JP2001306765A - 組織図処理装置 - Google Patents
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
Abstract
で容易に編集できるようにする。 【解決手段】 人事データベース50に組織図に関する
情報を記憶する。組織図作成部60は、該人事データベ
ース50から組織図情報を読出し、表示装置30の画面
に上記組織図を表示させる。組織図編集部70は、ユー
ザが、入力部20を介して、上記組織図上の社員や所属
部署に対して"移動"などを指示すると、該指示を実行
し、上記組織図を変更する。そして、その変更内容を人
事データベース50に反映させる。また、発令処理部9
0は、該組織図の変更により、人事異動がなされた社員
に対する発令レコード作成し、これを、発令履歴ファイ
ル56に格納する。この発令レコードは、印刷装置40
を介して人事発令書として印刷出力される。
Description
部署とその各部署に所属する各社員の識別情報が配置さ
れる組織図を処理する組織図処理装置に関する。
一般に組織図により管理している。また、会社や官庁な
どでは、組織変更や人事移動が定期的または不定期に行
われ、これにともなって、組織図を修正している。
は、情報処理装置を用いて行われるようになってきてお
り、該組織図は電子ファイルにおいて、データベースと
して管理されるようになってきている。また、その、該
組織図のデータベースに対するデータの入力作業は、情
報処理装置を介して人手によりおこなわれている。
は、最新の組織図を参照しながら、その紙面上で、試行
錯誤的に実施しているのがほとんどである。そして、最
終的に組織変更や人事移動が決定すると、新しく紙面上
に作成された組織図を参照しながら、上記組織図のデー
タベースの変更作業を実施する。
は、組織図のデータベースへのデータ入力までが電子化
されており、組織変更や人事移動などの作業は、人手に
より手作業で行っていた。このため、該組織変更や人事
移動などの作業などにおいて、人為的なミスが発生しが
ちであった。すなわち、例えば、誤って、複数の組織に
属する人がでてきたり、組織図上から漏れてしまう人な
どが発生するなどのミスが発生していた。
移動などで、多くの人員が異動の対象となる場合には、
上記のような人手による作業では処理能力に限界が生
じ、ミスも多発していた。
の作業を画面上で行えるようにすると共に、その作業結
果を組織図のデータベースに自動的に反映させることが
できるようにすることである。
会社組織を構成する複数の各部署毎に、その部署の当該
会社組織上における他部署との階層組織関係を示す階層
情報と、その部署を識別するための部署識別情報と、を
含む部署情報を記憶する部署情報記憶手段と、上記部署
情報記憶手段に記憶された各部署情報に基づいて、その
各部署情報内の部署識別情報が上記会社組織内での階層
組織関係で決まる位置に配置された組織図を作成し、そ
の作成された組織図を表示画面上に表示する第1表示手
段と、上記表示画面上に表示された組織図上において、
組織変更対象となる部署の部署識別情報の第1表示位置
と、その部署の組織変更先となる上記組織図上における
第2表示位置と、を任意に指定する表示位置指定手段
と、上記表示位置指定手段で指定された第1表示位置の
部署識別情報に対応する部署情報を上記部署情報記憶手
段に記憶された各部署情報の中から特定する特定手段
と、上記特定手段で特定された部署情報を、上記指定の
組織変更先となる第2表示位置に基づいた上記組織図上
での階層組織関係で決まる階層情報に変更した部署情報
に変更する部署情報変更手段と、上記組織変更対象とな
る部署の部署識別情報が当該組織図上において組織変更
先となる階層位置に配置変更された組織図を上記表示画
面上に表示する第2表示手段と、を具備したことを特徴
とする。
えて、上記組織図上での上記組織変更元となる第1表示
位置での組織変更対象の部署とは階層組織関係上で関連
する部署の第2部署情報と、上記上記組織図上での組織
変更先となる第2表示位置における階層と階層組織関係
で関連する部署の第3部署情報と、を上記部署情報記憶
手段に記憶された各部署情報の中から特定する第2特定
手段と、上記第2部署情報を、上記組織変更対象となる
上記部署が抜けた状態での階層関係を持った階層情報に
変更した部署情報に変更する第2部署情報変更手段と、
上記第3部署情報を、上記組織変更対象となる上記部署
が加わった状態での階層関係を持った階層情報に変更し
た部署情報に変更する第3部署情報変更手段と、を具備
したことを特徴とする。
えて、上記会社組織内での上記各部署に所属する各社員
毎に、その社員の所属する所属部署を含む社員情報を記
憶する社員情報記憶手段、上記社員情報記憶手段に記憶
された各社員情報の内で、上記部署情報変更手段で変更
された部署情報の部署を所属部署とする社員情報を対象
にして、その社員情報の変更を行う社員情報変更手段
と、とを具備したことを特徴とする。
えて、上記会社組織内での上記各部署に所属する各社員
毎に、その社員の所属する所属部署を含む社員情報を記
憶する社員情報記憶手段、上記社員情報記憶手段に記憶
された各社員情報の内で、上記部署情報変更手段で変更
された部署情報の部署を所属部署とする社員情報を対象
にして、その社員情報に対応する社員に対する上記部署
移動に伴う人事発令情報を生成する発令情報生成手段
と、とを具備したことを特徴とする。
を説明する。図1は、本発明の一実施例である人事デー
タ処理装置のシステム構成を示すブロック図である。
央処理装置であり、内部のメモリに格納さねるれている
プログラムを実行することにより、人事異動の処理及び
人事異動の発令処理などを実行する。
られたキーボード及びマウスなどのポインティング・デ
バイスなどから成る。この入力部20の操作情報は、不
図示の入力制御部を介してCPU10に送られる。
CD(液晶表示装置)などから成り、CPU10の制御
を受けて、組織図の図面の表示や該組織図を修正するた
めの画面等を表示する。
ルプリンタなどからなり、CPU10の制御を受けて、
人事異動の発令書などを印字出力する。人事データベー
ス50は、組織図を電子ファイルにより管理するデータ
ベースであり、所属ファイル52、社員ファイル54、
及び発令履歴ファイル56の各ファイルから構成されて
いる。
各部署(部、課など)に関する情報を格納しているファ
イルである。社員ファイル54は、会社に属している各
社員に関する情報を、各社員毎に、個別に格納している
ファイルである。
理部90によって作成される人事異動の発令レコードが
登録されるファイルであり、このファイルを検索するこ
とにより、個々の社員の人事異動の履歴を知ることがで
きる。
各レコードの構成については、後述説明する。組織図作
成部60は、ユーザが前記入力部20を介して組織図を
作成するための支援ツールであり、CPU10によって
実行されるソフトウェアまたは専用のハードウェアから
なる。該組織図の作成は、例えば、前記表示装置30に
表示される組織図作成用の入力画面を介しておこなわれ
る。組織図作成部60は、この入力画面の表示も制御す
る。そして、作成した組織図に対して。上記人事データ
ベース50の所属ファイル52と社員ファイル54を初
期作成する。
画面上に表示される組織図を、ユーザが前記入力部20
を介して、該画面上で編集するためのツールであり、C
PU10によって実行されるソフトウェアまたは専用の
ハードウェアからなる。組織図編集部70は、上記組織
図の画面表示も制御する。尚、この画面表示は、人事デ
ータベース50の所属ファイル52と社員ファイル54
から、それぞれ、所属ファイル52と社員レコード54
rを読み出すことにより行う。
部70が組織図の編集処理を実行する際に作業用レジス
タとして使用する複数のレジスタからなる。すなわち、
社員ファイル54のレコードが格納される5個のレジス
タA1,A2,A3,A4,A5、所属ファイル52の
レジスタが格納される2個のレジスタB1、B2、及び
画面に表示されている組織図上でユーザにより指定され
る位置のY座標が格納されるレジスタU1,U2から成
る。
に、人事異動の発令レコード56rを作成するツールで
あり、CPU10によって実行されるソフトウェアまた
は専用のハードウェアからなる。
部90が上記発令レコード56rを作成するとき、該レ
コード56rに設定する項目の一つである発令種類項目
を決定するために参照されるテーブルである。このテー
ブル100の構成については、後述、詳しく説明する。
集部70が組織図の編集処理を実行する際に作業用レジ
スタとして使用する複数のレジスタからなる。すなわ
ち、4個のレジスタS1,S2,T1,及びT2から成
る。レジスタS1には、組織図上で”移動”または”複
写”等の操作の対象に指定された第一の社員の所属コー
ドが格納される。また、レジスタS2には、上記”移
動”または”複写”操作の際に、移動先または複写先と
して指定された位置に最も近い位置に存在する第二の社
員の所属コードが格納される。
が属する組織のトップである社長または会長の所属コー
ドが設定される。さらに、レジスタT2には、上記第二
の社員が属する組織のトップである社長または会長の所
属コードが設定される。
0、印刷装置40、人事データベース50、組織図作成
部60、組織図編集部70、第一のレジスタ群80、発
令処理部90、及び第二のレジスタ群110は、バス1
40によって互いに接続されている。
している各ファイル52、54、56の各レコードのフ
ォーマット(形式)を示す図である。図2(a)は、所
属ファイル52に格納されるレコード(所属レコード)
52rのフォーマットを示す図である。
部署毎に作成されるレコードであり、「所属コード」、
「所属名」、「上位所属コード」、「同位所属コー
ド」、「下位所属コード」、「所属長」、「構成員」、
「X座標」、及び「Y座標」の各項目から構成されてい
る。
当てられるコード。ツリー構造の組織図のトップの部署
(例えば、社長職または会長職)の所属コードには、親
会社のトップ部署と子会社のトップ部署とが区別できる
ような特定のコードが割り当てられる。
る部署の所属コード。 同位所属コード:組織図内で該所属部署と同位に位置す
る部署の所属コード。
下位に位置する部署の所属コード。 所属長 :該所属部署を管理する管理職。 構成員 :該所属部署を管理する所属長の筆頭の
部下の社員コード。
の画面上での表示位置置のX座標。 Y座標 :該所属名の表示装置30の画面上での
表示位置のY座標。 上記各項目の中で、「上位所属コード」、「同位所属コ
ード」、及び「下位所属コード」の項目は、ツリー構造
の組織図で、所属部署のチェイン関係を管理するために
用いられる。
左下隅を原点とする直交X−Y座標系が設定される。す
なわち、Y座標軸は、画面の下から上に向かう垂直ベク
トルとなる。
れるレコード(社員レコード)54rのフォーマットを
示す図である。該社員レコード54rは、組織図内の各
社員に対して作成されるレコードであり、「所属コー
ド」、「社員コード」、「氏名」、「X座標」、「Y座
標」、「上位構成員」、及び「下位構成員」の各項目か
ら構成されている。
一意的に割当られるコード。 社員コード :該社員に一意的に割当られるコード。 氏名 :該社員の氏名。
る表示装置30の画面上での表示位置のX座標。 Y座標 :該社員の氏名が表示される表示装置3
0の画面上での表示位置のY座標。
いて、該社員よりも地位が上位の社員(上位構成員)の
社員コード。 下位構成員 :社内で、該所属部署において、該社員
よりも地位が下位の社員(下位構成員)の社員コード。
及び「下位構成員」の各項目は、所属部署内での各社員
の地位の上下関係を管理するためのリンク情報として用
いられる。
納されるレコード(発令レコード)56rのフォーマッ
トを示す図である。該発令レコード56rは、組織図の
変更により、人事異動の対象となった社員に対して発令
される発令書を作成するために用いられるレコードであ
り、「社員コード」、「発令種類」、及び「発令年月
日」の各項目から構成されている。
社員の社員コード。 発令種類 :該社員に対して発令された人事異動の
種類を示す情報 発令年月日 :該人事異動が発令された年月日。
る。図3(a)は、表示装置30の画面に表示される組
織図の一例を示す図である。
された人事部の組織図が示されている。この人事部は、
人事課と採用課とから構成されており、人事部は「山田
太郎」という氏名の部長が管理している。また、その
下位の部署である人事課は「田中 一郎」という氏名の
課長代理が、また、採用課は「斉藤桃子」という氏名の
課長代理が管理している。
部、人事課、及び採用課は、1または複数の社員を構成
員(要素)とするブロックとなっている。そして、これ
らのブロックがツリー状に接続されてツリー構造の階層
図を構成している。
によって変更可能である。図3(b)は、組織図編集部
70によって変更された上記人事部の組織図を示す図で
ある。図3(a)と(b)を比較すれば分かるように、
上記変更によって、人事課に所属していた「山本京子」
さんが、採用課に異動している。また、この異動におい
て、「山本京子」さんは、「高橋 次郎」さんの上位の
ポストに異動している。
なる「山本京子」さんを指定することにより行う。この
指定は、例えば、その表示位置を、マウスなどによりク
リックすることにより行う。次に、採用課の「高橋 次
郎」さんの位置を、「山本京子」さんの移動先として指
定する。この指定も、例えば、上記マウス操作により行
う。
ば、マウスなどのポインティング・デバイスを用いて、
該「山本京子」さんの表示をドラッグ操作して、採用課
の「高橋 次郎」さんの位置にドロップする操作により
行ってもよい。
さん及び「小林 五郎」の表示位置が画面の下方向(Y
座標の下位方向)に移動し、「高橋 次郎」さんの元の
表示位置に「山本京子」さんが表示される。
応する所属ファイル52と社員ファイル54とから構成
されるデータベースのデータ構造を示す図である。同図
には、所属ファイル52内に格納されている3個の所属
レコード52r−1、52r−2,及び52−3が示さ
れている。所属レコード52r−1は、人事部の所属レ
コード52rであり、所属レコード52r−2、52r
−3は、それぞれ、人事課、採用課の所属レコード52
rである。
た社員ファイル54に格納されている8個の社員レコー
ド54rが示されている。これらの〜の社員レコー
ド54rは、人事部に所属する各社員の社員レコード5
4rである。すなわち、
ある「山田 太郎」さんの社員レコード54r−1。 の社員レコード54r:人事課の課長代理である「田
中 一郎」さんの社員レコード54r−2 の社員レコード54r:人事課の社員である「鈴木
花子」さんの社員レコード54r−3 の社員レコード54r:人事課の社員である「山本
京子」さんの社員レコード54r−4 の社員レコード54r:人事課の社員である「佐藤
健太」さんの社員レコード54r−5 の社員レコード54r:採用課の課長代理である「斉
藤 桃子」さんの社員レコード54r−6 の社員レコード54r:採用課の社員である「高橋
次郎」さんの社員レコード54r−7 の社員レコード54r:採用課の社員である「山本
京子」さんの社員レコード54r−8 上記所属レコード52r−1〜52r−3と社員レコー
ド54r−1〜54r−8は、人事部の組織構成に従っ
てリンクがとられている。
2r−1は、「下位所属コード」項目がその下位の部署
である人事課の所属レコード52r−2を指している。
また、「所属長」項目が人事部の部長である「山田 太
郎」さんの社員レコード54r−1を指している。
は、その「上位所属コード」項目が上記人事部の所属レ
コード52r−1を指し、「同位所属コード」項目が採
用課の所属レコード52r−2を指している。さらに、
「所属長」項目が人事課の課長代理である「田中 一
郎」さんの社員レコード54r−2を指し、「構成員」
項目が「田中 一郎」さんの筆頭の部下(係長)である
「鈴木 花子」さんの社員レコード54r−3を指して
いる。
−3は、その「下位構成員」項目が筆頭の部下である
「山本 京子」さんの社員レコード54r−4を指して
いる。また、「山本 京子」さんの社員レコード54r
−4は、その「上位構成員」項目が上司である「鈴木
花子」さんの社員レコード54r−3を指すと共に、そ
の「下位構成員」項目が同僚であるが社内での位置が低
い「佐藤 健太」さんの社員レコード54r−5を指し
ている。また、「佐藤 健太」さんの社員レコード54
r−5は、その「上位構成員」項目がすぐ上の上司であ
る「山本 京子」さんの社員レコード54r−4を指し
ている。
「上位所属」項目は、人事部の所属レコード52r−1
を指している。また、その「所属長」項目は、採用課の
課長代理である「斉藤 桃子」さんの社員レコード54
r−6を指し、さらに、その「構成員」項目は「斉藤
桃子」さんの筆頭の部下である「高橋 次郎」さんの社
員レコード54r−7を指している。
54r−7は、その下位の社員である「小林 五郎」さ
んの社員レコード54r−8を指している。この「小林
五郎」さんの社員レコード54r−8の「上位構成
員」項目は、小林さんの上位の社員である「高橋 次
郎」さんの社員レコード54r−7を指している。
び社員ファイル54から、以上述べたような、所属レコ
ード52r及び社員レコード54rのリンク関係情報を
得て、図3(a)に示す組織図を表示装置30に画面表
示させる。
れたことにより、組織図編集部70によって変更される
所属ファイル52及び社員ファイル54内での人事部の
組織図のデータ構造を示す図である。
れた項目を有するレコードがデータが変更されたレコー
ドである。すなわち、人事異動の対象となった「山本
京子」さんの社員レコード54r−4以外に、人事課の
「鈴木 花子」さんの社員レコード54r−3と「佐藤
健太」さんの社員レコード54r−5、及び採用課の
「高橋 次郎」さんの社員レコード54r−7と「小林
五郎」さんの社員レコード54r−8が変更されてい
る。。また、採用課の所属レコード52r−3も変更さ
れている。
の下位の社員であった「山本 京子」さんが人事課から
採用課に異動し、かつ、採用課において「高橋 次郎」
さんの上位の社員となったために、上記「鈴木 花子」
さん、「佐藤 健太」さん、「高橋 次郎」、及び「小
林 五郎」さんの画面上での表示位置が変化するととも
に、人事課と採用課において社員構成に変化が生ずる。
このために、上記社員レコード54rが変更される。
た社員レコード54rの具体的変更内容とその理由を説
明する。まず、人事課の社員レコード54rの変更内容
について説明する。「鈴木 花子」さんの社員レコード
54r−3は、以前下位構成員であった「山本 京子」
さんが採用課のほうに異動したために、その下位構成員
が「佐藤健太」さんとなったために、「下位構成員」項
目が「佐藤 健太」さんの社員レコード54r−5を指
すように変更される。
54r−5は、以前上位構成員であった「山本 京子」
さんが採用課のほうに異動し、新たに「鈴木 花子」さ
んが上位構成員となったために、その「上位構成員」項
目が該「鈴木 花子」さんの社員レコード54r−3を
指すように変更される。また、さらに、その表示位置が
以前「山本 京子」さんが表示されていた位置に変更さ
れるために、「X座標」及び「Y座標」項目が上記位置
に変更される(Y座標が上位方向に変化する)。
さんがその所属長である「斉藤 桃子」さんの筆頭の下
位構成員となったために、採用課の所属レコード52r
−3ん「構成員」項目が「山本 京子」さんの所属レコ
ード52r−4を指すように変更される。
身の社員レコード54r−4は、まず、表示位置の変更
に伴い、「X座標」及び「Y座標」項目が、以前「高橋
次郎」さんが表示されていた位置に変更される(この
場合、Y座標は上位方向に変化する)。さらに、「上位
構成員」項目が、自分が同僚の中で最上位の構成員とな
ったためクリアされ、「下位構成員」項目 が「高橋
次郎」さんの社員レコード54r−7を指すように変更
される。
−7は、「山本 京子」さんが自分の上位構成員となっ
たために、その表示位置が下がるために「X座標」及び
「Y座標」項目が当該位置に変更される(この場合、Y
座標は下位方向に変化する)。また、「上位構成員」項
目が、「山本 京子」さんの社員レコード54r−4を
指すように変更される。
−8は、「高橋 次郎」さんと同様に、その表示位置が
下がるために「X座標」及び「Y座標」項目が当該位置
に変更される(この場合、Y座標は下位方向に変化す
る)。
織図の形態、及び該組織図を画面上で編集する操作の一
例を示す図である。図6に示された表示画面には、木構
造(ツリー構造)で示された2つの会社の組織図15
0、160が示されている。また、図6には、該組織図
150、160をベースにした社員の人事異動に係わる
各種操作の例が示されている。
あり、組織図160は、その親会社の子会社の組織図で
ある。組織図150においては、本部H1があり、その
本部H1の下に2つの部B1,B2があり、さらに部B
1の下に2つの課K1,K2がある。すなわち、この組
織図150は、本部H1をツリーのトップとし、この配
下に部B1と部B2が、さらに、部B1の配下に課K1
と課K2が属しているツリー構造の階層図となってい
る。そして、上記本部H1、部B1、部B2、課K1、
及び課K2が、1または複数の社員を構成員(要素)と
するブロックを構成しており、これらのブロックがツリ
ー状に接続されている。また、組織図160において
は、本部H2があり、その本部H2の下に2つの部B
4,B5がある。すなわち、この組織図150は、本部
H2をツリーのトップとし、この配下に部B3と部B4
が属しているツリー構造の階層図となっている。そし
て、上記本部H2、部B3、及び部B4が、1または複
数の社員を構成員(要素)とするブロックを構成してお
り、これらのブロックがツリー状に接続されている。ま
た、図6において、破線または実線の矩形211、21
2、213、214、及び215は、社員の表示を示し
ている。また、同一の符号が付与された矩形は破線、実
線の区別なく同じ社員を示している。また、矢印A,
B,C,D,及びEは,ユーザが表示装置30の画面上
で実行する人事異動の対象となった社員211〜215
に対する操作を示すものである。
3、214)から実線の矩形(211、212、21
3、214)へ向かう矢印A,B,C,及びEは”移
動”の操作を示している。また、実線の矩形(215)
から実線の矩形(215)へ向かう矢印Eは”複写”の
操作を示している。これらの”移動”及び”複写”の操
作は、例えば、ファンクション・キーまたはマウスなど
のポインティング・デバイスなどを操作することによっ
て行われる。
1を,親会社において、課K2から課K1に移動させる
操作である。この場合、課K1とK2は、共に、同じ部
B1に属するので、これは、人事異動の発令の種類にお
いて”異動”と定義する。また、この場合、社員211
のY座標は変化しないので、単なる所属の異動である。
2を,親会社において、課K4から課K3に移動させる
操作である。この場合、課K4とK3は、共に、同じ部
B2に属するので、これは、人事異動の発令の種類にお
いて”異動”と定義する。また、この場合、社員212
のY座標が上位の位置に変更したので、最終的に”異動
(昇格)”と定義する。
13を、親会社の課K4から子会社の部B3へ移動させ
る操作なので、人事異動の発令の種類において”出向”
と定義する。
4を,子会社の組織図のツリーのトップである本部H2
から親会社の部B2へ移動させる操作なので、人事異動
の発令の種類において”出向帰任”と定義する。
15を,親会社において、部B3のみならず課K1にも
属すようにする”複写”操作なので、人事異動の発令の
種類において”兼務”と定義する。
スにした人事異動操作の一例であり、本実施例において
は、これら以外にも、同一部署内での”昇格”や”降
格”などの、その他の各種人事異動に対応する操作も実
行される。
うな操作A〜Eが組織図上で実行されると、上記社員2
11〜215に対して図2(c)に示すフォーマットの
発令レコード56rを作成する。
Eに対応して上記発令レコード56rを作成する際に参
照する発令種情報テーブル100の内容を示す図であ
る。この発令種情報テーブル100は、その一行が、操
作の対象となった社員(当該社員)に対する、「発令の
種類」、「操作の属性」、「ツリーのトップ」、「所属
コード」、及び「座標」の各項目から構成されている。
類(「異動」、「異動(昇格)」、「出向」、「出向帰
任」、「兼務」、「昇格」、「降格」などがある)。
組織図上での操作の種類。 「ツリーのトップ」:該操作の前後での、該操作の対象
となった社員が属する組織図のツリーのトップの変化の
パターンを示す情報。
該操作の対象となった社員が属する部署の所属コードの
変化の有無を示す情報。 「座標」 :該操作の前後における、当該社員
の組織図上の配置位置のY座標の変化の方向を示す情
報。
示された組織図上で、社員に対して”移動”または”複
写”の操作が実行されると、発令種情報テーブル100
から上記「操作の属性」、「ツリーのトップ」、「所属
コード」、及び「座標」の各項目の内容が一致する「発
令の種類」項目の内容を読み出すことにより、発令の種
類を決定する。
おける画面上での組織図の編集操作には、社員を、同じ
所属部署内で”昇格”させる操作Fまたは”降格”させ
る操作Gも含まれるので、これらの操作に対する発令種
情報も、発令種情報テーブル100に登録される。ま
た、発令種情報テーブル100には、以上述べた以外
の、本実施例で実行される全ての組織図上での操作に対
応する”発令の種類”についても、それに対する上記各
項目の内容が登録されている。例えば、”削除”操作に
対する”発令の種類”についても、上記各項目の内容が
登録されている。
明する図である。組織の変更においては、ある課全体が
他の部に移動する場合もあり得る。図8に示された例
は、このような例である。
れた変更前の組織図である。同図(a)に示すように、
組織変更前においては、総務本部の下に、人事部と総務
部が属している。また、人事部の下には、人事課と採用
課が属している。すなわち、この組織図は、総務本部を
ツリーのトップとし、この配下に人事部と総務部が、さ
らに、人事部の配下に人事課と採用課が属しているツリ
ー構造の階層図となっている。そして、上記総務本部、
人事部、総務部、人事課、及び採用課が、1または複数
の社員を構成員(構成要素)とするブロックを構成して
おり、これらのブロックがツリー状に接続されている。
下から総務部の配下へ移動する組織変更を実行する場合
を考える。この場合、本実施例においては、ユーザは以
下のような操作を行う。
マウスのクリック操作などにより指定する。次に、該採
用課の移動先を指定するために、人事課の矩形枠321
の右横をマウスなどによりクリックする。
に、採用課の全体表示領域310が総務部の下に移動
し、総務部の矩形枠303と採用課の矩形枠311とが
垂線321によって接続される。また、人事課の全体表
示領域320も人事部の直下に移動し、人事部の矩形枠
301と人事課の矩形枠321とが垂線322によって
接続される。
形枠311を、マウスにより、総務部の矩形枠301の
下にドラッグするような操作を行ってもよい。このよう
に、図8(a)に示す組織図において、同図(b)に示
すように、採用課の所属を人事部から総務部に変更する
ことによって、組織図のデータ構造は変化することにな
る。
8(a)に示す変更前の組織図のデータ構造を示す図で
ある。同図には、〜の記号が付与された5個の所属
レコード52r−11、52r−12,52r−13、
52r−14,及び52−15が示されている。
部署を表している。
r−11 の所属レコード52r:人事部の所属レコード52r
−12 の所属レコード52r:人事課の所属レコード52r
−13 4の所属レコード52r:採用課の所属レコード52
r−14 5の所属レコード52r:総務部の所属レコード52
r−15 次に、これら5個の所属レコード52r−11〜52r
−15のチェイン構造を説明する。
52r−11から始まる。すなわち、総務本部の所属レ
コード52r−11の「下位所属」項目には、人事部の
所属レコード52r−12の所属コードが設定されてい
る。
の「上位所属」項目には、総務本部の所属レコード52
r−11の所属コードが設定されている。また、その
「同位所属」項目には、総務部の所属レコード52r−
15の所属コードが設定されている。さらに、その「下
位所属」項目には、人事課の所属レコード52r−13
の所属コードが設定されている。
13の「上位所属」項目には、人事部の所属レコード5
2r−12の所属コードが設定されている。また、その
「同位所属」項目には、採用課の所属レコード52r−
14の所属コードが設定されている。
2r−14の「上位所属」項目には、人事部の所属レコ
ード52r−12の所属コードが設定されている。そし
て、総務部の所属レコード52r−15の「上位所属」
項目には、総務本部の所属レコード52r−11の所属
コードが設定されている。
ードによる所属レコード52r−11〜52r−15の
チェイン構造を基に、所属ファイル52から所属レコー
ド52r−11〜52r−15を、順次、読み出して、
図8(a)に示す組織図を表示装置30に画面表示させ
る。
われたことにより、組織図編集部70によって変更され
る所属ファイル52での組織図のデータ構造を示す図で
ある。
ように、上記組織変更によって、当然のことながら採用
課の所属レコード52r−14が変更される。すなわ
ち、該所属レコード52r−14の「上位所属」項目に
は、総務部の所属コードが設定される。また、画面上で
の表示位置の変更に伴い、「X座標」及び「Y座標」の
項目も変更される(この場合、X座標のみが変更され
る)。さらに、総務部の所属レコード52r−15も変
更される。すなわち、該所属レコード52r−15の
「下位所属」項目に採用課の所属コードが設定され、採
用課が総務部属するようになったことが登録される。
事課が他の部に変更したため、採用課の所属レコード5
2r−13の「同位所属」項目がクリアされる。これに
より、採用課は、人事部の所属から外される。また、画
面上での表示位置も変更されるため、「X座標」及び
「Y座標」の項目も変更される(この場合、X座標のみ
が変更される)。
所属ファイル52に格納される所属レコード52r−1
1〜52r−15の変更である。このように、採用課の
所属が人事部から総務部に変更した場合、該採用課に属
する社員全員が人事異動の対象となる。
ないが、採用課及び人事課に属する社員の社員レコード
54rの「X座標」項目も変更されることになる。すな
わち、社員ファイル54の内容も変更される。
0の画面上で上述した図8に示すような組織図の変更を
行う操作方法を説明する図である。図11は、表示装置
30に画面表示された事業本部H1の組織図を示す図で
ある。同図に示すように、事業本部H3の下には、2つ
の部B6,B7がある。一方の部B6の下には2つの課
K11,K12がある。また、他方の部B7には、1つ
の課K13がある。尚、同図において、課K11以外は
社員の表示を省略している。すなわち、この組織図は、
事業本部H1をツリーのトップとし、この配下に部6と
部7が、さらに、部B6の配下に課K11と課K12
が,部B7の配下に課K13が属しているツリー構造の
階層図となっている。そして、上記本部H3,部B6、
部B7、課K11,課K12、及び課K13が、1また
は複数の社員を構成員(構成要素)とするブロックを構
成しており、これらのブロックがツリー状に接続されて
いる。
を部B4から部B5に移動する場合は、まず、入力部2
0を介して”移動”の機能を選択する。次に、マウスな
どのクリック操作により、課K11の所属名称を囲む矩
形(所属名称の矩形枠)を、移動対象として指定する。
次に、マウスなどのクリック操作により、課K13の右
横の位置を指定する。以上の操作により、課K11全体
が図11の矢印Pで示すように移動する。
に示すように変更される。すなわち、部B6の所属名称
の矩形枠とその配下の課K12の所属名称の矩形枠とが
垂線351で接続される。また、部B7の所属名称の矩
形枠と課K13と課K11の所属名称の矩形枠とが接続
される。このとき、課K13の表示位置が画面の左側方
向に平行移動する。
の上位部署の配下に移動させる場合には、まず、”移
動”の操作を選択する。そして、次に、その部署の所属
名称の矩形枠を移動対象として指定した後、その部署の
矩形枠の移動先を指定するだけでよい。これにより、該
指定した部署全体が上記上位部署と接続され、その配下
となる。尚、上記のような操作以外にも、マウスによる
ドラッグ操作を用いるようにしてもよい。
K11に属する全ての社員が異動の対象となる。したが
って、上記例では、図12に示す課K11の全社員A,
X,Y,及びZに対して”異動”の発令レコード56r
が作成される。
例であり、部署に対する”移動”の操作においても、自
社のみならず、他社(本社または子会社)への異動もあ
りえる。このとき、ある部署が自社から他社へ移動した
場合は、その部署に所属する社員は”出向”となる。ま
た、逆に、ある部署が他社から自社へ移動した場合は、
その部署に所属する社員は”出向帰任”となる。
て部署の移動が実行された場合に、発令処理部90が、
発令レコード56rを作成する際に参照する発令種情報
テーブル100の内容を示す図である。
一行が、「発令の種類」、「操作の属性」、及び「ツリ
ーのトップ」の各項目からなる。 「発令の種類」 :人事異動の発令の種類(「異
動」、「出向」、「出向帰任」など)。
での操作の種類(”移動”など)。 「ツリーのトップ」:該操作の対象となった部署が属す
る組織図のツリーのトップの変化のパターンを示す情
報。
示された組織図上で、ある所属部署に対して”移動”の
操作が実行されると、発令種情報テーブル100から上
記「操作の属性」と「ツリーのトップ」の各項目の内容
が一致する「発令の種類」項目の内容を読み出すことに
より、発令の種類を決定する。
移動させる操作の各種パターンを示す図である。同図
(a)は、部署Bの下に部署Cが所属している場合に、
部署Aを該部署Bと該部署Cの間に挿入させる操作を示
している。すなわち、この場合、部署Aが部署Bの上位
になる(上挿入)。この場合の操作は、例えば、以下の
ようにして行う。ユーザは、まず、部署Aを選択した
後、”上挿入”の機能を選択する。次に、部署Cの矩形
枠401の上部にマウスカーソル411を移動させ、マ
ウスをクリックして、該上部位置を指定する。
Cが所属している場合に、部署Aを該部署Cの下に所属
させる操作を示している。すなわち、この場合、部署A
は、部署Bの下位になる(下挿入)。この場合、ユーザ
は、まず、部署Aを選択した後、”下挿入”の機能を選
択する。次に、部署Cの矩形枠401の下部にマウスカ
ーソル411を移動させ、マウスをクリックして、該下
部位置を指定する。
署Cが所属している場合に、部署Aを該部署Bと同位に
所属させる操作を示している。すなわち、この場合、部
署Aは、部署Bと同位になる。また、この場合、部署A
を部署Bの右に位置させるので、”右下挿入”の操作と
なる。。この場合、ユーザは、まず、部署Aを選択した
後、”右挿入”の機能を選択する。次に、部署Cの矩形
枠401の右部にマウスカーソル411を移動させ、マ
ウスをクリックして、該右部位置を指定する。
ーチャートを参照しながら説明する。まず、組織図作成
部60が、人事データベース50の所属ファイル52及
び社員ファイル54に基づいて、現時点での組織図を作
成する(S1)。
30の画面に表示させる(S2)。以上の処理により、
例えば、図3(a)に示すような組織図が画面表示され
る。
組織図に対する人事異動処理を実行するために、”移
動”または”複写”のいずれかの操作を指定する(S
3)。組織図編集部70は、上記機能指定がなされる
と、例えば、「移動または複写の対象となる社員または
部署の位置(元位置)を指定して下さい」というメッセ
ージを、表示装置30の画面のメッセージ表示領域に表
示させる。
と、操作の対象となる社員または部署を、入力部20に
設けられたマウスなどのポインティング・デバイス等に
より指定する(S4)。
は部署の矩形枠表示内をマウスによりクリックすること
によってなされる。組織図編集部70は、上記指定位置
のY座標をレジスタU1に記憶する(S5)。
あるか否かを、所属ファイル52を参照して判別する
(S6)。すなわち、この場合には、所属ファイル52
に格納されている、現在、表示装置30に画面表示され
ている組織図に配置されている部署の所属レコード52
rについて、その「X座標」及び「Y座標」項目を参照
することにより、上記指定位置が部署の矩形枠表示内で
あるか否かを判別する。また、社員ファイル54内に格
納されている、現在、表示装置30に画面表示されてい
る組織図に配置された社員レコード54rについて、そ
の「X座標」及び「Y座標」項目を参照することによ
り、上記指定位置が社員の表示領域内であるか否かを判
別する。
あれば(ステップS6,NO),その社員を、画面表示
されている組織図上のユーザにより指定された位置に”
移動”または”複写”する処理を実行する(S7)。こ
のステップS7の社員移動・複写処理は、前述した図6
に示す各種操作に対応した処理である。
処理の詳細を説明する図である。この処理では、組織図
編集部70は、まず、図14のステップS4で指定され
た元位置の(X,Y)座標をキーとして、社員ファイル
54に格納されている現在、表示装置30に画面表示さ
れている組織図に配置されている全ての社員レコード5
4rについて、その「X座標」及び「Y座標」項目を検
索する(S21)。
員レコード54rを社員ファイル54から読出し、その
内容をレジスタAに格納する(S22)。次に、上記該
当社員レコード54rの所属する組織図のツリーのトッ
プの所属コードを検索し、その所属コードをレジスタT
1に格納する(S23)。
の「所属コード」項目に設定されている所属コードを有
する所属レコード52rを起点として、所属レコード5
2rのチェインを上位所属方向に検索することにより行
う。
記該当社員レコード54rの「所属コード」項目をレジ
スタS1に格納する(S24)。次に、組織図編集部7
0は、表示装置30の画面上に「移動先または複写先の
位置(先位置)を指定して下さい」というメッセージを
表示させる。
部20を介して、マウスなどのクリック操作などによ
り、”移動先”または”複写先”の位置(先位置)を指
定する(S25)。
Y)座標をCPU10から受取り、そのY座標をレジス
タU1に格納する(S26)。続いて、組織図編集部7
0は、上記先位置の(X,Y)座標を基に、社員ファイ
ル54を参照して、該(X,Y)座標に該当する社員レ
コード54rを検索する(S27)。
員ファイル54から読み出すと、これを、レジスタA2
に格納する(28)。続いて、上記ステップS23と同
様にして、上記該当社員レコード54rの所属する組織
図のツリーのトップの所属コードを検索し、その所属コ
ードをレジスタT2に格納する(S29)。
該当社員レコード54rの「所属コード」項目をレジス
タS2に格納する(S30)。さらに、続いて、図15
のフローチャートのステップS3で指定された操作の属
性が”移動”または”複写”のいずれであるかを判別す
る(S31)。
ば、次に、レジスタA1に格納されている社員レコード
54rの「上位構成員」項目を参照して、該社員レコー
ド54rに該当する社員(操作対象社員)に上位構成員
が存在するか否かを判別する(S32)。
位構成員の社員レコード54rを社員ファイル54から
読出し、レジスタA3に格納する(S33)。次に、上
記操作対象社員に下位構成員がいるか否かをレジスタA
1に格納されている該対象社員の社員レコード54rの
「下位構成員」項目を参照して調べ、下位構成員が存在
するか否か判別する(S34)。
4,YES),上記レジスタA1に格納されている社員
レコード54r、すなわち、上記操作対象社員の社員レ
コード54rを社員ファイル54から削除する(S3
5)。続いて、レジスタA1に格納されている社員レコ
ード54rの「下位構成員」項目に、レジスタA4に格
納されている社員レコード54rの「社員コード」項目
をコピーする(S37)。
属していた部署において、該操作対象社員が除かれ、レ
ジスタA3に格納されている該操作対象社員の上位構成
員の社員レコード54rとレジスタA4に格納されてい
る下位構成員の社員レコード54rとが、該上位構成員
の社員レコード54rの「下位構成員」項目によって、
直接、リンクされる。
レジスタA3に格納されている社員レコード54rを社
員ファイル54に書き込む(S38)。これにより、更
新された上記上位構成員の社員レコード54rが社員フ
ァイル54に書き込まれる。
員レコード54rの「上位構成員」項目にレジスタA3
に格納されている社員レコード54rの「社員コード」
項目の内容をコピーする(S39)。
員の社員レコード54rと下位構成員の社員レコード5
4rとが、該下位構成員の「上位構成員」項目によっ
て、直接、リンクされる。
員レコード54rの「Y座標」項目を”1”デクリメン
トする(S47)。そして、以上のようにして変更され
たレジスタA4に格納されている社員レコード54rを
社員ファイル54に書き込む(S48)。
て、上記上位構成員と上記下位構成員とが直接リンクさ
れる。一方、上記ステップS34で下位構成員が存在し
なければ(S34,NO),レジスタA3に格納されて
いる「下位構成員」項目をクリアする(S40)。
り、該操作対象社員の上位構成員に下位構成員がいなく
なる。次に、上記レジスタA3に格納されている社員レ
コード54rを社員ファイル54に書き込み(S4
1)、後記ステップS52の処理に移る。
社員レコード54rが社員ファイル54に書き込まれ
る。この結果、人事データベース50上で、上記操作対
象社員が所属していた部署には、該操作対象社員の上位
構成員であった社員のみが所属することになる。
象社員の上位構成員が存在しなければ(S32,N
O),レジスタA1に格納されている社員レコード54
rから、「所属コード」項目を読み出し、この社員レコ
ード54rをレジスタB1に格納する(S42)。
レコード54rの「下位構成員」項目を参照して、上記
操作対象社員に下位構成員が存在するか否かを判別する
(S43)。
43,NO),後記ステップS52に移行する。一方、
下位構成員が存在すれば(S43,YES),上記「下
位構成員」項目に設定されている社員コードを有する上
記下位構成員の社員レコード54rを社員ファイル54
から読出し、これをレジスタA4に格納する(S4
4)。
レコード52rの「構成員」項目にレジスタA4に格納
されている社員レコード54rの「社員コード」をコピ
ーする(S45)。
レコード54rの「上位構成員」項目をクリアする(S
46)。続いて、レジスタA4に格納されている社員レ
コード54rの「Y座標」項目を”1”デクリメントす
る(S47)。そして、以上のようにして変更されたレ
ジスタA4に格納されている社員レコード54rを社員
ファイル54に書き込む(S48)。
には、上記操作対象社員が所属していた部署の筆頭の社
員として、該操作対象社員の下位構成員であった社員が
登録される。
が格納されている社員の下位構成員が存在するか否か
を、該社員レコード54rの「下位構成員」項目を参照
することにより、判断する(S49)。
9,YES),該「下位構成員」項目に設定されている
社員コードを有する社員レコード54rを社員ファイル
54から読み出す。この社員レコード54rは、上記下
位構成員の社員レコード54rである。そして、この社
員レコード54rをレジスタA5に格納する(S5
0)。
レコード54rをレジスタA4にコピーする(S5
1)。そして、再び、上記ステップS47〜S48の処
理を実行する。
員の下位構成員の社員レコード54rにおいて、「Y座
標」項目が”1”デクリメントされる。すなわち、組織
図が画面表示される際、その表示位置が、一行分、上
(Y座標の上位方向)に移動する。
存在しないと判別されるまで(S49,NO),上記ス
テップS47〜S51の処理が繰り返される。すなわ
ち、前記操作対象社員の下位に位置していた全ての社員
について、その表示位置を、一行分、上に移動させるた
めの処理が、それらの社員の社員レコード54rの「Y
座標」項目に対して施される。
存在しないと判別すると、後記ステップS52の処理に
移る。以上の処理により、人事データベース50におい
て、上記操作対象社員が所属していた部署から該操作対
象社員が削除されると共に、該操作対象社員の下位社員
であった社員の表示位置が一行分、上(Y座標の上位方
向)に移動する。
おいて、前記操作対象社員の元の所属部署の社員構成が
変更される。続いて、図16のフローチャートに示すス
テップS52以降の処理を説明する。上記ステップ41
及び上記ステップS43でNOと判別された場合、さら
には、前記ステップS31で、指定された操作の属性
が、”複写”であると判別された場合にも、このステッ
プS52に移行する。
員の移動先または複写先の部署の社員構成を変更する処
理である。ステップ52では、レジスタA2に社員レコ
ード54rが格納されている社員の上位構成員が存在す
るか否かを、該社員レコード54rの「上位構成員」項
目を参照することにより判別する。
(S52,NO),レジスタA2に格納されている社員
レコード54rの「所属コード」項目に設定されている
所属コードを有する所属レコード52rを所属ファイル
52から読出し、これをレジスタB2に格納する(S5
3)。
ファイル52rの「構成員」項目にレジスタA1に格納
されている社員レコード54rの「社員コード」をコピ
ーする(S54)。
員レコード54rの「上位構成員」項目をクリアする
(S55)。以上の処理により、レジスタA1に社員レ
コード54rが格納されている移動または複写の対象と
なった社員(操作対象社員)がその移動先または兼務先
の部署で筆頭の社員となるように設定される。
存在すれば(S52,YES),レジスタA1に格納さ
れている社員レコード54rの「上位構成員」項目に、
レジスタA2に格納されている社員レコード54rの
「上位構成員」項目の内容をコピーする(S56)。
先または兼務先の部署でレジスタA2に社員レコード5
4rが格納されている社員の下位構成員として設定され
る。上記ステップS55またはS56の処理を行った
後、レジスタA1に格納されている社員レコード54r
の「所属コード」項目に、レジスタA2に格納されてい
る社員レコード54rの「所属コード」項目の内容をコ
ピーする(S57)。
レコード54rの「X座票」項目と「Y座票」項目の内
容を、レジスタA1に格納されている社員レコード54
rの「X座票」項目と「Y座票」項目にコピーする(S
58)。
容が変更された上記操作対象社員の社員レコード54r
を、社員ファイル54に書き込む(S59)。続いて、
レジスタB2に格納されている所属レコード52rを所
属ファイル52に書き込む(S60)。
0上に、上記操作対象社員の異動先または兼務先の部署
での配置位置が登録される。次に、レジスタA2に格納
されている社員レコード54rの「Y座標」項目を”
1”インクリメントする(S61)。
納されている社員レコード54rを社員ファイル54に
書き込む(S62)。これにより、人事データベース5
0上で、レジスタA2に社員レコード54rが格納され
ている社員が、組織図上で、上記操作対象社員の下位構
成員として登録される。
レコード54rの「下位構成員」項目に社員コードが設
定されているか、すなわち、レジスタA2に社員レコー
ド54rが格納されている社員に下位構成員が存在する
か否かを判別する(S63)。
3,YES)、上記「下位構成員」項目に設定されてい
る社員コードを有する社員の社員レコード54rを社員
ファイル54から読み出す。そして、この社員レコード
54rをレジスタA5に格納する(S64)。
ード54rをレジスタA2に格納し(S65)、前記ス
テップS61に戻る。続いて、このレジスタA2に新た
に格納された社員レコード54rに対して、前記ステッ
プS61〜S62の処理を実行する。そして、再び、前
記ステップS63で、レジスタA2に格納されている社
員レコード54rの「下位構成員」項目に所属コードが
設定されているか否か判別する。そして、所属コードが
設定されていなければ(S63,NO)、処理を終了す
る。
は、上記移動または複写の対象となった社員が新たに所
属することになった部署において、該社員の下位構成員
となる社員の組織図上での表示位置が、一行分、下がる
ように登録される。
らば、「山本 京子」さんの異動先の「採用課」におい
て、「高橋 次郎」さん及び「小林 五郎」さんの表示
位置が、一行分、下がることになる。
る。上述した、組織図編集部70による図16及び図1
7のフローチャートに示すステップS7の社員移動・複
写処理が終了すると、今度は、発令処理部90が、前記
レジスタS1,S2,T1,T2、U1並びに及びU2
に格納されている内容、及び操作の種類(移動または複
写)を基に、発令種情報テーブル100を参照して、上
記操作対象社員の人事異動に伴って、発令の対象となる
全ての社員に対して、その発令の種類を決定する発令の
種類を決定する(S8)。発令の種類は、「操作の属
性」(移動または複写)、「ツリーのトップの変化」、
及び「社員の所属コードの変化」の3種類の情報の組み
合わせによって、決定される。
化」については、レジスタT1とT2に設定されている
所属コードを調べることによって判断する。また、「社
員の所属コードの変化」については、レジスタS1とS
2に設定されている所属コードを調べることによって判
断する。さらに、「操作の属性」は、前記ステップS3
によってユーザによって指定された操作によって判断す
る。
することにより、下記の”発令の種類”を決定する。 異動:「操作の属性」が”移動”かつ「ツリーのトップ
の変化」が”自社→自社”かつ「社員の所属コードの変
化」が”変化”である。
らに、”Y座標が上位に変化”したという条件が加わっ
た場合。 出向:「操作の属性」が”移動”かつ「ツリーのトップ
の変化」が”自社→他社”かつ「社員の所属コードの変
化」が”変化”である。
「ツリーのトップの変化」が”他社→自社”かつ「社員
の所属コードの変化」が”変化”である。 兼務:「操作の属性」が”複写”かつ「ツリーのトップ
の変化」が”自社→自社”かつ「社員の所属コードの変
化」が”変化”である。
リーのトップの変化」が”自社→自社”、「社員の所属
コードの変化」が”変化”、かつ”Y座標が上位に変
化”した場合である。
リーのトップの変化」が”自社→自社”、「社員の所属
コードの変化」が”変化”、かつ”Y座標が下位に変
化”した場合である。
した後、図2(c)に示すフォーマットの発令レコード
を作成し、この発令レコードを、発令履歴ファイル56
に書き込む(S9)。
よって更新された所属ファイル52と社員ファイル54
から、それぞれ、所属レコード52rと社員レコード5
4rを読みだして、新たな組織図を作成する(S1
3)。
表示させる(S14)。以上の処理によって、表示装置
30の画面上で、図3(a)に示す組織図において、
「山本 京子」さんを「人事課」から「採用課」の「高
橋 次郎」さんの上位に”移動”する操作を行った場
合、組織図の表示は図3(b)に示すように変化する。
が”所属表示”の位置であると判別すると(S6,YE
S)、図18のフローチャートにその処理の詳細を示す
所属移動処理を実行する(S10)。
明する。組織図編集部70は、まず、所属ファイル52
において、図15のフローチャートのステップS4で指
定された元位置の(X座標、Y座標)に最も近い(X座
標、Y座標)が、「X座標」、「Y座標」項目に設定さ
れている所属レコード52r(該当所属レコード52
r)を検索する(S101)。
属レコード52rを読み出し、これをレジスタB1に格
納する(S102)。続いて、上記該当所属レコード5
2rの「上位所属コード」項目に設定されている所属コ
ードを起点とする所属レコード52rのチェインを上位
所属方向にたどりながら、組織図のツリーのトップの所
属レコード52rを検索する処理を、所属ファイル52
に対して実行する。そして、そのツリーのトップの所属
レコード52rを所属ファイル52から読み出すと、そ
の所属レコード52rの「所属コード」項目に設定され
ている所属コードを、レジスタT1に格納する(S10
3)。
の画面上に”指定した所属部署の移動先(先位置)を指
定して下さい”というメッセージを表示させる。ユーザ
は、このメッセージにしたがって、マウスなどのポイン
ティング・デバイスなどを操作して、表示装置30の画
面に表示されている組織図上で、上記指定した所属部署
の移動先(先位置)を指定する(S104)。
た先位置の座標情報(X座標、Y座標)をCPU10か
ら受け取ると、その(X座標、Y座標)を、所属ファイ
ル52に格納されている所属レコード52rの「X座
標」項目、「Y座標」項目と比較する。そして、上記先
位置が組織図上のいずれかの所属部署の所属名の上下、
または右の位置に該当するか否かを判別する(S10
5)。
場合には(S105,NO),”エラーメッセージ”を
画面に表示させて、再び、ステップ104に戻る。一
方、ユーザの指定した先位置が所属名の矩形枠の上下、
または右の位置に該当する所属レコード52rが存在す
る場合には、該所属レコード52rを所属ファイル52
から読出し、これをレジスタB2に格納する(S10
6)。
レコード52rの「上位所属」項目に設定されている所
属コードを起点として、所属レコード52rのチェイン
を上位所属方向にたどりながら、所属ファイル52に格
納されている組織図のツリーのトップの所属レコード5
2rを検索する。そして、そのツリーのトップの所属レ
コード52rの所属コードを、レジスタT2に格納する
(S107)。
属レコード52rを所属ファイル52から削除する(S
108)。これにより、ユーザにより”移動”操作され
た「所属名」を有する所属レコード52rが所属ファイ
ル52から削除される。
所属ファイル52から削除された所属レコード52r
(削除所属レコード52r)とその「上位所属」、「同
位所属」、及び「下位所属」項目を介してリンクされて
いた所属レコード52rを修正する(S109)。
項目に上記削除所属レコード52rの所属コードが設定
されている所属レコード52rがあれば、その所属レコ
ード52rの「下位所属」項目を修正する。また、「同
位所属」項目に、上記削除所属レコード52rの所属コ
ードが設定されている所属レコード52rがあれば、そ
の所属レコード52rの「同位所属」項目及び必要に応
じて「X座標」項目を修正する。さらに、「上位所属」
項目に、上記削除所属レコード52rの所属コードが設
定されている所属レコード52rがあれば、その所属レ
コード52rの「上位所属」項目及び「Y座標」項目に
ついても修正する。また、この所属レコード52rにさ
らに下位の所属レコード52rがチェインされている場
合には、それらの所属レコード52rについても「Y座
標」項目を修正する。
「X座標」または「Y座標」項目が修正された所属レコ
ード52rに対応する所属部署に属する各社員の社員レ
コード54rの「X座標」または「Y座標」項目を修正
する(S110)。
属レコード52rに対応する部署を、組織図上の上記指
定された先位置に配置するために、その所属レコード5
2rの内容(「上位所属」、「同位所属」、または「下
位所属」項目など)を修正する(S111)。
レコード52rに対応する部署に所属する各社員の社員
レコード54rを社員ファイル54から読出し、これら
の社員レコード54rの「X座標」、「Y座標」項目を
修正し、修正後、これらの社員レコード54rを社員レ
コード54rに書き込む(S112)。
属レコード52r、及び該レジスタB2に所属レコード
52rが格納されている部署の移動に伴って、組織図上
での位置が変化する部署の所属レコード52rについ
て、それらの内容を修正する(S113)。この処理
は、例えば、図14に示すように、”移動”操作の対象
として指定された所属部署Aが、マウスカーソル411
の示す先位置の指定により、部署Bの配下に移動するこ
とによって生じる組織図の変更に伴う処理である。図1
4(a)の場合には、レジスタB2に格納されている部
署Cの所属レコード52rの内容(「上位所属」項目及
び「Y座標」項目)が変更される。また、図14(c)
の場合にも、レジスタB2に格納されている部署Cの所
属レコード52rの内容(「同位所属」項目)が変更さ
れる。これらの修正処理は、該当する所属レコード52
rを所属ファイル52から読出すことによって実行さ
れ、修正後、上記該当する所属レコード52rは、社員
ファイル54に書き込まれる。
(所属レコード52rの「X座標」、「Y座標」項目)
が修正された部署に所属する社員レコード54rを社員
ファイル54から読出し、該社員レコード54rの「X
座標」、「Y座標」項目を修正する。そして、修正後、
該社員レコード54rを社員ファイル54に書き込む
(S114)。
0の所属移動処理が終了し、人事データベース50にお
いて、組織図のツリー構造及び社員の組織図上での配置
位置(表示位置)が修正される。
説明に戻る。上述のようにして、組織図編集部70によ
りステップS10の所属移動処理が終了すると、発令処
理部90が、図13に示す発令種情報テーブル100を
参照して、該処理において求められたレジスタT1,T
2,及びユーザの指定した操作の属性を基に、発令の種
類を決定する(S11)。
動」、「出向」、及び「出向帰任」等がある。「異動」
は、操作の属性が”移動”でかつツリーのトップの変化
が、自社→自社(レジスタT1とレジスタT2の両方
に、自社のトップを示す所属コードが格納されている)
の場合である。また、「出向」は、操作の属性が”移
動”でかつツリーのトップの変化が、自社→他社(レジ
スタT1には自社のトップを示す所属コードが、レジス
タT2には、他社のトップを示す所属コードが格納され
ている)の場合である。さらに、「出向帰任」は、操作
の属性が”移動”でかつツリーのトップの変化が、他社
→自社(レジスタT1には他社のトップを示す所属コー
ドが、レジスタT2には、自社のトップを示す所属コー
ドが格納されている)の場合である。
すると、上記操作の対象となった部署に属する社員に対
する図2(c)に示すフォーマットの発令レコード56
rを作成する。そして、該発令レコード56rを発令履
歴ファイル56に書き込む(S12)。
は、レジスタB1に格納されている所属レコード52r
の「所属長」項目にと「構成員」項目に設定されている
社員コードを基に、知ることができる(図4参照)。
4の処理を実行し、表示装置30の画面にユーザの操作
によって変更された組織図を表示させる。また、フロー
チャートには示していないが、ユーザが入力部20から
コマンド等を入力することによって発令書の印刷出力を
指示することにより、発令履歴ファイル56に書き込ま
れた発令レコード56rが読み出され、印刷装置40を
介して発令書が出力される。
組織図を画面上で、マウスなどのポインティング・デバ
イスを用いながら、容易に変更することができる。ま
た、この変更を人事データベース50を構成する社員フ
ァイル54と所属ファイル52に直ちに反映させること
ができる。さらに、組織図の変更に伴って、異動の対象
となる社員に対する発令レコードを自動的に作成し、こ
れを発令履歴ファイル56に格納する。そして、この発
令履歴ファイル56に格納された発令レコードを基に、
印刷装置40を介して発令書を印刷出力することもでき
る。
を、画面上で迅速かつ正確に実行することができる。
尚、上記実施例では、組織図上での操作として、”移
動”、”複写”を実行可能であるが、これら以外にも”
削除”など他の操作を、付加するようにしてもよい。ま
た、変更前の組織図を消さずに残しておいて、変更後の
組織図を異なる色で表示させることにより、変更の様子
を画面上で認識できるようにしてもよい。
例を取り上げたが、本発明は、これ以外にも、例えば、
メインルーチンとサブルーチンの関係が階層構成により
表現されたソフトウェアの設計書などのような、上位要
素(上位概念)と下位要素(下位概念)との関係が階層
構成により表現される全ての階層図の編集処理に適用可
能なものである。
成する各部署の部署識別情報をその会社組織内での階層
組織関係で決まる位置に配置した組織図上において、組
織変更対象となる所望する部署の表示位置を指定してそ
の組織図上での他の表示位置に移動することで、その部
署の部署情報をその組織図上におけるその移動先の階層
組織関係で決まる階層情報を含む部署情報に自動的に変
更することができるものであり、会社組織における組織
構成の変更を組織図上における移動操作により簡易に行
うことができる。
加えて、上記移動対象となる部署の組織図上における移
動に伴い、その移動対象部署とはその移動元の位置にお
いて階層組織関係で関連する第2部署の部署情報と、そ
の移動対象部署とはその移動先の位置において階層組織
関係で関連する第3部署の部署情報も同時に変更するよ
うにしたので、上記移動対象部署の移動に伴いその影響
が出る各部署を含めた組織全体の修正が可能となる。
加えて、上記移動対象となる部署の組織図上における移
動に伴い、その移動対象となる部署に所属する社員の社
員情報も自動的に変更することができる。
加えて、上記移動対象となる部署の組織図上における移
動に伴い、その移動対象となる部署に所属する社員を対
象にして、その組織変更に伴うその各社員に対する人事
発令を自動生成することができる。
図である。
ドのフォーマットを説明する図である。
う際の操作の一例を示す図である。
ている人事データベース50の内部構成を説明する図で
ある。
ている人事データベース50の内部構成を説明する図で
ある。
動を行う際の、画面上での操作の種類を説明する図であ
る。
きに作成される発令レコードのフォーマットを示す図で
ある。
動を行う際の操作の一例を示す図である。
構造を管理している人事データベース50の内部構成を
説明する図である。
ー構造を管理している人事データベース50の内部構成
を説明する図である。
移動を行う操作の一例を説明する図である。
である。
移動を行う操作を実行した際に、作成される発令レコー
ドのフォーマットを示す図である。
移動を行う各種操作を説明する図である。
ーチャートである。
フローチャート(その1)である。
フローチャート(その2)である。
チャート(その2)である。
Claims (4)
- 【請求項1】会社組織を構成する複数の各部署毎に、そ
の部署の当該会社組織上における他部署との階層組織関
係を示す階層情報と、その部署を識別するための部署識
別情報と、を含む部署情報を記憶する部署情報記憶手段
と、 上記部署情報記憶手段に記憶された各部署情報に基づい
て、その各部署情報内の部署識別情報が上記会社組織内
での階層組織関係で決まる位置に配置された組織図を作
成し、その作成された組織図を表示画面上に表示する第
1表示手段と、 上記表示画面上に表示された組織図上において、組織変
更対象となる部署の部署識別情報の第1表示位置と、そ
の部署の組織変更先となる上記組織図上における第2表
示位置と、を任意に指定する表示位置指定手段と、 上記表示位置指定手段で指定された第1表示位置の部署
識別情報に対応する部署情報を上記部署情報記憶手段に
記憶された各部署情報の中から特定する特定手段と、 上記特定手段で特定された部署情報を、上記指定の組織
変更先となる第2表示位置に基づいた上記組織図上での
階層組織関係で決まる階層情報に変更した部署情報に変
更する部署情報変更手段と、 上記組織変更対象となる部署の部署識別情報が当該組織
図上において組織変更先となる階層位置に配置変更され
た組織図を上記表示画面上に表示する第2表示手段と、 を具備したことを特徴とする組織図処理装置。 - 【請求項2】上記組織図上での上記組織変更元となる第
1表示位置での組織変更対象の部署とは階層組織関係上
で関連する部署の第2部署情報と、上記上記組織図上で
の組織変更先となる第2表示位置における階層と階層組
織関係で関連する部署の第3部署情報と、を上記部署情
報記憶手段に記憶された各部署情報の中から特定する第
2特定手段と、 上記第2部署情報を、上記組織変更対象となる上記部署
が抜けた状態での階層関係を持った階層情報に変更した
部署情報に変更する第2部署情報変更手段と、 上記第3部署情報を、上記組織変更対象となる上記部署
が加わった状態での階層関係を持った階層情報に変更し
た部署情報に変更する第3部署情報変更手段と、 を具備したことを特徴とする請求項1記載の組織図処理
装置。 - 【請求項3】上記会社組織内での上記各部署に所属する
各社員毎に、その社員の所属する所属部署を含む社員情
報を記憶する社員情報記憶手段、 上記社員情報記憶手段に記憶された各社員情報の内で、
上記部署情報変更手段で変更された部署情報の部署を所
属部署とする社員情報を対象にして、その社員情報の変
更を行う社員情報変更手段と、 とを具備したことを特徴とする請求項1記載の組織図処
理装置。 - 【請求項4】上記会社組織内での上記各部署に所属する
各社員毎に、その社員の所属する所属部署を含む社員情
報を記憶する社員情報記憶手段、 上記社員情報記憶手段に記憶された各社員情報の内で、
上記部署情報変更手段で変更された部署情報の部署を所
属部署とする社員情報を対象にして、その社員情報に対
応する社員に対する上記部署移動に伴う人事発令情報を
生成する発令情報生成手段と、 とを具備したことを特徴とする請求項1記載の組織図処
理装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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ID=18960338
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3424674B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP7385785B1 (ja) * | 2023-08-04 | 2023-11-22 | 株式会社ビズリーチ | 表示装置、表示方法及び表示プログラム |
-
2001
- 2001-04-06 JP JP2001108146A patent/JP3424674B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7395042B1 (ja) | 2022-11-18 | 2023-12-08 | 株式会社ビズリーチ | 表示装置、表示方法及び表示プログラム |
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JP2024073839A (ja) * | 2022-11-18 | 2024-05-30 | 株式会社ビズリーチ | 表示装置、表示方法及び表示プログラム |
JP2024074220A (ja) * | 2022-11-18 | 2024-05-30 | 株式会社ビズリーチ | 表示装置、表示方法及び表示プログラム |
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JP7385785B1 (ja) * | 2023-08-04 | 2023-11-22 | 株式会社ビズリーチ | 表示装置、表示方法及び表示プログラム |
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