JP2001301149A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
- Publication number
- JP2001301149A JP2001301149A JP2000125251A JP2000125251A JP2001301149A JP 2001301149 A JP2001301149 A JP 2001301149A JP 2000125251 A JP2000125251 A JP 2000125251A JP 2000125251 A JP2000125251 A JP 2000125251A JP 2001301149 A JP2001301149 A JP 2001301149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- flexible wiring
- temperature sensor
- wiring board
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
あると共に、組付作業性が向上する。 【解決手段】インクを吐出するインク室を有するヘッド
本体2と、このヘッド本体2を駆動するフレキシブル配
線基板3とを備えるインクジェットヘッド1であり、フ
レキシブル配線基板3には、主部3aから延長した延長
部3bが一体に形成され、延長部3bには温度センサT
H2が実装され、温度センサTH2は、ヘッド本体2の
インク室温度を検知可能な位置に配置されている。
Description
とが可能なインクジェットヘッドに関する。
に示すように、インクを吐出するインク室を有するヘッ
ド本体100に、このヘッド本体100を駆動するフレ
キシブル配線基板101が接続されているが、これとは
別にヘッド本体100に温度センサ102を配置し、こ
の温度センサ102に接続した専用のリード線あるいは
フレキシブル配線基板103のコネクタ104をプリン
タ本体に接続して温度情報を得るものがある。
0に温度センサ202を配置し、この温度センサ202
に接続した専用のリード線あるいはフレキシブル配線基
板203をヘッド本体200を駆動するフレキシブル配
線基板201に、半田付け、あるいはコネクタ204等
により接続し、フレキシブル配線基板201のコネクタ
205をプリンタ本体に接続して温度情報を得るものが
ある。
体部分の発熱によるインク温度変化はわずかであっても
インクの粘度、ひいては吐出特性を変化させるので望ま
しくないので、ヘッド本体の温度情報を得て、インク温
度の変化をヘッド駆動条件にフィードバックして制御す
るものがあるが、温度センサに接続した専用のリード線
あるいはフレキシブル配線基板を用いており、配線構造
が複雑で、製造コストが嵩むと共に、組み付けも手数を
要する。
ヘッドでは、駆動のためにコンデンサを充放電させ、こ
のときエネルギーの大部分は回路中でジュール熱として
発熱する。即ち、一部は、ヘッド本体の電極で発熱し、
一部はヘッド本体の電極を駆動する駆動ICで発熱する
が、一般的には後者の発熱が遥かに大きい。
動IC近辺の温度も検知し、温度による駆動ICの破壊
を防止することも場合によって必要になる。また、駆動
ICがない場合であっても、装置内温度を検知し制御を
行う場合もある。
ッド本体の制御回路に引き回すことが必要だが、ヘッド
本体には駆動するための信号配線が例えばフレキシブル
配線基板等で構成されていて、センサ配線をそれとは別
に行うことは無駄で、空間利用上も非効率である。
で、温度を検知する配線構造が簡単で、低コストである
と共に、組付作業性が向上するインクジェットヘッドを
提供することを目的としている。
ク室温度を検知可能であると共に、駆動ICの温度も検
知可能であるインクジェットヘッドを提供することを目
的としている。
目的を達成するために、本発明は、以下のように構成し
た。
するインク室を有するヘッド本体と、このヘッド本体を
駆動するフレキシブル配線基板とを備えるインクジェッ
トヘッドであり、前記フレキシブル配線基板には、主部
から延長した延長部が一体に形成され、前記延長部には
温度センサが実装され、前記温度センサは、前記ヘッド
本体のインク室温度を検知可能な位置に配置されている
ことを特徴とするインクジェットヘッド。』である。
ブル配線基板には、主部から延長した延長部が一体に形
成され、延長部に実装された温度センサをヘッド本体の
インク室温度を検知可能な位置に配置することで、一体
配線が可能で、温度センサ配線に必要な部材、空間、組
立工数コストを節約することが可能である。
は、前記温度センサを実装後に一端を切断して検知可能
な位置に延ばして配置可能であることを特徴とする請求
項1に記載のインクジェットヘッド。』である。
温度センサを実装後に一端を切断して検知可能な位置に
延ばして配置可能であり、一体配線が可能で組付作業性
が向上する。
するインク室を有するヘッド本体と、このヘッド本体を
駆動するフレキシブル配線基板とを備えるインクジェッ
トヘッドであり、前記フレキシブル配線基板には、前記
ヘッド本体を駆動する駆動ICが実装され、このフレキ
シブル配線基板には、電気的に並列に温度センサ実装用
ランドを設けてあって、温度センサの実装位置によって
温度検知場所が選択可能であることを特徴とするインク
ジェットヘッド。』である。
サの実装位置によって検知場所を選択可能にすることが
でき、特に、複数のフレキシブル配線基板を用いる系で
は有効である。
するインク室を有する複数のヘッド本体と、この複数の
ヘッド本体を駆動する複数のフレキシブル配線基板とを
備えるインクジェットヘッドであり、前記複数のヘッド
本体は一体に組付けられ、前記一方のフレキシブル配線
基板の主部には、温度センサが実装され、前記他方のフ
レキシブル配線基板の延長部に温度センサが実装され、
この延長部の温度センサは、前記ヘッド本体のインク室
温度を検知可能な位置に配置されていることを特徴とす
るインクジェットヘッド。』である。
ッド本体が一体に組付けられる場合には熱伝達で同じ温
度になるから、一方のフレキシブル配線基板を用いて一
方のヘッド本体のインク室温度の検知で代替ができ、他
方のフレキシブル配線基板を用いて主部の温度を検知す
ればよく、その分温度センサ配線に必要な部材、空間、
組立工数コストを節約することが可能である。
ッドの実施の形態を挙げて説明するが、本発明の態様は
これに限定されない。
に基づいて説明する。図1はインクジェットヘッドに接
続したフレキシブル配線基板の延長部を切断する前の状
態を示す図、図2はインクジェットヘッドに接続したフ
レキシブル配線基板の延長部を切断して配線した状態を
示す図、図3はフレキシブル配線基板の配線の概略図で
ある。
には、インクを吐出するインク室を有するヘッド本体2
と、このヘッド本体2を駆動するフレキシブル配線基板
3とが備えられている。
ら延長した延長部3bが一体に形成されている。主部3
aには、駆動IC4等が実装され、この主部3aの端部
にはコネクタ5が設けられている。コネクタ5は、プリ
ンタ本体に接続可能になっている。
れ、コネクタ側端部3b1に温度センサTH2が実装さ
れている。延長部3bのコネクタ側端部3b1を切断す
ると折り曲げ可能になっている。コネクタ側端部3b1
をカッタ6で切断して、図2に示すように、ヘッド本体
側に折り曲げると、温度センサTH2をヘッド本体2の
インク室温度を検知可能な位置に配置することができ
る。
2を実装後に一端を切断して検知可能な位置に延ばして
配置可能であり、一体配線が可能で組付作業性が向上す
る。
タ本体に着脱できる構造であり、フレキシブル配線基板
3を、図3に示すように構成することができる。フレキ
シブル配線基板3には、ヘッド駆動・制御信号の端子1
・・・端子28に、コネクタ5のピンを何本か割り付け
る。また、GND端子29、検知TH端子30に信号配
線31,32を接続し、この信号配線31,32に、サ
ーミスタの温度センサTH1及び温度センサTH2を並
列に接続する。
サTH2に、サーミスタを用いると、共通GNDとの抵
抗値変化で温度を求めることができる。この場合、共通
の信号配線31,32に並列に2ヶ所の半田付けランド
を設けておき、サーミスタのチップの実装箇所で温度検
知場所を選択することができる。
センサTH1を実装するか、延長部3bの温度センサT
H2を実装するかを選択し、所定位置の温度を検知する
ことができる。
配線基板3では、主部3aから延長した延長部3bが一
体に形成され、延長部3bに実装された温度センサTH
2をヘッド本体2のインク室温度を検知可能な位置に配
置することで、一体配線が可能で、温度センサ配線に必
要な部材、空間、組立工数コストを節約することが可能
である。
には、ヘッド本体2を駆動する駆動IC4が実装されて
おり、温度センサTH2の替わりに温度センサTH1を
実装すれば駆動IC4の温度も検知可能である。
に基づいて説明する。図4はインクジェットヘッドの平
面図、図5はインクジェットヘッドの側面図である。
1には、インクを吐出するインク室を有する複数のヘッ
ド本体22,23と、この複数のヘッド本体22,23
を駆動する複数のフレキシブル配線基板24,25とが
備えられている。
付けられており、熱伝達で同じ温度になるように構成さ
れている。
は、駆動IC26,27が配置されている。一方のフレ
キシブル配線基板25には、主部25aに温度センサT
H3が実装されている。他方のフレキシブル配線基板2
4には、主部24aから延長された延長部24bに温度
センサTH4が実装され、この延長部24bの温度セン
サTH4は、ヘッド本体22のインク室温度を検知可能
な位置に配置されている。
一体に組付けられる場合に、複数のフレキシブル配線基
板24,25を用い、フレキシブル配線基板25の主部
25aの温度と、ヘッド本体22のインク室温度とを検
知するが、複数のヘッド本体22,23は一体に組付け
られて熱伝達で同じ温度になるように構成されているか
ら、ヘッド本体22のインク室温度の検知で、ヘッド本
体23のインク室温度の検知を代替でき、その分温度セ
ンサ配線に必要な部材、空間、組立工数コストを節約す
ることが可能である。
センサ実装用ランドを設けておき、主部の温度センサ配
線と延長部配線を共通にしておき、温度センサの実装状
態によって検知場所を選択可能にすることは、複数のフ
レキシブル配線基板を用いる系では有効である。
ル配線基板に関してインク室温度とフレキシブル配線基
板の主部の温度(ICの温度であったり、機内温度であ
ったりするが)をそれぞれ検知する必要は無いからであ
る。フレキシブル配線基板からプリンタ本体への配線割
り当て(コネクターピン配置)には通常余裕が無く、セ
ンサ配線は1本だけの割り当てとし、このフレキシブル
配線基板のセンサ信号はインク室温度、別のフレキシブ
ル配線基板のセンサ信号は駆動ICの温度、のようにす
れば無駄な配線を節約できる。
ッドはピエゾ方式を引用したが、サーマル方式でもイン
ク室温度検知の必要性はあり、同様の作用効果が得られ
る。
では、フレキシブル配線基板には、主部から延長した延
長部が一体に形成され、延長部に実装された温度センサ
をヘッド本体のインク室温度を検知可能な位置に配置す
ることで、一体配線が可能で、温度センサ配線に必要な
部材、空間、組立工数コストを節約することが可能であ
る。
センサを実装後に一端を切断して検知可能な位置に延ば
して配置可能であり、一体配線が可能で組付作業性が向
上する。
実装位置によって検知場所を選択可能にすることがで
き、特に、複数のフレキシブル配線基板を用いる系では
有効である。
本体が一体に組付けられる場合には熱伝達で同じ温度に
なるから、一方のフレキシブル配線基板を用いて一方の
ヘッド本体のインク室温度の検知で代替ができ、他方の
フレキシブル配線基板を用いて主部の温度を検知すれば
よく、その分温度センサ配線に必要な部材、空間、組立
工数コストを節約することが可能である。
配線基板の延長部を切断する前の状態を示す図である。
配線基板の延長部を切断して配線した状態を示す図であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】インクを吐出するインク室を有するヘッド
本体と、このヘッド本体を駆動するフレキシブル配線基
板とを備えるインクジェットヘッドであり、 前記フレキシブル配線基板には、主部から延長した延長
部が一体に形成され、 前記延長部には温度センサが実装され、 前記温度センサは、前記ヘッド本体のインク室温度を検
知可能な位置に配置されていることを特徴とするインク
ジェットヘッド。 - 【請求項2】前記延長部は、前記温度センサを実装後に
一端を切断して検知可能な位置に延ばして配置可能であ
ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘ
ッド。 - 【請求項3】インクを吐出するインク室を有するヘッド
本体と、このヘッド本体を駆動するフレキシブル配線基
板とを備えるインクジェットヘッドであり、 前記フレキシブル配線基板には、前記ヘッド本体を駆動
する駆動ICが実装され、 このフレキシブル配線基板には、電気的に並列に温度セ
ンサ実装用ランドを設けてあって、温度センサの実装位
置によって温度検知場所が選択可能であることを特徴と
するインクジェットヘッド。 - 【請求項4】インクを吐出するインク室を有する複数の
ヘッド本体と、この複数のヘッド本体を駆動する複数の
フレキシブル配線基板とを備えるインクジェットヘッド
であり、 前記複数のヘッド本体は一体に組付けられ、 前記一方のフレキシブル配線基板の主部には、温度セン
サが実装され、 前記他方のフレキシブル配線基板の延長部に温度センサ
が実装され、この延長部の温度センサは、前記ヘッド本
体のインク室温度を検知可能な位置に配置されているこ
とを特徴とするインクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125251A JP2001301149A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125251A JP2001301149A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | インクジェットヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001301149A true JP2001301149A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18635236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000125251A Pending JP2001301149A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001301149A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2374619A1 (en) * | 2008-12-04 | 2011-10-12 | SII Printek Inc | Liquid jetting head and liquid jetting apparatus |
JP2013159068A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Brother Industries Ltd | 液滴吐出装置 |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125251A patent/JP2001301149A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2374619A1 (en) * | 2008-12-04 | 2011-10-12 | SII Printek Inc | Liquid jetting head and liquid jetting apparatus |
EP2374619A4 (en) * | 2008-12-04 | 2013-09-04 | Sii Printek Inc | INK JET PRINTING HEAD AND INK JET PRINTING APPARATUS |
US8746833B2 (en) | 2008-12-04 | 2014-06-10 | Sii Printek Inc. | Liquid jet head and liquid jet apparatus |
JP2013159068A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Brother Industries Ltd | 液滴吐出装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5393596B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
US20090027477A1 (en) | Thermal printhead | |
US6601940B2 (en) | Head, recording apparatus having the head, method for identifying the head, and method for giving identification information to the head | |
US8197021B2 (en) | Recording head driving method and recording apparatus | |
JP2018161788A (ja) | 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 | |
KR0172194B1 (ko) | 잉크 제트 기록 장치 | |
KR0167406B1 (ko) | 서멀 헤드 장치 | |
JPH07148959A (ja) | サーマルヘッド装置 | |
JP2009101641A (ja) | 素子基板、記録ヘッド、ヘッドカートリッジ及び記録装置 | |
JP2001301149A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP4329818B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
CN111845080A (zh) | 液体排出头及其制造方法 | |
JP4478372B2 (ja) | インクジェットプリンタにおけるヘッド駆動制御 | |
US11820141B2 (en) | Element substrate, liquid ejection head, liquid ejection apparatus, and manufacturing method | |
JP3405724B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JP2014213510A (ja) | 記録ヘッド及び記録装置 | |
JP3477076B2 (ja) | サーマルヘッド及びその製造方法 | |
JP2003226012A (ja) | インクジェットプリンタヘッド | |
JP2012121184A (ja) | 記録ヘッド基板、記録ヘッド、および記録装置 | |
JP3405725B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JP5468211B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JP2003266729A (ja) | ユニット部材およびプリンタヘッド | |
JP3171978B2 (ja) | サーマルプリントヘッド | |
JP2006109665A (ja) | 過電流検出機能を有する集積回路装置 | |
JP2002178489A (ja) | インクジェットプリンタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061101 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070305 |