JP2001298532A - 携帯型電話機および充電システム - Google Patents

携帯型電話機および充電システム

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JP2001298532A
JP2001298532A JP2000109879A JP2000109879A JP2001298532A JP 2001298532 A JP2001298532 A JP 2001298532A JP 2000109879 A JP2000109879 A JP 2000109879A JP 2000109879 A JP2000109879 A JP 2000109879A JP 2001298532 A JP2001298532 A JP 2001298532A
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charging
charge
counting
amount
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Shigeo Yokota
茂夫 横田
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費に見合った適切な充電を行って、過充電
を効果的に防止し、効率よく二次電池を充電する。 【解決手段】 CPU5の通話カウンタCT1は、通話
中には通話時間の電力消費に見合った速度で、待機中に
は待機時間の電力消費に見合った速度でカウントし、カ
ウント値をメモリ部8のRAM8b内の通話レジスタR
G1に累積的に格納する。充電カウンタCT2は、充電
中には充電時間をその電力蓄積に見合った速度でカウン
トし、カウント値をRAM8b内の充電レジスタRG2
に累積的に格納する。充電時には、通話レジスタRG1
の値を差し引いた充電レジスタRG2の値がフル充電を
示す値未満の間は通常の定電流により二次電池9を充電
し、フル充電に達すると、電流制御回路11を制御して
トリクル充電に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、二次電池を電源
とする電子装置における充電システムに係り、特にいわ
ゆる携帯電話およびコードレス電話機の子機のような二
次電池を内蔵した携帯型電話機に好適な充電システムお
よびそれらの携帯型電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる携帯電話においては、通常の場
合、電源として二次電池を用いている。二次電池は、充
電により繰り返し使用することが可能な電池であり、リ
チウムイオン電池、ニッケル水素電池およびニッケルカ
ドミウム電池等が広く用いられている。二次電池は、携
帯電話に限らず、他の携帯型の電話機、例えばいわゆる
コードレス電話機の子機、にも用いられる他、多くの電
子装置に用いられている。
【0003】この種の二次電池の充電にあたっては、一
般に、充電器等により一定の充電電流を二次電池に供給
している。図6は、このような二次電池を充電する充電
システムを適用した従来の携帯型電話機の構成を例示す
る図である。この充電システムは、携帯型電話機の内蔵
二次電池を充電するためのものである。
【0004】図6に示す充電システムは、送受信回路1
01と、音声処理部102と、スピーカ103と、マイ
クロフォン104と、CPU(中央処理部)105と、
操作部106と、表示部107と、メモリ部108と、
二次電池109と、充電検出回路110と、充電電源1
20とを有している。ここで、送受信回路101、音声
処理部102、スピーカ103、マイクロフォン10
4、CPU105、操作部106、表示部107、メモ
リ部108、二次電池109および充電検出回路110
は、通常の使用状態で携帯電話として使用される携帯機
に設けられており、充電電源120は、充電台等の充電
器に設けられている。
【0005】二次電池109は、携帯機の各部の動作電
力を供給する電源として用いられる。充電検出回路11
0は、携帯機が充電台に装填されるなどして、充電電源
120が接続され、二次電池109に対する充電電流I
sが供給されていることを検出する。充電検出回路11
0は、充電状態にあることを検出するとその旨をCPU
105に通知する。
【0006】充電電源120は、充電台に内蔵され、携
帯機の二次電池109に充電電流Isを供給する。従来
より、この充電電流Isとしては、定電流を用いてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の充電システムは、図6に示す充電電源120から、常
に一定の定電流Isを流して、二次電池109を充電す
るようにしていた。このようなシステムは、安価に構成
することができるが、二次電池109の充電状態にかか
わらず一定の電流を供給する。このため最終的には、フ
ル充電状態となっても二次電池109に充電電流を流し
続け、二次電池109が過充電されてしまうおそれがあ
る。過充電されると二次電池109に悪影響を及ぼし、
二次電池109の寿命を短くする。しかも、フル充電状
態となっても電流を流し続けるので、電気エネルギーを
無駄に消費することになる。
【0008】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、消費に見合った適切な充電を行って、過充電
を効果的に防止し、効率よく二次電池を充電し得る充電
システムおよび携帯型電話機を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点による携帯型電話機は、電話
の機能を達成する電話機能回路と、前記電話機能回路の
電源として用いられる充電可能な二次電池と、前記二次
電池の消費量を特定するためのカウント動作を行うカウ
ント手段と、外部充電器に接続され前記二次電池に充電
電流を供給する電流供給手段と、前記カウント手段のカ
ウント値に基づいて、前記電流供給手段から前記二次電
池に供給する充電電流を制御する充電制御手段と、を具
備することを特徴とする。
【0010】この発明によれば、電話機能回路の電源と
して用いられる二次電池の消費量を特定するためのカウ
ント動作を行うカウント手段のカウント値に基づいて、
電流供給手段から二次電池に供給する充電電流を制御す
ることができる。これにより、消費に見合った適切な充
電を行うことができ、過電流を防止して、効率よく二次
電池を充電することができる。
【0011】ここで、前記カウント手段は、前記電話機
能回路が通話中には通話時間を第1の速度でカウント
し、前記電話機能回路が待機中には待機時間を前記第1
の速度よりも遅い第2の速度でカウントすることが望ま
しい。これにより、カウント手段は、電力消費に見合っ
た速度でカウント動作を行い、二次電池の消耗にカウン
ト値が比例するようにすることができる。
【0012】この発明の第2の観点による携帯型電話機
は、電話の機能を達成する電話機能回路と、前記電話機
能回路の電源として用いられる充電可能な二次電池と、
前記二次電池の消費量を特定するためのカウント動作を
行う第1のカウント手段と、前記二次電池の充電量を特
定するためのカウント動作を行う第2のカウント手段
と、外部充電器に接続され前記二次電池に充電電流を供
給する電流供給手段と、前記第1および第2のカウント
手段のカウント値に基づき、前記電流供給手段から前記
二次電池に供給される充電電流を制御する充電制御手段
と、を具備することを特徴とする。
【0013】この発明によれば、二次電池の消費量を特
定するためのカウント動作を行う第1のカウント手段の
カウント値と、二次電池の充電量を特定するためのカウ
ント動作を行う第2のカウント手段のカウント値とに基
づいて、二次電池に供給される充電電流を制御すること
ができる。これにより、二次電池の消費量と充電量に見
合った適切な充電を行うことができ、過電流を防止し
て、効率よく二次電池を充電することができる。
【0014】前記第1のカウント手段は、前記電話機能
回路が通話中には通話時間を第1の速度でカウントし、
前記電話機能回路が待機中には待機時間を前記第1の速
度よりも遅い第2の速度でカウントすることが望まし
い。また、前記第2のカウント手段は、前記二次電池の
充電時間を、電力の蓄積量に見合った速度でカウントす
ることが望ましい。
【0015】前記充電制御手段は、前記第1および第2
のカウント手段のカウント値に基づき、前記二次電池の
充電量がフル充電に達したか否かを判別(推定)し、フ
ル充電に達したと判定(推定)するまでは、前記電流供
給手段から前記二次電池に通常充電にて充電電流を供給
させ、前記二次電池の充電量がフル充電に達したと判定
(推定)すると、前記電流供給手段から前記二次電池に
供給する充電電流の電流量を制限してトリクル充電を行
わせてもよい。
【0016】この発明の第3の観点による充電システム
は、電子装置の電源として用いられる充電可能な二次電
池と、前記電子装置における前記二次電池の消費量を特
定するためのカウント動作を行うカウント手段と、前記
電子装置の前記二次電池に充電電流を供給する電流供給
手段と、前記カウント手段のカウント値に基づいて、前
記電流供給手段から前記二次電池に供給する充電電流を
制御する充電制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0017】この発明によれば、二次電池の消費量を特
定するためのカウント動作を行うカウント手段のカウン
ト値に基づいて、二次電池に供給される充電電流を制御
することができる。これにより、二次電池の消費量に見
合った適切な充電を行うことができ、過電流を防止し
て、効率よく二次電池を充電することができる。
【0018】前記カウント手段は、前記電子装置の動作
状態に基づいてカウント動作の速度を変更することが望
ましい。
【0019】また、この発明の第4の観点による充電シ
ステムは、電子装置の電源として用いられる充電可能な
二次電池と、前記電子装置における前記二次電池の消費
量を特定するためのカウント動作を行う第1のカウント
手段と、前記電子装置における前記二次電池の充電量を
特定するためのカウント動作を行う第2のカウント手段
と、前記電子装置の前記二次電池に充電電流を供給する
電流供給手段と、前記第1および第2のカウント手段の
カウント値に基づき、前記電流供給手段から前記二次電
池に供給される充電電流を制御する充電制御手段と、を
具備することを特徴とする。
【0020】この発明によれば、二次電池の消費量を特
定するためのカウント動作を行う第1のカウント手段の
カウント値と、二次電池の充電量を特定するためのカウ
ント動作を行う第2のカウント手段のカウント値とに基
づいて、二次電池に供給される充電電流を制御すること
ができる。これにより、二次電池の消費量と充電量に見
合った適切な充電を行うことができ、過電流を防止し
て、効率よく二次電池を充電することができる。
【0021】前記第1のカウント手段は、前記電子装置
の動作状態に基づいてカウント動作の速度を変更するこ
とが望ましい。また、前記第2のカウント手段は、前記
二次電池の充電時間を、電力の蓄積量に見合った速度で
カウントすることが望ましい。
【0022】前記充電制御手段は、前記第1および第2
のカウント手段のカウント値に基づき、前記二次電池の
充電量がフル充電に達したか否かを判別し、フル充電に
達したと判別するまでは、前記電流供給手段から前記二
次電池に通常充電にて充電電流を供給させ、前記二次電
池の充電量がフル充電に達したと判別すると、前記電流
供給手段から前記二次電池に供給する充電電流の電流量
を制限してトリクル充電を行わせることが望ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係る携帯型電話機としての携帯電話に
適用した充電システムを説明する。
【0024】図1は、この発明の携帯電話における充電
システムの構成を模式的に示している。図示するよう
に、この充電システムは、送受信回路1と、音声処理部
2と、スピーカ3と、マイクロフォン4と、CPU(中
央処理部)5と、操作部6と、表示部7と、メモリ部8
と、二次電池9と、充電検出回路10と、電流制御回路
11と、充電電源20とを有している。ここで、送受信
回路1、音声処理部2、スピーカ3、マイクロフォン
4、CPU5、操作部6、表示部7、メモリ部8、二次
電池9、充電検出回路10および電流制御回路11は、
通常の使用状態で携帯電話として使用される携帯機に設
けられており、充電電源20は、充電器例えば充電台に
設けられている。
【0025】送受信回路1は、アンテナを介して基地局
へ信号を送信し、基地局から信号を受信することにより
通信を行うためのものである。この送受信回路1は、C
PU5との間で信号を送受信しており、CPU5から与
えられる信号に基づいて基地局への送信を行い、基地局
からの受信信号に基づいてCPU5に信号を供給する。
音声処理部2は、通話時に電話の音声信号を処理する部
分である。音声処理部2は、CPU5を介して与えられ
る信号に基づいてスピーカ3から受話信号等の音声信号
を出力し、マイクロフォン4で検出される音声信号に基
づいて送話信号等をCPU5に供給する。
【0026】CPU5は、例えばマイクロプロセッサを
用いて構成され、この電話機の各部および全体の動作を
制御する。また、CPU5は、通話時等における二次電
池9の消費を監視して消費量情報を得る(推定する)た
めのカウント動作を行う通話カウンタCT1を実質的に
含んでいる。通話カウンタCT1は、例えばCPU5に
おけるプログラムの実行により達成され、通話中には通
話時間をその電力消費に見合った速度でカウントし、待
機中には待機時間をその電力消費に見合った速度でカウ
ントする。すなわち、通話カウンタCT1は、通話中
は、通話動作による二次電池9の消耗にカウント値が比
例するように、所定周期のクロックをカウントする。ま
た、通話カウンタCT1は、待機中は、待機動作による
二次電池9の消耗にカウント値が比例するように、通話
中よりも長い所定周期のクロックをカウントする。この
通話カウンタCT1のカウント値は、後述するメモリ部
8のRAM8bに設けられた通話レジスタRG1に累積
的に格納される。なお、これら以外にも二次電池9の電
力を消費する動作があれば、その動作時に、消費量に対
応する速度で通話カウンタCT1をカウントさせ、カウ
ント値を通話レジスタRG1に累積させる。
【0027】さらに、CPU5は、充電時等における二
次電池9の充電を監視して充電量情報を得る(推定す
る)ためのカウント動作を行う充電カウンタCT2を実
質的に含んでいる。充電カウンタCT2は、例えばCP
U5におけるプログラムの実行により達成され、充電中
には充電時間を、電力の蓄積量に見合った速度でカウン
トする。すなわち、充電カウンタCT2は、充電中は、
充電動作による二次電池9の充電にカウント値が比例
し、且つ通話カウンタCT1のカウントに対応するよう
に、所定周期のクロックをカウントする。この充電カウ
ンタCT2のカウント値は、後述するメモリ部8のRA
M8bに設けられた充電レジスタRG2に累積的に格納
される。
【0028】通話レジスタRG1の値を充電レジスタR
G2の値から差し引いた量が、二次電池9に残っている
容量にほぼ対応する。充電時には、CPU5は、この値
を充電レジスタRG2にセットし、これがフル充電を示
す値未満の間は通常の定電流により二次電池9を充電
し、フル充電に達すると、電流制御回路11を制御して
充電電流の電流量を制限し、トリクル充電に移行する。
なお、CPU5は、フル充電検出時に通話レジスタRG
1の値をクリアし、二次電池9の交換時または完全放電
時に充電レジスタRG2の値をクリアする。
【0029】操作部6は、ダイヤルキーボードおよび各
種ファンクションキー等を有し、CPU5に、所要の情
報を入力するために用いられる。表示部7は、例えば液
晶ディスプレイ(LCD)等を用いて構成され、CPU
5による各種動作状態、操作部6による各種操作状態お
よび各種設定情報等を、CPU5の動作および操作部6
による操作に関連して表示する。
【0030】メモリ部8は、ROM(リードオンリメモ
リ)8a、RAM(ランダムアクセスメモリ)8bおよ
びEEPROM(電気的消去可能プログラマブルリード
オンリメモリ)8c等を有している。ROM8aは、C
PU5に正しい動作を実行させるためのファームウェア
のプログラム情報、各種初期値、その他の固定的な情報
を格納する。
【0031】また、RAM8bは、CPU5の処理に伴
って生じる中間データ、その他の変動する各種データを
格納する。上述した通話レジスタRG1および充電レジ
スタRG2も、RAM8b内に構築される。EEPRO
M8cは、電話帳等の各種ID情報を格納する。
【0032】二次電池9は、携帯機の各部の動作電力を
供給する電源として用いられる。充電検出回路10は、
携帯機が充電台に装填されるなどして、充電電源20が
接続され、二次電池9に対する充電が実行されているこ
とを検出する。充電検出回路10は、充電状態にあるこ
とを検出するとその旨をCPU5に通知する。電流制御
回路11は、CPU5の制御に応答し、充電時における
二次電池9に対する充電電流を制御して、通常充電とト
リクル充電とに選択的に切り換える。
【0033】次に、図1のように構成された携帯電話に
おける充電システムの動作を説明する。まず、図2は、
初期充電時の動作の流れを示している。これは、工場出
荷直後等の初期状態で、二次電池が充電されておらず空
の状態から充電する場合を示している。
【0034】この時は、メモリ部8のRAM8bの充電
レジスタRG2の格納値は、“0”であり、CPU5
は、充電レジスタRG2がフル充電に対応する値に達す
るまで、通常充電で充電する(ステップS11)。充電
レジスタRG2がフル充電に達すると、電流制御回路1
1を制御して充電電流の電流量を制限し、トリクル充電
に切り替える(ステップS12)。
【0035】図3は、通話時の動作の流れを示してい
る。充電検出回路10の検出により充電台から外された
状態(いわゆるオフクレードル状態)が認識されて、操
作部6の通話ボタンまたはハンズフリーボタンなどが押
されたときに、CPU5は通話状態と判定する。この
時、CPU5は、通話カウンタCT1により通話時間を
カウント(速いカウント)し、逐次カウント値を通話レ
ジスタRG1に格納して更新する(ステップS21)。
操作部6の「切」ボタンの押下時または充電台への装填
時(充電検出回路10の検出)により、通話カウンタC
T1によるカウントを終了し、通話レジスタRG1の格
納値を保持させる(ステップS22)。
【0036】図4は、待機時の動作の流れを示してい
る。充電検出回路10の検出により充電台から外された
状態(いわゆるオフクレードル状態)が認識されて、操
作部6の通話ボタンまたはハンズフリーボタンなどが押
されていないときに、CPU5は待機状態と判定する。
この時、CPU5は、通話カウンタCT1により、通話
時よりも遅い速度で、待機時間のカウントを実行し、逐
次カウント値を通話レジスタRG1に格納して更新する
(ステップS31)。
【0037】そして、図5は、通常充電時の動作の流れ
を示している。充電検出回路10の検出により充電台に
装填された状態(いわゆるオンクレードル状態)が認識
されると、CPU5は充電状態と判定する。この時、C
PU5は、その時点での通話レジスタRG1の累積値を
充電レジスタRG2の保持値から差し引く(ステップS
41)。この後、充電カウンタCT2がカウントを行い
ながら通常充電を実行し、充電レジスタRG2がフル充
電に達するまで通常充電で充電する(ステップS4
2)。CPU5は、充電レジスタRG2がフル充電に達
した時点で、電流制御回路11を制御して充電電流の電
流量を制限し、トリクル充電に切り替える(ステップS
43)。なお、通話レジスタRG1は、フル充電を検出
した時点または充電レジスタRG2からの減算処理を行
った時点で、クリアしておく。
【0038】したがって、通話レジスタRG1を差し引
いても、充電レジスタRG2がフル充電となっている状
態で充電台にのせたときは、最初からトリクル充電を行
うことになる。このようにして、過充電を効果的に防止
することができ、二次電池の寿命を最大限引き出すこと
ができる。また、充電時には、必要な充電電流のみを流
すので、省エネルギーにも寄与する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、消費に見合った適切な充電を行って、過充電を効果
的に防止し、効率よく二次電池を充電し得る充電システ
ムおよび携帯型電話機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る充電システムを適
用した携帯型電話機の構成を模式的に示すブロック図で
ある。
【図2】携帯機における初期充電時の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】携帯機における通話時の動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】携帯機における待機時の動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】携帯機における通常充電時の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】従来の充電システムの一例を示す携帯型電話機
の構成を模式的に示すブロック図である。
【符号の説明】
1、101 送受信回路 2、102 音声処理部 3、103 スピーカ 4、104 マイクロフォン 5、105 CPU(中央処理部) 6、106 操作部 7、107 表示部 8、108 メモリ部 8a、108a ROM(リードオンリメモリ) 8b、108b RAM(ランダムアクセスメモリ) 8c、108c EEPROM(電気的消去可能プロ
グラマブルリードオンリメモリ) 9、109 二次電池 10、110 充電検出回路 11 電流制御回路 20、120 充電電源 CT1 通話カウンタ CT2 充電カウンタ RG1 通話レジスタ RG2 充電レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04B 7/26 Y Fターム(参考) 5G003 AA01 BA01 CA06 CC02 DA04 EA05 GC04 GC05 5H030 AA03 AS14 BB01 DD20 FF41 FF51 FF52 5K027 AA11 BB04 EE01 EE11 GG04 GG08 5K067 BB02 EE02 HH21 KK06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話の機能を達成する電話機能回路と、 前記電話機能回路の電源として用いられる充電可能な二
    次電池と、 前記二次電池の消費量を特定するためのカウント動作を
    行うカウント手段と、 外部充電器に接続され前記二次電池に充電電流を供給す
    る電流供給手段と、 前記カウント手段のカウント値に基づいて、前記電流供
    給手段から前記二次電池に供給する充電電流を制御する
    充電制御手段と、を具備することを特徴とする携帯型電
    話機。
  2. 【請求項2】前記カウント手段は、前記電話機能回路が
    通話中には通話時間を第1の速度でカウントし、前記電
    話機能回路が待機中には待機時間を前記第1の速度より
    も遅い第2の速度でカウントする、 ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型電話機。
  3. 【請求項3】電話の機能を達成する電話機能回路と、 前記電話機能回路の電源として用いられる充電可能な二
    次電池と、 前記二次電池の消費量を特定するためのカウント動作を
    行う第1のカウント手段と、 前記二次電池の充電量を特定するためのカウント動作を
    行う第2のカウント手段と、 外部充電器に接続され前記二次電池に充電電流を供給す
    る電流供給手段と、 前記第1および第2のカウント手段のカウント値に基づ
    き、前記電流供給手段から前記二次電池に供給される充
    電電流を制御する充電制御手段と、を具備することを特
    徴とする携帯型電話機。
  4. 【請求項4】前記第1のカウント手段は、前記電話機能
    回路が通話中には通話時間を第1の速度でカウントし、
    前記電話機能回路が待機中には待機時間を前記第1の速
    度よりも遅い第2の速度でカウントする、 ことを特徴とする請求項3に記載の携帯型電話機。
  5. 【請求項5】前記第2のカウント手段は、前記二次電池
    の充電時間を、電力の蓄積量に見合った速度でカウント
    する、 ことを特徴とする請求項3または4に記載の携帯型電話
    機。
  6. 【請求項6】前記充電制御手段は、前記第1および第2
    のカウント手段のカウント値に基づき、前記二次電池の
    充電量がフル充電に達したか否かを判別し、フル充電に
    達したと判定するまでは、前記電流供給手段から前記二
    次電池に通常充電にて充電電流を供給させ、前記二次電
    池の充電量がフル充電に達したと判別すると、前記電流
    供給手段から前記二次電池に供給する充電電流の電流量
    を制限してトリクル充電を行わせる、 ことを特徴とする請求項3、4または5に記載の携帯型
    電話機。
  7. 【請求項7】電子装置の電源として用いられる充電可能
    な二次電池と、 前記電子装置における前記二次電池の消費量を特定する
    ためのカウント動作を行うカウント手段と、 前記電子装置の前記二次電池に充電電流を供給する電流
    供給手段と、 前記カウント手段のカウント値に基づいて、前記電流供
    給手段から前記二次電池に供給する充電電流を制御する
    充電制御手段と、を具備することを特徴とする充電シス
    テム。
  8. 【請求項8】前記カウント手段は、前記電子装置の動作
    状態に基づいてカウント動作の速度を変更する、 ことを特徴とする請求項7に記載の充電システム。
  9. 【請求項9】電子装置の電源として用いられる充電可能
    な二次電池と、 前記電子装置における前記二次電池の消費量を特定する
    ためのカウント動作を行う第1のカウント手段と、 前記電子装置における前記二次電池の充電量を特定する
    ためのカウント動作を行う第2のカウント手段と、 前記電子装置の前記二次電池に充電電流を供給する電流
    供給手段と、 前記第1および第2のカウント手段のカウント値に基づ
    き、前記電流供給手段から前記二次電池に供給される充
    電電流を制御する充電制御手段と、を具備することを特
    徴とする充電システム。
  10. 【請求項10】前記第1のカウント手段は、前記電子装
    置の動作状態に基づいてカウント動作の速度を変更す
    る、 ことを特徴とする請求項9に記載の充電システム。
  11. 【請求項11】前記第2のカウント手段は、前記二次電
    池の充電時間を、電力の蓄積量に見合った速度でカウン
    トする、 ことを特徴とする請求項9または10に記載の充電シス
    テム。
  12. 【請求項12】前記充電制御手段は、前記第1および第
    2のカウント手段のカウント値に基づき、前記二次電池
    の充電量がフル充電に達したか否かを判別し、フル充電
    に達したと判別するまでは、前記電流供給手段から前記
    二次電池に通常充電にて充電電流を供給させ、前記二次
    電池の充電量がフル充電に達したと判別すると、前記電
    流供給手段から前記二次電池に供給する充電電流の電流
    量を制限してトリクル充電を行わせる、 ことを特徴とする請求項9、10または11に記載の充
    電システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013056775A (ja) * 2012-12-13 2013-03-28 Tadano Ltd 作業機の油圧供給装置
JP2013118768A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子機器および画像形成装置

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