JP2001300377A - 噴水装置および噴水の演出方法 - Google Patents
噴水装置および噴水の演出方法Info
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- JP2001300377A JP2001300377A JP2000129562A JP2000129562A JP2001300377A JP 2001300377 A JP2001300377 A JP 2001300377A JP 2000129562 A JP2000129562 A JP 2000129562A JP 2000129562 A JP2000129562 A JP 2000129562A JP 2001300377 A JP2001300377 A JP 2001300377A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常の連続噴水と、噴水用水が噴出した直後
に高圧空気を噴出させて破裂音を発生させるとともに、
先発噴出水に後発高圧空気流を衝突して弾け散らせる特
異な噴水を実行して、観者に斬新な噴水を観賞したとの
満足感を与えることができる噴水装置および噴水の演出
方法を提供する。 【解決手段】 通水管4とこの通水管4の先端に設けた
噴水ノズル5とで噴水用水噴出系1を構成し、電磁弁1
6を介設した通気管10と高圧空気供給源11とで高圧
空気供給系8を構成し、噴水ノズル5の内部に通気管1
0の先端噴出口15を臨ませる。電磁弁16を開閉制御
して噴水ノズル5の内部に高圧空気を供給して、噴水用
水が噴出した直後に高圧空気を噴出させ、その急激な膨
張により破裂音を発生させるとともに、先発噴水用水に
高圧空気流を衝突させて弾け散らせる特異な噴水を実行
する。
に高圧空気を噴出させて破裂音を発生させるとともに、
先発噴出水に後発高圧空気流を衝突して弾け散らせる特
異な噴水を実行して、観者に斬新な噴水を観賞したとの
満足感を与えることができる噴水装置および噴水の演出
方法を提供する。 【解決手段】 通水管4とこの通水管4の先端に設けた
噴水ノズル5とで噴水用水噴出系1を構成し、電磁弁1
6を介設した通気管10と高圧空気供給源11とで高圧
空気供給系8を構成し、噴水ノズル5の内部に通気管1
0の先端噴出口15を臨ませる。電磁弁16を開閉制御
して噴水ノズル5の内部に高圧空気を供給して、噴水用
水が噴出した直後に高圧空気を噴出させ、その急激な膨
張により破裂音を発生させるとともに、先発噴水用水に
高圧空気流を衝突させて弾け散らせる特異な噴水を実行
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、噴水装置および噴
水の演出方法に係り、詳しくは、噴水用水の噴出直後に
高圧空気を噴出させて、その急激な膨張により破裂音を
発生させることができる噴水装置および噴水の演出方法
に関する。
水の演出方法に係り、詳しくは、噴水用水の噴出直後に
高圧空気を噴出させて、その急激な膨張により破裂音を
発生させることができる噴水装置および噴水の演出方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多用されている噴水装置とし
て、図5に示すものが知られている。この噴水装置は、
噴水用水を噴出させる噴水用水噴出系1と、この噴水用
水噴出系1に噴水用水を圧送する圧送手段2と、電磁弁
3を備えている。
て、図5に示すものが知られている。この噴水装置は、
噴水用水を噴出させる噴水用水噴出系1と、この噴水用
水噴出系1に噴水用水を圧送する圧送手段2と、電磁弁
3を備えている。
【0003】噴水用水噴出系1は、通水管4と、この通
水管4の先端に設けた噴水ノズル5とを備え、通水管4
に電磁弁3が介設されている。圧送手段2は圧送ポンプ
によって構成され、その吐出口に逆止弁6および仕切弁
7を介して通水管4の後端部が接続されている。なお、
逆止弁6は、圧送手段2の吐出口から通水管4への噴水
用水の流れのみを許容する。
水管4の先端に設けた噴水ノズル5とを備え、通水管4
に電磁弁3が介設されている。圧送手段2は圧送ポンプ
によって構成され、その吐出口に逆止弁6および仕切弁
7を介して通水管4の後端部が接続されている。なお、
逆止弁6は、圧送手段2の吐出口から通水管4への噴水
用水の流れのみを許容する。
【0004】この噴水装置によれば、仕切弁7および電
磁弁3の弁開状態で、圧送手段2を運転すると、圧送さ
れた噴水用水が通水管4先端の噴水ノズル5から噴出し
て連続噴水を実行することができる。また、圧送手段2
の運転状態で電磁弁3の開閉を繰り返すことにより、間
欠噴水を実行することもできる。
磁弁3の弁開状態で、圧送手段2を運転すると、圧送さ
れた噴水用水が通水管4先端の噴水ノズル5から噴出し
て連続噴水を実行することができる。また、圧送手段2
の運転状態で電磁弁3の開閉を繰り返すことにより、間
欠噴水を実行することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の噴
水装置では、単純な連続噴水あるいは単純な間欠噴水の
実行のみが可能であるため、観者に斬新な噴水を観賞し
たとの満足感を与えることが期待できない。
水装置では、単純な連続噴水あるいは単純な間欠噴水の
実行のみが可能であるため、観者に斬新な噴水を観賞し
たとの満足感を与えることが期待できない。
【0006】そこで、本発明は、通常の連続噴水が可能
である上に、噴水用水の噴出直後に高圧空気を噴出させ
て、その急激な膨張により破裂音を発生させるととも
に、先に噴出している噴水を弾け散らせる特異な噴水
や、噴水用水の噴出と高圧空気の噴出を交互に繰り返す
ことで、噴水用水の間欠噴出と破裂音の発生および噴水
が弾け散る様を間欠的に実行して、観者に斬新な噴水を
観賞したとの満足感を与えることが可能な噴水装置およ
び噴水の演出方法を提供することを目的としている。
である上に、噴水用水の噴出直後に高圧空気を噴出させ
て、その急激な膨張により破裂音を発生させるととも
に、先に噴出している噴水を弾け散らせる特異な噴水
や、噴水用水の噴出と高圧空気の噴出を交互に繰り返す
ことで、噴水用水の間欠噴出と破裂音の発生および噴水
が弾け散る様を間欠的に実行して、観者に斬新な噴水を
観賞したとの満足感を与えることが可能な噴水装置およ
び噴水の演出方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係る噴水装置は、噴水用水
を噴出させる噴水用水噴出系と、この噴水用水噴出系に
噴水用水を圧送する圧送手段と、この圧送手段により圧
送される噴水用水の圧力よりも高い圧力の高圧空気を前
記噴水用水噴出系に供給する高圧空気供給系とを備え、
前記高圧空気供給系に該高圧空気供給系から前記噴水用
水噴出系への高圧空気の供給・遮断を制御する制御手段
が設けられていることを特徴としている。
に、請求項1に記載の発明に係る噴水装置は、噴水用水
を噴出させる噴水用水噴出系と、この噴水用水噴出系に
噴水用水を圧送する圧送手段と、この圧送手段により圧
送される噴水用水の圧力よりも高い圧力の高圧空気を前
記噴水用水噴出系に供給する高圧空気供給系とを備え、
前記高圧空気供給系に該高圧空気供給系から前記噴水用
水噴出系への高圧空気の供給・遮断を制御する制御手段
が設けられていることを特徴としている。
【0008】また、前記目的を達成するために、請求項
2に記載の発明に係る噴水の演出方法は、噴水用水を噴
出させている噴水用水噴出系に、高圧空気供給系から高
圧空気の供給・遮断を制御する制御手段の制御に基づい
て前記噴水用水の圧力よりも高い圧力の高圧空気を供給
・遮断して、噴水用水の噴出直後に高圧空気を噴出させ
ることを特徴としている。
2に記載の発明に係る噴水の演出方法は、噴水用水を噴
出させている噴水用水噴出系に、高圧空気供給系から高
圧空気の供給・遮断を制御する制御手段の制御に基づい
て前記噴水用水の圧力よりも高い圧力の高圧空気を供給
・遮断して、噴水用水の噴出直後に高圧空気を噴出させ
ることを特徴としている。
【0009】請求項1に記載の発明に係る噴水装置によ
れば、圧送手段によって圧送した噴水用水が噴水用水噴
出系から噴出する通常の連続噴水を実行している状態
で、制御手段の制御により高圧空気供給系から噴水用水
噴出系に高圧空気を供給すると、噴水用水の流れは高圧
空気の圧力により高圧空気供給位置において遮断され
る。このため、下流側にある噴水用水は自己の慣性と高
圧空気の押上げ作用によって噴水用水噴出系から噴出す
る。また、噴水用水が噴出した直後に高圧空気が噴出し
て、その急激な膨張により破裂音を発生させるととも
に、先発噴出水に後発高圧空気流が衝突して弾け散らせ
ることができる。さらに、高圧空気供給系に設けられて
いる制御手段の制御によって、高圧空気の供給・遮断を
繰り返すことで、噴水用水の間欠噴出と破裂音の間欠発
生を実行することができる。
れば、圧送手段によって圧送した噴水用水が噴水用水噴
出系から噴出する通常の連続噴水を実行している状態
で、制御手段の制御により高圧空気供給系から噴水用水
噴出系に高圧空気を供給すると、噴水用水の流れは高圧
空気の圧力により高圧空気供給位置において遮断され
る。このため、下流側にある噴水用水は自己の慣性と高
圧空気の押上げ作用によって噴水用水噴出系から噴出す
る。また、噴水用水が噴出した直後に高圧空気が噴出し
て、その急激な膨張により破裂音を発生させるととも
に、先発噴出水に後発高圧空気流が衝突して弾け散らせ
ることができる。さらに、高圧空気供給系に設けられて
いる制御手段の制御によって、高圧空気の供給・遮断を
繰り返すことで、噴水用水の間欠噴出と破裂音の間欠発
生を実行することができる。
【0010】請求項2に記載の発明に係る噴水の演出方
法によれば、請求項1に記載の発明と同じ作用により、
噴水用水の噴出直後に高圧空気を噴出させて、その急激
な膨張により破裂音を発生させることができるととも
に、高圧空気の供給・遮断を繰り返すことで、噴水用水
の間欠噴出と破裂音の間欠発生を実行することができ
る。
法によれば、請求項1に記載の発明と同じ作用により、
噴水用水の噴出直後に高圧空気を噴出させて、その急激
な膨張により破裂音を発生させることができるととも
に、高圧空気の供給・遮断を繰り返すことで、噴水用水
の間欠噴出と破裂音の間欠発生を実行することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る噴水装置の
一実施の形態を示す系統図、図2は噴水用水噴出系と高
圧空気供給系の接続構造の一例を示す拡大縦断面図であ
る。なお、前記図5で説明した従来の噴水装置と同一部
分には同一符号を付して説明する。図1および図2にお
いて、噴水装置は、噴水用水を噴出させる噴水用水噴出
系1と、この噴水用水噴出系1に噴水用水を圧送する圧
送手段2と、高圧空気供給系8を備えている。
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る噴水装置の
一実施の形態を示す系統図、図2は噴水用水噴出系と高
圧空気供給系の接続構造の一例を示す拡大縦断面図であ
る。なお、前記図5で説明した従来の噴水装置と同一部
分には同一符号を付して説明する。図1および図2にお
いて、噴水装置は、噴水用水を噴出させる噴水用水噴出
系1と、この噴水用水噴出系1に噴水用水を圧送する圧
送手段2と、高圧空気供給系8を備えている。
【0012】噴水用水噴出系1は、通水管4と、この通
水管4の先端に設けた噴水ノズル5とを備え、圧送手段
2は圧送ポンプによって構成され、その吐出口に逆止弁
6および仕切弁7を介して通水管4の後端部(上流側端
部)が接続されており、通水管4には電磁弁9が介設さ
れている。なお、前記逆止弁6は、圧送手段2の吐出口
から通水管4への噴水用水の流れのみを許容する。
水管4の先端に設けた噴水ノズル5とを備え、圧送手段
2は圧送ポンプによって構成され、その吐出口に逆止弁
6および仕切弁7を介して通水管4の後端部(上流側端
部)が接続されており、通水管4には電磁弁9が介設さ
れている。なお、前記逆止弁6は、圧送手段2の吐出口
から通水管4への噴水用水の流れのみを許容する。
【0013】高圧空気供給系8は、圧送手段2によって
噴水用水が圧送される噴水用水噴出系1の噴水ノズル5
に、噴水用水の圧力よりも高い圧力の高圧空気を供給す
るためのもので、通気管10と、エアーコンプレッサに
よってなる高圧空気供給源11とを備え、高圧空気供給
源11の供給口に逆止弁13および仕切弁12を介して
通気管10の後端部(上流側端部)が接続されていると
ともに、仕切弁12より下流側の通気管10にエアータ
ンク14が介設され、通気管10の先端高圧空気噴出口
15は噴水ノズル5の内部に臨んで上向きに開口してい
る。また、通気管10におけるエアータンク14の下流
側に該通気管10から噴水ノズル5内部への高圧空気の
供給・遮断を制御する電磁弁16が介設されている。な
お、前記逆止弁12は、高圧空気供給源11の供給口か
ら通気管10への高圧空気の流れのみを許容する。ま
た、通気管10の先端高圧空気噴出口15の口径Dは、
噴水ノズル5の口径D1に対して1/2〜1/3の大き
さに設定されている。
噴水用水が圧送される噴水用水噴出系1の噴水ノズル5
に、噴水用水の圧力よりも高い圧力の高圧空気を供給す
るためのもので、通気管10と、エアーコンプレッサに
よってなる高圧空気供給源11とを備え、高圧空気供給
源11の供給口に逆止弁13および仕切弁12を介して
通気管10の後端部(上流側端部)が接続されていると
ともに、仕切弁12より下流側の通気管10にエアータ
ンク14が介設され、通気管10の先端高圧空気噴出口
15は噴水ノズル5の内部に臨んで上向きに開口してい
る。また、通気管10におけるエアータンク14の下流
側に該通気管10から噴水ノズル5内部への高圧空気の
供給・遮断を制御する電磁弁16が介設されている。な
お、前記逆止弁12は、高圧空気供給源11の供給口か
ら通気管10への高圧空気の流れのみを許容する。ま
た、通気管10の先端高圧空気噴出口15の口径Dは、
噴水ノズル5の口径D1に対して1/2〜1/3の大き
さに設定されている。
【0014】つぎに前記構成の作動について説明する。
仕切弁7の弁開状態で圧送手段2を運転して、通水管4
に噴水用水を圧送し、かつ電磁弁9を弁開すると、図3
に示すように、噴水ノズル5から噴水用水が噴出して、
通常の連続噴水を実行することができる。
仕切弁7の弁開状態で圧送手段2を運転して、通水管4
に噴水用水を圧送し、かつ電磁弁9を弁開すると、図3
に示すように、噴水ノズル5から噴水用水が噴出して、
通常の連続噴水を実行することができる。
【0015】前記図3の状態で高圧空気供給系8におけ
る仕切弁12の弁開状態で高圧空気供給源11を運転し
て、電磁弁16を弁開すると、エアータンク14に貯留
されている高圧空気は通気管10の先端高圧空気噴出口
15から噴水ノズル5の内部に噴出する。高圧空気の圧
力は噴水用水の圧力よりも高い値に設定されているの
で、噴水ノズル5内部での噴水用水の流れは、高圧空気
の圧力により高圧空気供給位置、つまり通気管10の先
端高圧空気噴出口15付近において遮断される。このた
め、先端高圧空気噴出口15より下流側(上側)にある
噴水用水は自己の慣性と高圧空気の押上げ作用によって
噴水ノズル5から噴出する。
る仕切弁12の弁開状態で高圧空気供給源11を運転し
て、電磁弁16を弁開すると、エアータンク14に貯留
されている高圧空気は通気管10の先端高圧空気噴出口
15から噴水ノズル5の内部に噴出する。高圧空気の圧
力は噴水用水の圧力よりも高い値に設定されているの
で、噴水ノズル5内部での噴水用水の流れは、高圧空気
の圧力により高圧空気供給位置、つまり通気管10の先
端高圧空気噴出口15付近において遮断される。このた
め、先端高圧空気噴出口15より下流側(上側)にある
噴水用水は自己の慣性と高圧空気の押上げ作用によって
噴水ノズル5から噴出する。
【0016】このように、噴水ノズル5から噴水用水が
噴出した直後に高圧空気が噴出して、その急激な膨張に
より破裂音を発生させるとともに、先に噴出している噴
水に高圧空気流が衝突して図4に示すように弾け散らせ
ることができる。つまり、噴水用水が噴出した直後に高
圧空気が噴出して、その急激な膨張により破裂音を発生
させるとともに、先発噴出水に後発高圧空気流が衝突し
て弾け散らせる特異な噴水を実行して、観者に斬新な噴
水を観賞したとの満足感を与えることができる。
噴出した直後に高圧空気が噴出して、その急激な膨張に
より破裂音を発生させるとともに、先に噴出している噴
水に高圧空気流が衝突して図4に示すように弾け散らせ
ることができる。つまり、噴水用水が噴出した直後に高
圧空気が噴出して、その急激な膨張により破裂音を発生
させるとともに、先発噴出水に後発高圧空気流が衝突し
て弾け散らせる特異な噴水を実行して、観者に斬新な噴
水を観賞したとの満足感を与えることができる。
【0017】さらに、通気管10に介設されている電磁
弁16を開閉制御して、通気管10から噴水ノズル5内
部への高圧空気の供給・遮断を繰り返すことで、噴水用
水の間欠噴出と破裂音の発生および噴水が弾け散る様を
間欠的に実行して、観者により一層斬新な噴水を観賞し
たとの満足感を与えることができる。また、前記電磁弁
16の開閉制御に通水管4に介設されている電磁弁9の
開閉制御を付加すると、著しく変化に富んだパターンの
間欠噴水と破裂音の間欠発生および間欠的に噴水が弾け
散る噴水を実行することが可能になる。
弁16を開閉制御して、通気管10から噴水ノズル5内
部への高圧空気の供給・遮断を繰り返すことで、噴水用
水の間欠噴出と破裂音の発生および噴水が弾け散る様を
間欠的に実行して、観者により一層斬新な噴水を観賞し
たとの満足感を与えることができる。また、前記電磁弁
16の開閉制御に通水管4に介設されている電磁弁9の
開閉制御を付加すると、著しく変化に富んだパターンの
間欠噴水と破裂音の間欠発生および間欠的に噴水が弾け
散る噴水を実行することが可能になる。
【0018】通気管10の先端高圧空気噴出口15の口
径Dの大きさが噴水ノズル5の口径D1に対して1/3
未満であると、噴水ノズル5内部での噴水用水の流れを
遮断する能力が低下して、先端高圧空気噴出口15より
下流側にある噴水用水を歯切れよく噴水ノズル5から噴
出させることができず、先発噴水用水の噴出形態が悪く
なる。また、通気管10の先端高圧空気噴出口15の口
径Dの大きさが噴水ノズル5の口径D1に対して1/2
を超えると、供給高圧空気量が過剰になって、先端高圧
空気噴出口15より下流側にある噴水用水を歯切れよく
噴水ノズル5から噴出させることができなくなるばかり
か、噴水用水の通過の妨げになる。したがって、通気管
10の先端高圧空気噴出口15の口径Dの大きさは、噴
水ノズル5の口径Dに対して1/2〜1/3の大きさに
設定することが必要である。
径Dの大きさが噴水ノズル5の口径D1に対して1/3
未満であると、噴水ノズル5内部での噴水用水の流れを
遮断する能力が低下して、先端高圧空気噴出口15より
下流側にある噴水用水を歯切れよく噴水ノズル5から噴
出させることができず、先発噴水用水の噴出形態が悪く
なる。また、通気管10の先端高圧空気噴出口15の口
径Dの大きさが噴水ノズル5の口径D1に対して1/2
を超えると、供給高圧空気量が過剰になって、先端高圧
空気噴出口15より下流側にある噴水用水を歯切れよく
噴水ノズル5から噴出させることができなくなるばかり
か、噴水用水の通過の妨げになる。したがって、通気管
10の先端高圧空気噴出口15の口径Dの大きさは、噴
水ノズル5の口径Dに対して1/2〜1/3の大きさに
設定することが必要である。
【0019】なお、前記実施の形態では、通気管10の
先端高圧空気噴出口15を噴水ノズル5の内部に臨ませ
ているが、通水管4における噴水ノズル5の直上流位置
の内部に前記先端高圧空気噴出口15を臨ませてもよ
い。また、通気管10にエアータンク14を介設した構
成で説明しているが、高圧空気供給源11の容量が十分
であれば、必ずしもエアータンク14を必要としないの
で、エアータンク14の使用を省略することができる。
さらに、1つの噴水ノズル5から噴水用水および高圧空
気を交互に噴出させる構成で説明しているが、複数の噴
水ノズルから噴水用水および高圧空気を交互に噴出させ
るように構成してもよい。
先端高圧空気噴出口15を噴水ノズル5の内部に臨ませ
ているが、通水管4における噴水ノズル5の直上流位置
の内部に前記先端高圧空気噴出口15を臨ませてもよ
い。また、通気管10にエアータンク14を介設した構
成で説明しているが、高圧空気供給源11の容量が十分
であれば、必ずしもエアータンク14を必要としないの
で、エアータンク14の使用を省略することができる。
さらに、1つの噴水ノズル5から噴水用水および高圧空
気を交互に噴出させる構成で説明しているが、複数の噴
水ノズルから噴水用水および高圧空気を交互に噴出させ
るように構成してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の噴水装置
および噴水の演出方法は構成されているので、以下のよ
うな格別の効果を奏する。
および噴水の演出方法は構成されているので、以下のよ
うな格別の効果を奏する。
【0021】すなわち、圧送手段によって圧送した噴水
用水を噴水用水噴出系から噴出させる通常の連続噴水が
実行できることは勿論、制御手段の制御により高圧空気
供給系から噴水用水噴出系に高圧空気を供給すると、噴
水用水の流れは高圧空気の圧力により高圧空気供給位置
において遮断される。このため、噴水用水が噴出した直
後に高圧空気が噴出して、その急激な膨張により破裂音
を発生させるとともに、先発噴水用水に高圧空気流を衝
突させて弾け散らせる特異な噴水を実行できるので、観
者に斬新な噴水を観賞したとの満足感を与えることが可
能である。さらに、高圧空気供給系に設けられている制
御手段の制御によって、噴水用水噴出系への高圧空気の
供給・遮断を繰り返すことで、噴水用水の間欠噴出と破
裂音の発生および噴水が弾け散る様を間欠的に実行でき
るので、観者により一層斬新な噴水を観賞したとの満足
感を与えることができる。
用水を噴水用水噴出系から噴出させる通常の連続噴水が
実行できることは勿論、制御手段の制御により高圧空気
供給系から噴水用水噴出系に高圧空気を供給すると、噴
水用水の流れは高圧空気の圧力により高圧空気供給位置
において遮断される。このため、噴水用水が噴出した直
後に高圧空気が噴出して、その急激な膨張により破裂音
を発生させるとともに、先発噴水用水に高圧空気流を衝
突させて弾け散らせる特異な噴水を実行できるので、観
者に斬新な噴水を観賞したとの満足感を与えることが可
能である。さらに、高圧空気供給系に設けられている制
御手段の制御によって、噴水用水噴出系への高圧空気の
供給・遮断を繰り返すことで、噴水用水の間欠噴出と破
裂音の発生および噴水が弾け散る様を間欠的に実行でき
るので、観者により一層斬新な噴水を観賞したとの満足
感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る噴水装置の一実施の形態を示す系
統図である。
統図である。
【図2】噴水用水噴出系と高圧空気供給系の接続構造の
一例を示す拡大縦断面図である。
一例を示す拡大縦断面図である。
【図3】通常の噴水実行状態を示す説明図である。
【図4】先発噴水に後発高圧空気流が衝突した噴水の実
行状態を示す説明図である。
行状態を示す説明図である。
【図5】従来例の系統図である。
1 噴水用水噴出系 2 圧送手段 8 高圧空気供給系 16 電磁弁(制御手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 噴水用水を噴出させる噴水用水噴出系
と、この噴水用水噴出系に噴水用水を圧送する圧送手段
と、この圧送手段により圧送される噴水用水の圧力より
も高い圧力の高圧空気を前記噴水用水噴出系に供給する
高圧空気供給系とを備え、前記高圧空気供給系に該高圧
空気供給系から前記噴水用水噴出系への高圧空気の供給
・遮断を制御する制御手段が設けられていることを特徴
とする噴水装置。 - 【請求項2】 噴水用水を噴出させている噴水用水噴出
系に、高圧空気供給系から高圧空気の供給・遮断を制御
する制御手段の制御に基づいて前記噴水用水の圧力より
も高い圧力の高圧空気を供給・遮断して、噴水用水の噴
出直後に高圧空気を噴出させることを特徴とする噴水の
演出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000129562A JP2001300377A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 噴水装置および噴水の演出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000129562A JP2001300377A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 噴水装置および噴水の演出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001300377A true JP2001300377A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18638819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000129562A Pending JP2001300377A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 噴水装置および噴水の演出方法 |
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JP (1) | JP2001300377A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104028411A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-09-10 | 顾钰锋 | 光影音乐喷泉系统 |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000129562A patent/JP2001300377A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104028411A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-09-10 | 顾钰锋 | 光影音乐喷泉系统 |
CN104028411B (zh) * | 2014-06-16 | 2016-06-22 | 邝嘉 | 光影音乐喷泉系统 |
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