JP2001305004A - 漏水検知センサー - Google Patents
漏水検知センサーInfo
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- JP2001305004A JP2001305004A JP2000161230A JP2000161230A JP2001305004A JP 2001305004 A JP2001305004 A JP 2001305004A JP 2000161230 A JP2000161230 A JP 2000161230A JP 2000161230 A JP2000161230 A JP 2000161230A JP 2001305004 A JP2001305004 A JP 2001305004A
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- conductors
- detection sensor
- water
- leakage detection
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な手段を用いながら、漏水のある箇所を所
定の範囲で正確に判別できて、漏水現場に迅速に急行
し、的確な善後策を講じることができる。 【解決手段】電流の導通を利用した漏水検知システムに
用いられる漏水検知センサーであって、少なくとも3本
以上の導体1,2,3、3ケ所以上の漏水検知可能区域
A,B,Cを構成できるように、各導体1,2,3の長
さ方向の一部1a,2a,3aを、夫々位相をずらせて
絶縁被覆したセンシングパターンSP1,SP2,SP
3を構成する。
定の範囲で正確に判別できて、漏水現場に迅速に急行
し、的確な善後策を講じることができる。 【解決手段】電流の導通を利用した漏水検知システムに
用いられる漏水検知センサーであって、少なくとも3本
以上の導体1,2,3、3ケ所以上の漏水検知可能区域
A,B,Cを構成できるように、各導体1,2,3の長
さ方向の一部1a,2a,3aを、夫々位相をずらせて
絶縁被覆したセンシングパターンSP1,SP2,SP
3を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、工場フロアー、室内フ
ロアー、各種プラント或いは機器設置の所要箇所に配置
され、この部分での漏水を検知して、適宜の表示手段
(警報、ランプ等)で表示するようにし、漏水によるト
ラブルを未然に回避せんとする漏水検知システムに用い
られる漏水検知センサーの改良に関する。
ロアー、各種プラント或いは機器設置の所要箇所に配置
され、この部分での漏水を検知して、適宜の表示手段
(警報、ランプ等)で表示するようにし、漏水によるト
ラブルを未然に回避せんとする漏水検知システムに用い
られる漏水検知センサーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、上述した漏水検知センサーと
して普及している絶縁された二線の導体に電流(直流又
は交流)を流し、ここへの漏水による導体の導通をもっ
て漏水のあることを検知するところの漏水検知センサー
を改良対象としたものである。
して普及している絶縁された二線の導体に電流(直流又
は交流)を流し、ここへの漏水による導体の導通をもっ
て漏水のあることを検知するところの漏水検知センサー
を改良対象としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の漏水検知セン
サーは、工場フロアー、室内フロアー、各種プラント及
び機器の所要箇所に配置されることになるが、広い面積
或いは長い距離(例えば、50m〜100m)に亘って
敷設されることも多々あり、こうした場合に、漏水のあ
ったことを検出できるものの、その場所が検知区域のど
のあたりであるのかが直ちに分かり難いという問題があ
った。その為、警報ブザーが鳴ったり、警報ランプが点
灯しても、直ちに漏水現場に迅速に急行し、的確な善後
策を講じることができるという分けには行かなかったも
のである。
サーは、工場フロアー、室内フロアー、各種プラント及
び機器の所要箇所に配置されることになるが、広い面積
或いは長い距離(例えば、50m〜100m)に亘って
敷設されることも多々あり、こうした場合に、漏水のあ
ったことを検出できるものの、その場所が検知区域のど
のあたりであるのかが直ちに分かり難いという問題があ
った。その為、警報ブザーが鳴ったり、警報ランプが点
灯しても、直ちに漏水現場に迅速に急行し、的確な善後
策を講じることができるという分けには行かなかったも
のである。
【0004】こうした問題の解決手段として、漏水箇所
が明らかになるように漏水位置を検知し得るシステムが
開発されてはいるが、その手段としては、漏水位置によ
り変化する電気抵抗を検出する方法が採られている。こ
の種の方法は、位置検出のための電気抵抗をピックアッ
プするものであるので、判別の機器がコスト高となる欠
点があると共に検出するべき電気抵抗として予め相互に
大きな差異(例えば、50kΩ、100kΩ、300k
Ωの間)を予定していないと、種々の条件で変動する電
気抵抗を旨く捉えることが出来難く、従って、多くの箇
所で検出を行うことが難しいという問題もある。
が明らかになるように漏水位置を検知し得るシステムが
開発されてはいるが、その手段としては、漏水位置によ
り変化する電気抵抗を検出する方法が採られている。こ
の種の方法は、位置検出のための電気抵抗をピックアッ
プするものであるので、判別の機器がコスト高となる欠
点があると共に検出するべき電気抵抗として予め相互に
大きな差異(例えば、50kΩ、100kΩ、300k
Ωの間)を予定していないと、種々の条件で変動する電
気抵抗を旨く捉えることが出来難く、従って、多くの箇
所で検出を行うことが難しいという問題もある。
【0005】本発明は、かかる問題を解決し、簡単な手
段を用いながら、漏水のある箇所を所定の範囲で正確に
判別できて、漏水現場に迅速に急行し、的確な善後策を
講じることができるところの漏水検知システムに用いら
れる漏水検知センサーを提供することを目的とする。
段を用いながら、漏水のある箇所を所定の範囲で正確に
判別できて、漏水現場に迅速に急行し、的確な善後策を
講じることができるところの漏水検知システムに用いら
れる漏水検知センサーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる漏水検知
センサーは、互いの間が絶縁された導体間に電流を流
し、前記導体への漏水により、相互の導体の導通状態を
検出して表示手段により漏水状態を表示するようにした
漏水検知システムに用いられる漏水検知センサーであっ
て、少なくとも3本以上の導体1,2,3を併設状態に
設け、前記導体1,2,3の長さ方向において少なくと
も3ケ所以上の漏水検知可能区域A,B,Cを構成でき
るように、各導体1,2,3の長さ方向の一部1a,2
a,3aを、夫々位相をずらせて絶縁被覆したセンシン
グパターンSP1,SP2,SP3を構成し、前記セン
シングパターンSP1,SP2,SP3における導通情
報を電気的に処理して判別する判別器5を設け、以て、
前記判別器5からの信号により前記表示手段を作動させ
るように構成してある。
センサーは、互いの間が絶縁された導体間に電流を流
し、前記導体への漏水により、相互の導体の導通状態を
検出して表示手段により漏水状態を表示するようにした
漏水検知システムに用いられる漏水検知センサーであっ
て、少なくとも3本以上の導体1,2,3を併設状態に
設け、前記導体1,2,3の長さ方向において少なくと
も3ケ所以上の漏水検知可能区域A,B,Cを構成でき
るように、各導体1,2,3の長さ方向の一部1a,2
a,3aを、夫々位相をずらせて絶縁被覆したセンシン
グパターンSP1,SP2,SP3を構成し、前記セン
シングパターンSP1,SP2,SP3における導通情
報を電気的に処理して判別する判別器5を設け、以て、
前記判別器5からの信号により前記表示手段を作動させ
るように構成してある。
【0007】本発明において、上記漏水検知可能区域
A,B,が、前記導体1,2,3をn本としたときに、
n(n−1)/2で得られるように構成されているのが
好ましい。
A,B,が、前記導体1,2,3をn本としたときに、
n(n−1)/2で得られるように構成されているのが
好ましい。
【0008】本発明において、上記漏水検知可能区域
A,B,C,D,E,Fまでは通常のシールド線が設け
られ、ここに夫々コネクター6,7,8,9,10,1
1設けられ、このコネクター6,7,8,9,10,1
1に前記検知用の前記導体1,2,3,4が接続されて
いるのが好ましい。
A,B,C,D,E,Fまでは通常のシールド線が設け
られ、ここに夫々コネクター6,7,8,9,10,1
1設けられ、このコネクター6,7,8,9,10,1
1に前記検知用の前記導体1,2,3,4が接続されて
いるのが好ましい。
【0009】本発明において、上記漏水検知可能区域
A,B,C,D,E,Fまでは通常のシールド線が設け
られ、ここに夫々コネクター6,7,8,9,10,1
1設けられ、これらのコネクター6,7,8,9,1
0,11に前記センシングパターンSP1,SP2,S
P3,SP4,SP5,SP6を構成する前記導体1,
2,3,4が夫々接続されているのが好ましい。
A,B,C,D,E,Fまでは通常のシールド線が設け
られ、ここに夫々コネクター6,7,8,9,10,1
1設けられ、これらのコネクター6,7,8,9,1
0,11に前記センシングパターンSP1,SP2,S
P3,SP4,SP5,SP6を構成する前記導体1,
2,3,4が夫々接続されているのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、漏水検知シス
テムとしての基本技術は従来と同じで、互いが絶縁され
た導体間に電流を流し、前記導体への漏水による導体の
導通状態を検出して表示手段により表示するようにしも
のであるが、少なくとも3本以上の導体1,2,3を併
設状態に設け、前記導体1,2,3の長さ方向において
少なくとも3ケ所以上の漏水検知可能区域A,B,Cを
構成できるように、各導体1,2,3の長さ方向の一部
1a,2a,3aを、夫々位相をずらせて絶縁被覆した
センシングパターンSP1,SP2,SP3を構成し、
前記センシングパターンSP1,SP2,SP3におけ
る導通情報を電気的に処理して判別する判別器5を設
け、以て、前記判別器5からの信号により前記表示手段
を作動させるように構成して、これを工場乃至屋内に配
置したときに、特定場所における漏水により導体1,
2,3の何づれか、又はその組み合わせに導通状態を得
て、当初に予定していた漏水検知可能区域A,B,Cを
特定できる(3本で3区域)。この検知結果によって、
その表示手段(ランプ、ブザー、その他)により漏水場
所を特定して表示できて、速やかに漏水現場に直行でき
て、迅速に善後策を講じることができる。
テムとしての基本技術は従来と同じで、互いが絶縁され
た導体間に電流を流し、前記導体への漏水による導体の
導通状態を検出して表示手段により表示するようにしも
のであるが、少なくとも3本以上の導体1,2,3を併
設状態に設け、前記導体1,2,3の長さ方向において
少なくとも3ケ所以上の漏水検知可能区域A,B,Cを
構成できるように、各導体1,2,3の長さ方向の一部
1a,2a,3aを、夫々位相をずらせて絶縁被覆した
センシングパターンSP1,SP2,SP3を構成し、
前記センシングパターンSP1,SP2,SP3におけ
る導通情報を電気的に処理して判別する判別器5を設
け、以て、前記判別器5からの信号により前記表示手段
を作動させるように構成して、これを工場乃至屋内に配
置したときに、特定場所における漏水により導体1,
2,3の何づれか、又はその組み合わせに導通状態を得
て、当初に予定していた漏水検知可能区域A,B,Cを
特定できる(3本で3区域)。この検知結果によって、
その表示手段(ランプ、ブザー、その他)により漏水場
所を特定して表示できて、速やかに漏水現場に直行でき
て、迅速に善後策を講じることができる。
【0011】本発明において、上記漏水検知可能区域
A,B,Cが、前記導体1,2,3をn本としたとき
に、n(n−1)/2で得られるように構成された場合
には、相互の絶縁状態が良好な状態で、各漏水検知可能
区域A,B,Cの誤った検知のない状態で検出を行い得
る。
A,B,Cが、前記導体1,2,3をn本としたとき
に、n(n−1)/2で得られるように構成された場合
には、相互の絶縁状態が良好な状態で、各漏水検知可能
区域A,B,Cの誤った検知のない状態で検出を行い得
る。
【0012】また、本発明において、上記漏水検知可能
区域A,B,Cまでは通常のシールド線が設けられ、こ
こに夫々コネクター6,7,8,9,10,11設けら
れ、このコネクター6,7,8,9,10,11に前記
検知用の前記導体1,2,3,4が接続されている場合
には、センサーの敷設を、検知目的場所までは、通常の
シールド線を用いて簡便に行い得ながら、目的地では、
コネクター6,7,8,9,10,11を用いて、その
センシングパターンSP1,SP2,SP3,SP4,
SP5,SP6の導線1,2,3,4を簡単に接続し
て、敷設することができる。
区域A,B,Cまでは通常のシールド線が設けられ、こ
こに夫々コネクター6,7,8,9,10,11設けら
れ、このコネクター6,7,8,9,10,11に前記
検知用の前記導体1,2,3,4が接続されている場合
には、センサーの敷設を、検知目的場所までは、通常の
シールド線を用いて簡便に行い得ながら、目的地では、
コネクター6,7,8,9,10,11を用いて、その
センシングパターンSP1,SP2,SP3,SP4,
SP5,SP6の導線1,2,3,4を簡単に接続し
て、敷設することができる。
【0013】
【実施例】本発明にかかる漏水検知センサーの好適実施
例について、以下図面を参照して詳述する。図1に示す
ように、本発明にかかる漏水検知センサーは、この実施
説明では、3本の導線1,2,3,を用いており、互い
が絶縁された導体1,2,3間に電流を流し、前記導体
への漏水による導体の導通状態を検出して表示手段4、
ここでは警報器1a,2a,3a、により表示するよう
にされている。
例について、以下図面を参照して詳述する。図1に示す
ように、本発明にかかる漏水検知センサーは、この実施
説明では、3本の導線1,2,3,を用いており、互い
が絶縁された導体1,2,3間に電流を流し、前記導体
への漏水による導体の導通状態を検出して表示手段4、
ここでは警報器1a,2a,3a、により表示するよう
にされている。
【0014】この漏水検知センサーは、この実施例で
は、前記導体1,2,3を併設状態に設け、各導体1,
2,3の長さ方向において漏水検知可能区域A,B,C
を構成できるように、各導体1,2,3の長さ方向の一
部1a,2a,3aを、夫々位相をずらせて絶縁被覆し
たセンシングパターンSP1,SP2,SP3を構成し
てある。 前記各導体電圧印加は、同時特定2線の短時
間で順次繰り返す方式とした。 5は、前記センシング
パターンSP1,SP2,SP3における導通情報を電
気的に処理して判別する判別器5である。 この判別器
5は、それ自体公知の電気回路を備えたものであって、
前記各導体1,2,3の組み合わせの導通状態を判別す
るだけのものに過ぎず、適宜の公知の回路構成を用いて
よい。
は、前記導体1,2,3を併設状態に設け、各導体1,
2,3の長さ方向において漏水検知可能区域A,B,C
を構成できるように、各導体1,2,3の長さ方向の一
部1a,2a,3aを、夫々位相をずらせて絶縁被覆し
たセンシングパターンSP1,SP2,SP3を構成し
てある。 前記各導体電圧印加は、同時特定2線の短時
間で順次繰り返す方式とした。 5は、前記センシング
パターンSP1,SP2,SP3における導通情報を電
気的に処理して判別する判別器5である。 この判別器
5は、それ自体公知の電気回路を備えたものであって、
前記各導体1,2,3の組み合わせの導通状態を判別す
るだけのものに過ぎず、適宜の公知の回路構成を用いて
よい。
【0015】上述した絶縁被覆によって、上記漏水検知
可能区域は3ケ所、A,B,Cとなる。即ち、漏水検知
可能区域Aでは、導体1と2が導通状態、漏水検知可能
区域Bでは、導体1と3が導通状態、漏水検知可能区域
Cでは、導体2と3が導通状態となる。 つまり、3本
の導体1,2,3に、三つのセンシングパターンSP
1,SP2,SP3が構成されるのである。
可能区域は3ケ所、A,B,Cとなる。即ち、漏水検知
可能区域Aでは、導体1と2が導通状態、漏水検知可能
区域Bでは、導体1と3が導通状態、漏水検知可能区域
Cでは、導体2と3が導通状態となる。 つまり、3本
の導体1,2,3に、三つのセンシングパターンSP
1,SP2,SP3が構成されるのである。
【0016】従って、ここで、漏水検知可能区域Aを、
例えば、敷設屋内の入口ドアの近辺の10m範囲とじ、
順次、所定の長さで区域を設定して行くと、屋内の所要
の箇所を3ケ所に区分けして、その漏水検知を行うこと
ができる。勿論、これらの各導体1,2,3を4本に増
やせば、n(n−1)から、六つのセンシングパターン
SP1,SP2,SP3,SP4,SP5,SP6が構
成できて、6ケ所の検知が可能になる。
例えば、敷設屋内の入口ドアの近辺の10m範囲とじ、
順次、所定の長さで区域を設定して行くと、屋内の所要
の箇所を3ケ所に区分けして、その漏水検知を行うこと
ができる。勿論、これらの各導体1,2,3を4本に増
やせば、n(n−1)から、六つのセンシングパターン
SP1,SP2,SP3,SP4,SP5,SP6が構
成できて、6ケ所の検知が可能になる。
【0017】この実施例では、上記導体1,2,3が横
方向に平板状に並列に配置されているものを用いたが、
前記導体1,2,3がロープ状で所定ピッチのラセン状
に配置されているもの、或いはラセンでなく、長手方向
に平行に配置されているものを適宜用いてよい。
方向に平板状に並列に配置されているものを用いたが、
前記導体1,2,3がロープ状で所定ピッチのラセン状
に配置されているもの、或いはラセンでなく、長手方向
に平行に配置されているものを適宜用いてよい。
【0018】図2は、別の態様を示すもので、ここで
は、4本の導体1,2,3,4を用いて、部屋の区画さ
れた6ケ所の区域を検知できるようにしたもので、上記
漏水検知可能区域A,B,C,D,E,Fまでは通常の
シールド線13が設けられ、ここに夫々コネクター6,
7,8,9,10,11が設けられ、このコネクター
6,7,8,9,10,11に前記検知用の前記導体
1,2,3,4,が、前述のセンシングパターンSP
1,SP2,SP3を構成して、接続されている。尤
も、こうした通常のシールド線に連続して、前記導体
1,2,3,4,が、直接接続されてもよい。
は、4本の導体1,2,3,4を用いて、部屋の区画さ
れた6ケ所の区域を検知できるようにしたもので、上記
漏水検知可能区域A,B,C,D,E,Fまでは通常の
シールド線13が設けられ、ここに夫々コネクター6,
7,8,9,10,11が設けられ、このコネクター
6,7,8,9,10,11に前記検知用の前記導体
1,2,3,4,が、前述のセンシングパターンSP
1,SP2,SP3を構成して、接続されている。尤
も、こうした通常のシールド線に連続して、前記導体
1,2,3,4,が、直接接続されてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の漏水検知センサーによれば、屋
内等に敷設しておくと、簡単な手段を用いるものであり
ながら、漏水ある箇所を所定の範囲で判別できて、漏水
現場に迅速に急行し、的確な善後策を講じることができ
る顕著な効果を奏する。本発明のその他の利点について
は、上述の実施の態様の項及び実施例の説明におて詳述
した通りである。
内等に敷設しておくと、簡単な手段を用いるものであり
ながら、漏水ある箇所を所定の範囲で判別できて、漏水
現場に迅速に急行し、的確な善後策を講じることができ
る顕著な効果を奏する。本発明のその他の利点について
は、上述の実施の態様の項及び実施例の説明におて詳述
した通りである。
【図1】本発明にかかる漏水検知センサーの原理図を示
す。
す。
【図2】本発明にかかる別態様の漏水検知センサーを敷
設した要部の平面図である。
設した要部の平面図である。
1 導体 1a 絶縁部 2 導体 2a 絶縁部 3 導体 3a 絶縁部 4 表示手段 5 判別器 6 コネクター SP1 センシンングパターン
Claims (4)
- 【請求項1】互いの間が絶縁された導体間に電流を流
し、前記導体への漏水により、相互の導体の導通状態を
検出して表示手段により漏水状態を表示するようにした
漏水検知システムに用いられる漏水検知センサーであっ
て、 少なくとも3本以上の導体1,2,3を併設状態に設
け、 前記導体1,2,3の長さ方向において少なくとも3ケ
所以上の漏水検知可能区域A,B,Cを構成できるよう
に、各導体1,2,3の長さ方向の一部1a,2a,3
aを、夫々位相をずらせて絶縁被覆したセンシングパタ
ーンSP1,SP2,SP3を構成し、 前記センシングパターンSP1,SP2,SP3におけ
る導通情報を電気的に処理して判別する判別器5を設
け、 以て、前記判別器5からの信号により前記表示手段を作
動させるように構成してある漏水検知センサー。 - 【請求項2】上記漏水検知可能区域A,B,Cが、前記
導体1,2,3をn本としたときに、n(n−1)/2
で得られるように構成された、請求項1の漏水検知セン
サー。 - 【請求項3】上記漏水検知可能区域A,B,C,D,
E,Fまでは通常のシールド線が設けられ、ここに夫々
コネクター6,7,8,9,10,11設けられ、この
コネクター6,7,8,9,10,11に前記検知用の
前記導体1,2,3,4が接続されている、請求項1又
は2の漏水検知センサー。 - 【請求項4】上記漏水検知可能区域A,B,C,D,
E,Fまでは通常のシールド線が設けられ、ここに夫々
コネクター6,7,8,9,10,11設けられ、これ
らのコネクター6,7,8,9,10,11に前記セン
シングパターンSP1,SP2,SP3,SP4,SP
5,SP6を構成する前記導体1,2,3,4が夫々接
続されている、請求項1又は2の漏水検知センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000161230A JP2001305004A (ja) | 2000-04-22 | 2000-04-22 | 漏水検知センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000161230A JP2001305004A (ja) | 2000-04-22 | 2000-04-22 | 漏水検知センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001305004A true JP2001305004A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18665288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000161230A Pending JP2001305004A (ja) | 2000-04-22 | 2000-04-22 | 漏水検知センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001305004A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011106215A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 状態監視装置および状態監視方法 |
JP2022522256A (ja) * | 2018-11-07 | 2022-04-15 | オンテック セキュリティ、エスエル | オートメーションシステム向けの水漏れ検知センサー |
-
2000
- 2000-04-22 JP JP2000161230A patent/JP2001305004A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011106215A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 状態監視装置および状態監視方法 |
JP2022522256A (ja) * | 2018-11-07 | 2022-04-15 | オンテック セキュリティ、エスエル | オートメーションシステム向けの水漏れ検知センサー |
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