JP2001303527A - 消雪方法とその装置 - Google Patents

消雪方法とその装置

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JP2001303527A
JP2001303527A JP2000121047A JP2000121047A JP2001303527A JP 2001303527 A JP2001303527 A JP 2001303527A JP 2000121047 A JP2000121047 A JP 2000121047A JP 2000121047 A JP2000121047 A JP 2000121047A JP 2001303527 A JP2001303527 A JP 2001303527A
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Hidekazu Iwamoto
英和 岩本
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Eiwa System Kogyo Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消雪に適した温度の消雪用水を、消雪対象斜
面に散水することができるとともに、消雪用水の使用量
を低減させられる消雪方法とその装置の提供。 【解決手段】 本発明は、消雪パイプ15から消雪対象
斜面18に散水する消雪用水が予め設定した所定の温度
となるように、消雪用水を、これを貯留する地中に埋設
した貯水槽5内において加熱するとともに、その所定温
度の消雪用水を、消雪パイプ15から散水して消雪対象
斜面18上の積雪及びその消雪対象斜面18への降雪を
融解して消雪し、また、その消雪対象斜面18を流下す
る消雪用水や雪解け水等を含む流下水を流下水回収溝1
9で回収して、その流下水を消雪用水返戻管20を介し
て貯水槽5に返戻し、さらに、貯水槽5に配設した水位
センサー13により検知した消雪用水の水位が、予め設
定した下限の水位になったとき、水道管14を通じて貯
水槽5内に水道水を注入して消雪用水を補充する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば舗装路や屋
根等の消雪対象斜面上の積雪及びその消雪対象斜面への
降雪を融解して消雪する消雪方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の消雪装置として、例えば特開平
10−216565号公報に記載のものがある。その消
雪装置は、図3に示すように、建築物1近傍に設置され
たボイラー2と、その建築物1の内部に配設された貯水
タンク3と、建築物1の屋根1aの所定個所に配設さ
れ、上記貯水タンク3内の揚水ポンプ3aから送給され
た消雪用水を散水する消雪パイプ4とを有するものであ
り、貯水タンク3に、ボイラー2で加熱した消雪用水を
一時的に貯留させている。この構成では、例えば図示し
ない降雪センサーによって降雪を検知したときあるいは
積雪しているときに、貯水タンク3内の消雪用水を、消
雪パイプ4を介して屋根1aに散水することにより、そ
の屋根1aに降る雪や積もっている雪を融解して消雪す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の消雪装置では、ボイラー2で予め所要の温度に加熱
した消雪用水を貯水タンク3にいったん貯留しているた
めに、その貯留している間に消雪用水の温度が次第に低
下して、屋根1aに散水される消雪用水を、消雪に適し
た一定の温度にコントロールすることが困難である。
【0004】しかも、消雪パイプ4から散水した消雪用
水と、これにより融解された雪解け水とを回収すること
なく外部に放出しているので、ボイラー2に新たな消雪
用水を補給し続ける必要があり、水道水等を大量に消費
する。
【0005】本発明は、消雪に適した温度の消雪用水
を、消雪対象斜面に散水することができるとともに、消
雪用水の使用量を低減させられる消雪方法とその装置を
提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明消雪方法は、次の
通りである。 (1) 消雪パイプ15から消雪対象斜面18に散水する
消雪用水が予め設定した所定の温度となるように、上記
消雪用水を、これを貯留する地中に埋設した貯水槽5内
において加熱する。
【0007】(2) その所定温度の消雪用水を、消雪パ
イプ15から散水して消雪対象斜面18上の積雪及びそ
の消雪対象斜面18への降雪を融解して消雪するととも
に、その消雪対象斜面18を流下する消雪用水や雪解け
水等を含む流下水を流下水回収溝19で回収し、その回
収した流下水を消雪用水返戻管20を介して貯水槽5に
返戻する。
【0008】(3) 上記貯水槽5に配設した水位センサ
ー13により検知した消雪用水の水位が、予め設定した
下限の水位になったときには、その貯水槽5内に、これ
に連結した水道管14を通じて水道水を注入して消雪用
水を補充する。
【0009】本発明消雪装置は、次の通りである。 (1) 地中に埋設した貯水槽5内に、消雪用水加熱部材
6と揚水ポンプ16とを配設している。
【0010】(2) 上記貯水槽5内の消雪用水の水位が
予め設定した下限の水位になったときには、その貯水槽
5内に、これに連結した水道管14を通じて水道水を注
入して消雪用水を補充する消雪用水補充手段12を設け
ている。
【0011】(3) 上記揚水ポンプ16から送給された
消雪用水を散水するための消雪パイプ15と、これによ
り散水された消雪用水や雪解け水を含む流下水を回収す
る流下水回収溝19とが、消雪対象斜面18の所要位置
に配設されているとともに、その流下水回収溝19と上
記貯水槽5との間に消雪用水返戻管20が連結されてい
る。
【0012】(4) 上記貯水槽5内の消雪用水加熱部材
19を加熱するための熱源7と、消雪パイプ15から散
水する消雪用水が予め設定した所定の温度となるよう
に、上記熱源7により貯水槽5内の消雪用水を加熱制御
する散水温度制御手段A1を設けている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。5は、図1に示すように、例えば
1〜2t程度の消雪用水を貯留しておくことができる容
量にした直方体形の貯水槽であり、地中に埋設されてい
る。なお、5aは貯水槽5の上壁5bに形成した点検用
口である。
【0014】6は、上記貯水槽5の内部に蛇行させて配
設した消雪用水加熱部材としての加熱用パイプであり、
腐食に強い例えば合成樹脂等で形成されている。
【0015】7は、上記加熱用パイプ6の給水口6aと
排水口6bに、連結管8,9を介して連結された熱源と
してのボイラーであり、上記加熱用パイプ6に供給する
例えば不凍液を加えた水等の加熱用流体を加熱するもの
である。なお、10は、給水側の連結管8に配設され、
加熱用流体を循環させるための循環ポンプ、11は、排
水側の連結管9に配設した膨張タンクである。
【0016】12は、貯水槽5に貯留されている消雪用
水の水位に従って上下動する水位検知フロート13と、
この水位検知フロート13の上下動に従って、側壁5c
に連結された水道管14の連結口を開閉する開閉弁(図
示しない)とからなる消雪用水補充手段である。
【0017】水位検知フロート13が所要角度だけ下動
することにより上記開閉弁が開駆動されて、貯水槽5内
に水道水が注入されて消雪用水が補充されるようになっ
ている。
【0018】15は消雪用水を散水するための消雪パイ
プであり、消雪用水が滞留しない程度の勾配をつけた消
雪対象斜面としての舗装路18の上流側辺縁18aに沿
って配設されている。
【0019】消雪パイプ15は、舗装路18の幅にほぼ
一致する長さのパイプ本体15aに、その舗装路18の
全域に消雪用水が流下するように、複数の散水ノズル1
5b…を互いに所要の間隔で列設したものであり、これ
には、連結管17を介して貯水槽5内に貯留している消
雪用水を揚水して送給する揚水ポンプ16が連結されて
いる。なお、連結管17は、揚水ポンプ16側から消雪
パイプ15側に向けて次第に高くなるように傾設されて
おり、この連結管17内に消雪用水が残留しないように
して、凍結による閉塞を防止している。
【0020】19は、舗装路18の下流側辺縁18bに
沿って配設され、上記散水ノズル15b…から散水され
た消雪用水や雪解け水等を含む流下水を回収する流下水
回収溝である。この流下水回収溝19の一端部と、上記
貯水槽5の側壁5dとの間には、流下水回収溝19に流
れ込んだ流下水を貯水槽5に返戻する消雪用水返戻管2
0が連結されている。なお、消雪用水返戻管20は、流
下水回収溝19側から貯水槽5に向けて次第に低くなる
ように傾設されており、この消雪用水返戻管20内に流
下水が残留しないようにして、凍結による閉塞を防止し
ている。21は、消雪用水返戻管20の排出口に配設さ
れ、流下水に含まれるゴミ等を除去する樹脂製のストレ
ーナである。
【0021】Aは、例えば屋内等に配置されて、本装置
全体の制御を行うためのコントローラであり、これの入
力側には、図2に示すように、上記散水ノズル15b…
から散水される消雪用水の温度設定を行う温度設定器2
2、揚水ポンプ16の駆動時間を設定する揚水ポンプ用
タイマーT1、ボイラー7及び循環ポンプ10の駆動時
間を設定するボイラー用タイマーT2、貯水槽5内に貯
留している消雪用水の温度を検出する水温センサーS
1、外気温度を検出する外気温センサーS2が、また、
出力側にはボイラー7、揚水ポンプ16、循環ポンプ1
0及び上記外気温センサーS2で検出した外気温度を表
示する外気温表示器23が接続されている。
【0022】コントローラAは、次の手段を有してい
る。 (1) 消雪パイプ15から散水する消雪用水が予め設定
した所定の温度となるように、ボイラー7により貯水槽
5内の消雪用水を加熱制御する散水温度制御手段A1。
具体的には、温度設定器22で設定された温度と、水温
センサーS1で検出した消雪用水の温度とから、貯水槽
5に貯留されている消雪用水の温度が所定の温度になる
ようにボイラー7及び循環ポンプ10を制御するように
している。
【0023】(2) 水温センサーS1で検出した貯水槽
5内に貯留している消雪用水の温度が、例えば5°Cに
保持されるように、ボイラー7により貯水槽5内の消雪
用水を加熱制御する消雪用水保温手段A2。
【0024】(3) 貯水槽5に貯留されている消雪用水
のオーバーフローを検知するオーバーフローセンサーS
3による消雪用水の検知により、余剰の消雪用水を消雪
パイプ15から排出する余剰消雪用水排出手段A3。具
体的には、オーバーフローセンサーS3により消雪用水
を検知したとき、揚水ポンプ16が駆動され、これによ
り、余剰の消雪用水を消雪パイプ15から排出するよう
にしている。
【0025】次に、上記構成の本発明消雪装置の動作に
ついて説明する。当初、消雪用水補充手段12によっ
て、所要量の消雪用水を貯水槽5内に貯留させておく。
【0026】<積雪又は降雪している場合>積雪量や降
雪量に従って、揚水ポンプ16を所定の時間間隔で駆動
するように、揚水ポンプ用タイマーT1を設定する。例
えば、積雪量が15cm程度のときには30分間隔、同様
に20cm程度のときには40分間隔、また、25cm程度
のときには60分間隔等で駆動する。また、上記散水ノ
ズル15b…から散水される消雪用水の温度は、外気温
度等を考慮して上記温度設定器22で適宜設定するが、
具体的には約10℃以上に設定すると効率よく消雪を行
うことができる。
【0027】温度設定器22で温度設定を行うと、この
設定温度と、水温センサーS1で検出した消雪用水の温
度とから、消雪パイプ15の散水ノズル15bから散水
される消雪用水の温度が設定温度になるように、ボイラ
ー7により貯水槽5内の消雪用水が加熱制御されるとと
もに、循環ポンプ10が駆動制御される。また、揚水ポ
ンプ16が駆動されることにより、貯水槽5内に貯留し
ている消雪用水は、消雪パイプ15に向けて送給され
て、各散水ノズル15b…から舗装路18上に散水され
る。
【0028】散水された消雪用水は、舗装路18上の積
雪及びその舗装路18への降雪を融解しながら流下する
とともに、これに雪解け水が合わさった流下水となっ
て、流下水回収溝19内に流れ込んだ後、消雪用水返戻
管20を通じて貯水槽5に返戻される。この場合、返戻
される流下水の温度は低下しているものの、その流下水
の水量に比較して、貯水槽5内に貯留されている消雪用
水の水量が格段に多いので、流下水が貯水槽5内に流れ
込むことによる消雪用水の温度低下はわずかであり、さ
らには、散水ノズル15b…から散水する消雪用水が予
め設定した所定の温度となるようにボイラー7を制御し
ているので、消雪用水の温度を常時一定の温度に保持し
ておくことができる。
【0029】ところで、消雪用水は、舗装路18を流下
する間にその一部が蒸発し、これに雪解け水を合わせた
としても、上記散水ノズル15b…から散水された消雪
用水の総量に及ばないときがある。この場合、貯水槽5
内に貯留している消雪用水の貯水量が次第に低下する。
【0030】貯水量が低下すると、この低下が消雪用水
補充手段12の水位検知フロート13によって検知さ
れ、前記開閉弁(図示しない)が開駆動されて水道管1
4を通じて水道水が貯水槽5内に注入され、消雪用水が
補充される。
【0031】上記とは逆に、大量の雪解け水や雨水等が
流下水回収溝19に流れ込み、これにより、貯水槽5内
の消雪用水の水位が異常に上昇すると、これがオーバー
フローセンサーS3により検出される。この検出によっ
ても揚水ポンプ16が駆動され、消雪用水が消雪パイプ
15に送給されて、消雪用水のオーバーフローを防止で
きる。
【0032】<外気温度が下がった場合>例えば舗装路
18の凍結を防止するために、外気温表示器23に表示
されている外気温度を参考にして、予め揚水ポンプ用タ
イマーT1で設定した所要の時間間隔で揚水ポンプ16
を駆動する。また、温度設定器22により、散水ノズル
15b…から散水する消雪用水の温度も適宜設定する。
揚水ポンプ16が所定の時間間隔で駆動されることによ
り、消雪パイプ15の各散水ノズル15b…から消雪用
水が舗装路18に散水され、これにより路面の凍結が防
止される。
【0033】<散水の必要がない場合>貯水槽5に貯留
されている消雪用水の温度を水温センサーS1で検出
し、その消雪用水の温度が例えば5℃程度の一定の温度
に保持されるように、ボイラー7により貯水槽5内の消
雪用水を加熱制御するとともに、循環ポンプ10を所定
の時間間隔で駆動する。
【0034】なお、本発明は前述した実施形態に限るも
のではなく、次のような変形実施が可能である。上記外
気温センサーS2の他、降雪量,湿度等の環境条件を検
出する各種センサーを、コントローラAの入力側に接続
しておき、それらの各種センサーで検出した環境条件に
従って、消雪用水を所要の温度及び時間間隔で自動的に
散水するようにしてもよい。
【0035】上記においては、貯水槽内の消雪用水の水
位が異常に上昇したときに、揚水ポンプを駆動すること
により、貯水槽内の消雪用水を消雪パイプを通じて消雪
対象斜面に排出した例について説明したが、揚水ポンプ
とは別に、オーバーフロー用ポンプを設け、これによ
り、貯水槽内の消雪用水を消雪対象斜面以外の外部に排
出するようにしてもよい。
【0036】上記においては、消雪対象斜面として舗装
路を例として説明したが、これに限るものではなく、例
えば屋根等であってもよい。
【0037】流下水回収溝の一端部と排水槽(図示しな
い)との間にも連結管を配設して、余剰の流下水を排水
槽に排出するようにしてもよい。
【0038】上記においては、消雪用水加熱部材として
加熱用パイプを、また、熱源としてボイラーを例として
説明したが、消雪用水加熱部材として例えば電熱線、熱
源として電源回路を採用してもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1〜5記載の発明によれば、次の
効果を得ることができる。貯水槽内に貯留している消雪
用水を、散水ノズルから散水する消雪用水が予め設定し
た所定の温度となるように加熱制御しているので、消雪
用水を消雪に適した所定の温度で散水ノズルから散水す
ることができる。
【0040】散水された消雪用水や雪解け水等を含む流
下水を流下水回収溝で回収し、これを貯水槽に返戻して
いるので、水道水の使用量を低減させることができる。
【0041】請求項1〜5記載の発明で得られる上記共
通の効果の他、請求項2記載の発明によれば、貯水槽内
に貯留している消雪用水の温度を、常時一定の温度に保
持しておけるので、凍結を防止できるとともに、散水ノ
ズルから散水する消雪用水を、予め設定した所定の温度
に短時間で上昇させられる。従って、消雪作業を短時間
で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明消雪装置の構成を示す説明図である。
【図2】電気系統のブロック図である。
【図3】従来の消雪装置の斜視図である。
【符号の説明】
5 貯水槽 6 消雪用水加熱部材としての加熱用パイプ 7 熱源としてのボイラー 12 消雪用水補充手段 13 水位センサーとしての水位検知フロート 15 消雪パイプ 15b 散水ノズル 16 揚水ポンプ 18 消雪対象斜面としての舗装路 19 流下水回収溝 20 消雪用水返戻管 A1 散水温度制御手段 A3 余剰消雪用水排出手段 S3 オーバーフローセンサー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消雪パイプから消雪対象斜面に散水する
    消雪用水が予め設定した所定の温度となるように、上記
    消雪用水を、これを貯留する地中に埋設した貯水槽内に
    おいて加熱すること、その所定温度の消雪用水を、消雪
    パイプから散水して消雪対象斜面上の積雪及びその消雪
    対象斜面への降雪を融解して消雪するとともに、その消
    雪対象斜面を流下する消雪用水や雪解け水等を含む流下
    水を流下水回収溝で回収し、その回収した流下水を消雪
    用水返戻管を介して貯水槽に返戻すること、上記貯水槽
    に配設した水位センサーにより検知した消雪用水の水位
    が、予め設定した下限の水位になったときには、上記貯
    水槽内に、これに連結した水道管を通じて水道水を注入
    して消雪用水を補充することを特徴とする消雪方法。
  2. 【請求項2】 貯水槽内に貯留している消雪用水の温度
    が、所要の温度に保持されるように、その貯水槽内の消
    雪用水を加熱する請求項1記載の消雪方法。
  3. 【請求項3】 消雪用水のオーバーフローを検知するオ
    ーバーフローセンサーが貯水槽に設けられており、その
    オーバーフローセンサーによる消雪用水の検知により、
    余剰の消雪用水を消雪パイプから排出する請求項1又は
    2記載の消雪方法。
  4. 【請求項4】 地中に埋設した貯水槽内に、消雪用水加
    熱部材と揚水ポンプとを配設していること、上記貯水槽
    内の消雪用水の水位が予め設定した下限の水位になった
    ときには、その貯水槽内に、これに連結した水道管を通
    じて水道水を注入して消雪用水を補充する消雪用水補充
    手段を設けていること、上記揚水ポンプから送給された
    消雪用水を散水するための消雪パイプと、これにより散
    水された消雪用水や雪解け水を含む流下水を回収する流
    下水回収溝とが、消雪対象斜面の所要位置に配設されて
    いるとともに、上記流下水回収溝と貯水槽との間に消雪
    用水返戻管が連結されていること、その貯水槽内の消雪
    用水加熱部材を加熱するための熱源と、消雪パイプから
    散水する消雪用水が予め設定した所定の温度となるよう
    に、上記熱源により貯水槽内の消雪用水を加熱制御する
    散水温度制御手段を設けていることを特徴とする消雪装
    置。
  5. 【請求項5】 貯水槽に貯留されている消雪用水のオー
    バーフローを検知するオーバーフローセンサーと、この
    オーバーフローセンサーによる消雪用水の検知により、
    余剰の消雪用水を消雪パイプから排出する余剰消雪用水
    排出手段とを設けている請求項4記載の消雪装置。
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