JP2001296244A - 生体信号検出装置 - Google Patents
生体信号検出装置Info
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Abstract
体信号検出装置の提供。 【解決手段】 発光素子2の光21を三角プリズム6を
通して指5の皮膚表面51に投光し、人体内部から戻る
光22を三角プリズム6の境界面63で反射させて受光
素子3に入光させ、受光強度に応じた電気信号を受光素
子3が出力する生体信号検出装置Bにおいて、三角プリ
ズム6の境界面63から出て皮膚表面51へ進む光21
1の入射角23を三角プリズム6の臨界角未満にした。
Description
腕、足、胴体、または首などの皮膚に装着して生体信号
を検出する生体信号検出装置に関する。
101に検出面102を密着させた透光板103と、こ
の透光板103の他端面104側に並設される発光素子
105および受光素子106とを備えた生体信号検出装
置100が知られている。生体信号検出装置100で
は、発光素子105から出た光は、透光板103→毛細
動脈108を含む人体組織→透光板103を経て受光素
子106に戻る(進路107)。
出装置100は、透光板103と皮膚表面101との境
界で反射した光も受光素子106に入光してしまう(進
路109)。人体が動くと皮膚表面101と透光板10
3との密着度が変わるので、上記境界面における反射光
量が変化する。これにより、受光素子106が受光強度
に応じて出力する電気信号のレベルが変動しノイズとな
る。
発光素子105から出た光の内、透光板103の臨界角
以上で境界面に入射する光は、境界面で全反射して受光
素子106に到達する(進路109)。境界面で全反射
する際、光は半波長程度の距離だけ人体内部に進入した
後、透光板103側に戻って来る。この戻る光をエバネ
ッセント波と呼ぶ。従って、人体と透光板103との密
着度が変わると、皮膚の変形度合いや隙間の大きさが変
わるので、エバネッセント波の吸収や散乱が変化し、受
光素子106に入射する光量が変化してしまう。
は、特に、人体内を通る光路長(毛細動脈108→透光
板103)が長いので、毛細動脈108以外の人体組織
での散乱量や吸収量が大きくなり受光素子106に入射
する光量が低下してしまう。
することができる生体信号検出装置の提供にある。
照)発光素子の光を導光体を通して人体の皮膚表面に投
光する。光は皮膚表面から人体内部へ進入して指内部を
通る毛細動脈に到達し、光の一部が毛細動脈を流れる血
液のヘモグロビンに吸収され、残りはその他の組織で散
乱吸収され、この一部が皮膚を通り抜けて戻る。血液の
脈動により、ヘモグロビンの通過量が波動的に変化する
ので、ヘモグロビンに吸収される光の量も波動的に変化
する。その結果、生体内で散乱反射し、受光素子へ入射
する光の量も変化する。
面に投光する際、導光体から出て皮膚表面へ進む光の入
射角を導光体の臨界角未満にしている。これにより、皮
膚表面で散乱反射する光の受光素子への入光を防止でき
るので、受光素子が出力する電気信号中のノイズを低減
できる。なお、人体内部から戻る光は導光体で反射して
受光素子に入光し、受光素子は受光強度に応じた電気信
号を出力する。
を導光体の臨界角未満にするには、具体的には、下記の
様にする。導光体から出て皮膚表面へ進む光の入射角が
導光体の臨界角以上にならない様に発光素子の配光特性
を制限する。導光体の臨界角以上の入射角の光が、発光
素子、受光素子、および導光体を配置するケーシングの
凹所の開口面(=皮膚表面)に達しない様に、凹所の深
さや開口面の大きさを規定する。
以上の平坦な面を有し、これら平坦な面の内、一つの面
(検出面)を人体の皮膚表面に密着させている。発光素
子は、検出面と異なる面側に配され、発光素子の光を導
光体を通して皮膚表面に投光する。
内部から検出面へ導光体の臨界角以上で入射して全反射
する光(エバネッセント波)の進路を受光素子から外れ
た方向にしている。
の密着度の変化に起因して光量が変動するエバネッセン
ト波が受光素子に入射しないので、受光素子が出力する
電気信号中のノイズを低減できる。
上で入射して全反射する光(エバネッセント波)の進路
を受光素子から外れた方向にするには、具体的には、下
記の様にする。人体内部から戻る光を導光体を通して受
光素子が受光するが、エバネッセント波を受光しない様
に、導光体の形状、および受光素子と発光素子との位置
関係を規定する。
体信号検出装置では、人体の皮膚表面に投光する際、導
光体から出て皮膚表面へ向かう光を皮膚表面に略垂直に
入射させ、且つ、人体内部から略垂直に皮膚を通過して
戻る光を、導光体で反射させて受光素子に入光させてい
る。
ことができるので、毛細動脈以外の人体組織での散乱量
や吸収量が少なくなり、受光素子に入射する光量を多く
することができる。
表面に略垂直に入射させ、且つ、人体内部から略垂直に
皮膚を通過して戻る光を受光素子に入光させるには、具
体的には、以下の様にする。発光素子、受光素子、およ
び導光体を配置するケーシングの凹所の底面側に発光素
子を配設する。導光体を、三角プリズムやビームスプリ
ッタにする。
は、三面以上の平坦な面を有し、これら平坦な面の内、
一つの面(検出面)を人体の皮膚表面に密着させてい
る。発光素子は、検出面と異なる面側に配され、発光素
子の光を導光体を通して皮膚表面に投光する。
を通して皮膚表面に投光する際、導光体内部から検出面
へ進む光の入射角を導光体の臨界角未満にし、且つ、検
出面から略垂直に人体内部に進み、該人体内部から略垂
直に皮膚を通過して戻る光を受光素子に入光させてい
る。導光体内部から検出面へ進む光の入射角を導光体の
臨界角未満にしているので検出面で全反射が起きず、導
光体の検出面と皮膚表面との密着度の変化に起因して光
量が変動するエバネッセント波が受光素子に入射しない
ので、受光素子が出力する電気信号中のノイズを低減で
きる。また、人体内を通る光路長を短くすることができ
るので、毛細動脈以外の人体組織での散乱量や吸収量が
少なくなり、受光素子に入射する光量を多くすることが
できる。
導光体の臨界角未満にし、且つ、検出面から略垂直に人
体内部に進み、該人体内部から略垂直に皮膚を通過して
戻る光を受光素子に入光させるには、具体的には、下記
の様にする。導光体内部から検出面へ進む光の入射角が
導光体の臨界角以上にならない様に発光素子の配光特性
を制限する。導光体の臨界角以上の入射角の光が、発光
素子、受光素子、および導光体を配置するケーシングの
凹所の開口面(=皮膚表面)に達しない様に、凹所の深
さや開口面の大きさを規定する。
求項1〜4の生体信号検出装置において、三角プリズ
ム、多角形プリズム、または光ファイバーを導光体に用
いることができる。
求項1〜5の生体信号検出装置において、導光体の屈折
率が小さい程、導光体の臨界角が大きくなるので、導光
体の形状や、受光素子と発光素子との位置関係を余裕を
持って決めることができる。導光体の屈折率が小さい程
良いが、1.52以下であれば良い。
号検出装置において、導光体がビームスプリッタである
と構成の条件を容易に実現できる。
3、7に対応)を、図1および図2に基づいて説明す
る。生体信号検出装置Aは、図1に示す如く、装着具
(図示せず)に固定され、凹所11を有するホルダ1
と、ホルダ1中に埋設される発光素子2および受光素子
3と、凹所11内に配されるビームスプリッタ4と、装
着具内に組み付けられる駆動回路12、脈波検出回路1
3、送信回路(図示せず)、および電池(図示せず)と
からなる。
に装着されるものであり、例えば、伸縮性を有するベル
トである。ホルダ1は、遮光性のプラスチック(ABS
樹脂)で形成され、光の反射を防止するための処理(黒
色に塗色)が凹所11(本実施例では5mm角)の内壁
に施されている。
素子2は、所定の波長帯で発光する発光ダイオードであ
り、開口中央を向いて凹所11の底面111の真ん中に
配されている。これにより、発光素子2から出てビーム
スプリッタ4から皮膚表面51へ向かう光21は、皮膚
表面51に対して略垂直に入射する。
して指5内部を通る毛細動脈52に到達し、光21の一
部が毛細動脈52を流れる血液のヘモグロビンに吸収さ
れ、残りは毛細動脈52で散乱反射し、皮膚を通り抜
け、境界面41で反射し、光22は受光素子3に入光す
る。
電気信号を出力するフォトダイオードであり、凹所11
側面の中央に配されている。この受光素子3が出力する
電気信号はA/D変換器からなる脈波検出回路13に伝
達されて処理され、脈波が検出される。そして、検出さ
れた脈波は、発振部、変調部、および電力増幅部を有す
る送信回路により、離れて設置された脈波監視装置(何
れも図示せず)へ送信される。
て45°の角度で凹所11内に配されている。これによ
り、発光素子2側から皮膚表面51側へ進む光21がビ
ームスプリッタ4を透過し、生体内部から戻る光22が
境界面41で反射して受光素子3に入光する。
1底面の真ん中に発光素子2を配して光21を皮膚表面
51に対して略垂直に入射させ、且つ、人体内部から略
垂直に皮膚を通過して戻る光をビームスプリッタ4の境
界面41で反射させて受光素子3に入光させている。こ
のため、人体内を通る光路長が最短であるので、毛細動
脈52以外の人体組織での散乱量や吸収量が少なく、受
光素子3に入射する光21の光量を多くすることができ
る。図2のグラフに示す様に、生体信号検出装置Aは、
従来の生体信号検出装置100より、大きな振幅の生体
信号を受光素子3が出力するので、脈波を精度良く検出
することができる。尚、生体信号の検出は、何れも、指
を動かさない状態で行った。
はエバネッセント波が発生するので、密着度が変動する
と電気信号中にノイズが混じる。生体信号検出装置A
は、エバネッセント波が発生しないので電気信号中のノ
イズを低減することができる。
3、5、6に対応)を図3および図4に基づいて説明す
る。生体信号検出装置Bは、以下の点が生体信号検出装
置Aと異なる。本実施例では導光体は、三角プリズム6
であり、屈折率が1.52で臨界角が約41°のガラス
である。三角プリズム6は、平坦な端面61が底面11
1に当接し、平坦な端面62が内壁面112に当接する
様に凹所11(5mm角)内に配設されている。
の境界面63から出て皮膚表面51へ進む光21の内、
最も大きい入射角23で皮膚表面51に入射する光21
1でも三角プリズム6の臨界角未満になる様に、凹所1
1の形状(5mm角)や三角プリズム6の材質(BK
7)を規定している。
出装置100とを用い、指を動かさない状態(静止状
態)、および指を動かしている状態(体動状態)で生体
信号の検出を行ったところ、図4のグラフに示す様な結
果が得られた。静止状態では、生体信号検出装置Bと、
従来の生体信号検出装置100とでは受光素子3が出力
する電気信号の波高が余り違わないが、体動状態では、
生体信号検出装置100は、電気信号の波高が静止状態
の約8倍になる。これに対して、生体信号検出装置B
は、電気信号の波高が静止状態の約3倍にしかならず、
ノイズの発生が抑えられているのが確認できた。
乱反射する光の受光素子3への入光が防止できるためで
あると思われる。人体内部から戻る光や、発光素子2か
ら出て三角プリズム6を通り皮膚表面51に達した光
は、皮膚表面51であらゆる方向に散乱反射する。その
内、三角プリズム6の臨界角以上の角度24で散乱反射
する光212は内壁面113(皮膚表面51とは異なる
面)に臨界角未満の入射角25で入射するためホルダ1
に吸収される。また、臨界角未満の角度26で散乱反射
する光213は内壁面112(皮膚表面51とは異なる
面)で全反射した後、臨界角未満の入射角27で底面1
11に入射するためホルダ1に吸収される。
5、6に対応)を図5に基づいて説明する。生体信号検
出装置Cは、以下の点が生体信号検出装置Aと異なる。
本実施例では導光体は、立方体プリズム7であり、各端
面が凹所内壁に当接する様に凹所11(5mm角)内に
配設されている。立方体プリズム7は、屈折率が1.5
2で臨界角が約41°のBK7(ガラス)であり、各端
面が凹所内壁面に当接する様に凹所11内に配設されて
いる。本実施例では、発光素子2および受光素子3が、
凹所11の底面111側に開口中央を向いて隣接して配
されている。また、臨界角度以上の入射角で光21が端
面71に入射しない様に発光素子2に配光板(図示せ
ず)を取り付けている。
ズム7中を通り、端面71を出て皮膚表面51に達し、
端面71および皮膚表面51に対して略垂直に指5内部
を進み、指5内部を通る毛細動脈52に到達し、光の一
部が毛細動脈52を流れる血液のヘモグロビンに吸収さ
れ、残りはその他の組織で散乱吸収され、その内、略垂
直に戻る光22が皮膚表面51から出て、端面71から
立方体プリズム7中に入り、受光素子3に到達する。血
液の脈動により、ヘモグロビンの通過量が波動的に変化
するので、ヘモグロビンに吸収される光の量も波動的に
変化する。その結果、生体内で散乱反射し、受光素子3
へ入射する光の量も変化する。
111側に発光素子2および受光素子3を隣接して配
し、端面71から指5内部に進み、指5内部から略垂直
に戻る光22を受光素子3に入光させる構成である。こ
のため、立方体プリズム7の端面71と皮膚表面51と
の密着度の変化に起因して光量が変動するエバネッセン
ト波が受光素子3に入射しないので、受光素子3が出力
する電気信号中のノイズを低減できる。また、人体内を
通る光路長が短いので、毛細動脈52以外の人体組織で
の散乱量や吸収量が少なくなり、受光素子3に入射する
光量を多くすることができる。
対応)を図6に基づいて説明する。生体信号検出装置D
は、以下の点が生体信号検出装置Aと異なる。本実施例
では導光体は、三角プリズム6であり、屈折率が1.5
2で臨界角が約41°のガラスである。三角プリズム6
は、端面61が凹所内壁面141に当接し、端面62が
凹所内壁面142に当接する様にホルダ14の凹所内に
配設されている。そして、発光素子2が凹所内壁面14
1に、また受光素子3が凹所内壁面142に、それぞ
れ、境界面63中央を向く様に配されている。なお、本
実施例では、臨界角以上の入射角で光21が境界面63
に入射しない様に発光素子2に配光板(図示せず)が取
り付けられている。
1から三角プリズム6内に入って進み臨界角度未満の入
射角で境界面63に入射し、境界面63から略垂直に指
5内部に進入して進む。そして、指5内部を通る毛細動
脈52に到達し、光21の一部が毛細動脈52を流れる
血液のヘモグロビンに吸収され、残りはその他の組織で
散乱吸収される。その散乱反射する光の内、略垂直に皮
膚を通過する光22が境界面63に達し、境界面63か
ら三角プリズム6内に入って受光素子3に入光する。
対応)を図7に基づいて説明する。生体信号検出装置E
は、以下の点が生体信号検出装置Aと異なる。本実施例
では導光体は、台形プリズム72であり、屈折率が1.
52で臨界角が約41°のガラスである。台形プリズム
72は、各端面が凹所内壁面に当接する様にホルダ15
の凹所151内にモールドされている。発光素子2およ
び受光素子3が、凹所151の底面側に離れて配されて
いる。なお、臨界角以上の入射角で光21が境界面72
1に入射しない様に発光素子2に配光板(図示せず)が
取り付けられている。
対応)を図8に基づいて説明する。生体信号検出装置F
は、以下の点が生体信号検出装置Aと異なる。本実施例
では導光体は、光ファイバー73であり、屈折率が1.
52で臨界角が約41°のガラスである。光ファイバー
73は、外周面が軸孔161の壁面に当接する様にホル
ダ16の軸孔161内に配設されている。そして、発光
素子2および受光素子3が、軸孔161の奥部に並設さ
れている。
D、E、Fは、人体内を通る光路長が最短であるので、
毛細動脈52以外の人体組織での散乱量や吸収量が少な
く、受光素子3に入射する光22の光量を多くすること
ができ、脈波を精度良く検出することができる。また、
エバネッセント波が発生しないので、受光素子3が出力
する電気信号中のノイズを低減することができ、脈波を
精度良く検出することができる。
5、6に対応)を図9に基づいて説明する。生体信号検
出装置Gは、以下の点が生体信号検出装置Cと異なる。
臨界角以上の入射角で光21が端面71に入射しない様
にするための配光板を発光素子2に取り付けていない。
このため、発光素子2から端面71方向へ破線範囲20
に光が出る。しかし、生体信号検出装置Gは、立方体プ
リズム7の端面71から出て皮膚表面51へ進む光21
の内、最も大きい入射角23で皮膚表面51に入射する
光211でも立方体プリズム7の臨界角未満になる様
に、凹所11の形状(5mm角)、立方体プリズム7の
形状、および発光素子2の配設位置を規定している。
5、6に対応)を図10に基づいて説明する。生体信号
検出装置Hは、以下の点が生体信号検出装置Eと異な
る。臨界角以上の入射角で光21が境界面721に入射
しない様にするための配光板を発光素子2に取り付けて
いない。しかし、生体信号検出装置Hは、境界面721
へ進む光21の入射角240が台形プリズム72の臨界
角未満になる様に、台形プリズム72の形状、および発
光素子2の配設位置を規定している。
5、6に対応)を図11に基づいて説明する。生体信号
検出装置Iは、以下の点が生体信号検出装置Dと異な
る。臨界角以上の入射角で光21が境界面63に入射し
ない様にするための配光板を発光素子2に取り付けてい
ない。このため、三角プリズム6の境界面63に臨界角
以上の入射角250で入射する光212も存在する。し
かし、これらの光212の進行方向に受光素子3が来な
い様に、導光体の形状(三角プリズム6)、発光素子
2、受光素子3の配設位置を規定している。
G、H、Iは、エバネッセント波を受光素子3が受光し
ないので、受光素子3が出力する電気信号中のノイズを
低減することができ、脈波を精度良く検出することがで
きる。また、人体内を通る光路長が最短であるので、毛
細動脈52以外の人体組織での散乱量や吸収量が少な
く、受光素子3に入射する光22の光量を多くすること
ができ、脈波を精度良く検出することができる。
説明図である。
体信号検出装置の信号出力とを比較したグラフである。
説明図である。
体信号検出装置の信号出力とを比較したグラフである。
説明図である。
説明図である。
説明図である。
説明図である。
説明図である。
の説明図である。
の説明図である。
(a)、および臨界角以上の入射角で全反射する様子を
説明する説明図(b)である。
置
Claims (7)
- 【請求項1】 発光素子の光を導光体を通して人体の皮
膚表面に投光し、人体内部から戻る光を前記導光体で反
射させて受光素子に入光させ、受光強度に応じた電気信
号を前記受光素子が出力する生体信号検出装置におい
て、 前記導光体から出て前記皮膚表面へ進む光の入射角を前
記導光体の臨界角未満にしたことを特徴とする生体信号
検出装置。 - 【請求項2】 三面以上の平坦な面を有し、人体の皮膚
表面に検出面を密着させた導光体と、 該導光体の前記検出面と異なる面側に配され、前記導光
体を通して前記皮膚表面に光を投光する発光素子と、 前記導光体の前記検出面と異なる面側に配され、人体内
部から戻る光を前記導光体を通して受光し、受光強度に
応じた電気信号を出力する受光素子とを有する生体信号
検出装置において、 導光体内部から前記検出面へ前記導光体の臨界角以上で
入射して全反射する光の進路が前記受光素子を外れた方
向であることを特徴とする生体信号検出装置。 - 【請求項3】 発光素子の光を導光体を通して人体の皮
膚表面に投光し、人体内部から戻る光を前記導光体で反
射させて受光素子に入光させ、受光強度に応じた電気信
号を前記受光素子が出力する生体信号検出装置におい
て、 前記導光体から出て前記皮膚表面へ向かう光を前記皮膚
表面に略垂直に入射させ、 人体内部から略垂直に皮膚を通過して戻る光を前記受光
素子に入光させることを特徴とする生体信号検出装置。 - 【請求項4】 三面以上の平坦な面を有し、人体の皮膚
表面に検出面を密着させた導光体と、 該導光体の前記検出面と異なる面側に配され、前記導光
体を通して前記皮膚表面に投光する発光素子と、 前記導光体の前記検出面と異なる面側に配され、人体内
部から戻る光を前記導光体を通して受光し、受光強度に
応じた電気信号を出力する受光素子とを有する生体信号
検出装置において、 導光体内部から前記検出面へ前記導光体の臨界角未満で
光を入射させ、 前記検出面から略垂直に人体内部に進み、該人体内部か
ら略垂直に皮膚を通過して戻る光を前記受光素子に入光
させることを特徴とする生体信号検出装置。 - 【請求項5】 前記導光体は、三角プリズム、多角形プ
リズム、または光ファイバーであることを特徴とする請
求項1乃至請求項4の何れかに記載の生体信号検出装
置。 - 【請求項6】 前記導光体は、屈折率が1.52以下で
あることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに
記載の生体信号検出装置。 - 【請求項7】 前記導光体は、ビームスプリッタである
ことを特徴とする請求項1または請求項3記載の生体信
号検出装置。
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JP4258094B2 JP4258094B2 (ja) | 2009-04-30 |
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