JP2001305648A - 波紋等の液体現象投影装置 - Google Patents

波紋等の液体現象投影装置

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JP2001305648A
JP2001305648A JP2000117503A JP2000117503A JP2001305648A JP 2001305648 A JP2001305648 A JP 2001305648A JP 2000117503 A JP2000117503 A JP 2000117503A JP 2000117503 A JP2000117503 A JP 2000117503A JP 2001305648 A JP2001305648 A JP 2001305648A
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liquid
ripples
wave
projection
phenomenon
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Toshimasa Yoshitake
逸誠 吉武
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YOSHITAKE KK
Yoshitake Inc
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YOSHITAKE KK
Yoshitake Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来装置における波紋等の液
体現象の生起手段は、モーター等の駆動機構が必要で、
波紋等を広告宣伝用の装飾照明やホテルのロビーや寝室
等に投影したときに、騒音が生じやすく、また、動作が
単調で変化に乏しい等の課題があった。 【解決手段】 投影光学系の光路内に造波部材
22を有する液体収容ケース15を配置すると共に、造
波部材22に永久磁石25を設け、この永久磁石25に
対して同じ極性となる電磁石20をON・OFFして永
久磁石25を吸着又は排斥して造波部材22を駆動する
ことからなる波紋等の液体現象投影装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波紋等の液体現象
投影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、特開平5-225
804号、特開平6-111602号に記載のように、
投影光学系の光路内に投影光が透過可能で且つ波紋が生
じるように液体を収容した液体収容ケースを配置し、液
体を直接又はケースを介して揺すって波紋等の液体現象
を生起するものが知られている。上記従来技術における
波紋等の液体現象の生起手段としては、液体を団扇のよ
うな板体で揺する団扇手段、プロペラによる送風で波立
たせる手段や撹拌手段、ポンプによる液体の循環手段、
カム、ソレノイド、バイブレータにより液体収容ケース
を揺動する揺動手段等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来装置におけ
る波紋等の液体現象の生起手段は、モーター等の駆動機
構が必要で、波紋等を広告宣伝用の装飾照明やホテルの
ロビーや寝室等に投影したときに、騒音が生じやすく、
また、動作が単調で変化に乏しい等の課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、投影
光学系の光路内に投影光が透過可能で且つ波紋が生じる
ように液体を収容した液体収容ケースを配置すると共
に、液体収容ケース内に投影光の透過する造波部材を収
容し、造波部材に永久磁石を設け、この永久磁石に対し
て同じ極性となる電磁石を配置し、電磁石をON・OF
Fして永久磁石を引き寄せ又は排斥して造波部材を駆動
することからなる波紋等の液体現象投影装置を提供する
ものである。
【0005】上記本発明に係る波紋等の液体現象投影装
置によれば、造波部材に設けた永久磁石に対する電磁石
に供電してONすると、電磁石の極性が永久磁石と同じ
になることにより、永久磁石を排斥して造波部材を電磁
石から遠ざけるように駆動し、電磁石の供電を停止して
OFFすると、電磁石は単なる鉄心となりこれに対する
永久磁石の吸引力を受けた造波部材が引き寄せられて造
波部材を引き寄せる方向に駆動することとなり、電磁石
のON・OFFを適宜に繰り返すことにより、造波部材
を任意に造波駆動して所望の波紋等を生起させることが
できる。
【0006】また、本発明は、請求項1に記載の波紋等
の液体現象投影装置において、造波部材に複数個の永久
磁石を設けると共に、これに対応して複数の電磁石を配
置し、これら電磁石をON・OFFして造波部材を駆動
することからなる波紋等の液体現象投影装置を提供する
ものである。本発明によれば、複数個の永久磁石と電磁
石を用いて、造波部材をより複雑に駆動することができ
る。
【0007】また、本発明は、請求項1又は2に記載の
波紋等の液体現象投影装置において、電磁石を自動的に
ON・OFF制御することからなる波紋等の液体現象投
影装置を提供するものである。本発明によれば、電磁石
を自動制御によりON・OFFすることにより、波紋等
の液体現象を容易にパターン化して再現することができ
る。また、本発明は、請求項3に記載の波紋等の液体現
象投影装置において、電磁石のON・OFFの周期を制
御することからなる波紋等の液体現象投影装置を提供す
るものである。本発明によれば、電磁石のON・OFF
の周期を早くしたり遅くしたり、適宜に制御することに
より、造波部材の駆動を緩急を付けて行うことができ
る。
【0008】また、本発明は、請求項3又は4に記載の
波紋等の液体現象投影装置において、複数の電磁石のO
N・OFFの組み合わせを制御することからなる波紋等
の液体現象投影装置を提供するものである。本発明によ
れば、複数の電磁石のON・OFFの組み合わせを可変
に制御することにより、造波部材の駆動を複雑に変化さ
せることができる。また、本発明は、請求項5に記載の
波紋等の液体現象投影装置において、電磁石のON・O
FFの組み合わせをROMを用いて制御することからな
る波紋等の液体現象投影装置を提供するものである。本
発明によれば、予め電磁石のON・OFFの組み合わせ
をプログラムした読み出し専用メモリであるROMや、
予め必要とする電磁石のON・OFFの組み合わせ内容
を書き込むことができるPROMによって制御すること
により、複雑なパターンの組み合わせによる波紋等の液
体現象を生起させることができる。
【0009】また、本発明は、請求項1乃至6のいずれ
かに記載の波紋等の液体現象投影装置において、造波部
材が透明な板状体からなる波紋等の液体現象投影装置を
提供するものである。本発明によれば、造波部材が透明
な板状体からなることにより、波紋等の投影の邪魔にな
らない効果がある。また、本発明は、請求項7に記載の
波紋等の液体現象投影装置において、造波部材が柔軟な
板状体からなる波紋等の液体現象投影装置を提供するも
のである。本発明によれば、造波部材が柔軟な板状体か
らなることにより、造波部材の反りや弾性変形等を利用
して躍動的な波紋等の液体現象を生起することができ
る。
【0010】また、本発明は、請求項7又は8に記載の
波紋等の液体現象投影装置において、造波部材が透孔を
有する板状体からなる波紋等の液体現象投影装置を提供
するものである。本発明によれが、造波部材に透孔を設
けることにより、透孔から液体が抜けることにより、よ
り複雑な波紋等を生起することができる。また、本発明
は、請求項7、8又は9に記載の波紋等の液体現象投影
装置において、造波部材が凹部又は凸部を有する板状体
からなる波紋等の液体現象投影装置を提供するものであ
る。本発明によれば、造波部材の凹部又は凸部により、
より複雑な波紋等を生起することができる。
【0011】また、本発明は、請求項1乃至10のいず
れかに記載の波紋等の液体現象投影装置において、液体
収容ケース内に気体と液体と造波部材を収容し密封して
なる波紋等の液体現象投影装置を提供するものである。
本発明によれば、液体収容ケース内に気体と液体と造波
部材を収容し密封してあるから、取り扱いが容易である
と共に、液体収容ケースを容易に着脱したり交換して使
用することができる。また、本発明は、請求項1乃至1
1のいずれかに記載の波紋等の液体現象投影装置におい
て、液体収容ケースの内壁に曇り防止手段を施してなる
波紋等の液体現象投影装置を提供するものである。本発
明によれば、液体収容ケースの内壁に曇り防止手段を施
してあることから、鮮明に波紋等を投影することができ
る。
【0012】また、本発明は、請求項1乃至12のいず
れかに記載の波紋等の液体現象投影装置において、投影
光学系の光路内に液体収容ケースを着脱自在に設けてな
る波紋等の液体現象投影装置を提供するものである。本
発明によれば、液体収容ケースを着脱自在に交換して使
用でき、種々のパターンの波紋等の液体現象を生起する
ことができる。また、本発明は、請求項1乃至13に記
載の波紋等の液体現象投影装置において、投影光学系の
光路内にフィルターを設けてなる波紋等の液体現象投影
装置を提供するものである。本発明によれば、フィルタ
ーにより、投影像に、背景、明暗、着色、ぼかし、輪郭
変化、又は絞り等の変化を与えることができる。
【0013】また、本発明は、請求項1乃至14に記載
の波紋等の液体現象投影装置において、投影レンズを設
けてなる波紋等の液体現象投影装置を提供するものであ
る。本発明によれば、投影レンズにより波紋等を鮮明に
投影することができる。また、本発明は、請求項15に
記載の波紋等の液体現象投影装置において、光源又は投
影レンズを焦点調整可能に設けてなる波紋等の液体現象
投影装置を提供するものである。本発明によれば、光源
又は投影レンズを焦点調整することにより、波紋等を鮮
明に投影することができる。また、本発明は、請求項1
乃至16に記載の波紋等の液体現象投影装置において、
投影光学系内に投影方向を変える鏡部材を設けてなる波
紋等の液体現象投影装置を提供するものである。本発明
によれば、鏡部材により波紋等を投影方向を変えて投影
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図示する実施例により、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1において、1は
装置本体で、透孔光軸をほぼ垂直に上向き又は下向きに
設置して使用するように構成してある。図示の実施例で
は上方に投光するように設けてある。光源2は垂直方向
に上下動自在に案内された光源台座3にソケット4を介
して取り付けてある。6は光源2の投光をほぼ平行光と
して上方に投光する反射鏡である。光源台座3には水平
方向に回転自在に回転軸5が軸受けされており、回転軸
5には、装置本体1の上下方向に設けたラック7に咬合
するピニオン8が設けてあり、回転軸5の両端に設けた
操作ツマミ9により回転操作することにより、光源台座
3を上下動して光源2の位置を位置決めすることができ
るように構成してある。
【0015】10は光源2の上下動に対応して伸縮可能
に設けた供電線、11は投光レンズである。実施例の場
合、投光レンズ11を装置本体1に固定して設け、光源
2を移動調節して投光像の焦点調整をするように構成し
てある。12は投影レンズ11の上方に設けた投光用の
孔13を有する透明なプラスチック板等からなる電磁石
取付板で、その上面に電磁石20が設けてある。実施例
の場合、電磁石取付板12には、コイルの中央に鉄心2
1を有する同じ大きさの4個の電磁石20が配設してあ
り、透明な液体収容ケース15の載置台を兼ねている。
従って、4個の電磁石20の内、1個又は2個だけを電
磁石として他は単なる台座であっても良い。なお、この
台座には電磁石と同様の鉄心を設けることが好ましい。
【0016】実施例の場合、透明なプラスチック等から
なる液体収容ケース15内には、水等からなる液体14
と空気等からなる気体16が収容してあり、この液体中
に透明な板状体からなる造波部材22を沈めて透明な蓋
体17により密封してある。蓋体17の表面には曇り止
めシートが施してあり、蒸気や水滴により曇ることなく
透明性を維持するように構成してある。なお、本発明装
置を建物等に固定して設ける場合には、蓋体17を設け
ないで使用することができ、また、使用するときに曇り
対策として蓋体17を取り外しておくことも可能であ
る。
【0017】造波部材22は液体収容ケース15の内壁
面に任意の方向に傾斜可能に上下動自在に案内されてお
り、前記電磁石取付板12の電磁石20に対応してフェ
ライト等からなる永久磁石25が取り付けてある。電磁
石20は、図では省略した供電線により個々に励磁され
るように構成してあるが、供電が停止しているときは、
単なる鉄心であるから、永久磁石25の吸引力により造
波部材22は液体収容ケース15の底部に吸着している
が、ソレノイドに供電がなされ電磁石20が永久磁石2
5に対して同じ極性に励磁されると、排斥力を受けてそ
の永久磁石25は上方に反発して造波部材22を押し上
げ、次ぎに、供電が絶たれると永久磁石25の吸引力に
より造波部材22を押し下げ、この繰り返しにより液体
収容ケース15内の液体14の表面を震わせて波紋等の
液体現象を生起させることとなる。
【0018】図5はの4個の電磁石20を適宜
な組み合わせで励磁する自動制御回路のブロック図で、
例えば、AC100Vの商用電源30をスイッチ電源3
1によりDC6Vの直流に変換し、発信回路32にて発
振させて4進カウンター等のデバイダー33により、
の4個の電磁石20に振り分けて電解効果型トラ
ンジスタFETを介して供電し、4個の電磁石20を適
宜な組み合わせで励磁するように構成してある。34は
LRC発振回路32の抵抗を可変調整して発振速度を調
整可能にした速度調整手段であり、波紋等の生起の遅速
を制御することができる。35はの4個の電磁
石20のON・OFFの組み合わせを予めプログラムし
たROMであり、より組み合わせの複雑な波紋等の液体
現象を生起することができる。
【0019】前記電磁石取付板12と液体収容ケース1
5との重力に対する上下関係は、装置本体1を逆さにし
て光源2を上方にして波紋等を下方に投影するときも不
変であり、従って、装置本体1を逆さにして使用すると
きは、電磁石取付板12と液体収容ケース15との上下
を入れ替える必要がある。透明なプラスチック板等から
なる造波部材22は硬質の板であっても良いが、柔軟性
があれば反りや変形により、変化に富んだ液体現象を生
じさせることができ、また、透孔23を適宜に設けるこ
とによって、生起する波紋等に変化を付けることができ
る。透孔23は、図2に記載のように、三角形状に限ら
ず、図3,図4に記載のように、四角形等の適宜な形状
にすることができ、その数や配置や大きさも種々に変更
可能である。
【0020】また、造波部材22は平板状の板体に限ら
ず凹凸を設けた構成でも良い。その凹凸は波板状のも
の、段部を有するもの、部分的に凸部又は凹部を設けた
もの等であっても良い。また、図3,図4に記載の造波
部材24,26は8角形からなり、8個の永久磁石25
が取り付けてある。従って、同様に、電磁石取付板12
にも対応して8個の電磁石を取り付けて、より多くの組
み合わせで造波部材24,26を駆動することができ
る。そして、この場合、図5の電磁石20をからの
8個にして自動制御することができる。前記液体収容ケ
ース15の上方にはフィルター27が着脱自在に設けて
あり、フィルター27により、投影像に、背景、明暗、
着色、ぼかし、輪郭変化、又は絞り等の変化を与えるこ
とができる。その他、28は装置本体1の天井板29に
設けた投影孔である。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明に係る波紋等の液体
現象投影装置によれば、投影光学系の光路内に投影光が
透過可能で且つ波紋が生じるように液体を収容した液体
収容ケースを配置すると共に、液体収容ケース内に投影
光の透過する造波部材を収容し、造波部材に永久磁石を
設け、この永久磁石に対して同じ極性となる電磁石を配
置し、電磁石をON・OFFして永久磁石を引き寄せ又
は排斥して造波部材を駆動することからなる構成を有す
ることにより、電磁石に供電してONすると、電磁石の
極性が造波部材に設けた永久磁石と同じになることによ
り、永久磁石を排斥して造波部材を電磁石から遠ざける
ように駆動し、ひき続き電磁石の供電を停止してOFF
にすると、電磁石は単なる鉄心となり、これに対する永
久磁石の吸引力を受けた造波部材を引き寄せて、造波部
材を駆動することとなり、電磁石のON・OFFを適宜
に繰り返すことにより、造波部材を任意に造波駆動して
所望の波紋等を生起させることができる効果がある。
【0022】また、本発明は、請求項1に記載の波紋等
の液体現象投影装置において、造波部材に複数個の永久
磁石を設けると共に、これに対応して複数の電磁石を配
置し、これら電磁石をON・OFFして造波部材を駆動
することからなる構成を有することにより、複数個の永
久磁石と電磁石を用いて、造波部材をより複雑に駆動す
ることができる効果がある。また、本発明は、請求項1
又は2に記載の波紋等の液体現象投影装置において、電
磁石を自動的にON・OFF制御することからなる構成
を有することにより、波紋等の液体現象を容易にパター
ン化して再現することができる効果がある。
【0023】また、本発明は、請求項3に記載の波紋等
の液体現象投影装置において、電磁石のON・OFFの
周期を制御することからなる構成を有することにより、
電磁石のON・OFFの周期を早くしたり遅くしたり、
適宜に制御することにより、造波部材の駆動を緩急を付
けて行うことができる効果がある。また、本発明は、請
求項3又は4に記載の波紋等の液体現象投影装置におい
て、複数の電磁石のON・OFFの組み合わせを制御す
ることからなる構成を有することにより、造波部材の駆
動を複雑に変化させることができる効果がある。
【0024】また、本発明は、請求項5に記載の波紋等
の液体現象投影装置において、電磁石のON・OFFの
組み合わせをROMを用いて制御することからなる構成
を有することにより、予め電磁石のON・OFFの組み
合わせをプログラムした読み出し専用メモリであるRO
Mや、予め必要とする電磁石のON・OFFの組み合わ
せ内容を書き込むことができるPROMによって制御す
ることにより、複雑なパターンの組み合わせによる波紋
等の液体現象を生起させることができる効果がある。
【0025】また、本発明は、請求項1乃至6のいずれ
かに記載の波紋等の液体現象投影装置において、造波部
材が透明な板状体からなる構成を有することにより、波
紋等の投影の邪魔にならない効果がある。また、本発明
は、請求項7に記載の波紋等の液体現象投影装置におい
て、造波部材が柔軟な板状体からなる構成を有すること
により、造波部材の反りや弾性変形等を利用して躍動的
な波紋等の液体現象を生起することができる効果があ
る。また、本発明は、請求項7又は8に記載の波紋等の
液体現象投影装置において、造波部材が透孔を有する板
状体からなる構成を有することにより、透孔から液体が
抜けることにより、より複雑な波紋等を生起することが
できる効果がある。
【0026】また、本発明は、請求項7、8又は9に記
載の波紋等の液体現象投影装置において、造波部材が凹
部又は凸部を有する板状体からなる構成を有することに
より、造波部材の凹部又は凸部により、より複雑な波紋
等を生起することができる効果がある。また、本発明
は、請求項1乃至10のいずれかに記載の波紋等の液体
現象投影装置において、液体収容ケース内に気体と液体
と造波部材を収容し密封してなる構成を有することによ
り、取り扱いが容易であると共に、液体収容ケースを容
易に着脱したり交換して使用することができる効果があ
る。
【0027】また、本発明は、請求項1乃至11のいず
れかに記載の波紋等の液体現象投影装置において、液体
収容ケースの内壁に曇り防止手段を施してなる構成を有
することにより、鮮明に波紋等を投影することができる
効果がある。また、本発明は、請求項1乃至12のいず
れかに記載の波紋等の液体現象投影装置において、投影
光学系の光路内に液体収容ケースを着脱自在に設けてな
る構成を有することにより、液体収容ケースを着脱自在
に交換して使用でき、種々のパターンの波紋等の液体現
象を生起することができる効果がある。また、本発明
は、請求項1乃至13に記載の波紋等の液体現象投影装
置において、投影光学系の光路内にフィルターを設けて
なる構成を有することにより、フィルターにより、投影
像に、背景、明暗、着色、ぼかし、輪郭変化、又は絞り
等の変化を与えることができる効果がある。
【0028】また、本発明は、請求項1乃至14に記載
の波紋等の液体現象投影装置において、投影レンズを設
けてなる構成を有することにより、投影レンズにより波
紋等を鮮明に投影することができる効果がある。また、
本発明は、請求項15に記載の波紋等の液体現象投影装
置において、光源又は投影レンズを焦点調整可能に設け
てなる構成を有することにより、波紋等を鮮明に投影す
ることができる効果がある。また、本発明は、請求項1
乃至16に記載の波紋等の液体現象投影装置において、
投影光学系内に投影方向を変える鏡部材を設けてなる構
成を有することにより、鏡部材により波紋等を投影方向
を変えて投影することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一実施例の要部を縦断して
示す一部縦断正面図。
【図2】 その要部を取り出して分解して示す分解
斜面図。
【図3】 その要部の他の実施例の要部を示す斜面
図。
【図4】 その要部の他の実施例の要部を示す斜面
図。
【図5】 本発明装置の一実施例の電気回路のブロ
ック図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 光源 3 光源台座 4 ソケット 5 回転軸 6 反射鏡 7 ラック 8 ピニオン 9 操作ツマミ 10 供電線 11 投影レンズ 12 電磁石取付板 13 投光用の孔 14 液体 15 液体収容ケース 16 気体 17 蓋体 20 電磁石 21 鉄心 22 造波部材 23 透孔 24 造波部材 25 永久磁石 26 造波部材 30 商用電源 31 スイッチ電源 32 発振回路 33 デバイダー 34 速度調整手段 35 ROM

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影光学系の光路内に投影光が
    透過可能で且つ波紋が生じるように液体を収容した液体
    収容ケースを配置すると共に、液体収容ケース内に投影
    光の透過する造波部材を収容し、造波部材に永久磁石を
    設け、この永久磁石に対して同じ極性となる電磁石を配
    置し、電磁石をON・OFFして永久磁石を吸着又は排
    斥して造波部材を駆動することからなる波紋等の液体現
    象投影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の波紋等の液体
    現象投影装置において、造波部材に複数個の永久磁石を
    設けると共に、これに対応して複数の電磁石を配置し、
    これら電磁石をON・OFFして造波部材を駆動するこ
    とからなる波紋等の液体現象投影装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の波紋等
    の液体現象投影装置において、電磁石を自動的にON・
    OFF制御することからなる波紋等の液体現象投影装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の波紋等の液体
    現象投影装置において、電磁石のON・OFFの周期を
    制御することからなる波紋等の液体現象投影装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の波紋等
    の液体現象投影装置において、複数の電磁石のON・O
    FFの組み合わせを制御することからなる波紋等の液体
    現象投影装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の波紋等の液体
    現象投影装置において、ON・OFFの組み合わせをR
    OMを用いて制御することからなる波紋等の液体現象投
    影装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記
    載の波紋等の液体現象投影装置において、造波部材が透
    明な板状体からなる波紋等の液体現象投影装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の波紋等の液体
    現象投影装置において、造波部材が柔軟な板状体からな
    る波紋等の液体現象投影装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の波紋等
    の液体現象投影装置において、造波部材が透孔を有する
    板状体からなる波紋等の液体現象投影装置。
  10. 【請求項10】 請求項7、8又は9に記載の
    波紋等の液体現象投影装置において、造波部材が凹部又
    は凸部を有する板状体からなる波紋等の液体現象投影装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか
    に記載の波紋等の液体現象投影装置において、液体収容
    ケース内に気体と液体と造波部材を収容し密封してなる
    波紋等の液体現象投影装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか
    に記載の波紋等の液体現象投影装置において、液体収容
    ケースの内壁に曇り防止手段を施してなる波紋等の液体
    現象投影装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか
    に記載の波紋等の液体現象投影装置において、投影光学
    系の光路内に液体収容ケースを着脱自在に設けてなる波
    紋等の液体現象投影装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13に記載の波
    紋等の液体現象投影装置において、投影光学系の光路内
    にフィルターを設けてなる波紋等の液体現象投影装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14に記載の波
    紋等の液体現象投影装置において、投影レンズを設けて
    なる波紋等の液体現象投影装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の波紋等の
    液体現象投影装置において、光源又は投影レンズを焦点
    調整可能に設けてなる波紋等の液体現象投影装置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16に記載の波
    紋等の液体現象投影装置において、投影光学系内に投影
    方向を変える鏡部材を設けてなる波紋等の液体現象投影
    装置。
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