JP2001301787A - 合成樹脂製容器 - Google Patents

合成樹脂製容器

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JP2001301787A
JP2001301787A JP2000118584A JP2000118584A JP2001301787A JP 2001301787 A JP2001301787 A JP 2001301787A JP 2000118584 A JP2000118584 A JP 2000118584A JP 2000118584 A JP2000118584 A JP 2000118584A JP 2001301787 A JP2001301787 A JP 2001301787A
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JP
Japan
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synthetic resin
lid
resin container
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locking projection
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JP2000118584A
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Inventor
Takashi Fujitani
崇 藤谷
Naoki Otsuka
直樹 大塚
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体と容器本体の着脱作業が簡便に行えると
共に、蓋体と容器本体との密封構造を確保して運搬中の
作業員による移動作業によって合成樹脂製蓋体が簡単に
開くことがない合成樹脂製密封容器を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製容器はほぼ円筒状の円筒状周
壁部12を有する合成樹脂製容器本体1と、円形の外周
に沿って下方に垂下した外周部23を有する合成樹脂製
蓋体2を備えている。合成樹脂製容器本体1の円筒状周
壁部12には上端から下がった位置に蓋回転案内部13
が形成されると共に該蓋回転案内部の下方に係止用突起
部17が形成されている。合成樹脂製蓋体2の外周部2
3には合成樹脂製容器本体の蓋回転案内部13に螺合す
る螺合用突起部24が形成され、螺合用突起部24の下
方に上端を軸として上方に折り曲げることができる折り
曲げ片25が形成されると共に、折り曲げ片25に係止
用突起部17に係止する切欠き部26が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、農薬等を運搬する
際に、好適に使用することができる合成樹脂製容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】粉体や液体の農薬等を運搬する際に、合
成樹脂製容器本体と、該合成樹脂製容器本体に被せられ
た合成樹脂製蓋体とからなる合成樹脂製容器が使用され
ている。例えば輸出等のように効率的に積込む必要のあ
る用途では、この合成樹脂製容器は何段も積まれるから
軸方向の圧縮力に対して十分な剛性のあることが望まし
い。また、粉体や液体の農薬はこぼれると作業者に好ま
しくない影響を与えるので、蓋体は容器本体に対して密
封できる構造としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、積込み作業に
おいては、作業員が蓋体を用いて合成樹脂製容器を回転
させて床上を移動させている。この場合、蓋体に大きな
力が作用して、合成樹脂製容器本体から合成樹脂製蓋体
が外れてしまう場合があった。さらに合成樹脂製容器の
運搬中の振動、衝撃等によって合成樹脂製蓋体が不用意
に開く恐れがあり、農薬などの外部流出によって環境を
汚染してしまうという課題があった。
【0004】そこで、蓋体と容器本体との密封構造につ
いて、簡単には外れない封止機構が採用されている。し
かし、封止機構を頑強にしすぎると、内容物の積込みや
払出し作業において蓋体と容器本体の着脱に非常に時間
が掛かり、作業性を低下させると言う課題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決したもので、蓋
体と容器本体の着脱作業が簡便に行えると共に、蓋体と
容器本体との密封構造を確保して運搬中の作業員による
移動作業によって合成樹脂製蓋体が簡単に開くことがな
い合成樹脂製密封容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の合成樹脂製容器
は、図1に示すように、合成樹脂製容器本体(1)と、
該合成樹脂製容器本体に被せられた合成樹脂製蓋体
(2)とからなる。合成樹脂製容器本体がほぼ円筒状の
円筒状周壁部(12)を有すると共に、合成樹脂製蓋体
が円形の外周に沿って下方に垂下した外周部(23)を
有している。合成樹脂製容器本体の円筒状周壁部に上端
から下がった位置に蓋回転案内部(13)が形成される
と共に、該蓋回転案内部の下方に係止用突起部(17)
が形成されている。合成樹脂製蓋体の外周部に合成樹脂
製容器本体の蓋回転案内部に螺合する螺合用突起部(2
4)が形成され、該螺合用突起部の下方に上端を軸とし
て上方に折り曲げることができる折り曲げ片(25)が
形成されると共に、該折り曲げ片に該係止用突起部に係
止する切欠き部(26)が形成されている。
【0007】このような構成によると、蓋回転案内部と
螺合用突起部との螺合によって、合成樹脂製容器本体と
合成樹脂製蓋体は係止される。蓋回転案内部と螺合用突
起部との螺合によって所定位置に折り曲げ片が来ると、
折り曲げ片を外周部から離れた姿勢から外周面に近づく
姿勢に屈曲させる。すると、切欠き部が係止用突起部に
係止され、合成樹脂製容器本体と合成樹脂製蓋体は強固
に固定される。なお、合成樹脂製容器本体と合成樹脂製
蓋体を取り外す場合は、折り曲げ片を外周面に近づく姿
勢から外周部に対して離れた姿勢に折り曲げて、次に合
成樹脂製蓋体を合成樹脂製容器本体に対して回転させる
と、蓋回転案内部と螺合用突起部との螺合が解除される
ので、内容物の積込みや払出しも簡便に行える。
【0008】好ましくは、本発明の合成樹脂製容器は、
図3に示すように、合成樹脂製容器本体(1)の円筒状
周壁部(12)に設けられた蓋回転案内部(13)の下
方に上段横リブ(14)が形成されると共に、該上段横
リブの下方に下段横リブ(15)が形成され、且つ上段
横リブと下段横リブとを連結する縦リブ(16)が形成
されると共に、該縦リブに係止用突起部(17)が形成
されている構成とすると、上段横リブ、下段横リブ、縦
リブによって合成樹脂製容器本体の合成樹脂製蓋体との
係合部の剛性が高くなる。
【0009】好ましくは係止用突起部(17)は、切欠
き部(26)と係止した状態で、合成樹脂製蓋体(2)
の合成樹脂製本体(1)に対する相対的回転を抑止する
拘束手段を有する構成とすると、運搬の際に作業員の行
う回転移動作業によって合成樹脂製蓋体が合成樹脂製本
体から外れることが抑止される。
【0010】好ましくは、前記拘束手段は、係止用突起
部(17)と切欠き部(26)とが係止した状態で、折
り曲げ片(25)に覆い被さる段部(171)である構
成とすると良い。段部は、例えば係止用突起部の切欠き
部との係合領域に鉤状に形成する。また、前記拘束手段
は、係止用突起部(17)と切欠き部(26)とが係止
した状態で、折り曲げ片(25)に覆い被さるピンであ
る構成とすると良い。ピンの長さは切欠き部の溝の幅よ
りも充分に長く、且つ運搬の際に作業員の行う回転移動
作業を阻害しない程度の長さとすると良い。ピンは、例
えば係止用突起部と切欠き部とが係止した状態で、係止
用突起部に設けられた取り付け穴に挿入して装着する。
【0011】好ましくは、折り曲げ片の縁部(254)
は、合成樹脂製蓋体の外周部の縁部(234)に比較し
て、合成樹脂製蓋体の外周部の面内方向に僅かに突出し
ている構成とすると、折り曲げ片と係合する係止用突起
部を合成樹脂製蓋体の装着に支障のない位置に設けるこ
とが出来る。好ましくは、折り曲げ片は、外周部に平行
に設けられた2本のスリットの間に上端を軸として上方
に折り曲げることができる形状とすると良い。また、折
り曲げ片は、上端に設けられた肉薄部を軸として上方に
折り曲げることができる構成とすると良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に従い、本発明に係わ
る合成樹脂製容器の好適な実施の形態について説明す
る。
【0013】図1は本発明に係わる合成樹脂製容器の実
施の一形態を示す正面図である。図2は図1に示した合
成樹脂製容器の断面図である。図3は図1における線3
−3に沿った部分断面図である。図4は折り曲げ片と係
止用突起部の係合状態を説明する要部拡大図である。図
5は図4に於ける線5−5に沿った部分断面図であり、
(A)は折り曲げ片と係止用突起部を単純に係合させた
状態、(B)は(A)の状態で合成樹脂製蓋体を開けよ
うとした状態を示している。図6は図1に示した合成樹
脂製容器において折り曲げ片と係止用突起部の係合状態
を解いた正面図である。
【0014】本発明に係わる合成樹脂製容器は、合成樹
脂製容器本体1と、該合成樹脂製容器本体1に被せられ
た合成樹脂製蓋体2とからなる。合成樹脂製容器本体1
は、円形底部11と、該円形底部11の周辺に立設され
たほぼ円筒状の円筒状周壁部12とを有している。合成
樹脂製容器本体1の円筒状周壁部12は、上方に向かっ
て僅かに拡開させることによって合成樹脂製容器本体1
同士を互いに入子積みし得るようにすることが好まし
い。
【0015】図3に示すように、合成樹脂製容器本体1
の円筒状周壁部12には、上端から下がった位置に蓋回
転案内部13が形成され、蓋回転案内部13の下方に上
段横リブ14が形成されると共に該上段横リブ14の下
方に下段横リブ15が形成されている。蓋回転案内部1
3には、上段横リブ14の対向面に斜面132が形成さ
れている。ここでは、下段横リブ15の補強の為に、中
断横リブ152も形成されている。また上段横リブ14
と中断横リブ152、下段横リブ15とを連結する複数
個、例えば4個の縦リブ16が形成されている。縦リブ
16の上段横リブ14側の端部は、合成樹脂製蓋体2の
装着を阻害しないように、上段横リブ14のなす面より
も低い頂面162を有している。補強縦リブ18は、下
段横リブ15の底側に向かって形成されたもので、合成
樹脂製容器本体1の座屈に対する剛性を高め、合成樹脂
製容器を何段も積むことを可能にしている。
【0016】また、合成樹脂製容器本体1には、合成樹
脂製蓋体2を該本体1に固定するための係止用突起部1
7が形成されている。かかる係止用突起部17は容器本
体から独立して形成されていても良いが、好ましくは複
数個の縦リブ16の1個以上、例えば4個の縦リブ16
上に形成すると、樹脂成形が容易に行えると共に必要な
剛性が容易に得られる。シール用突起部132は円筒状
周壁部12の上端に設けられたもので、合成樹脂製容器
本体1と合成樹脂製蓋体2との密封状態を確保する。
【0017】図5に示すように、段部171は、係止用
突起部17の切欠き部26との係合領域に鉤状に形成さ
れたもので、係止用突起部17と切欠き部26とが係止
した状態で、折り曲げ片25に覆い被さる形状になって
いる。段部171の水平面と縦リブ16とが形成する線
は、下方に向かうほど絞られている形状になっている。
このような形状とすることで、不用意に合成樹脂製蓋体
2が開放方向(図面矢印方向)に動くほど、折り曲げ片
25の切り欠き右部が突起部17の絞られた線に沿って
当接したまま、縦リブ16の付け根に方向に食い込むこ
とになり、合成樹脂製蓋体2の開放が防止される。ま
た、図3に示すように、折り曲げ片25は段部171に
よって円筒状周壁部12側に折り曲げられた状態に保持
されるので、係止用突起部17と切欠き部26とが弾性
力により強固に固定される。
【0018】一方、合成樹脂製蓋体2の折り曲げ片25
の内側には合成樹脂製容器本体1の係止用突起部17に
係止する切欠き部26が形成されている。係止用突起部
17は、合成樹脂製蓋体2の装着を阻害しない形状とな
っているが、また合成樹脂製蓋体2の回転を拘束する機
能を持たせるため、外周部23のなす面とほぼ等しい頂
面172を有している。図4に示すように、作業者に操
作手法を明示するため、折り曲げ片25には”PULL”や
『引く』等の表示を設けるのが好ましい。
【0019】合成樹脂製蓋体2は、円形天井部21と、
該円形天井部21の周辺に立設された段部22と、該段
部22の外周に沿って下方に垂下した外周部23とを有
している。合成樹脂製蓋体2の外周部23には、合成樹
脂製容器本体1の蓋回転案内部13に螺合する螺合用突
起部24が形成され、且つ該螺合用突起部24の下方に
上方に折り曲げることができる折り曲げ片25が少なく
とも1個、必要により2個以上形成されている。螺合用
突起部24は断面台形状をしており、蓋回転案内部13
との螺合が進んで行くと、シール用突起部132が外周
部23の上端に設けられた斜面232に圧着されること
により、湿気が内部に侵入しにくくなる。また仮に収納
した化学物質がガスを発生しても、発生したガスが斜面
232とシール用突起部132との間を通って外部に抜
ける為に、容器が膨らみ難い。折り曲げ片25は、外周
部23に平行に設けられた2本のスリット251と、該
スリット251の上端を結ぶ肉薄部252とにより、該
肉薄部252を軸として上方に折り曲げ可能に形成され
ている。
【0020】本発明に於ける合成樹脂製容器本体1及び
合成樹脂製蓋体2は、ポリエチレン、ポリプロピレン等
の合成樹脂によって一体に形成することができる。また
図4に示すように、中断横リブ152を基準にしたと
き、合成樹脂製容器本体1に装着した合成樹脂製蓋体2
の外周部23の縁部234との間隔をD2とする。ま
た、合成樹脂製容器本体1に合成樹脂製蓋体2を装着し
た状態において、折り曲げ片25の先端縁部254と中
断横リブ152との間隔をD25とする。また、係止用
突起部17の中断横リブ152を基準にした長さをD1
7とする。これらの間隔や長さの間には次の関係式が成
立している。 D25<D17<D2 (1)
【0021】最初のD25<D17は、折り曲げ片25
と係止用突起部17との係合するための幾何学的条件を
表している。次のD17<D2は、係止用突起部17が
合成樹脂製容器本体1に合成樹脂製蓋体2を装着する作
業を阻害しないための幾何学的条件を表している。
【0022】本発明においては、合成樹脂製蓋体2を合
成樹脂製容器本体1に載せる場合、該蓋体2の螺合用突
起部24と容器本体1の蓋回転案内部13とに形成され
たネジの条数により、折り曲げ片25の切欠き部26が
合成樹脂製容器本体1の係止用突起部17を有する複数
本の縦リブ16のいずれかに係止するように設計され
る。即ち、例えばネジの条数が2条の場合には係止用突
起部17を有する縦リブ16を角度180°間隔で少な
くとも2個形成され、またネジの条数が4条の場合には
該縦リブ16を角度90°間隔で少なくとも4個形成さ
れる必要がある。また、本発明の合成樹脂製蓋体2に
は、その円形天井部21に段部22に向かって途中まで
延びた複数個の突出部(図示せず)が形成され、該突出
部の先端と段部22との間に該突出部よりも一段低い載
置用底部28が形成されているのが望ましい。該底部2
8には、その上に別の合成樹脂製容器本体1の底部に形
成された円形リブが載置される。
【0023】本発明に係わる合成樹脂製容器は、合成樹
脂製蓋体2を合成樹脂製容器本体1に載せ、合成樹脂製
蓋体2の螺合用突起部24を合成樹脂製容器本体1の蓋
回転案内部13に螺合させて合成樹脂製蓋体2を右回り
に回転させると、合成樹脂製蓋体2が係止用突起部17
と切欠き部26が係合しあう位置に来る。この位置で、
折り曲げ片25の姿勢を、折り曲げ片25を外周部から
離れた姿勢から外周面に近づく姿勢に屈曲させる。する
と、切欠き部26が係止用突起部17に係止されると共
に、折り曲げ片25は段部171によって円筒状周壁部
12側に折り曲げられた状態に保持されるので、合成樹
脂製容器本体1と合成樹脂製蓋体2は強固に固定され
る。
【0024】また、本発明に係わる合成樹脂製容器は、
合成樹脂製蓋体2の折り曲げ片25を外方に折り曲げ、
切欠き部26に係止されていた係止用突起部17を外し
た後に、合成樹脂製蓋体2を左回りに回転させると、図
6に示す状態となり、合成樹脂製蓋体2を開けることが
できる。
【0025】図7は本発明の第2の実施の形態を説明す
る折り曲げ片と係止用突起部の他の係止状態の構成図で
ある。ピン174は、係止用突起部17の切欠き部26
との係合領域に装着されるものである。係止用突起部1
7と切欠き部26とが係止した状態で、折り曲げ片25
に覆い被さる形状になっている。ピンの長さは切欠き部
26の溝の幅よりも充分に長く、且つ運搬の際に作業員
の行う回転移動作業を阻害しない程度の長さとすると良
い。ピン174は、例えば係止用突起部17と切欠き部
26とが係止した状態で、係止用突起部17に設けられ
た取り付け穴に挿入して装着する。
【0026】
【発明の効果】本発明に係わる合成樹脂製容器は、合成
樹脂製蓋体を閉めた際に、合成樹脂製蓋体の折り曲げ片
に設けられた切欠き部を合成樹脂製容器本体の係止用突
起部に係止させることにより、運搬中の振動、衝撃等に
よって合成樹脂製蓋体が不用意に開くことを防止するこ
とができる。
【0027】また、係止用突起部は、前記切欠き部と係
止した状態で、前記合成樹脂製蓋体の前記合成樹脂製本
体に対する相対的回転を抑止する拘束手段を設ける構成
とすると、作業員が運搬途中に合成樹脂製蓋体を用いて
合成樹脂製容器を回転移動させている場合にも、合成樹
脂製蓋体が合成樹脂製容器本体から外れることがなく、
内容物が流失してしまう事態が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる合成樹脂製容器の実施の一形
態を示す正面図である。
【図2】 図1に示した合成樹脂製容器の断面図であ
る。
【図3】 図1における線3−3に沿った部分断面図で
ある。
【図4】 折り曲げ片と係止用突起部の係合状態を説明
する要部拡大図である。
【図5】 図4における線5−5に沿った部分断面図で
ある。
【図6】 図1に示した合成樹脂製容器において折り曲
げ片と係止用突起部の係合状態を解いた正面図である。
【図7】 折り曲げ片と係止用突起部の他の係止状態の
構成図である。
【符号の説明】
1 合成樹脂製容器本体 11 円形底部 12 円筒状周壁部 13 蓋回転案内部 132 シール用突起部 15 下段横リブ 16 縦リブ 17 係止用突起部 2 合成樹脂製蓋体 22 段部 23 外周部 232 斜面 24 螺合用突起部 25 折り曲げ片 251 スリット 252 肉薄部 26 切欠き部 28 載置用底部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製容器本体と、該合成樹脂製容
    器本体に被せられた合成樹脂製蓋体とからなる合成樹脂
    製容器において、 合成樹脂製容器本体がほぼ円筒状の円筒状周壁部を有す
    ると共に合成樹脂製蓋体が円形の外周に沿って下方に垂
    下した外周部を有し、 合成樹脂製容器本体の円筒状周壁部に上端から下がった
    位置に蓋回転案内部が形成されると共に該蓋回転案内部
    の下方に係止用突起部が形成され、 合成樹脂製蓋体の外周部に合成樹脂製容器本体の蓋回転
    案内部に螺合する螺合用突起部が形成され、該螺合用突
    起部の下方に上端を軸として上方に折り曲げることがで
    きる折り曲げ片が形成されると共に、該折り曲げ片に該
    係止用突起部に係止する切欠き部が形成されていること
    を特徴とする合成樹脂製容器。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製容器本体の円筒状周壁部に設
    けられた蓋回転案内部の下方に上段横リブが形成される
    と共に、該上段横リブの下方に下段横リブが形成され、
    且つ上段横リブと下段横リブとを連結する縦リブが形成
    されると共に、該縦リブに係止用突起部が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製容器。
  3. 【請求項3】 前記係止用突起部は、前記切欠き部と係
    止した状態で、前記合成樹脂製蓋体の前記合成樹脂製本
    体に対する相対的回転を抑止する拘束手段を有すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の合成樹脂製容
    器。
  4. 【請求項4】 前記拘束手段は、前記係止用突起部と前
    記切欠き部とが係止した状態で、前記折り曲げ片に覆い
    被さる段部であることを特徴とする請求項3記載の合成
    樹脂製容器。
  5. 【請求項5】 前記拘束手段は、前記係止用突起部と前
    記切欠き部とが係止した状態で、前記折り曲げ片に覆い
    被さるピンであることを特徴とする請求項3記載の合成
    樹脂製容器。
  6. 【請求項6】 前記折り曲げ片の縁部は、前記合成樹脂
    製蓋体の外周部の縁部に比較して、合成樹脂製蓋体の外
    周部の面内方向に僅かに突出していることを特徴とする
    請求項1乃至請求項5の何れかに記載の合成樹脂製容
    器。
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