JP2001297137A - 輸送管理装置、輸送管理システム、輸送管理方法、及び記憶媒体 - Google Patents
輸送管理装置、輸送管理システム、輸送管理方法、及び記憶媒体Info
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- JP2001297137A JP2001297137A JP2000110232A JP2000110232A JP2001297137A JP 2001297137 A JP2001297137 A JP 2001297137A JP 2000110232 A JP2000110232 A JP 2000110232A JP 2000110232 A JP2000110232 A JP 2000110232A JP 2001297137 A JP2001297137 A JP 2001297137A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原燃料の輸送管理の過程において、輸送設備
情報、原燃料銘柄情報、及び輸送指示情報等の輸送管理
情報を共有化できる構成とすることで、輸送設備仕様や
空き状況等に合わせて、的確且つ効率的な輸送管理を実
現できる輸送管理システムを提供する。 【解決手段】 提示手段110は、買い手側130
(X)、売り手側120(X)、及び輸送設備の管理側
(船会社)140(X)からネットワークを介して提供
された輸送管理情報を記憶手段115で管理し、記憶手
段115内の情報を、買い手側130(X)、売り手側
120(X)、及び輸送設備の管理側140(X)へネ
ットワークを介して提示する。
情報、原燃料銘柄情報、及び輸送指示情報等の輸送管理
情報を共有化できる構成とすることで、輸送設備仕様や
空き状況等に合わせて、的確且つ効率的な輸送管理を実
現できる輸送管理システムを提供する。 【解決手段】 提示手段110は、買い手側130
(X)、売り手側120(X)、及び輸送設備の管理側
(船会社)140(X)からネットワークを介して提供
された輸送管理情報を記憶手段115で管理し、記憶手
段115内の情報を、買い手側130(X)、売り手側
120(X)、及び輸送設備の管理側140(X)へネ
ットワークを介して提示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、通信ネッ
トワークを介しての通信により、鉄鉱石、石炭、その他
鉱産資源、グレイン、肥料等の原料や燃料(以下、これ
らを総称して「原燃料」と言う)の輸送管理を行うため
の装置或いはシステムに用いられる、輸送管理装置、輸
送管理システム、輸送管理方法、及びそれを実施するた
めの処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した
記憶媒体に関するものである。
トワークを介しての通信により、鉄鉱石、石炭、その他
鉱産資源、グレイン、肥料等の原料や燃料(以下、これ
らを総称して「原燃料」と言う)の輸送管理を行うため
の装置或いはシステムに用いられる、輸送管理装置、輸
送管理システム、輸送管理方法、及びそれを実施するた
めの処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した
記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、原燃料の輸送では、原燃料単
位当たりの輸送費を削減するために、不定期の大型船が
多く活用されている。しかしながら、例えば、15万ト
ンクラスの大型船は、世界に500〜600隻しかな
く、しかも、天候の影響や港での滞船、或いは前航海の
スケジュール等の影響によって、大型船のスケジュール
は極めて不安定である。したがって、原燃料の売り手、
買い手、及び船会社におけるスケジュール管理(輸送管
理)を最適化するニーズが年々高まっている。
位当たりの輸送費を削減するために、不定期の大型船が
多く活用されている。しかしながら、例えば、15万ト
ンクラスの大型船は、世界に500〜600隻しかな
く、しかも、天候の影響や港での滞船、或いは前航海の
スケジュール等の影響によって、大型船のスケジュール
は極めて不安定である。したがって、原燃料の売り手、
買い手、及び船会社におけるスケジュール管理(輸送管
理)を最適化するニーズが年々高まっている。
【0003】図5は、上述したような原燃料の輸送のた
めの、原燃料(鉄鉱石等)の売り手(Seller、鉱
山会社等)801、買い手(Buyer、製鉄会社等)
802、及び船会社(Shipping Compan
y)803の間での情報交換の一例を示したものであ
る。
めの、原燃料(鉄鉱石等)の売り手(Seller、鉱
山会社等)801、買い手(Buyer、製鉄会社等)
802、及び船会社(Shipping Compan
y)803の間での情報交換の一例を示したものであ
る。
【0004】先ず、買い手802は、売り手801との
原燃料の購入契約が成立すると、当該原燃料を売り手8
01側から船舶を用いての輸送をするために、電話或い
はファクシミリ等を用いて船会社803と情報交換する
ことで(上記図5中の矢印811及び812参照)、船
会社803と傭船契約締結、運航スケジュールを調節す
る。これによって、輸送対象となる原燃料の種類、その
量、使用する港の状態等に対して適切な船舶を決定す
る。その後、買い手802は、配船が決定された船舶に
ついて、船会社803との傭船契約の内容(どの船舶を
使用するか等)とを合わせて、売り手801へ電話或い
はファクシミリ等によって通知(ノミネート)する(上
記図5中の矢印813参照)。
原燃料の購入契約が成立すると、当該原燃料を売り手8
01側から船舶を用いての輸送をするために、電話或い
はファクシミリ等を用いて船会社803と情報交換する
ことで(上記図5中の矢印811及び812参照)、船
会社803と傭船契約締結、運航スケジュールを調節す
る。これによって、輸送対象となる原燃料の種類、その
量、使用する港の状態等に対して適切な船舶を決定す
る。その後、買い手802は、配船が決定された船舶に
ついて、船会社803との傭船契約の内容(どの船舶を
使用するか等)とを合わせて、売り手801へ電話或い
はファクシミリ等によって通知(ノミネート)する(上
記図5中の矢印813参照)。
【0005】買い手802からの通知を受けた売り手8
01は、当該通知内容を確認し、買い手802への輸送
対象となる原燃料の出荷状況や、船舶の混み具合等を考
慮した上で、その返答を買い手802へ通知する(上記
図5中の矢印814参照)。また、売り手801は、電
話或いはファクシミリ等を用いて船会社803と情報交
換することで(上記図5中の矢印815及び816参
照)、今回の輸送に関しての詳細なスケジュール内容
(使用する港、当該港に到着する日時等)を確認する。
これに伴って、船会社803は、電話或いはファクシミ
リ等を用いて買い手802と情報交換することで(上記
図5中の矢印811及び812参照)、買い手802へ
上記詳細スケジュール内容を通知する。
01は、当該通知内容を確認し、買い手802への輸送
対象となる原燃料の出荷状況や、船舶の混み具合等を考
慮した上で、その返答を買い手802へ通知する(上記
図5中の矢印814参照)。また、売り手801は、電
話或いはファクシミリ等を用いて船会社803と情報交
換することで(上記図5中の矢印815及び816参
照)、今回の輸送に関しての詳細なスケジュール内容
(使用する港、当該港に到着する日時等)を確認する。
これに伴って、船会社803は、電話或いはファクシミ
リ等を用いて買い手802と情報交換することで(上記
図5中の矢印811及び812参照)、買い手802へ
上記詳細スケジュール内容を通知する。
【0006】尚、ここでは、買い手802が船会社80
3と傭船契約するものとしたが、売り手801が船会社
803と傭船契約する場合もある。すなわち、FOB
(Free On Board)契約の場合、買い手が
傭船契約を行い、C&F(Cost&Freight)
契約の場合、売り手が傭船契約を行うのが通例である。
3と傭船契約するものとしたが、売り手801が船会社
803と傭船契約する場合もある。すなわち、FOB
(Free On Board)契約の場合、買い手が
傭船契約を行い、C&F(Cost&Freight)
契約の場合、売り手が傭船契約を行うのが通例である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、上記図5に示したように、原燃料の売り手801、
買い手802、及び船会社802の三者が、それぞれ必
要な情報を個別に交換するようになされており、また、
そのための通信手段としては、電話やファクシミリ、或
いはテレックス等が中心であった。また、場合によって
は、商社やエージェント等の中間者821〜823が情
報交換の際に介在することもあり、情報伝達が遅く、不
正確に伝わるという弊害があった。
は、上記図5に示したように、原燃料の売り手801、
買い手802、及び船会社802の三者が、それぞれ必
要な情報を個別に交換するようになされており、また、
そのための通信手段としては、電話やファクシミリ、或
いはテレックス等が中心であった。また、場合によって
は、商社やエージェント等の中間者821〜823が情
報交換の際に介在することもあり、情報伝達が遅く、不
正確に伝わるという弊害があった。
【0008】さらに、上記図5では、売り手801、買
い手802、及び船会社802のそれぞれが一対一の関
係を示したが、実際には、図6に示すように、買い手、
売り手、及び船会社がそれぞれ複数あるため、上記の問
題点が錯綜し、輸送管理業務に著しい混乱を招くおそれ
があった。
い手802、及び船会社802のそれぞれが一対一の関
係を示したが、実際には、図6に示すように、買い手、
売り手、及び船会社がそれぞれ複数あるため、上記の問
題点が錯綜し、輸送管理業務に著しい混乱を招くおそれ
があった。
【0009】また、船舶等の輸送設備を用いての原燃料
の輸送では、特に、輸送設備の積載スペースをいかに有
効に利用する、すなわち空きスペースをできるだけ少な
くすることが、効率的な輸送、及び輸送経費の削減につ
ながる。しかしながら、上述したような、買い手、売り
手、及び輸送会社(船会社等)の間での電話やファクシ
ミリ、或いはテレックス等を用いた情報交換では、買い
手、売り手、及び輸送会社のそれぞれが、輸送設備の船
の空きスペースを有効に使用できるスケジュールするこ
とは非常に困難である。
の輸送では、特に、輸送設備の積載スペースをいかに有
効に利用する、すなわち空きスペースをできるだけ少な
くすることが、効率的な輸送、及び輸送経費の削減につ
ながる。しかしながら、上述したような、買い手、売り
手、及び輸送会社(船会社等)の間での電話やファクシ
ミリ、或いはテレックス等を用いた情報交換では、買い
手、売り手、及び輸送会社のそれぞれが、輸送設備の船
の空きスペースを有効に使用できるスケジュールするこ
とは非常に困難である。
【0010】具体的には例えば、原燃料の船舶を利用し
た輸送では、1つの売り手が1つの港を利用したり、複
数の売り手が1つの港を利用する場合がある。また、1
つの船舶に複数種の原燃料を積載する場合もある。さら
に、1つの船舶に1つの売り手が取り扱っている原燃料
を積載する場合もあり、複数の売り手が取り扱っている
各原燃料を積載する場合もある。このような様々な状況
の中で、1つの船舶の積載スペースを有効に使用するた
めには、当該船舶がどのようなスケジュールで、どこの
売り手の原燃料を、どの積載スペースを使用するか、或
いはどの船舶が空き状態であるか等を、それぞれの買い
手(又は売り手)が把握して、適切な船舶についての傭
船契約等を行う必要があるが、電話やファクシミリ、或
いはテレックス等を用いた情報交換では、これを実現す
るのは非常に困難である。
た輸送では、1つの売り手が1つの港を利用したり、複
数の売り手が1つの港を利用する場合がある。また、1
つの船舶に複数種の原燃料を積載する場合もある。さら
に、1つの船舶に1つの売り手が取り扱っている原燃料
を積載する場合もあり、複数の売り手が取り扱っている
各原燃料を積載する場合もある。このような様々な状況
の中で、1つの船舶の積載スペースを有効に使用するた
めには、当該船舶がどのようなスケジュールで、どこの
売り手の原燃料を、どの積載スペースを使用するか、或
いはどの船舶が空き状態であるか等を、それぞれの買い
手(又は売り手)が把握して、適切な船舶についての傭
船契約等を行う必要があるが、電話やファクシミリ、或
いはテレックス等を用いた情報交換では、これを実現す
るのは非常に困難である。
【0011】以上のことにより、従来の原燃料の輸送管
理の問題点としては、次のようにまとめられる。 (1)情報伝達スピードが遅い。 (2)情報の行き違いが生じる危険性があり、情報伝達
の正確性が必ずしも十分でない。 (3)配船等の管理の最適化が中途半端にとどまってい
る。 (4)輸送設備の積載スペースを有効に使用できない。 これらの問題点により、従来は、効率的な輸送、及び輸
送コストの削減を実現することができなかった。
理の問題点としては、次のようにまとめられる。 (1)情報伝達スピードが遅い。 (2)情報の行き違いが生じる危険性があり、情報伝達
の正確性が必ずしも十分でない。 (3)配船等の管理の最適化が中途半端にとどまってい
る。 (4)輸送設備の積載スペースを有効に使用できない。 これらの問題点により、従来は、効率的な輸送、及び輸
送コストの削減を実現することができなかった。
【0012】ところで、通信ネットワークを介した鉄鋼
製品の電子商取引は、米国で既に実施されており、例え
ば、USP5,715,402号公報に、スポットメタ
ルの売り手と買い手をマッチングさせる方法及びシステ
ムが開示されている。しかしながら、USP5,71
5,402号公報等に開示されている方法或いはシステ
ムでは、スポットメタルが対象に限定されており、鉄鉱
石、石炭、原油、LNG等の原燃料には適用できない。
製品の電子商取引は、米国で既に実施されており、例え
ば、USP5,715,402号公報に、スポットメタ
ルの売り手と買い手をマッチングさせる方法及びシステ
ムが開示されている。しかしながら、USP5,71
5,402号公報等に開示されている方法或いはシステ
ムでは、スポットメタルが対象に限定されており、鉄鉱
石、石炭、原油、LNG等の原燃料には適用できない。
【0013】具体的には、まず、ここでの原燃料、例え
ば、鉄鉱石については、一般の商品と異なり、次のよう
な特徴があるものとしている。 (1)原燃料の品位が生産地や生産時期により異なるた
め、予め輸送対象の品位を特定できない。 (2)原燃料の輸送量が搬送過程で減少するため、予め
輸送対象の輸送量を特定できない。 したがって、USP5,715,402号公報等に開示
されている方法或いはシステムでは、すなわち従来の一
般の商品を対象とした電子商取引の構成では、品位や輸
送量を特定しにくい原燃料の輸送管理を行うことはでき
ない。
ば、鉄鉱石については、一般の商品と異なり、次のよう
な特徴があるものとしている。 (1)原燃料の品位が生産地や生産時期により異なるた
め、予め輸送対象の品位を特定できない。 (2)原燃料の輸送量が搬送過程で減少するため、予め
輸送対象の輸送量を特定できない。 したがって、USP5,715,402号公報等に開示
されている方法或いはシステムでは、すなわち従来の一
般の商品を対象とした電子商取引の構成では、品位や輸
送量を特定しにくい原燃料の輸送管理を行うことはでき
ない。
【0014】また、USP5,715,402号公報等
に開示されている方法は、売り手と買い手のマッチング
方法であるが、原燃料の輸送管理では、売り手と買い手
のマッチングだけでなく、輸送設備の仕様や空き状況に
よって、輸送会社が輸送指示に応じられるか否か判断す
る必要がある。したがって、USP5,715,402
号公報等に開示されている方法或いはシステム、すなわ
ち従来の一般の商品を対象とした電子商取引のための構
成では、輸送設備の仕様や空き状況を勘案する必要があ
る原燃料の輸送管理には適用できない。
に開示されている方法は、売り手と買い手のマッチング
方法であるが、原燃料の輸送管理では、売り手と買い手
のマッチングだけでなく、輸送設備の仕様や空き状況に
よって、輸送会社が輸送指示に応じられるか否か判断す
る必要がある。したがって、USP5,715,402
号公報等に開示されている方法或いはシステム、すなわ
ち従来の一般の商品を対象とした電子商取引のための構
成では、輸送設備の仕様や空き状況を勘案する必要があ
る原燃料の輸送管理には適用できない。
【0015】また、原料の輸送に関する従来技術として
は、例えば、特開平11−100127号公報に、早出
及び滞船料の見積もりが可能であり、他の港での荷役計
画を参照可能とした原料の荷役管理システムが開示され
ている。しかしながら、特開平11−100127号公
報等に開示されている荷役管理システムは、原料の荷役
管理のためのシステムであって、輸送管理には適用でき
ない。
は、例えば、特開平11−100127号公報に、早出
及び滞船料の見積もりが可能であり、他の港での荷役計
画を参照可能とした原料の荷役管理システムが開示され
ている。しかしながら、特開平11−100127号公
報等に開示されている荷役管理システムは、原料の荷役
管理のためのシステムであって、輸送管理には適用でき
ない。
【0016】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、原燃料の輸送管理の過程におい
て、輸送管理に関する情報(輸送設備情報、原燃料銘柄
情報、及び輸送指示情報等)を正しく特定し、その情報
の変更があった場合には当該更新情報を共有化できる構
成とすることで、輸送設備仕様や空き状況等に合わせ
て、的確且つ効率的な輸送管理を実現できる、輸送管理
装置、輸送管理システム、輸送管理方法、及びそれを実
施するための処理ステップをコンピュータが読出可能に
格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
ために成されたもので、原燃料の輸送管理の過程におい
て、輸送管理に関する情報(輸送設備情報、原燃料銘柄
情報、及び輸送指示情報等)を正しく特定し、その情報
の変更があった場合には当該更新情報を共有化できる構
成とすることで、輸送設備仕様や空き状況等に合わせ
て、的確且つ効率的な輸送管理を実現できる、輸送管理
装置、輸送管理システム、輸送管理方法、及びそれを実
施するための処理ステップをコンピュータが読出可能に
格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、ネットワークを介して外部との通信可能
な輸送管理装置であって、上記ネットワークを介して外
部から提供された原燃料の輸送管理に関する情報を記憶
する記憶手段を備え、上記記憶手段内の輸送管理情報
は、上記ネットワークを介して外部から参照可能である
ことを特徴とする。
第1の発明は、ネットワークを介して外部との通信可能
な輸送管理装置であって、上記ネットワークを介して外
部から提供された原燃料の輸送管理に関する情報を記憶
する記憶手段を備え、上記記憶手段内の輸送管理情報
は、上記ネットワークを介して外部から参照可能である
ことを特徴とする。
【0018】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記記憶手段内の輸送管理情報を、上記ネットワークを
介して外部へ提示する提示手段を備えることを特徴とす
る。
上記記憶手段内の輸送管理情報を、上記ネットワークを
介して外部へ提示する提示手段を備えることを特徴とす
る。
【0019】第3の発明は、上記第2の発明において、
上記提示手段は、上記ネットワークを介しての情報提供
側からの変更指示に基づき上記記憶手段内の該当する情
報を更新した結果を、上記ネットワークを介して外部へ
提示することを特徴とする。
上記提示手段は、上記ネットワークを介しての情報提供
側からの変更指示に基づき上記記憶手段内の該当する情
報を更新した結果を、上記ネットワークを介して外部へ
提示することを特徴とする。
【0020】第4の発明は、上記第2の発明において、
上記提示手段は、上記ネットワークを介しての外部から
の情報要求に基づいた上記記憶手段内の該当する情報
を、上記情報要求先へ上記ネットワークを介して提示す
ることを特徴とする。
上記提示手段は、上記ネットワークを介しての外部から
の情報要求に基づいた上記記憶手段内の該当する情報
を、上記情報要求先へ上記ネットワークを介して提示す
ることを特徴とする。
【0021】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記記憶手段内の輸送管理情報は、輸送設備の管理側か
ら提供された輸送設備情報、当該管理側から提供された
輸送動静情報、上記原燃料の買い手側又は売り手側から
提供された原燃料銘柄情報、及び上記原燃料の買い手側
又は売り手側から提供された輸送指示情報の少なくとも
何れかの情報を含むことを特徴とする。
上記記憶手段内の輸送管理情報は、輸送設備の管理側か
ら提供された輸送設備情報、当該管理側から提供された
輸送動静情報、上記原燃料の買い手側又は売り手側から
提供された原燃料銘柄情報、及び上記原燃料の買い手側
又は売り手側から提供された輸送指示情報の少なくとも
何れかの情報を含むことを特徴とする。
【0022】第6の発明は、上記第5の発明において、
上記輸送設備情報は、輸送設備の空き情報、及び輸送設
備の部分的な空き情報の少なくとも何れかの情報を含む
ことを特徴とする。
上記輸送設備情報は、輸送設備の空き情報、及び輸送設
備の部分的な空き情報の少なくとも何れかの情報を含む
ことを特徴とする。
【0023】第7の発明は、原燃料の買い手側、売り手
側、原燃料の輸送設備の管理側、及び輸送管理側が少な
くとも同一ネットワーク上に通信可能なように接続され
てなる輸送管理システムであって、上記輸送管理側は、
請求項1〜6の何れかに記載の輸送管理装置の機能を有
することを特徴とする。
側、原燃料の輸送設備の管理側、及び輸送管理側が少な
くとも同一ネットワーク上に通信可能なように接続され
てなる輸送管理システムであって、上記輸送管理側は、
請求項1〜6の何れかに記載の輸送管理装置の機能を有
することを特徴とする。
【0024】第8の発明は、原燃料の買い手側、売り手
側、及び原燃料の輸送設備の管理側が少なくとも同一ネ
ットワーク上に通信可能なように接続されてなる輸送管
理システムであって、上記ネットワークを介して外部か
ら参照可能な原燃料の輸送管理に関する情報を記憶する
記憶手段を備えることを特徴とする。
側、及び原燃料の輸送設備の管理側が少なくとも同一ネ
ットワーク上に通信可能なように接続されてなる輸送管
理システムであって、上記ネットワークを介して外部か
ら参照可能な原燃料の輸送管理に関する情報を記憶する
記憶手段を備えることを特徴とする。
【0025】第9の発明は、ネットワークを介して原燃
料の輸送管理を行うための輸送管理方法であって、上記
ネットワーク上の原燃料の買い手側、売り手側、及び輸
送設備の管理側の少なくとも何れかにより入力された輸
送管理に関する情報を管理する管理ステップと、上記管
理ステップにより管理された輸送管理情報を、上記ネッ
トワークを介して、上記買い手側又は上記売り手側へ提
示する提示ステップと、 上記提示ステップでの情報提
示に基づき、上記ネットワークを介して上記買い手側又
は上記売り手側から通知された輸送指示の受託の是非
を、上記ネットワークを介して、上記買い手又は上記売
り手へ通知する通知ステップと、上記ネットワーク上の
原燃料の買い手側、売り手側、及び輸送設備の管理側の
少なくとも何れかにより入力された変更情報に基づき、
上記管理ステップにより管理された輸送管理情報の該当
する情報を更新する更新ステップと、上記更新ステップ
での更新結果を、上記ネットワークを介して、上記買い
手側、上記売り手側、及び上記輸送設備の管理側の少な
くとも何れかへ提示する変更提示ステップとを含むこと
を特徴とする。
料の輸送管理を行うための輸送管理方法であって、上記
ネットワーク上の原燃料の買い手側、売り手側、及び輸
送設備の管理側の少なくとも何れかにより入力された輸
送管理に関する情報を管理する管理ステップと、上記管
理ステップにより管理された輸送管理情報を、上記ネッ
トワークを介して、上記買い手側又は上記売り手側へ提
示する提示ステップと、 上記提示ステップでの情報提
示に基づき、上記ネットワークを介して上記買い手側又
は上記売り手側から通知された輸送指示の受託の是非
を、上記ネットワークを介して、上記買い手又は上記売
り手へ通知する通知ステップと、上記ネットワーク上の
原燃料の買い手側、売り手側、及び輸送設備の管理側の
少なくとも何れかにより入力された変更情報に基づき、
上記管理ステップにより管理された輸送管理情報の該当
する情報を更新する更新ステップと、上記更新ステップ
での更新結果を、上記ネットワークを介して、上記買い
手側、上記売り手側、及び上記輸送設備の管理側の少な
くとも何れかへ提示する変更提示ステップとを含むこと
を特徴とする。
【0026】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、上記輸送管理情報は、上記輸送設備の管理側にて保
持している輸送設備情報、当該管理側にて保持している
輸送動静情報、上記買い手側又は売り手側にて保持して
いる原燃料銘柄情報、及び上記買い手側又は売り手側に
て保持している輸送指示情報の少なくとも何れかの情報
を含むことを特徴とする。
て、上記輸送管理情報は、上記輸送設備の管理側にて保
持している輸送設備情報、当該管理側にて保持している
輸送動静情報、上記買い手側又は売り手側にて保持して
いる原燃料銘柄情報、及び上記買い手側又は売り手側に
て保持している輸送指示情報の少なくとも何れかの情報
を含むことを特徴とする。
【0027】第11の発明は、上記第10の発明におい
て、上記輸送設備情報は、輸送設備の空き情報、及び輸
送設備の部分的な空き情報の少なくとも何れかの情報を
含むことを特徴とする。
て、上記輸送設備情報は、輸送設備の空き情報、及び輸
送設備の部分的な空き情報の少なくとも何れかの情報を
含むことを特徴とする。
【0028】第12の発明は、請求項1〜6の何れかに
記載の輸送管理装置の機能、又は請求項7及び8の何れ
かに記載の輸送管理システムの機能を実施するための処
理プログラムを、コンピュータが読出可能に格納した記
憶媒体であることを特徴とする。
記載の輸送管理装置の機能、又は請求項7及び8の何れ
かに記載の輸送管理システムの機能を実施するための処
理プログラムを、コンピュータが読出可能に格納した記
憶媒体であることを特徴とする。
【0029】第13の発明は、請求項9〜11の何れか
に記載の輸送管理方法の処理ステップを、コンピュータ
が読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
に記載の輸送管理方法の処理ステップを、コンピュータ
が読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0030】具体的には例えば、原燃料の買い手側、売
り手側、及び輸送設備の管理側(輸送会社等)が保有す
る情報を、ネットワークを介して参照可能とし、輸送管
理の過程において、輸送設備情報、原燃料銘柄情報、及
び輸送指示情報等の輸送管理情報を正しく特定し、その
情報に変更があった場合には、当該更新情報を共有化す
る構成とすることで、輸送設備の仕様や空き状況等に合
わせて、的確且つ効率的な輸送管理を行えるようにす
る。
り手側、及び輸送設備の管理側(輸送会社等)が保有す
る情報を、ネットワークを介して参照可能とし、輸送管
理の過程において、輸送設備情報、原燃料銘柄情報、及
び輸送指示情報等の輸送管理情報を正しく特定し、その
情報に変更があった場合には、当該更新情報を共有化す
る構成とすることで、輸送設備の仕様や空き状況等に合
わせて、的確且つ効率的な輸送管理を行えるようにす
る。
【0031】これにより、原燃料の売り手側や買い手
側、或いは輸送設備の管理側はそれぞれ、ネットワーク
を介して、原燃料の輸送設備情報、原燃料銘柄情報、及
び輸送指示情報等の輸送管理情報を参照できるため、必
要な情報をリアルタイムでタイムリー且つ正確な情報を
入手でき、輸送指示の受託の是非を正確に判断すること
ができるため、効率的な輸送計画を作成することができ
る。また、それぞれの売り手側や買い手側は、複数の輸
送設備情報を同時に管理することができるため、無駄の
ない輸送計画を作成するでき、サプライ・チェーン・マ
ネージメント(Supply Chain Management)を実現する
ことができる。さらに、複数の原燃料について、単一の
システムを用いてから同時に輸送管理を実現でき、個々
の原燃料ごとにシステム構築する必要がないため、低コ
ストで使い易いサービスを提供することができる。
側、或いは輸送設備の管理側はそれぞれ、ネットワーク
を介して、原燃料の輸送設備情報、原燃料銘柄情報、及
び輸送指示情報等の輸送管理情報を参照できるため、必
要な情報をリアルタイムでタイムリー且つ正確な情報を
入手でき、輸送指示の受託の是非を正確に判断すること
ができるため、効率的な輸送計画を作成することができ
る。また、それぞれの売り手側や買い手側は、複数の輸
送設備情報を同時に管理することができるため、無駄の
ない輸送計画を作成するでき、サプライ・チェーン・マ
ネージメント(Supply Chain Management)を実現する
ことができる。さらに、複数の原燃料について、単一の
システムを用いてから同時に輸送管理を実現でき、個々
の原燃料ごとにシステム構築する必要がないため、低コ
ストで使い易いサービスを提供することができる。
【0032】また、輸送設備情報へ輸送設備の空き情報
を含めるように構成した場合、原燃料の買い手側又は売
り手側は、ネットワークを介して、輸送設備の空き情報
を参照することができるため、リアルタイムで正確な情
報が入手でき、さらに輸送計画を立て易くなる。
を含めるように構成した場合、原燃料の買い手側又は売
り手側は、ネットワークを介して、輸送設備の空き情報
を参照することができるため、リアルタイムで正確な情
報が入手でき、さらに輸送計画を立て易くなる。
【0033】また、輸送設備情報へ輸送設備の部分的な
空き情報を含めるように構成した場合、原燃料の買い手
側又は売り手側は、ネットワークを介して、輸送設備の
部分的な空き情報を参照することができるため、輸送設
備の空いたスペースを他の原燃料等の輸送に用いること
ができる。
空き情報を含めるように構成した場合、原燃料の買い手
側又は売り手側は、ネットワークを介して、輸送設備の
部分的な空き情報を参照することができるため、輸送設
備の空いたスペースを他の原燃料等の輸送に用いること
ができる。
【0034】また、輸送管理情報へ輸送動静情報を含め
るように構成した場合、原燃料の買い手側又は売り手側
は、ネットワークを介して、輸送動静情報を参照するこ
とができるため、リアルタイムで正確な情報入手がで
き、さらに輸送計画を立て易くなる。
るように構成した場合、原燃料の買い手側又は売り手側
は、ネットワークを介して、輸送動静情報を参照するこ
とができるため、リアルタイムで正確な情報入手がで
き、さらに輸送計画を立て易くなる。
【0035】また、原燃料の売り手側や買い手側、或い
は輸送設備の管理側から、ネットワークを介して情報要
求された場合、その要求された情報を要求先へ提供する
ように構成した場合、当該要求先である原燃料の売り手
側や買い手側、或いは輸送設備の管理側は、所望する情
報を必要なときに入手することができる。
は輸送設備の管理側から、ネットワークを介して情報要
求された場合、その要求された情報を要求先へ提供する
ように構成した場合、当該要求先である原燃料の売り手
側や買い手側、或いは輸送設備の管理側は、所望する情
報を必要なときに入手することができる。
【0036】尚、輸送設備情報とは、輸送設備の仕様に
関する情報を含む情報であり、具体的には例えば、各輸
送設備のサイズ(Dimension)や許容積載量等の情報で
ある。また、輸送設備情報には、好ましくは、輸送設備
の空き情報を含み、さらに好ましくは、輸送設備の部分
的な空き情報を含むようにしてもよい。原燃料銘柄情報
とは、輸送対象となる原燃料(貨物)に関する情報を含
む情報であり、具体的には例えば、原燃料の名称、品
位、及び輸送量等の情報である。この原燃料銘柄情報
は、売り手側又は買い手側から提供される。輸送動静情
報とは、輸送の進捗状況に関する情報を含む情報であ
り、具体的には例えば、輸送設備の現在地やスケジュー
ル情報等の情報である。輸送指示情報とは、輸送方法に
関する情報を含む情報であり、具体的には例えば、積み
港や揚げ港の情報や、積載要領に関する情報等の情報で
ある。
関する情報を含む情報であり、具体的には例えば、各輸
送設備のサイズ(Dimension)や許容積載量等の情報で
ある。また、輸送設備情報には、好ましくは、輸送設備
の空き情報を含み、さらに好ましくは、輸送設備の部分
的な空き情報を含むようにしてもよい。原燃料銘柄情報
とは、輸送対象となる原燃料(貨物)に関する情報を含
む情報であり、具体的には例えば、原燃料の名称、品
位、及び輸送量等の情報である。この原燃料銘柄情報
は、売り手側又は買い手側から提供される。輸送動静情
報とは、輸送の進捗状況に関する情報を含む情報であ
り、具体的には例えば、輸送設備の現在地やスケジュー
ル情報等の情報である。輸送指示情報とは、輸送方法に
関する情報を含む情報であり、具体的には例えば、積み
港や揚げ港の情報や、積載要領に関する情報等の情報で
ある。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
て図面を用いて説明する。
【0038】本発明は、例えば、図1に示すような輸送
管理システム100に適用される。この輸送管理システ
ム100は、上記図1に示すように、鉄鉱石、石炭、そ
の他鉱産資源、グレイン、肥料等の原料や燃料(原燃
料)を船舶により効率的に輸送するため情報管理を行う
輸送管理機能110を有し、この輸送管理機能110に
対して、複数の売り手120(1),120(2),
…,120(n)、複数の買い手130(1),130
(2),…,130(n)、複数の船会社140
(1),140(2),…,140(n)、及び複数の
検定機関150(1),150(2),…,150
(n)がそれぞれ通信ネットワークを介してアクセス可
能なように構成されている。
管理システム100に適用される。この輸送管理システ
ム100は、上記図1に示すように、鉄鉱石、石炭、そ
の他鉱産資源、グレイン、肥料等の原料や燃料(原燃
料)を船舶により効率的に輸送するため情報管理を行う
輸送管理機能110を有し、この輸送管理機能110に
対して、複数の売り手120(1),120(2),
…,120(n)、複数の買い手130(1),130
(2),…,130(n)、複数の船会社140
(1),140(2),…,140(n)、及び複数の
検定機関150(1),150(2),…,150
(n)がそれぞれ通信ネットワークを介してアクセス可
能なように構成されている。
【0039】特に、輸送管理システム100では、買い
手130(1),130(2),…,130(n)、売
り手120(1),120(2),…,120(n)、
輸送会社140(1),140(2),…,140
(n)、及び検定機関150(1),150(2),
…,150(n)のそれぞれが保有する情報(輸送管理
情報)を輸送管理機能110で一括管理し、輸送管理機
能110へ通信ネットワークを介してアクセスすること
で、買い手130(1),130(2),…,130
(n)、売り手120(1),120(2),…,12
0(n)、輸送会社140(1),140(2),…,
140(n)、及び検定機関150(1),150
(2),…,150(n)のそれぞれが、輸送管理機能
110での管理情報(輸送管理情報)を参照可能なよう
になされている。すなわち、本実施の形態では、輸送管
理情報を蓄積管理するためのデータベース115を備え
る輸送管理機能110により、売り手120(X)、買
い手130(X)、及び船会社140(X)の三者から
独立した中立且つ安全な情報共有の場を提供し、特に、
インターネット等の通信ネットワークを介して、輸送管
理機能110へ容易にアクセスすることで、輸送管理機
能110での管理情報(輸送管理情報)を参照及び更新
可能なように構成している。
手130(1),130(2),…,130(n)、売
り手120(1),120(2),…,120(n)、
輸送会社140(1),140(2),…,140
(n)、及び検定機関150(1),150(2),
…,150(n)のそれぞれが保有する情報(輸送管理
情報)を輸送管理機能110で一括管理し、輸送管理機
能110へ通信ネットワークを介してアクセスすること
で、買い手130(1),130(2),…,130
(n)、売り手120(1),120(2),…,12
0(n)、輸送会社140(1),140(2),…,
140(n)、及び検定機関150(1),150
(2),…,150(n)のそれぞれが、輸送管理機能
110での管理情報(輸送管理情報)を参照可能なよう
になされている。すなわち、本実施の形態では、輸送管
理情報を蓄積管理するためのデータベース115を備え
る輸送管理機能110により、売り手120(X)、買
い手130(X)、及び船会社140(X)の三者から
独立した中立且つ安全な情報共有の場を提供し、特に、
インターネット等の通信ネットワークを介して、輸送管
理機能110へ容易にアクセスすることで、輸送管理機
能110での管理情報(輸送管理情報)を参照及び更新
可能なように構成している。
【0040】尚、船会社140(X)との傭船契約につ
いては、例えば、FOB契約の場合には買い手が傭船契
約を行い、C&F契約の場合には売り手が傭船契約を行
うが、本実施の形態では、説明の簡単のために、FOB
契約として、買い手130(X)が船会社140(X)
と傭船契約するものとする。 売り手120(X)が傭
船契約する場合(C&F契約)には、買い手130
(X)と売り手120(X)の立場が逆になるだけであ
り、本実施の形態での基本的な構成には変わりはない。
いては、例えば、FOB契約の場合には買い手が傭船契
約を行い、C&F契約の場合には売り手が傭船契約を行
うが、本実施の形態では、説明の簡単のために、FOB
契約として、買い手130(X)が船会社140(X)
と傭船契約するものとする。 売り手120(X)が傭
船契約する場合(C&F契約)には、買い手130
(X)と売り手120(X)の立場が逆になるだけであ
り、本実施の形態での基本的な構成には変わりはない。
【0041】<輸送管理機能110の構成>輸送管理機
能110は、任意の機関(独立した企業等)内に設けら
れており、例えば、図2に示すように、ファイアウオー
ル111、Webサーバ112、スイッチングハブ11
3、内部サーバ114、及び本システムの管理者用の端
末装置(システム管理者用端末装置)118を含んでい
る。
能110は、任意の機関(独立した企業等)内に設けら
れており、例えば、図2に示すように、ファイアウオー
ル111、Webサーバ112、スイッチングハブ11
3、内部サーバ114、及び本システムの管理者用の端
末装置(システム管理者用端末装置)118を含んでい
る。
【0042】Webサーバ112は、インターネット等
の通信ネットワーク160及びファイアウオール111
を介して、売り手120(1),120(2),…,1
20(n)、買い手130(1),130(2),…,
130(n)、船会社140(1),140(2),
…,140(n)、及び検定機関150(1),150
(2),…,150(n)からアクセスされる。このW
ebサーバ112により、売り手120(1),120
(2),…,120(n)、買い手130(1),13
0(2),…,130(n)、船会社140(1),1
40(2),…,140(n)、及び検定機関150
(1),150(2),…,150(n)のそれぞれに
対して、詳細は後述する輸送管理情報(輸送設備情報、
原燃料銘柄情報、及び輸送指示情報等)の登録、更新、
及び表示の一連のサービスが提供されることになる。
の通信ネットワーク160及びファイアウオール111
を介して、売り手120(1),120(2),…,1
20(n)、買い手130(1),130(2),…,
130(n)、船会社140(1),140(2),
…,140(n)、及び検定機関150(1),150
(2),…,150(n)からアクセスされる。このW
ebサーバ112により、売り手120(1),120
(2),…,120(n)、買い手130(1),13
0(2),…,130(n)、船会社140(1),1
40(2),…,140(n)、及び検定機関150
(1),150(2),…,150(n)のそれぞれに
対して、詳細は後述する輸送管理情報(輸送設備情報、
原燃料銘柄情報、及び輸送指示情報等)の登録、更新、
及び表示の一連のサービスが提供されることになる。
【0043】内部サーバ114は、輸送管理情報等の各
種情報が蓄積されるデータベース115と、データベー
ス115の運用を行う運用DBサーバ117と、本発明
を適用したアプリケーションを実行することで本システ
ム100全体の動作制御を司る運用APサーバ116と
を含んでいる。
種情報が蓄積されるデータベース115と、データベー
ス115の運用を行う運用DBサーバ117と、本発明
を適用したアプリケーションを実行することで本システ
ム100全体の動作制御を司る運用APサーバ116と
を含んでいる。
【0044】データベース115には、主に次のような
情報〜が輸送管理情報として蓄積管理され、売り手
120(1),120(2),…,120(n)、買い
手130(1),130(2),…,130(n)、船
会社140(1),140(2),…,140(n)、
及び検定機関150(1),150(2),…,150
(n)のそれぞれが参照可能なようになされている。
情報〜が輸送管理情報として蓄積管理され、売り手
120(1),120(2),…,120(n)、買い
手130(1),130(2),…,130(n)、船
会社140(1),140(2),…,140(n)、
及び検定機関150(1),150(2),…,150
(n)のそれぞれが参照可能なようになされている。
【0045】傭船契約を行う買い手130(X)が提
供する情報 ・自ら傭船契約した船舶の積み港、揚げ港、及び積載方
法等の情報(輸送指示情報)。この輸送指示情報として
は、さらに、どの港を何時出発し、どの港へ何時到着す
るか等のスケジュール情報や、積載スペース(ホール
ド)の指定、どのスペースへどの原燃料を積載するか、
どの港でどのスペースから原燃料をおろすか等の情報を
も含むようにしてもよい。 ・船舶へ積載する原燃料の産地、品位、及び重量等の情
報(銘柄情報)。
供する情報 ・自ら傭船契約した船舶の積み港、揚げ港、及び積載方
法等の情報(輸送指示情報)。この輸送指示情報として
は、さらに、どの港を何時出発し、どの港へ何時到着す
るか等のスケジュール情報や、積載スペース(ホール
ド)の指定、どのスペースへどの原燃料を積載するか、
どの港でどのスペースから原燃料をおろすか等の情報を
も含むようにしてもよい。 ・船舶へ積載する原燃料の産地、品位、及び重量等の情
報(銘柄情報)。
【0046】売り手120(X)が提供する情報 ・買い手130(X)が傭船契約した船舶による輸送の
受け入れ可否の情報(受託情報) ・買い手130(X)に対する請求書情報。
受け入れ可否の情報(受託情報) ・買い手130(X)に対する請求書情報。
【0047】船会社140(X)が提供する情報 ・買い手130(X)との傭船契約された船舶について
の情報(輸送設備情報)。具体的には例えば、船名、船
の大きさ(Dimension)、積載可能量、船底、
水面からの高さ、船齢、船舶単位のリアルタイムの空き
情報、船舶の積載スペースにおける空き情報(空きスペ
ース情報)、など。 ・買い手130(X)との傭船契約された船舶の位置
(現在地)やスケジュールの進捗状況等の情報(動静情
報)。 ・買い手130(X)に対する請求書情報。この請求書
情報は、輸送設備情報、銘柄情報、輸送指示情報、後述
する品質情報、及び輸送量情報から生成された情報であ
り、代金決裁に用いられる。
の情報(輸送設備情報)。具体的には例えば、船名、船
の大きさ(Dimension)、積載可能量、船底、
水面からの高さ、船齢、船舶単位のリアルタイムの空き
情報、船舶の積載スペースにおける空き情報(空きスペ
ース情報)、など。 ・買い手130(X)との傭船契約された船舶の位置
(現在地)やスケジュールの進捗状況等の情報(動静情
報)。 ・買い手130(X)に対する請求書情報。この請求書
情報は、輸送設備情報、銘柄情報、輸送指示情報、後述
する品質情報、及び輸送量情報から生成された情報であ
り、代金決裁に用いられる。
【0048】検定機関150(X)が提供する情報 ここで、一般に原燃料の輸送経費については、原燃料の
積み時又は揚げ時に、第三者が原燃料を分析し品位を測
定した結果により、最終的な輸送経費が決定されるた
め、これを実施する機関として第三者の検定機関150
(X)が設けられている。したがって、検定機関150
(X)が提供する情報は、原燃料の成分分析結果や品質
の優劣を示す等級の情報(品質情報)、及び輸送重量情
報等の情報(輸送量情報)となる。
積み時又は揚げ時に、第三者が原燃料を分析し品位を測
定した結果により、最終的な輸送経費が決定されるた
め、これを実施する機関として第三者の検定機関150
(X)が設けられている。したがって、検定機関150
(X)が提供する情報は、原燃料の成分分析結果や品質
の優劣を示す等級の情報(品質情報)、及び輸送重量情
報等の情報(輸送量情報)となる。
【0049】上述のような各種情報〜(輸送管理情
報)が提供されるデータベース115には、運用DBサ
ーバ117及び運用APサーバ116によって、当該輸
送管理情報が常に最新の状態で蓄積される。これによ
り、売り手120(1),120(2),…,120
(n)、買い手130(1),130(2),…,13
0(n)、及び船会社140(1),140(2),
…,140(n)のそれぞれは、情報の行き違い等な
く、常に最新の輸送管理情報を参照可能となる。
報)が提供されるデータベース115には、運用DBサ
ーバ117及び運用APサーバ116によって、当該輸
送管理情報が常に最新の状態で蓄積される。これによ
り、売り手120(1),120(2),…,120
(n)、買い手130(1),130(2),…,13
0(n)、及び船会社140(1),140(2),
…,140(n)のそれぞれは、情報の行き違い等な
く、常に最新の輸送管理情報を参照可能となる。
【0050】システム管理者用端末装置118は、CP
U及びメモリを含むパーソナルコンピュータ等からな
り、スイッチングハブ113を介してWebサーバ11
2及び内部サーバ114のそれぞれと接続可能なように
なされている。
U及びメモリを含むパーソナルコンピュータ等からな
り、スイッチングハブ113を介してWebサーバ11
2及び内部サーバ114のそれぞれと接続可能なように
なされている。
【0051】<売り手120(X)、買い手130
(X)、船会社140(X)、及び検定機関150
(X)の構成>売り手120(X)、買い手130
(X)、船会社140(X)、及び検定機関150
(X)はそれぞれ、CPU及びメモリを含むパーソナル
コンピュータ等の端末装置を備えており、当該端末装置
上の操作により、通信ネットワーク160を介して、輸
送管理機能110へアクセス可能なようになされてい
る。
(X)、船会社140(X)、及び検定機関150
(X)の構成>売り手120(X)、買い手130
(X)、船会社140(X)、及び検定機関150
(X)はそれぞれ、CPU及びメモリを含むパーソナル
コンピュータ等の端末装置を備えており、当該端末装置
上の操作により、通信ネットワーク160を介して、輸
送管理機能110へアクセス可能なようになされてい
る。
【0052】<輸送管理システム100の動作>図3
は、輸送管理システム100での最も特徴とする動作、
すなわち輸送管理機能110の動作の一例を示したもの
である。また、図4は、上記図3に示す輸送管理機能1
10の動作を含めた輸送管理システム100全体の動作
の一例を示したものである。上記図3及び図4により示
される動作(機能)は、運用APサーバ116が、本発
明を適用したアプリケーション(上記図3及び図4に示
すフローチャートに従った制御プログラム)を実行する
ことで実施される。
は、輸送管理システム100での最も特徴とする動作、
すなわち輸送管理機能110の動作の一例を示したもの
である。また、図4は、上記図3に示す輸送管理機能1
10の動作を含めた輸送管理システム100全体の動作
の一例を示したものである。上記図3及び図4により示
される動作(機能)は、運用APサーバ116が、本発
明を適用したアプリケーション(上記図3及び図4に示
すフローチャートに従った制御プログラム)を実行する
ことで実施される。
【0053】尚、ここでは、説明の簡単のため、買い手
130(X)が傭船契約を行い(FOB契約)、買い手
130(X)、売り手120(X)、及び船会社140
(X)へ着目するが、これに検定機関150(X)をも
含めるようにしてもよい。すなわち、検定機関150
(X)で保持されている情報をもデータベース115へ
蓄積管理し、通信ネットワーク160を介して提示する
ようにしてもよい。
130(X)が傭船契約を行い(FOB契約)、買い手
130(X)、売り手120(X)、及び船会社140
(X)へ着目するが、これに検定機関150(X)をも
含めるようにしてもよい。すなわち、検定機関150
(X)で保持されている情報をもデータベース115へ
蓄積管理し、通信ネットワーク160を介して提示する
ようにしてもよい。
【0054】輸送管理機能110の動作:上記図3参
照
照
【0055】ステップS201:輸送管理機能110
は、傭船契約を行う買い手130(X)、及び船会社1
40(X)から通信ネットワーク160を介して提供さ
れた輸送設備情報、原燃料銘柄情報、及び輸送指示情報
をデータベース115へ蓄積し、それぞれの情報を管理
する。
は、傭船契約を行う買い手130(X)、及び船会社1
40(X)から通信ネットワーク160を介して提供さ
れた輸送設備情報、原燃料銘柄情報、及び輸送指示情報
をデータベース115へ蓄積し、それぞれの情報を管理
する。
【0056】ステップS202:輸送管理機能110
は、売り手120(X)へ、データベース115内の情
報を提示する。これにより、売り手120(X)は、買
い手130(X)が傭船契約した船舶による輸送の受け
入れが可能であるか否かを検討し、その結果情報(受託
情報)を、輸送管理機能110へ通知する。
は、売り手120(X)へ、データベース115内の情
報を提示する。これにより、売り手120(X)は、買
い手130(X)が傭船契約した船舶による輸送の受け
入れが可能であるか否かを検討し、その結果情報(受託
情報)を、輸送管理機能110へ通知する。
【0057】ステップS203:輸送管理機能110
は、売り手120(X)から通知された輸送指示の受託
の是非を、買い手130(X)へ通知する。これによ
り、買い手130(X)は、船会社140(X)との傭
船契約に基づく輸送が、売り手120(X)で可能であ
るか否かを認識する。尚、ここでの“通知”は、電子メ
ールによる通知でもよいし、或いは、売り手120
(X)自身が輸送管理機能110へ直接アクセスするこ
とで、売り手120(X)での輸送指示の受託の是非の
情報を取得するようにしてもよい。
は、売り手120(X)から通知された輸送指示の受託
の是非を、買い手130(X)へ通知する。これによ
り、買い手130(X)は、船会社140(X)との傭
船契約に基づく輸送が、売り手120(X)で可能であ
るか否かを認識する。尚、ここでの“通知”は、電子メ
ールによる通知でもよいし、或いは、売り手120
(X)自身が輸送管理機能110へ直接アクセスするこ
とで、売り手120(X)での輸送指示の受託の是非の
情報を取得するようにしてもよい。
【0058】ステップS204、ステップS205:輸
送管理機能110は、買い手130(X)にてスケジュ
ールの変更(配船の変更等)が生じたことにより、これ
に伴ってデータベース115内の情報を更新する必要が
ある場合には、当該更新処理を実行すると共に(ステッ
プS204)、その更新結果情報を、売り手120
(X)へ提示する。これにより、売り手120(X)
は、買い手130(X)でのスケジュール変更を認識
し、例えば、この変更に基づいた新たな輸送指示の受託
の是非を検討する。
送管理機能110は、買い手130(X)にてスケジュ
ールの変更(配船の変更等)が生じたことにより、これ
に伴ってデータベース115内の情報を更新する必要が
ある場合には、当該更新処理を実行すると共に(ステッ
プS204)、その更新結果情報を、売り手120
(X)へ提示する。これにより、売り手120(X)
は、買い手130(X)でのスケジュール変更を認識
し、例えば、この変更に基づいた新たな輸送指示の受託
の是非を検討する。
【0059】ステップS206:輸送管理機能110
は、船会社140(X)から通信ネットワーク160を
介して提供された輸送動静情報をデータベース115へ
蓄積し、買い手130(X)へ提示する。これにより、
買い手130(X)は、船会社140(X)と傭船契約
した船舶の現在地やスケジュール状況等を認識する。
は、船会社140(X)から通信ネットワーク160を
介して提供された輸送動静情報をデータベース115へ
蓄積し、買い手130(X)へ提示する。これにより、
買い手130(X)は、船会社140(X)と傭船契約
した船舶の現在地やスケジュール状況等を認識する。
【0060】上述のように、輸送管理機能110は、買
い手130(X)、売り手120(X)、及び輸送会社
140(X)が保有している原燃料特有の情報(輸送設
備情報、原燃料銘柄情報、輸送指示情報、及び輸送動静
情報等)をデータベース115へ蓄積管理し、また、必
要に応じて情報更新し、データベース115内の情報を
通信ネットワーク160を介して外部提供する。
い手130(X)、売り手120(X)、及び輸送会社
140(X)が保有している原燃料特有の情報(輸送設
備情報、原燃料銘柄情報、輸送指示情報、及び輸送動静
情報等)をデータベース115へ蓄積管理し、また、必
要に応じて情報更新し、データベース115内の情報を
通信ネットワーク160を介して外部提供する。
【0061】輸送管理システム100全体の動作:上
記図4参照
記図4参照
【0062】ステップS301:傭船契約を行う買い手
130(X)は、船会社140(X)との傭船契約に基
づいた配船計画情報(輸送指示情報)を、通信ネットワ
ーク160を介して、輸送管理機能110へ送信する。
また、買い手130(X)は、以前に輸送管理機能11
0へ送信した配船計画情報に変更が生じた場合には、当
該変更情報を、通信ネットワーク160を介して、輸送
管理機能110へ送信する。
130(X)は、船会社140(X)との傭船契約に基
づいた配船計画情報(輸送指示情報)を、通信ネットワ
ーク160を介して、輸送管理機能110へ送信する。
また、買い手130(X)は、以前に輸送管理機能11
0へ送信した配船計画情報に変更が生じた場合には、当
該変更情報を、通信ネットワーク160を介して、輸送
管理機能110へ送信する。
【0063】ステップS302:輸送管理機能110
は、買い手130(X)から配船計画情報が送信されて
きた場合には、当該配船計画情報をデータベース115
へ蓄積(登録)し、買い手130(X)から配船計画の
変更情報が送信されてきた場合には、当該変更情報に基
づきデータベース115内の該当する配船計画情報を更
新する。
は、買い手130(X)から配船計画情報が送信されて
きた場合には、当該配船計画情報をデータベース115
へ蓄積(登録)し、買い手130(X)から配船計画の
変更情報が送信されてきた場合には、当該変更情報に基
づきデータベース115内の該当する配船計画情報を更
新する。
【0064】ステップS303:船会社140(X)
は、買い手130(X)との傭船契約における船舶の輸
送設備情報及び動静情報を、通信ネットワーク160を
介して、輸送管理機能110へ送信する。
は、買い手130(X)との傭船契約における船舶の輸
送設備情報及び動静情報を、通信ネットワーク160を
介して、輸送管理機能110へ送信する。
【0065】ステップS304:輸送管理機能110
は、船会社140(X)からの輸送設備情報及び動静情
報をデータベース115へ蓄積(登録)する。そして、
輸送管理機能110は、データベース115へ蓄積した
動静情報を、通信ネットワーク160を介して、買い手
130(X)へ送信する。
は、船会社140(X)からの輸送設備情報及び動静情
報をデータベース115へ蓄積(登録)する。そして、
輸送管理機能110は、データベース115へ蓄積した
動静情報を、通信ネットワーク160を介して、買い手
130(X)へ送信する。
【0066】ステップS305、ステップS306:買
い手130(X)は、輸送管理機能110からの動静情
報を参照し(ステップS305)、ステップS301で
の配船計画(輸送指示)を再検討し、必要であれば配船
計画の変更を行い、最終的に決定した配船計画情報(輸
送指示情報)を、通信ネットワーク160を介して、輸
送管理機能110へ送信する(ステップS306)。
い手130(X)は、輸送管理機能110からの動静情
報を参照し(ステップS305)、ステップS301で
の配船計画(輸送指示)を再検討し、必要であれば配船
計画の変更を行い、最終的に決定した配船計画情報(輸
送指示情報)を、通信ネットワーク160を介して、輸
送管理機能110へ送信する(ステップS306)。
【0067】ステップS307:輸送管理機能110
は、買い手130(X)からの配船計画情報でデータベ
ース115内の対応する配船計画情報を更新する。そし
て、輸送管理機能110は、データベース115内の更
新後の配船計画情報を、通信ネットワーク160を介し
て、売り手120(X)及び船会社140(X)へそれ
ぞれ送信する。
は、買い手130(X)からの配船計画情報でデータベ
ース115内の対応する配船計画情報を更新する。そし
て、輸送管理機能110は、データベース115内の更
新後の配船計画情報を、通信ネットワーク160を介し
て、売り手120(X)及び船会社140(X)へそれ
ぞれ送信する。
【0068】ステップS308、ステップS309:売
り手120(X)は、輸送管理機能110からの配船計
画情報を受信し(ステップS308)、船会社140
(X)も同様に、輸送管理機能110からの配船計画情
報を受信する(ステップS309)。
り手120(X)は、輸送管理機能110からの配船計
画情報を受信し(ステップS308)、船会社140
(X)も同様に、輸送管理機能110からの配船計画情
報を受信する(ステップS309)。
【0069】ステップS310:売り手120(X)
は、輸送管理機能110からの配船計画情報(輸送指示
情報)により提示された輸送設備としての船舶による輸
送の受け入れ可否を検討し、当該輸送指示を受託するか
否かの情報(受託情報)を、通信ネットワーク160を
介して、輸送管理機能110へ送信する。
は、輸送管理機能110からの配船計画情報(輸送指示
情報)により提示された輸送設備としての船舶による輸
送の受け入れ可否を検討し、当該輸送指示を受託するか
否かの情報(受託情報)を、通信ネットワーク160を
介して、輸送管理機能110へ送信する。
【0070】ステップS311:輸送管理機能110
は、売り手120(X)からの受託情報をデータベース
115へ蓄積(登録)する。そして、輸送管理機能11
0は、データベース115内の受託情報を、通信ネット
ワーク160を介して、買い手130(X)及び船会社
140(X)へそれぞれ送信する。
は、売り手120(X)からの受託情報をデータベース
115へ蓄積(登録)する。そして、輸送管理機能11
0は、データベース115内の受託情報を、通信ネット
ワーク160を介して、買い手130(X)及び船会社
140(X)へそれぞれ送信する。
【0071】ステップS312:買い手130(X)
は、輸送管理機能110からの受託情報により、売り手
120(X)が輸送指示を受託したか否かを認識し、例
えば、売り手120(X)が輸送指示を受託していない
場合には、再度、必要に応じて船会社140(X)と新
規の傭船契約を締結したり、既に締結済みの傭船契約に
基づく運航スケジュールを調整したりして、配船計画を
修正する。
は、輸送管理機能110からの受託情報により、売り手
120(X)が輸送指示を受託したか否かを認識し、例
えば、売り手120(X)が輸送指示を受託していない
場合には、再度、必要に応じて船会社140(X)と新
規の傭船契約を締結したり、既に締結済みの傭船契約に
基づく運航スケジュールを調整したりして、配船計画を
修正する。
【0072】ステップS313:船会社140(X)も
同様に、輸送管理機能110からの受託情報により、売
り手120(X)が輸送指示を受託したか否かを認識す
る。この結果、例えば、売り手120(X)が輸送指示
を受託していない場合には、ステップS312の買い手
130(X)での新たな傭船契約締結、又は締結済みの
傭船契約に基づく運航スケジュールの調整により、ステ
ップS303以降の処理ステップが、上述したようにし
て実行されることになる。
同様に、輸送管理機能110からの受託情報により、売
り手120(X)が輸送指示を受託したか否かを認識す
る。この結果、例えば、売り手120(X)が輸送指示
を受託していない場合には、ステップS312の買い手
130(X)での新たな傭船契約締結、又は締結済みの
傭船契約に基づく運航スケジュールの調整により、ステ
ップS303以降の処理ステップが、上述したようにし
て実行されることになる。
【0073】ステップS314〜ステップS316:例
えば、売り手120(X)が輸送指示を一旦受託して
も、買い手130(X)や売り手120(X)、或いは
船会社140(X)において、何らかの要因により予定
変更が生じた場合、当該変更が生じた側は、当該変更情
報を、通信ネットワーク160を介して、輸送管理機能
110へ送信する。
えば、売り手120(X)が輸送指示を一旦受託して
も、買い手130(X)や売り手120(X)、或いは
船会社140(X)において、何らかの要因により予定
変更が生じた場合、当該変更が生じた側は、当該変更情
報を、通信ネットワーク160を介して、輸送管理機能
110へ送信する。
【0074】ステップS317、ステップS318:輸
送管理機能110は、上記変更情報に基づき、データベ
ース115内の該当する情報を更新すると共に(ステッ
プS317)、その更新後の情報を、通信ネットワーク
160を介して、買い手130(X)、売り手120
(X)、及び船会社140(X)へそれぞれ送信する
(ステップS318)。
送管理機能110は、上記変更情報に基づき、データベ
ース115内の該当する情報を更新すると共に(ステッ
プS317)、その更新後の情報を、通信ネットワーク
160を介して、買い手130(X)、売り手120
(X)、及び船会社140(X)へそれぞれ送信する
(ステップS318)。
【0075】ステップS319:買い手130(X)
は、輸送管理機能110からの更新後の情報を参照し、
必要に応じて、再度、船会社140(X)と傭船契約締
結、又は締結済みの傭船契約に基づく運航スケジュール
の調整を行い、ステップS301以降の処理ステップ
を、上述したようにして実行する。
は、輸送管理機能110からの更新後の情報を参照し、
必要に応じて、再度、船会社140(X)と傭船契約締
結、又は締結済みの傭船契約に基づく運航スケジュール
の調整を行い、ステップS301以降の処理ステップ
を、上述したようにして実行する。
【0076】ステップS320:売り手120(X)
は、輸送管理機能110からの更新後の情報を参照し、
予定変更が生じたことを認識する。
は、輸送管理機能110からの更新後の情報を参照し、
予定変更が生じたことを認識する。
【0077】ステップS321:船会社140(X)
は、輸送管理機能110からの変更情報により、ステッ
プS319において買い手130(X)との新たな傭船
契約が発生した場合、又は締結済みの傭船契約に基づく
運航スケジュールの調整がなされた場合には、ステップ
S303以降の処理ステップを、上述したようにして実
行する。
は、輸送管理機能110からの変更情報により、ステッ
プS319において買い手130(X)との新たな傭船
契約が発生した場合、又は締結済みの傭船契約に基づく
運航スケジュールの調整がなされた場合には、ステップ
S303以降の処理ステップを、上述したようにして実
行する。
【0078】ステップS322:買い手130(X)
は、輸送管理機能110のデータベース115へ管理さ
れている情報(輸送設備情報、原燃料銘柄情報、輸送指
示情報、及び輸送動静情報等)を参照或いは解析したい
場合、その旨の指示情報を、通信ネットワーク160を
介して、輸送管理機能110へ送信する。
は、輸送管理機能110のデータベース115へ管理さ
れている情報(輸送設備情報、原燃料銘柄情報、輸送指
示情報、及び輸送動静情報等)を参照或いは解析したい
場合、その旨の指示情報を、通信ネットワーク160を
介して、輸送管理機能110へ送信する。
【0079】ステップS323:売り手120(X)も
同様に、輸送管理機能110のデータベース115へ管
理されている情報(輸送設備情報、原燃料銘柄情報、輸
送指示情報、及び輸送動静情報等)を参照或いは解析し
たい場合、その旨の指示情報(情報照会/解析指示情
報)を、通信ネットワーク160を介して、輸送管理機
能110へ送信する。
同様に、輸送管理機能110のデータベース115へ管
理されている情報(輸送設備情報、原燃料銘柄情報、輸
送指示情報、及び輸送動静情報等)を参照或いは解析し
たい場合、その旨の指示情報(情報照会/解析指示情
報)を、通信ネットワーク160を介して、輸送管理機
能110へ送信する。
【0080】ステップS324〜ステップS326:輸
送管理機能110は、買い手130(X)又は/及び売
り手120(X)からの情報照会/解析指示情報に基づ
き(ステップS324)、データベース115から該当
する情報を抽出し、また、必要に応じて解析する(ステ
ップS325)。そして、輸送管理機能110は、デー
タベース115から抽出した情報と、当該情報の解析を
行った場合にはその解析結果を、情報照会/解析指示情
報の送信元へ返送する(ステップS326)。
送管理機能110は、買い手130(X)又は/及び売
り手120(X)からの情報照会/解析指示情報に基づ
き(ステップS324)、データベース115から該当
する情報を抽出し、また、必要に応じて解析する(ステ
ップS325)。そして、輸送管理機能110は、デー
タベース115から抽出した情報と、当該情報の解析を
行った場合にはその解析結果を、情報照会/解析指示情
報の送信元へ返送する(ステップS326)。
【0081】ステップS327、ステップS328:し
たがって、ステップS324〜ステップS326によ
り、買い手130(X)及び売り手120(X)のそれ
ぞれは、輸送管理機能110のデータベース115で管
理されている情報を取得し、その解析結果をも取得する
ことができる。すなわち、買い手130(X)及び売り
手120(X)のそれぞれは、輸送管理機能110へア
クセスすることで、原燃料の輸送に関する必要な情報の
みを、必要なときに、検索取得することができる。ま
た、データベース115にて原燃料の輸送に関する全て
の情報(輸送管理情報)が一括管理されているため、買
い手130(X)及び売り手120(X)へは同じ情報
が提供され、さらに、データベース115には、常に最
新の情報が管理されているため、買い手130(X)及
び売り手120(X)へ常に最新の情報を提供すること
ができる。
たがって、ステップS324〜ステップS326によ
り、買い手130(X)及び売り手120(X)のそれ
ぞれは、輸送管理機能110のデータベース115で管
理されている情報を取得し、その解析結果をも取得する
ことができる。すなわち、買い手130(X)及び売り
手120(X)のそれぞれは、輸送管理機能110へア
クセスすることで、原燃料の輸送に関する必要な情報の
みを、必要なときに、検索取得することができる。ま
た、データベース115にて原燃料の輸送に関する全て
の情報(輸送管理情報)が一括管理されているため、買
い手130(X)及び売り手120(X)へは同じ情報
が提供され、さらに、データベース115には、常に最
新の情報が管理されているため、買い手130(X)及
び売り手120(X)へ常に最新の情報を提供すること
ができる。
【0082】尚、原燃料の取引きを行う売り手と買い
手、及びその輸送を行う船会社は、予め決まっている場
合もあるが、これに限られることはなく、それぞれ複数
の候補があってもよい。例えば、買い手は、複数の売り
手との取引きを行い、複数の売り手から受託の回答があ
った場合、銘柄情報や輸送設備情報等を参照して、適切
な売り手を決定するようにしてもよい。
手、及びその輸送を行う船会社は、予め決まっている場
合もあるが、これに限られることはなく、それぞれ複数
の候補があってもよい。例えば、買い手は、複数の売り
手との取引きを行い、複数の売り手から受託の回答があ
った場合、銘柄情報や輸送設備情報等を参照して、適切
な売り手を決定するようにしてもよい。
【0083】また、原燃料としては、例えば、鉄鉱石、
石炭、その他鉱産資源、グレイン、肥料等の原料や燃料
(原燃料)、すなわち固まった商品ではなく、形が特定
されていない様々なバラ荷やバラ積み貨物、或いは“B
ulk Cargo”等に適用可能である。
石炭、その他鉱産資源、グレイン、肥料等の原料や燃料
(原燃料)、すなわち固まった商品ではなく、形が特定
されていない様々なバラ荷やバラ積み貨物、或いは“B
ulk Cargo”等に適用可能である。
【0084】また、本実施の形態では、輸送設備として
船舶を用いたが、これに限られることはなく、飛行機や
トラック等、原燃料を積載可能なものであれば適用可能
である。
船舶を用いたが、これに限られることはなく、飛行機や
トラック等、原燃料を積載可能なものであれば適用可能
である。
【0085】また、本発明の目的は、本実施の形態のホ
スト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に
供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又は
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読みだして実行することによっても、達成される
ことは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出
されたプログラムコード自体が本実施の形態の機能を実
現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラムコー
ドを供給するための記憶媒体としては、ROM、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができ
る。また、コンピュータが読みだしたプログラムコード
を実行することにより、本実施の形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一
部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコード
が、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピ
ュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに
書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
スト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に
供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又は
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読みだして実行することによっても、達成される
ことは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出
されたプログラムコード自体が本実施の形態の機能を実
現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラムコー
ドを供給するための記憶媒体としては、ROM、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができ
る。また、コンピュータが読みだしたプログラムコード
を実行することにより、本実施の形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一
部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコード
が、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピ
ュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに
書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
燃料の売り手側や買い手側、もしくは輸送設備の管理側
(船会社等)が、輸送管理情報(輸送設備情報、原燃料
銘柄情報、及び輸送指示情報等)をでタイムリー且つ正
確に把握することができ、輸送計画に変更が生じた場合
には、その更新された情報をリアルタイムに入手するこ
とができる。
燃料の売り手側や買い手側、もしくは輸送設備の管理側
(船会社等)が、輸送管理情報(輸送設備情報、原燃料
銘柄情報、及び輸送指示情報等)をでタイムリー且つ正
確に把握することができ、輸送計画に変更が生じた場合
には、その更新された情報をリアルタイムに入手するこ
とができる。
【0087】また、それぞれの売り手側又は買い手側
は、複数の輸送設備情報を同時に管理でき、無駄のない
輸送計画を作成することができるため、サプライ・チェ
ーン・マネージメント(Supply Chain Management)を
実現することができる。
は、複数の輸送設備情報を同時に管理でき、無駄のない
輸送計画を作成することができるため、サプライ・チェ
ーン・マネージメント(Supply Chain Management)を
実現することができる。
【0088】また、複数の原燃料について、単一のシス
テムを用いてから同時に輸送管理を実現でき、個々の原
燃料(貨物)ごとにシステム構築する必要がないため、
低コストで使い易いサービスを提供することができる。
テムを用いてから同時に輸送管理を実現でき、個々の原
燃料(貨物)ごとにシステム構築する必要がないため、
低コストで使い易いサービスを提供することができる。
【0089】また、原燃料の買い手側又は売り手側は、
ネットワークを介して輸送設備の空き情報を参照するこ
とができるため、リアルタイムで正確な情報入手がで
き、さらに輸送計画を立て易くなる。また、原燃料の買
い手側又は売り手側は、輸送設備の部分的な空き情報を
参照し、輸送設備の空いたスペースを他の原燃料等の輸
送に用いることで、輸送設備仕様や空き状況に合わせて
的確且つ効率的な輸送管理を実現することができるな
ど、従来にない優れた効果を提供することができる。
ネットワークを介して輸送設備の空き情報を参照するこ
とができるため、リアルタイムで正確な情報入手がで
き、さらに輸送計画を立て易くなる。また、原燃料の買
い手側又は売り手側は、輸送設備の部分的な空き情報を
参照し、輸送設備の空いたスペースを他の原燃料等の輸
送に用いることで、輸送設備仕様や空き状況に合わせて
的確且つ効率的な輸送管理を実現することができるな
ど、従来にない優れた効果を提供することができる。
【0090】また、原燃料の売り手側や買い手側、或い
は輸送設備の管理側は、所望する情報をネットワークを
介して要求することで、当該情報を必要なときに取得す
ることができるため、輸送計画の進捗状況等を容易に把
握することができ、さらに輸送計画を立て易くなる。
は輸送設備の管理側は、所望する情報をネットワークを
介して要求することで、当該情報を必要なときに取得す
ることができるため、輸送計画の進捗状況等を容易に把
握することができ、さらに輸送計画を立て易くなる。
【0091】よって、本発明によれば、的確且つ効率的
な輸送管理を実現できる。
な輸送管理を実現できる。
【図1】本発明を適用した輸送管理システムの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】上記輸送管理システムの輸送管理機能の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】上記輸送管理機能の動作(機能)を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図4】上記輸送管理システム全体の動作を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図5】従来の輸送管理を説明するための図である。
【図6】上記従来の輸送管理において、買い手、売り
手、及び船会社がそれぞれ複数存在する場合を説明する
ための図である。
手、及び船会社がそれぞれ複数存在する場合を説明する
ための図である。
100 輸送管理システム 110 輸送管理機能 111 ファイヤウオール 112 Webサーバ 113 スイッチングハブ 114 内部サーバ 115 データベース 116 運用APサーバ 117 運用DBサーバ 118 管理者用端末装置 120(1),120(2),…,120(n) 売り
手 130(1),130(2),…,130(n) 買い
手 140(1),140(2),…,140(n) 船会
社 150(1),150(2),…,150(n) 第三
者検定機関 160 通信ネットワーク
手 130(1),130(2),…,130(n) 買い
手 140(1),140(2),…,140(n) 船会
社 150(1),150(2),…,150(n) 第三
者検定機関 160 通信ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 展広 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 藤原 真一 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 関根 由一郎 東京都千代田区大手町2−6−3 有限会 社エヌエスリソースネット内 (72)発明者 岡本 哲也 東京都千代田区大手町2−6−3 有限会 社エヌエスリソースネット内 (72)発明者 仙石 利之 東京都中央区新川2丁目20番15号 新日鉄 情報通信システム株式会社内 (72)発明者 日向 裕 東京都中央区新川2丁目20番15号 新日鉄 情報通信システム株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 BB31 DD01 DD05 FF03 FF09 GG04 GG07
Claims (13)
- 【請求項1】 ネットワークを介して外部との通信可能
な輸送管理装置であって、 上記ネットワークを介して外部から提供された原燃料の
輸送管理に関する情報を記憶する記憶手段を備え、 上記記憶手段内の輸送管理情報は、上記ネットワークを
介して外部から参照可能であることを特徴とする輸送管
理装置。 - 【請求項2】 上記記憶手段内の輸送管理情報を、上記
ネットワークを介して外部へ提示する提示手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載の輸送管理装置。 - 【請求項3】 上記提示手段は、上記ネットワークを介
しての情報提供側からの変更指示に基づき上記記憶手段
内の該当する情報を更新した結果を、上記ネットワーク
を介して外部へ提示することを特徴とする請求項2記載
の輸送管理装置。 - 【請求項4】 上記提示手段は、上記ネットワークを介
しての外部からの情報要求に基づいた上記記憶手段内の
該当する情報を、上記情報要求先へ上記ネットワークを
介して提示することを特徴とする請求項2記載の輸送管
理装置。 - 【請求項5】 上記記憶手段内の輸送管理情報は、輸送
設備の管理側から提供された輸送設備情報、当該管理側
から提供された輸送動静情報、上記原燃料の買い手側又
は売り手側から提供された原燃料銘柄情報、及び上記原
燃料の買い手側又は売り手側から提供された輸送指示情
報の少なくとも何れかの情報を含むことを特徴とする請
求項1記載の輸送管理装置。 - 【請求項6】 上記輸送設備情報は、輸送設備の空き情
報、及び輸送設備の部分的な空き情報の少なくとも何れ
かの情報を含むことを特徴とする請求項5記載の輸送管
理装置。 - 【請求項7】 原燃料の買い手側、売り手側、原燃料の
輸送設備の管理側、及び輸送管理側が少なくとも同一ネ
ットワーク上に通信可能なように接続されてなる輸送管
理システムであって、 上記輸送管理側は、請求項1〜6の何れかに記載の輸送
管理装置の機能を有することを特徴とする輸送管理シス
テム。 - 【請求項8】 原燃料の買い手側、売り手側、及び原燃
料の輸送設備の管理側が少なくとも同一ネットワーク上
に通信可能なように接続されてなる輸送管理システムで
あって、 上記ネットワークを介して外部から参照可能な原燃料の
輸送管理に関する情報を記憶する記憶手段を備えること
を特徴とする輸送管理システム。 - 【請求項9】 ネットワークを介して原燃料の輸送管理
を行うための輸送管理方法であって、 上記ネットワーク上の原燃料の買い手側、売り手側、及
び輸送設備の管理側の少なくとも何れかにより入力され
た輸送管理に関する情報を管理する管理ステップと、 上記管理ステップにより管理された輸送管理情報を、上
記ネットワークを介して、上記買い手側又は上記売り手
側へ提示する提示ステップと、 上記提示ステップでの情報提示に基づき、上記ネットワ
ークを介して上記買い手側又は上記売り手側から通知さ
れた輸送指示の受託の是非を、上記ネットワークを介し
て、上記買い手又は上記売り手へ通知する通知ステップ
と、 上記ネットワーク上の原燃料の買い手側、売り手側、及
び輸送設備の管理側の少なくとも何れかにより入力され
た変更情報に基づき、上記管理ステップにより管理され
た輸送管理情報の該当する情報を更新する更新ステップ
と、 上記更新ステップでの更新結果を、上記ネットワークを
介して、上記買い手側、上記売り手側、及び上記輸送設
備の管理側の少なくとも何れかへ提示する変更提示ステ
ップとを含むことを特徴とする輸送管理方法。 - 【請求項10】 上記輸送管理情報は、上記輸送設備の
管理側にて保持している輸送設備情報、当該管理側にて
保持している輸送動静情報、上記買い手側又は売り手側
にて保持している原燃料銘柄情報、及び上記買い手側又
は売り手側にて保持している輸送指示情報の少なくとも
何れかの情報を含むことを特徴とする請求項9記載の輸
送管理方法。 - 【請求項11】 上記輸送設備情報は、輸送設備の空き
情報、及び輸送設備の部分的な空き情報の少なくとも何
れかの情報を含むことを特徴とする請求項10記載の輸
送管理方法。 - 【請求項12】 請求項1〜6の何れかに記載の輸送管
理装置の機能、又は請求項7及び8の何れかに記載の輸
送管理システムの機能を実施するための処理プログラム
を、コンピュータが読出可能に格納したことを特徴とす
る記憶媒体。 - 【請求項13】 請求項9〜11の何れかに記載の輸送
管理方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能に
格納したことを特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000110232A JP2001297137A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 輸送管理装置、輸送管理システム、輸送管理方法、及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000110232A JP2001297137A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 輸送管理装置、輸送管理システム、輸送管理方法、及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001297137A true JP2001297137A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18622774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000110232A Withdrawn JP2001297137A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 輸送管理装置、輸送管理システム、輸送管理方法、及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001297137A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003094065A1 (fr) * | 2002-04-30 | 2003-11-13 | Nippon Steel Corporation | Dispositif de gestion de transport |
WO2024204034A1 (ja) * | 2023-03-30 | 2024-10-03 | 旭化成株式会社 | 輸送管理装置、輸送管理方法、及びプログラム |
-
2000
- 2000-04-12 JP JP2000110232A patent/JP2001297137A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2003094065A1 (fr) * | 2002-04-30 | 2003-11-13 | Nippon Steel Corporation | Dispositif de gestion de transport |
KR100704818B1 (ko) * | 2002-04-30 | 2007-04-10 | 신닛뽄세이테쯔 카부시키카이샤 | 수송 관리 장치 및 방법, 그 기억 매체 |
WO2024204034A1 (ja) * | 2023-03-30 | 2024-10-03 | 旭化成株式会社 | 輸送管理装置、輸送管理方法、及びプログラム |
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