JP2001305219A - マルチビームレーダシステム - Google Patents
マルチビームレーダシステムInfo
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- G01S13/00—Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
- G01S13/87—Combinations of radar systems, e.g. primary radar and secondary radar
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
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- G01S13/06—Systems determining position data of a target
- G01S13/08—Systems for measuring distance only
- G01S13/32—Systems for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated
- G01S13/34—Systems for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated using transmission of continuous, frequency-modulated waves while heterodyning the received signal, or a signal derived therefrom, with a locally-generated signal related to the contemporaneously transmitted signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば距離測定あるいは速度測定を低コスト
で実行するマルチレーダシステムを提供する。 【解決手段】 レーダビーム信号を発生する放射発生装
置，レーダビーム信号を送信する第１のアンテナ装置，
レーダビーム信号を受信する第２のアンテナ装置，発生
レーダビーム信号と受信レーダビーム信号とを混合する
ミキシング装置，放射発生装置と第１のアンテナ装置と
の間に配置され，発生レーダビーム信号を分岐させてミ
キシング装置に供給する放射分割装置，各第２のアンテ
ナ装置が予め対応付けられている混合レーダビーム信号
を評価する評価装置，第２のアンテナ装置の１つを選択
し，選択された第２のアンテナ装置を介して受信レーダ
ビーム信号をミキシング装置に選択的に切り換え，混合
レーダビーム信号を各選択された第２のアンテナ装置に
対応する評価装置に切り換える切り換え装置を有する。
で実行するマルチレーダシステムを提供する。 【解決手段】 レーダビーム信号を発生する放射発生装
置，レーダビーム信号を送信する第１のアンテナ装置，
レーダビーム信号を受信する第２のアンテナ装置，発生
レーダビーム信号と受信レーダビーム信号とを混合する
ミキシング装置，放射発生装置と第１のアンテナ装置と
の間に配置され，発生レーダビーム信号を分岐させてミ
キシング装置に供給する放射分割装置，各第２のアンテ
ナ装置が予め対応付けられている混合レーダビーム信号
を評価する評価装置，第２のアンテナ装置の１つを選択
し，選択された第２のアンテナ装置を介して受信レーダ
ビーム信号をミキシング装置に選択的に切り換え，混合
レーダビーム信号を各選択された第２のアンテナ装置に
対応する評価装置に切り換える切り換え装置を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，マルチビーム−レ
ーダシステムに関し，さらに詳細には，車両のための対
象検出するＦＭＣＷ−マルチビームレーダシステムに関
する。
ーダシステムに関し，さらに詳細には，車両のための対
象検出するＦＭＣＷ−マルチビームレーダシステムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】距離測定あるいは速度測定を実行するＦ
ＭＣＷ−レーダシステムは，例えばＤＥ４２４２７００
Ａ１から既知である。ＦＭＣＷ−レーダにおいては，連
続的に電磁的なレーダビーム信号が送信され，その周波
数は２つの値の間で略ランプ形状に変調される。
ＭＣＷ−レーダシステムは，例えばＤＥ４２４２７００
Ａ１から既知である。ＦＭＣＷ−レーダにおいては，連
続的に電磁的なレーダビーム信号が送信され，その周波
数は２つの値の間で略ランプ形状に変調される。
【０００３】受信した反射レーダビーム信号は，同時に
送信したレーダビーム信号と混合される。混合により得
られたレーダビーム信号の中間周波数から反射対象の距
離を推定することができる。さらに，送信したレーダビ
ーム信号と受信したレーダビーム信号との間の周波数差
から対象の相対速度が求められる。
送信したレーダビーム信号と混合される。混合により得
られたレーダビーム信号の中間周波数から反射対象の距
離を推定することができる。さらに，送信したレーダビ
ーム信号と受信したレーダビーム信号との間の周波数差
から対象の相対速度が求められる。
【０００４】マルチビーム−レーダシステムは，所定の
大きさのフィールドを隈なく走査するために複数の放射
受信装置（アンテナ）が必要である。ＷＯ９５／１４９
３９により既知であるマルチビーム−レーダシステムに
おいては，相互に変位された３本のレーダビームが周期
的に順次送信され，かつ受信される。レーダビームは，
順次送信されるので，受信したレーダビームを単一の装
置で評価することができる。
大きさのフィールドを隈なく走査するために複数の放射
受信装置（アンテナ）が必要である。ＷＯ９５／１４９
３９により既知であるマルチビーム−レーダシステムに
おいては，相互に変位された３本のレーダビームが周期
的に順次送信され，かつ受信される。レーダビームは，
順次送信されるので，受信したレーダビームを単一の装
置で評価することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし，全てのレーダ
ビームを同時に測定しようとする場合には，発生したレ
ーダビーム信号を受信するレーダビーム信号と混合する
ためには，送受信されるレーダビームの数に対応する数
のミキシング装置が必要である。かかるレーダシステム
は，例えばＤＥ１９５３００６５Ａ１に開示されてい
る。特にミキシング装置に必要なミキサーダイオード
は，著しく高コストになる。
ビームを同時に測定しようとする場合には，発生したレ
ーダビーム信号を受信するレーダビーム信号と混合する
ためには，送受信されるレーダビームの数に対応する数
のミキシング装置が必要である。かかるレーダシステム
は，例えばＤＥ１９５３００６５Ａ１に開示されてい
る。特にミキシング装置に必要なミキサーダイオード
は，著しく高コストになる。
【０００６】したがって，本発明の課題は，例えば距離
測定あるいは速度測定を低コストで実行することが可能
な新規かつ改良されたマルチレーダシステムを提供する
ことにある。
測定あるいは速度測定を低コストで実行することが可能
な新規かつ改良されたマルチレーダシステムを提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め，請求項１に記載の発明では，レーダビーム信号を発
生する放射発生装置（１）と，前記レーダビーム信号を
送信するための所定数の第１のアンテナ装置（６ａ）
と，前記レーダビーム信号を受信するための所定数の第
２のアンテナ装置（６ｂ）と，前記発生したレーダビー
ム信号と受信したレーダビーム信号とを混合するための
ミキシング装置（３）と，前記放射発生装置（１）と第
１のアンテナ装置（６ａ）との間に配置され，発生した
レーダビーム信号を分岐させて，ミキシング装置（３）
に供給するための放射分割装置（２）と，前記各第２の
アンテナ装置（６ｂ）が予め対応付けられている，混合
されたレーダビーム信号を評価するための評価装置
（８）と，前記第２のアンテナ装置（６ｂ）の１つを選
択し，前記選択された第２のアンテナ装置（６ｂ）を介
して受信したレーダビーム信号をミキシング装置（３）
に選択的に切り換え，混合されたレーダビーム信号を各
選択された第２のアンテナ装置（６ｂ）に対応づけられ
ている評価装置（８）に切り換えるための切り換え装置
（５ａ，５ｂ）と，を有する，ことを特徴とするマルチ
ビーム−レーダシステムが提供される。
め，請求項１に記載の発明では，レーダビーム信号を発
生する放射発生装置（１）と，前記レーダビーム信号を
送信するための所定数の第１のアンテナ装置（６ａ）
と，前記レーダビーム信号を受信するための所定数の第
２のアンテナ装置（６ｂ）と，前記発生したレーダビー
ム信号と受信したレーダビーム信号とを混合するための
ミキシング装置（３）と，前記放射発生装置（１）と第
１のアンテナ装置（６ａ）との間に配置され，発生した
レーダビーム信号を分岐させて，ミキシング装置（３）
に供給するための放射分割装置（２）と，前記各第２の
アンテナ装置（６ｂ）が予め対応付けられている，混合
されたレーダビーム信号を評価するための評価装置
（８）と，前記第２のアンテナ装置（６ｂ）の１つを選
択し，前記選択された第２のアンテナ装置（６ｂ）を介
して受信したレーダビーム信号をミキシング装置（３）
に選択的に切り換え，混合されたレーダビーム信号を各
選択された第２のアンテナ装置（６ｂ）に対応づけられ
ている評価装置（８）に切り換えるための切り換え装置
（５ａ，５ｂ）と，を有する，ことを特徴とするマルチ
ビーム−レーダシステムが提供される。
【０００８】本項記載の発明では，低コストでレーダシ
ステムを形成することができる。マルチビーム−レーダ
システムの完全な機能性，特に横変位を定めるために必
要とされる位相差を測定することができる。この結果，
例えばＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシステムにおい
ては，ミキシング装置を多重に設けることを効果的に回
避することができる。
ステムを形成することができる。マルチビーム−レーダ
システムの完全な機能性，特に横変位を定めるために必
要とされる位相差を測定することができる。この結果，
例えばＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシステムにおい
ては，ミキシング装置を多重に設けることを効果的に回
避することができる。
【０００９】また，請求項２に記載の発明のように，前
記第２のアンテナ装置（６ｂ）の数は，前記評価装置
（８）の数と同一である，如く構成すれるのが好まし
い。
記第２のアンテナ装置（６ｂ）の数は，前記評価装置
（８）の数と同一である，如く構成すれるのが好まし
い。
【００１０】また，請求項３に記載の発明のように，前
記第２のアンテナ装置（６ｂ）及び対応する評価装置
（８）の選択的な切り換えが周期的に実行される，如く
構成すれば，マルチビーム−レーダシステムの機能が実
現される。
記第２のアンテナ装置（６ｂ）及び対応する評価装置
（８）の選択的な切り換えが周期的に実行される，如く
構成すれば，マルチビーム−レーダシステムの機能が実
現される。
【００１１】また，上記課題を解決するため，請求項４
に記載の発明のように，レーダビーム信号を発生する放
射発生装置（１）と，送／受信信号分離装置が対応づけ
られている，レーダビーム信号を送信及び受信するため
の複数のアンテナ装置（６）と，発生したレーダビーム
信号と受信したレーダビーム信号とを混合するためのミ
キシング装置（３）と，各アンテナ装置が予め対応づけ
られている，混合されたレーダビーム信号を評価するた
めの複数の評価装置（８）と，前記アンテナ装置（６）
の１つを選択し，前記選択されたアンテナ装置（６）を
介して受信したレーダビーム信号をミキシング装置
（３）に選択的に切り換え，かつ混合されたレーダビー
ム信号を各選択されたアンテナ装置（６）に対応づけら
れている評価装置（８）に切り換えるための切り換え装
置（５ａ，５ｂ）と，を有する，ことを特徴とするマル
チビーム−レーダシステムが提供される。
に記載の発明のように，レーダビーム信号を発生する放
射発生装置（１）と，送／受信信号分離装置が対応づけ
られている，レーダビーム信号を送信及び受信するため
の複数のアンテナ装置（６）と，発生したレーダビーム
信号と受信したレーダビーム信号とを混合するためのミ
キシング装置（３）と，各アンテナ装置が予め対応づけ
られている，混合されたレーダビーム信号を評価するた
めの複数の評価装置（８）と，前記アンテナ装置（６）
の１つを選択し，前記選択されたアンテナ装置（６）を
介して受信したレーダビーム信号をミキシング装置
（３）に選択的に切り換え，かつ混合されたレーダビー
ム信号を各選択されたアンテナ装置（６）に対応づけら
れている評価装置（８）に切り換えるための切り換え装
置（５ａ，５ｂ）と，を有する，ことを特徴とするマル
チビーム−レーダシステムが提供される。
【００１２】本項記載の発明では，低コストでレーダシ
ステムを形成することができる。マルチビーム−レーダ
システムの完全な機能性，特に横変位を定めるために必
要とされる位相差を測定することができる。この結果，
例えばＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシステムにおい
ては，ミキシング装置を多重に設けることを効果的に回
避することができる。
ステムを形成することができる。マルチビーム−レーダ
システムの完全な機能性，特に横変位を定めるために必
要とされる位相差を測定することができる。この結果，
例えばＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシステムにおい
ては，ミキシング装置を多重に設けることを効果的に回
避することができる。
【００１３】また，請求項５に記載の発明のように，前
記アンテナ装置（６）の数は，評価装置（８）の数と同
一である，如く構成するのが好ましい。
記アンテナ装置（６）の数は，評価装置（８）の数と同
一である，如く構成するのが好ましい。
【００１４】また，請求項６に記載の発明のように，前
記ミキシング装置（３）と前記評価装置（８）との間に
は，少なくとも１つの増幅装置（４）が配置されてい
る，如く構成するのが好ましい。
記ミキシング装置（３）と前記評価装置（８）との間に
は，少なくとも１つの増幅装置（４）が配置されてい
る，如く構成するのが好ましい。
【００１５】また，請求項７に記載の発明のように，前
記マルチビーム−レーダシステムは，車両のための対象
検出するＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシステムとし
て形成されている，如く構成することができる。
記マルチビーム−レーダシステムは，車両のための対象
検出するＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシステムとし
て形成されている，如く構成することができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下，本発明の好適な実施の形態
について，添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚，以下の説明及び添付図面において，同一の機能及び
構成を有する構成要素については，同一符号を付するこ
とにより，重複説明を省略する。
について，添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚，以下の説明及び添付図面において，同一の機能及び
構成を有する構成要素については，同一符号を付するこ
とにより，重複説明を省略する。
【００１７】（第１の実施の形態）まず，図１を参照し
ながら，第１の実施の形態にかかるマルチビームレーダ
システムついて説明する。なお，図１は，第１の実施の
形態にかかるマルチビームレーダシステムの構成を示す
ブロック図である。
ながら，第１の実施の形態にかかるマルチビームレーダ
システムついて説明する。なお，図１は，第１の実施の
形態にかかるマルチビームレーダシステムの構成を示す
ブロック図である。
【００１８】まず，図１に示すように，本実施形態にか
かるマルチビームレーダシステムは，レーダビーム信号
を送信するための２つのアンテナ６ａと，レーダビーム
信号を受信するための３つのアンテナ６ｂが設けられて
いる。
かるマルチビームレーダシステムは，レーダビーム信号
を送信するための２つのアンテナ６ａと，レーダビーム
信号を受信するための３つのアンテナ６ｂが設けられて
いる。
【００１９】放射装置（ＶＣＯ）１は，方向性結合器
（放射分割装置）２を介して送信アンテナ６ａと接続さ
れている。方向性結合器２は，発生したレーダビーム信
号を分岐し，分岐されたレーダビーム信号をミキシング
装置３に供給する。ミキシング装置３は，発生したレー
ダビーム信号を，受信アンテナ６ｂを介して受信したレ
ーダビーム信号と混合する。混合されたレーダビーム信
号は，各評価装置８により評価される。このとき，各受
信アンテナ６ｂには，評価装置８の１つが対応づけられ
ている。
（放射分割装置）２を介して送信アンテナ６ａと接続さ
れている。方向性結合器２は，発生したレーダビーム信
号を分岐し，分岐されたレーダビーム信号をミキシング
装置３に供給する。ミキシング装置３は，発生したレー
ダビーム信号を，受信アンテナ６ｂを介して受信したレ
ーダビーム信号と混合する。混合されたレーダビーム信
号は，各評価装置８により評価される。このとき，各受
信アンテナ６ｂには，評価装置８の１つが対応づけられ
ている。
【００２０】受信アンテナ６ｂは，受信アンテナ６ｂの
１つを選択するように形成された第１の切換え装置５ａ
により選択される。また，対応する評価装置８は，第２
の切換え装置５ｂにより選択され，ミキシング装置３内
で混合されたレーダビーム信号を各々選択された受信ア
ンテナ６ｂに対応づけられた評価装置８に切り換えられ
る。したがって，切り換え装置５ａ，５ｂは，相互に同
期して切り換え動作が実行される。なお，ミキシング装
置３と第２の切り換え装置５ｂとの間には，信号増幅器
４が配置されている。
１つを選択するように形成された第１の切換え装置５ａ
により選択される。また，対応する評価装置８は，第２
の切換え装置５ｂにより選択され，ミキシング装置３内
で混合されたレーダビーム信号を各々選択された受信ア
ンテナ６ｂに対応づけられた評価装置８に切り換えられ
る。したがって，切り換え装置５ａ，５ｂは，相互に同
期して切り換え動作が実行される。なお，ミキシング装
置３と第２の切り換え装置５ｂとの間には，信号増幅器
４が配置されている。
【００２１】上記ＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシス
テムは，道路交通内の対象検出のために，即ち，例えば
車両内に搭載されるレーダセンサとして使用するのが好
ましい。かかるレーダセンサはマルチビームであるの
で，比較的大きい視野を検出し，広角度な測定が可能と
なる。
テムは，道路交通内の対象検出のために，即ち，例えば
車両内に搭載されるレーダセンサとして使用するのが好
ましい。かかるレーダセンサはマルチビームであるの
で，比較的大きい視野を検出し，広角度な測定が可能と
なる。
【００２２】本実施形態においては，低コストでレーダ
システムを形成することができる。マルチビーム−レー
ダシステムの完全な機能性，特に横変位を定めるために
必要とされる位相差を測定することができる。この結
果，例えばＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシステムに
おいては，ミキシング装置を多重に設けることを効果的
に回避することができる。
システムを形成することができる。マルチビーム−レー
ダシステムの完全な機能性，特に横変位を定めるために
必要とされる位相差を測定することができる。この結
果，例えばＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシステムに
おいては，ミキシング装置を多重に設けることを効果的
に回避することができる。
【００２３】（第２の実施の形態）次に，図２に基づい
て，第２の実施の形態にかかるマルチビームレーダシス
テムついて説明する。なお，図２は，第２の実施の形態
にかかるマルチビームレーダシステムの構成を示すブロ
ック図である。
て，第２の実施の形態にかかるマルチビームレーダシス
テムついて説明する。なお，図２は，第２の実施の形態
にかかるマルチビームレーダシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【００２４】まず，図２に示すように，本実施形態にか
かるマルチビームレーダシステムにおいて，各レーダビ
ーム信号を送信及び受信するためのアンテナ６が使用さ
れる。また，各送／受信信号を分離するために，各アン
テナ６と方向性結合器２との間に接続されたサーキュレ
ータとして形成された送／受信信号分離装置７が設置さ
れている。なお，このとき，送／受信分離装置７を，方
向性結合器として形成することもできる。
かるマルチビームレーダシステムにおいて，各レーダビ
ーム信号を送信及び受信するためのアンテナ６が使用さ
れる。また，各送／受信信号を分離するために，各アン
テナ６と方向性結合器２との間に接続されたサーキュレ
ータとして形成された送／受信信号分離装置７が設置さ
れている。なお，このとき，送／受信分離装置７を，方
向性結合器として形成することもできる。
【００２５】第１の切り換え装置５ａは，各サーキュレ
ータ７（あるいは方向性結合器）と接続される。なお，
切り換え方法は，第１の実施の形態と同様であるのでそ
の説明は省略する。
ータ７（あるいは方向性結合器）と接続される。なお，
切り換え方法は，第１の実施の形態と同様であるのでそ
の説明は省略する。
【００２６】評価装置８は，対応するアンテナに６によ
り受信されたレーダビーム信号に同調するフィルタを有
する。切り換えられたアンテナ装置６と対応する評価装
置８を周期的に交代させることにより，マルチビーム−
レーダシステムの機能が実現される。
り受信されたレーダビーム信号に同調するフィルタを有
する。切り換えられたアンテナ装置６と対応する評価装
置８を周期的に交代させることにより，マルチビーム−
レーダシステムの機能が実現される。
【００２７】上記ＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシス
テムは，道路交通内の対象検出のために，即ち，例えば
車両内に搭載されるレーダセンサとして使用するのが好
ましい。かかるレーダセンサはマルチビームであるの
で，比較的大きい視野を検出し，広角度な測定が可能と
なる。
テムは，道路交通内の対象検出のために，即ち，例えば
車両内に搭載されるレーダセンサとして使用するのが好
ましい。かかるレーダセンサはマルチビームであるの
で，比較的大きい視野を検出し，広角度な測定が可能と
なる。
【００２８】本実施形態においては，低コストでレーダ
システムを形成することができる。マルチビーム−レー
ダシステムの完全な機能性，特に横変位を定めるために
必要とされる位相差を測定することができる。この結
果，例えばＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシステムに
おいては，ミキシング装置を多重に設けることを効果的
に回避することができる。
システムを形成することができる。マルチビーム−レー
ダシステムの完全な機能性，特に横変位を定めるために
必要とされる位相差を測定することができる。この結
果，例えばＦＭＣＷ−マルチビーム−レーダシステムに
おいては，ミキシング装置を多重に設けることを効果的
に回避することができる。
【００２９】以上，本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが，本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば，特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において，各種の修正例及び変更例を想定し得
るものであり，それらの修正例及び変更例についても本
発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
いて説明したが，本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば，特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において，各種の修正例及び変更例を想定し得
るものであり，それらの修正例及び変更例についても本
発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【００３０】例えば，上記実施形態においては，２ビー
ムまたは３ビームのレーダシステムを採用した例を挙げ
て説明したが，本発明は，かかる例に限定されず，任意
の数のアンテナ装置を設置することができる。
ムまたは３ビームのレーダシステムを採用した例を挙げ
て説明したが，本発明は，かかる例に限定されず，任意
の数のアンテナ装置を設置することができる。
【００３１】
【発明の効果】低コストでレーダシステムを形成するこ
とができる。マルチビーム−レーダシステムの完全な機
能性，特に横変位を定めるために必要とされる位相差を
測定することができる。この結果，例えばＦＭＣＷ−マ
ルチビーム−レーダシステムにおいては，ミキシング装
置を多重に設けることを効果的に回避することができ
る。
とができる。マルチビーム−レーダシステムの完全な機
能性，特に横変位を定めるために必要とされる位相差を
測定することができる。この結果，例えばＦＭＣＷ−マ
ルチビーム−レーダシステムにおいては，ミキシング装
置を多重に設けることを効果的に回避することができ
る。
【図１】第１の実施の形態にかかるマルチビームレーダ
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
【図２】第２の実施の形態にかかるマルチビームレーダ
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
１ 放射装置（ＶＣＯ） ２ 方向性結合器（放射分割装置） ３ ミキシング装置 ４ 信号増幅器 ５ 切換え装置 ６ 受信アンテナ ７ 送／受信信号分離装置 ８ 評価装置
Claims (7)
- 【請求項１】 レーダビーム信号を発生する放射発生装
置と，前記レーダビーム信号を送信するための所定数の
第１のアンテナ装置と，前記レーダビーム信号を受信す
るための所定数の第２のアンテナ装置と，前記発生した
レーダビーム信号と受信したレーダビーム信号とを混合
するためのミキシング装置と，前記放射発生装置と第１
のアンテナ装置との間に配置され，発生したレーダビー
ム信号を分岐させてミキシング装置に供給するための放
射分割装置と，前記各第２のアンテナ装置が予め対応付
けられている，混合されたレーダビーム信号を評価する
ための評価装置と，前記第２のアンテナ装置の１つを選
択し，前記選択された第２のアンテナ装置を介して受信
したレーダビーム信号をミキシング装置に選択的に切り
換え，混合されたレーダビーム信号を各選択された第２
のアンテナ装置に対応づけられている評価装置に切り換
えるための切り換え装置と，を有する，ことを特徴とす
るマルチビーム−レーダシステム。 - 【請求項２】 前記第２のアンテナ装置の数は，前記評
価装置の数と同一である，ことを特徴とする請求項１に
記載のマルチビーム−レーダシステム。 - 【請求項３】 前記第２のアンテナ装置及び対応する評
価装置の選択的な切り換えが周期的に実行される，こと
を特徴とする請求項１または２に記載のマルチビーム−
レーダシステム。 - 【請求項４】 レーダビーム信号を発生する放射発生装
置と，送／受信信号分離装置が対応づけられている，レ
ーダビーム信号を送信及び受信するための複数のアンテ
ナ装置と，発生したレーダビーム信号と受信したレーダ
ビーム信号とを混合するためのミキシング装置と，各ア
ンテナ装置が予め対応づけられている，混合されたレー
ダビーム信号を評価するための複数の評価装置と，前記
アンテナ装置の１つを選択し，前記選択されたアンテナ
装置を介して受信したレーダビーム信号をミキシング装
置に選択的に切り換え，かつ混合されたレーダビーム信
号を各選択されたアンテナ装置に対応づけられている評
価装置に切り換えるための切り換え装置と，を有する，
ことを特徴とするマルチビーム−レーダシステム。 - 【請求項５】 前記アンテナ装置の数は，評価装置の数
と同一である，ことを特徴とする請求項４に記載のマル
チビーム−レーダシステム。 - 【請求項６】 前記ミキシング装置と前記評価装置との
間には，少なくとも１つの増幅装置が配置されている，
ことを特徴とする請求項４または５に記載のマルチビー
ム−レーダシステム。 - 【請求項７】 前記マルチビーム−レーダシステムは，
車両のための対象検出するＦＭＣＷ−マルチビーム−レ
ーダシステムとして形成されている，ことを特徴とする
請求項１，２，３，４，５あるいは６項のうちいずれか
１項に記載のマルチビーム−レーダシステム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE2000115500 DE10015500A1 (de) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | Mehrstrahl-Radarsystem |
| DE10015500.6 | 2000-03-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001305219A true JP2001305219A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=7636772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001091732A Withdrawn JP2001305219A (ja) | 2000-03-29 | 2001-03-28 | マルチビームレーダシステム |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001305219A (ja) |
| AU (1) | AU2985301A (ja) |
| DE (1) | DE10015500A1 (ja) |
| IT (1) | ITMI20010578A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7495603B2 (en) | 2004-09-10 | 2009-02-24 | Fujitsu Ten Limited | Radar apparatus |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1953065A1 (de) * | 1969-10-22 | 1971-05-13 | Artur Foerster | Drehbare Schienen zum Verbinden und Verschliessen von Fenstern und Tueren od.dgl. oder als Verschluss von Dauerlueftungen im Rahmen |
| DE4242700C2 (de) * | 1992-12-17 | 2003-01-30 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Messung des Abstandes und der Geschwindigkeit von Objekten |
| JPH09506698A (ja) * | 1993-11-23 | 1997-06-30 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | レーダー方法及びこの方法を実施する装置 |
| US5657027A (en) * | 1996-06-02 | 1997-08-12 | Hughes Electronics | Two dimensional interferometer array |
| JPH11231040A (ja) * | 1998-02-12 | 1999-08-27 | Toyota Motor Corp | レーダ装置 |
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-
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- 2001-03-28 JP JP2001091732A patent/JP2001305219A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7495603B2 (en) | 2004-09-10 | 2009-02-24 | Fujitsu Ten Limited | Radar apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU2985301A (en) | 2001-10-04 |
| DE10015500A1 (de) | 2001-10-11 |
| ITMI20010578A1 (it) | 2002-09-20 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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