JP2001300919A - 一定の喉厚を成形する可変長プレキャストコンクリート階段の製造装置 - Google Patents

一定の喉厚を成形する可変長プレキャストコンクリート階段の製造装置

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JP2001300919A JP2000118418A JP2000118418A JP2001300919A JP 2001300919 A JP2001300919 A JP 2001300919A JP 2000118418 A JP2000118418 A JP 2000118418A JP 2000118418 A JP2000118418 A JP 2000118418A JP 2001300919 A JP2001300919 A JP 2001300919A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定の喉厚を得る可変長プレキャストコンク
リート階段製造装置を提供する。 【解決手段】 踏面型枠部材7と、蹴込型枠部材8とを
階段隅部9で角度可変に接続した階段型枠2と、階段隅
部9が頂点となるように階段型枠2を一定の高さで支持
する階段型枠支持部材3と、階段型枠2を階段隅部9の
近傍でPC階段の長さに応じた間隔で固定する階段隅部
固定手段と、踏面型枠部材7が所定の傾斜角となるよう
に固定する踏面固定手段と、階段隅部固定手段と踏面固
定手段とによって頂点位置と踏面の傾斜角とを固定され
た階段型枠2に対して、蹴込型枠部材8を隣接の踏面型
枠部材7の先端部にT字状に密着させる枢転手段と、を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は必要に応じて成形す
るプレキャストコンクリート階段(本明細書においてP
C階段という)の長さを変え得る可変長PC階段製造装
置に係り、特に、簡単な操作によって異なる長さのPC
階段を成形でき、一定のコンクリートの打設高さによっ
て一定の喉厚(階段の蹴込隅部から階段底面までの垂直
距離)を得られる「可変長PC階段の製造装置」に関す
る。
【0002】
【従来の技術】PC階段の製造は、階段の各段を成形す
るための階段型枠を並べて、その上にコンクリートを打
設することによって行われる。
【0003】図9に従来のPC製造装置を概念的に示し
た図を示す。
【0004】図9は、階段型枠上にコンクリートを打設
したところを階段の縦方向に切断して示したものであ
る。不規則な多角形は階段型枠30を示している。
【0005】このように、PC階段成形するには、従来
は断面多角形の階段型枠30をベース上に複数個互いに
平行に配列し、階段の長さに応じて基部の一点を中心に
回転させた状態で固定し、その上にコンクリートを打設
するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、上記従来
の可変長プレキャストコンクリート階段製造装置は、図
9に示すように、PC階段の長さを変更させるために階
段型枠をベース上で回転させるので、その回転によって
階段の蹴込隅部の稜線高さが変化する。
【0007】このため、階段隅部の稜線から階段の背面
すなわちコンクリート打設高さまでの垂直距離(この距
離を本明細書ではPC階段の「喉厚」という)を一定に
維持するためには、蹴込隅部の高さに応じてコンクリー
トの打設高さを変化させる必要がある(図9参照)。
【0008】しかし、コンクリート打設現場で階段型枠
の回転角に応じたコンクリート打設高さを決定するのは
容易ではなく、いきおい過剰な喉厚を有するPC階段を
製造する傾向を生じる。
【0009】そこで、本発明が解決しようとする一つの
課題は、成形しようとするPC階段の長さに応じて階段
型枠を回転させた場合にも、一定の高さまでコンクリー
トを打設することによって必要な喉厚を有するPC階段
を成形することができる可変長プレキャストコンクリー
ト階段製造装置を提供することにある。
【0010】 従来のPC階段製造装置は、階段型枠
をベース上で回転させ、これを一定の角度に固定するた
めに、通常はベースあるいはベースを支承する構造物に
固定用のボルトナットの孔を穿設し、あるいは溶接を行
うことが多い。
【0011】このボルト孔の穿設や溶接は、成形しよう
とするPC階段の長さが変化する度に行わなければなら
ないため、繰り返しの穿孔や溶接によってベースや支承
構造物に歪みが生じやすい。このため、PC製造装置の
使用可能な寿命が短く、従来は一定期間ごとにPC製造
装置を取り替える必要があった。
【0012】そこで、本発明が解決しようとするもう一
つの課題は、穿孔や溶接をする必要がなく、長期間使用
できる可変長プレキャストコンクリート階段製造装置を
提供することにある。
【0013】 また、上述した場合において、階段型
枠を所定角度に回転させた状態で固定するためにベース
や支承構造物に穿孔や溶接を行う作業は、大変な時間と
手間がかかるものであった。
【0014】そこで、本発明が解決しようとするもう一
つの課題は、簡単にPC階段の長さの変更に対応するこ
とができる可変長プレキャストコンクリート階段製造装
置を提供することにある。
【0015】 図9を用いて説明した従来のPC階段
製造装置では、各階段型枠の蹴込隅部の角度(図9中の
角度A)が不変であった。
【0016】すなわち、PC階段の蹴込面は踏面から常
に一定の角度で立ち上がるようになっており、成形しよ
うとするPC階段の長さの調節は専ら階段の傾斜角度と
階段の段数によって調節されていた。
【0017】つまり、一定の個数の階段型枠によるPC
階段の長さの調節には限界があった。階段型枠の回転に
よって所望の長さのPC階段を得られない場合には、階
段型枠の個数を変化させるしか途がなかった。
【0018】しかし、階段の踏面の広さを一定に維持し
ながら、上方から見たときに階段の各段の踏面が一部重
なるように調節できれば、PC階段の長さをより広範囲
で調節できることは明らかである。すなわち、蹴込深さ
(階段隅部の入り込む距離)を調節するようにできれ
ば、一定の段数と各段の段差とによって種々の異なる長
さのPC階段を成形できることが予見される。
【0019】そこで、本発明が解決しようとするもう一
つの課題は、踏面の奥行きを一定に維持しながら蹴込深
さを調節することにより、PC階段の長さを調節可能な
可変長プレキャストコンクリート階段製造装置を提供す
ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る可変
長プレキャストコンクリート階段製造装置は、階段の踏
面を成形する踏面型枠部材と、階段の蹴込部分を成形す
る蹴込型枠部材とを有し、前記踏面型枠部材と前記蹴込
型枠部材を階段隅部で角度可変に接続した階段型枠と、
複数の前記階段型枠をそれらの階段隅部が頂点となるよ
うに支持し、各階段型枠の稜線が互いにほぼ平行であっ
てコンクリート打設高さから一定の高さ下がった位置に
あるように支持する階段型枠支持部材と、前記階段型枠
支持部材によって支持された複数の前記階段型枠を、そ
れらの階段隅部の近傍部分で成形しようとするプレキャ
ストコンクリート階段の長さに応じた間隔で固定する階
段隅部固定手段と、前記階段隅部固定手段によって階段
隅部の近傍部分を固定された各階段型枠に対して、踏面
型枠部材が所定の傾斜角となるように踏面型枠部材の一
部を固定する踏面固定手段と、前記階段隅部固定手段と
前記踏面固定手段とによって階段隅部の頂点位置と踏面
型枠部材の傾斜角とを固定された階段型枠に対して、蹴
込型枠部材が隣接する階段型枠の踏面型枠部材の先端部
にT字状に密着するように、蹴込型枠部材の自由端部を
枢転させる枢転手段と、を有することを特徴とするもの
である。
【0021】本願請求項2に係る可変長プレキャストコ
ンクリート階段製造装置は、請求項1の装置において前
記階段支持部材は、互いにほぼ平行となるように配置さ
れ、前記階段型枠の階段隅部の両端部と係合して階段型
枠の稜線が一定の高さになるように階段型枠を支持する
一対の板部材からなり、前記階段隅部固定手段は、階段
型枠の階段隅部の両端部に突設された第一係合部材と、
前記板部材に設けられた孔と、前記第一係合部材を前記
孔の位置に固定するキー部材とからなり、前記踏面固定
手段は、階段型枠の踏面部材先端部に設けられた第二係
合部材と、前記板部材に設けられた孔と、前記第二係合
部材を前記孔の位置に固定するキー部材とからなり、前
記枢転手段は、前記踏面型枠部材の自由端部に延設され
た踏面側プレートと、前記蹴込型枠部材の自由端部に延
設された蹴込側プレートと、前記両プレートを締結する
ボルトナットとからなることを特徴とするものである。
【0022】本願請求項3に係る可変長プレキャストコ
ンクリート階段製造装置は、階段の踏面を成形する踏面
型枠部材と、階段の蹴込部分を成形する蹴込型枠部材と
を有し、前記踏面型枠部材と前記蹴込型枠部材を階段隅
部で角度可変に接続した階段型枠と、複数の前記階段型
枠をそれらの階段隅部が頂点となるように支持し、各階
段型枠の稜線が互いにほぼ平行であってコンクリート打
設高さから一定の高さ下がった位置にあるように支持す
る階段型枠支持部材と、ささら型枠を兼ねる板部材から
なり、前記階段型枠支持部材によって支持された複数の
前記階段型枠に対して下降させて各階段型枠の稜線をさ
さらの谷部に案内することにより、成形しようとするプ
レキャストコンクリート階段の長さに応じた間隔で各階
段型枠の階段隅部を所定位置に配置させる第一テンプレ
ートと、前記第一テンプレートによって階段隅部が所定
位置に固定された階段型枠に対して踏面型枠部材の一部
を押し上げることにより、各階段型枠の踏面型枠部材を
ささらの傾斜部に密着させて所定の傾斜角に固定する第
二テンプレートと、前記第一テンプレートと第二テンプ
レートとによって階段隅部の頂点位置と踏面型枠部材の
傾斜角とを固定された階段型枠に対して、蹴込型枠部材
が隣接する階段型枠の踏面型枠部材の先端部にT字状に
密着するように、蹴込型枠部材の自由端部を枢転させる
枢転手段と、を有することを特徴とするものである。
【0023】本願請求項4に係る可変長プレキャストコ
ンクリート階段製造装置は、請求項3の装置において、
前記枢転手段は、前記踏面型枠部材の自由端部に延設さ
れた踏面側プレートと、前記蹴込型枠部材の自由端部に
延設された蹴込側プレートと、前記両プレートを締結す
るボルトナットとからなることを特徴とするものであ
る。
【0024】本願請求項5に係る可変長プレキャストコ
ンクリート階段製造装置は、請求項1〜4のいずれかの
装置において、前記階段型枠は、前記踏面型枠部材と前
記蹴込型枠部材とが連続した金属板からなり、前記階段
隅部が薄肉になっていることを特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明による「可変長プレ
キャストコンクリート階段製造装置」の実施形態につい
て図面を用いて以下に説明する。
【0026】図1に本発明の第一実施形態による可変長
プレキャストコンクリート階段製造装置の全体の構成を
示す。
【0027】本実施形態による可変長プレキャストコン
クリート階段製造装置1は、複数の階段型枠2と、一対
の板部材からなる階段型枠支持部材3と、一対のささら
型枠4と、一対の階段端部型枠5と、支承構造物6とか
らなる。
【0028】階段型枠2は、階段の踏面を成形する踏面
型枠部材7と、階段の蹴込部分を成形する蹴込型枠部材
8とを有する。踏面型枠部材7と蹴込型枠部材8は階段
の隅部を成形する部分(本明細書では階段隅部という)
9で角度可変に接続されている。
【0029】本実施形態では、踏面型枠部材7と蹴込型
枠部材8は一枚の金属板からなり、階段隅部9で折り曲
げられている。階段隅部9では角度が変化しやすいよう
に内側で断面円弧の溝を設け、薄肉になっている。
【0030】また、本実施形態の階段型枠2では、踏面
型枠部材7の自由端部に横断面U字状に折り曲げられた
金属板の踏面側プレート10が延設されている。踏面側
プレート10がU字状に折り曲げられているのは、階段
型枠2を平地上に起き易くするためである。
【0031】一方、蹴込型枠部材8の自由端部には、蹴
込側プレート11が設けられている。本実施形態では蹴
込側プレート11は、蹴込型枠部材8と一体のものであ
り、蹴込型枠部材8の自由端部の一部分を折り曲げたも
のからなる。
【0032】本実施形態の階段型枠支持部材3は、互い
に面で対向させ、ほぼ平行に配置した一対の板部材から
なる。
【0033】階段型枠支持部材3は、複数の階段型枠2
をその間に配置し、各階段型枠2を階段隅部9が頂点と
なるように、かつ、各階段型枠2の稜線が互いにほぼ平
行となるように、各階段型枠2の両端で階段型枠2を支
持する。
【0034】ここで、階段型枠支持部材3が階段型枠2
を支持・固定する構造を図2と図3を用いて説明する。
【0035】階段型枠支持部材3がこのように階段型枠
2を支持できるようにするために、階段型枠2の両端部
には第一係合部材12が設けられている。
【0036】第一係合部材12は、図2に示すように鍵
状に折り曲げられており、階段型枠支持部材3の上面に
係合し、階段型枠支持部材3の上面で摺動できるように
なっている。
【0037】階段型枠支持部材3の面に垂直の方向(図
3)から見たとき、図3に示すように、第一係合部材1
2には孔13が設けられており、階段型枠支持部材3に
も孔14が水平方向に等間隔に設けられている。これら
の孔13,14を整合させて第一係合部材12を固定す
るキー部材15が別途用意されている。
【0038】第一係合部材12に設けられる孔13は、
上下に複数個(本実施形態では孔13が3つ)設けられ
ている。一方、階段型枠支持部材3の孔14も上下に複
数列設けられている。
【0039】このように孔13,14が複数個または複
数列設けられているのは、PC階段の長さに応じた第一
係合部材12の固定位置が前後の方向にわずかしか違わ
ない場合に、階段型枠支持部材3上の孔14が重なるこ
とを防止するためである。
【0040】階段型枠支持部材3上の孔14が重ならな
い場合には、孔13,14を上下にずらす必要はない。
【0041】上記第一係合部材12と孔13,14とキ
ー部材15は、全体として階段隅部固定手段を構成す
る。
【0042】なお、階段隅部固定手段は任意の公知の手
段をとることができる。たとえば、所定の間隔に溝を刻
設したプレートを別途用意し、第一係合部材12を当該
溝に係合させることができる。
【0043】階段型枠2には、第二係合手段16が設け
られている。
【0044】第二係合手段16には孔17が設けられて
いる。
【0045】一方、階段型枠支持部材3にも孔17に対
応する高さのところに孔18が水平方向等間隔に設けら
れている。
【0046】孔17,18を整合させて第二係合部材1
6を固定するキー部材15が別途用意されている。
【0047】上記第二係合手段16と孔17,18とキ
ー部材15は、は、全体として踏面固定手段を構成して
いる。
【0048】階段型枠支持部材3上の孔18は、上下に
複数列設けられている。孔18が上下複数列設けられて
いるのは、PC階段の長さ変化に応じて踏面の傾斜が変
化するので、孔14の場合と異なって孔18が上下方向
にずれるからである。
【0049】上記第二係合手段16と孔17,18とキ
ー部材15は、全体として踏面固定手段を構成してい
る。
【0050】踏面固定手段についても任意の公知の手段
をとることができる。
【0051】この他、階段型枠2には階段隅部9を中心
として蹴込型枠部材8を枢転させる枢転手段が設けられ
ている。
【0052】上記枢転手段は、踏面側プレート10と蹴
込側プレート11とこれらを連結するボルトナット19
とからなる。枢転手段の作用については後述する。
【0053】枢転手段によって蹴込型枠部材8が枢転す
ることにより蹴込型枠部材8と接する踏面型枠部材7の
先端には弾性部材20が設けられている。
【0054】ここで、図1に戻って可変長プレキャスト
コンクリート階段製造装置1の他の構成要素について説
明する。
【0055】ささら型枠4は、PC階段の側面を成形す
る型枠である。ささら型枠4のささら(鋸状部分)は階
段型枠2の上面に密着する形状を有している。
【0056】階段端部型枠5は、PC階段の長手方向の
端部を成形する型枠である。
【0057】なお、図1では階段部分のみを示している
が階段の長手方向端部に階段の踊り場を接続するように
してもよい。
【0058】支承構造物6は、階段型枠2と階段型枠支
持部材3とささら型枠4と階段端部型枠5と打設される
コンクリートの重量を支承する構造物である。
【0059】次に図4を用いて本願発明の作用と効果に
ついて説明する。
【0060】図4において、最初に階段型枠2は成形し
ようとするPC階段の長さに応じて所定位置に配置さ
れ、第一係合部材12とキー部材15によって図示しな
い階段型枠支持部材3に固定される。第一係合部材12
の固定点は階段隅部9の近傍に位置するので、階段隅部
9の位置が固定される。
【0061】次に、階段型枠2の第二係合手段16とキ
ー部材15によって第二係合手段16の位置が固定さ
れ、踏面型枠部材7の傾斜角が固定される。
【0062】次に、前記階段隅部固定手段(第一係合部
材12とキー部材15)と踏面固定手段(第二係合手段
16とキー部材15)とによって階段隅部9の頂点位置
と踏面型枠部材7の傾斜角とが固定された階段型枠2に
対して、蹴込型枠部材8が隣接する階段型枠2の踏面型
枠部材7の先端部にT字状に密着するように、ボルトナ
ット19を締め込む。
【0063】ボルトナット19を締め込むことによって
蹴込型枠部材8が階段隅部9を中心に枢転し、蹴込型枠
部材8の一部が隣接の階段型枠2の弾性部材20に密着
する。
【0064】次にささら型枠4や図示しない階段端部型
枠5を装着する。
【0065】このように型枠を準備した後に型枠内にコ
ンクリートを打設し、固化させた後に型枠を取り外せば
PC階段が完成する。
【0066】次に本発明の装置を使用することによる効
果を説明する。
【0067】図4から明らかなように、本発明によれ
ば、第一係合部材12がPC階段の成形長さに応じて前
後に位置が変化するが、第一係合部材12は階段型枠支
持部材3の上面を摺動するので、一定高さに位置する。
すなわち、各階段型枠2の階段隅部9の高さは、PC階
段の長さに関わらずほぼ一定に維持される。
【0068】これにより、PC階段の長さが変化して
も、コンクリートの打設高さLを一定にしても、常に一
定の喉厚を有するPC階段を成形することができる。
【0069】また、上述説明から明らかなように、本発
明の可変長プレキャストコンクリート階段製造装置1に
よれば、PC階段の長さ変更に対して、従来のように階
段型枠2を所定角度に固定するための新たなボルト孔の
穿孔や溶接を要することがなく、単に階段型枠2を位置
合わせし、キー部材15を挿入することによって階段型
枠2を所定の角度や形状に固定することができる。
【0070】これにより、本発明によれば、大幅に現場
の作業が簡略化でき、かつ、穿孔や溶接によって階段型
枠や支承構造物を傷めることがない。
【0071】さらに、図4から明らかなように、本発明
の可変長プレキャストコンクリート階段製造装置1によ
れば、最初に踏面型枠部材7の傾斜と間隔を調節し、最
後に蹴込型枠部材8を隣接の踏面型枠部材7に密着させ
るので、一定の踏面奥行を確保でき、蹴込深さを調節す
ることによってPC階段の長さの変更に対応することが
できる。
【0072】これにより、従来の階段立ち上がり面の角
度が一定のPC階段に比較して、上り下りがし易く、P
C階段の長さの変更に広く柔軟に対応できる可変長プレ
キャストコンクリート階段製造装置を得ることができ
る。
【0073】次に、本発明の第二の実施形態について説
明する。
【0074】図5は、本発明の第二実施形態による可変
長プレキャストコンクリート階段製造装置21の全体の
構成を示す。
【0075】本実施形態による可変長プレキャストコン
クリート階段製造装置21は、複数の階段型枠22と、
一対の板部材からなる階段型枠支持部材23と、ささら
型枠を兼ねる第一テンプレート24と、第一テンプレー
ト24の内側にあって階段型枠22の踏面型枠部材の自
由端を押し上げて一定の傾斜角に固定する第二テンプレ
ート25と、支承構造物26とからなる。
【0076】階段型枠22は、第一実施形態の階段型枠
2とほぼ同一の構造を有しているので、同一部分には同
一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0077】階段型枠22が第一実施形態の階段型枠2
と異なるのは、階段隅部9の両端部に階段型枠支持部材
23の上面と係合する第一突起27と、踏面型枠部材7
の自由端近傍の両端に第二テンプレート25と係合する
第二突起28とを有していることである。第二突起28
は好ましくは上下に多少摺動できるか、弾性材料によっ
て形成し、上下に多少撓むようにする。
【0078】階段型枠支持部材23は、内側に複数の階
段型枠22を配置し、各階段型枠22を階段隅部9が頂
点となるように、かつ、稜線が互いにほぼ平行となるよ
うに、各階段型枠22の両端を支持する点は第一実施形
態と同様である。ただし、階段型枠支持部材23は、第
一実施形態と異なって前後方向に階段型枠22を所定位
置に固定する孔を有していない。
【0079】第一テンプレート24は、ささら型枠を兼
ねるものであって、所望のPC階段のささら形状(鋸状
部分の形状)を有している。
【0080】第二テンプレート25は、階段型枠支持部
材23の内側に配置され、その上面が前記階段型枠22
の第二突起28と係合する板状部材である。
【0081】第二テンプレート25は、成形しようとす
るPC階段の長さに応じて上下の幅が異なり、必要に応
じて取り替えるようにする。
【0082】図6に第一突起27と第二突起28がそれ
ぞれ階段型枠支持部材23と第二テンプレート25と係
合する状態を示す。
【0083】支承構造物26は、階段型枠22と階段型
枠支持部材23と第一テンプレート24と打設されるコ
ンクリートの重量を支承する構造物である。
【0084】次に、図7を用いて本実施形態による可変
長プレキャストコンクリート階段製造装置21の作用と
効果について以下に説明する。
【0085】図7に示すように、本実施形態では、最初
に複数の階段型枠22を階段型枠支持部材23の内側に
配置し、それぞれの第一突起27を階段型枠支持部材2
3の上面に係合させて、階段型枠支持部材23によって
各階段型枠22を支持するようにする。各階段型枠22
の第一突起27は階段型枠支持部材23の上面を摺動で
きる。
【0086】次に、第一テンプレート24を上方から下
降させる。
【0087】これにより、各階段型枠22の階段隅部9
は、第一テンプレート24のささらの谷部に案内され、
第一突起27が階段型枠支持部材23上を摺動して自動
的に所定位置に固定される(図7の下向きの矢印参
照)。
【0088】次に、上記作用と同時に、第二テンプレー
ト25は各階段型枠22の第二突起28を押し上げる
(図7の上向きの矢印参照)。
【0089】第二突起28は、弾発的にずれることがで
き、各階段型枠22の踏面型枠部材7を第一テンプレー
ト24のささらの対応する斜辺に密着・固定させる。
【0090】このように階段隅部9の位置と踏面型枠部
材7の傾斜角が固定された階段型枠22に対して、第一
実施形態と同様にボルトナット19によって蹴込型枠部
材8を隣接する階段型枠22の踏面型枠部材7の先端部
に密着させる。
【0091】以上の第二実施形態による可変長プレキャ
ストコンクリート階段製造装置21でも、階段隅部9の
高さがPC階段の長さの変化に関わらず、高さが一定と
なる。従って、成形しようとするPC階段の長さに関わ
らず、常に一定のコンクリート打設高さまでコンクリー
トを打設することにより、一定の喉厚を得ることができ
る。
【0092】また、この第二実施形態による可変長プレ
キャストコンクリート階段製造装置21によれば、第一
テンプレート24を上方より下降させるだけで、自動的
に階段型枠22の踏面型枠部材7の位置や傾斜角度が固
定される。これによって、従来PC階段の長さ変更の度
に階段型枠の角度を調節し、ボルトや溶接によって固定
する手間が省かれ、きわめて簡単にPC階段を成形する
ことができるようになる。
【0093】また、PC階段の長さの変更ごとに、穿孔
や溶接を行う必要がないので、階段型枠や支承構造物を
傷めることがない。
【0094】この第二実施形態による可変長プレキャス
トコンクリート階段製造装置21においても、蹴込深さ
を調整してPC階段の長さの変更に柔軟に対応すること
が可能であり、踏面奥行きを確保し、上り下りが容易な
PC階段を成形することができる。
【0095】以上で本発明の可変長プレキャストコンク
リート階段製造装置の説明を終了するが、最後に踏面型
枠部材と蹴込型枠部材の角度可変の構造の変形例につい
て説明する。
【0096】図8は階段隅部の角度可変の構造の変形例
を示している。
【0097】図8において、踏面型枠部材7と蹴込型枠
部材8は、弾性部材29に接続されている。弾性部材2
9は、ビスやねじによって適宜踏面型枠部材7と蹴込型
枠部材8の端部に固定されている。
【0098】この変形例のように、弾性部材によって踏
面型枠部材7と蹴込型枠部材8を角度可変に接続すれ
ば、同一の金属板によって踏面型枠部材7と蹴込型枠部
材8とを接続する場合に比べて、角度の可変の範囲が大
きくなり、繰り返しの使用によって金属疲労を生じるこ
ともなく、長期間使用することができるようになる。
【0099】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の可変長プレキャストコンクリート階段製造装置によれ
ば、第一に成形しようとするPC階段の長さ変更に関わ
らず、一定のコンクリート打設高さまでコンクリートを
打設することにより、常に一定の喉厚を得られ、一定の
品質のPC階段を得ることができる。
【0100】第二に、本発明の可変長プレキャストコン
クリート階段製造装置によれば、PC階段の長さ調整に
合わせて階段型枠の角度や位置を固定するための作業が
きわめて簡単であるため、効率よくPC階段を成形する
ことができる。
【0101】第三に、本発明の可変長プレキャストコン
クリート階段製造装置によれば、階段型枠の固定に伴う
穿孔や溶接が必要でなく、長期間使用できる可変長プレ
キャストコンクリート階段製造装置を得ることができ
る。
【0102】第四に、本発明の可変長プレキャストコン
クリート階段製造装置によれば、PC階段の長さに応じ
て蹴込部分の立ち上がり角度を調節するようにしている
ので、蹴込深さが変化し、上方から見た場合に踏面の一
部が重なるようにしてPC階段の長さが変化する。これ
により、PC階段の長さ変化に柔軟に対応でき、しか
も、一定の踏面奥行きを確保でき、上り下りが容易なP
C階段を成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施態様による可変長プレキャス
トコンクリート階段製造装置を示した斜視図。
【図2】本発明の第一実施態様による可変長プレキャス
トコンクリート階段製造装置における階段型枠と階段型
枠支持部材の係合状態を示した正面断面図。
【図3】本発明の第一実施態様による可変長プレキャス
トコンクリート階段製造装置における階段型枠と階段型
枠支持部材の係合状態を示した側面断面図。
【図4】本発明の第一実施態様による可変長プレキャス
トコンクリート階段製造装置の作用を説明する説明図。
【図5】本発明の第二実施態様による可変長プレキャス
トコンクリート階段製造装置を示した斜視図。
【図6】本発明の第二実施態様による可変長プレキャス
トコンクリート階段製造装置における階段型枠と階段型
枠支持部材の係合状態を示した正面断面図。
【図7】本発明の第二実施態様による可変長プレキャス
トコンクリート階段製造装置の作用を説明する説明図。
【図8】本発明の踏面型枠部材と蹴込型枠部材の接続部
の変形例を示した断面図。
【図9】従来の可変長PC階段製造装置による成形方法
を概念的に示した図。
【符号の説明】
1 可変長プレキャストコンクリート階段製造装置 2 階段型枠 3 階段型枠支持部材 4 ささら型枠 5 階段端部型枠 6 支承構造物 7 踏面型枠部材 8 蹴込型枠部材 9 階段隅部 10 踏面側プレート 11 蹴込側プレート 12 第一係合部材 13 孔 14 孔 15 キー部材 16 第二係合手段 17 孔 18 孔 19 ボルトナット 20 弾性部材 21 可変長プレキャストコンクリート階段製造装置 22 階段型枠 23 階段型枠支持部材 24 第一テンプレート 25 第二テンプレート 26 支承構造物 27 第一突起 28 第二突起 29 弾性部材
フロントページの続き (72)発明者 山 崎 昇 東京都港区芝浦三丁目12番8号 安藤建設 株式会社内 (72)発明者 森 下 正 彦 千葉県八千代市上高野1346番地6 (72)発明者 木 村 健 埼玉県北葛飾郡杉戸町本郷638番地1号 千代田技研工業株式会社内 Fターム(参考) 2E101 DD45 EE00 4G053 AA02 AA05 AA07 BD02 BD04 CA03 EB09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】階段の踏面を成形する踏面型枠部材と、階
    段の蹴込部分を成形する蹴込型枠部材とを有し、前記踏
    面型枠部材と前記蹴込型枠部材を階段隅部で角度可変に
    接続した階段型枠と、 複数の前記階段型枠をそれらの階段隅部が頂点となるよ
    うに支持し、各階段型枠の稜線が互いにほぼ平行であっ
    てコンクリート打設高さから一定の高さ下がった位置に
    あるように支持する階段型枠支持部材と、 前記階段型枠支持部材によって支持された複数の前記階
    段型枠を、それらの階段隅部の近傍部分で成形しようと
    するプレキャストコンクリート階段の長さに応じた間隔
    で固定する階段隅部固定手段と、 前記階段隅部固定手段によって階段隅部の近傍部分を固
    定された各階段型枠に対して、踏面型枠部材が所定の傾
    斜角となるように踏面型枠部材の一部を固定する踏面固
    定手段と、 前記階段隅部固定手段と前記踏面固定手段とによって階
    段隅部の頂点位置と踏面型枠部材の傾斜角とを固定され
    た階段型枠に対して、蹴込型枠部材が隣接する階段型枠
    の踏面型枠部材の先端部にT字状に密着するように、蹴
    込型枠部材の自由端部を枢転させる枢転手段と、を有す
    ることを特徴とする可変長プレキャストコンクリート階
    段製造装置。
  2. 【請求項2】前記階段支持部材は、互いにほぼ平行とな
    るように配置され、前記階段型枠の階段隅部の両端部と
    係合して階段型枠の稜線が一定の高さになるように階段
    型枠を支持する一対の板部材からなり、 前記階段隅部固定手段は、階段型枠の階段隅部の両端部
    に突設された第一係合部材と、前記板部材に設けられた
    孔と、前記第一係合部材を前記孔の位置に固定するキー
    部材とからなり、 前記踏面固定手段は、階段型枠の踏面部材先端部に設け
    られた第二係合部材と、前記板部材に設けられた孔と、
    前記第二係合部材を前記孔の位置に固定するキー部材と
    からなり、 前記枢転手段は、前記踏面型枠部材の自由端部に延設さ
    れた踏面側プレートと、前記蹴込型枠部材の自由端部に
    延設された蹴込側プレートと、前記両プレートを締結す
    るボルトナットとからなることを特徴とする請求項1に
    記載の可変長プレキャストコンクリート階段製造装置。
  3. 【請求項3】階段の踏面を成形する踏面型枠部材と、階
    段の蹴込部分を成形する蹴込型枠部材とを有し、前記踏
    面型枠部材と前記蹴込型枠部材を階段隅部で角度可変に
    接続した階段型枠と、 複数の前記階段型枠をそれらの階段隅部が頂点となるよ
    うに支持し、各階段型枠の稜線が互いにほぼ平行であっ
    てコンクリート打設高さから一定の高さ下がった位置に
    あるように支持する階段型枠支持部材と、 ささら型枠を兼ねる板部材からなり、前記階段型枠支持
    部材によって支持された複数の前記階段型枠に対して下
    降させて各階段型枠の稜線をささらの谷部に案内するこ
    とにより、成形しようとするプレキャストコンクリート
    階段の長さに応じた間隔で各階段型枠の階段隅部を所定
    位置に配置させる第一テンプレートと、 前記第一テンプレートによって階段隅部が所定位置に固
    定された階段型枠に対して踏面型枠部材の一部を押し上
    げることにより、各階段型枠の踏面型枠部材をささらの
    傾斜部に密着させて所定の傾斜角に固定する第二テンプ
    レートと、 前記第一テンプレートと第二テンプレートとによって階
    段隅部の頂点位置と踏面型枠部材の傾斜角とを固定され
    た階段型枠に対して、蹴込型枠部材が隣接する階段型枠
    の踏面型枠部材の先端部にT字状に密着するように、蹴
    込型枠部材の自由端部を枢転させる枢転手段と、を有す
    ることを特徴とする可変長プレキャストコンクリート階
    段製造装置。
  4. 【請求項4】前記枢転手段は、前記踏面型枠部材の自由
    端部に延設された踏面側プレートと、前記蹴込型枠部材
    の自由端部に延設された蹴込側プレートと、前記両プレ
    ートを締結するボルトナットとからなることを特徴とす
    る請求項3に記載の可変長プレキャストコンクリート階
    段製造装置。
  5. 【請求項5】前記階段型枠は、前記踏面型枠部材と前記
    蹴込型枠部材とが連続した金属板からなり、前記階段隅
    部が薄肉になっていることを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれかに記載の可変長プレキャストコンクリート
    階段製造装置。
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