JP2001299117A - 海苔網並びにその干出方法及びその浸漬方法 - Google Patents

海苔網並びにその干出方法及びその浸漬方法

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JP2001299117A JP2000126282A JP2000126282A JP2001299117A JP 2001299117 A JP2001299117 A JP 2001299117A JP 2000126282 A JP2000126282 A JP 2000126282A JP 2000126282 A JP2000126282 A JP 2000126282A JP 2001299117 A JP2001299117 A JP 2001299117A
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正夫 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手によらず、かつ短時間で海苔網を干出及
び浸漬することができる海苔網並びにその干出方法及び
その浸漬方法を提供する。 【解決手段】 一定間隔毎に配設された支持手段11
と、前記支持手段11の少なくとも両端部を連結固定す
る連結手段12と、からなる海苔網展張用の枠体10
と、前記支持手段11に回動自在に設けられた軸受21
と、前記軸受21に取り付けられた脚22と、前記脚2
2の先端に固定された浮子25からなる浮体部材20
と、前記浮子25を一方向に回動させて、前記枠体10
と前記浮体部材20との回動角度を制御して、前記枠体
10を海面上方で干出位置とし、他方向に回動させて前
記枠体を海水中に浸漬するように位置決めする回動制御
手段と、からなる海苔網1の下方にガイド部を有する水
上走行体を進入させ、前記浮体部材20を回動させて、
海苔網1を干出及び浸漬させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は海苔網及び海苔網を
干出及び浸漬させる方法に関するもので、詳しくは海苔
育苗時に繰返し海苔網を浸漬したり海面上に持ち上げた
りする、海苔網並びに海苔網を干出させる方法及び浸漬
させる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】海苔養殖の育苗時には、海苔芽の抗菌力
が弱いため、海苔網を長時間海中に浸漬しておくと海苔
芽に海水中の雑菌や藻が付着して海苔芽が死滅する。そ
のため、海苔育苗期間(海苔芽が2〜3cmに成長する
までの期間)は海苔芽に付着する海水中の雑菌や藻を殺
すために1日2〜3時間海苔網を海上に持ち上げて干出
させることを行っている。
【0003】従来、海苔網を干出及び浸漬させる方法と
しては、図7〜9に示すように、一般にU字枠方式が用
いられている。図において、41は金属パイプをU字状
に形成した枠体であって、底辺部42と底辺部42の両
端から上方に延びる立上部43a、43bよりなってい
る。この枠体41が海苔枠の長さ方向に一定間隔毎に複
数個配設されて、海苔枠が構成される。各々の枠体41
の底辺部42の両端は、連続するロープ44a、44b
により一体的に連結固定されており、該ロープ44a、
44bの両端は枠綱48に固定されている。また各々の
枠体41の底辺部42両端には浮子45a、45bが固
定されており、枠体41に浮力が与えられている。また
立上部43a、43bにはそれぞれ後述する海苔網50
を固定するためのリング46a、46bが挿通されてい
ると共に、立上部43a、43b上部には前記リング4
6a、46bを係止するための係止部47a、47bが
設けられている。海苔網50は、図8に示すように、複
数枚重ねられた状態で各枠体41のリング46a、46
bに固定されている。また、海苔網50を干出するにあ
たっては、図9に示すように、枠体41の一方の立上部
43aに挿通されたリング46aを持ち上げ、係止部4
7aに係合する。海苔網50を1周しながらこの作業を
繰返し、海苔網50全体を海面より数十センチ浮上させ
る。そして2〜3時間天日干ししたのち、前述とは逆の
作業を繰返し、海苔網50を海面に位置させる。
【0004】また、特開昭55−114239号には、
図10及び図11に示すような海苔網乾湿装置を用いた
方法が開示されている。図において、51は海苔網張設
用の筏であって、複数の横棒材52及び複数の縦棒材5
3により構成されている。60は浮体部材であって、ボ
ス61と、ボス61に取り付けられた所定長さの脚64
と、この脚64の先端に取付けられた浮子66と、この
浮子66をボス61に対して回動させるための取手63
と、前記浮子66を上方位置(図10参照)又は下方位
置(図11参照)に位置決めするためのロープ67とよ
りなっている。そして、前記ボス61は、筏51の横棒
材52又は縦棒材53に回動自在に取付けられている。
海苔網を干出するにあたっては、図10において、浮体
部材60の取手63を時計回りに回転させ、浮子66を
図11の状態、即ち下方位置にする。この状態では、浮
子66には浮力と筏51の重力によって時計回りに回転
しようとする力が働くが、ロープ67によって回転が規
制され、位置決めされている。そして、海苔網を1周し
ながらこの作業を繰返し、海苔網全体を海面より浮上さ
せる。海苔網を再び海中に浸漬するにあたっては、前述
と逆の作業を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようする課題】これらの方法は、多数の
リングあるいは浮体部材を1つずつ作業するため、大変
な手間であり時間も掛かることになる。また作業に時間
が掛かるため、各海苔網の乾燥時間にバラツキが生じ、
部分的に乾燥過多となり、海苔芽が死んでしまうことも
あった。また、完全な手作業であるため、特に風や波の
ある時には相当な労力が必要となり、近年の海苔養殖者
の高齢化に伴い省力化が切望されているのが現状であっ
た。
【0006】本発明は、前記問題を解決するためになさ
れたもので、人手によらず、かつ短時間で海苔網を干出
及び浸漬することができる海苔網並びにその干出方法及
びその浸漬方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の請求項1に記載の海苔網は、一定間隔毎に配
設された支持手段と、前記支持手段の少なくとも両端部
を連結固定する連結手段と、からなる海苔網展張用の枠
体と、前記支持手段に回動自在に設けられた軸受と、前
記軸受に取り付けられた脚と、前記脚の先端に固定され
た浮子からなる浮体部材と、前記浮子を一方向に回動さ
せて、前記枠体と前記浮体部材との回動角度を制御し
て、前記枠体を海面上方で干出位置とし、他方向に回動
させて前記枠体を海水中に浸漬するように位置決めする
回動制御手段と、からなる海苔網であって、前記連結手
段が、ロープからなるものである。連結手段がロープか
らなっているため、上下の動きが拘束されず、後述する
水上走行体が、海苔網下を走行することが可能となり、
水上走行体で海苔網下を走行するだけで、海苔網の干出
及び浸漬を一連の作業として行うことが可能となる。ま
た、短時間で海苔網を干出及び浸漬することができ、海
苔網の乾燥時間のバラツキを無くし、海苔芽の乾燥過多
を防止することができる。
【0008】請求項2に記載の海苔網は、請求項1にお
いて、前記支持手段が、棒体であり、このため、海苔網
が縒れたりすることがなく、海苔網の張り具合を一定に
することができる。
【0009】請求項3に記載の海苔網の干出方法は、請
求項1又は2に記載の海苔網を、水上走行体によって海
水から干出する方法であって、前記水上走行体が、その
進行方向に沿って配設され、前端部が海面下に位置する
とともに中間部に向かって傾斜し、前記中間部が前記水
上走行体の上方で海面と略平行に位置し、前記中間部か
ら海面に向かって降下するガイド部と、前記水上走行体
の側方に突出して、前記海苔網に設けられた浮子を蹴上
げる蹴上げ部材とを備えてなり、前記水上走行体を、前
記海苔網の枠体を海面上方で干出位置となるように前記
浮子を回転させる方向に走行させ、前記枠体を前記ガイ
ド部に沿って海上に持ち上げ、前記浮子を前記蹴上げ部
材で蹴上げて、前記浮子を回転させつつ着水して前記枠
体を海面上方で干出位置とする。
【0010】請求項4に記載の海苔網の浸漬方法は、請
求項1又は2に記載の海苔網を、水上走行体によって海
水に浸漬する方法であって、前記水上走行体が、その進
行方向に沿って配設され、前端部が海面下に位置すると
ともに中間部に向かって傾斜し、前記中間部が前記水上
走行体の上方で海面と略平行に位置し、前記中間部から
海面に向かって降下するガイド部と、前記水上走行体の
側方に突出して、前記海苔網に設けられた浮子を蹴上げ
る蹴上げ部材とを備えてなり、前記水上走行体を、干出
位置にある前記海苔網の枠体下を前記枠体が海中に浸漬
位置となるように、前記海苔網に設けられた浮子を回転
させる方向から進行させて、前記枠体を前記ガイド部に
沿って持ち上げ、前記浮子を前記蹴上げ部材で蹴上げ、
前記浮子を回転させて前記枠体を海中に浸漬する。
【0011】これらの方法によると、水上走行体を海苔
網下を走行させるだけで海苔網を干出及び浸漬すること
ができるため、波や風の影響を受けることなく、大幅な
時間の短縮と労力の軽減が可能となる。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明を図面を参照しつつ説
明する。図1は、本発明に係る海苔網1の全体平面図で
ある。図1において、10は枠体であって、一定間隔毎
に配設された支持手段である複数本の支持棒11の両端
および中央部が連結手段12で固定されており、該連結
手段12の両端は枠綱13に固定されている。20は浮
体部材である。ここで、連結手段12は、ロープであ
る。これによって、後述する水上走行体30が、枠体1
0下を走行することができ、その進行にあわせて、枠体
10を上下することができる。
【0013】図2は、海苔網1が海中に浸漬している時
の浮体部材20の状態を示す図である。図2において、
浮体部材20は、軸受21に取付けられた脚22、23
と、これらを結ぶ脚24を有する三角形状のもので、脚
22の延長部には浮子25が固定されている。
【0014】図1及び図2において、枠体10の各支持
棒11の両端部には、浮体部材20の軸受21が回動自
在に嵌着されており、浮体部材20が固定された脚22
から突き出る脚23及び脚24の交点と隣合う軸受21
との間には、枠体10の海上から干出する上方位置及び
海中に浸漬する下方位置を制御するためのロープ26
(回動制御手段)が設けられている。このロープ26の
長さを調整することにより、海苔網1の海面からの浸漬
深さを任意に設定できる。ロープ26の固定位置は、前
記軸受21以外でも連結ロ一プ12の任意の位置に設定
できるが、その場合別に位置決め部材等が必要となるた
め、軸受21に固定することが好ましい。また、ロープ
26の長さを調整することで、前記浸漬深さの調整も容
易に行える。この回動制御手段26としては、ロープ以
外でも支持棒11に対する浮体部材20の回動角度を規
制できるものであれば適宜の方法が採用できる。そして
前記枠体10の上面には複数枚の網28が重ね合わせら
れた状態で、固定ロープ27より連結ロープ12に固定
されている。
【0015】図3において、30は水上走行体であっ
て、2本並列に設置されたガイド31と、前記水上走行
体30の後方において両側方に突出するように設けられ
た蹴上げ部材32とを備えている。ガイド31は、枠体
10を上昇させるためのものであり、海面下に位置する
前端部から上昇し、水上走行体30の上部ではほぼ水平
となり、後部は海面に向って下降する略円弧状となって
いる。このガイド31は、水上走行体30が枠体10を
くぐる際に干渉しないような高さを有するとともに、蹴
上げ部材32の真上Xにおける高さHは、延長部に浮子
25を備えた脚22の長さとほぼ同じに設定されてお
り、前記浮体部材20が吊り下げられた状態で、浮子2
5が蹴上げ部材32に当たる高さ関係となっている。更
に、Xより後部の高さは脚22の長さより短くなってい
る。
【0016】蹴上げ部材32は、海面付近に位置させる
のが好ましく、これによって浮体部材20を蹴上げた
後、スムースに海水に着水させることができる。そのた
め、水上走行体30のガイド部31に沿ってスムースに
海苔網を干出位置及び浸漬位置とできる。この蹴上げ部
材32は、例えば、フロートであって常時海面に浮かん
だ状態となっているものが例示できる。
【0017】次に、海苔網1の干出及び浸漬方法につい
て説明する。図4において枠体10は海中に浸漬した状
態となっている。この状態で、紙面左側より水上走行体
30が進行する。すると、水上走行体30のガイド31
に沿って枠体10の支持棒11が順次持上げられていく
(図5参照)。支持棒11が持上げられると、浮体部材
20は吊り下げられた状態となる。この状態で、浮子2
5は蹴上げ部材32によって蹴上げられ、浮体部材20
は、紙面上において反時計方向に回転し、図5に示すよ
うに、枠体10が上方位置となるように回転しながら蹴
上げ部材32を乗り越えて着水する。このとき、蹴上げ
部材32の真上より後部の水上走行体30のガイド31
の高さが脚22の長さより短いため、浮体部材20は反
動で下方位置側に逆回転することはない。
【0018】水上走行体30が、枠体10の下をくぐり
抜けると、全ての浮体部材20が連続的に上方位置とな
り、海苔網1は、図6に示すように、海面上に持ち上が
り、干出した状態となる。この状態で、浮体部材20は
浮子25の浮力及び枠体10の自重と、連結ロープ26
の張力により回動が規制され、上方位置に位置決めされ
ている。
【0019】海苔網1を海中に浸漬させる場合は、図6
において紙面右側より水上走行体30が進行する。する
と、同様に支持棒11が順次持上げられていき、浮体部
材20が吊り下げられ、浮子25は蹴上げ部材32によ
って蹴上げられる。すると、浮体部材20は紙面の時計
方向、即ち下方位置側に回転しながら蹴上げ部材32を
乗り越えて着水する。水上走行体30が枠体10をくぐ
ることにより、全ての浮体部材20は連続的に下方位置
となり、海苔網1は海中に浸漬した状態となる。
【0020】例えば、水上走行体30に漁船を使う場
合、作業が自動化されるため、浮体部材20の大型化及
び支持手段11の間隔を大きくすることが可能となる。
浮体部材20の軸受21から浮子25の端までの長さを
漁船の高さに見合った1.2〜1.8mとし、支持部材
11の間隔を3.0〜4.2mとすることができる。
【0021】以上説明した本発明に係る実施形態による
と、枠体10の寸法が25m×7m、浮体部材20が1
4個、連結ロープ26の長さが3m、浮子25が設けら
れている脚22の長さが1.7mの海苔網1を50台、
海上に持上げるのに1人で作業して20分かかった。そ
れに対して、従来のU字枠方式では、同量の海苔網を持
上げるのに2人で作業して60分かかる。すなわち、半
分の人手でかつ1/3の時間となり、作業時間を大幅に
短縮することができた。
【0022】なお、実施の形態は前述したものに限定さ
れることなく、次のように変更して実施してもよい。例
えば、水上走行体30としては漁船に限らず、水上を走
行できるものであれば良い。
【0023】
【発明の効果】本発明の海苔網は、連結手段がロープか
らなっているため、上下の動きが拘束されないため、水
上走行体が、海苔網下を走行することが可能となり、水
上走行体で海苔網下を走行するだけで、海苔網の干出及
び浸漬を一連の作業として行うことが可能となる。ま
た、短時間で海苔網を干出及び浸漬することができ、海
苔網の乾燥時間のバラツキを無くし、海苔芽の乾燥過多
を防止することができる。
【0024】また、本発明の海苔網の干出及び浸漬方法
によれば、水上走行体で枠体をくぐるという非常に簡単
な方法で海苔網を海上に持上げたり、海中に浸漬させた
りできる。そのため、従来多数の部材を1つずつ作業し
ていたのと比べ、作業時間を大幅に短縮できる。また、
多数の海苔網を短時間で浸漬できるので、乾燥時間のバ
ラツキも無くなるとともに、海苔芽が乾燥過多になるの
を防ぐことができる。また、人手によらないため、波や
風の影響も無く、大幅な省力化が可能となるとともに、
海苔網の大型化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る海苔網の全体平面図を示す図であ
る。
【図2】本発明に係る海苔網が海中に浸漬している場合
における浮体部材の状態を示す図である。
【図3】本発明に係る海苔網の干出及び浸漬時に使用さ
れる水上走行体を示す図である。
【図4】本発明に係る海苔網が海中に浸漬している場合
の正面図である。
【図5】本発明に係る海苔網を干出する時の水上走行体
と海苔網の位置関係を示す図である。
【図6】本発明に係る海苔網の海上の干出位置における
浮体部材の状態を示す図である。
【図7】従来の海苔網の一例を示す図である。
【図8】図7における海苔網が海中に浸漬している状態
を示す図である。
【図9】図7における海苔網が海上に干出している状態
を示す図である。
【図10】従来の海苔網の他の例を示し、海苔網が海中
に浸漬している状態を示す図である。
【図11】従来の海苔網の他の例を示し、海苔網が海上
に干出している状態を示す図である。
【符号の説明】
10 枠体 11 支持棒 12 連結手段 13 枠綱 20 浮体部材 21 軸受 22,23,24 脚 25 浮子 26 ロープ 30 水上走行体 31 ガイド部 32 蹴上げ部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定間隔毎に配設された支持手段と、前
    記支持手段の少なくとも両端部を連結固定する連結手段
    と、からなる海苔網展張用の枠体と、 前記支持手段に回動自在に設けられた軸受と、前記軸受
    に取り付けられた脚と、前記脚の先端に固定された浮子
    からなる浮体部材と、 前記浮子を一方向に回動させて、前記枠体と前記浮体部
    材との回動角度を制御して、前記枠体を海面上方で干出
    位置とし、他方向に回動させて前記枠体を海水中に浸漬
    するように位置決めする回動制御手段と、からなる海苔
    網であって、 前記連結手段が、ロープからなる海苔網。
  2. 【請求項2】 前記支持手段が、棒体である請求項1に
    記載の海苔網。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の海苔網を、水上
    走行体によって海水から干出する方法であって、 前記水上走行体が、その進行方向に沿って配設され、前
    端部が海面下に位置するとともに中間部に向かって傾斜
    し、前記中間部が前記水上走行体の上方で海面と略平行
    に位置し、前記中間部から海面に向かって降下するガイ
    ド部と、前記水上走行体の側方に突出して、前記海苔網
    に設けられた浮子を蹴上げる蹴上げ部材とを備えてな
    り、 前記水上走行体を、前記海苔網の枠体を海面上方で干出
    位置となるように前記浮子を回転させる方向に走行さ
    せ、前記枠体を前記ガイド部に沿って海上に持ち上げ、
    前記浮子を前記蹴上げ部材で蹴上げて、前記浮子を回転
    させつつ着水して前記枠体を海面上方で干出位置とする
    海苔網の干出方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の海苔網を、水上
    走行体によって海水に浸漬する方法であって、 前記水上走行体が、その進行方向に沿って配設され、前
    端部が海面下に位置するとともに中間部に向かって傾斜
    し、前記中間部が前記水上走行体の上方で海面と略平行
    に位置し、前記中間部から海面に向かって降下するガイ
    ド部と、前記水上走行体の側方に突出して、前記海苔網
    に設けられた浮子を蹴上げる蹴上げ部材とを備えてな
    り、 前記水上走行体を、干出位置にある前記海苔網の枠体下
    を前記枠体が海中に浸漬位置となるように、前記海苔網
    に設けられた浮子を回転させる方向から進行させて、前
    記枠体を前記ガイド部に沿って持ち上げ、前記浮子を前
    記蹴上げ部材で蹴上げ、前記浮子を回転させて前記枠体
    を海中に浸漬する海苔網の浸漬方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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