JP2001297193A - 端株管理装置及び従業員持ち株会管理装置 - Google Patents
端株管理装置及び従業員持ち株会管理装置Info
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従業員持ち株会と株式ミニ投資のように、各
種の口座に分散して所持している端株を合計すると単位
株になる場合の管理が容易な端株管理装置を提供する。 【解決手段】 本発明の端株管理装置は、端株主の端
株、端株券並びに該端株主が実質的に所有している端株
を有する口座の端株持分を積算すると単位株となるべき
場合に、該端株主から単位株となるべき端株が指定され
ると、該端株主を株主に管理状態を更新することを特徴
とする。
種の口座に分散して所持している端株を合計すると単位
株になる場合の管理が容易な端株管理装置を提供する。 【解決手段】 本発明の端株管理装置は、端株主の端
株、端株券並びに該端株主が実質的に所有している端株
を有する口座の端株持分を積算すると単位株となるべき
場合に、該端株主から単位株となるべき端株が指定され
ると、該端株主を株主に管理状態を更新することを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新株引受権、転換
社債、新株引受権証券(ワラント)、株式ミニ投資、従
業員持ち株会制度等で生じる単位株に満たない端株管理
の改良に関する。
社債、新株引受権証券(ワラント)、株式ミニ投資、従
業員持ち株会制度等で生じる単位株に満たない端株管理
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】我が国商法は、会社法においていわゆる
単位株制度を導入し、株主総会において各株主は1株に
付き1個の議決権を有すると規定している(商法第24
1条第1項)。そして、株式会社の設立においては、定
款に会社が発行する株式の総数と額面株式を発行すると
きは1株の金額を定めることとしており(商法第166
条第1項第3号、第4号)、無額面株式の発行価格は5
万円を下ることを得ず(商法第166条の3)と規定し
ている。
単位株制度を導入し、株主総会において各株主は1株に
付き1個の議決権を有すると規定している(商法第24
1条第1項)。そして、株式会社の設立においては、定
款に会社が発行する株式の総数と額面株式を発行すると
きは1株の金額を定めることとしており(商法第166
条第1項第3号、第4号)、無額面株式の発行価格は5
万円を下ることを得ず(商法第166条の3)と規定し
ている。
【0003】そして、1株に満たない端株には株主とし
ての財産的権利を認め、配当金の受取りや残余財産の分
配を受ける権利を認めている(商法第230条の4、
5)。他方、1株に満たない端株には株主総会等の会社
支配に対する株主の権利を認めない(商法第230条の
6、9)こととして、株主総会の開催等における会社の
株主管理の負担を軽減している。
ての財産的権利を認め、配当金の受取りや残余財産の分
配を受ける権利を認めている(商法第230条の4、
5)。他方、1株に満たない端株には株主総会等の会社
支配に対する株主の権利を認めない(商法第230条の
6、9)こととして、株主総会の開催等における会社の
株主管理の負担を軽減している。
【0004】このように商法は単位株制度を導入して、
単位株と端株の整理を行っている。そして、株式市場で
は単位株を取引単位株として流通させることで株式売買
の簡素化を図っている。他方、商法は端株を発生させる
多くの制度を認めている。例えば株主の新株引受権で
は、1/100を単位とする端株となる新株の発行を認
めている(商法第280条の4)。株主の転換社債引受
権(商法第341条の2の4)、新株引受権付社債(商
法第341条の11)についも同様である。さらに、従
業員持ち株会制度のように従業員の福利厚生の一環とし
て、商法以外の制度からも端株の発生する土壌が存在し
ている。そして、端株についても単位株に相当する量と
なれば、端株原簿に記載があれば端株主が株主となるこ
とを認めている(商法第230条の8)。
単位株と端株の整理を行っている。そして、株式市場で
は単位株を取引単位株として流通させることで株式売買
の簡素化を図っている。他方、商法は端株を発生させる
多くの制度を認めている。例えば株主の新株引受権で
は、1/100を単位とする端株となる新株の発行を認
めている(商法第280条の4)。株主の転換社債引受
権(商法第341条の2の4)、新株引受権付社債(商
法第341条の11)についも同様である。さらに、従
業員持ち株会制度のように従業員の福利厚生の一環とし
て、商法以外の制度からも端株の発生する土壌が存在し
ている。そして、端株についても単位株に相当する量と
なれば、端株原簿に記載があれば端株主が株主となるこ
とを認めている(商法第230条の8)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、端株は証券取
引法第2条第1項第6号の規定にも拘わらず、実質的に
市場での流通が困難であるため、端株主は会社に対して
端株の買取り請求をして換金し(商法第230条の8の
2第2項)、市場で単位株を購入する必要があった。ま
た、従業員持ち株会での端株と株式ミニ投資での端株を
合計すると単位株となる場合でも、証券会社や信託銀行
等の株式名義書換代理人は商法上の株式名義の書換が端
株に及ばないため、各種の口座に分散して所持している
端株を合計すると単位株になる場合でも、分散している
端株から直接単位株にすることは出来ないという課題が
あった。
引法第2条第1項第6号の規定にも拘わらず、実質的に
市場での流通が困難であるため、端株主は会社に対して
端株の買取り請求をして換金し(商法第230条の8の
2第2項)、市場で単位株を購入する必要があった。ま
た、従業員持ち株会での端株と株式ミニ投資での端株を
合計すると単位株となる場合でも、証券会社や信託銀行
等の株式名義書換代理人は商法上の株式名義の書換が端
株に及ばないため、各種の口座に分散して所持している
端株を合計すると単位株になる場合でも、分散している
端株から直接単位株にすることは出来ないという課題が
あった。
【0006】特に、電子商取引企業のようなニューエコ
ノミーに対する投資家の期待の高さから、ベンチャー企
業の単位株の価格が1億円を超えるものまで出現してお
り、石油、鉄道、自動車のようなオールドエコノミー企
業の単位株に比較して数百倍の株価となっている。この
場合、端株だから一律に市場流通性を認めないとして扱
うと、ベンチャー企業の端株主の財産的価値が阻害され
る蓋然性があった。現在の株式市場では、未公開会社が
株式公開(IPO:Initial Public Offer)すると、平
均で未公開会社に対する投資額の40倍の市場評価額を
得ることができるため、仮に未公開会社の株式であって
も端株の財産的価値は大きい。
ノミーに対する投資家の期待の高さから、ベンチャー企
業の単位株の価格が1億円を超えるものまで出現してお
り、石油、鉄道、自動車のようなオールドエコノミー企
業の単位株に比較して数百倍の株価となっている。この
場合、端株だから一律に市場流通性を認めないとして扱
うと、ベンチャー企業の端株主の財産的価値が阻害され
る蓋然性があった。現在の株式市場では、未公開会社が
株式公開(IPO:Initial Public Offer)すると、平
均で未公開会社に対する投資額の40倍の市場評価額を
得ることができるため、仮に未公開会社の株式であって
も端株の財産的価値は大きい。
【0007】また、従業員持ち株会は従業員が単位株購
入に必要な額に満たない僅かな金額を定期的に投資し
て、雇用主である会社の株式を取得する制度である。従
業員持ち株会は従業員の福利厚生と株主の安定化対策と
して多くの上場企業で採用されており、また未公開会社
でも採用されることがある。この従業員持ち株会がベン
チャー企業で採用されると、株式公開の前後で持ち株の
財産的価値が平均で40倍になるため、従業員が端株を
売却する機会が増える。株式公開したベンチャー企業は
浮動株数が機関投資家の投資額に比較して僅少である
為、僅かな売買数量の変化で価格が乱高下するため、仮
に端株に過ぎないとしても証券取引法に定めるインサイ
ダー取引の管理をする必要があった。
入に必要な額に満たない僅かな金額を定期的に投資し
て、雇用主である会社の株式を取得する制度である。従
業員持ち株会は従業員の福利厚生と株主の安定化対策と
して多くの上場企業で採用されており、また未公開会社
でも採用されることがある。この従業員持ち株会がベン
チャー企業で採用されると、株式公開の前後で持ち株の
財産的価値が平均で40倍になるため、従業員が端株を
売却する機会が増える。株式公開したベンチャー企業は
浮動株数が機関投資家の投資額に比較して僅少である
為、僅かな売買数量の変化で価格が乱高下するため、仮
に端株に過ぎないとしても証券取引法に定めるインサイ
ダー取引の管理をする必要があった。
【0008】本発明は上述する課題を解決するもので、
第1の目的は各種の口座に分散して所持している端株を
合計すると単位株になる場合の管理が容易な端株管理装
置を提供するにある。第2の目的は、端株を実質的に所
持している従業員持ち株会会員の証券取引法に定めるイ
ンサイダー取引の管理を容易に行える従業員持ち株会管
理装置を提供するにある。
第1の目的は各種の口座に分散して所持している端株を
合計すると単位株になる場合の管理が容易な端株管理装
置を提供するにある。第2の目的は、端株を実質的に所
持している従業員持ち株会会員の証券取引法に定めるイ
ンサイダー取引の管理を容易に行える従業員持ち株会管
理装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る本発明の端株管理装置は、端株主の端株、端株券並び
に該端株主が実質的に所有している端株を有する口座の
端株持分を積算すると単位株となるべき場合に、該端株
主から単位株となるべき端株が指定されると、該端株主
を株主に管理状態を更新することを特徴とするものであ
る。
る本発明の端株管理装置は、端株主の端株、端株券並び
に該端株主が実質的に所有している端株を有する口座の
端株持分を積算すると単位株となるべき場合に、該端株
主から単位株となるべき端株が指定されると、該端株主
を株主に管理状態を更新することを特徴とするものであ
る。
【0010】このように構成された装置において、株式
の名義人と所有者が一致している端株主の端株と端株
券、並びに株式の名義人は単位株であるが実質的な所有
者は端株である場合に、端株主から単位株となるべき端
株が指定されると株主として管理状態を更新する。これ
により、端株主は所持している端株を現金化して単位株
を市場から購入することなく、単位株を所持する株主と
して管理される。
の名義人と所有者が一致している端株主の端株と端株
券、並びに株式の名義人は単位株であるが実質的な所有
者は端株である場合に、端株主から単位株となるべき端
株が指定されると株主として管理状態を更新する。これ
により、端株主は所持している端株を現金化して単位株
を市場から購入することなく、単位株を所持する株主と
して管理される。
【0011】好ましくは、端株主は端株原簿の記載によ
り定め、端株主が実質的に所有している端株は従業員持
ち株会、株式累積投資制度、株式ミニ投資の少なくとも
一口座で所有している端株数より定める構成とすると良
い。また、商法上、端株主とは端株原簿に記載されたも
のであるが、端株主は従業員持ち株会の会員名、若しく
はストックオプションの付与された者が該ストックオプ
ションの行使により所持するに至った端株より定める構
成としても良い。更に、単位株となるべき端株は、該端
株主が実質的に所有している端株、端株主の端株、端株
券のうち該端株主が指定した順序で充当する構成とする
と、端株主の財産処理に沿ったものとなる。
り定め、端株主が実質的に所有している端株は従業員持
ち株会、株式累積投資制度、株式ミニ投資の少なくとも
一口座で所有している端株数より定める構成とすると良
い。また、商法上、端株主とは端株原簿に記載されたも
のであるが、端株主は従業員持ち株会の会員名、若しく
はストックオプションの付与された者が該ストックオプ
ションの行使により所持するに至った端株より定める構
成としても良い。更に、単位株となるべき端株は、該端
株主が実質的に所有している端株、端株主の端株、端株
券のうち該端株主が指定した順序で充当する構成とする
と、端株主の財産処理に沿ったものとなる。
【0012】上記第2の目的を達成する本発明の従業員
持ち株会管理装置は、株式会社に雇用されている従業員
が、該株式会社の発行済み株式を従業員持ち株会名義で
定期的に購入すると共に、該従業員持ち株会名義の単位
株を該従業員の定期的な出資額と株式取得価格に応じて
持分を取得する状態を管理する従業員持ち株会管理装置
において、従業員が定期的な出資額を前回に比べて今回
急激に変更したときは、インサイダー取引に該当するか
調査することを特徴としている。好ましくは、従業員の
定期的な出資額の急激な変更は、従業員の定期的な出資
額が従業員の定期給与に対して所定割合以下に定められ
ている場合に、該所定割合から定められた閾値金額であ
る構成とすると良い。
持ち株会管理装置は、株式会社に雇用されている従業員
が、該株式会社の発行済み株式を従業員持ち株会名義で
定期的に購入すると共に、該従業員持ち株会名義の単位
株を該従業員の定期的な出資額と株式取得価格に応じて
持分を取得する状態を管理する従業員持ち株会管理装置
において、従業員が定期的な出資額を前回に比べて今回
急激に変更したときは、インサイダー取引に該当するか
調査することを特徴としている。好ましくは、従業員の
定期的な出資額の急激な変更は、従業員の定期的な出資
額が従業員の定期給与に対して所定割合以下に定められ
ている場合に、該所定割合から定められた閾値金額であ
る構成とすると良い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態を説
明する構成ブロック図である。図において、端株管理装
置10は、例えば株式名義書換人や上場企業に設置され
るサーバーで、従業員持ち株会用データベース12、株
式ミニ投資用データベース14、株式累積投資用データ
ベース16、端株原簿用データベース18を有してい
る。従業員持ち株会用データベース12は、会社の従業
員が毎月一定金額で会社の発行済み株式を購入する際
に、従業員毎の持分を管理するデータベースである。株
式ミニ投資用データベース14は、単位株の1/10の
ミニ株で株式が購入できる銘柄について、端株主の持分
を管理するデータベースである。株式累積投資用データ
ベース16は、証券会社の顧客が毎月一定金額で上場企
業の発行済み株式を購入する際に、投資家毎の持分を管
理するデータベースである。端株原簿用データベース1
8は、商法230条の2に規定する端株原簿に記載され
た端株主の持分を管理するデータベースである。端株券
19は商法230条の3に規定する会社の発行する端株
券である。
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態を説
明する構成ブロック図である。図において、端株管理装
置10は、例えば株式名義書換人や上場企業に設置され
るサーバーで、従業員持ち株会用データベース12、株
式ミニ投資用データベース14、株式累積投資用データ
ベース16、端株原簿用データベース18を有してい
る。従業員持ち株会用データベース12は、会社の従業
員が毎月一定金額で会社の発行済み株式を購入する際
に、従業員毎の持分を管理するデータベースである。株
式ミニ投資用データベース14は、単位株の1/10の
ミニ株で株式が購入できる銘柄について、端株主の持分
を管理するデータベースである。株式累積投資用データ
ベース16は、証券会社の顧客が毎月一定金額で上場企
業の発行済み株式を購入する際に、投資家毎の持分を管
理するデータベースである。端株原簿用データベース1
8は、商法230条の2に規定する端株原簿に記載され
た端株主の持分を管理するデータベースである。端株券
19は商法230条の3に規定する会社の発行する端株
券である。
【0014】好ましくは、端株原簿用データベース18
には潜在端株主用データベース20を認識する構成とす
ると良い。潜在端株主用データベース20には、新株引
受権用データベース22、株式配当用データベース2
4、転換社債用データベース26、ワラント(新株引受
権証券)用データベース28、ストックオプション用デ
ータベース30などが含まれる。新株引受権用データベ
ース22では、株主の新株引受権の行使によって生じる
端株及び単位株を管理する。株式配当用データベース2
4では、配当が株式によってなされる為に発生する端株
の管理をする。転換社債用データベース26は社債を所
定の転換価格で転換するために生じる端株を管理する。
ワラント用データベース28はワラントの行使により生
じる端株を管理する。ストックオプション用データベー
ス30は、会社が取締役や従業員に対して一定の株価で
新株を発行するストックオプションを付与した場合に、
該ストックオプションの行使により生じる端株を管理す
る。
には潜在端株主用データベース20を認識する構成とす
ると良い。潜在端株主用データベース20には、新株引
受権用データベース22、株式配当用データベース2
4、転換社債用データベース26、ワラント(新株引受
権証券)用データベース28、ストックオプション用デ
ータベース30などが含まれる。新株引受権用データベ
ース22では、株主の新株引受権の行使によって生じる
端株及び単位株を管理する。株式配当用データベース2
4では、配当が株式によってなされる為に発生する端株
の管理をする。転換社債用データベース26は社債を所
定の転換価格で転換するために生じる端株を管理する。
ワラント用データベース28はワラントの行使により生
じる端株を管理する。ストックオプション用データベー
ス30は、会社が取締役や従業員に対して一定の株価で
新株を発行するストックオプションを付与した場合に、
該ストックオプションの行使により生じる端株を管理す
る。
【0015】配当金管理部32は、端株原簿に記載され
た端株主に対する配当金や金銭の支払を管理する。株式
名義書換装置40は、端株管理装置10で管理される各
口座の端株を合計すると単位株になりうるときは、端株
主の申請により単位株となるべき端株を指定してもら
い、端株主から株主への書換を行い、単位株管理装置4
2に引渡す。単位株管理装置42は単位株を所持する株
主を管理するもので、管理する事項は株主名簿の記載事
項(商法223条)である株主の氏名及び住所、各株主
の有する株式の額面無画面の別、種類及び数、株券の番
号、各株式の取得の年月日を含むと良い。
た端株主に対する配当金や金銭の支払を管理する。株式
名義書換装置40は、端株管理装置10で管理される各
口座の端株を合計すると単位株になりうるときは、端株
主の申請により単位株となるべき端株を指定してもら
い、端株主から株主への書換を行い、単位株管理装置4
2に引渡す。単位株管理装置42は単位株を所持する株
主を管理するもので、管理する事項は株主名簿の記載事
項(商法223条)である株主の氏名及び住所、各株主
の有する株式の額面無画面の別、種類及び数、株券の番
号、各株式の取得の年月日を含むと良い。
【0016】株主は株主端末62により通信回線50を
介して単位株管理装置42にアクセスすることができ
る。端株主は端株主端末60により通信回線50を介し
て端株管理装置10にアクセスすることができる。株主
端末62と端株主端末60は、単位株管理装置42や端
株管理装置10に対してイントラネット、情報非武装地
帯サイト、汎用インターネット等によって接続する機能
を有するもので、携帯電話機、パソコン、ゲーム機端
末、セットトップボックス等が用いられる。携帯電話機
はCompact-HTML対応であり、例えばNTT移動通信
網のiモード対応端末機である。携帯電話機の他の機種
は、HDML(Handheld Device Markup Language)や
WML(Wireless Markup Language)対応の端末機であ
る。ここで、HDMLはHTMLから派生し、モバイル
端末でのWebブラウジングがスムーズに行えるよう最
適化されたWebコンテンツの記述言語で、「デッキ」
と「カード」と呼ばれるHTMLにはない概念がある。
通常のHTMLページを見る場合、ページからページへ
移動する際にいちいちダウンロードする必要があるが、
HDMLでは、はじめに数ページ分のカードをデッキに
格納して一度にダウンロードし、端末のメモリにキャッ
シュするため、カード間の移動がスムーズに行える。
介して単位株管理装置42にアクセスすることができ
る。端株主は端株主端末60により通信回線50を介し
て端株管理装置10にアクセスすることができる。株主
端末62と端株主端末60は、単位株管理装置42や端
株管理装置10に対してイントラネット、情報非武装地
帯サイト、汎用インターネット等によって接続する機能
を有するもので、携帯電話機、パソコン、ゲーム機端
末、セットトップボックス等が用いられる。携帯電話機
はCompact-HTML対応であり、例えばNTT移動通信
網のiモード対応端末機である。携帯電話機の他の機種
は、HDML(Handheld Device Markup Language)や
WML(Wireless Markup Language)対応の端末機であ
る。ここで、HDMLはHTMLから派生し、モバイル
端末でのWebブラウジングがスムーズに行えるよう最
適化されたWebコンテンツの記述言語で、「デッキ」
と「カード」と呼ばれるHTMLにはない概念がある。
通常のHTMLページを見る場合、ページからページへ
移動する際にいちいちダウンロードする必要があるが、
HDMLでは、はじめに数ページ分のカードをデッキに
格納して一度にダウンロードし、端末のメモリにキャッ
シュするため、カード間の移動がスムーズに行える。
【0017】パソコンは、Internet ExplorerやNet
scape(登録商標)等のブラウザ機能を搭載したも
ので、CPUには例えばインテル社製のペンティアム・
プロセッサを用いる。ゲーム機器は、例えばソニーのプ
レイステーション、任天堂のゲームボーイ等の家庭用テ
レビ受像機に接続してビデオゲームを遊戯する機器で、
ゲームコンテンツはCD−ROMやインターネットに接
続されたゲームサーバー等からダウンロードする。セッ
トトップボックスは、ビデオ・オン・デマンドや映像版
ホームショッピング,ネットワーク・ゲームといった次
世代型の双方向マルチメディア通信サービス(いわゆる
インタラクティブ・テレビ)を利用する際に必要になる
家庭用通信端末で、双方向CATVや電話会社の映像伝
送サービスなどのネットワークと接続し,家庭内ではテ
レビ・モニターなどとつないで利用する。
scape(登録商標)等のブラウザ機能を搭載したも
ので、CPUには例えばインテル社製のペンティアム・
プロセッサを用いる。ゲーム機器は、例えばソニーのプ
レイステーション、任天堂のゲームボーイ等の家庭用テ
レビ受像機に接続してビデオゲームを遊戯する機器で、
ゲームコンテンツはCD−ROMやインターネットに接
続されたゲームサーバー等からダウンロードする。セッ
トトップボックスは、ビデオ・オン・デマンドや映像版
ホームショッピング,ネットワーク・ゲームといった次
世代型の双方向マルチメディア通信サービス(いわゆる
インタラクティブ・テレビ)を利用する際に必要になる
家庭用通信端末で、双方向CATVや電話会社の映像伝
送サービスなどのネットワークと接続し,家庭内ではテ
レビ・モニターなどとつないで利用する。
【0018】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図2は図1の装置の動作を説明する流れ図であ
る。端株の所持人から単位株への書換申請がある場合
に、端株管理装置10から株式名義書換装置40に受け
渡す情報について説明する(S10)。まず、端株管理
装置10は端株主端末60から送信される情報等により
端株名義人を特定する(S12)。続いて、端株管理装
置10は端株名義人の有する端株の管理口座の端株数を
収集する(S14)。そして、収集した端株数が単位株
に達しているか判断し(S16)、単位株に到達してい
なければ処理は終了する。収集した端株数が単位株に達
していれば、端株主に単位株とすべき端株を問い合わせ
る(S18)。単位株とすべき端株以外の端株について
は、端株の各管理口座への振替えを行う(S20)。単
位株は株式名義書換装置40と単位株管理装置42へ管
理を振替える(S22)。
明する。図2は図1の装置の動作を説明する流れ図であ
る。端株の所持人から単位株への書換申請がある場合
に、端株管理装置10から株式名義書換装置40に受け
渡す情報について説明する(S10)。まず、端株管理
装置10は端株主端末60から送信される情報等により
端株名義人を特定する(S12)。続いて、端株管理装
置10は端株名義人の有する端株の管理口座の端株数を
収集する(S14)。そして、収集した端株数が単位株
に達しているか判断し(S16)、単位株に到達してい
なければ処理は終了する。収集した端株数が単位株に達
していれば、端株主に単位株とすべき端株を問い合わせ
る(S18)。単位株とすべき端株以外の端株について
は、端株の各管理口座への振替えを行う(S20)。単
位株は株式名義書換装置40と単位株管理装置42へ管
理を振替える(S22)。
【0019】続いて、従業員持ち株会管理装置について
説明する。図3は従業員持ち株会管理装置を説明する構
成ブロック図である。従業員持ち株会管理装置70は、
前述の従業員持ち株会用データベース12と同様の会員
管理データベース72を有しており、例えば社員番号、
氏名、拠出金額、会社からの奨励金等をキー情報として
いる。従業員人事データベース80は、株式公開会社の
従業員の所属職場、職務内容、職位、入社年月日、社会
保険番号、住所、家族構成、生年月日等を記録してい
る。従業員給与データベース90は、株式公開会社の従
業員の基本給、手当て、所得税、住民税、厚生年金、健
康保険等を記録している。インサイダー取引管理装置1
00は従業員や取締役の自社株取引がインサイダー取引
に該当するか判断するものである。ここで、インサイダ
ー取引とは、外部に公開されていない会社の経営に関す
る重大な情報に基づいて内部関係者が自社株の売買をす
ることを言い、例えば会社更生法の適用申請や企業合併
等がインサイダー情報に該当する。
説明する。図3は従業員持ち株会管理装置を説明する構
成ブロック図である。従業員持ち株会管理装置70は、
前述の従業員持ち株会用データベース12と同様の会員
管理データベース72を有しており、例えば社員番号、
氏名、拠出金額、会社からの奨励金等をキー情報として
いる。従業員人事データベース80は、株式公開会社の
従業員の所属職場、職務内容、職位、入社年月日、社会
保険番号、住所、家族構成、生年月日等を記録してい
る。従業員給与データベース90は、株式公開会社の従
業員の基本給、手当て、所得税、住民税、厚生年金、健
康保険等を記録している。インサイダー取引管理装置1
00は従業員や取締役の自社株取引がインサイダー取引
に該当するか判断するものである。ここで、インサイダ
ー取引とは、外部に公開されていない会社の経営に関す
る重大な情報に基づいて内部関係者が自社株の売買をす
ることを言い、例えば会社更生法の適用申請や企業合併
等がインサイダー情報に該当する。
【0020】このように構成された装置において、従業
員持ち株会管理装置70は、各従業員のうち持ち株会の
会員が定期に拠出する金額と会社の支給する奨励金を合
算する。証券会社76は、従業員持ち株会より委任され
た当月の資金で株式市場78で自社株式を持ち株会理事
長74の名義で購入する。従業員持ち株会管理装置70
は、持ち株会理事長74の名義で購入された自社株式を
持ち株会の会員が定期に拠出する金額と会社の支給する
奨励金に基づいて按分して管理している。そして、持ち
株会の会員が定期に拠出する金額について急激な変更が
ある場合、例えば10倍に増額するとか1/10に減額
する場合はインサイダー取引管理装置100に紹介す
る。
員持ち株会管理装置70は、各従業員のうち持ち株会の
会員が定期に拠出する金額と会社の支給する奨励金を合
算する。証券会社76は、従業員持ち株会より委任され
た当月の資金で株式市場78で自社株式を持ち株会理事
長74の名義で購入する。従業員持ち株会管理装置70
は、持ち株会理事長74の名義で購入された自社株式を
持ち株会の会員が定期に拠出する金額と会社の支給する
奨励金に基づいて按分して管理している。そして、持ち
株会の会員が定期に拠出する金額について急激な変更が
ある場合、例えば10倍に増額するとか1/10に減額
する場合はインサイダー取引管理装置100に紹介す
る。
【0021】図4は従業員持ち株会管理装置の管理する
書類送付リスト画面の説明図である。持ち株会書類送付
リスト図面110は、持ち株会会員に対する書類の送付
を管理する画面である。送付先の社員番号欄112、振
り仮名欄114、氏名欄116、住所欄118、書類名
欄120、受付日欄122、送付日欄124を有してい
る。住所欄118には物理的な書類を郵送する場合の職
場オフィスの所在地を記載しているが、電子的に書類を
送付する場合は相手の電子メールアドレスでもよい。書
類名には、入会届、退会届、口数変更届、休止届等があ
る。受付日欄122と送付日欄124には、会員からの
連絡を受けた日と担当者名、並びに書類を発送した日と
担当者名を入力することで、若し書類が未着であると会
員から苦情を受けた場合の対処を容易にしている。
書類送付リスト画面の説明図である。持ち株会書類送付
リスト図面110は、持ち株会会員に対する書類の送付
を管理する画面である。送付先の社員番号欄112、振
り仮名欄114、氏名欄116、住所欄118、書類名
欄120、受付日欄122、送付日欄124を有してい
る。住所欄118には物理的な書類を郵送する場合の職
場オフィスの所在地を記載しているが、電子的に書類を
送付する場合は相手の電子メールアドレスでもよい。書
類名には、入会届、退会届、口数変更届、休止届等があ
る。受付日欄122と送付日欄124には、会員からの
連絡を受けた日と担当者名、並びに書類を発送した日と
担当者名を入力することで、若し書類が未着であると会
員から苦情を受けた場合の対処を容易にしている。
【0022】図5は従業員持ち株会管理装置の管理する
書類到着確認画面の説明図である。書類到着確認画面1
30では、書類の受取日欄132、到着書類名欄13
4、入会届及び口数変更の場合欄136、退会届欄13
8、受領書欄140、退職日欄142、現在の状況欄1
44、インサイダー取引欄146を有している。入会届
及び口数変更の場合欄136では、変更前の口数、変更
後の口数、購入口数の変更は今月か翌月かの別を入力す
る。退会届欄138では今月の買付額と入金額、並びに
精算金の処理日時を入力する。
書類到着確認画面の説明図である。書類到着確認画面1
30では、書類の受取日欄132、到着書類名欄13
4、入会届及び口数変更の場合欄136、退会届欄13
8、受領書欄140、退職日欄142、現在の状況欄1
44、インサイダー取引欄146を有している。入会届
及び口数変更の場合欄136では、変更前の口数、変更
後の口数、購入口数の変更は今月か翌月かの別を入力す
る。退会届欄138では今月の買付額と入金額、並びに
精算金の処理日時を入力する。
【0023】図6は従業員持ち株会管理装置の管理する
会員一覧画面の説明図である。会員一覧画面150は、
社員番号氏名欄152、現在状況欄154、先月までの
状況欄156、休止開始月欄158、一部引出欄16
0、拠出口数欄162、旧口数欄164、拠出金欄16
6、奨励金欄168、チェック欄170を有している。
拠出金は、例えば口数制度を導入して購入金額に端数の
発生するのを防止し、また基本給に対する一定比率、例
えば30%を上限としている。奨励金は持ち株会に対す
る従業員の加入を促進する措置で、例えば拠出金の10
%を会社が支給する。
会員一覧画面の説明図である。会員一覧画面150は、
社員番号氏名欄152、現在状況欄154、先月までの
状況欄156、休止開始月欄158、一部引出欄16
0、拠出口数欄162、旧口数欄164、拠出金欄16
6、奨励金欄168、チェック欄170を有している。
拠出金は、例えば口数制度を導入して購入金額に端数の
発生するのを防止し、また基本給に対する一定比率、例
えば30%を上限としている。奨励金は持ち株会に対す
る従業員の加入を促進する措置で、例えば拠出金の10
%を会社が支給する。
【0024】図7はインサイダー取引管理装置の管理す
る口数変更一覧画面の説明図である。口数変更一覧画面
180では、当月の口数変更の人数欄182、変更後の
口数合計欄184、旧口数合計欄186、差額欄188
を有している。差額欄188は旧口数から変更後の口数
の差額を表示するものである。従業員が定期的な出資額
を前回に比べて今回急激に変更すると、差額が増大する
のでインサイダー取引管理装置100がインサイダー取
引に該当するか調査する。好ましくは、従業員の定期的
な出資額の急激な変更に該当するかの判断基準は、従業
員の定期的な出資額が従業員の定期給与に対して所定割
合以下、例えば30%に定められている場合に、該所定
割合から定められたしきい値金額、例えば従業員の定期
給与に対して10%以上変更するでもよく、また単純に
5万円のような定額のしきい値額でもよい。
る口数変更一覧画面の説明図である。口数変更一覧画面
180では、当月の口数変更の人数欄182、変更後の
口数合計欄184、旧口数合計欄186、差額欄188
を有している。差額欄188は旧口数から変更後の口数
の差額を表示するものである。従業員が定期的な出資額
を前回に比べて今回急激に変更すると、差額が増大する
のでインサイダー取引管理装置100がインサイダー取
引に該当するか調査する。好ましくは、従業員の定期的
な出資額の急激な変更に該当するかの判断基準は、従業
員の定期的な出資額が従業員の定期給与に対して所定割
合以下、例えば30%に定められている場合に、該所定
割合から定められたしきい値金額、例えば従業員の定期
給与に対して10%以上変更するでもよく、また単純に
5万円のような定額のしきい値額でもよい。
【0025】尚、上記実施例においては端株の潜在的に
発生する場合として商法に規定されているものを基礎と
して説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、端株であれば現行の商法の規定には直接規定されて
いない派生物であってもよい。また、従業員持ち株会と
して現行採用されている定期に一定金額を自社株購入に
あてる場合を示したが、株式ミニ投資のように定期に一
定端株数を購入するものでもよい。
発生する場合として商法に規定されているものを基礎と
して説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、端株であれば現行の商法の規定には直接規定されて
いない派生物であってもよい。また、従業員持ち株会と
して現行採用されている定期に一定金額を自社株購入に
あてる場合を示したが、株式ミニ投資のように定期に一
定端株数を購入するものでもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の端株管理
装置によれば、株式の名義人と所有者が一致している端
株主の端株と端株券、並びに株式の名義人は単位株であ
るが実質的な所有者は端株である場合に、端株主から単
位株となるべき端株が指定されると株主として管理状態
を更新する構成としているので、端株主は所持している
端株を現金化して単位株を市場から購入することなく、
単位株を所持する株主として管理される。
装置によれば、株式の名義人と所有者が一致している端
株主の端株と端株券、並びに株式の名義人は単位株であ
るが実質的な所有者は端株である場合に、端株主から単
位株となるべき端株が指定されると株主として管理状態
を更新する構成としているので、端株主は所持している
端株を現金化して単位株を市場から購入することなく、
単位株を所持する株主として管理される。
【0027】また、本発明の従業員持ち株会管理装置に
よれば、株式会社に雇用されている従業員が、該株式会
社の発行済み株式を従業員持ち株会名義で定期的に購入
すると共に、該従業員持ち株会名義の単位株を該従業員
の定期的な出資額と株式取得価格に応じて持分を取得す
る状態を管理する従業員持ち株会管理装置において、従
業員が定期的な出資額を前回に比べて今回急激に変更し
たときは、インサイダー取引に該当するか調査する構成
としているので、インサイダー取引に関する投資家の疑
念を払拭でき、証券取引法の精神である有価証券の流通
を円滑にすることに寄与する。
よれば、株式会社に雇用されている従業員が、該株式会
社の発行済み株式を従業員持ち株会名義で定期的に購入
すると共に、該従業員持ち株会名義の単位株を該従業員
の定期的な出資額と株式取得価格に応じて持分を取得す
る状態を管理する従業員持ち株会管理装置において、従
業員が定期的な出資額を前回に比べて今回急激に変更し
たときは、インサイダー取引に該当するか調査する構成
としているので、インサイダー取引に関する投資家の疑
念を払拭でき、証券取引法の精神である有価証券の流通
を円滑にすることに寄与する。
【図1】 本発明の一実施の形態を説明する構成ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】 図1の装置の動作を説明する流れ図である。
【図3】 従業員持ち株会管理装置を説明する構成ブロ
ック図である
ック図である
【図4】 従業員持ち株会管理装置の管理する書類送付
リスト画面の説明図である。
リスト画面の説明図である。
【図5】 従業員持ち株会管理装置の管理する書類到着
確認画面の説明図である。
確認画面の説明図である。
【図6】 従業員持ち株会管理装置の管理する会員一覧
画面の説明図である。
画面の説明図である。
【図7】 インサイダー取引管理装置の管理する口数変
更一覧画面の説明図である。
更一覧画面の説明図である。
10 端株管理装置 40 株式名義書換装置 42 単位株管理装置 50 通信回線 70 従業員持ち株会管理装置 100 インサイダー取引管理装置
Claims (6)
- 【請求項1】 端株主の端株、端株券並びに該端株主が
実質的に所有している端株を有する口座の端株持分を積
算すると単位株となるべき場合に、 該端株主から単位株となるべき端株が指定されると、該
端株主を株主に管理状態を更新することを特徴とする端
株管理装置。 - 【請求項2】 前記端株主は端株原簿の記載により定
め、前記端株主が実質的に所有している端株は従業員持
ち株会、株式累積投資制度、株式ミニ投資の少なくとも
一口座で所有している端株数より定めることを特徴とす
る請求項1に記載の端株管理装置。 - 【請求項3】 前記端株主は従業員持ち株会の会員名、
若しくはストックオプションの付与された者が該ストッ
クオプションの行使により所持するに至った端株より定
めることを特徴とする請求項1に記載の端株管理装置。 - 【請求項4】 単位株となるべき端株は、該端株主が実
質的に所有している端株、端株主の端株、端株券のうち
該端株主が指定した順序で充当することを特徴とする請
求項1に記載の端株管理装置。 - 【請求項5】 株式会社に雇用されている従業員が、該
株式会社の発行済み株式を従業員持ち株会名義で定期的
に購入すると共に、該従業員持ち株会名義の単位株を該
従業員の定期的な出資額と株式取得価格に応じて持分を
取得する状態を管理する従業員持ち株会管理装置におい
て、 前記従業員が定期的な出資額を前回に比べて今回急激に
変更したときは、インサイダー取引に該当するか調査す
ることを特徴とする従業員持ち株会管理装置。 - 【請求項6】 前記従業員の定期的な出資額の急激な変
更は、前記従業員の定期的な出資額が前記従業員の定期
給与に対して所定割合以下に定められている場合に、該
所定割合から定められた閾値金額であることを特徴とす
る請求項5に記載の従業員持ち株会管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000109604A JP2001297193A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | 端株管理装置及び従業員持ち株会管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000109604A JP2001297193A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | 端株管理装置及び従業員持ち株会管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001297193A true JP2001297193A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18622272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000109604A Withdrawn JP2001297193A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | 端株管理装置及び従業員持ち株会管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001297193A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004152160A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Aruze Corp | ポイント処理システム |
JP2005285013A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Fujitsu Ltd | 取引監視方法、取引監視プログラム、および取引監視装置 |
JP2006277070A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Hirota Securities Co Ltd | 端株取引システム及び端株取引プログラム |
-
2000
- 2000-04-11 JP JP2000109604A patent/JP2001297193A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004152160A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Aruze Corp | ポイント処理システム |
JP2005285013A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Fujitsu Ltd | 取引監視方法、取引監視プログラム、および取引監視装置 |
JP2006277070A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Hirota Securities Co Ltd | 端株取引システム及び端株取引プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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