JP2001304038A - V型多気筒エンジンのシリンダヘッド構造 - Google Patents

V型多気筒エンジンのシリンダヘッド構造

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JP2001304038A
JP2001304038A JP2000117879A JP2000117879A JP2001304038A JP 2001304038 A JP2001304038 A JP 2001304038A JP 2000117879 A JP2000117879 A JP 2000117879A JP 2000117879 A JP2000117879 A JP 2000117879A JP 2001304038 A JP2001304038 A JP 2001304038A
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cylinder head
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Yuji Kinoshita
裕治 木下
Tomotaka Takano
友孝 高野
Koyo Kitagawa
幸洋 北川
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン全長を短縮してエンジンの小型化を
図ることができるV型多気筒エンジンのシリンダヘッド
構造を提供すること。 【構成】 V形を成して相対向する左右のバンクのシリ
ンダヘッド10の上部に吸・排気カム軸17,18を回
転自在に配して成るV型多気筒エンジンにおいて、前記
左右のバンクのオフセット側において吸・排気カム軸1
7,18を支承するカムジャーナル56,62をシリン
ダヘッド10とは別体に構成し、該カムジャーナル5
6,62を平面視でヘッドボルト孔(ヘッドボルト)1
0aにオーバーラップさせてシリンダヘッド10に取り
付ける。本発明によれば、カムジャーナル56,62の
ヘッドボルト孔(ヘッドボルト)10aとのオーバーラ
ップ分だけシリンダヘッド10のオフセット側への突出
量を縮小してエンジン全長を短縮することができ、これ
によってエンジンの小型化を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、V形を成して相対
向する左右のバンクのシリンダヘッドの上部にカム軸を
回転自在に配して成るV型多気筒エンジンのシリンダヘ
ッド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】DOHCエンジンにおいて吸・排気カム
軸に可変バルブタイミング機構をそれぞれ設け、吸・排
気カム軸によって駆動される吸・排気バルブの開閉タイ
ミングをエンジンの運転状態に応じて最適に制御し、吸
・排気バルブのオーバーラップ量を大きくして掃気効率
向上によるトルクアップや内部EGR率向上による燃費
の改善とNOX の低減を図ったり、吸・排気バルブの少
なくとも一方を遅閉じとして圧縮行程におけるポンピン
グロスを小さく抑えて燃費の改善を図ることは従来から
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、V字状を成
して相対向する左右のバンクを備えるV型多気筒エンジ
ンにおいては、左右のバンクはクランク軸方向に互いに
オフセットされているためにエンジン全長が長くなると
いう問題がある。そして、従来は吸・排気カム軸を支承
するカムジャーナルがシリンダヘッドに一体に形成さ
れ、最外端のカムジャーナルはヘッドボルトを避けて該
ヘッドボルトの外側に形成されていたため、シリンダヘ
ッドの長さが長くなっていた。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、エンジン全長を短縮してエン
ジンの小型化を図ることができるV型多気筒エンジンの
シリンダヘッド構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、V形を成して相対向する左
右のバンクのシリンダヘッドの上部にカム軸を回転自在
に配して成るV型多気筒エンジンにおいて、前記左右の
バンクのオフセット側において前記カム軸を支承するカ
ムジャーナルをシリンダヘッドとは別体に構成し、該カ
ムジャーナルを平面視でヘッドボルトにオーバーラップ
させてシリンダヘッドに取り付けたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記カム軸の軸方向において前記別体のカ
ムジャーナルが取り付けられる側とは反対側のシリンダ
ヘッドにカム角センサを取り付けたことを特徴とする。
【0007】従って、請求項1記載の発明によれば、V
型多気筒エンジンの左右のバンクのオフセット側におい
てカム軸を支承するカムジャーナルをシリンダヘッドと
は別体に構成し、該カムジャーナルを平面視でヘッドボ
ルトにオーバーラップさせてシリンダヘッドに取り付け
る構成を採用したため、該カムジャーナルのヘッドボル
トとのオーバーラップ分だけシリンダヘッドのオフセッ
ト側への突出量を縮小してエンジン全長を短縮すること
ができ、これによってエンジンの小型化を実現すること
ができる。
【0008】又、請求項2記載の発明によれば、カム軸
の軸方向において別体のカムジャーナルが取り付けられ
る側とは反対側のシリンダヘッドにカム角センサを取り
付ける構成を採用したため、該カム角センサをカム軸の
カムとジャーナル部との間の比較的長い部分に対向させ
てカム軸の位相を検出することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明に係るシリンダヘッド構造を
備えるV型多気筒エンジンの補機の配置構造を示す正面
図、図2は同V型多気筒エンジンの動弁機構の駆動系の
構成を示す部分正面図、図3は同V型多気筒エンジンの
正断面図、図4は同V型多気筒エンジンの動弁機構の構
成を示す平面図、図5及び図6は本発明に係るシリンダ
ヘッド構造を示す分解斜視図である。
【0011】本実施の形態に係るV型多気筒エンジン1
は自動車用の水冷4サイクルV型8気筒エンジンであっ
て、これは図1に示すように自動車の車体前部に横置き
に配置される。尚、図1において、100は自動車のボ
ンネット、101はラジエータである。
【0012】ここで、V型多気筒エンジン1の内部構造
を図3に基づいて説明する。
【0013】V型多気筒エンジン1のシリンダブロック
2には各4つの気筒がV字状を成して図3の紙面垂直方
向(車体幅方向)に並設されており、各気筒にはシリン
ダ3がそれぞれ形成されている。そして、各シリンダ3
にはピストン4がそれぞれ摺動自在に嵌装されており、
各ピストン4はコンロッド5を介してクランク軸6に連
結されている。尚、クランク軸6はクランク室7内に図
3の紙面垂直方向(車幅方向)に長く配されており、各
ピストン4の往復直線運動はコンロッド5によってクラ
ンク軸6の回転運動に変換される。又、シリンダブロッ
ク2の各シリンダ3の周囲には、冷却水が通過するため
のウォータジャケット8がそれぞれ形成されている。
【0014】又、シリンダブロック2の下部にはオイル
パン9が被着され、同シリンダブロック2のV字状を成
す各気筒の上部にはシリンダヘッド10がそれぞれ被着
されている。そして、各シリンダヘッド10には各気筒
について内側(Vバンク側)に吸気通路11が形成さ
れ、外側に排気通路12が形成されており、これらの吸
気通路11と排気通路12は吸気バルブ13と排気バル
ブ14によってそれぞれ適当なタイミングで開閉され、
これによって各シリンダ3内で所要のガス交換がなされ
る。
【0015】即ち、吸気バルブ13と排気バルブ14は
シリンダヘッド10に摺動自在に挿通保持されており、
これらはバルブスプリング15,16によって閉じ側に
常時付勢されている。
【0016】又、各シリンダヘッド10の上面の吸気側
と排気側には、図4にも示すように、吸気カム軸17と
排気カム軸18が図3の紙面垂直方向(車幅方向)に互
いに平行且つ回転自在に配されており、これらに各気筒
毎に一体に形成された吸気カム17aと排気カム18a
は、吸気バルブ13と排気バルブ14の各上端に被冠さ
れたバルブリフタ19,20にそれぞれ当接している。
尚、吸気カム軸17と排気カム軸18の各両端部を除く
部分の各上半部はベアリングキャップ21,22によっ
てそれぞれ回転自在に支承されており、これらの吸気カ
ム軸17と排気カム軸18及びベアリングキャップ2
1,22は各シリンダヘッド10の上面に被着されたヘ
ッドカバー23によって覆われている。
【0017】ところで、本実施の形態に係るV型多気筒
エンジン1においては、吸気バルブ13と排気バルブ1
4の開閉タイミングが可変であって、図4に示すよう
に、吸気カム軸17のリヤ側(図4の上方)の端部と排
気カム軸18のフロント側(図4の下方)の端部には可
変バルブタイミング機構(以下、VVTと略称する)2
4,25がそれぞれ設けられている。そして、排気側の
VVT25にはスプロケット26が設けられ、排気カム
軸18のリヤ側端部にはスプロケット27が結着されて
いる。
【0018】又、リヤ側に配された吸気側のVVT24
には前記スプロケット27と同径のスプロケット28が
設けられており、両スプロケット27,28間にはタイ
ミングチェーン29が巻装されている。
【0019】一方、図2に示すように、前記クランク軸
6の端部にはスプロケット30が取り付けられており、
該スプロケット30と前記スプロケット26との間には
タイミングチェーン31が巻装されている。そして、タ
イミングチェーン31にはバランサ軸32の端部に結着
されたスプロケット33が噛合している。
【0020】而して、当該V型多気筒エンジン1が始動
されてクランク軸6が回転駆動されると、このクランク
軸6の回転はスプロケット30、タイミングチェーン3
1、スプロケット27及びVVT25を経て排気カム軸
18に伝達され、この排気カム軸18の回転はスプロケ
ット27、タイミングチェーン29、スプロケット28
及びVVT24を経て吸気カム軸17に伝達され、吸・
排気カム軸17,18が回転駆動される。すると、吸気
カム軸17と排気カム軸18に形成された吸気カム17
aと排気カム18aがそれぞれ適当なタイミングでバル
ブリフタ19,20をバルブスプリング15,16の付
勢力に抗して押圧して吸気バルブ13と排気バルブ14
を押し開くため、前述のように各気筒のシリンダ3内で
所要のガス交換が行われ、吸気バルブ13と排気バルブ
14の開閉タイミングはVVT24,25によってそれ
ぞれ制御される。
【0021】ところで、図3に示すように、各シリンダ
ヘッド10の吸気通路11と排気通路の周囲には、冷却
水が通過するためのウォータジャケット34が形成され
ており、同シリンダヘッド10の各気筒の頂部には点火
プラグ35がそれぞれ螺着されており、各点火プラグ3
5の先端の電極部は図示のように燃焼室Sの頂部に臨ん
でいる。そして、各シリンダヘッド10の吸気側には、
燃料を噴射するためのインジェクタ36が各気筒毎に取
り付けられており、各インジェクタ36の先端に形成さ
れた不図示の燃料噴射口は各吸気通路11に開口してい
る。
【0022】一方、シリンダヘッド10に各気筒毎に形
成された前記吸気通路11には吸気マニホールド37が
接続されており、該吸気マニホールド37の端部はサー
ジタンク38内に開口している。尚、図示しないが、サ
ージタンク38にはスロットルボディが及びエアクリー
ナが接続されており、スロットルボディにはアクセル操
作によって開閉するスロットルバルブが内蔵されてい
る。
【0023】又、シリンダヘッド10に各気筒毎に形成
された前記排気通路12には排気マニホールド39が接
続されており、該排気マニホールド39の端部には不図
示の排気マフラーが接続されている。
【0024】次に、本発明の要旨を図4〜図6に基づい
て説明する。
【0025】本実施の形態に係るV型多気筒エンジン1
においては、図4示すように右側(車体後方)のシリン
ダヘッド10は左側(車体前方)のシリンダヘッド10
に対してフロント側(車体右側)にオフセットされてお
り、図4び図5に示すように、右側のシリンダヘッド1
0のオフセット側(フロント側)には、シリンダヘッド
10とは別体に構成されたカムジャーナル56とカムベ
アリングキャップ57が重ねて取り付けられる。
【0026】ここで、カムジャーナル56は排気カム軸
18のフロント側端部の下半部を支承するものであっ
て、これはシリンダヘッド10に形成されたヘッドボル
ト孔(ヘッドボルト)10aに平面視でオーバーラップ
する位置に取り付けられる(図4照)。又、図5に示す
ように、前記カムベアリングキャップ57には、排気側
の前記VVT25を制御するためのソレノイド59が取
り付けられる。
【0027】又、右側のシリンダヘッド10の反オフセ
ット側(リヤ側)には吸・排気カム軸17,18のリヤ
側の各下半部を支承するカムジャーナル10bが一体に
形成されており、このカムジャーナル10bには吸・排
気カム軸17,18のリヤ側の各上半部を支承するカム
ベアリングキャップ60が取り付けられる。尚、カムベ
アリングキャップ60には、吸気側の前記VVT24を
制御するためのソレノイド61が取り付けられる。
【0028】他方、図4び図6示すように、左側のシリ
ンダヘッド10のオフセット側(リヤ側)には、シリン
ダヘッド10とは別体に構成されたカムジャーナル62
とカムベアリングキャップ63が重ねて取り付けられ
る。
【0029】ここで、カムジャーナル62は吸・排気カ
ム軸17,18のリヤ側の下半部を支承するものであっ
て、これはシリンダヘッド10に形成されたヘッドボル
ト孔(ヘッドボルト)10aに平面視でオーバーラップ
する位置に取り付けられる(図4照)。又、前記カムベ
アリングキャップ63には吸気側の前記VVT24を制
御するためのソレノイド64が取り付けられる。
【0030】又、図6に示すように、左側のシリンダヘ
ッド10の反オフセット側(フロント側)には排気カム
軸18のフロント側の下半部を支承するカムジャーナル
10cが一体に形成されており、このカムジャーナル1
0cには排気カム軸18のフロント側の上半部を支承す
るカムベアリングキャップ65が取り付けられる。そし
て、カムベアリングキャップ65には、排気側の前記V
VT25を制御するためのソレノイド66が取り付けら
れる。
【0031】ところで、吸・排気カム軸17,18の位
相は図4に示すカム角センサ70,71によってそれぞ
れ検出されるが、例えば右側(図4においては左側)の
シリンダヘッド10については、カム角センサ70,7
1は吸・排気カム軸17,18の軸方向において別体の
カムジャーナル56が取り付けられるフロント側とは反
対のリヤ側のシリンダヘッド10に取り付けられ、左側
の(図4においては右側)のシリンダヘッド10につい
ては、カム角センサ70,71は吸・排気カム軸17,
18の軸方向において別体のカムジャーナル62が取り
付けられるリヤ側とは反対のフロント側のシリンダヘッ
ド10に取り付けられるため、各カム角センサ70,7
1を吸・排気カム軸17,18のカム17a,18aと
カムジャーナル10b,10cとの間の比較的長い部分
にそれぞれ対向させることができ、これらのカム角セン
サ70,71によって吸・排気カム軸17,18に突設
された複数の突起17b,18bをそれぞれ電磁気的に
検出することによって吸・排気カム軸17,18の位相
を確実に検出することができる。
【0032】尚、本実施の形態に係るV型多気筒エンジ
ン1においては、図1に示すように、エンジン本体の一
側端(車体の右側端)には補機としてのエアコン用コン
プレッサ40、オルタネータ41、ウォータポンプ42
及びパワーステアリングポンプ(以下、P/Sポンプと
略称する)43が配置されており、クランク軸6にはオ
イルポンプ44が取り付けられている。
【0033】而して、上記エアコン用コンプレッサ4
0、オルタネータ41、ウォータポンプ42及びP/S
ポンプ43の各入力軸端にはプーリ47,48,49,
50がそれぞれ結着されており、これらのプーリ47〜
50とクランク軸6に結着されたプーリ51との間には
Vベルト52が巻装されている。尚、Vベルト52には
テンションプーリ53によって所望のテンションが付与
されている。
【0034】従って、クランク軸6の回転はVベルト5
2及び各プーリ47〜50を経てエアコン用コンプレッ
サ40、オルタネータ41、ウォータポンプ42及びP
/Sポンプ43にそれぞれ伝達され、これらのエアコン
用コンプレッサ40、オルタネータ41、ウォータポン
プ42及びP/Sポンプ43がそれぞれ駆動される。
又、クランク軸6によってオイルポンプ44が直接駆動
され、潤滑オイルが本体内を循環して各部の潤滑に供さ
れる。
【0035】以上において、本実施の形態では、V型多
気筒エンジン1の左右のシリンダ10のオフセット側に
おいてカムジャーナル56,62をシリンダヘッド10
とは別体に構成し、該カムジャーナル56,62を平面
視でヘッドボルト孔(ヘッドボルト)10aにオーバー
ラップさせてシリンダヘッド10に取り付ける構成を採
用したため、該カムジャーナル56,62のヘッドボル
ト孔10aとのオーバーラップ分だけ各シリンダヘッド
10のオフセット側への突出量を縮小してエンジン1の
全長を短縮することができ、これによってエンジン1の
小型化を実現することができる。このような構成を採用
する場合、エンジン1の組立作業においては、各シリン
ダヘッド10のヘッドボルト孔10aに挿通する不図示
のヘッドボルトによって各シリンダヘッド10がシリン
ダブロック2に組み付けられた後、別体のカムジャーナ
ル56,62が各シリンダヘッド10に組み付けられ
る。
【0036】尚、以上は本発明を特に自動車用のV型8
気筒エンジンに適用した形態について述べたが、本発明
は他の任意の用途及び形式のV型多気筒エンジンに対し
ても同様に適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、V形を成して相対向する左右のバンクのシリン
ダヘッドの上部にカム軸を回転自在に配して成るV型多
気筒エンジンにおいて、前記左右のバンクのオフセット
側において前記カム軸を支承するカムジャーナルをシリ
ンダヘッドとは別体に構成し、該カムジャーナルを平面
視でヘッドボルトにオーバーラップさせてシリンダヘッ
ドに取り付ける構成を採用したため、カムジャーナルの
ヘッドボルトとのオーバーラップ分だけシリンダヘッド
のオフセット側への突出量を縮小してエンジン全長を短
縮し、エンジンの小型化を実現することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリンダヘッド構造を備えるV型
多気筒エンジンの補機の配置構造を示す正面図である。
【図2】本発明に係るシリンダヘッド構造を備えるV型
多気筒エンジンの動弁機構の駆動系の構成を示す部分正
面図である。
【図3】本発明に係るシリンダヘッド構造を備えるV型
多気筒エンジンの正断面図である。
【図4】本発明に係るシリンダヘッド構造を備えるV型
多気筒エンジンの動弁機構の構成を示す平面図である。
【図5】本発明に係るシリンダヘッド構造を示す分解斜
視図である。
【図6】本発明に係るシリンダヘッド構造を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 V型多気筒エンジン 10 シリンダヘッド 10a ヘッドボルト孔 17 吸気カム軸 18 排気カム軸 56,62 カムジャーナル 70,71 カム角センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 幸洋 静岡県磐田市新貝2500番地ヤマハ発動機株 式会社内 Fターム(参考) 3G016 AA06 AA08 AA10 AA19 BA22 BA28 BA30 BA31 CA22 CA23 CA57 FA27 FA38 FA39 GA01 3G024 AA08 DA01 DA03 DA06 DA10 DA19 EA01 EA05 EA07 FA13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V形を成して相対向する左右のバンクの
    シリンダヘッドの上部にカム軸を回転自在に配して成る
    V型多気筒エンジンにおいて、 前記左右のバンクのオフセット側において前記カム軸を
    支承するカムジャーナルをシリンダヘッドとは別体に構
    成し、該カムジャーナルを平面視でヘッドボルトにオー
    バーラップさせてシリンダヘッドに取り付けたことを特
    徴とするV型多気筒エンジンのシリンダヘッド構造。
  2. 【請求項2】 前記カム軸の軸方向において前記別体の
    カムジャーナルが取り付けられる側とは反対側のシリン
    ダヘッドにカム角センサを取り付けたことを特徴とする
    請求項1記載のV型多気筒エンジンのシリンダヘッド構
    造。
JP2000117879A 2000-04-19 2000-04-19 V型多気筒エンジンのシリンダヘッド構造 Pending JP2001304038A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017110578A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 三菱自動車工業株式会社 エンジン

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JP2017110578A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 三菱自動車工業株式会社 エンジン

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