JP2001302480A - チコリから活性化合物を溶媒抽出する方法 - Google Patents

チコリから活性化合物を溶媒抽出する方法

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JP2001302480A JP2001082987A JP2001082987A JP2001302480A JP 2001302480 A JP2001302480 A JP 2001302480A JP 2001082987 A JP2001082987 A JP 2001082987A JP 2001082987 A JP2001082987 A JP 2001082987A JP 2001302480 A JP2001302480 A JP 2001302480A
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Olivier Hermand
オリビエ エルマン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 チコリからの活性化合物の抽出が容易に行な
える溶媒抽出方法及び抽出物を含む歯磨剤や口内洗浄剤
の提供。 【解決手段】 チコリを低い温度、好ましくは0℃から
6℃の間で少なくとも12時間、溶媒に浸軟し、浸軟液
は少なくとも0.22μmのカットオフ値で濾過する。
得られたチコリ抽出物を口腔衛生用合成品や化粧品を調
合するために使用。また、チコリ抽出物を8〜12重量
%含む口内洗浄剤及び歯磨剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チコリの根、特に
焙焼チコリの根から活性化合物を溶媒抽出する方法に関
する。本発明は、更に本方法により得られる、口腔衛生
の分野において価値の高い性質を有する抽出物に関す
る。また、本発明は、本発明による抽出物を含む歯磨剤
や口内洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術】野生のチコリの根は、チコリウム・イン
ティブス・リンネ(本明細書では以下CILと略す。)
としても知られているが、昔から食物や医薬として利用
されてきた。
【0003】チコリの根は培焼して食物として供用され
る。一方、医薬の分野では根を高温の空気で乾燥したも
のを専ら使用している。
【0004】1983年、パテルとヴェンカタクリシュ
ナは歯垢の防止、歯肉炎の処置における焙焼チコリの根
からの抽出物の特性を明らかにした。これら著者が用い
た抽出物は、乾燥させ焙焼したチコリの根の粉末から、
水またはエタノールを用いソックスレー抽出器によって
高温抽出して得られたものである。
【0005】この抽出物は黒い粘り気のある液状であ
る。このチコリ抽出物はマッサージに使用され、歯茎の
炎症を実質的に減少させ、抗菌性を有しており、また歯
垢の有効な抑制剤であることが明らかにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はチコリから活
性化合物を溶媒抽出するための、上記の方法と異なる方
法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の溶媒抽出法で
は、チコリを0℃から6℃までの間の温度で12時間以
上、溶媒に浸して軟化し、そしてこの浸軟液を少なくと
も0.22μmのカットオフ値で濾過するものである。
【0008】チコリの活性化合物が未だ確認されていな
いが、このようなカットオフ値で濾過することによっ
て、チコリ浸軟液から透明な活性抽出物を得ることがで
きる。透明性ということが禁止的な事項でなければ、も
っと高いカットオフ値での濾過を実行すること、或いは
抽出物と固体残渣とを分離するために他の技術を用いる
ことは許容される。
【0009】また本発明によると、浸軟液について少な
くとも0.22μmのカットオフ値による濾過工程を実
行する前に、抽出された固体の量に応じて、追加的な濾
過として、固体−液体分離の工程を一つ又はそれ以上実
行することが可能である。
【0010】チコリに含まれる化合物、例えばイヌリン
の溶解度(および拡散係数)は、温度とともに増加する
ことが知られているので、本発明の方法で提供された温
度でチコリの根から活性化合物が抽出できることは全く
驚くべきことである。さらに本発明の方法による抽出温
度ではバクテリアの発生が殆どないので、本発明の低温
抽出法は防腐剤を添加しないでも抽出物は良好な状態で
保存できる。そのうえ、本発明の方法は、活性化合物を
変質させる惧れのあるチコリの全ての熱劣化を防ぐ。
【0011】出願人は、カットオフ値を0.22μmま
で下げた濾過で全ての活性化合物を含めることができ、
その色と透明度が後の使用のために適している抽出物を
得ることができることを明らかにした。
【0012】本発明によると、使用された焙焼チコリの
量は、浸軟する前の溶媒とチコリとの混合物の乾燥物質
含有量が少なくとも5%、好ましくは7.4%である。
実際、このような量は最適な薬理学的特性(抗菌および
抗炎症効力)と物理的特性(混濁度、乾燥物のパーセン
テージ、色)をもつ抽出物を得ることを可能にする。
【0013】本発明の構成の中で用いられたチコリは、
特別な範疇のチコリに限定されるものではない。たとえ
ば、乾燥チコリ、焙焼チコリあるいは商品として入手で
きる可溶性のチコリでもよい。焙焼チコリの場合、さら
に高温の焙焼温度では薄味で刺激性のある味になるとと
もに、抽出分が減ったりpHが低下するような望ましく
ない変化を引き起こすので、170℃を超えない最終温
度の焙焼によって得るのが好ましい。
【0014】本発明によると、焙焼チコリは粒状、挽い
た粒状、粉末状、液状またはペースト状のものであって
よい。そうは言っても、本発明の方法によって抽出する
ことができる活性化合物の量を最大限にするためには、
チコリと溶媒との接触面積が最大になるように粉末チコ
リを使用するのが望ましい。
【0015】10μm以下のカットオフ値で浸軟液を濾
過することによって、満足すべき透明度を持った抽出が
できる。
【0016】本発明の方法に用いる溶媒にはいかなる制
限もない。例えば水とかアルコールのような溶媒も可能
である。水を用いることはコストと安全性の両面で好ま
しく、本発明の方法によって得られた抽出物のその後の
使用に好都合である。
【0017】本発明の方法によって得られた抽出物は、
とくに口腔衛生用合成品の調製に用いることができる。
さらに化粧品の調製にも使用できる。実際のところ、本
発明の方法によって得られた抽出物は、熱抽出によって
得られるチコリ抽出物の全ての既知の特性、例えば抗
菌、抗炎症特性を有していて、用途が限られる黒色では
ない。
【0018】本発明の口内洗浄剤は、本発明の方法によ
って得られたチコリ抽出物を8重量%から12重量%、
できれば10重量%、または約10重量%含有するのが
好ましい。
【0019】同様に、本発明の歯磨剤は、本発明の方法
によって得られたチコリ抽出物を8重量%から12重量
%、できれば10重量%または約10重量%含有するの
が好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下の記述および実施例によっ
て、本発明がより良く理解されるとともに、その特徴と
利点がさらに明らかになるであろう。
【0021】本発明の第一例のチコリ抽出物の調製例本
例に用いた焙焼チコリは次の物理化学特性を有する。
【0022】 色 :50〜70(ノイハウス色試験) 70℃で測定した乾燥物質 :>95% 平均粒子サイズ :90%<0.710mm 10%水溶液のpH :4.0と4.5の間 また、次の細菌学的特性を有する: 中温性好気性細菌 :<10/g 酵母菌 :0/g 糸状菌 :0/g 上記のように定義された100gの粉末チコリを、浸透
によって純化した4℃に冷やした水と遅延反応器の中で
混合する。混合物は約1分間穏やかに攪拌することによ
って均等化される。使用した水の量は、水+チコリの混
合物の重量に対して乾燥物質が7.4%となるようにす
る。この混合物は、攪拌しないで24時間、4℃に保
つ。最初の濾過は懸濁物質を除去するために実行され
る。この濾過は、例えばカットオフ値10〜20μmの
濾過布を用いて行われる。この最初の濾過は遠心分離ま
たはその他の既知の固体−液体分離技術で行っても良
い。この最初の濾過により、最初の混合物に対して約1
8体積%で乾燥物質含有量が16.5%の固体パルプを
生成する。得られた浸軟液は最初の混合物に対して82
体積%であり、6%程度の乾燥物質を含んでいる。この
浸軟液は、チコリに混ぜた初めの水の体積になるまで浸
透法で純化した水で希釈され。希釈の後、浸軟液中の乾
燥物質成分は4.5%近くになる。
【0023】つぎに二回目の濾過を、透明な浸軟液を得
るという主要な目的で実行する。これは、それぞれ平均
カットオフ値8〜10μm、4〜6μm、および0.2
2μmを持つK900、K300、またはS80タイプ
のセルロース板を用いて実行される。膜による濾過のよ
うな、その他の類似の技術を用いることもできる。得ら
れた濾液は本発明によるチコリ活性化合物の抽出物に相
当する。
【0024】この抽出物はつぎの特性を有する。
【0025】 全乾燥物質 :4〜5% pH :4〜4.5 灰分/乾燥物質 :4.4〜5.6% 蛋白質/乾燥物質 :3.1〜4.1% 着色度(420nmで測定) :1500〜1700 混濁度(600nmで測定) :0.100〜0.140 葡萄糖/乾燥物質 :7.5〜9.5% 果糖/乾燥物質 :7.0〜9.0% DP2/乾燥物質 :14.0〜16.0% イヌリン/乾燥物質 :6〜9% 固体−液体分離に遠心分離を用い、0.22μmのカッ
トオフ値で濾過された抽出物の場合、420nmで測定
された着色度の全体平均値は0.800から1.700
の間にあり、600nmで測定された混濁度の平均値は
0.085と0.140の間にある。
【0026】攪拌しないで浸軟工程を実行することは、
物質のバランスと液体/固体分布とに影響を及ぼす可能
性がある。実際のところ、出願人は、得られた抽出物の
イヌリン含有量は攪拌しないと低くなり(37%より少
ない)、抽出物の遊離糖類含有量は攪拌には関係しな
い、ということに気付いた。攪拌の影響に関する結果を
表2から表4にまとめた。
【0027】本発明の抽出物の抗菌作用についても試験
した。 (1) 本発明の抽出による第二例の抽出物の抗菌作用
に関する生体外での研究。
【0028】乾燥状態の200gのCILが機械的に粉
砕され、100gずつの2つのバッチに分けられる。C
IC/SEC/EDと称する第一のバッチは400ml
の蒸留水で溶解され、4℃の冷たいチャンバーの中で一
晩中、磁力によって攪拌される。大きく膨らんだ混合物
に、さらに400mlの蒸留水を追加し、水性の抽出が
繰り返される。24時間後に混合物を濾過し、得られた
物質を十分に洗浄する。
【0029】CIC/SEC/ALCと名づけた第二の
バッチは400mlの高純度エタノール(99%)で溶
解し、4℃の冷たいチャンバーの中で一晩中、磁力によ
って攪拌される。つぎに混合物は濾過され、得られた物
質は純粋エタノールで十分に洗浄される。アルコール性
の濾液は50℃の真空中で、ブキ(Buchi)回転蒸
発器で蒸発させる。ペースト状の残渣は30mlの蒸留
水で溶解され、蒸留水に対して透析される。透析は使用
する蒸留水を毎日取り替えて4日間続けられる。つぎ
に、抽出物は−34℃で冷凍して保管される。それぞれ
CIC/GRI/EDおよびCIC/GRI/ALCと
名づけられた他の2つのバッチは、上述の方法で焙焼チ
コリから準備された。
【0030】冷凍された各乾燥抽出物は、冷凍モジュー
ルの中で冷凍乾燥される。冷凍乾燥することによって長
期間の効力が証明されたが、サンプルについて早すぎ
る、あるいは時機を失する解凍は観察されなかった。
【0031】冷凍乾燥が仕上がったときに測定した乾燥
物質の量は次の表1に示される。
【表1】 水性抽出物(CIC/SEC/EDおよびCIC/GR
I/ED)は100mlの蒸留水で溶解され、一方アル
コール性抽出物は10mlの蒸留水で溶解される。市販
の溶解チコリの溶液も100mlのTGY培養媒体あた
り10gの割合で準備した。TGY媒体は次のように定
義される。
【0032】 トリプティカーゼ :30g 酵母抽出物 :10g 葡萄糖 :27mM トリス緩衝液 :100mM 適量の塩酸 :pH7.5 適量の複蒸留水 :1000ml 上記の処方の媒体は、25mlの試験管に分けられ加圧
滅菌器の中で殺菌される。
【0033】このTGY媒体はミュータンス連鎖球菌L
M2201とバクテリオネーマ・マトゥルコティ菌IM
2219の培養に使用される。これらはいずれもメリュ
ー研究所の所蔵品から入手したものである。TGY媒体
に導入された培養菌は37℃で24時間培養される。別
の手順により、患者から採取したばかりのヒトの歯垢も
また、ブレーン・ハート液媒の中で培養された。24時
間の培養の後、この隔離培養した歯垢は上述の媒体で二
次培養される。
【0034】同様に、パリ・パスツール研究所とアメリ
カの所蔵品であるプレヴォテラ・インテルメディア菌A
IP N161/79(例バクテロイデス・インテルメ
ディウス菌)とポルフィロモナス・ジンジヴァリス菌A
TCC33277が、嫌気性条件の下で24時間と48
時間、37℃で次の組成の媒液中で培養される。
【0035】 トリプティカーゼ :30g 酵母抽出物 :20g システイン :0.5g ヘミン :5mg 葡萄糖 :180mM 適量の蒸留水 :1000ml 試験用の培養媒体が準備された。25mlの試験管に
は、それぞれ、0.5mlの乾燥チコリからの水性抽出
物(CIC/SEC/ED=0.15%w/v)、0.
5mlの焙焼チコリからの水性抽出物(CIC/GRI
/ED=0.28%w/v)、1mlの市販チコリ液
(=0.4%w/v)、0.5mlの焙焼チコリからの
アルコール性抽出物(CIC/GRI/ALC=0.0
9%w/v)、および0.5mlの乾燥チコリからのア
ルコール性抽出物(CIC/SEC/ALC=0.13
%w/v)を入れる。水性またはアルコール性の抽出物
を追加された各培養管は、それぞれ1gまたは10g等
量のCILを含んでいる。これら全ての試験管は加圧滅
菌器に30分間置かれ、4℃で保管される。これらの濃
度はヒトの食物摂取においてチコリを食べる条件に匹敵
するということに注目すべきである。
【0036】連鎖球菌変異体またはヒトの隔離培養した
細菌性歯垢のいずれかを24時間培養した1mlの媒体
は、滅菌条件下で上述の各試験媒体と一緒にされる。こ
れに、いかなる形態のチコリの痕跡も含まない管理用の
試験管が加えられる。
【0037】チコリ抽出物の働きは統計的な解析によっ
て示される。0から21時間の範囲の間、3mlのサン
プルがヴォルテックス(渦攪拌器)による攪拌の後、各
試験管から取り出される。各サンプルは4℃で5分間5
00xgで遠心分離される(これらの条件は細菌体の無
欠性を考慮している)。上澄みを注意深く取り除き、2
mlの蒸留水を各残渣に加える。つぎに全体をヴォルテ
ックスで攪拌して水相の中にバクテリアの細胞を再分散
させる。所定の培養によるバクテリアの生育に関係する
懸濁度を、各標本に対してベックマンDU5分光光度計
(吸引装置、調整された温度、波長610nm)で測定
する。
【0038】これらの実験の成果は、本発明のCIL抽
出物が対数的な期間、バクテリアの成長を妨げる、とい
うことである。連鎖球菌変異体IM2209について
は、成長の最初の数時間、最も本質的な効果が現れる。
【0039】本発明のCIL抽出物に、最も敏感に影響
されるように見えるのはバクテリオネーマ・マトゥルコ
ティ菌IM2219の培養である。抑制効果は、特に第
二成長段階において28から48時間の間、CILの全
ての形態(乾燥チコリの水性抽出物、焙焼チコリの水性
抽出物、乾燥チコリのアルコール性抽出物、焙焼チコリ
のアルコール性抽出物、および市販のチコリ)において
明らかである。
【0040】また出願人は、培養されたヒトの細菌性歯
垢に及ぼす同様な抑制効果として、全体的な成長の鈍化
が11時間後でも顕著であったこと、および焙焼チコリ
の水性抽出物の場合に、より著しいということを実証し
た。また試験された嫌気性細菌も、本発明のCIL抽出
物に対して感受性が高い。
【0041】プレヴォテラ・インテルメディア菌に対し
ては、この効果は水性抽出物の場合に更に著しいが、市
販のチコリを含む全ての使用形態においても優れてい
る。ポルフィロモナス・ジンジヴァリス菌の成長は、約
10から20%の程度で影響を受ける。
【0042】この場合に使用された本発明のCIL抽出
物の濃度は、ヒトの食物摂取で普通に消費されるレベル
に匹敵する程度、即ち25mlの培養液に対して1gの
最初の材料(水性抽出物)または10g(アルコール性
抽出物)であることに留意すべきである。
【0043】結論として、生体外実験において、本発明
のCIL抽出物は、口内叢に代表される細菌類の成長を
鈍化させる。これらの成長は、菌の種類、抽出物の性質
および液状媒体の培養時間に依存するが、平均で10%
から50%遅くなる。
【0044】(2)本発明の抽出による第一例の抽出物
の抗菌作用に関する生体外での研究この研究に用いた本
発明の抽出物は、焙焼チコリと浸透によって純化した水
との混合物(乾燥物質の量は7.4重量%)を4℃で2
4時間、攪拌しないで浸軟し、4μmから10μmのカ
ットオフ値で得られた浸軟液を濾過して得られる。この
抽出物のチコリの濃度は、抽出物の乾燥物質の量が約
4.5%であるようなものである。
【0045】この抽出物は、これを約10重量%含むう
がい薬および練り歯磨の調製に使用された。
【0046】得られた練り歯磨とうがい薬は、サンギナ
リンを基とした歯磨き、クロルヘキシジンを含むうがい
薬および2つのプラシーボ(うがい薬と練り歯磨き)と
比較した。
【0047】クロルヘキジンは現在、歯周療法学に普通
に用いられている。これは毒性が少ないことと広い抗菌
性のために、医学の数多くの分野に用いられている効果
的な殺菌剤である。
【0048】サンギナリンは北部カナダ原産のサンギナ
リア・カナデンシスという植物からアルコール性抽出に
よって得られる殺菌剤である。サンギナリンは歯茎の炎
症に対して効き目があることが生体外実験で観察されて
いる。その使用はしばしば歯根膜の処置の維持段階にお
いて、口腔衛生手段を補助するものとして提案されてい
る。
【0049】次に示す研究が1998年9月から199
9年10月までの期間、調査対象の基準を満たす120
人の患者に対して、各患者に45日にわたって行われ
た。各患者には番号を付した書類一式が与えられた。患
者は35歳から65歳であり、アメリカ歯周病学会の基
準による成人歯周炎の症状とX線と臨床検査で確認され
た3mmより大きい少なくとも1個の歯周ポケット(調
査対象の基準)を呈していた。
【0050】患者は任意に6グループに分けられた。
【0051】チコリうがい薬 チコリうがい薬プラシーボ チコリ練り歯磨き チコリ練り歯磨きプラシーボ サンギナリン練り歯磨き(PERIOGARD(登録商
標)) 0.12%クロルヘキシジンうがい薬(PAROEX
(登録商標)) 各グループは、患者20人を含んでいる。
【0052】実験の「D0」日に、患者は最初の衛生条
件を同じようにするために、歯垢の除去処置を受ける。
研究過程において6本の歯(16、12、24、36、
32、44)について3つの指数が記録された: 歯垢指数(シルネス及びロー1964) 歯肉指数(GI、ロー及びシルネス1963) 出血指数(HR、ミュールマン、1981年改訂) チコリうがい薬グループに対して、歯垢、歯肉、及び出
血指数がD15とD45の間で減少するのが観察され
る。D15からD45までの指数の変化は、0.93か
ら0.53(歯垢指数)、1.01から0.52(歯肉
指数)、及び1.04から0.51(出血指数)であ
る。これらの減少の大きさはPAROEX(登録商標)
うがい薬で得られたものに匹敵するように思われる。
【0053】PAROEX(登録商標)うがい薬を使用
したグループについては、炎症の臨床的パラメータと細
菌性の歯垢の堆積の減少に関するクロルヘキシジンの、
既に証明されている効力を確認するように、全ての指数
が都合よく減少している。D15からD45の間の指数
の変化は、0.87から0.45(歯垢指数)、0.9
6から0.58(歯肉指数)、及び0.97から0.6
2(出血指数)である。
【0054】うがい薬プラシーボグループに関する限
り、D15からD45までの指数の変化は、0.69か
ら0.60(歯垢指数)、0.79から0.66(歯肉
指数)、及び0.97から0.71(出血指数)であ
る。この製品は歯垢指数を大きく変えるようには見え
ず、ブラッシング効果にも拘わらず歯肉指数に殆ど作用
しないが、出血指数は減少した。これらの変化が有意義
か否かは、統計的解析により決定されるであろう。
【0055】チコリ練り歯磨きグループについては、3
つの臨床指数に全体的な減少が観察された。D15から
D45までの指数の変化は、0.84から0.48(歯
垢指数)、0.90から0.46(歯肉指数)、及び
0.97から0.51(出血指数)である。
【0056】PERIOGARD(登録商標)グループ
については、D15からD45までの指数の変化は、
0.60から0.49(歯垢指数)、0.65から0.
61(歯肉指数)、及び0.83から0.68(出血指
数)である。
【0057】練り歯磨きプラシーボグループに関する限
り、D15からD45までの指数の変化は、0.80か
ら0.80(歯垢指数)、0.85から0.73(歯肉
指数)、及び0.80から0.90(出血指数)であ
る。観察された指数は、研究の終了時点においてD15
からD45までに僅かの変化、あるいは変化がないこと
を示している。出血指数は、これこそまさにプラシーボ
グループであることを示す本質的な増加の様子を呈して
いる。
【0058】実行した統計的解析(学生テスト)は、D
45日において「チコリうがい薬」グループと「チコリ
練り歯磨き」グループについて、全ての指数に対して観
察された差異が顕著、非常に顕著、又はかなり顕著であ
ることを示している。同様に、D15とD45の間で観
察された変化は、管理グループで用いた活性製品で観察
された変化に比べて同じ程度か、もしくは(練り歯磨き
の場合は)むしろ大きい。
【0059】特に以前に示した割合(10%)のとき
に、上述のうがい薬および、練り歯磨きに用いた本発明
の抽出物の味と色が、練り歯磨き、うがい薬のいずれも
消費者に受け入れられる淡いベージュ色で、これらを使
用した患者は不快感がない、あるいは好感が持てると評
しているマイルドな味であることに注目すべきである。
このような結果は、高温抽出によって得られる抽出物を
用いては達成できない。
【0060】さらに、使用者の歯、口内、唇、または歯
肉の粘膜への着色は認められなかった。
【0061】本発明の抽出物の抗炎症性能もまた、生体
外で試験した。
【0062】本発明よる抽出物の抗炎症性能に関する生
体外的研究この研究のための抽出物は、上述した第一例
のチコリ抽出物の調製で得られたものに相当する。試験
の主たる目的は、炎症に及ぼすチコリの作用のメカニズ
ムと、初期炎症マーカとしてのインターロイキン−1ア
ルファ(IL−1α)の分泌作用に及ぼす効果を研究す
ることである。
【0063】使用した生体外モデルは、ヒトの通常の歯
肉角質細胞の培養組織からなっている。IL−1αはE
LISAにより角質細胞培養媒体の中で測定された。本
発明のチコリ抽出物の効果は、参照製品としてデキサメ
タゾンが存在するときに観察される効果と比較した。2
4時間の培養後、濃度0.01と0.4%(w/v)に
おいて試験されたチコリ抽出物は、培養中にヒトの歯肉
角質細胞に及ぼす抗炎症性として説明できる効果を現わ
した。観察された効果は、参照用の薬理学的抗炎症製品
であるデキサメタゾンの存在において観察された効果に
匹敵するか、むしろ大きいものである。
【0064】出願人は更に、IL−1αが、ヒトの歯肉
線維芽細胞の細胞外基質の蛋白質分解を増加させたとい
うことを確認した。このようにして、状態のよい口内粘
膜の細胞(角質細胞)からのIL−1αの放出を減少さ
せる本発明のチコリ抽出物は、炎症反応に応じて歯茎の
細胞外基質に抗蛋白質分解保護作用を及ぼすものと考え
ることができる。
【0065】
【発明の効果】本発明の溶媒抽出法は低温、好ましくは
0℃から6℃までの間の温度で行なうがバクテリアの発
生が殆どないので、本発明の低温抽出法は防腐剤を添加
しないでも抽出物は良好な状態で保存できる。
【0066】また、本発明の方法は、活性化合物を変質
させる惧れのあるチコリの熱劣化を防ぐものである。
【0067】さらに、カットオフ値を0.22μmまで
下げた濾過で全ての活性化合物を含めることで、その色
と透明度が後の使用のために適している抽出物を得るこ
とができる。
【0068】本発明によると、使用された焙焼チコリの
量は、浸軟する前の溶媒とチコリとの混合物の乾燥物質
含有量が少なくとも5%、好ましくは7.4%で、この
ような量は最適な薬理学的特性(抗菌および抗炎症効
力)と物理的特性(混濁度、乾燥物のパーセンテージ、
色)をもつ抽出物を得ることができる。
【0069】また、10μm以下のカットオフ値で浸軟
液を濾過することによって、満足すべき透明度を持った
抽出ができる。
【0070】本発明の方法に用いる溶媒にはいかなる制
限もなく、水とかアルコールのような溶媒も可能であ
る。水を用いることはコストと安全性の両面で好まし
く、また本発明の方法によって得られた抽出物のその後
の使用に好都合である。
【0071】更に、本発明の方法によって得られた抽出
物は、とくに口腔衛生用合成品、や化粧品の調製にも使
用できる。
【表2】
【表3】
【表4】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チコリから活性化合物を溶媒抽出する方
    法において、チコリを低い温度、好ましくは0℃から6
    ℃までの間で、少なくとも12時間、溶媒に浸して軟化
    させ、浸軟液を少なくとも0.22μmのカットオフ値
    で濾過することを特徴とする溶媒抽出の方法。
  2. 【請求項2】 使用されるチコリの量は、溶媒とチコリ
    の混合物の乾燥物質成分が少なくとも5%、好ましくは
    7.4%となるようなものであることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも0.22μmカットオフ値で
    濾過する前に、10μmから20μmまでの間のカット
    オフ値で第一の濾過を行うことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第一の濾過の後、濾液内の乾燥物質
    が4.5%に等しいか、もしくはほぼ等しくなるよう
    に、前記液を希釈することを特徴とする請求項3に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記のチコリが浸軟の前に焙焼されるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記のチコリは粉末状で、チコリと前記
    溶媒の均等混合物が緩やかな攪拌によって調合されるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 浸軟は攪拌しないで実行されることを特
    徴とする請求項1乃至6までのいずれか1項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 浸軟液が10μm以下のカットオフ値で
    濾過されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 使用される前記溶媒は水であることを特
    徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記のチコリは、4℃に等しいか、も
    しくはほぼ等しい温度で浸軟されることを特徴とする請
    求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記のチコリは、24時間か、もしく
    はほぼ24時間の間、浸軟されることを特徴とする請求
    項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 口腔衛生用合成品を調合するために、
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法によって
    得られるチコリ抽出物を使用すること。
  13. 【請求項13】 化粧品を調合するために、請求項1乃
    至11のいずれか1項に記載の方法によって得られるチ
    コリ抽出物を使用すること。
  14. 【請求項14】 請求項2乃至11のいずれか1項に記
    載の方法により得られるチコリ抽出物を、8重量%から
    12重量%、好ましくは10重量%に等しいか、もしく
    はほぼ等しい量を含む口内洗浄剤。
  15. 【請求項15】 請求項2乃至11のいずれか1項に記
    載の方法により得られるチコリ抽出物を、8重量%から
    12重量%、好ましくは10重量%に等しいか、もしく
    はほぼ等しい量を含む歯磨剤。
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