JP2001296888A - 要求判定装置 - Google Patents

要求判定装置

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JP2001296888A
JP2001296888A JP2000115606A JP2000115606A JP2001296888A JP 2001296888 A JP2001296888 A JP 2001296888A JP 2000115606 A JP2000115606 A JP 2000115606A JP 2000115606 A JP2000115606 A JP 2000115606A JP 2001296888 A JP2001296888 A JP 2001296888A
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Toshifumi Kato
利文 加藤
Ichiro Akahori
一郎 赤堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同じ読みの地名や施設名が複数あっても、使用
者が望む地点や施設を適切に判定する。 【解決手段】認識結果のIDが同音異施設テーブルに設
定されていれば、そのIDに対応する同音IDを得る。
そして、認識結果のIDに対応する住所と、同音IDに
対応する住所とを用いて、例えば次のようにトークバッ
クする。「□□病院は2件あります。1件目は○○県○
○市○○町、2件目は○○県△△市△△町です。どちら
ですか」。このようにトークバックすることで、同じ読
みの□□病院が2つあることが判り、さらにその住所が
示されることで、ユーザが望んでいた方の□□病院を選
択することが容易になる。なお、住所以外にも電話番号
でもよいし、診療科目(内科・外科など)や病院長の名
前などを提示してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者の発話内容
に応じて情報検索用機器などの所定の機器を動作させる
制御装置において、その使用者の要求を判定するために
用いられる要求判定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、使用者の発話内容に応じて機
器を動作させる制御装置として、例えば、使用者が発話
した言葉に対応した情報検索動作などを行う自動車用ナ
ビゲーション装置が実用化されている。即ち、この種の
ナビゲーション装置では、例えば、使用者が「現在地」
や「目的地」として指定したい地名や施設名を発話する
と、当該装置の中枢を成すマイクロコンピュータからな
る制御部が、情報検索用機器に上記発話された地名の周
辺地図を検索させると共に、その検索結果に基づき、液
晶ディスプレイなどからなる表示用機器に上記発話され
た地名の周辺地図を表示させるといった処理を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同じ読
みの地名や施設名が複数あった場合には、使用者が望ん
でいない地点や施設名が選択されてしまう可能性があ
る。そして、そのように同じ読みの地名などが複数ある
ことの判らない使用者にとっては、望んでいない地名な
どが選択されてしまっても気が付かない。そのため、例
えばその地名の目的地までの案内経路が設定されてしま
ってから、目的地が自分の望んでいたものと違うことに
初めて気が付き、再度設定し直すといった不都合が生じ
てしまう。さらには、案内経路が設定された時点でも気
が付かず、その目的地に到着してから初めて、自分の望
んでいた目的地とは違うことが判るという大きな不都合
も生じかねない。
【0004】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、同じ読みの地名や施設名が複数あっても、使
用者が望む地点や施設を適切に判定することのできる要
求判定装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1に記載の要求判定装置によれば、使
用者が発話した言葉が地名又は施設名であり、その地名
又は施設名にて特定可能な地名又は施設名の候補が複数
存在する場合には、存在する全ての候補を、候補同士を
区別可能な情報と共に、使用者に提示する。そして、そ
の提示された候補の内、使用者によって選択された結果
に基づき、使用者の要求を判定する。
【0006】このように複数の地名候補を提示する場合
には、次のいくつかの手法が考えられる。請求項2に示
すように、候補同士を区別可能な情報として、入力段階
では省略されていた地名部分を提示することが考えられ
る。例えば使用者の便宜を図るため「A県B村」といっ
た群を省略した入力を許可している場合を想定する。こ
こで、同じA県内のα,β,γ郡にB村がそれぞれ存在
する場合には、それらの区別が付かない。そこで、両略
していた郡名を提示する。例えば「α郡,β郡,γ郡の
内のいずれの群のB村か」と提示する。このようにすれ
ば、使用者は自分が望んでいる郡のB村を選択すること
ができる。
【0007】また、請求項3に示すように、候補同士を
区別可能な情報として、施設の住所又は電話番号を提示
してもよい。但し、住所を知っただけでは望んでいるも
のを選択できない可能性もある。そこで、請求項4に示
すように、それら施設名が同音異義である場合には、候
補同士を区別可能な情報として、同音異義である旨が判
るような情報を提示してもよい。例えば表示にて提示す
るのであれば、漢字表記すればよい。もちろん、音声に
て提示する場合であっても、どのような漢字表記なのか
を説明すれば対応可能である。もちろん、漢字に限ら
ず、カタカナやひらがなで正式な表記がされている場合
には、漢字表記のものとの区別が付くので、その旨を提
示すればよい。なお、上述した住所などと併用すること
は当然可能である。
【0008】さらに、施設名が同音同義である場合に
は、請求項5に示すようにすればよい。つまり、候補同
士を区別可能な情報として、それら施設間の区別が可能
な程度の属性を提示するのである。ここでいう「施設間
の区別が可能な程度の属性」とは、例えば次の例が判り
やすい。例えば同じ「○○病院」という施設名が複数あ
った場合に、各病院における診療科目(内科・外科な
ど)を属性として提示するのである。また、飲食店の場
合であれば料理種類(中華料理・日本料理など)などを
属性として提示するのである。これらの情報によって使
用者は望んでいる施設を選択することができる。なお、
病院の例で言えば、元々「○○内科」というように診療
科目まで入っている場合も想定される。そのような施設
名の状態で複数候補が存在するならば、例えば病院長の
個人名などをここでいう属性として提示してもよい。
【0009】このように本発明の要求判定装置によれ
ば、複数の地名・施設名候補同士を区別可能な情報も使
用者に提示するため、使用者はその提示された情報に基
づいて所望のものを選択できる。つまり、同じ読みの地
名や施設名が複数あっても、使用者が望む地点や施設を
適切に判定することができるのである。
【0010】なお、第1の入力手段と第2の入力手段に
関しては、別の入力手法を採用して構成としても別のも
のを用いてもよいが、例えば請求項6に示すように、第
1の入力手段が第2の入力手段を兼用してもよい。第1
の入力手段は使用者が発話した言葉を入力するものであ
るため、選択する場合も使用者は言葉で入力することと
なる。このようにすれば入力手段が1つでよい。
【0011】また、候補提示に関しても、請求項7に示
すように、音声出力して使用者に提示するよう構成して
もよいし、請求項8に示すように、画面上に表示するこ
とで使用者に提示するよう構成してもよい。なお、この
場合に、第2の入力手段の入力手法は音声でもよいし、
スイッチ類であってもよい。なお、実際の使用態様を想
定した場合、同じ読みの地名や施設名の候補数はあまり
多くはならないと考えられるので、例えば候補を画面上
に表示し、その画面上に触れることで所望する候補を選
択入力可能なタッチパネルを第2の入力手段として用い
れば、簡易な選択入力ができる。もちろん、メカニカル
なスイッチでもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を用いて説明する。まず図1は、要求判定装置
の機能を備えた制御装置1の構成を表すブロック図であ
る。尚、本実施形態の制御装置1は、自動車(車両)に
搭載されて、使用者としての車両の乗員(主に、運転
者)と音声にて対話しながら、その車両に搭載されたナ
ビゲーション装置15を制御するものである。
【0013】図1に示すように、本実施形態の制御装置
1は、使用者が各種の指令やデータなどを外部操作によ
って入力するためのスイッチ装置3と、画像を表示する
ための表示装置5と、音声を入力するためのマイクロフ
ォン7と、音声入力時に操作するトークスイッチ9と、
音声を出力するためのスピーカ11と、車両の現在位置
(現在地)の検出や経路案内などを行う周知のナビゲー
ション装置15とに接続されている。
【0014】尚、ナビゲーション装置15は、車両の現
在位置を検出するための周知のGPS装置や、地図デー
タ,地名データ,施設名データなどの経路案内用データ
を記憶したCD−ROM、そのCD−ROMからデータ
を読み出すためのCD−ROMドライブ、及び、使用者
が指令を入力するための操作キーなどを備えている。そ
して、ナビゲーション装置15は、例えば、使用者から
操作キーを介して、目的地と目的地までの経路案内を指
示する指令とが入力されると、車両の現在位置と目的地
へ至るのに最適な経路とを含む道路地図を、表示装置5
に表示させて経路案内を行う。また、表示装置5には、
ナビゲーション装置15によって経路案内用の道路地図
が表示されるだけでなく、情報検索用メニューなどの様
々な画像が表示される。
【0015】そして、制御装置1は、CPU,ROM,
及びRAMなどからなるマイクロコンピュータを中心に
構成された制御部21と、その制御部21にスイッチ装
置3からの指令やデータを入力する入力部23と、制御
部21から出力された画像データをアナログの画像信号
に変換して表示装置5に出力し、画面上に画像を表示さ
せる画面出力部25と、マイクロフォン7から入力され
た音声信号をデジタルデータに変換して制御部21に入
力する音声入力部27と、制御部21から出力されたテ
キストデータをアナログの音声信号に変換してスピーカ
11に出力し、スピーカ11を鳴動させる音声出力部2
8と、上記ナビゲーション装置15と制御部21とをデ
ータ通信可能に接続する機器制御インタフェース(機器
制御I/F)29とを備えている。
【0016】また、制御装置1は、マイクロフォン7及
び音声入力部27を介して入力される音声信号から、使
用者が発話した言葉としてのキーワード(以下、発話キ
ーワードともいう)を認識して取得するための音声認識
部31を備えており、音声認識部31は、照合部32及
び認識辞書部33を備えている。この認識辞書部33
は、使用者が発話すると想定され且つ当該制御装置1が
認識すべき複数のキーワード(認識対象語彙)毎のID
とその構造から構成された辞書データを記憶している。
そして、照合部32では、音声入力部27から入力した
音声データと認識辞書部33の辞書データを用いて照合
(認識)を行い、認識尤度の最も大きなキーワードのI
Dを認識結果として制御部21へ出力する。
【0017】さらにまた、制御装置1は同音異施設テー
ブル35を備えており、制御部21は、音声認識部31
から得た認識結果を基に、同じ読みの別の地点あるいは
施設がないかどうかを判断する。ここで、同音異施設テ
ーブル35は、図3(a)に示すように、1のキーワー
ドを示すIDに対して同音のキーワードを示すIDが1
つ以上設定されている。例えばID「12345」に対
して同音ID「12888」が設定されている。そし
て、ID「12345」によって特定される地点あるい
施設の位置を示すための情報として、ここでは経緯度と
住所が記憶されている。当然ながらその逆の関係も設定
されている。つまり、ID「12888」に対して同音
ID「12345」が設定されており、ID「1288
8」によって特定される地点あるい施設の位置を示すた
めの情報として、経緯度と住所が記憶されている。ま
た、1のIDに対して複数の同音IDが存在する場合も
当然ながらある。
【0018】なお、本実施形態においては、利用者がト
ークスイッチ9を押しながらマイク35を介して音声を
入力するという使用方法である。具体的には、音声入力
部27がトークスイッチ9が押されたタイミングや戻さ
れたタイミング及び押された状態が継続した時間を監視
しており、トークスイッチ9が押された場合にはマイク
7からの入力した音声に対する処理を実行する。一方、
トークスイッチ9が押されていない場合にはその処理を
実行させないようにしている。したがって、トークスイ
ッチ9が押されている間にマイク7を介して入力された
音声データのみが処理対象となる。
【0019】次に、本実施形態1の制御装置1の動作に
ついて、ナビゲーション装置15にて経路探索をするた
めの目的地を音声入力する場合を例にとり、図2のフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、最初のステップ
S110では、トークスイッチ9がオンされたか(押下
されたか)否かを判断し、トークスイッチ9がオンされ
た場合には(S110:YES)、S120へ移行して
音声入力があるか否かを判断する。そして、音声入力が
ある場合には(S120:YES)、音声区間検出開始
を照合部32へ報知し(S130)、音声の抽出を行う
(S140)。これは、音声入力部27において、マイ
ク7を介して入力された音声データに基づき音声区間で
あるか雑音区間であるかを判定し、音声区間のデータを
抽出して音声認識部31へ出力する処理である。
【0020】S140の後はS120へ戻り、音声入力
がある間は(S120:YES)、S130,S140
の処理を繰り返し行い、音声入力がなくなったら(S1
20:NO)、S150へ移行して、音声入力の終了後
所定時間tが経過したか否かを判断する。t秒経過して
いなければ(S150:NO)、S110へ戻ってS1
10以下の処理を繰り返すが、t秒経過してた場合には
(S150:YES)、S140にて実行した音声抽出
の結果、実際に音声抽出区間があるか否かを判断する。
そして、音声抽出区間がない場合には(S160:N
O)、音声認識の対象がないので、S110へ戻る。一
方、音声抽出区間がある場合には(S160:YE
S)、S170へ移行して音声区間の検出が終了したこ
とを報知し、その後、音声認識を実行する。この音声認
識は音声認識部31にて実行されるが、上述のS140
にて抽出された音声データに対し、認識辞書部33に記
憶されている辞書データを用いて照合部32にて照合処
理を行なう。そして、その照合結果によって定まった上
位比較対象パターンを認識結果として制御部21に出力
することとなる。
【0021】続くS190では同音異施設があるか否か
を判断する。これは、制御部21が実行する処理であ
り、図3(a)に示したような同音異施設テーブル35
を参照して、音声認識部31から得た認識結果であるI
Dが当該テーブル35に設定されているか否かで判断で
きる。そして、同音異施設がなければ(S190:N
O)、認識結果のIDに対応するキーワード、つまりこ
の場合は地名や施設名をトークバックする(S20
0)。
【0022】このトークバックは、制御部21が音声出
力部28を制御し、認識した結果を音声によりスピーカ
11から出力させると共に、画面出力部25を制御し、
認識した結果を示す文字などを表示装置5に表示させ
る。その後、利用者からの指示に応じた処理を行う。具
体的には、トークバックした内容が正しい認識、つまり
利用者の意図に沿ったものであればS210へ移行し
て、その地名あるいは施設名に対応する地点あるいは施
設を含む地図を表示装置5へ表示し、当該指定された地
点あるいは施設が利用者に判るような表示を行う。例え
ば目的地を示すマーク(例えば旗印など)を付加するな
どである。利用者の指示としては、スイッチ装置3に対
する操作に基づいてもよいし、マイク7から例えば「は
い」という肯定的な音声入力がされたことに基づいても
よい。一方、トークバックした内容が正しい認識でな
い、つまり利用者の意図に沿っていないものであれば、
例えば利用者がそれを指示することで(この指示は同様
にスイッチ装置3やマイク7を介して行う)、S110
へ戻るようにすればよい。
【0023】同音異施設がない場合はこのような処理で
よいが、次に、同音異施設がある場合(S190:YE
S)について、説明する。同音異施設がある場合(S1
90:YES)は、S220へ移行して、候補地名をト
ークバックする。候補地名としては、認識結果として音
声認識部31から得たIDと、そのIDに対応する同音
IDとして同音異施設テーブル35に設定されている1
つ以上のIDが該当する。そして、それら複数の候補が
あることを利用者に報知する。図3(b)の例でいえ
ば、ユーザが「□□病院」と音声入力した場合に、その
音声認識結果としてID「12345」が得られた場合
には、同音ID「12888」が存在するので、その両
者の住所を用いて、例えば次のようにトークバックす
る。
【0024】「□□病院は2件あります。1件目は○○
県○○市○○町、2件目は○○県△△市△△町です。ど
ちらですか」このようにトークバックした後、S230
へ移行する。S230〜S290の処理は、上述したS
120〜S180の処理と同じであるので、詳しい説明
は省略する。S290での音声認識の結果、図3(b)
に示す例で「1」というユーザからの音声入力であった
場合には、これら2つの候補地名より1件目の方を選択
し(S300)、S200へ移行してその認識結果の地
名あるいは施設名をトークバックする。図3(b)に示
す例でいえば「1件目の□□病院を選択しました」とい
うような内容をトークバックする。このようにして、同
音の地名あるいは施設が存在する場合であっても、それ
らの内のでユーザが希望する方を適切に選択設定するこ
とができる。
【0025】なお、本実施形態の場合には、マイク7、
音声入力部27が「第1の入力手段」及び「第2の入力
手段」に相当し、音声認識部31、制御部21、同音異
施設テーブル35が「複数候補判断手段」に相当する。
また、制御手段21、音声出力部28、スピーカ11が
「候補提示手段」に相当し、音声認識部31、制御部2
1が「判定手段」に相当する。
【0026】このように本実施形態の制御装置1によれ
ば、同じ読みの地名や施設名が複数あっても、それら複
数の地名・施設名候補同士を区別可能な情報もユーザに
提示するため、ユーザはその提示された情報に基づいて
所望のものを選択できる。つまり、ユーザが望む地点や
施設を適切に判定することができる。
【0027】[その他] (1)上述した実施形態では、図2のS220にて複数
の候補地名(あるいは施設名)をトークバックする際、
音声出力してユーザに提示するよう構成したが。例えば
表示装置5の画面上に表示することでユーザに提示する
よう構成してもよい。その際、例えば図3(c)に示す
ように、認識結果として□□病院と表示し、それらが2
件あるため、いずれかの選択を促す旨を表示するととも
に、それら2件の住所をそれぞれ表示している。この場
合の選択に関しては、上記実施形態のように音声入力に
よって行ってもよいし、タッチパネルを用いて、画面上
の住所表示の部分をユーザがタッチすることで選択でき
るようにしてもよい。あるいは、図3(d)に示すよう
に、認識結果として□□病院と表示し、それら2件の位
置を地図上で示すとともに、番号(1,2)を付しても
よい。この場合も、音声入力で選択してもよいし、やは
り画面上をタッチすることで選択してもよい。この場合
は、タッチスイッチが「第2の入力手段」に相当する。
【0028】(2)同音異施設(地名の場合も含めて
「施設」で代表する)といっても、さらに細かく考える
と、同音同義語及び同音異義語がある。例えば同じ表記
である「足立病院」が複数ある場合だけでなく、「安達
病院」との区別も音声認識上は必要である。図3(b)
で示したように、音声にてトークバックする場合には住
所などを示す必要があるが、例えば表記自体が異なる場
合には、「足立」と「安達」の区別をユーザに伝えれ
ば、判断できる。特に、表示装置5に表示にて候補地を
提示する手法を採用した場合には、このような表記の違
いだけでも十分な場合がある。
【0029】(3)同音であり且つ表記自体も同じであ
る場合に、それらを区別する情報としては、上記実施形
態のような住所には限定されない。まず、住所に代え
て、あるいは住所とともに電話番号などでもよい。一
方、例えば上述の病院の場合、足立内科病院と足立外科
病院という区別ができるのであれば、それをユーザに提
示すれば判断可能である。さらには、病院長の名前を提
示してもよい。同様に、飲食店の場合には、扱っている
料理種類(例えば中華料理・日本料理など)を提示すれ
ば、ユーザは判断可能な場合もある。なお、これらの情
報は一般的に多いほど区別が容易になると考えられるの
で、特に表示する場合には、なるべく多くの情報を提示
することが好ましい。ただし、音声出力の場合には、情
報提示に時間がかかってしまうので、ある程度の情報量
に抑えた方がよいと考えられる。
【0030】(4)上記実施形態では施設について考え
たが、地名の場合についても考えてみる。一般的には、
都道府県レベルから特定していけば同じものは存在しな
いが、例えば入力を許容するレベルという観点からすれ
ば、次のような具体例がある。前提として、ユーザの利
便性を考慮して、「A県B村」といった群を省略した入
力を許可している場合を想定する。ここで、実際にある
「群馬県 勢多郡 東村」、「群馬県 吾妻郡 東
村」、「群馬県 佐波郡 東村」の3つについて考える
と、これらは3つとも群名を省略した「群馬県 東村」
という入力でもよいこととなる。しかし、この場合は区
別が付かない。その場合には、例えば3つの候補がある
ことを「勢多郡 吾妻郡 佐波郡の内のいずれの群の東
村か」などとユーザに提示して問い合わせばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての制御装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】制御装置が実行する処理を示すフローチャート
である。
【図3】(a)は同音異施設テーブルの説明図、(b)
は音声によるユーザへの候補提示の具体例の説明図、
(c)及び(d)は表示によるユーザへの候補提示の具
体例の説明図である。
【符号の説明】
1…制御装置 3…スイッチ装置 5…表示装置 7…マイク 9…トークスイッチ 11…スピーカ 15…ナビゲーション装置 21…制御部 23…入力部 25…画面出力部 27…音声入力部 28…音声出力部 29…機器制御I/F 31…音声認識部 32…照合部 33…認識辞書部 35…同音異施設テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/28 G10L 3/00 561C 561D Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AC02 AC18 5D015 KK02 KK03 LL02 LL05 LL06 5E501 AA23 AC03 AC15 BA05 CB15 EB05 FA08 FA14 FA32 FA42 5H180 AA01 BB13 FF05 FF22 FF25 FF27 FF32 9A001 BB04 HH17 HH18 HH34 JJ01 JJ72 JJ78

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の発話内容に応じて所定の機器を動
    作させる制御装置に用いられ、前記使用者の要求を判定
    する要求判定装置であって、 使用者が発話した言葉を入力する第1の入力手段と、 前記入力手段を介して入力された言葉が地名又は施設名
    であった場合には、その入力された地名又は施設名にて
    特定可能な地名又は施設名の候補が複数存在するか否か
    を判断する複数候補判断手段と、 前記複数候補判断手段にて地名又は施設名の候補が複数
    存在すると判断された場合には、存在する全ての候補
    を、候補同士を区別可能な情報と共に、使用者に提示す
    る候補提示手段と、 前記候補提示手段によって提示された候補の内、使用者
    によって選択された結果を入力するための第2の入力手
    段と、 前記第2の入力手段を介して入力された選択結果に基づ
    き、使用者の要求を判定する判定手段とを備えたことを
    特徴とする要求判定装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の要求判定装置において、 前記候補提示手段は、 複数の地名候補を提示する場合、前記候補同士を区別可
    能な情報として、前記入力段階では省略されていた地名
    部分を提示することを特徴とする要求判定装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の要求判定装置におい
    て、 前記候補提示手段は、 複数の施設名候補を提示する場合には、前記候補同士を
    区別可能な情報として、施設の住所又は電話番号を提示
    することを特徴とする要求判定装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか記載の要求判定装
    置において、 前記候補提示手段は、 複数の施設名候補を提示する場合であって、それら施設
    名が同音異義である場合には、前記候補同士を区別可能
    な情報として、前記同音異義である旨が判るような情報
    を提示することを特徴とする要求判定装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の要求判定装置において、 前記候補提示手段は、 複数の施設名候補を提示する場合であって、それら施設
    名が同音同義である場合には、前記候補同士を区別可能
    な情報として、それら施設間の区別が可能な程度の属性
    を提示することを特徴とする要求判定装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか記載の要求判定装
    置において、 前記第1の入力手段は、前記第2の入力手段を兼用して
    いることを特徴とする要求判定装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか記載の要求判定装
    置において、 前記候補提示手段は、前記候補及び当該候補同士を区別
    可能な情報を音声出力して使用者に提示するよう構成さ
    れていることを特徴とする要求判定装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜6のいずれか記載の要求判定装
    置において、 前記候補提示手段は、前記候補及び当該候補同士を区別
    可能な情報を画面上に表示することで使用者に提示する
    よう構成されていることを特徴とする要求判定装置。
JP2000115606A 2000-04-17 2000-04-17 要求判定装置 Withdrawn JP2001296888A (ja)

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