JP2001303354A - プラスチックファイバの紡糸装置および紡糸方法 - Google Patents

プラスチックファイバの紡糸装置および紡糸方法

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JP2001303354A JP2000150658A JP2000150658A JP2001303354A JP 2001303354 A JP2001303354 A JP 2001303354A JP 2000150658 A JP2000150658 A JP 2000150658A JP 2000150658 A JP2000150658 A JP 2000150658A JP 2001303354 A JP2001303354 A JP 2001303354A
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博生 山中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外径変動を十分に抑制したプラスチックファ
イバが得られる紡糸装置および紡糸方法を提供する。 【解決手段】 溶融樹脂が流れる溶融樹脂流路(芯材流
路)18の吐出口20からプラスチックファイバを紡糸
する紡糸装置において、溶融樹脂流路18に、独立した
流量制御機構(堰15)が設けられており、紡糸したプ
ラスチックファイバの外径の測定値からフィードバック
制御して堰15を上下に移動させることによって、溶融
樹脂流路18内を流れる樹脂流量を制御するプラスチッ
クファイバの紡糸装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバや中空糸
膜などのプラスチックファイバの紡糸装置および紡糸方
法に関し、長さ方向における外径の変動の小さいプラス
チックファイバを得ることができるものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチックファイバとしては、一般的
な糸状のものや、内部に空洞を有する中空糸膜などが例
示できる。プラスチックファイバは、例えば、1層、あ
るいは同心円状に配置された2層以上の層からなり、通
常、中心の層を芯、2層目以上の層を鞘と呼ぶ。1層構
造のプラスチックファイバは、例えば以下のような溶融
紡糸法によって製造する。まず、芯材である熱可塑性樹
脂を溶融させる。この溶融樹脂を定量ポンプを用いて紡
糸装置の溶融樹脂流路に供給し、その吐出口から1層構
造のプラスチックファイバを紡糸する。ついで、必須で
はないが、機械的強度を向上させるために、熱延伸、さ
らに必要に応じて延伸応力緩和のための熱処理が行われ
る。
【0003】また、紡糸装置において、途中で複数に分
岐している溶融樹脂流路と、これらに対応した複数の吐
出口を備えたノズルパックを用いると、紡糸装置の流入
口から供給された溶融樹脂が途中で分岐し、これら複数
の吐出口から一度に複数本のプラスチックファイバが得
られる。2層構造以上のプラスチックファイバを製造す
る場合には、芯材が流下する溶融樹脂流路の周囲から2
層目以上の層を構成する鞘材(溶融樹脂)を供給し、前
記芯材の外面を鞘材で被覆する。また、中空糸膜は、例
えば吐出口に取り付ける金型の形状を変更することによ
って製造することができる。
【0004】プラスチックファイバの製造においては、
製品の性能向上の観点から、長さ方向の外径の分布を均
一にすることが重要である。外径のばらつき(外径変
動)を生じると、例えば、光ファイバなどの光学用途に
おいては、光学特性、機械特性の低下を招く。具体的に
は、側面漏光を利用した装飾用において、ファイバ側面
からの漏光斑を生じる。また、光通信、光センサなどに
おいては、プラスチックファイバの外径がコネクタの挿
入部のサイズと適合しなくなるなどの不都合が発生す
る。あるいは、前記挿入部の周縁とプラスチックファイ
バの外面との間に隙間が生じてコネクター内の偏芯によ
る接合面のずれを生じる結果、伝送損失が増大する。
【0005】また、工業用や家庭用において、浄水器な
どに用いられている中空糸膜においては、液体や気体の
透過量のばらつきを引き起こす。また、種々の用途に対
応した高次加工品の製造において、加工時にトラブルが
発生したり、製品歩留まりが低下する。特に紡糸工程で
外径変動が付与されたプラスチックファイバに熱延伸を
施すと、外径が小さい部分に大きい部分よりも大きな引
張応力が作用し、外径の小さい部分はより細くなり、外
径変動が増幅される。
【0006】紡糸工程で外径変動が生じる原因は、定量
ポンプの吐出量変動や供給樹脂温度の変動などである。
特に、複数の吐出口を備えた紡糸装置において、吐出口
間に吐出量のばらつきがあると、それぞれの吐出口から
得られるプラスチックファイバ間に外径差を生じ、外径
変動が拡大し、安定な製品特性を維持することが困難と
なる。この吐出量のばらつきの主な原因は、例えば紡糸
装置の溶融樹脂流路間の製作加工斑や温度のばらつきの
発生などである。特に、光学用途や中空糸膜の場合は、
プラスチックファイバの外径が大きいので紡糸装置(ノ
ズルパック)が大きくなり、溶融樹脂流路間の温度差が
大きくなりやすい。
【0007】そこで、従来、外径変動を抑制する手段と
して、以下のような方法が提案されている。例えば、特
公平2−24923号公報には、計量用ギヤポンプの一
次側樹脂圧力を一定にして外径変動を抑制する方法が開
示されている。特開平5−11127号公報には、複数
のギヤ式定量ポンプを用いて溶融樹脂を吐出量変動周期
の位相が異なる複数の原料流に分配し、これら複数の原
料流を吐出量変動周期の位相を打ち消すように組み合わ
せて合流させることによって、吐出量変動を抑制する方
法が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の方法においても、外径変動を十分に制御すること
が困難であった。よって、本発明においては、外径変動
を十分に抑制したプラスチックファイバが得られる紡糸
装置および紡糸方法を提供することを目的とする。ま
た、複数の吐出口を備えた紡糸装置において、吐出口間
に吐出量のばらつきがなく、それぞれの吐出口から得ら
れるプラスチックファイバ間の外径差が生じにくいプラ
スチックファイバの紡糸装置および紡糸方法を提供する
ことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために、本発明においては以下のような解決手段を提案
する。第1の発明は、溶融樹脂が流れる溶融樹脂流路の
吐出口からプラスチックファイバを紡糸するプラスチッ
クファイバの紡糸装置において、溶融樹脂流路に、樹脂
流量を制御する独立した流量制御機構が設けられている
ことを特徴とするプラスチックファイバの紡糸装置であ
る。第2の発明は、第1の発明のプラスチックファイバ
の紡糸装置において、流量制御機構が、吐出口から得ら
れるプラスチックファイバの外径の測定値によって樹脂
流量を調整するフィードバック制御を行うものであるこ
とを特徴とするプラスチックファイバの紡糸装置であ
る。第3の発明は、第1または第2の発明のプラスチッ
クファイバの紡糸装置において、複数の吐出口に通じる
複数の溶融樹脂流路を備えていることを特徴とするプラ
スチックファイバの紡糸装置である。第4の発明は、第
3の発明のプラスチックファイバの紡糸装置において、
複数の溶融樹脂流路のそれぞれに流量制御機構が設けら
れていることを特徴とするプラスチックファイバの紡糸
装置である。第5の発明は、第1〜4のいずれかひとつ
の発明のプラスチックファイバの紡糸装置において、流
量制御機構が、溶融樹脂流路を横切るように設けられた
堰と、樹脂流量が変動するようにこの堰を移動させる駆
動機構を有することを特徴とするプラスチックファイバ
の紡糸装置である。第6の発明は、第1〜4のいずれか
ひとつの発明のプラスチックファイバの紡糸装置におい
て、流量制御機構が、溶融樹脂流路内に設けられた柱状
ニードルと、この柱状ニードルをその軸方向に移動させ
る駆動機構を有し、柱状ニードルは、その軸方向が、少
なくとも柱状ニードルの端部付近が位置する溶融樹脂流
路の軸方向と平行に配置されていることを特徴とするプ
ラスチックファイバの紡糸装置である。第7の発明は、
第6の発明のプラスチックファイバの紡糸装置におい
て、柱状ニードルの端部が縮径され、この縮径部が、溶
融樹脂流路の一部が縮径された縮径部に嵌合するもので
あることを特徴とするプラスチックファイバの紡糸装置
である。第8の発明は、第1〜4のいずれかひとつの発
明のプラスチックファイバの紡糸装置において、流量制
御機構が、溶融樹脂流路の内壁の一部をなし前記溶融樹
脂流路の断面積を変化させるように変形可能な可変壁
と、該可変壁を変形させる駆動機構を有することを特徴
とするプラスチックファイバの紡糸装置である。第9の
発明は、第8の発明のプラスチックファイバの紡糸装置
において、溶融樹脂流路の断面がスリット状に形成され
ており、該スリット状の断面の少なくとも一辺をなす内
壁に、前記スリット状の断面の厚さを変化させるように
変形可能な板状体からなる可変壁が設けられていること
を特徴とするプラスチックファイバの紡糸装置である。
第10の発明は、第1〜9のいずれかひとつの発明のプ
ラスチックファイバの紡糸装置を用いてプラスチックフ
ァイバを紡糸することを特徴とするプラスチックファイ
バの紡糸方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は溶融紡糸を行う装置の構成
の一例を示した説明図、図2は本発明の紡糸装置の第1
の例を示した縦断面図である。以下、プラスチックファ
イバの製造例にそって説明する。
【0011】図1において、芯材押出機1aにて溶融し
た芯材と、鞘材押出機1bにて溶融した鞘材は、それぞ
れ芯材定量ポンプ2aと鞘材定量ポンプ2bによって紡
糸装置3に供給される。プラスチックファイバの材料は
特に限定しないが、例えば光ファイバなどの光学用途に
おいてはアクリル系樹脂などの透明性の高い材料が用い
られ、工業、家庭用途の中空糸膜においてはポリエチレ
ンなどが用いられる。紡糸装置3においては、図2に示
したように、上下に開口する中空部11aを有する本体
11内に、パックケース12を介してノズルパック14
が組み込まれている。このノズルパック14の上には蓋
体13が設けられ、中空部11aが閉塞されている。紡
糸装置3は通常ステンレスなどの金属から形成される。
【0012】そして、紡糸装置3の上方に開口する断面
円形の芯材流路(溶融樹脂流路)18に芯材が流入し、
断面円形の鞘材流路19に鞘材が流入し、いずれも鉛直
方向に流下する。ついで、芯材流路18は、第1の流路
18aと第2の流路18bに逆T字状に分岐し、芯材は
ふたつに分かれて水平部分18c,18cを水平方向に
進行する。さらに、これら第1の流路18aと第2の流
路18bはそれぞれ鉛直方向に屈曲し、これにより、芯
材は再び鉛直部分18d,18dを鉛直方向に流下す
る。
【0013】なお、水平部分18c,18cの途中に
は、上下に移動可能な板状の堰15,15がそれぞれ設
けられている。堰15,15は、その面方向が第1の流
路18aと第2の流路18bを横切るように配置されて
いる。そして、後述するように、紡糸装置3に設けられ
た流量制御駆動装置10,10の作用によって上下に移
動し、堰15と第1の流路18aの内壁、あるいは堰1
5と第2の流路18bの内壁との間の隙間のサイズを調
整することにより、第1の流路18aと第2の流路18
bを流れる芯材の流量をそれぞれ調節する。また、第1
の流路18a,第2の流路18bの鉛直部分18d,1
8dの途中には、下方に向かって縮径する縮径部18
e,18eが設けられており、さらにこれら縮径部18
e,18eの下端からは直線部18f,直線部18fが
伸びている。そして、これら直線部18f,18fの周
囲には、中空ドーナッツ形の充填部19c,19cが設
けられており、これら充填部19c,19cは直線部1
8f,18fに通じている。
【0014】一方、芯材流路18の分岐点の下方におい
て、鞘材流路19も逆T字状に第1の流路19aと第2
の流路19bに分岐し、前記充填部19c,19cに通
じている。よって、鞘材流路19を流下する鞘材は第1
の流路19aと第2の流路19bを水平方向に進行して
充填部19c,19cに充填され、第1の流路18aと
第2の流路18bの直線部18f,18fを流下する芯
材の周囲に供給される。その結果、糸状の芯材の周囲に
鞘材からなる被覆層が形成され、第1の流路18aと第
2の流路18bのそれぞれの吐出口20,20から二層
構造のプラスチックファイバ4,4が得られる。つい
で、これら2本のプラスチックファイバ4,4は、それ
ぞれ糸ガイド5,5を経て引き取り装置6,6の作用に
よって熱延伸され、巻き取り装置7,7にて巻き取られ
る。
【0015】なお、引き取り装置6,6の後段には外径
測定装置8,8が設けられており、これら外径測定装置
8,8は、信号線A,Aによって外径変動制御装置9に
接続され、この外径変動制御装置9は制御信号線Bによ
って流量制御駆動装置10,10に接続されている。プ
ラスチックファイバ4,4は、上述のように巻き取り装
置7,7によって巻き取られるとともに、外径測定装置
8,8によって外径が測定され、これらの測定値は、外
径変動制御装置9に送られる。外径変動制御装置9にお
いては、これらの測定値がプラスチックファイバの基準
値と比較される。
【0016】そして、この外径変動制御装置9からの命
令によって、流量制御駆動装置10,10が堰15,1
5を移動させ、それぞれの第1の流路18a,第2の流
路18bにおける樹脂流量をフィードバック制御する。
すなわち、プラスチックファイバ4,4の外径が基準値
よりも増加(減少)すると、外径変動制御装置9から流
量制御駆動装置10,10に堰15,15を下方(上
方)に移動させる命令が送られ、その結果、第1の流路
18a内および第2の流路18b内を流れる芯材の流量
が少なく(多く)なる。そして、プラスチックファイバ
4,4の外径変動を抑制することができる。
【0017】また、2本のプラスチックファイバ4,4
の外径の測定値から、第1の流路18aと第2の流路1
8bのそれぞれに設けられた堰15,15を別々に制御
すると、ふたつの吐出口20,20から得られる2本の
プラスチックファイバ4,4間に外径差が生じにくく、
安定な製品特性が得られる。
【0018】外径測定装置8,8の位置は、紡糸条件な
どによって、紡糸装置3と糸ガイド5との間、糸ガイド
5と引き取り装置6との間などに適宜変更することがで
きる。また、芯材流路18と鞘材流路19を3つ以上の
流路に分岐させて、3つ以上の吐出口20、20・・・
から3本以上のプラスチックファイバを同時に製造する
こともできる。
【0019】なお、芯材のみからなる1層構造のプラス
チックファイバを製造する場合や、3層以上からなるプ
ラスチックファイバを製造する場合においても本発明は
適用可能である。1層構造の場合は鞘材流路19が設け
られていないノズルパック14を備えた紡糸装置3を構
成する。また、3層以上の構造の場合は、例えば3層目
以降の層を形成する溶融樹脂が流入する溶融樹脂流路を
設け、芯材流路18の直線部18fにおいて、芯材が2
層目の溶融樹脂材で被覆された後に、さらに3層目以上
の溶融樹脂材で被覆されるように、溶融樹脂流路を構成
する。また、芯材流路18の各部分の内径、縮径部18
eの鉛直方向の長さ、堰15の厚さなどは用途に応じて
適宜変更可能であり、特に限定しない。第1の例におい
ては、このように堰15、外径測定装置8、外径変動制
御装置9、流量制御駆動装置10からなる独立した流量
制御機構によって樹脂流量がフィードバック制御されて
いるため、例えば延伸処理を施した後の各延伸糸の設定
外径に対する外径の変動幅が±3%以内のプラスチック
ファイバが得られる。なお、本発明の紡糸装置において
は、外径の測定値をフィードバック制御するための外径
測定装置8および外径変動制御装置9を用いて、プラス
チックファイバの外径に応じて樹脂流量を制御する流量
制御機構を構成しているため、プラスチックファイバの
外径変動を効果的に抑制することが可能であるが、本発
明の流量制御機構はこれに限定される物ではなく、プラ
スチックファイバに要求される他の特性に着目して樹脂
流量を制御する構成とすることも可能である。
【0020】図3は、本発明の紡糸装置の第2の例を示
したもので、この紡糸装置3においては、図2に示した
堰15,15のかわりに、略円柱状のニードル16,1
6が設けられている。ニードル16,16は、蓋体13
の上方から、それぞれ第1の流路18a,第2の流路1
8bの鉛直部分18d,18d内にかけて、これらニー
ドル16,16の軸方向が、鉛直部分18d,18dの
軸方向と平行になるように配置されている。ニードル1
6,16の下端(端部)付近は下方に向かって縮径して
おり、これら縮径部16a,16aが第1の流路18
a、第2の流路18bの各縮径部18e,18eと嵌合
するようになっている。
【0021】これらのニードル16,16は、上下方向
(軸方向)に移動可能である。そして、上述の第1の例
と同様に、外径変動制御装置9からの命令に基づいて流
量制御駆動装置10,10によってニードル16,16
を移動させ、第1の流路18a、第2の流路18bの樹
脂流量をそれぞれフィードバック制御する。すなわち、
プラスチックファイバ4,4の外径が基準値よりも増加
(減少)したときは、ニードル16,16を下方(上
方)に移動させてニードル16,16の縮径部16a,
16aの外面と縮径部18e,18eの内壁との間の隙
間のサイズを調整し、第1の流路18a及び第2の流路
18bの各直線部18f、18f内を流れる芯材の流量
を少なく(多く)する。ニードル16,16は、下端付
近がテーパ状の縮径部16a、16aを有しているた
め、前記隙間を精密に制御して芯材の流量を調整するこ
とができる。
【0022】図4は、本発明の紡糸装置の第3の例を示
したもので、この紡糸装置3においては、図3に示した
縮径部16a,16aを具備するニードル16,16に
かわって、外径一定の円柱状のニードル17,17が設
けられている。ニードル17,17の外径は直線部18
f,18fの内径よりも小さく、ニードル17,17は
蓋体13の上方から直線部18f,18fにかけて配置
されている。
【0023】そして、上述の第2の例と同様に、外径変
動制御装置9からの命令に基づいて流量制御駆動装置1
0によってニードル17,17を移動させ、第1の流路
18a、第2の流路18bの樹脂流量をそれぞれフィー
ドバック制御する。すなわち、プラスチックファイバ
4,4の外径が基準値よりも増加(減少)したときは、
ニードル17,17を下方(上方)に移動させてニード
ル16,16の直線部18f,18fへの挿入長さを調
整して、ニードル17,17の挿入部分の流路抵抗を増
加(低下)させることにより、第1の流路18a及び第
2の流路18bの各直線部18f、18f内を流れる芯
材の流量を少なく(多く)する。
【0024】これら第2ないし第3の例においても、上
述の第1の例と同様の効果を得ることができる。なお、
第2の例における芯材流路18の各部分の内径、縮径部
18eの鉛直方向の長さ、ニードル16の最大外径、最
小外径、縮径部16aの軸方向の長さなど、あるいは第
3の例における直線部18fの内径、ニードル17の外
径、ニードル17の直線部18fへの挿入長さなども、
第1の例と同様に用途に応じて適宜変更可能であり、特
に限定しない。
【0025】図5は、本発明の紡糸装置の第4の例を示
したものである。この紡糸装置3が、図2に示した紡糸
装置3と大きく異なる点は、芯材流路(溶融樹脂流路)
18の水平部分18c,18cの内壁の一部として可変
壁25,25が設けられている点である。本例におい
て、芯材流路18の水平部分18c,18cは、断面が
スリット状に形成されており、鉛直部分18d,18d
は断面円形に形成されている。ここで、本明細書におい
て流路の断面とは、その流路内を溶融樹脂が流れる方向
に対して垂直な断面をいう。そして、本例において、芯
材流路18の水平部分18c,18cのスリット状の断
面の一辺をなす内壁、図5においては上面27の一部と
して、可変壁25,25が設けられている。可変壁2
5,25は、弾性変形可能な金属薄板からなり、例えば
厚さ0.1〜0.6mm程度のステンレス薄板が用いら
れる。可変壁25,25が設けられている部分の内壁2
7には、可変壁25,25より小さい貫通孔26,26
が形成されており、この貫通孔26,26の芯材流路1
8側の開口部を塞ぐように可変壁25,25が設けられ
ている。可変壁25,25は芯材流路18の内壁(上
面)27に、溶融接合、ろう接接合、あるいは固層拡散
接合などの接合法により接合されている。また内壁(上
面)27には、可変壁25と接合される部分に凹部を設
けて、この凹部に可変壁25を嵌合させることにより、
内壁(上面)27の表面と可変壁25の表面との間に段
差が形成されないように加工することが好ましい。この
ように、芯材流路18の水平部分18c,18cの内壁
に急激な凹凸や段差を生じないように可変壁25を接合
することにより、外部への樹脂漏れを防止するととも
に、段差等による溶融樹脂(芯材)の滞留をなくし、溶
融樹脂の熱劣化および熱劣化に伴う異物の発生を防止す
ることができる。
【0026】また、貫通孔26はノズルパック14およ
び蓋体13を貫通して紡糸装置3の外面(この図では上
面)に開口しており、この貫通孔26内には進退棒28
が挿入されている。進退棒28は、可変壁25の面に対
して垂直な方向に延び、先端が可変壁25に当接してい
る。また進退棒28は、流量制御駆動装置10の作用に
よってその長さ方向に微動可能に構成されている。この
進退棒28を、可変壁25と対向している水平部分18
cの下面に向かう方向に前進させると、進退棒28によ
って可変壁25が押され芯材流路18内にはみ出すよう
に弾性変形する。これにより、断面スリット状の水平部
分18cのうち、可変壁25が設けられている箇所にお
いて流路の断面積が小さくなり、ここを流れる芯材の流
量が減少する。さらに、その状態から進退棒28を後退
させると、可変壁25がもとの板状に復元されるまで、
進退棒28が後退するに従って可変壁25と水平部分1
8c,18cの下面との隙間が拡大されるので、流路の
断面積が大きくなり、ここを流れる芯材の流量が増加し
ていく。したがって、上述の第1の例と同様に、外径変
動制御装置9からの命令に基づいて流量制御駆動装置1
0,10によって進退棒28を微動させ、第1の流路1
8a、第2の流路18bの樹脂流量をそれぞれフィード
バック制御する。すなわち、プラスチックファイバ4,
4の外径が基準値よりも増加(減少)したときは、進退
棒28を下方に前進(上方に後退)させ、可変壁25と
可変壁25に対向している水平部分18c,18cの内
壁との間の隙間のサイズを調整し、第1の流路18a及
び第2の流路18bの各水平部分18c、18c内を流
れる芯材の流量を少なく(多く)する。
【0027】この第4の例においても、上述の第1の例
と同様の効果を得ることができるほか、急激な段差等に
よる溶融樹脂(芯材)の滞留をなくし、溶融樹脂の熱劣
化および熱劣化に伴う異物の発生を防止することができ
る。なお、本発明の紡糸装置においては、外径の測定値
をフィードバック制御するための外径測定装置8および
外径変動制御装置9は必ずしも必須ではないが、外径変
動の抑制のためには、これらを設けると効果的である。
また、本発明の紡糸装置は各種プラスチックファイバの
製造に使用可能であるが、外径変動の抑制の必要性が大
きいプラスチック光ファイバの製造に適用することが好
ましい。また、上記第1〜第四の例においては鉛直方向
下向きに紡糸を行う場合を例にとって説明したが、本発
明はこれに限定されるものではない。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例を示して詳しく説明す
る。 (実施例1)芯材としてポリメチルメタクリレート、鞘
材としてフッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレン
(80/20mol%)の共重合体を用いて、図1に示
した装置構成で、図2に示した紡糸装置3を用いて、平
均外径約1mmのプラスチックファイバを製造した。な
お、芯材流路18は途中で4つに分岐しており、吐出口
20…は4つであった。この実施例において、芯材流路
18の流入部分の内径は12mm、水平部分18cの内径
は6mm、鉛直部分18dの内径は6mm、縮径部18eの
軸方向の長さは2mm、直線部18fの内径は4mm、堰1
5の厚さは4mmであった。具体的な芯材の流量は53.
96〜57.3cc/minの範囲で制御し、鞘材の流量は
0.7cc/minとした。また、外径測定装置8は、キーエ
ンス(株)製のレーザ外径測定器を用いた。得られた4
本のプラスチック光ファイバの外径を測定したところ、
いずれも糸長1000mあたり±0.015mm以内の
変動幅で、外径変動率が±1.5%以内であり、長さ方
向の寸法安定性に優れたものであった。
【0029】(実施例2)図3にした紡糸装置を用いた
以外は、実施例1と同様にしてプラスチック光ファイバ
を製造した。この実施例において、ニードル16の最大
外径、最小外径はそれぞれ4mm、2mm 、縮径部16a
の軸方向の長さは4mmであった。得られた4本のプラス
チック光ファイバの外径を測定したところ、いずれも糸
長1000mあたり±0.018mm以内の変動幅で、
外径変動率が±1.8%以内あり、長さ方向の寸法安定
性に優れたものであった。
【0030】(実施例3)図4に示した紡糸装置を用い
た以外は、実施例1と同様にしてプラスチック光ファイ
バを製造した。この実施例において、ニードル17の外
径は4mm で、直線部18dへの挿入長さは2〜6mmと
した。得られた4本のプラスチック光ファイバの外径を
測定したところ、いずれも糸長1000mあたり±0.
022mm以内の変動幅で、外径変動率が±2.2%以
内であり、長さ方向の寸法安定性に優れたものであっ
た。
【0031】(実施例4)図5に示した紡糸装置を用い
た以外は、実施例1と同様にしてプラスチック光ファイ
バを製造した。この実施例において、スリット状の水平
部分18cの、流路上下の内壁の壁面において樹脂が流
れる方向に対して垂直方向の幅(図5の紙面に対して垂
直方向)は6mmで、鉛直方向の厚さは1mmとした。また
可変壁25の大きさは、可変壁25の流路側の平面にお
いて樹脂が流れる方向に対して垂直方向(図5の紙面に
対して垂直方向)の幅を6mmとし、樹脂が流れる方向に
対して平行方向(図5の紙面における左右方向)の長さ
を6mmとした。得られた4本のプラスチック光ファイバ
の外径を測定したところ、いずれも糸長1000mあた
り±0.015mm以内の変動幅で、外径変動率が±
1.5%以内であり、長さ方向の寸法安定性に優れたも
のであった。
【0032】(比較例1)外径変動制御装置と堰を取り
外した以外は、実施例1と同様にして平均外径約1mm
のプラスチック光ファイバを製造した。得られた4本の
プラスチック光ファイバの外径を測定したところ、糸長
1000mあたり、最大±0.06mmの変動幅があ
り、外径変動率は±6%で、寸法安定性が不良であっ
た。
【0033】これらの結果より本発明に係る実施例にお
いては、従来法と同様の比較例と比べて、外径変動の少
ないプラスチック光ファイバを安定に製造可能であるこ
とが明らかとなった。また、吐出口を複数備えた紡糸装
置を用いて、複数の吐出口から得られたプラスチック光
ファイバ間において、寸法の差が小さく、安定であり、
製造安定性に優れることが確認できた。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、溶融樹脂流路に、樹脂流量を制御する独立した流量
制御機構が設けられているため、プラスチックファイバ
の外径変動に応じて樹脂流量を調節して、外径変動を抑
制することができる。さらに、プラスチックファイバの
外径の測定値によって樹脂流量を調整するフィードバッ
ク制御を行うことにより、効果的に外径変動を抑制する
ことができる。また、複数の吐出口から複数本のプラス
チックファイバを同時に得る紡糸装置において、複数の
溶融樹脂流路の樹脂流量をそれぞれ制御することによ
り、各吐出口から得られるプラスチックファイバ間の外
径差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 溶融紡糸を行う装置の構成の一例を示した説
明図である。
【図2】 本発明の紡糸装置の第1の例を示した縦断面
図である。
【図3】 本発明の紡糸装置の第2の例を示した縦断面
図である。
【図4】 本発明の紡糸装置の第3の例を示した縦断面
図である。
【図5】 本発明の紡糸装置の第4の例を示した縦断面
図である。
【符号の説明】
3…紡糸装置、4…プラスチックファイバ、8…外径測
定装置(流量制御機構)、9…外径変動制御装置(流量
制御機構)、10…流量制御駆動装置(流量制御機
構)、15…堰(流量制御機構)、16、17…ニード
ル(流量制御機構)、18…芯材流路(溶融樹脂流路)
18a…第1の流路、18b…第2の流路、18c…水
平部分、18d…鉛直部分、18e…縮径部、18f…
直線部、20…吐出口、25…可変壁、27…内壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D01D 5/34 D01D 5/34 (72)発明者 稲田 浩成 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央技術研究所内 (72)発明者 森本 大輔 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央技術研究所内 Fターム(参考) 2H050 AA15 AB42Z 4L045 AA05 BA01 BA18 BA24 BA52 BA54 BA60 CA29 CA32 CB16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融樹脂が流れる溶融樹脂流路の吐出口
    からプラスチックファイバを紡糸するプラスチックファ
    イバの紡糸装置において、 溶融樹脂流路に、樹脂流量を制御する独立した流量制御
    機構が設けられていることを特徴とするプラスチックフ
    ァイバの紡糸装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラスチックファイバ
    の紡糸装置において、流量制御機構が、吐出口から得ら
    れるプラスチックファイバの外径の測定値によって樹脂
    流量を調整するフィードバック制御を行うものであるこ
    とを特徴とするプラスチックファイバの紡糸装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のプラスチック
    ファイバの紡糸装置において、複数の吐出口に通じる複
    数の溶融樹脂流路を備えていることを特徴とするプラス
    チックファイバの紡糸装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のプラスチックファイバ
    の紡糸装置において、複数の溶融樹脂流路のそれぞれに
    流量制御機構が設けられていることを特徴とするプラス
    チックファイバの紡糸装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載のプ
    ラスチックファイバの紡糸装置において、流量制御機構
    が、溶融樹脂流路を横切るように設けられた堰と、樹脂
    流量が変動するようにこの堰を移動させる駆動機構を有
    することを特徴とするプラスチックファイバの紡糸装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか一項に記載のプ
    ラスチックファイバの紡糸装置において、流量制御機構
    が、溶融樹脂流路内に設けられた柱状ニードルと、この
    柱状ニードルをその軸方向に移動させる駆動機構を有
    し、柱状ニードルは、その軸方向が、少なくとも柱状ニ
    ードルの端部付近が位置する溶融樹脂流路の軸方向と平
    行に配置されていることを特徴とするプラスチックファ
    イバの紡糸装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のプラスチックファイバ
    の紡糸装置において、柱状ニードルの端部が縮径され、
    この縮径部が、溶融樹脂流路の一部が縮径された縮径部
    に嵌合するものであることを特徴とするプラスチックフ
    ァイバの紡糸装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜4のいずれか一項に記載のプ
    ラスチックファイバの紡糸装置において、流量制御機構
    が、溶融樹脂流路の内壁の一部をなし前記溶融樹脂流路
    の断面積を変化させるように変形可能な可変壁と、該可
    変壁を変形させる駆動機構を有することを特徴とするプ
    ラスチックファイバの紡糸装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のプラスチックファイバの
    紡糸装置において、溶融樹脂流路の断面がスリット状に
    形成されており、該スリット状の断面の少なくとも一辺
    をなす内壁に、前記スリット状の断面の厚さを変化させ
    るように変形可能な板状体からなる可変壁が設けられて
    いることを特徴とするプラスチックファイバの紡糸装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか一項に記載の
    プラスチックファイバの紡糸装置を用いてプラスチック
    ファイバを紡糸することを特徴とするプラスチックファ
    イバの紡糸方法。
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