JP2001302376A - 分散型堆肥生産システム - Google Patents

分散型堆肥生産システム

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JP2001302376A JP2000121289A JP2000121289A JP2001302376A JP 2001302376 A JP2001302376 A JP 2001302376A JP 2000121289 A JP2000121289 A JP 2000121289A JP 2000121289 A JP2000121289 A JP 2000121289A JP 2001302376 A JP2001302376 A JP 2001302376A
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manure
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composting
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Tatsuhiko Torii
居 辰 彦 鳥
Hiroshi Sato
藤 博 司 佐
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Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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    • Y02W10/30Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糞尿の搬送経路における悪臭の発生を抑制す
ると共に、集めた糞尿の一括混合を回避することが可能
な分散型堆肥生産システムを提供すること。 【解決手段】 本発明による廃棄物処理システムの第1
運搬手段11a〜11dは、糞尿収集場所1a〜1tか
らストックヤード2a〜2dまで糞尿を運搬する。ま
た、運搬の途中で、当該糞尿を無臭化処理する。第2運
搬手段12は、ストックヤード2a〜2dから堆肥化セ
ンタ3まで無臭化された糞尿を運搬する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糞尿を収集して堆
肥化する堆肥生産システムに係り、とりわけ、糞尿を糞
尿収集場所から地区毎に一旦集積した後に堆肥化センタ
に運搬する分散型堆肥生産システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、糞尿を収集して堆肥化するこ
とが行われている。具体的には、図6に示すように、各
糞尿収集場所101a〜101tから堆肥化センタ10
3まで、バキュームカーや専用コンテナ車等の搬送車1
11a、111bによって糞尿が運搬され、堆肥化セン
タ103にて糞尿の堆肥化処理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のシ
ステムでは、糞尿の搬送経路における悪臭の発生が問題
となっている。
【0004】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、糞尿の搬送経路における悪臭の発生を抑
制することが可能な分散型堆肥生産システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、糞尿収集場所
から堆肥化センターまでの間を、発酵処理手段により無
臭化した糞尿を運搬することを特徴とする分散型堆肥生
産システムである。
【0006】本発明によれば、糞尿を堆肥化センタに運
搬する際に、発酵処理手段により無臭化した糞尿を運搬
するため、集めた糞尿の悪臭の発生を抑制することが可
能である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0008】図1は、本発明による分散型堆肥生産シス
テムの一実施の形態の概略図である。図1に示すよう
に、本実施の形態の分散型堆肥生産システム20は、糞
尿収集場所1a〜1tからストックヤード2a〜2dま
で糞尿を運搬すると共に、運搬の途中で当該糞尿を無臭
化処理する処理車11a〜11d(第1運搬手段)を備
えている。
【0009】本実施の形態では、糞尿収集場所1a〜1
tは複数存在し、地区毎に複数のグループA〜Dに群分
けされている。各糞尿収集場所1a〜1tは、例えば各
畜産農家に設けられた収集ユニットである。グループA
は、糞尿収集場所1a〜1eからなり、グループBは、
糞尿収集場所1f〜1jからなり、グループCは、糞尿
収集場所1k〜1nからなり、グループDは、糞尿収集
場所1o〜1tからなる。ストックヤード2a〜2d
は、前記グループA〜Dの各々に対応して4個が設置さ
れている。
【0010】処理車11a〜11dは、グループA〜D
のそれぞれに1台ずつが割当てられている。図2は、処
理車11aの概略図である。各処理車11a〜11d
は、図2に示すように、糞尿を発酵処理して堆肥化し、
無臭化する発酵手段11fを持っている。この発酵手段
11fによる堆肥化の程度は糞尿の臭いを抑える発酵処
理まで、または1次或いは2次発酵処理までのいずれで
もよく、少なくとも外部に臭いが生じない処理とする。
また、この発酵手段11fによってエネルギが得られる
場合は、当該発酵処理によって得られるエネルギ源を運
搬用エネルギとするエネルギ変換手段11rを用いる。
【0011】発酵手段11fの発酵処理としては、例え
ばメタン発酵が行われる。メタン発酵処理によって得ら
れるメタンガス(エネルギ源)は、エネルギ変換手段1
1rとしてのガスエンジン等によって、処理車11a〜
11dの駆動エネルギ(運搬用エネルギ)となる。エネ
ルギ変換手段11rとして、ガスエンジンの他に、メタ
ンガスを原料ガスとする燃料電池を用いてもよく、この
燃料電池の発電電力により処理車を駆動してもよい。さ
らに、これらのエネルギを通常エンジンと組合わせて用
いる、いわゆるハイブリッド方式としてもよい。もちろ
ん、通常エンジンで処理車を駆動してもよい。
【0012】また、本実施の形態の分散型堆肥生産シス
テム20は、ストックヤード2a〜2dから堆肥化セン
タ3まで無臭化された糞尿を運搬する搬送車12(第2
運搬手段)をも備えている。
【0013】糞尿収集場所1a〜1tには、図3に示す
ように、監視制御装置3aが接続されている。監視制御
装置3aは、この場合、堆肥化センタ3内に設置された
パソコンによって実現されている。ここでいう接続と
は、信号の送受信が可能な状態を意味しており、有線回
線を介しての接続(電話及びFAX等)と無線回線を介
しての接続(携帯電話等)との両方の態様が可能であ
る。図3に示す例では、監視制御装置3aと糞尿収集場
所1a〜1c(畜産農家1a’〜1c’)との接続は、
携帯電話回線及びFAX回線を介して実現されている。
【0014】また、本実施の形態では、処理車11a〜
11d及び搬送車12がGPSシステムを搭載してお
り、監視制御装置3aは、処理車11a〜11d及び搬
送車12の位置をオンタイムで認識可能となっている。
【0015】監視制御装置3aは、糞尿収集場所1a〜
1tからの送信信号を受信して、糞尿収集場所1a〜1
tの状況を把握し、コストや時間等の種々の評価要素に
基づいて、各処理車11a〜11d及び搬送車12の運
行を最適に制御するようになっている。例えば、処理車
11a〜11dの全燃料消費量及び全走行距離を最小化
するような制御が実施され得る。具体的には、制御演算
によって導出された最適解に基づいて、処理車11a〜
11dを自動運転させたり、あるいは、処理車11a〜
11dの運転操作者にそのような指示を送るようになっ
ている。信号の送受信には、インタネットを介してのデ
ータ通信を利用することも有効である。
【0016】堆肥化センタ3は、収集された無臭化され
た糞尿から堆肥を生成する堆肥生成手段3bを有してい
る。この場合、堆肥生成手段3bは、各ストックヤード
2a〜2dに収集された無臭化された糞尿毎に堆肥を生
成することが可能である。あるいは選択的に、堆肥生成
手段3bは、各ストックヤード2a〜2dに収集された
無臭化された糞尿を適宜に混合して堆肥を生成すること
が可能である。
【0017】本実施の形態の堆肥化センタ3は、収集さ
れた無臭化された糞尿からエネルギを回収するエネルギ
回収手段3cを有している。エネルギ回収手段3cとし
ては、図4に示すように、無臭化された糞尿をさらにメ
タン発酵させて発電利用する発電装置40であってもよ
いし、図5に示すように、バイオマス発電装置60であ
ってもよい。
【0018】図4に示す発電装置40では、糞尿が、受
け入れ槽41、スクリーン42、計量槽43、貯槽44
及び汚泥ポンプ45を介してメタン発酵槽46に送られ
るようになっている。
【0019】メタン発酵槽46で発生するメタンは、脱
硫器47及びガスホルダ48を介して燃料電池49の燃
料となる。燃料電池49で発生する熱量の一部は、メタ
ン発酵槽46の加温のために用いられる。
【0020】一方、メタン発酵槽46の汚泥は、汚泥貯
留槽51を介して固液分離装置52に送られ、固体部分
は発酵乾燥施設53で処理され、液体部分は排水処理設
備54で処理されるようになっている。
【0021】図5に示す発電装置60では、糞尿が、受
入貯槽61を介して、触媒NaOHと共に混合槽62に
投入され、粉砕攪拌器63によって攪拌されるようにな
っている。その後、糞尿は、ポンプ64によって加圧さ
れ、熱交換器65で加温され、反応器66で熱分解し、
前記熱交換器65で熱交換用の熱量を放出した後、気液
分離機67で気体成分と液体成分とに分離される。
【0022】気体成分の一部は、ガスタービン発電装置
の燃焼器68に送られて燃焼し、他の一部は反応器66
に接続された燃焼器69に送られて燃焼する。燃焼器6
9には、ガスタービン発電装置からの排出ガス及び後述
する高温空気も供給される。
【0023】液体成分の一部は、混合槽62に環流さ
れ、他の一部はスラリドライヤ70に送られるようにな
っている。スラリドライヤ70と、反応器66に隣接す
る熱交換器71との間には、熱交換用の媒体サイクル7
2が形成されており、熱交換器71の熱量をスラリドラ
イヤ70に送るようになっている。熱交換器71からの
排ガスは、排ガス処理装置73を介して大気に放出され
るようになっている。
【0024】スラリドライヤ70から排出される気体
は、空気が混入されて希釈され、ブロワ74を介して前
述のように燃焼器69に至る。
【0025】さらに、図3に示すように、本実施の形態
の堆肥化センタ3は、耕種農家4a〜4cに対して、生
成した堆肥の情報を提供する情報提供装置3dを有して
いる。情報提供装置3dも、監視制御装置3aと同じパ
ソコンによって実現されている。情報提供装置3dから
の信号の送信は、インタネットを介してのデータ通信を
利用することが有効である。
【0026】次に、このような構成よりなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0027】各処理車11a〜11dが、各グループA
〜Dの糞尿収集場所1a〜1tから、対応する各ストッ
クヤード2a〜2dまで糞尿を搬送する。搬送中、各処
理車11a〜11dは、発酵手段11fによって糞尿を
発酵処理して無臭化する。一方、この発酵処理によって
得られるメタンガス(エネルギ源)がエネルギ変換手段
11r(ガスエンジン)に送られ、各処理車11a〜1
1dの駆動エネルギとして利用される。
【0028】このように、処理車11a〜11dはメタ
ンガスを燃料として走行するため、CO、N
、SO等の有害物の排気量が少なく、走行時
も低騒音である。もっとも、各処理車11a〜11d
は、ガソリンエンジンを併用したハイブリッド車であっ
てもよい。
【0029】ストックヤード2a〜2dに搬送された糞
尿は、各処理車11a〜11dによって無臭化されてい
るため、ストックヤード2a〜2dからの悪臭の発生を
顕著に抑制することができる。
【0030】ストックヤード2a〜2dに送られた無臭
化された糞尿は、搬送車12によって堆肥化センタ3に
送られる。糞尿は既に無臭化されているため、この搬送
中の悪臭の発生が顕著に抑制される。
【0031】監視制御装置3aは、糞尿収集場所1a〜
1tからの送信信号を受信して、糞尿収集場所1a〜1
tの状況を把握し、コストや時間等の種々の評価要素に
基づいて、各処理車11a〜11d及び搬送車12の運
行を最適に制御する。この場合、監視制御装置3aは、
GPSを利用して処理車11a〜11d及び搬送車12
の位置をオンタイムで認識する。
【0032】堆肥化センタ3の堆肥生成手段3bは、収
集された無臭化された糞尿から堆肥を生成する。この場
合、堆肥生成手段3bは、各ストックヤード2a〜2d
に収集された無臭化された糞尿毎に堆肥を生成すること
が可能である。このようなストックヤード毎の堆肥の生
成により、好適な「ブランド堆肥」の生成が可能であ
る。
【0033】あるいは、堆肥化センタ3の堆肥生成手段
3bは、各ストックヤード2a〜2dに収集された無臭
化された糞尿を適宜に混合して堆肥を生成することが可
能である。このような混合による堆肥の生成により、好
適な「ブレンド堆肥」の生成が可能である。
【0034】さらに本実施の形態の堆肥化センタ3は、
エネルギ回収手段3cによって、収集された無臭化され
た糞尿からエネルギを回収する。回収されたエネルギ
は、例えば空調換気設備の動力などに用いられ得る。
【0035】堆肥の生成工程とエネルギ回収手段3cに
よるエネルギ回収工程とのそれぞれに使用される糞尿の
量のバランスは、堆肥の需要量などに応じて決定され
る。
【0036】さらに、本実施の形態の堆肥化センタ3
は、情報提供装置3dによって、耕種農家4a〜4cに
対して生成した堆肥の情報を提供する。
【0037】以上のように、本実施の形態によれば、各
処理車11a〜11dが糞尿をストックヤード2a〜2
dに運搬する際に無臭化処理が施されるため、ストック
ヤード2a〜2d及びストックヤード2a〜2dから堆
肥化センタ3までの搬送経路における悪臭の発生を抑制
することができる。
【0038】また、本実施の形態によれば、糞尿を糞尿
収集場所1a〜1tから一旦ストックヤード2a〜2d
に集積した後に堆肥化センタ3に運搬するため、集めた
糞尿の一括混合を回避することができ、好適な「ブラン
ド堆肥」や「ブレンド堆肥」を生成することができる。
【0039】また、本実施の形態によれば、無臭化処理
の際に得られるエネルギを各処理車11a〜11d自体
の駆動エネルギとして利用するため、システム全体のエ
ネルギ効率が良い。
【0040】また、本実施の形態によれば、各処理車1
1a〜11d及び搬送車12の運行が、糞尿収集場所1
a〜1tの状況に応じて監視制御装置3aによって制御
される。このため、各処理車11a〜11d及び搬送車
12の運行が効率良く行われ得る。なお、搬送車12
は、いずれかの処理車11a〜11dによって兼用され
てもよい。
【0041】また、本実施の形態によれば、エネルギ回
収手段3cによって、堆肥化されない糞尿からエネルギ
を回収することができるため、システム全体のエネルギ
効率が良い。
【0042】また、本実施の形態によれば、情報提供装
置3dによって、生成した堆肥の情報が耕種農家4a〜
4cに送られるため、耕種農家4a〜4cへの堆肥の流
通販売を効率化でき、堆肥の需要をより容易に把握する
ことができる。
【0043】上記実施の形態では、処理車11a〜11
dに搭載される発酵手段11fとして、メタン発酵装置
を例示したが、もちろんこれに限定されるものではな
い。例えば、家畜の糞尿などの有機廃棄物(含水率90
〜75%)に対し、籾殻や古紙などの水分調整材を混合
させて含水率を60〜65%に調整し、これを押圧・ミ
キシング(加圧混練)し、摩擦熱によって自己昇温さ
せ、好気性菌の発酵を経て短時間で堆肥(含水率60〜
65%)を製造する堆肥プラントシステムを採用しても
よい。
【0044】また、上記実施の形態では、糞尿の発酵処
理を処理車による運搬途中に行っているが、同様の発酵
設備を畜産農家などの糞尿収集場所1f〜1jに設け、
それぞれ発酵処理後に、その処理済みの糞尿を搬送車で
ストックヤード2a〜2dに収集させてもよい。この場
合、ストックヤードを省略して直接堆肥化センター3に
搬送してもよい。このようにしても搬送時における臭い
の問題を解決することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、糞尿を運搬する過程で
無臭化処理を施したり、無臭化処理後の糞尿を運搬する
ため、糞尿の搬送経路における悪臭の発生を抑制するこ
とが可能である。また、糞尿収集場所と堆肥化センタと
の間で情報伝達可能なため、堆肥化センタにて堆肥生産
計画を作成し、効率的に運用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による廃棄物処理システムの第1の実施
の形態を示す概略図。
【図2】処理車の概略図。
【図3】監視制御装置及び情報提供装置の信号伝達形態
の概略図。
【図4】メタン発酵発電装置の一例を示す概略図。
【図5】バイオマス発電装置の一例を示す概略図。
【図6】従来の廃棄物処理システムを示す概略図。
【符号の説明】
1a〜1t 糞尿収集場所 1a’〜1c’ 畜産農家 2a〜2d ストックヤード 3 堆肥化センタ 3a 監視制御装置 3b 堆肥生成手段 3c エネルギ回収手段 3d 情報提供装置 4a〜4d 耕種農家 11a〜11d 処理車 12 搬送車 40 メタン発酵発電装置 41 受け入れ槽 42 スクリーン 43 計量槽 44 貯槽 45 汚泥ポンプ 46 メタン発酵槽 47 脱硫器 48 ガスホルダ 49 燃料電池 51 汚泥貯留槽 52 固液分離装置 53 発酵乾燥施設 54 排水処理設備 60 バイオマス発電装置 61 受入貯槽 62 混合槽 63 粉砕攪拌器 64 ポンプ 65 熱交換器 66 反応器 67 気液分離機 68 ガスタービン発電装置の燃焼器 69 燃焼器 70 スラリドライヤ 71 熱交換器 72 媒体サイクル 73 排ガス処理装置 74 ブロワ
フロントページの続き (72)発明者 佐 藤 博 司 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 4D059 AA01 BA12 BB03 BD11 BE70 BJ01 BK11 CA06 CA07 CA12 CA14 CA21 CA27 CB22 CC01 CC03 DA01 4H061 AA10 CC35 DD20 EE66 FF06 GG12 GG48 GG70

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糞尿収集場所から堆肥化センターまでの間
    を、発酵処理手段により無臭化した糞尿を運搬すること
    を特徴とする分散型堆肥生産システム。
  2. 【請求項2】糞尿を無臭化する発酵処理手段を糞尿収集
    場所に設け、発酵処理後の糞尿を堆肥化センターに運搬
    することを特徴とする請求項1に記載の分散型堆肥生産
    システム。
  3. 【請求項3】糞尿を無臭化する発酵処理手段として運搬
    車両に搭載された設備を用い、運搬過程において糞尿を
    発酵処理することを特徴とする請求項1に記載の分散型
    堆肥生産システム。
  4. 【請求項4】糞尿収集場所が複数個所在り、これら複数
    の糞尿収集場所に対してストックヤードを設け、各糞尿
    収集場所で収集された糞尿は、運搬車両に搭載された発
    酵処理手段で無臭化処理されて対応するストックヤード
    に集積され、このストックヤードに集積された無臭化さ
    れた糞尿を運搬車両によって堆肥化センターに運搬する
    ことを特徴とする請求項1に記載の分散型堆肥生産シス
    テム。
  5. 【請求項5】糞尿収集場所と堆肥化センターとは通信手
    段によって情報伝達可能に構成されており、堆肥化セン
    ターでは、糞尿収集場所での糞尿の収集状況を前記通信
    手段によって捉え堆肥生産計画作成手段によって堆肥生
    産計画を作成することを特徴とする請求項1に記載の分
    散型堆肥生産システム。
  6. 【請求項6】糞尿収集場所は、複数のグループに群分け
    されており、 ストックヤードは、前記グループの各々に対応して複数
    が存在していることを特徴とする請求項4に記載の分散
    型堆肥生産システム。
  7. 【請求項7】堆肥化センタは、各ストックヤードに収集
    された無臭化された糞尿毎に堆肥を生成する堆肥生成手
    段を有していることを特徴とする請求項6に記載の分散
    型堆肥生産システム。
  8. 【請求項8】堆肥化センタは、各ストックヤードに収集
    された無臭化された糞尿を適宜に混合して堆肥を生成す
    る堆肥生成手段を有していることを特徴とする請求項6
    に記載の分散型堆肥生産システム。
  9. 【請求項9】堆肥化センタは、収集された無臭化された
    糞尿からエネルギを回収するエネルギ回収手段を有して
    いることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載
    の分散型堆肥生産システム。
  10. 【請求項10】堆肥化センタは、生成した堆肥の情報を
    耕種農家に提供する情報提供手段を有していることを特
    徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の分散型堆肥
    生産システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008049326A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Miyuki Iwasaki ガス資源こそ地球上最大の資源。
KR20190117320A (ko) * 2018-04-06 2019-10-16 주식회사 에스더블유티 축분 관리 시스템

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