JP2009020480A - ディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の形態の変化を外的刺激と関連させて楽しむディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】アクアディスプレイ装置Aは、第1の筐体1と、この第1の筐体1の例えば下方に重ねられて配置される第2の筐体3と、を有している。第1の筐体1は、例えば上方に開口を有し、透明な箱体(容器)11を有している。この箱体11の底面側に第2の筐体3が配置されている。透明な箱体11内には、流体15を入れておく。箱体の底面には、例えばプラスチック製の支持部17と、この支持部17により水平方向(水面15aに平行な方向)に支持される弾性を有する弾性片(例えばプラスチック製の板)21と、弾性片21の上面に設けられた磁石23と、磁石を囲むように配置される基部25aと、基部25aから上方に延びる支柱部25bと、支柱部25bの先端に設けられた上方に球面が配置される例えば半球上の揺動部25cと、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスプレイ装置に関し、外部応力により液体などの流体に動きを与えてディスプレイに利用するアクアディスプレイ装置に関する。
従来から、種々のディスプレイ装置が開発されている。例えば、特許文献1に記載の投射装置では、揺動部材により液面に波紋を形成するとともに、液面に照明光を投射するディスプレイ装置が開示されている。
特開2006−185651号公報
上記装置では、揺動部材を駆動する駆動装置により、液面に波紋を形成している。
しかしながら、モータにより揺動部材を揺動させる機構であり、ユーザがモータの回転数等を設定することはできても、波紋の変化を何らかの外的刺激と関連させて楽しむものではない。
本発明は、流体の動きの変化を外的刺激と関連させて楽しむことができるディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、第1の筐体からなる容器内の液体に対して、第1の周波数で
振動を与え前記液体表面に波紋を発生させる波紋発生部と、前記液体に対して前記第1の周波数と近似する周波数である第2の周波数で点滅するストロボ光を照射する光照射部と、前記第2の周波数を調整することにより前記ストロボ光の点滅周期を変調させる光変調部と、該光変調部における変調の度合いを外部信号に基づいて調整する変調度調整部とを有することを特徴とするディスプレイ装置が提供される。
前記波紋発生部は、前記第1の筐体に設けられる磁石と、液体に配置され、該磁石の揺動に従って揺動する揺動部と、前記第1の筐体と隣接して配置される第2の筐体であって、前記磁石と対向して配置され前記第1の周波数で前記磁石を揺動させる電磁石と、を有し、液体表面に波紋を発生させることが好ましい。
前記第1の筐体の底面に光の反射板を設けておく。前記変調度調整部は、外部信号を入力する外部信号入力端子と、該外部入力端子からの外部信号をA/D変換によって数値化し、周波数変調の度合を決定し、周波数変調したパルス信号として前記光照射部に出力する制御部とを有することが好ましい。
また、前記揺動部は、ポイント部材を液面に対して上下方向に揺動させる部材を含むことが好ましい。また、前記揺動部は、板を液面に対して垂直方向に揺動させる板状部材を含むことが好ましい。
また、第1の筐体からなる容器内の液体に対して、第1の周波数で振動を与え前記液体の表面に波紋を発生させる波紋発生部と、前記液体に対して前記第1の周波数と近似する周波数である第2の周波数で点滅するストロボ光を照射するストロボ光照射部と、前記第2の周波数を調整することにより前記ストロボ光を変調させる光変調部と、該光変調部における変調の度合いを、マクロフォン端子から入力される外部音声信号に基づいて調整する変調度調整部と、を有することを特徴とするアクアディスプレイ装置が提供される。
本発明は、動体に対して、第1の周波数で振動を与えることで前記動体を揺動させる揺動発生部と、前記動体に対して前記第1の周波数と近似する周波数である第2の周波数で点滅するストロボ光を照射する光照射部と、前記第2の周波数を調整することにより前記ストロボ光の点滅周期を変調させる光変調部と、該光変調部における変調の度合いを外部信号に基づいて調整する変調度調整部と、を有することを特徴とするディスプレイ装置であっても良い。
また、第1の周波数で振動するノズルより流体を噴出し、噴出された前記流体の軌跡に遥動を与える液体噴出揺動部と、前記流体に対して前記第1の周波数と近似する周波数である第2の周波数で点滅するストロボ光を照射する光照射部と、前記第2の周波数を調整することにより前記ストロボ光の点滅周期を変調させる光変調部と、該光変調部における変調の度合いを外部信号に基づいて調整する変調度調整部と、を有することを特徴とするディスプレイ装置であっても良い。
前記液体噴出揺動部は、磁石を取り付けた噴出部(ノズル)と、該磁石に対向した位置に設けられ前記第1の周波数で前記磁石を揺動させる電磁コイルと、を有することが好ましい。前記液体噴出揺動部は、流体用ポンプと接続され、前記流体を循環させるとともに、流体の噴出量の調整を調整する調整部を有するようにしても良い。
本発明によれば、液体の動く周期(振動数)と近似する周期で発光するストロボ光を照射することで、くり返し同じ液体の形状が残像として見えるため、静止画像の様に見える。また、ストロボ光の周期をわずかに変化させた場合には、変化した時間方向に液体の形状も変化するため、ゆっくりと動いているように見える。外的刺激や内部操作によってこの周期を制御して、間接的に波紋を変化させることができる。
以下に、本発明の実施の形態によるディスプレイ装置について図面を参照しながら説明を行う。図1から図3までは、本発明の第1の実施の形態によるアクアディスプレイ装置Aの一構成例を示す図であり、図1は側面図であり、図2は正面図であり、図3は背面図である。
また、図9(A)と図9(B)とは、本実施の形態とは異なる実施の形態(第1変形例と称する。)によるアディスプレイ装置Bの一構成例を示す図であり、図9(A)は側面図であり、図9(B)は背面図である。また、図10(A),(B)は、噴出部の詳細な構成例を示す図である。以下、適宜、第1変形例と対比させながら本実施の形態について説明する。
図1から図3までに示すように、本実施の形態によるアクアディスプレイ装置Aは、第1の筐体1と、この第1の筐体1の例えば下方に重ねられて配置される第2の筐体3と、を有している。第1の筐体1は、例えば上方に開口を有し、透明な箱体(容器)11を有している。この箱体11の底面側に第2の筐体3が配置されている。換言すれば、第2の筐体3上に箱体11が載せられている。
一方、図9に示すアクアディスプレイ装置Bは、例えば筐体211の上方に、上面板211aと側面板211bとにより囲まれ下方に開口を有する枠対210が設けられ、その中に液体の噴出ノズル217が設けられ、下方には液体を保持することができる容器(受け皿)225が配置されている。両者211・225間の空間はディスプレイ用の空間として開放されている。
例えば、アクアディスプレイ装置Aにおいて、透明な箱体11内に、流体15を入れておく。同じくアクアディスプレイ装置Bにおいて、受け皿225内に、流体(223)を入れておく。尚、流体としては、液体・気体のいずれでも良いが、一般的には、安全かつ安価な水(HO)又はそれをベースにした液体が好ましい。アクアディスプレイ装置Aにおいては、破線15aで示される高さ方向の位置まで水を入れておく。尚、下記の実施の形態では、透明な容器を用いた場合を例にして説明するが、容器は透明である場合に限らず、不透明又は半透明な陶器製の容器等も候補に入るものであり、限定的に記載したものではない。
アクアディスプレイ装置Aにおいて、箱体の底面には、例えばプラスチック製の支持部17と、この支持部17により水平方向(水面15aに平行な方向)に支持される弾性を有する弾性片(例えばプラスチック製の板)21と、弾性片21の上面に設けられた磁石23と、磁石を囲むように配置される基部25aと、基部25aから上方に延びる支柱部25bと、支柱部25bの先端に設けられた上方に球面が配置される例えば半球上の揺動部25cと、を有している。揺動部25cは、例えば、水面15aと略同じ位置になるように配置されるのが好ましい。弾性片21は底面とはある距離だけ離間している。
上記構成によれば、例えば、磁石23が上下方向に振動すると、揺動部25cも水面1
5a付近で上下方向に揺動する。また、箱体の底面には、例えばホログラム板や鏡面の板
などの反射機能を有する部材が設けられている。
一方、第2の筐体3は、例えば磁石23と対向する位置に設けられた電磁石であって、第2の筐体3の上面において支持する支持部とを兼ねる部分35aを含む電磁石35と、第2の筐体3の側面から第1の筐体の液面15aを照らす位置まで延びるスタンド37と、スタンドの先端に取り付けられ、LED光(ストロボ光)43を液面15aに照射するLEDランプ41を有している。
さらに、第2の筐体3には、電磁石35やランプ41を駆動するための制御部33が設
けられている。また、電源スイッチ51と、外部入力感度調整ツマミ53と、マイクロフォン端子55、外部入力端子57、電源入力端子61が設けられている。
アクアディスプレイ装置Bにおいて、筐体211の上方に、磁石219を取り付けたノズル217が、例えばシリコンチューブ221などの柔軟な構造により設けられており、このノズル217が、筐体211に保持されている。
ノズル217は、コントロールボックス227内のポンプ242と接続され、受け皿225に溜まった液体が循環されるように構成されている。上記の構成によれば、例えば、該磁石219が振動すると、ノズル217も同様に振動し、ノズル217より噴出した液体の軌跡が揺動する。また、筐体211には、磁石219に対向した位置に電磁コイル213が設けられており、例えばその周辺にはLEDランプ215が設けられている。
また、アクアディスプレイ装置Aの場合と同様に、コントロールボックス227には、電磁コイル213とランプ215とを駆動するための制御部241と、電源スイッチ235、外部入力感度調整ツマミ233、マイクロフォン229、外部入力端子237、電源入力端子239が設けられ、さらに、ポンプ242用の水量調節つまみ231も設けられている。
図3に示すように、例えばミュージックプレイヤー65の第1の出力端子65aからの
出力信号がコード67と外部入力端子57とを介して制御部33に入力される。一方、ミ
ュージックプレイヤー65の第2の出力端子65bからは、直接又はイヤフォンなどを介
して外部に出力されユーザがその音楽などを聞くことができる。
図4は、アクアディスプレイ装置Aにおける、第2の筐体3の制御部33の一構成例であり、図11は、アクアディスプレイ装置Bにおける制御部241の一構成例を示す機能ブロック図である。尚、破線内以外は図4と同じ符号を用いた。この制御部241は、マイクロフォン端子55から入力信号のうちの必要な周波数成分のみを取り出すバンドバスフィルタ71と、その出力信号を増幅する増幅器73と、増幅された信号をA/D変換するA/D変換器77aと、得られたデジタル信号を受けて信号処理を行い、例えば33Hzの固定パルス信号(f1)と、例えば35Hzから27Hzの間の可変パルス信号(f2)とを別々に出力するCPU/メモリ77bと、を有するワンチップマイコン77と、固定パルス信号を受けて電磁石35を駆動させるドライバー83と、可変パルス信号を受けてLEDランプ41を駆動するドライバー81と、を有している。
また、アクアディスプレイ装置Bにおいては、もう1組の電磁コイル35bとドライバー83bとを有し、液体を循環させるポンプ235と、液体の循環量を制御する制御装置237と流量調整部239とを有している。
尚、必要な周波数成分は、例えば可聴周波数(約20Hz〜20KHzの範囲)であっても良い。
ストロボ光を用いる理由について説明する。繰り返し規則的に発生する波紋をストロボ光ではない普通の光源で見た場合には、連続したつなぎ目の無い波紋が重なって、ブレた映像として見えることになる。一方、波紋の周期(振動数)と同一の周期で発光するストロボ光を照射した場合には、くり返し同じ波の形状が残像として見えるため、静止画像の様に見える。また、ストロボ光の周期をわずかに変化させた場合には、変化した時間方向に波紋の形状も変化するため、ゆっくりと動いているように見える。外的刺激や内部操作によってこの周期を制御して、間接的に波紋を変化させることが、この装置の特徴の1つである。
尚、波紋に限らず、アクアディスプレイ装置Bで表現している、周期性のある液体の遥動にも同様の効果がある。
以下に、上記アクアディスプレイ装置の動作について説明する。本実施の形態によるディスプレイ装置のディスプレイの様子を示す図である。図5は、図1の装置の動作をより詳細に説明するための図であり、第1の筐体1、第2の筐体3、箱体11、制御部31を有している。支持部17と揺動部(波紋生成部)25との間に板バネ21が設けられている。この場合には、符号AR1,2に示すように、揺動部25が水面から出たり入ったりするように揺動するため、符号11bに示すように、同心円状の波紋が生成される。
上記のように、電磁石35は例えば33Hz(±2%以内)の固定周波数で駆動している。この電磁石35の振動は、対向して配置されている磁石23を揺動させる。この揺動は、最終的に半球上の揺動部25cに伝わり、水面15aに同心円状の波紋を形成する。波紋は、周波数f1に同期して発生する。一方、f2はf1に近似する周波数であり、例えば約35Hzである。この周波数に対して、例えば最大の変調が加わった場合、約27Hzになる。もちろん、これらの周波数値は変更可能である。
ここで、周波数f2が周波数f1よりも大きい場合、波紋は波紋発生板揺動部25c
に向って動くように見え、一方、外部入力に依存する周波数f2が周波数f1より小さい場合には、ストロボ効果により波紋発生板から波紋が離れる方向に動いて見える。周波数調整された波紋とLEDランプ光43との協働により波紋をゆったりとしたイメージにすることも可能であり、それを見たユーザの心を和ませる、いわゆるリラクゼーション効果を発揮させることができる。
尚、第1の筐体3の底面にホログラム板などを置くことで、波紋とLED光のホログラム板からの反射光との相乗効果により、波紋をよりきれいに見せることも可能となる。
尚、揺動部25cを水面15aからわずかに頭を出すように配置するのが好ましい。揺動部25cを水中に沈めた場合には、極端に波紋が小さくなる。これは加振装置に余力が無いためと推測される。一方、あまり強力に揺動させると、波紋に「ザラザラ」した表情が表われ、「ゆったりとしたイメージ」が損なわれる。
さらに、ホログラムを波紋よりも下に配置することで、よりきれいなディスプレイを生成することができる。尚、下に配置するホログラムの代わりに音楽用又は映像用の媒体(CD、DVDなど)を用いても良い。ストロボ光(LED光43)を砂や貝ガラや石などを敷き詰めた底部に照射し、波紋によってそれらが屈折して見える様子を楽しむことも出来る。
以上に説明したように、本実施の形態によるアクアディスプレイ装置Aによれば、LEDランプ光を照射した水面において、例えばミュージックなどの外部入力に依存して波紋の動きを調整することができる。ミュージックを聴いている場合には、そのミュージックと関連させて波紋が変化するため、ディスプレイをより一層楽しむことができる。
以下に、アクアディスプレイ装置Bの動作について図面を参照しながら説明を行う。上述のように、図9は外観図であり、図10は噴出部の詳細な構成例を示す図である。
図9において、筐体211の上方に磁石219を取り付けたノズル217が、シリコンチューブ221によって接続され、液体の通路が確保されると共に、柔軟な構造で筐体211に保持されている。磁石219と対応する位置に電磁コイル213が配置され、コントロールボックス227に設けられる制御部241から交流パルスが供給され、磁石219を吸引したり、反発したりするように構成されている。それに従って、ノズル217が振動させることで、ノズル217を通過し噴出される流体243に遥動が与えられる。
ノズル217の周辺には、LEDランプ215が設けられ、噴出された液体243にストロボ光が照射される。ストロボ光と液体243との関係は、すでにアクアディスプレイ装置Aでの説明した内容と同じであるため、ここでの説明は省略する。
図10は噴出部の、電磁コイル213、磁石219、ノズル217、シリコンチューブ221の関係を詳細に示す図である。ここで、図10(B)は、噴出部を下方から見た図で、実際には2個の電磁コイルが213a・213bが、例えば90度の角度で配置されている。各電磁コイル213a・213bには、コントロールボックス227から、それぞれ独立した経路で交流パルスが供給されるようになっている。
両者のパルス信号には、外的刺激に連動したわずかな位相差が与えられている。これにより、結果的に、ノズル217に、外的刺激230に印加及び変化に応じて、例えば、円、楕円、直線等の運動を連続して行わせる動き(リサジュー図形)を発生させることができる(図12:符号243a、243b参照)。
ノズル217より噴出した流体243は、下方にある受け皿に溜められ(223)、コントロールボックス227内の液体ポンプ242により汲み上げられ、循環されるようになっている。
液体ポンプ242は、コントロールボックス227内の制御部241で流量をコントロールされ、水量調節ツマミ231により任意の水量に設定することが出来る。尚、図中には明記されていないが、ポンプの脈動を低減するために、脈動低減装置が装備されていることが好ましい。
また、ノズルを上方に配置し、水を下方に落下させる例を示したが、図9に符号218で示すように、ノズルを下方に配置し、液体243’を上方に向けて噴出するように構成しても良い。すなわち、ノズルの配置位置は限定されるものではない。
次に、本発明の第2の実施の形態によるディスプレイ装置について説明する。図6は、図1に対応する図であり、第1の筐体1、第2の筐体3、箱体11、制御部31を有している。図6に示す構成と図5に示す構成との主要な相違点は、支持部117により支持された揺動部(波紋生成部)101が、第1の箱体11の一側面と平行な方向に延在し、電磁石35と磁石23との相互作用により、符号AR3〜5に示すように揺動し、11aに示すように一側面に平行な波紋を生成する点である。動作原理自体は第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施の形態によるディスプレイ装置について説明する。図7は、図1に対応する図であり、第1の筐体1、第2の筐体3、箱体11、制御部33を有している。図7に示す構成と図1に示す構成との主要な相違点は、支持部17と揺動部(波紋生成部)125との間にコイルバネ121が設けられている点である。この場合には、符号AR6、AR7に示すように、揺動部125が水面から出たり入ったりするように揺動するため、符号11bに示すように、同心円状の波紋が生成される。動作原理自体は第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。本実施の形態では、揺動部を小さくでき省スペース化が可能となる。
図8は、第1の実施の形態によるディスプレイ装置の外観例を示す斜視図である。きれいな波紋が見えていることがわかる。
以上に説明したように、本実施の形態によるアクアディスプレイ装置によれば、LEDランプ光を照射した液体において、例えばミュージックなどの外部入力に依存して液体の形状変化を調整することができる。ミュージックを聴いている場合には、そのミュージックと関連させて液体の形状が変化するため、ディスプレイをより一層楽しむことができる。
以上に説明したように、本実施の形態によるアクアディスプレイ装置を用いると、外部入力に依存して液体の形状変化を調整できるため、ユーザは、例えば音楽などを聞きながら、その音楽と関連する液体の形状変化を見て楽しむことができる。例えば、音楽のテンポや楽曲自体が変更になると、そのタイミングで液体の形状が変化するようになる。
尚、本実施の形態によるディスプレイ装置の応用としては、個人的に楽しむ小型な装置だけでなく、喫茶店、バーなどのテーブルやカウンター、ホテルのロビー、各イベント会場でのディスプレー設備、養護施設などの癒しの設備として複数の人たちが見ることに対応した(少し大きめの)装置にも応用できる。設置方法に関しては、上から眺めるだけでなく、下から波紋を見上げるアングルにすることもできる。また、ストロボ光の位置も、水中や振動板内に埋め込んで発光させる構成などをとると、見た目にも異なる効果が得られる。特にアクアディスプレイ装置Bの応用では、今までに無い特徴的な噴水設備が実現可能である。
さらに、テーブルやカウンターにセットする場合には、蓋(透明なもの)が必要になる。但し、その他の用途では、むしろ露出させた方が効果的な場合も多い。媒体が、自然な物質である水(であるため)を用いれば、癒しの意味においても効果的である。水の補充と交換は周知の「方法で可能である。
水を媒体にすると、特に生き物に対し直接的な悪影響を与える要素は無いため、熱帯魚の水槽などにもセット可能である。また、媒体に関しては、着色や香り付けなどが可能である。ガスなどの気体は、密度の違い等から振動の周波数が低くなるが、周波数を変更することで実現可能である。
また、上記ストロボ光の外的刺激による変調によって得られる効果は、ある周波数で変調される液体の波紋に限らず、ある周波数で同じ動作を繰り返し行う物体を対象とすることができ、物体に外的刺激を与えることで物体の動作に変調を与えることができるという同様の結果を得る事が出来ることは言うまでもなく、請求項に記載された範囲において、このようなものも本発明の範囲に入るものである。
また、外部入力としてはミュージック以外に、脳波、脈拍、声、環境音(録音も含む)等が挙げられる。尚、ストロボ光の発光位置は、図面に示した例に限定されるものではなく、(水面)媒体に届く位置であれば良い。発光部と、ディスプレイ装置とが別体に構成されていても良い。
本発明は、ディスプレイ装置に利用可能である。
本発明の第1の実施の形態によるアクアディスプレイ装置の一構成例を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態によるアクアディスプレイ装置の一構成例を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態によるアクアディスプレイ装置の一構成例を示す背面図である。 第2の筐体の制御部の一構成例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態によるディスプレイ装置のディスプレイの様子を示す図である。 本発明の第2の実施の形態によるディスプレイ装置であり、図1に対応する図である。 本発明の第3の実施の形態によるディスプレイ装置であり、図1に対応する図である。 図1に示すディスプレイ装置の外観例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例によるアクアディスプレイ装置の一構成例を示す側面図と背面図である。 図9のうちのノズル近傍の詳細な構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例によるアクアディスプレイ装置制御部の一構成例を示す機能ブロック図である。 本変形例によるディスプレイ装置のディスプレイの様子を示す図である。
符号の説明
A…アクアディスプレイ装置、1…第1の筐体、3…第2の筐体、11…透明な箱体、15…流体、17…支持部、21…弾性片、23…磁石、25a…基部、25b…鉄心(支柱部)、25b…支柱部、25c…揺動部、35…電磁石、41…LEDランプ。

Claims (11)

  1. 第1の筐体からなる容器内の液体に対して、第1の周波数で振動を与え前記液体表面に波紋を発生させる波紋発生部と、
    前記液体に対して前記第1の周波数と近似する周波数である第2の周波数で点滅するストロボ光を照射する光照射部と、
    前記第2の周波数を調整することにより前記ストロボ光の点滅周期を変調させる光変調部と、
    該光変調部における変調の度合いを外部信号に基づいて調整する変調度調整部と
    を有することを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 前記波紋発生部は、
    前記第1の筐体に設けられる磁石と、
    液体に配置され、該磁石の揺動に従って揺動する揺動部と、
    前記第1の筐体と隣接して配置される第2の筐体であって、前記磁石と対向して配置され前記第1の周波数で前記磁石を揺動させる電磁石と、を有し、
    液体表面に波紋を発生させることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 前記第1の筐体の底面に光の反射板を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスプレイ装置。
  4. 前記変調度調整部は、
    外部信号を入力する外部信号入力端子と、
    該外部入力端子からの外部信号をA/D変換によって数値化し、周波数変調の度合を決定し、周波数変調したパルス信号として前記光照射部に出力する制御部とを有することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
  5. 前記揺動部は、ポイント部材を液面に対して上下方向に揺動させる部材を含むことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
  6. 前記揺動部は、板を液面に対して垂直方向に揺動させる板状部材を含むことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
  7. 第1の筐体からなる容器内の流体に対して、第1の周波数で振動を与え前記流体の表面に波紋を発生させる波紋発生部と、
    前記流体に対して前記第1の周波数と近似する周波数である第2の周波数で点滅するストロボ光を照射するストロボ光照射部と、
    前記第2の周波数を調整することにより前記ストロボ光を変調させる光変調部と、
    該光変調部における変調の度合いを、マクロフォン端子から入力される外部音声信号に基づいて調整する変調度調整部と
    を有することを特徴とするアクアディスプレイ装置。
  8. 動体に対して、第1の周波数で振動を与えることで前記動体を揺動させる揺動発生部と、
    前記動体に対して前記第1の周波数と近似する周波数である第2の周波数で点滅するストロボ光を照射する光照射部と、
    前記第2の周波数を調整することにより前記ストロボ光の点滅周期を変調させる光変調部と、
    該光変調部における変調の度合いを外部信号に基づいて調整する変調度調整部と
    を有することを特徴とするディスプレイ装置。
  9. 第1の周波数で振動する噴出部より流体を噴出させ、噴出された前記流体の軌跡に遥動を与える液体噴出揺動部と、
    前記流体に対して前記第1の周波数と近似する周波数である第2の周波数で点滅するストロボ光を照射する光照射部と、
    前記第2の周波数を調整することにより前記ストロボ光の点滅周期を変調させる光変調部と、
    該光変調部における変調の度合いを外部信号に基づいて調整する変調度調整部と
    を有することを特徴とするディスプレイ装置。
  10. 前記液体噴出揺動部は、磁石を取り付けた噴出部と、該磁石に対向する位置に設けられ前記第1の周波数で前記磁石を介して前記噴出部を揺動させる電磁コイルと、を有することを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ装置。
  11. 前記液体噴出揺動部は、流体用ポンプと接続され、前記流体を循環させるとともに、流体の噴出量の調整を行う調整部を有することを特徴とする請求項9又は10に記載のディスプレイ装置。
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