JP2001306358A - Guiプログラムのテスト装置、guiプログラムのテスト方法及び該方法に用いる記録媒体 - Google Patents

Guiプログラムのテスト装置、guiプログラムのテスト方法及び該方法に用いる記録媒体

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JP2001306358A JP2000128074A JP2000128074A JP2001306358A JP 2001306358 A JP2001306358 A JP 2001306358A JP 2000128074 A JP2000128074 A JP 2000128074A JP 2000128074 A JP2000128074 A JP 2000128074A JP 2001306358 A JP2001306358 A JP 2001306358A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GUIプログラムのテスト対象プログラムの
テスト内容とそのテスト結果としての画面構成要素に関
わる論理的構造に着目してテスト結果を表し、テスト結
果の解析を行うために有用な情報を提供する。 【解決手段】 スクリプト解釈手段103により現在実
行中のテストスクリプトの内容、さらにテスト対象プロ
グラム104のテスト結果として画面の論理構造(例.
画面の親子関係)を画面構造ファイル108に記憶させ
る。この操作後、過去の画面構造ファイル107との比
較をし、差異が発生した操作を画面構造ファイルより検
索し、記憶しておいたテストスクリプトからその操作内
容、画面構成要素の種類と差異の内容をテスト結果とし
て得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GUIプログラム
のテスト装置に関し、より詳細には、テスト結果として
画面構成要素に関わる論理的構造(画面構成要素への操
作情報、画面構成要素の親子関係、画面構成要素の種類
とその属性により表現される)を得て、過去のテスト結
果との間で論理構造の解析を行うようにしたGUIプロ
グラムのテスト装置、GUIプログラムのテスト方法及
び該方法に用いる記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】操作パネルの表示画面を介してユーザと
の情報の授受を対話形式で行うグラフィックベースのユ
ーザーインターフェース(以下「GUI」と記す)は、こ
れまで、広く各種の機器の操作部に利用されてきてい
る。GUIを動作させるプログラムは使用機器に応じて
作成されることになり、GUIプログラムを作成する
際、できたプログラムが目的通りに作成されているかを
確認するためにプログラムを動作させ、テストを行うこ
とは欠かすことができない。従来、GUIを動作させる
プログラムをテストするために提案された方式は、テス
ト対象プログラムを実行する際に表示される画面を通常
オペレータの入力操作によりテスト対象として選択し、
選択した画面イメージを記憶し、記憶した現テスト画面
イメージを過去に同じプログラムを動作させたときの該
当する画面イメージと比較し、その差異の画面イメージ
を表示するものであった(特開平7−84829号公
報、参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テスト
対象と過去の画面イメージを比較し、その差異をイメー
ジとして表示するのでは、注目するプログラムの動作と
関係がないイメージ上の差異がテスト結果として現れる
こともあり、テスト結果に雑音を含むことになる。しか
も、イメージ上の差異が生じることになった原因を調べ
ようとすると、そのための手がかりをイメージの違いか
ら使用者が推測するしかなく、テスト結果の解析を行う
ためには十分な情報を提供するものではなかった。本発
明は、GUIプログラムのテストにおける従来技術の上
述の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的
は、テスト対象プログラムのテスト内容とそのテスト結
果としての画面構成要素に関わる論理的構造に着目して
テスト結果を表し、テスト結果に雑音が含まれることが
なく、又指定した画面についてのテストデータを記憶し
てテスト結果の解析を行うために有用な情報を提供する
ことが可能なGUIプログラムのテスト装置、GUIプ
ログラムのテスト方法及び該方法に用いる記録媒体を提
供することにある。また、上記した目的に加え、画面構
成要素に関わる論理的構造に着目して得たテスト結果を
解析する機能を備えることにより、テスト対象プログラ
ムに問題が発生した時の調査を容易になし得るGUIプ
ログラムのテスト装置、GUIプログラムのテスト方法
及び該方法に用いる記録媒体を提供することにある。ま
た、上記した目的に加え、一連のテスト内容が途中で実
行不能となった場合に、その後のテストを正常に行うこ
とが可能なGUIプログラムのテスト装置、GUIプロ
グラムのテスト方法及び該方法に用いる記録媒体を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、テス
トスクリプト、記憶手段、テストスクリプトに従ってテ
スト対象プログラムに操作の指示を送り、テスト結果の
記憶を指示するスクリプト解釈手段、を備えたGUIプ
ログラムのテスト装置において、前記スクリプト解釈手
段は、テスト対象プログラムにより操作される画面構成
要素に関わる論理的構造(画面構成要素への操作情報、
画面構成要素の親子関係、画面構成要素の種類とその属
性により表現される)をテスト結果として生成させ、前
記記憶手段に蓄積させることを特徴とするGUIプログ
ラムのテスト装置である。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載された
GUIプログラムのテスト装置において、前記スクリプ
ト解釈手段は、前記テスト結果として実行したテストス
クリプトを付加した情報を前記記憶手段に蓄積させると
ともに、蓄積した過去と現在のテスト結果を比較するこ
とによりテスト結果を解析する手段を備えたことを特徴
とするものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
されたGUIプログラムのテスト装置において、テスト
スクリプトにより指定された画面構成要素がテスト対象
プログラムに存在するかを調べる画面構造チェック手段
と、該画面構造チェック手段が調べた結果、画面構成要
素が存在しなかった場合に、後続するテスト内容に画面
構成要素が存在するテストスクリプトがあるかを調べる
ことにより、テストを復活させるテスト復活手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項3に記載された
GUIプログラムのテスト装置において、テストスクリ
プトによって指定された画面構成要素が存在しないため
に未実施となったテストスクリプトを記憶手段に記憶す
ることを特徴とするものである。
【0008】請求項5の発明は、テストスクリプトに従
って実行されるGUIプログラムのテスト方法であっ
て、テストスクリプトに従ってテスト対象プログラムに
操作の指示を与え、操作される画面構成要素に関わる論
理的構造をテスト結果として生成させ、蓄積することを
特徴とするGUIプログラムのテスト方法である。
【0009】請求項6の発明は、請求項5に記載された
GUIプログラムのテスト方法において、実行したテス
トスクリプトを前記テスト結果に付加するとともに、蓄
積した過去と現在のテスト結果を比較することによりテ
スト結果を解析することを特徴とするものである。
【0010】請求項7の発明は、請求項5又は6に記載
されたGUIプログラムのテスト方法において、テスト
スクリプトによって指定された画面構成要素がテスト対
象プログラムに存在するかを調べ、画面構成要素が存在
しなかった場合に、後続するテスト内容に画面構成要素
が存在するテストスクリプトがあるかを調べることによ
り、テストを復活させることを特徴とするものである。
【0011】請求項8の発明は、請求項7に記載された
GUIプログラムのテスト方法において、テストスクリ
プトによって指定された画面構成要素が存在しないため
に未実施となったテストスクリプトを記憶するようにし
たことを特徴とするものである。
【0012】請求項9の発明は、請求項5乃至8のいず
れかに記載されたGUIプログラムのテスト方法を実行
するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。図1は、本発明によ
るGUIプログラムのテスト装置の概要を示すブロック
図を示す。先ず、図1を参照してこの実施例のGUIプ
ログラムのテスト装置の基本的な構成および動作の概要
を説明する。本テスト装置は、テスト制御装置101に
よりテスト動作が遂行される。テストを行うために、事
前にテストスクリプトと過去に正しい動作が行われたと
きに得られた画面の論理構造を用意して置く必要があ
り、これらのデータをテスト制御装置101の制御下で
それぞれテストスクリプト102、過去の画面構造ファ
イル107に保持させておく。なお、テストスクリプト
102にはGUIプログラムのどの画面構成要素に対し
てどのような操作を行うか、又記憶したい画面を示す情
報等が記述されている。
【0014】テストを行う際、テスト制御装置101
は、テストスクリプト102に保持された一連のスクリ
プトを連続的にスクリプト解釈手段103に送り(図1
中の1.入力)、テストを実行する(2.実行)。テス
ト開始時、スクリプト解釈手段103は、先ずテスト対
象プログラム104を起動し、起動終了の情報を受取っ
た後、テストスクリプトに記述されているGUIプログ
ラムの画面構成要素が現在存在するか否かを画面要素チ
ェック手段113によりチェックし(3.チェック)、
チェック結果をスクリプト解釈手段103に返す(4.
結果)。スクリプト解釈手段103は、画面構成要素が
存在していたというチェック結果を受け取った場合に、
テスト対象プログラム104に操作を指示する(5.操
作指示)。この指示により、テスト対象プログラム10
4は、GUIが実際に操作され、あたかも人が対話的に
指示したかのように操作を実行する。即ち、テスト対象
プログラム104の操作を実行し、得られた結果を画面
に表示するために、ウインドーマネージャ105に対し
その表示画面を指定し、表示要求を行う(6.画面表示
要求)。この画面表示要求を受けたウインドーマネージ
ャ105は、指定された画面を表示するように画面表示
装置106に対しその指示を行う(7.表示)。そし
て、テスト対象プログラム104は、実行終了をスクリ
プト解釈手段103に送る(8.終了)。
【0015】上記のようにしてテスト対象プログラム1
04の指示されたプログラムの実行が終了したら、スク
リプト解釈手段103は、画面構造記憶手段109に画
面を記憶する指示を出す(9.画面記憶指示)。この処
理をテストスクリプト102の記述にそって行う。テス
トスクリプト102には、画面構成要素とそれに対する
操作のほかに画面の指定が存在し、特定の画面を詳細に
チェックしたい場合に、その画面の指定を行う。テスト
スクリプト102に画面の指定が存在していた場合、ス
クリプト解釈手段103は、画面構造記憶手段109に
対して、指定された画面を詳細に記憶するように指示す
る。なお、画面の記憶内容としては通常、簡略化した形
式により記憶するようにし、指定された画面については
詳細な画面情報が記憶できるようにする。この処理を行
う場合、画面構造記憶手段109は、スクリプト解釈手
段103から渡された画面構成要素の情報をもとにテス
ト対象プログラムに関連した画面情報をウインドーマネ
ージャ105に対し取得要求をする(10.画面情報要
求)。要求に従いウインドーマネージャ105より画面
情報を取得し(11.画面情報)、指定された画面構成
要素に関わる画面の論理構造として生成し(12.生
成)、現在の画面構造ファイル108に記憶する。ま
た、画面情報以外にテストスクリプトの内容を現在の画
面構造ファイル108に記憶する。この場合、スクリプ
ト解釈手段103から各テストスクリプトの内容を受け
取り、画面構造ファイル108に記憶するときに、スク
リプトに指定された画面構成要素に関わる上記の画面の
論理構造に関連づけて記憶する(13.記憶)。
【0016】そして、画面の記憶処理が終了したという
情報を受取ったら、またテストスクリプト102にそっ
て処理を続行する。これらの処理を実行中に、画面要素
チェック手段113により、指定された画面要素が存在
しないと分かった場合(3.チェック、4.結果)、ス
クリプト解釈手段103は、それ以降のテストをどこか
ら再開するかをテスト復活手段112により調べてもら
う(21.実行)。その結果、画面構成要素が存在し操
作が再開できるスクリプトの位置が有る場合に、テスト
復活手段112はそれをスクリプト解釈手段103に知
らせることにより復活処理を終え(22.復活終了)、
復活した位置からテストを再開する。
【0017】また、テストスクリプト102の記述にそ
った処理を終了したら、スクリプト解釈手段103はテ
スト対象プログラム104を終了させ、スクリプト解釈
手段103も終了する。テストスクリプト102は通常
複数あるため、テスト制御装置101はテストスクリプ
ト102ごとに上記の処理を実行する。そして、すべて
のテストスクリプト102に対してスクリプト解釈手段
103を実行し終えた場合、各テストスクリプト102
に対応する現在の画面構造ファイル108に記憶された
データおよび過去の画面構造ファイル107に記憶され
たデータをテスト結果解析手段110に入力し(31.
入力、32.入力)、これらのデータを比較して解析を
行い(33.実行)、比較結果を各テストスクリプトご
とに記憶することによりテスト結果ファイル111を作
成する(34.記憶)。なお、従来は記憶したい画面の
指定は手動であり、また、画面の記憶においては、論理
的解析不能な画面イメージが記憶されており、論理的な
解析はできなかったが、本発明に係わる上記のテスト装
置では、記憶したい画面の指定を自動化し、画面の記憶
は論理的画面構造とすることにより論理的な解析が可能
となり、かつ問題発生時の復活が行えるようになる。
【0018】ここで、上記で概要を説明したGUIプロ
グラムのテスト装置による画面構造ファイル作成につい
て、より詳細に説明するテストを行う際、テスト制御装
置101は、テストスクリプト102に保持されたスク
リプトを指定し、指定したスクリプトをスクリプト解釈
手段103に送り、テストを実行する。テスト開始時、
スクリプト解釈手段103は、先ずテスト対象プログラ
ム104を起動し、テスト対象プログラム104の起動
終了メッセージを待つ。起動終了のメッセージを受取っ
た後、スクリプト解釈手段103は指定されたテストス
クリプト102のテスト内容を1つ1つ実行していく。
テストスクリプト102には、画面構成要素を示す情報
とそれへの操作情報、または画面を記憶したいというこ
とと記憶したい画面を示す情報が記述されている。例え
ば、画面構成要素を示す情報としては、画面の要素がボ
タンであれば、“ボタン”という種類とその名前であっ
たりする。画面構成要素への操作情報としては、ボタン
の例の場合、例えば“押された”という情報である。テ
スト内容に操作指示が記述されていた場合には、スクリ
プト解釈手段103はテスト対象プログラム104の画
面構成要素に操作指示を出す。この指示により、テスト
対象プログラム104は、GUIが実際に操作され、あ
たかも人が対話的に指示したかのように操作を実行す
る。即ち、テスト対象プログラム104の操作を実行
し、その操作結果を画面に表示する(上記の“ボタン”
が“押された”場合を例にすると、画面が遷移したり画
面構成要素が変化したりする)。この後、テスト対象プ
ログラム104より操作終了の情報がきたら、次のテス
ト内容に移る。
【0019】テスト内容に画面記憶指示が記述されてい
た場合には、スクリプト解釈手段103は画面構造記憶
手段109に画面構成要素の情報を渡す。画面構造記憶
手段109は、ウインドーマネージャ105よりテスト
対象プログラム104に関連した画面情報を取得する。
ここでいう画面情報とは、画面要素の親子関係(ルー
ツ)と、各画面要素の種類とそれらの特徴を表す属性
(例えば、座標、幅、高さ、文字、フォント等)であ
り、最近の GUIプログラムは、通常このような情報
をもとに作成されている。又、ウインドーマネージャ1
05は、対話式 GUIプログラムが複数存在し得ると
きに、それらの画面情報をすべて管理するプログラムで
ある。なお、これも先のGUIプログラムの環境に通常
存在する。このように、画面構造記憶手段109は、ウ
インドーマネージャ105より取得した画面情報より、
指定された画面構成要素とその子供の画面構成要素(さ
らに子供がある場合は子供がいなくなるまで)の情報を
論理的情報として現在の画面構造ファイル108に記憶
する。この作業が終了したらスクリプト解釈手段103
に終了のメッセージを送る。スクリプト解釈手段103
はこうしてテストスクリプト102にそって自動的に画
面を操作し、テストしたい箇所の画面情報を現在の画面
構造ファイル108に記憶していく。
【0020】次に、上記で概要を説明したGUIプログ
ラムのテスト装置によるテスト結果解析について、より
詳細に説明する上記画面構造ファイル作成の動作に加
え、この実施例の動作においては次のことが必要にな
る。スクリプト解釈手段103により現在実行中のテス
トスクリプトの内容を現在の画面構造ファイル108に
記憶させる。さらに画面構造記憶手段109に、画面情
報の全てではなく、画面の親子関係のみを記憶するため
の簡易機能を作り、スクリプト解釈手段103がテスト
対象プログラム104に操作指示を出し、それが終了し
たときには、画面構造記憶手段109の簡易機能を利用
して現在の画面構造ファイル108に画面の論理構造を
記憶させる。スクリプト解釈手段103の上記の操作が
終了した後、テスト制御装置101により、過去の画面
構造ファイル107と現在の画面構造ファイル108を
入力としてテスト結果解析手段110が実行される。テ
スト結果解析手段110は、それぞれのファイルを比較
し、もし差異があった場合には、差異が発生した操作を
現在の画面構造ファイル108より検索し、記憶してお
いたテストスクリプトの内容から操作の内容と、差異が
発生した画面構成要素の種類と差異の内容をテスト結果
ファイルに記憶する。このような簡易な方式によりテス
ト結果の解析が可能となる。
【0021】次に、上記で概要を説明したGUIプログ
ラムのテスト装置によるテスト中断時の復活動作につい
て、より詳細に説明する 上記画面構造ファイル作成の動作に加え、この実施例の
動作においては次のことが必要になる。スクリプト解釈
手段103はテストスクリプト102に記述された画面
構成要素がテスト対象プログラム104に存在するかを
画面要素チェック手段113に問い合わせる。もし存在
した場合には、上記画面構造ファイル作成と同様に処理
を進める。存在しなかった場合には、テスト復活手段1
12にテストをどこから復活すべきかを問い合わせる。
テスト復活手段112はテストスクリプト102の後続
するテスト内容を調べ、そこに対応した画面構成要素が
存在するかをウインドーマネージャ105に問い合わせ
て、その結果、飛ばすべきテスト内容を知る。テストス
クリプト102にある画面構成要素が存在した場合に
は、スクリプト解釈手段103にその画面構成要素への
操作が存在するテストスクリプト102の位置を教え
る。また、スクリプト解釈手段103は省略されたテス
ト内容を現在の画面構造ファイル108に記憶する。省
略されたテスト内容を記憶することにより中断後の操作
との整合性がとれなくなったり、正常にテストが実行さ
れないといった問題を起こさない。
【0022】また、本発明においては、上記テスト装置
の制御システムを構成するCPUがテストの制御動作プ
ログラムとして上記実施例に示した動作を実行するため
の手順を記述した動作プログラムを用意し、用意したプ
ログラムを用いることにより目的とするテスト動作を具
体化することができる。このプログラムは、周知のコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され、制御シス
テムを構成するCPUの制御下の記録媒体として用いる
か、このプログラムを記録した記録媒体から適用するテ
スト対象プログラムを搭載した装置本体内の記憶手段に
インストールされ、記録媒体から読み出されたプログラ
ムによりテスト動作表示画面の制御動作が実行される。
【0023】
【発明の効果】(1) 請求項1,5の発明に対応する
効果 GUIを使用した対話形式のプログラムのテストにおい
て、テスト結果として画面イメージを記憶していた従来
の方式による場合、イメージによる差異が生じることに
なった原因を調べようとすると、そのための手がかりを
イメージの違いから使用者が推測するしかなく、テスト
結果の解析を効率よく行うためには不十分であったが、
本発明では、操作される画面構成要素に関わる論理的構
造を生成、蓄積させ、このデータを用いることによるの
で、過去の実行時とどのような論理的差異が存在するか
が検証しやすくする。 (2) 請求項2,6の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、実行したテストスクリプト
をテスト結果に付加し、得られた過去と現在のテスト結
果を自動解析するようにしたことにより、従来人間が行
っていた問題発生時の作業を軽減することができる。 (3) 請求項3,4,7,8の発明に対応する効果 上記(1)、(2)の効果に加えて、テスト対象プログ
ラムに指定された画面要素が存在しなかった場合も、そ
の後のテストを正常に行うことができ、問題発生時に予
期しない操作が連続して行われ、予期しないテスト結果
が発生するということがなくなる。 (4) 請求項9の発明に対応する効果 GUIプログラムのテスト装置の制御部が本発明の記録
媒体に記録されたプログラムを用いることによって、請
求項5乃至8の発明に関わる動作を容易に実行すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるGUIプログラムのテスト装置
の概要を示すブロック図を示す。
【符号の説明】
101…テスト制御装置、 102…テストス
クリプト、103…スクリプト解釈手段、 104
…テスト対象プログラム、105…ウインドーマネージ
ャ、 106…画面表示装置、107…過去の画面構
造記憶手段、 108…現在の画面構造記憶手段、10
9…画面構造記憶手段、 110…テスト結果解
析手段、111…テスト結果ファイル、 112…
テスト復活手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストスクリプト、記憶手段、テストス
    クリプトに従ってテスト対象プログラムに操作の指示を
    送り、テスト結果の記憶を指示するスクリプト解釈手
    段、を備えたGUIプログラムのテスト装置において、
    前記スクリプト解釈手段は、テスト対象プログラムによ
    り操作される画面構成要素に関わる論理的構造をテスト
    結果として生成させ、前記記憶手段に蓄積させることを
    特徴とするGUIプログラムのテスト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたGUIプログラム
    のテスト装置において、前記スクリプト解釈手段は、前
    記テスト結果として実行したテストスクリプトを付加し
    た情報を前記記憶手段に蓄積させるとともに、蓄積した
    過去と現在のテスト結果を比較することによりテスト結
    果を解析する手段を備えたことを特徴とするGUIプロ
    グラムのテスト装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載されたGUIプロ
    グラムのテスト装置において、テストスクリプトにより
    指定された画面構成要素がテスト対象プログラムに存在
    するかを調べる画面構造チェック手段と、該画面構造チ
    ェック手段が調べた結果、画面構成要素が存在しなかっ
    た場合に、後続するテスト内容に画面構成要素が存在す
    るテストスクリプトがあるかを調べることにより、テス
    トを復活させるテスト復活手段を備えたことを特徴とす
    るGUIプログラムのテスト装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたGUIプログラム
    のテスト装置において、テストスクリプトによって指定
    された画面構成要素が存在しないために未実施となった
    テストスクリプトを記憶手段に記憶することを特徴とす
    るGUIプログラムのテスト装置。
  5. 【請求項5】 テストスクリプトに従って実行されるG
    UIプログラムのテスト方法であって、テストスクリプ
    トに従ってテスト対象プログラムに操作の指示を与え、
    操作される画面構成要素に関わる論理的構造をテスト結
    果として生成させ、蓄積することを特徴とするGUIプ
    ログラムのテスト方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載されたGUIプログラム
    のテスト方法において、実行したテストスクリプトを前
    記テスト結果に付加するとともに、蓄積した過去と現在
    のテスト結果を比較することによりテスト結果を解析す
    ることを特徴とするGUIプログラムのテスト方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載されたGUIプロ
    グラムのテスト方法において、テストスクリプトによっ
    て指定された画面構成要素がテスト対象プログラムに存
    在するかを調べ、画面構成要素が存在しなかった場合
    に、後続するテスト内容に画面構成要素が存在するテス
    トスクリプトがあるかを調べることにより、テストを復
    活させることを特徴とするGUIプログラムのテスト方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載されたGUIプログラム
    のテスト方法において、テストスクリプトによって指定
    された画面構成要素が存在しないために未実施となった
    テストスクリプトを記憶するようにしたことを特徴とす
    るGUIプログラムのテスト方法。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれかに記載された
    GUIプログラムのテスト方法を実行するためのプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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