JP2001306515A - 情報提供装置 - Google Patents
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- JP2001306515A JP2001306515A JP2000126157A JP2000126157A JP2001306515A JP 2001306515 A JP2001306515 A JP 2001306515A JP 2000126157 A JP2000126157 A JP 2000126157A JP 2000126157 A JP2000126157 A JP 2000126157A JP 2001306515 A JP2001306515 A JP 2001306515A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クライアント情報や加工情報の漏洩を防止す
る。 【解決手段】 遊技場に関する情報提供装置について、
サーバー10は、クライアント情報14をクライアント
40a,40b,…,40zに送信し、管理する情報の
中で指定された指定情報を情報受信装置20に送信す
る。それぞれのクライアント40a,40b,…,40
zは、サーバー10から受信したクライアント情報14
を復号化し、復号化したクライアント情報と自己のクラ
イアント情報42a,42b,…,42zとに基づいて
加工および暗号化した加工情報16をサーバー10に送
信する。情報受信装置20は、サーバー10から受信し
た指定情報を復号化する。クライアント情報14および
加工情報16についてサーバー10とクライアント40
a,40b,…,40zとの間での送受信やサーバー1
0で管理する間は暗号化されているので、これらの情報
内容の漏洩を防止することができる。
る。 【解決手段】 遊技場に関する情報提供装置について、
サーバー10は、クライアント情報14をクライアント
40a,40b,…,40zに送信し、管理する情報の
中で指定された指定情報を情報受信装置20に送信す
る。それぞれのクライアント40a,40b,…,40
zは、サーバー10から受信したクライアント情報14
を復号化し、復号化したクライアント情報と自己のクラ
イアント情報42a,42b,…,42zとに基づいて
加工および暗号化した加工情報16をサーバー10に送
信する。情報受信装置20は、サーバー10から受信し
た指定情報を復号化する。クライアント情報14および
加工情報16についてサーバー10とクライアント40
a,40b,…,40zとの間での送受信やサーバー1
0で管理する間は暗号化されているので、これらの情報
内容の漏洩を防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各情報受信装置の
情報や各情報受信装置の情報を加工した加工情報を提供
可能な情報提供装置に関する。
情報や各情報受信装置の情報を加工した加工情報を提供
可能な情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機,スロットマシン,パチスロ
機等を備えた遊技場では、営業状態を把握するためにア
ウト球の個数,セーフ球の個数,特賞した回数,売上
高,粗利等のクライアント情報をクライアント側のコン
ピュータで管理する。複数の遊技場を擁する場合には、
各遊技場における営業状態を把握するために、各遊技場
にかかるクライアント情報をサーバー側のコンピュータ
で集中して管理する。そして、定期的にクライアント情
報を集計し、集計した集計情報をクライアントや携帯電
話機等の端末に送信する。こうして、各遊技場の営業状
態や、さらには遊技場全体の営業状態を把握することが
できた。
機等を備えた遊技場では、営業状態を把握するためにア
ウト球の個数,セーフ球の個数,特賞した回数,売上
高,粗利等のクライアント情報をクライアント側のコン
ピュータで管理する。複数の遊技場を擁する場合には、
各遊技場における営業状態を把握するために、各遊技場
にかかるクライアント情報をサーバー側のコンピュータ
で集中して管理する。そして、定期的にクライアント情
報を集計し、集計した集計情報をクライアントや携帯電
話機等の端末に送信する。こうして、各遊技場の営業状
態や、さらには遊技場全体の営業状態を把握することが
できた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各遊技場にか
かるクライアント情報や集計情報等を集中して管理する
サーバーでは上述したクライアント情報や集計情報等が
生データのままであったため、遊技場に関係しない者が
クライアント情報や集計情報等を見ることも可能であっ
た。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、クライアント情報や集計情報等の漏洩を防止した情
報提供装置を提供することを目的とする。
かるクライアント情報や集計情報等を集中して管理する
サーバーでは上述したクライアント情報や集計情報等が
生データのままであったため、遊技場に関係しない者が
クライアント情報や集計情報等を見ることも可能であっ
た。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、クライアント情報や集計情報等の漏洩を防止した情
報提供装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「クライアント」,「サーバー」はいずれもコン
ピュータで構成する。 (2)「クライアント情報」には、アウト球数,セーフ
球数,特賞回数,売上高,粗利等のように遊技場側で取
扱可能な情報の全てが対象となり得る。 (3)「加工情報」には文字情報に限らず、グラフ等で
図示した情報を含む。
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「クライアント」,「サーバー」はいずれもコン
ピュータで構成する。 (2)「クライアント情報」には、アウト球数,セーフ
球数,特賞回数,売上高,粗利等のように遊技場側で取
扱可能な情報の全てが対象となり得る。 (3)「加工情報」には文字情報に限らず、グラフ等で
図示した情報を含む。
【0005】当該手段1によれば、例えば遊技場に関す
る情報提供装置について図1に模式的に示すように、そ
れぞれが自己のクライアント情報42a,42b,…,
42zを記憶する二つ以上のクライアント40a,40
b,…,40zと、二つ以上のクライアント40a,4
0b,…,40zとそれぞれ通信可能であってクライア
ント40a,40b,…,40zから送信され暗号化さ
れたクライアント情報14と暗号化された加工情報16
とを管理するサーバー10と、サーバー10と通信可能
であって当該サーバー10で管理する情報を受信可能な
情報受信装置20とを備える。このうちサーバー10
は、クライアント情報14をクライアント40a,40
b,…,40zに送信し、管理する情報の中で指定され
た指定情報を情報受信装置20に送信する。それぞれの
クライアント40a,40b,…,40zは、サーバー
10から受信したクライアント情報14を復号化し、復
号化したクライアント情報と自己のクライアント情報4
2a,42b,…,42zとに基づいて加工し、さらに
暗号化した加工情報16をサーバー10に送信する。情
報受信装置20は、サーバー10から受信した指定情報
を復号化する。クライアント情報14および加工情報1
6についてサーバー10とクライアント40a,40
b,…,40zとの間での送受信やサーバー10で管理
する間は暗号化されているので、これらの情報内容の漏
洩を防止することができる。なお、サーバー10、情報
受信装置20、二つ以上のクライアント40a,40
b,…,40zは通信手段30を介して相互に情報や信
号を送受信する。
る情報提供装置について図1に模式的に示すように、そ
れぞれが自己のクライアント情報42a,42b,…,
42zを記憶する二つ以上のクライアント40a,40
b,…,40zと、二つ以上のクライアント40a,4
0b,…,40zとそれぞれ通信可能であってクライア
ント40a,40b,…,40zから送信され暗号化さ
れたクライアント情報14と暗号化された加工情報16
とを管理するサーバー10と、サーバー10と通信可能
であって当該サーバー10で管理する情報を受信可能な
情報受信装置20とを備える。このうちサーバー10
は、クライアント情報14をクライアント40a,40
b,…,40zに送信し、管理する情報の中で指定され
た指定情報を情報受信装置20に送信する。それぞれの
クライアント40a,40b,…,40zは、サーバー
10から受信したクライアント情報14を復号化し、復
号化したクライアント情報と自己のクライアント情報4
2a,42b,…,42zとに基づいて加工し、さらに
暗号化した加工情報16をサーバー10に送信する。情
報受信装置20は、サーバー10から受信した指定情報
を復号化する。クライアント情報14および加工情報1
6についてサーバー10とクライアント40a,40
b,…,40zとの間での送受信やサーバー10で管理
する間は暗号化されているので、これらの情報内容の漏
洩を防止することができる。なお、サーバー10、情報
受信装置20、二つ以上のクライアント40a,40
b,…,40zは通信手段30を介して相互に情報や信
号を送受信する。
【0006】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2
によれば、クライアント40a,40b,…,40zが
サーバー10に情報要求信号を送信すると、当該情報要
求信号を受信したサーバー10はクライアント40a,
40b,…,40zにクライアント情報14を送信す
る。ほぼ定期的に情報要求信号を伝達する場合に比べ
て、例えばクライアント情報42a,42b,…,42
zが変化したとき等のように必要に応じて情報要求信号
を伝達すればよくなる。よって情報要求信号の伝達回数
を減らすことにより、通信量を減らすことができる。
手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2
によれば、クライアント40a,40b,…,40zが
サーバー10に情報要求信号を送信すると、当該情報要
求信号を受信したサーバー10はクライアント40a,
40b,…,40zにクライアント情報14を送信す
る。ほぼ定期的に情報要求信号を伝達する場合に比べ
て、例えばクライアント情報42a,42b,…,42
zが変化したとき等のように必要に応じて情報要求信号
を伝達すればよくなる。よって情報要求信号の伝達回数
を減らすことにより、通信量を減らすことができる。
【0007】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3
によれば、情報受信装置20がサーバー10に情報要求
信号を送信すると、当該情報要求信号を受信したサーバ
ー10は情報受信装置20に指定情報を送信する。ほぼ
定期的に情報要求信号を伝達する場合に比べて、例えば
情報受信装置20側でクライアント情報や加工情報を見
る必要が生じたとき等に情報要求信号を伝達すればよく
なる。よって情報要求信号の伝達回数を減らすことによ
り、通信量を減らすことができる。
手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3
によれば、情報受信装置20がサーバー10に情報要求
信号を送信すると、当該情報要求信号を受信したサーバ
ー10は情報受信装置20に指定情報を送信する。ほぼ
定期的に情報要求信号を伝達する場合に比べて、例えば
情報受信装置20側でクライアント情報や加工情報を見
る必要が生じたとき等に情報要求信号を伝達すればよく
なる。よって情報要求信号の伝達回数を減らすことによ
り、通信量を減らすことができる。
【0008】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4
によれば、情報受信装置20がサーバー10に送信する
情報要求信号は、サーバー10が情報受信装置に送信す
べき情報を指定する情報指定信号を含めた。クライアン
ト情報14や加工情報16の全情報を情報受信装置20
に送信したのでは必要な情報を見つけるのに時間を要す
るが、情報指定信号によって予め送信する情報を指定し
ておけは必要な情報を素早く得ることができる。
手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4
によれば、情報受信装置20がサーバー10に送信する
情報要求信号は、サーバー10が情報受信装置に送信す
べき情報を指定する情報指定信号を含めた。クライアン
ト情報14や加工情報16の全情報を情報受信装置20
に送信したのでは必要な情報を見つけるのに時間を要す
るが、情報指定信号によって予め送信する情報を指定し
ておけは必要な情報を素早く得ることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段5】課題を解決するための
手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5
によれば、サーバー10は所定の時期(ほぼ定期的な時
期または不定期な時期)に指定情報を情報受信装置20
に送信する。情報受信装置20からサーバー10に対し
て情報要求信号を送信しなくても、自動的に指定情報を
サーバー10はから情報受信装置20に送信する。よっ
て、面倒な操作等をすることなく所望の情報を得ること
ができる。
手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5
によれば、サーバー10は所定の時期(ほぼ定期的な時
期または不定期な時期)に指定情報を情報受信装置20
に送信する。情報受信装置20からサーバー10に対し
て情報要求信号を送信しなくても、自動的に指定情報を
サーバー10はから情報受信装置20に送信する。よっ
て、面倒な操作等をすることなく所望の情報を得ること
ができる。
【0010】
【課題を解決するための手段6】課題を解決するための
手段6は、請求項6に記載した通りである。当該手段6
によれば、情報受信装置20がサーバー10に第1識別
情報を送信すると、サーバー10は受信した第1識別情
報が予め記憶した第2識別情報18とほぼ一致すると情
報受信装置20に指定情報を送信する。ここで、第1識
別情報は情報受信装置20を操作する者を特定する情報
を意味する。情報受信装置20を操作する者がサーバー
10に第2識別情報18として予め記憶されていない限
り、サーバー10は情報受信装置20に指定情報を送信
しない。よってクライアント情報や加工情報の漏洩をよ
り確実に防止することができる。
手段6は、請求項6に記載した通りである。当該手段6
によれば、情報受信装置20がサーバー10に第1識別
情報を送信すると、サーバー10は受信した第1識別情
報が予め記憶した第2識別情報18とほぼ一致すると情
報受信装置20に指定情報を送信する。ここで、第1識
別情報は情報受信装置20を操作する者を特定する情報
を意味する。情報受信装置20を操作する者がサーバー
10に第2識別情報18として予め記憶されていない限
り、サーバー10は情報受信装置20に指定情報を送信
しない。よってクライアント情報や加工情報の漏洩をよ
り確実に防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。本実施の形態1はほぼ定期
的に所要のクライアント情報や加工情報を提供する例で
あって、図2〜図6を参照しながら説明する。本発明の
情報提供装置は二つまたは四つ以上のクライアント40
a,40b,…,40zによって構成することが可能で
あるが、三つのクライアント40a,40b,40cに
よって構成した例を説明する。
を図面に基づいて説明する。本実施の形態1はほぼ定期
的に所要のクライアント情報や加工情報を提供する例で
あって、図2〜図6を参照しながら説明する。本発明の
情報提供装置は二つまたは四つ以上のクライアント40
a,40b,…,40zによって構成することが可能で
あるが、三つのクライアント40a,40b,40cに
よって構成した例を説明する。
【0012】まず、情報提供装置の一構成例について図
2,図3を参照しながら説明する。当該情報提供装置
は、例えば遊技場ごとに設置したクライアント40a,
40b,40cと、遊技場以外の場所に設置したサーバ
ー10と、携帯電話機やパソコン等のように通信可能な
情報受信装置20とによって構成する。図2に示すクラ
イアント40aはCPU(プロセッサ)110を中心に
構成し、クライアント制御プログラム等を記憶するRO
M112、クライアント情報や加工情報等のデータを一
時的に記憶するRAM114、パチンコ機50,スロッ
トマシン52,パチスロ機54等から送られた信号を受
けてクライアント40a内で処理可能なデータ形式に変
換する入力処理回路102、サーバー10や情報受信装
置20等との間で通信回線400(例えばインターネッ
トやISDN等の通信ネットワーク)を介して送受信を
行う通信制御回路116等を有する。これらの構成要素
は、いずれもバス104に互いに結合している。なお、
クライアント40bはクライアント40aとほぼ同一構
成であるので、詳細な説明を省略する。
2,図3を参照しながら説明する。当該情報提供装置
は、例えば遊技場ごとに設置したクライアント40a,
40b,40cと、遊技場以外の場所に設置したサーバ
ー10と、携帯電話機やパソコン等のように通信可能な
情報受信装置20とによって構成する。図2に示すクラ
イアント40aはCPU(プロセッサ)110を中心に
構成し、クライアント制御プログラム等を記憶するRO
M112、クライアント情報や加工情報等のデータを一
時的に記憶するRAM114、パチンコ機50,スロッ
トマシン52,パチスロ機54等から送られた信号を受
けてクライアント40a内で処理可能なデータ形式に変
換する入力処理回路102、サーバー10や情報受信装
置20等との間で通信回線400(例えばインターネッ
トやISDN等の通信ネットワーク)を介して送受信を
行う通信制御回路116等を有する。これらの構成要素
は、いずれもバス104に互いに結合している。なお、
クライアント40bはクライアント40aとほぼ同一構
成であるので、詳細な説明を省略する。
【0013】CPU110は、ROM112に記憶した
クライアント制御プログラムを実行してクライアント情
報や加工情報の作成等を実現する。当該クライアント制
御プログラムには後述する情報加工処理等の手続きを実
現するためのプログラムも含む。ROM112にはEP
ROMを用い、RAM114にはDRAMを用いるが、
他種のメモリを任意に用いてもよい。他種のメモリとし
ては、EEPROM,SRAM,フラッシュメモリ等が
ある。これらのことは以下に示すROM,RAMについ
て同様に適用することができる。クライアント40a,
40b,40cではそれぞれパチンコ機50,スロット
マシン52,パチスロ機54等から送られた信号に基づ
いて各遊技場のクライアント情報42a,42b,42
cを作成し、RAM114に記憶する。なお、当該クラ
イアント情報42a,42b,42cの作成方法につい
ては周知の技術で可能であって、本発明の要旨とは直接
に関連しないために具体的な構成の図示や説明を省略す
る。
クライアント制御プログラムを実行してクライアント情
報や加工情報の作成等を実現する。当該クライアント制
御プログラムには後述する情報加工処理等の手続きを実
現するためのプログラムも含む。ROM112にはEP
ROMを用い、RAM114にはDRAMを用いるが、
他種のメモリを任意に用いてもよい。他種のメモリとし
ては、EEPROM,SRAM,フラッシュメモリ等が
ある。これらのことは以下に示すROM,RAMについ
て同様に適用することができる。クライアント40a,
40b,40cではそれぞれパチンコ機50,スロット
マシン52,パチスロ機54等から送られた信号に基づ
いて各遊技場のクライアント情報42a,42b,42
cを作成し、RAM114に記憶する。なお、当該クラ
イアント情報42a,42b,42cの作成方法につい
ては周知の技術で可能であって、本発明の要旨とは直接
に関連しないために具体的な構成の図示や説明を省略す
る。
【0014】サーバー10はクライアント40aと同様
にCPU210を中心に構成し、サーバー制御プログラ
ム等を記憶するROM202、一時的なデータを記憶す
るRAM204、入出力回路212を介してクライアン
ト情報14,加工情報16,第2識別情報18等のデー
タを記憶(記録,格納)する記録装置214、クライア
ント40a,40b,40cや情報受信装置20等との
間で通信回線400を介して送受信を行う通信制御回路
216等を有する。これらの構成要素は、いずれもバス
206に互いに結合している。CPU210は、ROM
202に記憶したサーバー制御プログラムを実行してク
ライアント40a,40b,40cから送られたクライ
アント情報14や加工情報16を記録装置214に記憶
したり、記録装置214に記憶したクライアント情報1
4や加工情報16を取り出して情報受信装置20等に送
ったりする。当該サーバー制御プログラムには後述する
情報要求処理,情報送信処理,人物認証処理等の手続き
を実現するためのプログラムも含む。記録部12に相当
する記録装置214でデータの記憶を行う記録媒体に
は、例えばハードディスクや光(光磁気)ディスク、フ
レキシブルディスク、ICカード,紙カード,磁気カー
ドのようなカード類、あるいは文字,符号,記号(バー
コードを含む)等を印刷可能な印刷物等が該当する。
にCPU210を中心に構成し、サーバー制御プログラ
ム等を記憶するROM202、一時的なデータを記憶す
るRAM204、入出力回路212を介してクライアン
ト情報14,加工情報16,第2識別情報18等のデー
タを記憶(記録,格納)する記録装置214、クライア
ント40a,40b,40cや情報受信装置20等との
間で通信回線400を介して送受信を行う通信制御回路
216等を有する。これらの構成要素は、いずれもバス
206に互いに結合している。CPU210は、ROM
202に記憶したサーバー制御プログラムを実行してク
ライアント40a,40b,40cから送られたクライ
アント情報14や加工情報16を記録装置214に記憶
したり、記録装置214に記憶したクライアント情報1
4や加工情報16を取り出して情報受信装置20等に送
ったりする。当該サーバー制御プログラムには後述する
情報要求処理,情報送信処理,人物認証処理等の手続き
を実現するためのプログラムも含む。記録部12に相当
する記録装置214でデータの記憶を行う記録媒体に
は、例えばハードディスクや光(光磁気)ディスク、フ
レキシブルディスク、ICカード,紙カード,磁気カー
ドのようなカード類、あるいは文字,符号,記号(バー
コードを含む)等を印刷可能な印刷物等が該当する。
【0015】図3に示す情報受信装置20はCPU31
0を中心に構成し、端末制御プログラム等を記憶するR
OM302、一時的なデータを記憶するRAM304、
CPU310から送られた表示データを受けて表示器5
6の表示制御を行う表示制御回路312、入力装置58
から送られた信号を受けて情報受信装置20内で処理可
能なデータ形式に変換する入力処理回路314、サーバ
ー10やクライアント40a,40b,40c等との間
で通信回線400を介して送受信を行う通信制御回路3
06等を有する。これらの構成要素は、いずれもバス3
16に互いに結合している。ここで情報表示部28に相
当する表示器56は例えば液晶表示器を用いるが、CR
TやLED表示器,プラズマ表示器などのように情報が
表示可能な如何なる表示器を用いてもよい。また入力装
置58はキーボードを用いるが、マウス等のようなポイ
ンティングデバイス,指紋採取装置,CCDカメラ等の
ような映像(画像)入力装置,マイクロフォン等のよう
な音響入力装置,遺伝子検査装置などのように情報受信
装置20を操作する操作者(人物)を特定するための情
報を入力可能な如何なる入力装置を用いてもよい。表示
器56および入力装置58の少なくとも一方は情報受信
装置20に内蔵してもよく、情報受信装置20と別体と
してもよい。CPU310は、ROM302に記憶した
端末制御プログラムを実行して、サーバー10から送ら
れたクライアント情報14や加工情報16を受けて復号
化し表示制御回路312を介して表示器56にクライア
ント情報や加工情報の少なくとも一部を表示する。当該
端末制御プログラムには後述する情報受信処理,人物特
定処理等の手続きを実現するためのプログラムも含む。
0を中心に構成し、端末制御プログラム等を記憶するR
OM302、一時的なデータを記憶するRAM304、
CPU310から送られた表示データを受けて表示器5
6の表示制御を行う表示制御回路312、入力装置58
から送られた信号を受けて情報受信装置20内で処理可
能なデータ形式に変換する入力処理回路314、サーバ
ー10やクライアント40a,40b,40c等との間
で通信回線400を介して送受信を行う通信制御回路3
06等を有する。これらの構成要素は、いずれもバス3
16に互いに結合している。ここで情報表示部28に相
当する表示器56は例えば液晶表示器を用いるが、CR
TやLED表示器,プラズマ表示器などのように情報が
表示可能な如何なる表示器を用いてもよい。また入力装
置58はキーボードを用いるが、マウス等のようなポイ
ンティングデバイス,指紋採取装置,CCDカメラ等の
ような映像(画像)入力装置,マイクロフォン等のよう
な音響入力装置,遺伝子検査装置などのように情報受信
装置20を操作する操作者(人物)を特定するための情
報を入力可能な如何なる入力装置を用いてもよい。表示
器56および入力装置58の少なくとも一方は情報受信
装置20に内蔵してもよく、情報受信装置20と別体と
してもよい。CPU310は、ROM302に記憶した
端末制御プログラムを実行して、サーバー10から送ら
れたクライアント情報14や加工情報16を受けて復号
化し表示制御回路312を介して表示器56にクライア
ント情報や加工情報の少なくとも一部を表示する。当該
端末制御プログラムには後述する情報受信処理,人物特
定処理等の手続きを実現するためのプログラムも含む。
【0016】上記のように構成した情報提供装置におい
て、本発明を実現するために実行する手続きについて図
4〜図6を参照しながら説明する。ここで図4にはクラ
イアント情報に基づく加工情報を作成し暗号化して記録
する過程を実現する情報要求処理および情報加工処理の
手続きを、図5には少なくとも一部の暗号化情報を伝達
する過程を実現する情報送信処理および情報受信処理の
手続きを、図6には暗号化情報を提供する人物を特定す
る過程を実現する人物認証処理および人物特定処理の手
続きをそれぞれフローチャートで示す。これらの情報要
求処理,情報加工処理,情報送信処理,情報受信処理,
人物認証処理,人物特定処理は、いずれもクライアント
40a,40b,40c、サーバー10、情報受信装置
20のいずれでも実行可能である。以下の説明では、ク
ライアント40a,40b,40cにおける各クライア
ント情報や加工情報を暗号化してサーバー10内に記憶
し、情報受信装置20に加工情報を提供する例を説明す
る。よって、遊技場A内にクライアント40aを設置
し、遊技場B内にクライアント40bを設置し、遊技場
C内にクライアント40cを設置していると仮定する。
また、通常は遊技場内に設置された遊技機の全部または
一部を対象にしてクライアント情報を作成するが、説明
を簡単にするためにパチンコ機にかかるクライアント情
報に絞って説明する。さらに、クライアント40aのク
ライアント情報42aとクライアント40bのクライア
ント情報42bとは既にサーバー10の記録装置214
に暗号化して記憶しているものと仮定する。
て、本発明を実現するために実行する手続きについて図
4〜図6を参照しながら説明する。ここで図4にはクラ
イアント情報に基づく加工情報を作成し暗号化して記録
する過程を実現する情報要求処理および情報加工処理の
手続きを、図5には少なくとも一部の暗号化情報を伝達
する過程を実現する情報送信処理および情報受信処理の
手続きを、図6には暗号化情報を提供する人物を特定す
る過程を実現する人物認証処理および人物特定処理の手
続きをそれぞれフローチャートで示す。これらの情報要
求処理,情報加工処理,情報送信処理,情報受信処理,
人物認証処理,人物特定処理は、いずれもクライアント
40a,40b,40c、サーバー10、情報受信装置
20のいずれでも実行可能である。以下の説明では、ク
ライアント40a,40b,40cにおける各クライア
ント情報や加工情報を暗号化してサーバー10内に記憶
し、情報受信装置20に加工情報を提供する例を説明す
る。よって、遊技場A内にクライアント40aを設置
し、遊技場B内にクライアント40bを設置し、遊技場
C内にクライアント40cを設置していると仮定する。
また、通常は遊技場内に設置された遊技機の全部または
一部を対象にしてクライアント情報を作成するが、説明
を簡単にするためにパチンコ機にかかるクライアント情
報に絞って説明する。さらに、クライアント40aのク
ライアント情報42aとクライアント40bのクライア
ント情報42bとは既にサーバー10の記録装置214
に暗号化して記憶しているものと仮定する。
【0017】まず、図4ではサーバー制御プログラムを
CPU210が実行することによって情報要求処理をサ
ーバー10で実現し、クライアント制御プログラムをC
PU110が実行することによって情報加工処理をクラ
イアント40cで実現する例を説明する。なお、ステッ
プS16,S26は暗号化記録手段44a,44b,4
4cを具体化した処理ステップであり、ステップS24
は情報加工手段46a,46b,46cを具体化した処
理ステップである。サーバー10側の情報要求処理で
は、所要の要求タイミングに達するまで待機した後〔ス
テップS10のYES〕、暗号化情報と加工処理要求と
をクライアント40cに送信する〔ステップS12〕。
所要の要求タイミングとしては、毎時や30分毎等のよ
うなほぼ定期であってもよく、サーバー10で所要の操
作を行なった時等のような不定期であってもよい。クラ
イアント40cに送信する暗号化情報は記録装置214
に記憶したものであって、クライアント情報14および
加工情報16のうち少なくとも一つを含む。当該クライ
アント情報14,加工情報16には、システム初期化
(リセット)時や営業日の電源投入時等のように全くデ
ータがない場合もある。
CPU210が実行することによって情報要求処理をサ
ーバー10で実現し、クライアント制御プログラムをC
PU110が実行することによって情報加工処理をクラ
イアント40cで実現する例を説明する。なお、ステッ
プS16,S26は暗号化記録手段44a,44b,4
4cを具体化した処理ステップであり、ステップS24
は情報加工手段46a,46b,46cを具体化した処
理ステップである。サーバー10側の情報要求処理で
は、所要の要求タイミングに達するまで待機した後〔ス
テップS10のYES〕、暗号化情報と加工処理要求と
をクライアント40cに送信する〔ステップS12〕。
所要の要求タイミングとしては、毎時や30分毎等のよ
うなほぼ定期であってもよく、サーバー10で所要の操
作を行なった時等のような不定期であってもよい。クラ
イアント40cに送信する暗号化情報は記録装置214
に記憶したものであって、クライアント情報14および
加工情報16のうち少なくとも一つを含む。当該クライ
アント情報14,加工情報16には、システム初期化
(リセット)時や営業日の電源投入時等のように全くデ
ータがない場合もある。
【0018】クライアント40c側では、暗号化情報を
受信するとともに加工処理要求を受けると〔ステップS
20のYES〕、受信した暗号化情報を復号化し〔ステ
ップS22〕、復号化した暗号化情報のうちクライアン
ト情報を加工して加工情報を作成する情報加工処理を実
行する〔ステップS24〕。当該情報加工処理の手続き
は周知の技術で可能であって、本発明の要旨とは直接に
関連しないために具体的な構成の図示や説明を省略す
る。ここで、情報加工処理を実行した結果として得られ
る加工情報の一例を以下に示す。まず上記ステップS1
2の実行によって、クライアント40cに送信されたク
ライアント情報42aの一例を表1に、クライアント情
報42bの一例を表2に示す。
受信するとともに加工処理要求を受けると〔ステップS
20のYES〕、受信した暗号化情報を復号化し〔ステ
ップS22〕、復号化した暗号化情報のうちクライアン
ト情報を加工して加工情報を作成する情報加工処理を実
行する〔ステップS24〕。当該情報加工処理の手続き
は周知の技術で可能であって、本発明の要旨とは直接に
関連しないために具体的な構成の図示や説明を省略す
る。ここで、情報加工処理を実行した結果として得られ
る加工情報の一例を以下に示す。まず上記ステップS1
2の実行によって、クライアント40cに送信されたク
ライアント情報42aの一例を表1に、クライアント情
報42bの一例を表2に示す。
【0019】
【表1】
【0020】ここで表1には、左欄から右側へ一列ごと
に遊技場名,パチンコ機の機種名,パチンコ機の台番
号,アウト球の個数,セーフ球の個数,特賞した回数,
売上高,割数,粗利をそれぞれ示す。表2,表3におい
ても同様である。なお、割数は例えば次の計算式によっ
て求める。割数={[売上高-(アウト球の個数-セーフ球
の個数)×4]÷売上高}×10
に遊技場名,パチンコ機の機種名,パチンコ機の台番
号,アウト球の個数,セーフ球の個数,特賞した回数,
売上高,割数,粗利をそれぞれ示す。表2,表3におい
ても同様である。なお、割数は例えば次の計算式によっ
て求める。割数={[売上高-(アウト球の個数-セーフ球
の個数)×4]÷売上高}×10
【0021】
【表2】
【0022】これに対して、クライアント40cのRA
M114に記憶した遊技場Cにかかるクライアント情報
42cの一例を表3に示す。
M114に記憶した遊技場Cにかかるクライアント情報
42cの一例を表3に示す。
【0023】
【表3】
【0024】そして上記ステップS24を実行して遊技
場Aに関するクライアント情報と遊技場Bに関するクラ
イアント情報とに基づいて情報の加工を行い、例えば遊
技場ごとの集計をした表4とパチンコ機の機種ごとに集
計した表5との加工情報を作成する。なお、クライアン
ト情報の情報内容が要求タイミングごとに変化してゆく
ので、作成するタイミングによって加工情報の情報内容
もまた変化してゆくことになる。ここで表4には、左欄
から右側へ一列ごとに遊技場名,遊技場ごとに集計した
アウト球の個数,セーフ球の個数,特賞した回数,売上
高,割数,粗利をそれぞれ示す。また表5には、左欄か
ら右側へ一列ごとに遊技場名,パチンコ機の機種ごとに
集計したアウト球の個数,セーフ球の個数,特賞した回
数,売上高,割数,粗利をそれぞれ示す。
場Aに関するクライアント情報と遊技場Bに関するクラ
イアント情報とに基づいて情報の加工を行い、例えば遊
技場ごとの集計をした表4とパチンコ機の機種ごとに集
計した表5との加工情報を作成する。なお、クライアン
ト情報の情報内容が要求タイミングごとに変化してゆく
ので、作成するタイミングによって加工情報の情報内容
もまた変化してゆくことになる。ここで表4には、左欄
から右側へ一列ごとに遊技場名,遊技場ごとに集計した
アウト球の個数,セーフ球の個数,特賞した回数,売上
高,割数,粗利をそれぞれ示す。また表5には、左欄か
ら右側へ一列ごとに遊技場名,パチンコ機の機種ごとに
集計したアウト球の個数,セーフ球の個数,特賞した回
数,売上高,割数,粗利をそれぞれ示す。
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】こうして加工した加工情報や遊技場Cにか
かる最新のクライアント情報42cを暗号化し〔ステッ
プS26〕、暗号化情報をサーバー10に送信する〔ス
テップS28〕。暗号化は公開鍵や秘密鍵等を用いて行
うが、具体的な処理方法は周知であるので図示および説
明を省略する。こうしてクライアント40c側の情報加
工処理を終了する。一方、ステップS20において、サ
ーバー10から暗号化情報を受信しなかったときは(N
O)、何もせずにそのまま情報加工処理を終了する。
かる最新のクライアント情報42cを暗号化し〔ステッ
プS26〕、暗号化情報をサーバー10に送信する〔ス
テップS28〕。暗号化は公開鍵や秘密鍵等を用いて行
うが、具体的な処理方法は周知であるので図示および説
明を省略する。こうしてクライアント40c側の情報加
工処理を終了する。一方、ステップS20において、サ
ーバー10から暗号化情報を受信しなかったときは(N
O)、何もせずにそのまま情報加工処理を終了する。
【0028】一方、サーバー10ではクライアント40
cから暗号化情報を受信するまで待機した後〔ステップ
S14のYES〕、受信した暗号化情報を記録装置21
4に記憶する〔ステップS16〕。以上のような手続き
を全てのクライアントについて行うために繰り返し実行
する〔ステップS18〕。こうしてサーバー10側の情
報要求処理を終了する。したがって、情報要求処理を終
了した時点では、全てのクライアントについてクライア
ント情報および加工情報を暗号化して記録装置214に
記憶している。
cから暗号化情報を受信するまで待機した後〔ステップ
S14のYES〕、受信した暗号化情報を記録装置21
4に記憶する〔ステップS16〕。以上のような手続き
を全てのクライアントについて行うために繰り返し実行
する〔ステップS18〕。こうしてサーバー10側の情
報要求処理を終了する。したがって、情報要求処理を終
了した時点では、全てのクライアントについてクライア
ント情報および加工情報を暗号化して記録装置214に
記憶している。
【0029】次に、暗号化して記憶した情報を伝達する
態様について図5を参照しながら説明する。図5ではサ
ーバー制御プログラムをCPU210が実行することに
よって情報送信処理をサーバー10で実現し、端末制御
プログラムをCPU310が実行することによって情報
受信処理を情報受信装置20で実現する例を説明する。
なお、図5のステップS52は情報選択部24を具体化
した処理ステップであり、ステップS54は情報選択部
24を具体化した処理ステップである。サーバー10側
の情報送信処理では、所要の送信タイミング(例えば定
時)に達するまで待機した後〔ステップS30のYE
S〕、記録装置214から暗号化情報を取得し〔ステッ
プS32〕、取得した暗号化情報を情報受信装置20に
送信する〔ステップS34〕。こうしてサーバー10側
の情報送信処理を終了する。所要の送信タイミングは上
述した所要の要求タイミングと同様であるが、当該要求
タイミングとはほぼ同時であってもよく異なっていても
よい。情報受信装置20に送信する暗号化情報は加工情
報16を意味するが、必要に応じてクライアント情報1
4を含めたり、クライアント情報14のみとしてもよ
い。
態様について図5を参照しながら説明する。図5ではサ
ーバー制御プログラムをCPU210が実行することに
よって情報送信処理をサーバー10で実現し、端末制御
プログラムをCPU310が実行することによって情報
受信処理を情報受信装置20で実現する例を説明する。
なお、図5のステップS52は情報選択部24を具体化
した処理ステップであり、ステップS54は情報選択部
24を具体化した処理ステップである。サーバー10側
の情報送信処理では、所要の送信タイミング(例えば定
時)に達するまで待機した後〔ステップS30のYE
S〕、記録装置214から暗号化情報を取得し〔ステッ
プS32〕、取得した暗号化情報を情報受信装置20に
送信する〔ステップS34〕。こうしてサーバー10側
の情報送信処理を終了する。所要の送信タイミングは上
述した所要の要求タイミングと同様であるが、当該要求
タイミングとはほぼ同時であってもよく異なっていても
よい。情報受信装置20に送信する暗号化情報は加工情
報16を意味するが、必要に応じてクライアント情報1
4を含めたり、クライアント情報14のみとしてもよ
い。
【0030】情報受信装置20側では、暗号化情報を受
信すると〔ステップS40のYES〕、受信した暗号化
情報をRAM304に記憶し〔ステップS44〕、情報
受信装置20の操作者が表示指令を行うまで待機する
〔ステップS46のYES〕。そして、操作者が表示指
令を行うと〔ステップS46のNO〕、加工情報等を提
供可能な特定人物か否かを決定するために人物特定処理
を実行する〔ステップS42〕。当該人物特定処理は操
作者が指令を行なった際に限らず、情報受信装置20の
電源投入時やリセット時等に行うように構成してもよ
い。ここで、人物特定手段22を具体化した人物特定処
理および人物認証処理の手続きについて図6を参照しな
がら説明する。
信すると〔ステップS40のYES〕、受信した暗号化
情報をRAM304に記憶し〔ステップS44〕、情報
受信装置20の操作者が表示指令を行うまで待機する
〔ステップS46のYES〕。そして、操作者が表示指
令を行うと〔ステップS46のNO〕、加工情報等を提
供可能な特定人物か否かを決定するために人物特定処理
を実行する〔ステップS42〕。当該人物特定処理は操
作者が指令を行なった際に限らず、情報受信装置20の
電源投入時やリセット時等に行うように構成してもよ
い。ここで、人物特定手段22を具体化した人物特定処
理および人物認証処理の手続きについて図6を参照しな
がら説明する。
【0031】図6ではサーバー制御プログラムをCPU
210が実行することによって人物認証処理をサーバー
10で実現し、端末制御プログラムをCPU310が実
行することによって人物特定処理を情報受信装置20で
実現する例を説明する。情報受信装置20側では、まず
操作者が入力装置58を用いて第1識別情報を入力する
と〔ステップS70〕、当該第1識別情報をサーバー1
0に送信し〔ステップS72〕、サーバー10から認証
結果を受信するまで待機する〔ステップS74のN
O〕。上記第1識別情報には、入力容易なものとして例
えばパスワードが該当する。
210が実行することによって人物認証処理をサーバー
10で実現し、端末制御プログラムをCPU310が実
行することによって人物特定処理を情報受信装置20で
実現する例を説明する。情報受信装置20側では、まず
操作者が入力装置58を用いて第1識別情報を入力する
と〔ステップS70〕、当該第1識別情報をサーバー1
0に送信し〔ステップS72〕、サーバー10から認証
結果を受信するまで待機する〔ステップS74のN
O〕。上記第1識別情報には、入力容易なものとして例
えばパスワードが該当する。
【0032】第1識別情報を受信したサーバー10は
〔ステップS60のYES〕、予め記録装置214に記
憶しておいた第2識別情報18を取得し〔ステップS6
2〕、第1識別情報と第2識別情報18とを比較する
〔ステップS64〕。第2識別情報18は少なくとも一
人以上の人物にかかる各人に固有の情報である。また記
録装置214に記憶しておく第2識別情報18は予め暗
号化してあるのが望ましく、この場合にはステップS6
2で第2識別情報18を復号化する必要がある。そして
第1識別情報が第2識別情報18とほぼ一致すれば〔ス
テップS64のYES〕、加工情報等を送信可能な特定
人物と認証して〔ステップS66b〕、認証結果を情報
受信装置20に送信する〔ステップS68〕。第1識別
情報と第2識別情報18は完全一致する場合だけでな
く、一部の情報は一致するが他の一部の情報(例えば重
要度の低い情報)が一致しない場合を特定人物と認証し
てもよい。一方、第1識別情報が第2識別情報18と不
一致ならば〔ステップS64のNO〕、加工情報等を送
信不能な非特定人物と認証し〔ステップS66a〕、認
証結果を情報受信装置20に送信する〔ステップS6
8〕。こうして人物認証処理を終了する。
〔ステップS60のYES〕、予め記録装置214に記
憶しておいた第2識別情報18を取得し〔ステップS6
2〕、第1識別情報と第2識別情報18とを比較する
〔ステップS64〕。第2識別情報18は少なくとも一
人以上の人物にかかる各人に固有の情報である。また記
録装置214に記憶しておく第2識別情報18は予め暗
号化してあるのが望ましく、この場合にはステップS6
2で第2識別情報18を復号化する必要がある。そして
第1識別情報が第2識別情報18とほぼ一致すれば〔ス
テップS64のYES〕、加工情報等を送信可能な特定
人物と認証して〔ステップS66b〕、認証結果を情報
受信装置20に送信する〔ステップS68〕。第1識別
情報と第2識別情報18は完全一致する場合だけでな
く、一部の情報は一致するが他の一部の情報(例えば重
要度の低い情報)が一致しない場合を特定人物と認証し
てもよい。一方、第1識別情報が第2識別情報18と不
一致ならば〔ステップS64のNO〕、加工情報等を送
信不能な非特定人物と認証し〔ステップS66a〕、認
証結果を情報受信装置20に送信する〔ステップS6
8〕。こうして人物認証処理を終了する。
【0033】サーバー10から認証結果を受信した情報
受信装置20側では〔ステップS74のYES〕、受信
した認証結果に基づいて特定人物か否かを決定し〔ステ
ップS76〕、人物特定処理を終了する。
受信装置20側では〔ステップS74のYES〕、受信
した認証結果に基づいて特定人物か否かを決定し〔ステ
ップS76〕、人物特定処理を終了する。
【0034】図5の情報受信処理に戻って、上記人物決
定処理によって特定人物と決定したときは〔ステップS
48のYES〕、RAM304に記憶した暗号化情報を
復号化し〔ステップS50〕、必要に応じてクライアン
ト情報および加工情報のうち表示器56に表示する情報
を選択する情報選択処理を実行する〔ステップS5
2〕。復号化は暗号化と同様に公開鍵や秘密鍵等を用い
て行うが、具体的な処理方法は周知であるので図示およ
び説明を省略する。また、情報選択処理の具体的な手続
きも周知であるので図示および説明を省略する。さら
に、選択した情報をRAM304(不揮発性媒体が望ま
しい)に記憶しておけば、次回以降に再度選択を行う必
要がなくなるので手間を省ける。そして、最終的に加工
情報等またはステップS52で選択した情報を表示器5
6に表示する〔ステップS54〕。ステップS54の実
行によって、表示器56には上記表4または表5につい
て全部または一部のデータが表示される。よって所要の
送信タイミングごとに暗号化情報を情報受信装置20に
送信する自動配信を行うので、最新の情報を表示器56
で得ることができる。なお復号化した情報はプリンタで
用紙等に印刷してもよい。こうして情報受信装置20側
の情報受信処理を終了する。一方、上記人物決定処理に
よって非特定人物と決定したときは〔ステップS48の
NO〕、何もせずにそのまま情報受信処理を終了するの
で、特定人物以外の操作者に加工情報(あるいはクライ
アント情報)が漏洩するのを防止できる。
定処理によって特定人物と決定したときは〔ステップS
48のYES〕、RAM304に記憶した暗号化情報を
復号化し〔ステップS50〕、必要に応じてクライアン
ト情報および加工情報のうち表示器56に表示する情報
を選択する情報選択処理を実行する〔ステップS5
2〕。復号化は暗号化と同様に公開鍵や秘密鍵等を用い
て行うが、具体的な処理方法は周知であるので図示およ
び説明を省略する。また、情報選択処理の具体的な手続
きも周知であるので図示および説明を省略する。さら
に、選択した情報をRAM304(不揮発性媒体が望ま
しい)に記憶しておけば、次回以降に再度選択を行う必
要がなくなるので手間を省ける。そして、最終的に加工
情報等またはステップS52で選択した情報を表示器5
6に表示する〔ステップS54〕。ステップS54の実
行によって、表示器56には上記表4または表5につい
て全部または一部のデータが表示される。よって所要の
送信タイミングごとに暗号化情報を情報受信装置20に
送信する自動配信を行うので、最新の情報を表示器56
で得ることができる。なお復号化した情報はプリンタで
用紙等に印刷してもよい。こうして情報受信装置20側
の情報受信処理を終了する。一方、上記人物決定処理に
よって非特定人物と決定したときは〔ステップS48の
NO〕、何もせずにそのまま情報受信処理を終了するの
で、特定人物以外の操作者に加工情報(あるいはクライ
アント情報)が漏洩するのを防止できる。
【0035】なお、図5はサーバー10と情報受信装置
20との間で行う情報伝達について適用したが、クライ
アント40a,40b,40cのいずれかと情報受信装
置20との間で行う情報伝達についても同様に適用する
ことができる。この場合には、クライアント側で情報送
信処理を実行し、情報受信装置側で情報受信処理を実行
する。サーバー10とクライアント40a,40b,4
0cのいずれかと情報受信装置20との間で行う情報伝
達についても同様に適用することができる。この場合に
は、サーバーで情報送信処理を実行し、クライアント側
で情報受信処理を実行する。クライアント40a,40
b,40cの相互間で行う情報伝達についても同様に適
用することができる。また、図6における人物認証処理
を実行するコンピュータはクライアント40a,40
b,40cのいずれかであってもよい。これらの場合で
あっても、特定人物以外の操作者に加工情報(あるいは
クライアント情報)が漏洩するのを防止できる。
20との間で行う情報伝達について適用したが、クライ
アント40a,40b,40cのいずれかと情報受信装
置20との間で行う情報伝達についても同様に適用する
ことができる。この場合には、クライアント側で情報送
信処理を実行し、情報受信装置側で情報受信処理を実行
する。サーバー10とクライアント40a,40b,4
0cのいずれかと情報受信装置20との間で行う情報伝
達についても同様に適用することができる。この場合に
は、サーバーで情報送信処理を実行し、クライアント側
で情報受信処理を実行する。クライアント40a,40
b,40cの相互間で行う情報伝達についても同様に適
用することができる。また、図6における人物認証処理
を実行するコンピュータはクライアント40a,40
b,40cのいずれかであってもよい。これらの場合で
あっても、特定人物以外の操作者に加工情報(あるいは
クライアント情報)が漏洩するのを防止できる。
【0036】上記実施の形態1によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 (1)各遊技場に設置したクライアント40a,40
b,40cは自己のクライアント情報42a,42b,
42cを暗号化して送信し{図4のステップS26,S
28}、暗号化した状態でサーバー10の記録装置21
4(記録部12)に記憶した{図4のステップS1
6}。また、暗号化した状態でサーバー10から情報受
信装置20に送信した{図5のステップS34}。よっ
てクライアント情報14および加工情報16についてサ
ーバー10とクライアント40a,40b,…,40z
との間での送受信やサーバー10で管理する間は暗号化
されているので、これらの情報内容の漏洩を防止するこ
とができる。
果を得ることができる。 (1)各遊技場に設置したクライアント40a,40
b,40cは自己のクライアント情報42a,42b,
42cを暗号化して送信し{図4のステップS26,S
28}、暗号化した状態でサーバー10の記録装置21
4(記録部12)に記憶した{図4のステップS1
6}。また、暗号化した状態でサーバー10から情報受
信装置20に送信した{図5のステップS34}。よっ
てクライアント情報14および加工情報16についてサ
ーバー10とクライアント40a,40b,…,40z
との間での送受信やサーバー10で管理する間は暗号化
されているので、これらの情報内容の漏洩を防止するこ
とができる。
【0037】(2)サーバー10は所定の時期(ほぼ定
期的な時期または不定期な時期)に指定情報を情報受信
装置20に送信した{図5のステップS30,S32,
S34}。情報受信装置20からサーバー10に対して
情報要求信号を送信しなくても、自動的に指定情報をサ
ーバー10から情報受信装置20に送信する。よって、
面倒な操作等をすることなく所望の情報を得ることがで
きる。 (3)情報受信装置20がサーバー10に第1識別情報
を送信すると、サーバー10は受信した第1識別情報が
予め記憶した第2識別情報18とほぼ一致すると情報受
信装置20に指定情報を送信した。ここで、第1識別情
報は情報受信装置20を操作する者を特定する情報を意
味する。情報受信装置20を操作する者がサーバー10
に第2識別情報18として予め記憶されていない限り、
サーバー10は情報受信装置20に指定情報を送信しな
い。よってクライアント情報や加工情報の漏洩をより確
実に防止することができる。
期的な時期または不定期な時期)に指定情報を情報受信
装置20に送信した{図5のステップS30,S32,
S34}。情報受信装置20からサーバー10に対して
情報要求信号を送信しなくても、自動的に指定情報をサ
ーバー10から情報受信装置20に送信する。よって、
面倒な操作等をすることなく所望の情報を得ることがで
きる。 (3)情報受信装置20がサーバー10に第1識別情報
を送信すると、サーバー10は受信した第1識別情報が
予め記憶した第2識別情報18とほぼ一致すると情報受
信装置20に指定情報を送信した。ここで、第1識別情
報は情報受信装置20を操作する者を特定する情報を意
味する。情報受信装置20を操作する者がサーバー10
に第2識別情報18として予め記憶されていない限り、
サーバー10は情報受信装置20に指定情報を送信しな
い。よってクライアント情報や加工情報の漏洩をより確
実に防止することができる。
【0038】〔実施の形態2〕実施の形態2は操作要求
があった場合に所要のクライアント情報や加工情報を提
供する例であって、図7を参照しながら説明する。な
お、情報提供装置の構成等は実施の形態1と同様である
ので、図示および説明を簡単にするために実施の形態2
では実施の形態1と異なる点について説明する。よって
図7において実施の形態1における図4と同一の要素に
は同一の符号を付して説明を省略する。
があった場合に所要のクライアント情報や加工情報を提
供する例であって、図7を参照しながら説明する。な
お、情報提供装置の構成等は実施の形態1と同様である
ので、図示および説明を簡単にするために実施の形態2
では実施の形態1と異なる点について説明する。よって
図7において実施の形態1における図4と同一の要素に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0039】実施の形態2は操作者の操作によってクラ
イアント40a,40b,40cから送信要求があった
時点で不定期にサーバー10からクライアント40a,
40b,40cに暗号化情報を送信し当該クライアント
40a,40b,40cが暗号化した加工情報16をサ
ーバーに送信する点で、所要の送信タイミングに達する
と定期的にサーバー10からクライアント40a,40
b,40cに暗号化した加工情報16を送信する実施の
形態1と異なる。図7に示す情報要求処理および情報加
工処理は図4に示す同処理に代えて実行する。なお簡単
のため、本形態ではサーバー10とクライアント40a
との間で行う例について説明する。
イアント40a,40b,40cから送信要求があった
時点で不定期にサーバー10からクライアント40a,
40b,40cに暗号化情報を送信し当該クライアント
40a,40b,40cが暗号化した加工情報16をサ
ーバーに送信する点で、所要の送信タイミングに達する
と定期的にサーバー10からクライアント40a,40
b,40cに暗号化した加工情報16を送信する実施の
形態1と異なる。図7に示す情報要求処理および情報加
工処理は図4に示す同処理に代えて実行する。なお簡単
のため、本形態ではサーバー10とクライアント40a
との間で行う例について説明する。
【0040】図7において、クライアント40a側では
必要に応じて図5のステップS52と同様にクライアン
ト情報14および加工情報16のうちクライアント40
aに送信すべき情報を選択する情報選択処理を実行し
〔ステップS86〕、暗号化情報の送信を要求する信号
であってステップS86によって選択し指定した情報指
定信号を含む情報要求信号を送信し〔ステップS8
8〕、サーバー10から当該暗号化情報を受信するまで
待機する〔ステップS20のNO〕。情報要求信号を受
信したサーバー10は〔ステップS80のYES〕、記
録装置214から暗号化情報(クライアント情報14,
加工情報16)を取得し〔ステップS82〕、取得した
暗号化情報のうち情報要求信号で指定した情報を情報受
信装置84に送信する〔ステップS34〕。サーバー1
0から暗号化情報を受信したクライアント40aが行う
処理(ステップS20〜S28)と、クライアント40
aから暗号化情報を受信したサーバー10が行う処理
(ステップS14,S16)は実施の形態1と同様であ
る。上記情報要求処理および情報加工処理によれば、ク
ライアント40a側の要求に応じて暗号化情報を送受信
し、サーバー10に記憶するクライアント情報14,加
工情報16を更新することができる。
必要に応じて図5のステップS52と同様にクライアン
ト情報14および加工情報16のうちクライアント40
aに送信すべき情報を選択する情報選択処理を実行し
〔ステップS86〕、暗号化情報の送信を要求する信号
であってステップS86によって選択し指定した情報指
定信号を含む情報要求信号を送信し〔ステップS8
8〕、サーバー10から当該暗号化情報を受信するまで
待機する〔ステップS20のNO〕。情報要求信号を受
信したサーバー10は〔ステップS80のYES〕、記
録装置214から暗号化情報(クライアント情報14,
加工情報16)を取得し〔ステップS82〕、取得した
暗号化情報のうち情報要求信号で指定した情報を情報受
信装置84に送信する〔ステップS34〕。サーバー1
0から暗号化情報を受信したクライアント40aが行う
処理(ステップS20〜S28)と、クライアント40
aから暗号化情報を受信したサーバー10が行う処理
(ステップS14,S16)は実施の形態1と同様であ
る。上記情報要求処理および情報加工処理によれば、ク
ライアント40a側の要求に応じて暗号化情報を送受信
し、サーバー10に記憶するクライアント情報14,加
工情報16を更新することができる。
【0041】上記実施の形態2によれば、クライアント
40a,40b,40cがサーバー10に情報要求信号
を送信すると、当該情報要求信号を受信したサーバー1
0はクライアント40a,40b,40cにクライアン
ト情報14を送信する構成とした{図7のステップS8
0,S82,S84,S88}。ほぼ定期的に情報要求
信号や暗号化情報等を伝達する場合に比べると、必要な
時期にのみ情報要求信号を伝達すればよくなる。例えば
クライアント情報42a,42b,42cが変化したと
き等に限って情報要求信号や暗号化情報等を伝達すれば
足りる。情報要求信号の伝達回数を減らすことにより、
通信量を減らすことができる。
40a,40b,40cがサーバー10に情報要求信号
を送信すると、当該情報要求信号を受信したサーバー1
0はクライアント40a,40b,40cにクライアン
ト情報14を送信する構成とした{図7のステップS8
0,S82,S84,S88}。ほぼ定期的に情報要求
信号や暗号化情報等を伝達する場合に比べると、必要な
時期にのみ情報要求信号を伝達すればよくなる。例えば
クライアント情報42a,42b,42cが変化したと
き等に限って情報要求信号や暗号化情報等を伝達すれば
足りる。情報要求信号の伝達回数を減らすことにより、
通信量を減らすことができる。
【0042】〔実施の形態3〕実施の形態3は操作要求
があった場合に所要のクライアント情報や加工情報を提
供する例であって、図8を参照しながら説明する。な
お、情報提供装置の構成等は実施の形態1と同様である
ので、図示および説明を簡単にするために実施の形態3
では実施の形態1と異なる点について説明する。よって
図8において実施の形態1における図5と同一の要素に
は同一の符号を付して説明を省略する。
があった場合に所要のクライアント情報や加工情報を提
供する例であって、図8を参照しながら説明する。な
お、情報提供装置の構成等は実施の形態1と同様である
ので、図示および説明を簡単にするために実施の形態3
では実施の形態1と異なる点について説明する。よって
図8において実施の形態1における図5と同一の要素に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0043】実施の形態3は操作者の操作によって情報
受信装置20から送信要求があった時点で不定期にサー
バー10から情報受信装置20に暗号化情報を送信する
点で、所要の送信タイミングに達すると定期的にサーバ
ー10から情報受信装置20に暗号化情報を送信する実
施の形態1と異なる。図8に示す情報送信処理および情
報受信処理は図5に示す同処理に代えて実行する。
受信装置20から送信要求があった時点で不定期にサー
バー10から情報受信装置20に暗号化情報を送信する
点で、所要の送信タイミングに達すると定期的にサーバ
ー10から情報受信装置20に暗号化情報を送信する実
施の形態1と異なる。図8に示す情報送信処理および情
報受信処理は図5に示す同処理に代えて実行する。
【0044】図8において、情報受信装置20側では特
定人物であるときに限り〔ステップS48のYES〕、
必要に応じて図5のステップS52と同様にクライアン
ト情報および加工情報のうち表示器56に表示する情報
を選択する情報選択処理を実行し〔ステップS90〕、
暗号化情報の送信を要求する信号であってステップS9
0によって選択し指定した情報指定信号を含む情報要求
信号を送信し〔ステップS92〕、サーバー10から当
該暗号化情報を受信するまで待機する〔ステップS94
のNO〕。情報要求信号を受信したサーバー10は〔ス
テップS31のYES〕、記録装置214から暗号化情
報(クライアント情報14,加工情報16)を取得し
〔ステップS32〕、取得した暗号化情報のうち情報要
求信号で指定した情報を情報受信装置20に送信する
〔ステップS34〕。その後にサーバー10から暗号化
情報を受信した情報受信装置20が行う処理(ステップ
S50,S54)は実施の形態1と同様である。上記情
報送信処理および情報受信処理によれば、情報受信装置
20側の要求に応じて加工情報等を受信し、表示器56
に表示することが可能になる。
定人物であるときに限り〔ステップS48のYES〕、
必要に応じて図5のステップS52と同様にクライアン
ト情報および加工情報のうち表示器56に表示する情報
を選択する情報選択処理を実行し〔ステップS90〕、
暗号化情報の送信を要求する信号であってステップS9
0によって選択し指定した情報指定信号を含む情報要求
信号を送信し〔ステップS92〕、サーバー10から当
該暗号化情報を受信するまで待機する〔ステップS94
のNO〕。情報要求信号を受信したサーバー10は〔ス
テップS31のYES〕、記録装置214から暗号化情
報(クライアント情報14,加工情報16)を取得し
〔ステップS32〕、取得した暗号化情報のうち情報要
求信号で指定した情報を情報受信装置20に送信する
〔ステップS34〕。その後にサーバー10から暗号化
情報を受信した情報受信装置20が行う処理(ステップ
S50,S54)は実施の形態1と同様である。上記情
報送信処理および情報受信処理によれば、情報受信装置
20側の要求に応じて加工情報等を受信し、表示器56
に表示することが可能になる。
【0045】上記実施の形態3によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 (1)情報受信装置20がサーバー10に情報要求信号
を送信すると、当該情報要求信号を受信したサーバー1
0は情報受信装置20に指定情報を送信する構成とした
{図8のステップS31,S32,S34,S92,S
94}。ほぼ定期的に情報要求信号を伝達する場合に比
べて、例えば情報受信装置20側でクライアント情報や
加工情報を見る必要が生じたとき等に情報要求信号を伝
達すればよくなる。よって情報要求信号の伝達回数を減
らすことにより、通信量を減らすことができる。 (2)情報受信装置20がサーバー10に送信する情報
要求信号は、サーバー10が情報受信装置に送信すべき
情報を指定する情報指定信号を含めた{図8のステップ
S90,S92}。クライアント情報14や加工情報1
6の全情報を情報受信装置20に送信したのでは必要な
情報を見つけるのに時間を要してしまうが、情報指定信
号によって予め送信する情報を指定しておけは必要な情
報を素早く得ることができる。
果を得ることができる。 (1)情報受信装置20がサーバー10に情報要求信号
を送信すると、当該情報要求信号を受信したサーバー1
0は情報受信装置20に指定情報を送信する構成とした
{図8のステップS31,S32,S34,S92,S
94}。ほぼ定期的に情報要求信号を伝達する場合に比
べて、例えば情報受信装置20側でクライアント情報や
加工情報を見る必要が生じたとき等に情報要求信号を伝
達すればよくなる。よって情報要求信号の伝達回数を減
らすことにより、通信量を減らすことができる。 (2)情報受信装置20がサーバー10に送信する情報
要求信号は、サーバー10が情報受信装置に送信すべき
情報を指定する情報指定信号を含めた{図8のステップ
S90,S92}。クライアント情報14や加工情報1
6の全情報を情報受信装置20に送信したのでは必要な
情報を見つけるのに時間を要してしまうが、情報指定信
号によって予め送信する情報を指定しておけは必要な情
報を素早く得ることができる。
【0046】〔他の実施の形態〕上述した情報提供装置
において、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,配置
および動作条件等については、上記実施の形態に限定さ
れるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次
の各形態を実施することもできる。 (1)上記各実施の形態では、暗号化した指定情報をサ
ーバー10から情報受信装置20に送信し{図5のステ
ップS30,S32,S34}、情報受信装置20は受
信した指定情報を復号化して加工情報等を表示や印刷等
を行なった{図5のステップS50,S54}。この形
態に代えて(あるいは加えて)、情報受信装置20は受
信した指定情報の復号化のみを行い、他の情報受信装置
(例えば携帯電話機等)に復号化した指定情報を送信し
て表示や印刷等するように構成してもよい。こうすれば
復号化機能を有しない他の情報受信装置であっても、加
工情報等を提供できる。なお、他の情報受信装置では図
6に示す人物特定処理等を実行して提供可能な人物を特
定するのが情報の漏洩を防止する点で望ましい。
において、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,配置
および動作条件等については、上記実施の形態に限定さ
れるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次
の各形態を実施することもできる。 (1)上記各実施の形態では、暗号化した指定情報をサ
ーバー10から情報受信装置20に送信し{図5のステ
ップS30,S32,S34}、情報受信装置20は受
信した指定情報を復号化して加工情報等を表示や印刷等
を行なった{図5のステップS50,S54}。この形
態に代えて(あるいは加えて)、情報受信装置20は受
信した指定情報の復号化のみを行い、他の情報受信装置
(例えば携帯電話機等)に復号化した指定情報を送信し
て表示や印刷等するように構成してもよい。こうすれば
復号化機能を有しない他の情報受信装置であっても、加
工情報等を提供できる。なお、他の情報受信装置では図
6に示す人物特定処理等を実行して提供可能な人物を特
定するのが情報の漏洩を防止する点で望ましい。
【0047】(2)上記各実施の形態では、一のグルー
プに属するクライアント40a,40b,40cについ
てクライアント情報42a,42b,42cや加工情報
16をサーバー10の記録装置214に暗号化して記憶
した{図4のステップS16}。この形態に代えて(あ
るいは加えて)、それぞれが二以上のクライアントから
なる複数のグループについて、当該グループごとにクラ
イアント情報や加工情報16をサーバー10の記録装置
214に暗号化して記憶してもよい。この場合、記録装
置214は物理的に異なる複数の記録装置で構成した
り、互いにアクセス不能に区分した複数の記録領域(パ
ーティション)で構成し、グループごとに区分して記憶
する。こうすれば、一のグループに属するクライアント
に他のグループに属するクライアントのクライアント情
報を送信する誤送を防止できる。また、複数のグループ
について一のサーバー10に集約することにより、情報
の共有化をさらに図ることができ、コストを低減するこ
とができる。さらには、クライアント(遊技場のチェー
ン店)が増えた場合も容易に対応することができる。
プに属するクライアント40a,40b,40cについ
てクライアント情報42a,42b,42cや加工情報
16をサーバー10の記録装置214に暗号化して記憶
した{図4のステップS16}。この形態に代えて(あ
るいは加えて)、それぞれが二以上のクライアントから
なる複数のグループについて、当該グループごとにクラ
イアント情報や加工情報16をサーバー10の記録装置
214に暗号化して記憶してもよい。この場合、記録装
置214は物理的に異なる複数の記録装置で構成した
り、互いにアクセス不能に区分した複数の記録領域(パ
ーティション)で構成し、グループごとに区分して記憶
する。こうすれば、一のグループに属するクライアント
に他のグループに属するクライアントのクライアント情
報を送信する誤送を防止できる。また、複数のグループ
について一のサーバー10に集約することにより、情報
の共有化をさらに図ることができ、コストを低減するこ
とができる。さらには、クライアント(遊技場のチェー
ン店)が増えた場合も容易に対応することができる。
【0048】(3)上記各実施の形態では、サーバー1
0に備えた記録装置214にクライアント情報14,加
工情報16を記憶した。この形態に代えて(あるいは加
えて)、クライアント40a,40b,…,40zや情
報受信装置20のいずれかに備えた記録装置にクライア
ント情報14,加工情報16を記憶させてもよい。この
場合にはサーバー10の電源を常に入れておく必要がな
くなる。同様に、サーバー10、クライアント40a,
40b,…,40z、情報受信装置20のうち二つ以上
に分散してクライアント情報14,加工情報16を記憶
させてもよい。特に、クライアント情報14,加工情報
16を分割した上で分散記憶させると、復号化も困難な
ものとなり漏洩をさらに確実に防止できる。
0に備えた記録装置214にクライアント情報14,加
工情報16を記憶した。この形態に代えて(あるいは加
えて)、クライアント40a,40b,…,40zや情
報受信装置20のいずれかに備えた記録装置にクライア
ント情報14,加工情報16を記憶させてもよい。この
場合にはサーバー10の電源を常に入れておく必要がな
くなる。同様に、サーバー10、クライアント40a,
40b,…,40z、情報受信装置20のうち二つ以上
に分散してクライアント情報14,加工情報16を記憶
させてもよい。特に、クライアント情報14,加工情報
16を分割した上で分散記憶させると、復号化も困難な
ものとなり漏洩をさらに確実に防止できる。
【0049】(4)上記各実施の形態では、キーボート
によって入力したパスワードに基づいて人物を特定した
{図6の人物特定処理を参照}。この形態に代えて、指
紋採取装置によって入力した指紋や、映像入力装置によ
って入力した声紋、音響入力装置によって入力した声
紋,遺伝子検査装置によって入力した遺伝子情報等によ
って人物を特定してもよく、さらにはパスワード,指
紋,声紋,映像,遺伝子情報等のうち二つ以上を任意に
組み合わせて人物を特定してもよい。こうすれば、営業
情報や加工情報を伝達可能な人物をより正確に特定する
ことができるので、情報の漏洩をさらに確実に防止する
ことができる。また、人物特定の際において操作者の入
力を容易にするために、情報受信装置20等にIDカー
ドやICカード等の情報読取器を入力装置58として備
え、図6のステップS70ではIDカードやICカード
等に記録された情報を読み取る形式としてもよい。
によって入力したパスワードに基づいて人物を特定した
{図6の人物特定処理を参照}。この形態に代えて、指
紋採取装置によって入力した指紋や、映像入力装置によ
って入力した声紋、音響入力装置によって入力した声
紋,遺伝子検査装置によって入力した遺伝子情報等によ
って人物を特定してもよく、さらにはパスワード,指
紋,声紋,映像,遺伝子情報等のうち二つ以上を任意に
組み合わせて人物を特定してもよい。こうすれば、営業
情報や加工情報を伝達可能な人物をより正確に特定する
ことができるので、情報の漏洩をさらに確実に防止する
ことができる。また、人物特定の際において操作者の入
力を容易にするために、情報受信装置20等にIDカー
ドやICカード等の情報読取器を入力装置58として備
え、図6のステップS70ではIDカードやICカード
等に記録された情報を読み取る形式としてもよい。
【0050】(5)上記各実施の形態では、各遊技場に
おけるクライアント情報42a,42b,…,42zや
加工情報を暗号化して記録装置214に記憶させた。こ
の形態に代えて(あるいは加えて)、クライアント情報
以外の任意の情報についても同様に本発明を適用するこ
とができる。こうすれば漏洩させたくない情報の範囲を
広げることができる。
おけるクライアント情報42a,42b,…,42zや
加工情報を暗号化して記録装置214に記憶させた。こ
の形態に代えて(あるいは加えて)、クライアント情報
以外の任意の情報についても同様に本発明を適用するこ
とができる。こうすれば漏洩させたくない情報の範囲を
広げることができる。
【0051】(6)例えば遊技場に関する情報提供装置
について図9に模式的に示すように、通信回線の接続形
態(スター,リング,ネットワーク等)にかかわらず、
クライアント情報42a,42b,…,42zをそれぞ
れ有する二以上のクライアント40a,40b,…,4
0zと、暗号化したクライアント情報14を受信可能な
情報受信装置20とを情報伝達可能に構成する。そし
て、クライアント40a,40b,…,40zおよび情
報受信装置20はトークンパス形式によってクライアン
ト情報14を所定方向(例えば左回り)に順次伝達して
ゆく。例えば前のクライアント40aからクライアント
情報14を受信したクライアント40bは当該クライア
ント情報14を復号化して自己のクライアント情報42
bを追加(または更新)し、さらに全部のクライアント
情報14を暗号化して次のクライアント40cに送信す
る。また情報受信装置20は前のクライアント40aか
ら受信したクライアント情報14を復号化して所要の加
工情報を作成して表示器に表示したり印刷機で印刷した
りする。この構成によればサーバーを必要とせずにクラ
イアント情報14を管理することができ、しかも送受信
の間は暗号化されているので情報内容が漏洩するのを防
止できる。なお、トークンパス形式で伝達する情報はク
ライアント情報14に限らず、暗号化した加工情報16
のみであってもよく、暗号化した双方の情報としてもよ
い。さらに第2識別情報18をトークンパス形式で順次
伝達すれば、各クライアントや情報受信装置20等にお
いて第1識別情報を入力することによってクライアント
情報や加工情報を提示可能な人物を特定すれば情報内容
の漏洩をさらに確実に防止できる。
について図9に模式的に示すように、通信回線の接続形
態(スター,リング,ネットワーク等)にかかわらず、
クライアント情報42a,42b,…,42zをそれぞ
れ有する二以上のクライアント40a,40b,…,4
0zと、暗号化したクライアント情報14を受信可能な
情報受信装置20とを情報伝達可能に構成する。そし
て、クライアント40a,40b,…,40zおよび情
報受信装置20はトークンパス形式によってクライアン
ト情報14を所定方向(例えば左回り)に順次伝達して
ゆく。例えば前のクライアント40aからクライアント
情報14を受信したクライアント40bは当該クライア
ント情報14を復号化して自己のクライアント情報42
bを追加(または更新)し、さらに全部のクライアント
情報14を暗号化して次のクライアント40cに送信す
る。また情報受信装置20は前のクライアント40aか
ら受信したクライアント情報14を復号化して所要の加
工情報を作成して表示器に表示したり印刷機で印刷した
りする。この構成によればサーバーを必要とせずにクラ
イアント情報14を管理することができ、しかも送受信
の間は暗号化されているので情報内容が漏洩するのを防
止できる。なお、トークンパス形式で伝達する情報はク
ライアント情報14に限らず、暗号化した加工情報16
のみであってもよく、暗号化した双方の情報としてもよ
い。さらに第2識別情報18をトークンパス形式で順次
伝達すれば、各クライアントや情報受信装置20等にお
いて第1識別情報を入力することによってクライアント
情報や加工情報を提示可能な人物を特定すれば情報内容
の漏洩をさらに確実に防止できる。
【0052】(7)例えば遊技場に関する情報提供装置
について図10に模式的に示すように、クライアント情
報42a,42b,…,42zをそれぞれ有する二以上
のクライアント40a,40b,…,40zと、当該二
以上のクライアント40a,40b,…,40zとの間
で通信手段30を介してそれぞれ通信可能に接続したサ
ーバー10と、サーバー10および二以上のクライアン
ト40a,40b,…,40zのうち少なくとも一つに
備えて所要の情報を記録可能な記録部12と、二以上の
クライアント40a,40b,…,40zが有するそれ
ぞれのクライアント情報42a,42b,…,42zを
暗号化したクライアント情報14を記録部12に記録す
る暗号化記録手段44a,44b,…,44zと、記録
部12に記録したクライアント情報14の少なくとも一
部を復号化して加工する情報加工手段46a,46b,
…,46zと、情報加工手段46a,46b,…,46
zによって加工した加工情報の少なくとも一部を情報表
示部28に表示する表示処理手段26とを備える。この
構成によれば、サーバー10と二以上のクライアント4
0a,40b,…,40zとの間で送受信したり、記録
部12に記録するクライアント情報14は暗号化されて
いるので、その情報内容が漏洩するのを防止することが
できる。なお、記録部12はクライアント40a,40
b,…,40zや情報受信装置20のいずれかに備えて
いてもよい。表示処理手段26や情報表示部28もまた
サーバー10やクライアント40a,40b,…,40
zのいずれかに備えてもよい。暗号化記録手段,情報加
工手段はサーバー10や情報受信装置20のいずれかに
備えてもよい。これらの場合でも上述した効果を得るこ
とができる。
について図10に模式的に示すように、クライアント情
報42a,42b,…,42zをそれぞれ有する二以上
のクライアント40a,40b,…,40zと、当該二
以上のクライアント40a,40b,…,40zとの間
で通信手段30を介してそれぞれ通信可能に接続したサ
ーバー10と、サーバー10および二以上のクライアン
ト40a,40b,…,40zのうち少なくとも一つに
備えて所要の情報を記録可能な記録部12と、二以上の
クライアント40a,40b,…,40zが有するそれ
ぞれのクライアント情報42a,42b,…,42zを
暗号化したクライアント情報14を記録部12に記録す
る暗号化記録手段44a,44b,…,44zと、記録
部12に記録したクライアント情報14の少なくとも一
部を復号化して加工する情報加工手段46a,46b,
…,46zと、情報加工手段46a,46b,…,46
zによって加工した加工情報の少なくとも一部を情報表
示部28に表示する表示処理手段26とを備える。この
構成によれば、サーバー10と二以上のクライアント4
0a,40b,…,40zとの間で送受信したり、記録
部12に記録するクライアント情報14は暗号化されて
いるので、その情報内容が漏洩するのを防止することが
できる。なお、記録部12はクライアント40a,40
b,…,40zや情報受信装置20のいずれかに備えて
いてもよい。表示処理手段26や情報表示部28もまた
サーバー10やクライアント40a,40b,…,40
zのいずれかに備えてもよい。暗号化記録手段,情報加
工手段はサーバー10や情報受信装置20のいずれかに
備えてもよい。これらの場合でも上述した効果を得るこ
とができる。
【0053】(8)上記(5)において、情報加工手段
46a,46b,…,46zによって加工した加工情報
に基づいて暗号化記録手段44a,44b,…,44z
が暗号化した加工情報16を記録部12に記録し、表示
処理手段26は記録部12に記録した加工情報16の少
なくとも一部を復号化して情報表示部28に表示する構
成としてもよい。こうすればサーバー10と二以上のク
ライアント40a,40b,…,40zとの間で送受信
したり、記録部12に記録する加工情報16は暗号化さ
れているので、その情報内容が漏洩するのを防止するこ
とができる。
46a,46b,…,46zによって加工した加工情報
に基づいて暗号化記録手段44a,44b,…,44z
が暗号化した加工情報16を記録部12に記録し、表示
処理手段26は記録部12に記録した加工情報16の少
なくとも一部を復号化して情報表示部28に表示する構
成としてもよい。こうすればサーバー10と二以上のク
ライアント40a,40b,…,40zとの間で送受信
したり、記録部12に記録する加工情報16は暗号化さ
れているので、その情報内容が漏洩するのを防止するこ
とができる。
【0054】(9)上記各実施の形態では、情報要求処
理,情報送信処理,人物認証処理等の手続きをソフトウ
ェアプログラムで実現した。この形態に代えて、少なく
とも一つの処理についてはハードウェアで実現してもよ
い。例えば、ハードウェアロジック回路、ゲートアレ
イ、ECL回路、TTL回路等がある。さらには、ファ
ームウェアにおけるマイクロプログラムによっても実現
することができる。
理,情報送信処理,人物認証処理等の手続きをソフトウ
ェアプログラムで実現した。この形態に代えて、少なく
とも一つの処理についてはハードウェアで実現してもよ
い。例えば、ハードウェアロジック回路、ゲートアレ
イ、ECL回路、TTL回路等がある。さらには、ファ
ームウェアにおけるマイクロプログラムによっても実現
することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、クライアント情報や加
工情報の漏洩を防止できる。
工情報の漏洩を防止できる。
【図1】本発明にかかる第1の概略構成例を示す模式図
である。
である。
【図2】クライアントおよびサーバーの構成を示す模式
図である。
図である。
【図3】サーバーおよび情報受信装置の構成を示す模式
図である。
図である。
【図4】情報要求処理および情報加工処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】情報送信処理および情報受信処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】人物認証処理および人物特定処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図7】情報要求処理および情報加工処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】情報送信処理および情報受信処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図9】本発明にかかる第2の概略構成例を示す模式図
である。
である。
【図10】本発明にかかる第3の概略構成例を示す模式
図である。
図である。
10 サーバー 12 記録部 14 クライアント情報 16 加工情報 18 第2識別情報 20 情報受信装置 22 人物特定手段 24 情報選択部 26 表示処理手段 28 情報表示部 30 通信手段 40a,40b,…,40z クライアント 42a,42b,…,42z クライアント情報 44a,44b,…,44z 暗号化記録手段 46a,46b,…,46z 情報加工手段 50 パチンコ機 52 スロットマシン 54 パチスロ機 56 表示器(情報表示部) 58 入力装置 102,314 入力処理回路 104,206,316 バス 110,210,310 CPU 112,202,302 ROM 114,204,304 RAM 116,216,306 通信制御回路 212 入出力回路 214 記録装置(記録部) 312 表示制御回路 400 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G09C 1/00 660 G09C 1/00 660E Fターム(参考) 2C088 CA02 CA04 CA31 5B049 AA00 AA05 BB62 CC31 GG04 GG07 GG09 5B085 AE01 AE29 BG07 CC16 5J104 AA01 AA07 KA01 KA16 NA05 PA07 9A001 BB04 BB06 CC02 CC04 EE03 JJ25 JJ27 KK16 KK45 LL03
Claims (6)
- 【請求項1】 それぞれが自己のクライアント情報を記
憶する二つ以上のクライアントと、前記二つ以上のクラ
イアントとそれぞれ通信可能であって前記クライアント
から送信され暗号化されたクライアント情報と暗号化さ
れた加工情報とを管理するサーバーと、前記サーバーと
通信可能であって前記サーバーで管理する情報を受信可
能な情報受信装置とを備えた情報提供装置において、 前記サーバーは、前記クライアント情報を前記クライア
ントに送信し、管理する情報の中で指定された指定情報
を前記情報受信装置に送信し、 それぞれの前記クライアントは、前記サーバーから受信
した前記クライアント情報を復号化し、復号化したクラ
イアント情報と前記自己のクライアント情報とに基づい
て加工した加工情報を暗号化して前記サーバーに送信
し、 前記情報受信装置は、前記サーバーから受信した前記指
定情報を復号化する情報提供装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した情報提供装置におい
て、 クライアントがサーバーに情報要求信号を送信すると、
前記情報要求信号を受信した前記サーバーは前記クライ
アントにクライアント情報を送信する情報提供装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載した情報提供装
置において、 情報受信装置がサーバーに情報要求信号を送信すると、
前記情報要求信号を受信した前記サーバーは前記情報受
信装置に指定情報を送信する情報提供装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載した情報提供装置におい
て、 情報受信装置がサーバーに送信する情報要求信号は、前
記サーバーが前記情報受信装置に送信すべき情報を指定
する情報指定信号を含む情報提供装置。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載した情報提供装
置において、 サーバーは所定の時期に指定情報を情報受信装置に送信
する情報提供装置。 - 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載し
た情報提供装置において、 情報受信装置がサーバーに第1識別情報を送信すると、
前記サーバーは受信した前記第1識別情報が予め記憶し
た第2識別情報とほぼ一致すると前記情報受信装置に指
定情報を送信する情報提供装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000126157A JP2001306515A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 情報提供装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000126157A JP2001306515A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 情報提供装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001306515A true JP2001306515A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18635988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000126157A Pending JP2001306515A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 情報提供装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001306515A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1185890A (ja) * | 1997-04-22 | 1999-03-30 | Sun Microsyst Inc | 金融機関サーバ及びクライアントウェブブラウザ用セキュリティシステム及び方法 |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000126157A patent/JP2001306515A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1185890A (ja) * | 1997-04-22 | 1999-03-30 | Sun Microsyst Inc | 金融機関サーバ及びクライアントウェブブラウザ用セキュリティシステム及び方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
A02 | Decision of refusal |
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