
手段による補正処理がなされた前記2つの分割画像を連
結処理する画像処理装置において、前記補正手段が、前
記幾何学的ずれを示す指標値に応じて、前記補正処理の
実施・不実施を切り換え、または前記補正処理の内容を
切り換えるものであることを特徴とするものである。
【0023】なお、上述した補正処理の切換えに先立っ
て、幾何学的ずれを示す指標値を算出する指標値算出手
段をさらに備えるとともに、補正手段が、指標値算出手
段により算出された指標値に応じて、前記処理の切換え
を行うものとするのが好ましい。
【0024】
【発明の効果】本発明の画像の連結処理方法および画像
処理装置によれば、連結処理の対象である2つの分割画
像の連結処理に先立って幾何学的ずれの補正を行う場合
に、そのずれ量が小さいときは、より高速な補正処理
(簡便な処理)または補正を行わないように切り換える
ことによって、連結処理の高速化、簡便化を図ることが
できる。
【0025】一方、読影に影響のあるような大きなずれ
については従来通り補正を行なうため、従前と同様に連
結処理時間は長くかかるが、多数の連結処理を行なうう
ちの幾つかにおいて補正を省略することができることに
より、全体として処理時間の短縮を図ることができ、従
前に対する効果がある。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像の連結処理方
法および画像処理装置の具体的な実施の形態について、
図面を用いて説明する。
【0027】図1は本発明の画像連結処理方法を実施す
る画像処理装置の一実施形態である放射線画像処理装置
の構成を示す図、図2は一部同士が互いに重複した2枚
の蓄積性蛍光体シートに被写体の1つの放射線画像が記
録される様子を示す図であり、図3は図2に示された2
枚の蓄積性蛍光体シートからそれぞれ読み取って得られ
た、図1に示す放射線画像処理装置により連結処理の対
照とされる2つの放射線画像P1,P2を示す図であ
る。
【0028】図示の放射線画像処理装置は、図2に示す
ように隣接する2枚の蓄積性蛍光体シート31,32の
一部分同士が互いに重複するように連ねられて、両シー
ト31,32に亘って被写体の単一の放射線画像Pが記
録され、これら2枚の各蓄積性蛍光体シート31,32
から各別に読み取って得られた2つの分割放射線画像P
1,P2(図3(2))を、被写体の1つの放射線画像
P(図3(1))を再構成するように連結処理する画像
処理装置であって、2枚のシート31,32の重複部分
に対応する両分割放射線画像P1,P2の重複領域S
(第1の分割画像P1において重複領域S1、第2の分
割画像P2において重複領域S2とする)をそれぞれ検
出する重複領域検出手段11と、検出された重複領域S
に基づいて、両分割画像P1,P2間における幾何学的
ずれの量を表す指標値である、相対的な回転角度ずれθ
(図4参照)を算出する回転角度算出手段(指標値算出
手段)12と、回転角度算出手段12により算出された
回転角度θと所定の閾値θ とを比較し、回転角度θが
閾値θよりも大きいときは、連結処理に先立って、
第1分割画像P1を基準として第2分割画像P2を回転
角度θだけ回転させる補正を行ない、回転角度θが閾値
θよりも小さいときは、この補正を行なわない回転
補正手段13と、回転補正手段13により出力された、
2つの分割画像P1およびP2(回転補正後)を連結処
理する連結処理手段14とを備えた構成である。
【0029】ここで、両画像P1,P2の重複領域Sを
検出する重複領域検出手段11の作用について、図3に
より説明する。
【0030】図3(1)は、図2に示した方法により被
写体の放射線画像Pが蓄積記録された2つの蓄積性蛍光
体シート31,32を示す図である。ここでは、2枚の
蓄積性蛍光体シート31,32が相対的に傾いた状態で
一部分Sが重複して単一の画像Pを記録していることを
示している。すなわち各シート31,32の重複部分S
1,S2について、図示下側のシート32は、上側のシ
ート31よりも被写体に近くなるように重複しており、
下側のシート32の上辺縁32aが、上側シート31の
下辺縁31bに対してわずかに傾いた状態(回転角度
θ)で重複している。
【0031】図3(2)に示す分割画像P1,P2は、
図2に示すように、互いに一部分同士が互いに重複して
連ねられた2枚の蓄積性蛍光体シート31,32に亘っ
て被写体の単一の放射線画像Pが記録され、各シート3
1,32からそれぞれ各別に、図示しない放射線画像読
取装置により読み取って得られた画像である。
【0032】まず第1のシート31の、第2のシート3
2との重複領域S1は、重複していない領域よりも照射
される放射線量が低下するため、この第1のシート31
から読み取って得られた第1の分割画像P1には、当該
重複部分S1と非重複部分との間に、照射放射線量の差
に起因する画像の濃度差によって境界線像1a(図3
(2)参照)が形成される。そしてこの境界線像1aの
延びる方向は、第2のシート32の端縁32a(図3
(1)参照)の延びる方向に一致するものであるから、
この境界線像1aと下端縁1bとの間の帯状領域を、第
1分割画像P1における重複領域S1として検出するこ
とができる。
【0033】なお境界線像1aの検出は、画像濃度の差
に基づいた種々のエッジ検出方法(微分値を求める方法
等)や、ハフ変換などの公知の方法を適用することによ
り行われる。
【0034】一方、この境界線像1aに第2のシート3
2から読み取って得られた第2の分割画像P2の端縁2
aを一致させて、第1分割画像P1の下端縁1bに一致
する仮想線2cを求めれば、上端縁2aと仮想線2cと
の間の帯状領域を、第2分割画像P2における重複領域
S2として検出することができる。ただし、実際には、
両分割画像P1,P2をそれぞれ各シート31,32か
ら読み取る際に、読取装置の構造上、端縁部の一部にお
いて読取不可領域が生じる場合もあり、このような場合
は、境界線像1aから読取不可の長さ分だけ下方に下げ
た位置に、第2の分割画像P2の端縁2aを一致させ
て、重複領域S2を求めればよい。
【0035】回転角度算出手段12による、両画像P
1,P2の連結に要する相対的な回転角度θの算出は、
上述したシート31,32間の相対的な回転ずれ角度θ
を求めることであり、最終的には図4に示すように、第
1分割画像P1中の境界線像1aと下端縁1bとのなす
角度θを求めることによりなされるものである。
【0036】回転補正手段13は、回転角度算出手段1
2により算出された回転角度θと例えば0.1°などに
予め設定された閾値θとを比較し、θ≧θのとき
は、後述する連結処理手段14による連結処理に先立っ
て、第1分割画像P1を基準として第2分割画像P2を
所要回転角度θだけ回転させる補正を行ない、θ<θ
のときは、この補正を行なわずにそのまま連結処理手段
14にこれらの画像P1,P2を出力する作用をなす。
【0037】なお閾値θとして具体的に設定される
値(例えば、0.1°)は、上記分割画像P1,P2の
一方を回転移動させることなく、そのまま連結処理して
も、その連結処理して得られる単一の放射線画像Pにお
ける、傷や疾病の読影に影響を及すことがない程度の読
影性能を確保することができる、経験的、実験的に求め
られた値である。
【0038】連結処理手段14は、回転補正手段13か
ら入力された2つの画像P1,P2を入力された向きの
ままで、第1分割画像P1の左側縁と境界線像1aとの
交点位置(境界線像1aの左端)1cに第2分割画像P
2の左上隅位置2cを一致させて連結処理する。したが
って、回転補正手段13により回転補正された画像につ
いては、その回転補正された状態で連結処理され、回転
補正されなかった画像については、回転補正されない状
態(第1分割画像P1の下端縁1bと第2分割画像P2
の上端縁2aとが平行の状態)で連結処理される。
【0039】次に本実施形態の放射線画像処理装置の作
用について説明する。
【0040】まず図2に示すように、2枚の蓄積性蛍光
体シート31,32に亘って被写体の単一の放射線画像
Pが記録されたこれら2枚の各シート31,32から、
各別に読み取って得られた2つの分割放射線画像P1,
P2が、重複領域検出手段11に入力される。
【0041】重複領域検出手段11は、前述した重複領
域検出作用により、第1の分割放射線画像P1中の境界
線像1aを検出し、両分割画像P1,P2中の各重複領
域S1,S2をそれぞれ検出する。
【0042】このようにして境界線像1aおよび重複領
域S1,S2が検出された両分割画像P1,P2は回転
角度算出手段12に入力される。回転角度算出手段12
は、第1分割画像P1中の境界線像1aと下端縁1bと
のなす角度θを求めることにより、両画像P1,P2の
適切な連結に要する相対的な回転角度θを算出する。そ
して回転角度θが算出された分割画像P1,P2は回転
角度θとともに回転補正手段13に入力される。
【0043】回転補正手段13は、入力された回転角度
θと、予め設定されて記憶されている閾値θ(=
0.1°)とを比較対照し、 θ≧θ のときは、第1分割画像P1を基準として第2分割画像
P2を、図4の二点鎖線に示す元の状態から、図示実線
に示す状態まで上記回転角度θだけ回転させる補正を行
なったうえで、第1分割画像P1と回転補正された第2
分割画像P2とを連結処理手段14に出力し、 θ<θ のときは、この補正を行なわずにそのまま連結処理手段
14にこれらの画像P1,P2を出力する。
【0044】これにより、第1のシート31と第2のシ
ート32とが、対応辺縁同士において、0.1°以上の
相対的な傾きを有して、単一の放射線画像Pが撮影記録
された場合には、第2分割画像P2に対して回転補正が
行われ、0.1°未満の相対的な傾きの場合には、第2
分割画像P2に対して回転補正は行われない。
【0045】連結処理手段14は、回転補正手段13か
ら入力された2つの画像P1,P2を入力された向きの
ままで、第1分割画像P1の左側縁と境界線像1aとの
交点位置(境界線像1aの左端)1cに第2分割画像P
2の左上隅位置2cを一致させて連結処理する。これに
より、回転補正手段13により回転補正された画像につ
いては、その回転補正された状態で単一の長尺放射線画
像P1に連結処理され、回転補正されなかった画像につ
いては、回転補正されない状態で単一の長尺放射線画像
P1に連結処理される。
【0046】このように、本実施形態の放射線画像処理
装置によれば、連結処理対象である両分割画像P1,P
2の回転ずれの角度に応じて、必要の場合にのみ回転補
正を行なったうえで連結処理を行うため、読影性能上問
題がない程度の回転ずれの角度に対して、敢えて煩雑か
つ長時間を掛けた回転補正を行なうことがなく、連結処
理時間の短縮を図ることができる。
【0047】なお本実施形態の放射線画像処理装置は、
回転補正手段13が、閾値に応じて回転補正を行うか、
行わないかを切り換えるものであるが、上記実施形態と
同様の回転補正を行う第1の回転補正を行う場合とこの
第1の回転補正よりも高速(簡便)な補正である第2の
回転補正を行う場合とを閾値に応じて切り換えるように
してもよい。この場合、例えば第1の補正処理として
は、上下左右各方向(特に境界線像1aに沿った方向)
への平行移動(+x,+y)の処理と回転変換とを合わ
せて実施する下記式(1)で表されるアフィン変換を適
用し、第2の補正処理としては上記平行移動の処理のみ
実施する下記式(2)で表されるアフィン変換を適用す
ればよい。
【0048】 X′=cosθ・X−sinθ・Y+x (1) Y′=sinθ・X+cosθ・Y+y (1) X′=X+x,Y′=Y+y (2) (ただし第2分割画像P2の各画素の移動前の座標を
(X,Y)、平行移動成分を(+x,+y)、回転角度
をθ、移動後の座標を(X′,Y′)とする。)またさ
らにm倍の拡大縮小補正を適用した場合は、式(1)は
式(1′)、式(2)は式(2′)として表すことがで
きる。
【0049】 X′=mcosθ・X−msinθ・Y+x (1′) Y′=msinθ・X+mcosθ・Y+y (1′) X′=m・X+x,Y′=m・Y+y (2′) さらに本実施形態においては、重複領域検出手段11
が、第2分割画像P2中の重複領域S2を求めるものと
して説明したが、本発明に画像連結処理方法および画像
処理装置においては必ずしも重複領域S2を求める必要
はない。ただし、回転角度算出手段12を、両分割画像
P1,P2中の各重複領域S1,S2内にそれぞれテン
プレートを設定し、重複領域S1,S2の対応するテン
プレート間でマッチングを行うことによって、回転角度
を検出する作用をなすものとした場合には、テンプレー
トの設定範囲を決定するために、第2分割画像中におい
ても重複領域S2を検出する必要があり、上述した重複
領域S2の検出作用を説明したものである。
【0050】図5は本発明の画像連結処理方法を実施す
る画像処理装置の第2の実施形態である放射線画像処理
装置の構成を示す図である。図示の画像処理装置は、図
1にしました実施形態の放射線画像処理装置に対して、
回転角度算出手段12および回転補正手段13の構成に
代え、拡大縮小率算出手段(指標値算出手段)12′お
よび拡大縮小補正手段13′を備えた構成であり、他の
構成は、図1に示したものと同様である。
【0051】この実施形態の放射線画像処理装置におけ
る拡大縮小率算出手段12′は、2つの分割画像P1,
P2間における、連結に要する相対的なサイズずれ(サ
イズ比={P2のサイズ}/{P1のサイズ})を算出
するものである。すなわち、第1のシート31の方が第
2のシート32よりも、重複により第2のシート32の
シート厚分だけ被写体から離れている(図2参照)とと
もに、被写体を照射する放射線が拡がるために、第1分
割画像P1の方が、第2分割画像P2よりもわずかにサ
イズが大きくなる。そして、両画像のサイズ比に応じた
サイズずれを解消するために第2分割放射線画像P2に
乗じる拡大縮小率(={P1のサイズ}/{P2のサイ
ズ};サイズ比の逆数)を拡大縮小率として、拡大縮小
率算出手段12′が求める作用をなすのである。
【0052】また拡大縮小補正手段13′は、拡大縮小
率算出手段12′により算出された拡大縮小率と、予め
設定された閾値である所定の拡大縮小率(例えば、1.
001)とを比較し、拡大縮小率がこの閾値よりも大き
いときは、連結処理に先立って第2分割画像P2に対し
て拡大縮小率だけ拡大する補正を行ない、拡大縮小率が
閾値よりも小さいときは、第2分割画像P2に対してそ
の補正を行なわない作用をなすものである。
【0053】このように構成された実施形態の放射線画
像処理装置によれば、連結処理対象である両分割画像P
1,P2のサイズ差の状況に応じて、必要の場合にのみ
拡大・縮小補正を行なったうえで連結処理を行うため、
読影性能上問題がない程度のサイズ比に対して、敢えて
煩雑かつ長時間をかけた拡大・縮小補正を行なうことが
なく、連結処理時間の短縮を図ることができる。
【0054】なお本実施形態の放射線画像処理装置は、
拡大縮小補正手段13′が、閾値に応じて拡大縮小補正
を行うか、行わないかを切り換えるものであるが、上記
実施形態と同様の拡大縮小補正を行う第1の回転補正を
行う場合とこの第1の回転補正よりも高速(簡便)な補
正である第2の回転補正を行う場合とを閾値に応じて切
り換えるようにしてもよい。この場合、例えば第1の補
正処理としては、上下左右各方向(特に境界線像1aに
沿った方向)への平行移動(+x,+y)の処理と拡大
縮小補正(例えばm倍の拡大補正)とを合わせて実施す
る下記式(3)で表されるアフィン変換を適用し、第2
の補正処理としては上記平行移動の処理のみ実施する下
記式(4)で表されるアフィン変換を適用すればよい。
【0055】 X′=m・X−m・Y+x (3) Y′=m・X+m・Y+y (3) X′=X+x,Y′=Y+y (4) またさらに角度θの回転補正を適用した場合は、式
(3)は式(3′)、式(4)は式(4′)として表す
ことができる。
【0056】 X′=mcosθ・X−msinθ・Y+x (3′) Y′=msinθ・X+mcosθ・Y+y (3′) X′=cosθ・X+x,Y′=cosθ・Y+y (4′)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像連結処理方法を実施する画像処理
装置の一実施形態である放射線画像処理装置の構成を示
す図
【図2】一部同士が互いに重複した2枚の蓄積性蛍光体
シートに被写体の単一の放射線画像が記録される様子を
示す図
【図3】図2に示された2枚の蓄積性蛍光体シートから
それぞれ読み取って得られた2つの分割放射線画像を示
す図
【図4】回転角度を示す図
【図5】本発明の画像連結処理方法を実施する画像処理
装置の他の実施形態である放射線画像処理装置の構成を
示す図
【符号の説明】
11 重複領域検出手段 12 回転角度算出手段 13 回転補正手段 14 連結処理手段 1a 第1分割放射線画像に表れた境界線像 1b 第1分割放射線画像の下端縁 1c 第1分割放射線画像の境界線像左端位置 2a 第2分割放射線画像の上端縁 2b 第2分割放射線画像の重複境界仮想線 2c 第2分割放射線画像の左上隅位置 31 第1の蓄積性蛍光体シート 32 第2の蓄積性蛍光体シート P1 第1の分割放射線画像 P2 第2の分割放射線画像 P 元の放射線画像および再構成された放射線画像

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の画像の各一部である複数の分割画
    像のうち互いに隣接する少なくとも2つの前記分割画像
    間の幾何学的ずれを解消させるための補正処理を行っ
    て、前記2つの分割画像を連結処理する画像の連結処理
    方法において、前記幾何学的ずれを示す指標値に応じ
    て、前記補正処理の実施・不実施を切り換え、または前
    記補正処理の内容を切り換えることを特徴とする画像の
    連結処理方法。
  2. 【請求項2】 前記指標値が第1の所定の範囲にあると
    きは前記補正処理を実施し、前記指標値が前記第1の所
    定の範囲とは異なる第2の所定の範囲にあるときは前記
    補正処理を実施しないように、前記補正処理の実施・不
    実施を切り換えることを特徴とする請求項1記載の画像
    の連結処理方法。
  3. 【請求項3】 前記補正処理として、第1の補正処理
    と、該第1の補正処理よりも高速の補正処理である第2
    の補正処理とが用意され、前記指標値が第1の所定の範
    囲にあるときは前記第1の補正処理を実施し、前記指標
    値が前記第1の所定の範囲とは異なる第2の所定の範囲
    にあるときは前記第2の補正処理を実施するように、前
    記補正処理の内容を切り換えることを特徴とする請求項
    1記載の画像の連結処理方法。
  4. 【請求項4】 前記幾何学的ずれが、前記2つの画像間
    の相対的な回転ずれを含むものであることを特徴とする
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の画像の連結
    処理方法。
  5. 【請求項5】 前記指標値が、前記回転ずれの量を規定
    する回転角度であることを特徴とする請求項4記載の画
    像の連結処理方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の所定の範囲が前記回転角度の
    絶対値0.1°を超える範囲であり、前記第2の所定の
    範囲が前記回転角度の絶対値0.1°以下の範囲である
    ことを特徴とする請求項5記載の画像の連結処理方法。
  7. 【請求項7】 前記幾何学的ずれが、前記2つの画像間
    の相対的な画像のサイズずれを含むものであることを特
    徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載の画
    像の連結処理方法。
  8. 【請求項8】 前記指標値が、前記サイズずれの量を規
    定する拡大縮小率であることを特徴とする請求項7記載
    の画像の連結処理方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の所定の範囲が前記拡大縮小率
    1.001倍を超える範囲および0.999倍を下回る
    範囲であり、前記第2の所定の範囲が前記拡大縮小率
    0.999倍以上かつ1.001倍以下の範囲であるこ
    とを特徴とする請求項8記載の画像の連結処理方法。
  10. 【請求項10】 前記隣接する分割画像は、少なくとも
    一部の領域が互いに略重複した画像部分を有するもので
    あることを特徴とする請求項1から9のうちいずれか1
    項に記載の画像の連結処理方法。
  11. 【請求項11】 前記隣接する分割画像は、少なくとも
    一部分が互いに略重複して連ねられた画像記録媒体から
    それぞれ読み取って得られた画像であることを特徴とす
    る請求項1から10のうちいずれか1項に記載の画像の
    連結処理方法。
  12. 【請求項12】 前記画像記録媒体が、励起光を照射す
    ることにより蓄積記録された放射線量に応じた強度の輝
    尽発光光を出射する蓄積性蛍光体シートであることを特
    徴とする請求項11記載の画像の連結処理方法。
  13. 【請求項13】 前記切換えに先立って、前記幾何学的
    ずれを示す指標値を算出することを特徴とする請求項1
    から12のうちいずれか1項に記載の画像の連結処理方
    法。
  14. 【請求項14】 単一の画像の各一部である複数の分割
    画像のうち互いに隣接する少なくとも2つの前記分割画
    像間の幾何学的ずれを解消させるための補正処理を行う
    補正処理手段を備え、前記補正手段による補正処理がな
    された前記2つの分割画像を連結処理する画像処理装置
    において、 前記補正手段が、前記幾何学的ずれを示す指標値に応じ
    て、前記補正処理の実施・不実施を切り換え、または前
    記補正処理の内容を切り換えるものであることを特徴と
    する画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記補正手段が、前記指標値が第1の
    所定の範囲にあるときは前記補正処理を実施し、前記指
    標値が前記第1の所定の範囲とは異なる第2の所定の範
    囲にあるときは前記補正処理を実施しないように、前記
    補正処理の実施・不実施を切り換えるものであることを
    特徴とする請求項14記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記補正手段が、予め準備された第1
    の補正処理と該第1の補正処理よりも高速の補正処理で
    ある第2の補正処理とのうち、前記指標値が第1の所定
    の範囲にあるときは前記第1の補正処理を実施し、前記
    指標値が前記第1の所定の範囲とは異なる第2の所定の
    範囲にあるときは前記第2の補正処理を実施するよう
    に、前記補正処理の内容を切り換えるものであることを
    特徴とする請求項14記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記幾何学的ずれが、前記2つの画像
    間の相対的な回転ずれを含むものであることを特徴とす
    る請求項14から16のうちいずれか1項に記載の画像
    処理装置。
  18. 【請求項18】 前記指標値が、前記回転ずれの量を規
    定する回転角度であることを特徴とする請求項17記載
    の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記第1の所定の範囲が前記回転角度
    の絶対値0.1°を超える範囲であり、前記第2の所定
    の範囲が前記回転角度の絶対値0.1°以下の範囲であ
    ることを特徴とする請求項18記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記幾何学的ずれが、前記2つの画像
    間の相対的な画像のサイズずれを含むものであることを
    特徴とする請求項14から16のうちいずれか1項に記
    載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記指標値が、前記サイズずれの量を
    規定する拡大縮小率であることを特徴とする請求項20
    記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記第1の所定の範囲が前記拡大縮小
    率1.001倍を超える範囲および0.999倍を下回
    る範囲であり、前記第2の所定の範囲が前記拡大縮小率
    0.999倍以上かつ1.001倍以下の範囲であるこ
    とを特徴とする請求項22記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記隣接する分割画像は、少なくとも
    一部の領域が互いに略重複した画像部分を有するもので
    あることを特徴とする請求項14から22のうちいずれ
    か1項に記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記隣接する分割画像は、少なくとも
    一部分が互いに略重複して連ねられた画像記録媒体から
    それぞれ読み取って得られた画像であることを特徴とす
    る請求項14から23のうちいずれか1項に記載の画像
    処理装置。
  25. 【請求項25】 前記画像記録媒体が、励起光を照射す
    ることにより蓄積記録された放射線量に応じた強度の輝
    尽発光光を出射する蓄積性蛍光体シートであることを特
    徴とする請求項24記載の画像処理装置。
  26. 【請求項26】 前記切換えに先立って、前記幾何学的
    ずれを示す指標値を算出する指標値算出手段をさらに備
    えるとともに、 前記補正手段が、前記指標値算出手段により算出された
    指標値に応じて、前記処理の切換えを行うものであるこ
    とを特徴とする請求項14から25のうちいずれか1項
    に記載の画像処理装置。
JP2000119319A 2000-04-20 2000-04-20 画像の連結処理方法および画像処理装置 Withdrawn JP2001307085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000119319A JP2001307085A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 画像の連結処理方法および画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000119319A JP2001307085A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 画像の連結処理方法および画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001307085A true JP2001307085A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18630319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000119319A Withdrawn JP2001307085A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 画像の連結処理方法および画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001307085A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6696691B2 (en) 2000-12-21 2004-02-24 Eastman Kodak Company Elongated computed radiography cassette having image alignment aid
US6895106B2 (en) 2001-09-11 2005-05-17 Eastman Kodak Company Method for stitching partial radiation images to reconstruct a full image
US7953206B2 (en) 2008-09-24 2011-05-31 Fujifilm Corporation Radiographic image detection apparatus
US8275187B2 (en) 2008-09-24 2012-09-25 Fujifilm Corporation Radiographic image detection apparatus
JP2015165846A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影システム、画像処理装置、放射線画像撮影システムの制御方法、及び放射線画像撮影システムの制御プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6696691B2 (en) 2000-12-21 2004-02-24 Eastman Kodak Company Elongated computed radiography cassette having image alignment aid
US6895106B2 (en) 2001-09-11 2005-05-17 Eastman Kodak Company Method for stitching partial radiation images to reconstruct a full image
US7953206B2 (en) 2008-09-24 2011-05-31 Fujifilm Corporation Radiographic image detection apparatus
US8275187B2 (en) 2008-09-24 2012-09-25 Fujifilm Corporation Radiographic image detection apparatus
JP2015165846A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影システム、画像処理装置、放射線画像撮影システムの制御方法、及び放射線画像撮影システムの制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6459094B1 (en) Method for stitching partial radiation images to reconstruct a full image
EP0170270A2 (en) Method of adjusting radiation image read-out conditions
US5732149A (en) Apparatus for extracting an irradiation field region from a radiation image
JPH0785247A (ja) エネルギーサブトラクション画像処理方法
JP4040222B2 (ja) 放射線画像の連結処理方法および放射線画像処理装置
EP0919858A1 (en) Method for reconstructing a radiation image of a body from partial radiation images
JP3925058B2 (ja) 放射線画像処理方法および放射線画像処理装置
JP2001307085A (ja) 画像の連結処理方法および画像処理装置
JP2001202507A (ja) 画像の位置合わせ処理方法および位置合わせ処理装置
JP4132373B2 (ja) 放射線画像の連結処理方法および放射線画像処理装置
JP3617751B2 (ja) 放射線画像の照射野認識方法および装置
JP4083337B2 (ja) 放射線画像の連結処理方法および放射線画像処理装置
JP2961437B2 (ja) 画像出力方法
JP2932022B2 (ja) 放射線画像の位置合せ方法
JP2000157519A (ja) 画像処理装置
JPH07264483A (ja) 放射線画像の位置合せ方法
JP3165538B2 (ja) 放射線画像の位置合せ方法および装置
JPS6139573Y2 (ja)
JP2004305417A (ja) 放射線画像の黒化処理方法および装置並びにプログラム
JP2952428B2 (ja) 放射線画像のエネルギーサブトラクション方法および装置
JP2002197440A (ja) 放射線画像データ処理方法および装置
JP4194124B2 (ja) 放射線画像取得装置
JPH02239598A (ja) 放射線撮影装置の露出補償装置
JP2004081424A (ja) 放射線画像撮影装置
JP2000235079A (ja) 放射線画像撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070703