JP2001298281A - 電子機器用筐体の取付け具 - Google Patents

電子機器用筐体の取付け具

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JP2001298281A JP2000109892A JP2000109892A JP2001298281A JP 2001298281 A JP2001298281 A JP 2001298281A JP 2000109892 A JP2000109892 A JP 2000109892A JP 2000109892 A JP2000109892 A JP 2000109892A JP 2001298281 A JP2001298281 A JP 2001298281A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道具を用いることなく筐体に取付け具を容易
に取付けることができ、取付け具に関連して筐体間の結
合具の使用を容易にする。 【解決手段】 ラックの筐体支持支柱14に電子機器用筐
体2を取付けるように筐体の両側に設けられ、筐体の前
面を含む面に沿うように外側方へ突出した筐体支持支柱
に対する取付け部13を有する取付け具1を、筐体に対し
て筐体前後方向のあり11とあり溝21の嵌合により着脱可
能とした。筐体側と前記取付具との接触部分の一方に凹
部25を設け、他方に前記凹部に嵌合する凸部12を設け、
その嵌合状態で筐体と取付具とのあり溝方向の相対移動
を係止する。結合具を介して横並びに結合された複数の
電子機器用筐体の両端に設けられた取付け具であって、
取付け具と結合具が同じ寸法の同じあり又はあり溝を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばチューナ装
置やアンプ装置のような放送用電子機器等の筐体をラッ
クに取付けるための取付け具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の筐体は、ラックに装着さ
れて使用されることが多い。この種のラックには、例え
ば、世界的に利用度の高いラックの規格(米国電子工業
会)EIA−310がある。これには両側に立てられた
2本の支柱に、前後方向に貫通した取付孔が、所定のピ
ッチで、あるいは上下2個の孔が所定のピッチで、上下
方向に多数設けられており、その取付孔と筐体に設けて
ある取り付け部を使用して筐体が、前面パネルを前側に
位置するように所望の上下配列で幾つも取り付けられ
る。これにより、例えば多数の電子機器の操作がしやす
くなり、外観も良くなる。このようにラックに筐体を取
り付けるには筐体側に取付け部が必要であり、従来の取
付け部は、筐体の前面パネルや側面パネルなど筐体と一
体に形成されたり、筐体の側面に取付具をねじ止めする
ことにより設けられている。
【0003】また、ラックの筐体取付け幅の半分の幅の
ハーフラックサイズの筐体では、幅寸法が不足するの
で、筐体の一方の側面に前面パネルを延長させたような
延長パネルをねじで取付け、これに取付け具をねじで固
定し、筐体の他方の面には直接取付け具をねじで固定す
る構成となっている。これとは別に、2個の筐体をつな
ぎ合わせてラックに装着することが考えられる。この場
合は、筐体をつなぎ合わせるための結合具が必要で、板
状部材によって夫々の筐体底部へねじ止めすることでつ
なぎ合わせることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】取付け具が筐体と一体
に形成されていると、機器の単体使用時に取付け具が邪
魔になる。また、取付け具がねじ止めによって取付けら
れていると、不要時に取り外すことは可能であるが、道
具は必要で手間が掛かる。機器の製造時に取付け具を筐
体に取付けないで付属品としておく場合は、取付け具が
不要な時に取外す手間は掛からないが、必要時には筐体
へ取付け具を取付ける手間が掛かり、道具が必要であ
る。つまり、ラック取付け具は機器用筐体をラックに取
付けるときは必要であるが、機器を単体で使用するとき
は不要である。従って、ラックに取付けられないで機器
単体での使用が想定される場合においては、取付け具の
機器筐体への着脱が容易であることが、利便性を高くす
る点で重要である。
【0005】また、ハーフラックサイズの機器筐体では
機器製造時にラックの配置、継ぎ合わせる機器筐体が決
まらないため、取付け具を筐体と一体に形成することは
できない。取付け具を予め筐体に取付けておくことも無
駄が多い。そのためラック取付け時に適宜取付け具、結
合具を筐体に取付ける必要があるが、ねじ止めによる取
付では道具が必要で手間が掛かる問題がある。本発明
は、道具を用いることなく容易に筐体に取付けることが
できる取付け具を提供し、また、その取付け具に関連し
て結合具の使用を容易にすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、所定間
隔で左右両側に配置された筐体支持支柱に電子機器用筐
体を取付けるように前記筐体の両側に設けられ、前記筐
体の前面に略沿うように外側方へ突出した前記筐体支持
支柱に対する取付け部を有する電子機器用筐体の取付け
具において、その取付け具を前記筐体に対して筐体前後
方向のありとあり溝の嵌合により着脱可能としたことを
特徴とする(請求項1)。筐体に設置されている機器
は、幾つかをラックに設置して使用される場合と、単体
で使用される場合とがある。機器筐体のラックへの取付
けにおいて、ありとあり溝を嵌合させて、筐体にラック
の支柱に取付ける取付け具を容易に取付けることができ
る。取付け具を設けてある筐体が単体で使用されるとき
は、取付け具が邪魔になるが、この取付け具はありとあ
り溝嵌合であるから、不要時に容易に取り外して使用す
ることができる。
【0007】前記手段において、前記筐体側と前記取付
具との接触部分の一方に凹部を設け、他方に前記凹部に
嵌合する凸部を設け、前記凸部と凹部の一方を弾性的に
後退可能に設け、その嵌合状態で前記筐体と前記取付具
との前記あり溝方向の相対移動を係止する構成を特徴と
する(請求項2)。この構成では、筐体と取付具との固
定を、ねじ等の別部材による固定手段を用いないで、双
方の部材に設けた凹部と凸部とで固定できる。この固定
状態は、凸部又は凹部を後退させることにより解除され
る。
【0008】前記手段において、前記筐体側の前記あり
又はあり溝を筐体とは別の部材で形成して前記筐体の側
壁に対し着脱可能とした構成を特徴とする(請求項
3)。この構成では、取付け具を備えていない単なる筐
体の側壁にあり又はあり溝を備えた部材を取付けること
により、筐体があり溝を有するものになるから、単なる
筐体を容易にラックに取付けることができるようにする
ことが可能となる。
【0009】請求項1、又は請求項2に記載の電子機器
用筐体の取付け具において、前記筐体側の前記あり又は
あり溝を有する部材によって前記筐体の側壁を構成した
ことを特徴とする(請求項4)。この構成では、取付け
具を備えていない単なる筐体の側壁に代えて部材を設け
ることにより、筐体があり溝を有するものになるから、
取付け具をあり溝嵌合により取付けることができ、ラッ
クに装着できるようになると共に側壁とあり又はあり溝
を有する部材とを一体にできるから、部品点数を低減で
きる。
【0010】また別の、本発明の手段は、所定間隔で左
右両側に配置された筐体支持支柱に、結合具を介して横
並びに結合された複数の電子機器用筐体を取付けるよう
に前記複数の筐体の両端に設けられ、前記筐体の前面に
略沿うように外側方へ突出した前記筐体支持支柱に対す
る取付け部を有する電子機器用筐体の取付け具におい
て、その取付け具を前記筐体に対して筐体前後方向のあ
りとあり溝の嵌合により結合し、前記結合具を筐体前後
方向のありとあり溝の嵌合による結合構造とし、前記取
付け具と前期結合具が同じ寸法の同じあり又はあり溝を
備えていることを特徴とする(請求項5)。この手段で
は、ありとあり溝の嵌合による取付け具及び結合具であ
るから、筐体同士の結合が容易であり、ラックへの取付
けも容易である。また、取付け具と結合具とのあり又は
あり溝が同じであるから、横並び状態の筐体の位置を入
れ替えても、筐体の結合およびラックへの取付けが可能
である。
【0011】前記手段において、前記筐体側の前記あり
又はあり溝を、前記筐体の側壁に対して着脱可能に筐体
とは別の部材で形成した構成を特徴とする(請求項
6)。この構成では、結合具や取付け具の着脱構造を備
えていない従来のハーフラックサイズ等の筐体に、あり
又はあり溝を備えた部材を取付けることにより、筐体同
士をありとあり溝の嵌合により容易にに結合具で結合で
きるようになると共に、結合した筐体列の端に取付け具
を同じあり溝嵌合により容易に取付けることができるか
ら、容易にラックに装着できるようになる。
【0012】前記手段において、前記筐体に取付けられ
る部材と前記取付具との接触部分の一方及び前記筐体に
取付けられる部材と前記結合具との接触部分の一方に凹
部を夫々設け、他方に前記凹部に嵌合する凸部を夫々設
け、前記凸部と凹部の一方を弾性的に後退可能に設け、
その嵌合状態で前記筐体と前記取付具との前記あり溝方
向の相対移動を係止する構成を特徴とする(請求項
7)。この構成では、ありとあり溝で連結された筐体と
取付具との固定及び筐体間の結合具による固定を、ねじ
等の別部材による固定手段を用いないで、双方の部材に
設けた凹部と凸部との係合で固定できる。この固定状態
は、凸部を後退させることにより解除される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を、図
1〜図3及び図8を用いて説明する。この電子機器用筐
体の取付け具1は、例えば、硬質合成樹脂製品であり、
あるいは軽合金鋳造品であってもよく、電子機器用筐体
に取付けられて、その筐体のラックへの取り付けを可能
とするものである。取付け具1は、図1(a)〜(d)
に示すように、本体部10に形成されたあり11と、筐
体に取付けた状態を固定するための凸部12と、ラック
に取付けるための取付け部13とを備えている。すなわ
ち、取付け具1は、図1に示す形状であり、筐体2(図
2(a)参照)の前後方向長さに対応する細長い板状の
本体部10の一方の面に長手方向に沿ったあり11を備
え、一方の端(使用時の前端)にあり11の側と反対側
に直角に突出し、耳板状に形成された、ラックの支柱に
結合される取付部13を設けてある。取付部13には、
ラックの筐体支持支柱14に所定ピッチで設けられてい
る前後方向の雌ねじ付きボルト孔15に対してボルト1
6で結合するために、2個のボルト孔を長穴17として
所定のピッチで設けてある。また、前記本体部10およ
びあり11の前端部には厚さ方向に貫通したコ字状の切
除部18を設けて舌片状部19を形成し、その先端にあ
り11の突出面よりも突出して(図1(c)参照)後述
する溝状凹部25に嵌合する凸部12を突設してある。
この凸部12は舌片状部19が適切な厚さに決められて
いてその弾性的な撓みにより後退可能である。この取付
け具1は、図1(c)に見られるように、上下対称形状
であり、両側に2個使用されるものが同一形状で、つま
り共用部品である。
【0014】この取付け具1を通常の直方体状の電子機
器用筐体2に取付けるために、筐体2には前記あり11
に対応するあり溝21が設けられる。このあり溝21
は、この実施の形態ではあり溝21を有する部材22を
筐体2に取付けることによって設けてある。図2に示す
ように部材22は、筐体2の前後方向長さに相当する長
さの板状体の一方の面にあり溝21を有し、あり溝21
の溝底を横切るような溝状の凹部25(貫通孔の形でも
よい)を先端側に有し、長手方向途中位置に板面を貫通
して設けた取付け用のねじ挿通孔23を有するものであ
る。凹部25は前記凸部12に嵌合するもので、その嵌
合によりあり11とあり溝21との摺動方向の位置関係
が固定される。ねじ挿通孔23は皿ねじ24をあり溝2
1の側から挿通するもので、あり溝21の底にねじの頭
部が突出しないように皿もみ部を設けてある。この部材
22を皿ねじで筐体に取付けると、図3に示すように、
筐体2があり溝21を有するものとなる。
【0015】筐体2のあり溝21に、取付け具1のあり
11を嵌合させると、すなわち、筐体2の前側から取付
け具1のあり11の後端を挿入し、その終わり近くで凸
部12を後退させてさらに挿入すると、最後に凸部12
が凹部25に嵌合して止まる。この状態で筐体2と取付
け具1は固定状態となる(図2参照)。なお、凸部12
を何らかの方法で後退させると、取付け具1は筐体2か
ら取り外すことができる。この取付け具1を取付けた筐
体2をラックの筐体支持支柱14に取付けた状態は図8
の上部に示すようになる。
【0016】第1の実施の形態では、筐体2の側壁26
にあり溝を設ける構成として、部材22をねじ止めする
構成を示したが、この場合は筐体2が取付け具等を設け
ていない単純な側壁26にあり溝21を設けることがで
きて、取付け具1によりラックに取付けることが可能と
なる利点がある。この他に、あり溝11を有する部材2
2aを、図4に示すように、筐体2aの側壁を形成して
いる部材と一体に形成してもよい。この場合は、側壁と
あり溝部材をを兼用できて、筐体2aを構成する部品点
数を少なくできる利点がある。また、図5に示すよう
に、側壁26bが筐体2bの他の壁面27、28の一方
に、又は側壁を上下に分けて双方に、一体化されている
場合に適用して、つまり側壁26bにあり溝21を設け
他構成として、さらに部品点数を低減できる利点があ
る。
【0017】第2の実施の形態は、取付け具1を取付け
る筐体側面のあり溝21を、筐体同士を横並びに結合す
る結合構造に兼用したものである。つまり、幅の小さい
両側にあり溝21を設けた筐体同士をそのあり溝21を
利用して横並びに結合し、その結合した両端の筐体のあ
り溝21により取付け具1を取付けてラックに取付ける
ようにしたものである。その結合構造は、図6に示す結
合具30を使用し、結合した状態は図7に示すようにな
る。この場合筐体は図5に示した筐体2bである。
【0018】結合具30は、前述した取付け具1のもの
と同じあり11を2個背面側で結合した形状に一体に形
成したものである。すなわち、長さは筐体2bの前後方
向長さに対応する長さであり、両側に夫々あり11を有
し、前端部に両側に突出する凸部31、32を設けてあ
る。一方の凸部31は筐体2bの高さ方向中間位置に形
成した舌片状部33の先端に片側へ突出するように設
け、他方の凸部32は前記舌片状部33上側と下側に形
成されている舌片状部34に前記と反対の片側へ突出す
るように設けてある。舌片状部33,34はいずれも厚
さ方向に貫通したコ字状の切除部35を設けることによ
って形成されており、厚さを適当に決められ、突出して
いる凸部31,32が夫々に弾性的に後退可能である。
【0019】この結合具30で筐体2b、2b間を結合
するときは、前記取付具1の場合と殆ど同様に、並べた
筐体のあり溝21,21に、結合具30のあり11,1
1を前方から挿入するだけでよい。図7に示すように筐
体2b、2bが結合具30で結合され、この状態では、
あり11とあり溝21が夫々に嵌合し、結合具30の凸
部31が図の左方へ突出し、凸部32が図の右方へ突出
して、夫々に対応する溝状凹部25に嵌合している。あ
り21とあり溝11との嵌合により筐体2b、2b間が
強力に結合されているから、この結合された二つの筐体
は、外側端に第1の実施の形態で示した取付具1を用い
て、前記ラックの支柱14、14に取り付けることがで
きる。そのラックに装着した状態を図8の中段に示す。
なお、筐体2a、2aが同じ幅であるものを示したが、
異なる幅であってもよく、また2個の筐体に限らずそれ
以上であっても差し支えない。要は、横並びの複数の筐
体の全幅が、ラックの支柱間隔に対応する構成であれば
筐体を結合具で結合してラックの支柱に取付けることが
できる。
【0020】また、第1、第2の実施の形態では支柱の
ボルト孔41の1ピッチに対応する高さの取付け部13
を有する取付け具1を示したが、図8に3ピッチに対応
する高さの取付け部13cを有する取付け具1cとして
示すように、2ピッチ以上の高さに対応する高さとして
もよく、取付け具1cは筐体2cに略対応した高さとす
るのが支持強度の点で好ましい。11cはあり、21c
はあり溝を示す。
【0021】また、第1、第2の実施の形態で示した、
取付け具1のあり11及び結合具30のあり11と、筐
体2、2a、2bのあり溝21は逆に設けてもよい。す
なわち、ありを設けてある部品にあり溝を設け、あり溝
を設けてある部品にありを設けるのである。また、あり
とあり溝嵌合の状態を固定する凹部と係合部についても
逆であってもよい。また、実施の形態では凸部を弾性的
に後退可能な構成としたが、これも逆であってもよい。
つまり、突出した凸部12を固定し、凹部25をその周
辺の全部又は一部が弾性的に後退するように設けてもよ
い。要は、あり溝嵌合の操作の終端において凸部又は凹
部が弾性的に後退可能に前進した位置にあればよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、機器筐体のラ
ックへの取付けにおいて、筐体へ取付け具を装着するこ
とが道具を用いないでよく、容易であり、不要時の取り
外しも容易である効果を奏する。請求項2に記載の発明
は、ありとあり溝の相対的な移動を凸部と凹部との嵌合
で固定しているから、ありとあり溝とを嵌合させるだけ
で固定できる効果を奏する。請求項3に記載の発明は、
単なる筐体を容易にラックに取付けることができるよう
にすることが可能となる効果を奏する。請求項4に記載
の発明は、筐体の側壁を変更するだけでラックに容易に
装着できるようになり、部品点数を低減可能である効果
を奏する。請求項5に記載の発明は、筐体同士の結合が
容易で確実であり、ラックへの取付けが容易であり、筐
体の並べ替えも容易である効果を奏する。請求項6に記
載の発明は、単なる筐体でハーフラックサイズのもの
を、容易に結合でき、容易にラックに取付けることがで
きる効果を奏する。請求項7に記載の発明は、ありとあ
り溝の相対的な移動を凸部と凹部との嵌合で固定してい
るから、ありとあり溝とを嵌合させるだけで固定できる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の取付け具を示し、
(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、
(d)は(b)のA−A断面図である。
【図2】同実施の形態の取付け具を筐体に取付けた状態
を示し、(a)は部分省略平面図、(b)は部分省略正
面図である。
【図3】同実施の形態の取付け具を取り外した筐体側を
示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面
図である。
【図4】同実施の形態の取付具を使用する筐体側の変形
例を示し、(a)は部分省略正面図、(b)は部分省略
側面図である。
【図5】同実施の形態の取付具を使用する筐体側の他の
変形例を示し、(a)は部分省略正面図、(b)は部分
省略側面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態で使用する連結具を
示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は背面
図、(d)は(a)のB−B断面図、(e)は(a)の
C−C断面図、(f)は(a)のD−D断面図である。
【図7】同第2の実施の形態の筐体を連結した状態を示
す部分省略正面図である。
【図8】本発明の第1、第2の実施の形態の取付け具を
使用して筐体をラックの支柱に装着した状態を示す概略
正面図である。
【符号の説明】
1、1c 取付け具 2、2a、2b、2c 筐体 10 本体部 11 あり 12 凸部 13 取付け部 14 筐体支持支柱 15 ボルト孔 16 ボルト 17 長穴 18 切除部 19 舌片状部 21 あり溝 22 部材 23 挿通孔 25 凹部 26、26a、26b 側壁 30 結合具 31、32 凸部 33、34 舌片状部 35 切除部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で左右両側に配置された筐体支
    持支柱に電子機器用筐体を取付けるように前記筐体の両
    側に設けられ、前記筐体の前面に略沿うように外側方へ
    突出した前記筐体支持支柱に対する取付け部を有する電
    子機器用筐体の取付け具において、その取付け具を前記
    筐体に対して筐体前後方向のありとあり溝の嵌合により
    着脱可能としたことを特徴とする電子機器用筐体の取付
    け具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子機器用筐体の取付
    け具において、前記筐体側と前記取付具との接触部分の
    一方に凹部を設け、他方に前記凹部に嵌合する凸部を設
    け、前記凸部と凹部の一方を弾性的に後退可能に設け、
    その嵌合状態で前記筐体と前記取付具との前記あり溝方
    向の相対移動を係止することを特徴とする電子機器用筐
    体の取付け具。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は請求項2に記載の電子機
    器用筐体の取付け具において、前記筐体側の前記あり又
    はあり溝を筐体とは別の部材で形成して前記筐体の側壁
    に対し着脱可能としたことを特徴とする電子機器用筐体
    の取付け具。
  4. 【請求項4】 請求項1、又は請求項2に記載の電子機
    器用筐体の取付け具において、前記筐体側の前記あり又
    はあり溝を有する部材によって前記筐体の側壁を構成し
    たことを特徴とする電子機器用筐体の取付け具。
  5. 【請求項5】 所定間隔で左右両側に配置された筐体支
    持支柱に、結合具を介して横並びに結合された複数の電
    子機器用筐体を取付けるように前記複数の筐体の両端に
    設けられ、前記筐体の前面に略沿うように外側方へ突出
    した前記筐体支持支柱に対する取付け部を有する電子機
    器用筐体の取付け具において、その取付け具を前記筐体
    に対して筐体前後方向のありとあり溝の嵌合により結合
    し、前記結合具を筐体前後方向のありとあり溝の嵌合に
    よる結合構造とし、前記取付け具と前記結合具が同じ寸
    法の同じあり又はあり溝を備えていることを特徴とする
    電子機器用筐体の取付け具。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電子機器用筐体の取付
    け具において、前記筐体側の前記あり又はあり溝を、前
    記筐体の側壁に対して着脱可能に筐体とは別の部材で形
    成したことを特徴とする電子機器用筐体の取付け具。
  7. 【請求項7】 請求項5、又は請求項6に記載の電子機
    器用筐体の取付け具において、前記筐体に取付けられる
    部材と前記取付具との接触部分の一方及び前記筐体に取
    付けられる部材と前記結合具との接触部分の一方に凹部
    を夫々設け、他方に前記凹部に嵌合する凸部を夫々設
    け、前記凸部を弾性的に後退可能に設け、その嵌合状態
    で前記筐体と前記取付具との前記あり溝方向の相対移動
    を係止することを特徴とする電子機器用筐体の取付け
    具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012129401A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Fujitsu Ltd 電子機器ユニット及び連結機構
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JP2018505978A (ja) * 2015-01-06 2018-03-01 セイジ・エレクトロクロミクス,インコーポレイテッド 窓組立体およびそれに関する方法

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